🐱変異種:最速の5回目接種:米国の接種間隔は2か月 ― 2022年09月01日 09:34
変異種:最速の5回目接種:米国の接種間隔は2か月
(米、BA・5対応ワクチン許可 FDA、追加接種に)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c30f29b66c8eebd5584edaa3b085c16c6116e64f
「米食品医薬品局(FDA)は31日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した改良版ワクチンの緊急使用を許可」
「流行初期のウイルスとオミクロン株派生型のBA・5由来の成分を混ぜた「2価ワクチン」」
「米疾病対策センター(CDC)は9月1~2日、このワクチンを推奨するかどうかを議論する外部有識者会議を開催。CDCが推奨すれば全国で接種が始まる見通し。」
米国の動きは早い。
我が国では、これ以前に申請が出されている新古品(家畜の餌)の認可が下りていない。
でも、まあ、こういう事態は想定の範囲内だからな。
家畜の餌でも何でも、飢えて死ぬよりは(ワクチンの効果が切れて、罹患して死ぬよりは)マシと思わなければならない。
5か月とか、寝言を言っていないで、早くうたせてもらいたいもんだな・・・。
で、浮沈子が驚いたのは、この米国のピッカピカの新品ワクチンの接種間隔だ。
「これまで使われてきたワクチンを2回以上接種してから2カ月以上たった人が対象となる。」
2か月かよ!?。
従来のワクチン(武漢株をベースにした第一世代)の、本当の有効期間がどの程度なのかというのがハッキリしたわけだ。
もちろん、変異種との相性の問題があるから(つーか、ウイルスはワクチン接種による選択圧を受けて変異を続けるから)、当然と言えば当然だが、それにしても、2か月しか持たないというのはあまりと言えばあんまりだ。
メーカーや当局が、どれだけ手抜きをしてきたかということがバレバレだな。
副反応に苦しみながら、4回も接種してきた我々は、いい面の皮だ。
今年の夏は、減量を続けている関係で(減量しようとする努力は続けているが、減量自体は続いていない!?)、血圧が下がり気味で、降圧剤の用量を減らしてもらっているんだが、このニュースを読んだら血圧が上がりそうだ(そうなのかあ?)。
んでもって、家畜の餌な新古品(BA.1ベースの二価ワクチン)の認可もまだで、接種間隔は5か月とか寝言を聞かされるわけだ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
従来のワクチンの有効期間は、現在のオミクロン(BA.5)に対しては、2か月がせいぜいだ。
4回目接種の際に、高齢者やハイリスクグループ以外の一般接種を見送った当局の判断は正しかったかもしれない。
3回目うって、新しいワクチンが導入されるのを待つ。
その時は、まだ、第7波の影も形もなく、第6波の流行が収束しつつある時だからな。
対象となる変異種は、オミクロンBA.2だったけど、それに対しても限定的な効き目しかなかったんだろう。
今度の家畜の餌な新古品ワクチン(BA.1ベース)は、どれほど持つのか。
まだ、本格的な接種は始まっていない(英国が、9月5日から導入予定)。
浮沈子がうてるのは、早くても12月になってからだが、早期(早ければ今月中だそうです)にうち始めた接種者が、その頃になって、バッタバッタとブレイクスルー感染しているようでは困るな。
それでも、3か月持てば上等なのかもしれない。
ワクチンの効き目なんて、次々と変異を繰り返す新型コロナウイルスに対してはそんなもんなんだろう。
年内に5回目を終えたとしても、来年の春まで持たないことになる。
ああ、5回目をうつ前から、最速の6回目接種の心配をしなければならないのかあ?。
米国で認可された新品ワクチンは、ろくに治験も行われていないに違いない。
類似品として、テキトーに認可しているに違いないのだ(そうなのかあ?)。
製品として世の中に出回ってから状況を見て対応する。
むかし、どっかのOSメーカーが、似たようなことをやっていたような気がするけどな。
その時の対応というのが、「新しい製品はバグに対応したので、そちらを買ってください」というところまで似ている(そうなのかあ?)。
まあいい。
米国の文化というのは、そういうもんなんだろう。
転石コケを生ぜず。
(転石苔むさず)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E7%9F%B3%E8%8B%94%E3%82%80%E3%81%95%E3%81%9A
「一つの場所にも他の場所にも定着せず、常に動き回る人々は、責任や苦労から逃げている」
英国の格言が由来だそうだ。
「その後、このイギリスで主流とされる意味から「苔の無いことが良い結果である」とするアメリカで主流とされる解釈へ広がりを見せた。」
「この「苔」の捉え方の違いについては、伝統を重んじる保守的なイギリスでは、時間をかけて形成される伝統や風格を投影し、自由を尊重する改革的なアメリカでは、悪しき風習や慣例として連想しやすく、文化的背景により正反対の意味となったと考えられている」
伝統を重んじる英国では型落ち新古品ワクチン、新しがり屋の米国では新品のワクチンを導入する、か(どちらも、実績ありませんけど)。
OSやワクチンとは何の関係もないけど、何となく納得させられる気がする。
つーか、諦めるしかない。
その時うてるワクチンを最速でうち続けて、感染防止策を徹底して罹患を避けるしかないのだ。
それでも、たぶん、いつかは掴まる。
もう、どこの国も(中国とか除いて)、感染を抑止する態度を放棄しつつあるからな。
我が国も、3回のワクチン接種を条件に、帰国時のPCR検査を免除するようだ。
んなもん、従来のワクチンなんて、2か月しか持たないのにいいのかあ?(3回目接種からの期間がどの程度までという話は聞かない)。
いいんだろうな。
飛行機の中ではマスク二重にして、ひたすら耐えて帰ってくるしかない。
来年のメキシコ行きの頃は、どうなってるのかな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ファイザー、BA.5対応ワクチンを近く承認申請 接種前倒しへ)
https://mainichi.jp/articles/20220901/k00/00m/040/093000c?utm_source=newsshowcase&utm_medium=gnews&utm_campaign=CDAqEAgAKgcICjDH194KMOS91gEw69lr&utm_content=rundown
「米製薬大手ファイザーは1日、日本国内でも、製造販売の承認を厚生労働省に近く申請」
「「BA・4」「BA・5」対応の2価ワクチンが承認されれば、今後ワクチンの成分が切り替わることが想定される。」
うーん、その扱いは混乱を招くなあ。
当初から、家畜の餌は棚上げにして、ピッカピカの新品を入れさせた方がいいのではないか。
「早ければ今月中にも承認され、使用可能になる見通しが出てきた。」
大分楽観的だが、もちろん、それがいいに決まっている。
ファイザーの動きを見ると、モデルナが追従することは確実だな。
いい傾向だ。
二等国家の国民には、家畜の餌を食わせておけばいいという発想な会社なわけだから、競争させていい結果を引き出すしかない。
毎日の報道は、希望的観測に満ちているけど、他社も追随してもらいたいものだ。
ノババックスとか、出さないのかな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(米CDC BA.5対応ワクチン「推奨」勧告)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a242c60b295088a5ab1e202ffc24dc21bcb681a0
「アメリカのCDC(=疾病対策センター)は1日、新型コロナウイルスのオミクロン株「BA.5」に対応した追加接種用のワクチンの使用を推奨する勧告を出しました。」
「ファイザー製が12歳以上、モデルナ製は18歳以上で、最後の接種から少なくとも2か月あけた上で、追加接種を推奨」(CDCの諮問委員会)
「諮問委員会の結果を受け、CDCは、接種を推奨する勧告」
良くまとまったいい記事だったが、接種間隔を確認したかったので、一応元ネタに当たった。
(CDC は、最初の更新された COVID-19 ブースターを推奨します)
https://www.cdc.gov/media/releases/2022/s0901-covid-19-booster.html
「最新の COVID-19 ブースターは、最近流行している COVID-19 バリアントに対する保護を強化するように処方されています。それらは、以前のワクチン接種以降に弱まった防御を回復するのに役立ち、新しい亜種に対してより広範な防御を提供するように設計されています. この勧告は、包括的な科学的評価と確固たる科学的議論に基づいています。資格がある場合は、COVID-19 ブースターを入手するのに悪い時期はありません。入手することを強くお勧めします。」(ワレンスキーのコメント)
あれえ?、2か月の接種間隔というのは何処にも出てこないなあ・・・。
(コロナウイルス (COVID-19) 最新情報: FDA はモデルナ、ファイザー-BioNTech の二価 COVID-19 ワクチンをブースター用量として使用することを承認)
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-authorizes-moderna-pfizer-biontech-bivalent-covid-19-vaccines-use
「誰が1回のブースター用量を受け取る資格があり、いつ:
「18 歳以上の個人は、一次ワクチン接種を完了してから少なくとも 2 か月が経過している場合、または認可または承認されたワクチン接種を受けてから少なくとも 2 か月が経過している場合、Moderna COVID-19 ワクチン (二価) の追加接種を 1 回受ける資格があります。一価 COVID-19 ワクチン。 」
「12 歳以上の個人は、一次ワクチン接種を完了してから少なくとも 2 か月が経過しているか、承認された機関で最新のブースター投与を受けている場合、ファイザー ビオンテック COVID-19 ワクチン、バイバレントの 1 回のブースター投与を受ける資格があります。または承認された一価 COVID-19 ワクチン。」
ははあ、接種間隔については、FDAの方で決めてるんだ。
しかし、そんな話はN社の報道には出てこなかった気がする。
(米FDA オミクロン株対応ワクチン 追加接種の緊急使用許可)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220901/k10013797741000.html
「FDAは31日、モデルナのワクチンについては18歳以上、ファイザーなどのワクチンについては12歳以上の、それぞれ追加接種に対し、緊急使用の許可を出したと発表しました。」
同じ部分を見ているに違いないんだが、接種間隔については一切触れていない(タブーなのかあ?)。
念のため、CDCの記事も当たった。
(米CDC オミクロン株対応のワクチン 追加接種使用を正式に推奨)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799561000.html
「CDCのワレンスキー所長はこれらのワクチンを追加接種として使用することを正式に推奨すると発表しました。」
もちろん、こっちには書いていない。
ついでに、さっき上がった我が国のワクチン接種に関する記事も見てみる。
(オミクロン株対応ワクチン接種 早ければ今月半ば開始へ 厚労省)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799591000.html
「対象を2回目までを終えた12歳以上のすべての人としたうえで、早ければ今月半ばにも高齢者や医療従事者などから開始する方針」
「現在行われている4回目接種の対象となっている高齢者や医療従事者などのうち、まだ接種を受けていない人から、オミクロン株に対応したワクチンに切り替え」
おっと、慌てる乞食は貰いが少ないってかあ?。
「重症化リスクが高い人は、オミクロン株に対応したワクチンの接種を待たずに、必要なワクチンを接種するよう呼びかけ」
これって、在庫整理しようとしているように見えるけどな。
もちろん、接種開始時期が2週間程度に迫っているにも拘らず、接種間隔については触れられていない。
これは、もう、異常だ。
N社は、かなり過敏になっているに違いない(そうなのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
当面は、家畜の餌なBA.1ベースの二価ワクチンだが、可能な限り早期にBA.5ベースのピッカピカ新品ワクチンに切り替えてもらいたいものだ。
さて、今日の分科会で、接種間隔の議論はどうなったのかな・・・。
(第36回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 2022(令和4)年9月2日 資料1)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000984864.pdf
「2.本日の論点:【1】「オミクロン株対応ワクチン」の接種について
(2)2022年秋以降における「オミクロン株対応ワクチン」による予防接種について
2022年秋以降の新型コロナワクチン追加接種の諸外国の状況
接種対象者について」(資料ページ、PDFとも17ページ参照:以下同じ)
「諸外国から、2022年秋の新型コロナワクチンの追加接種方針が発表されている。」
米国の対応についても明記されている。
「ACIPの議決においては、単回の追加接種を、最後の接種から2ヵ月以上の間隔をあけて実施すべきとされている。」
英国は3か月、カナダは3か月から6か月とされている。
その前(16ページ)には、接種に対する見解とかも記載されているが、英国のJCVIのステートメントが笑えるな。
「英国ではBA.1対応型ワクチンは2022年秋に使用可能となる見込み。BA.4/5対応型ワクチンは2022年秋に使用できるようになる可能性は低く、順次検討される。BA.4/5対応型ワクチンが潜在的に利用可能になる可能性があるからといって、秋のプログラムを遅らせるべきではない。」
厚労省は、どーせ、これに追随したんだろう。
ネコの目のように変わる情勢に振り回される二等国家(そうなのかあ?)。
20ページ、21ページには、目的や対象者、自治体の対応が記載されているけど、肝心の接種間隔については未記載だ(浮沈子が見落としてなければ)。
やれやれ・・・。
「・・・期待される効果及び目的について、国民に情報提供していくことが必要ではないか。」
まあ、それも必要だろうけど、接種間隔についても、情報提供してもらいたいもんだな・・・。
腫れ物に触るような対応だなあ。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(厚労省、最新ワクチンの接種検討 オミクロン系統の「BA.5」対応)
https://www.asahi.com/articles/ASQ9173DCQ91UTFL01G.html
「BA.5と、初期に流行した従来株どちらにも対応する「2価ワクチン」」
極めて誤解を生む記述のような気がするんだがな。
そりゃあ、二価ワクチンの定義としてはいいかも知れないけど、既に世の中に存在しない武漢株に対応するために開発したわけじゃないだろう。
まあいい。
毎日が報じていた、ファイザーのピッカピカの新品ワクチンについての報道が他社からも出た(しかも、厚労省幹部のコメント付き!)。
「ファイザー社は9月1日、近く日本でも有効性と安全性について薬事審査の承認を申請すると発表した。厚労省幹部によると、申請の時期次第で、10月中にも承認され、使用できる可能性があるという。」
浮沈子がうつ頃には、新品ワクチンに差し替えられている可能性もある(希望的観測)。
どーせ、6回目の接種間隔なんて、また、前回から5か月とか言い出すに決まってるんだから、少しでも持ちがよさそうなワクチンをうっておきたいものだ・・・。
(米、BA・5対応ワクチン許可 FDA、追加接種に)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c30f29b66c8eebd5584edaa3b085c16c6116e64f
「米食品医薬品局(FDA)は31日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した改良版ワクチンの緊急使用を許可」
「流行初期のウイルスとオミクロン株派生型のBA・5由来の成分を混ぜた「2価ワクチン」」
「米疾病対策センター(CDC)は9月1~2日、このワクチンを推奨するかどうかを議論する外部有識者会議を開催。CDCが推奨すれば全国で接種が始まる見通し。」
米国の動きは早い。
我が国では、これ以前に申請が出されている新古品(家畜の餌)の認可が下りていない。
でも、まあ、こういう事態は想定の範囲内だからな。
家畜の餌でも何でも、飢えて死ぬよりは(ワクチンの効果が切れて、罹患して死ぬよりは)マシと思わなければならない。
5か月とか、寝言を言っていないで、早くうたせてもらいたいもんだな・・・。
で、浮沈子が驚いたのは、この米国のピッカピカの新品ワクチンの接種間隔だ。
「これまで使われてきたワクチンを2回以上接種してから2カ月以上たった人が対象となる。」
2か月かよ!?。
従来のワクチン(武漢株をベースにした第一世代)の、本当の有効期間がどの程度なのかというのがハッキリしたわけだ。
もちろん、変異種との相性の問題があるから(つーか、ウイルスはワクチン接種による選択圧を受けて変異を続けるから)、当然と言えば当然だが、それにしても、2か月しか持たないというのはあまりと言えばあんまりだ。
メーカーや当局が、どれだけ手抜きをしてきたかということがバレバレだな。
副反応に苦しみながら、4回も接種してきた我々は、いい面の皮だ。
今年の夏は、減量を続けている関係で(減量しようとする努力は続けているが、減量自体は続いていない!?)、血圧が下がり気味で、降圧剤の用量を減らしてもらっているんだが、このニュースを読んだら血圧が上がりそうだ(そうなのかあ?)。
んでもって、家畜の餌な新古品(BA.1ベースの二価ワクチン)の認可もまだで、接種間隔は5か月とか寝言を聞かされるわけだ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
従来のワクチンの有効期間は、現在のオミクロン(BA.5)に対しては、2か月がせいぜいだ。
4回目接種の際に、高齢者やハイリスクグループ以外の一般接種を見送った当局の判断は正しかったかもしれない。
3回目うって、新しいワクチンが導入されるのを待つ。
その時は、まだ、第7波の影も形もなく、第6波の流行が収束しつつある時だからな。
対象となる変異種は、オミクロンBA.2だったけど、それに対しても限定的な効き目しかなかったんだろう。
今度の家畜の餌な新古品ワクチン(BA.1ベース)は、どれほど持つのか。
まだ、本格的な接種は始まっていない(英国が、9月5日から導入予定)。
浮沈子がうてるのは、早くても12月になってからだが、早期(早ければ今月中だそうです)にうち始めた接種者が、その頃になって、バッタバッタとブレイクスルー感染しているようでは困るな。
それでも、3か月持てば上等なのかもしれない。
ワクチンの効き目なんて、次々と変異を繰り返す新型コロナウイルスに対してはそんなもんなんだろう。
年内に5回目を終えたとしても、来年の春まで持たないことになる。
ああ、5回目をうつ前から、最速の6回目接種の心配をしなければならないのかあ?。
米国で認可された新品ワクチンは、ろくに治験も行われていないに違いない。
類似品として、テキトーに認可しているに違いないのだ(そうなのかあ?)。
製品として世の中に出回ってから状況を見て対応する。
むかし、どっかのOSメーカーが、似たようなことをやっていたような気がするけどな。
その時の対応というのが、「新しい製品はバグに対応したので、そちらを買ってください」というところまで似ている(そうなのかあ?)。
まあいい。
米国の文化というのは、そういうもんなんだろう。
転石コケを生ぜず。
(転石苔むさず)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E7%9F%B3%E8%8B%94%E3%82%80%E3%81%95%E3%81%9A
「一つの場所にも他の場所にも定着せず、常に動き回る人々は、責任や苦労から逃げている」
英国の格言が由来だそうだ。
「その後、このイギリスで主流とされる意味から「苔の無いことが良い結果である」とするアメリカで主流とされる解釈へ広がりを見せた。」
「この「苔」の捉え方の違いについては、伝統を重んじる保守的なイギリスでは、時間をかけて形成される伝統や風格を投影し、自由を尊重する改革的なアメリカでは、悪しき風習や慣例として連想しやすく、文化的背景により正反対の意味となったと考えられている」
伝統を重んじる英国では型落ち新古品ワクチン、新しがり屋の米国では新品のワクチンを導入する、か(どちらも、実績ありませんけど)。
OSやワクチンとは何の関係もないけど、何となく納得させられる気がする。
つーか、諦めるしかない。
その時うてるワクチンを最速でうち続けて、感染防止策を徹底して罹患を避けるしかないのだ。
それでも、たぶん、いつかは掴まる。
もう、どこの国も(中国とか除いて)、感染を抑止する態度を放棄しつつあるからな。
我が国も、3回のワクチン接種を条件に、帰国時のPCR検査を免除するようだ。
んなもん、従来のワクチンなんて、2か月しか持たないのにいいのかあ?(3回目接種からの期間がどの程度までという話は聞かない)。
いいんだろうな。
飛行機の中ではマスク二重にして、ひたすら耐えて帰ってくるしかない。
来年のメキシコ行きの頃は、どうなってるのかな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ファイザー、BA.5対応ワクチンを近く承認申請 接種前倒しへ)
https://mainichi.jp/articles/20220901/k00/00m/040/093000c?utm_source=newsshowcase&utm_medium=gnews&utm_campaign=CDAqEAgAKgcICjDH194KMOS91gEw69lr&utm_content=rundown
「米製薬大手ファイザーは1日、日本国内でも、製造販売の承認を厚生労働省に近く申請」
「「BA・4」「BA・5」対応の2価ワクチンが承認されれば、今後ワクチンの成分が切り替わることが想定される。」
うーん、その扱いは混乱を招くなあ。
当初から、家畜の餌は棚上げにして、ピッカピカの新品を入れさせた方がいいのではないか。
「早ければ今月中にも承認され、使用可能になる見通しが出てきた。」
大分楽観的だが、もちろん、それがいいに決まっている。
ファイザーの動きを見ると、モデルナが追従することは確実だな。
いい傾向だ。
二等国家の国民には、家畜の餌を食わせておけばいいという発想な会社なわけだから、競争させていい結果を引き出すしかない。
毎日の報道は、希望的観測に満ちているけど、他社も追随してもらいたいものだ。
ノババックスとか、出さないのかな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(米CDC BA.5対応ワクチン「推奨」勧告)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a242c60b295088a5ab1e202ffc24dc21bcb681a0
「アメリカのCDC(=疾病対策センター)は1日、新型コロナウイルスのオミクロン株「BA.5」に対応した追加接種用のワクチンの使用を推奨する勧告を出しました。」
「ファイザー製が12歳以上、モデルナ製は18歳以上で、最後の接種から少なくとも2か月あけた上で、追加接種を推奨」(CDCの諮問委員会)
「諮問委員会の結果を受け、CDCは、接種を推奨する勧告」
良くまとまったいい記事だったが、接種間隔を確認したかったので、一応元ネタに当たった。
(CDC は、最初の更新された COVID-19 ブースターを推奨します)
https://www.cdc.gov/media/releases/2022/s0901-covid-19-booster.html
「最新の COVID-19 ブースターは、最近流行している COVID-19 バリアントに対する保護を強化するように処方されています。それらは、以前のワクチン接種以降に弱まった防御を回復するのに役立ち、新しい亜種に対してより広範な防御を提供するように設計されています. この勧告は、包括的な科学的評価と確固たる科学的議論に基づいています。資格がある場合は、COVID-19 ブースターを入手するのに悪い時期はありません。入手することを強くお勧めします。」(ワレンスキーのコメント)
あれえ?、2か月の接種間隔というのは何処にも出てこないなあ・・・。
(コロナウイルス (COVID-19) 最新情報: FDA はモデルナ、ファイザー-BioNTech の二価 COVID-19 ワクチンをブースター用量として使用することを承認)
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-authorizes-moderna-pfizer-biontech-bivalent-covid-19-vaccines-use
「誰が1回のブースター用量を受け取る資格があり、いつ:
「18 歳以上の個人は、一次ワクチン接種を完了してから少なくとも 2 か月が経過している場合、または認可または承認されたワクチン接種を受けてから少なくとも 2 か月が経過している場合、Moderna COVID-19 ワクチン (二価) の追加接種を 1 回受ける資格があります。一価 COVID-19 ワクチン。 」
「12 歳以上の個人は、一次ワクチン接種を完了してから少なくとも 2 か月が経過しているか、承認された機関で最新のブースター投与を受けている場合、ファイザー ビオンテック COVID-19 ワクチン、バイバレントの 1 回のブースター投与を受ける資格があります。または承認された一価 COVID-19 ワクチン。」
ははあ、接種間隔については、FDAの方で決めてるんだ。
しかし、そんな話はN社の報道には出てこなかった気がする。
(米FDA オミクロン株対応ワクチン 追加接種の緊急使用許可)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220901/k10013797741000.html
「FDAは31日、モデルナのワクチンについては18歳以上、ファイザーなどのワクチンについては12歳以上の、それぞれ追加接種に対し、緊急使用の許可を出したと発表しました。」
同じ部分を見ているに違いないんだが、接種間隔については一切触れていない(タブーなのかあ?)。
念のため、CDCの記事も当たった。
(米CDC オミクロン株対応のワクチン 追加接種使用を正式に推奨)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799561000.html
「CDCのワレンスキー所長はこれらのワクチンを追加接種として使用することを正式に推奨すると発表しました。」
もちろん、こっちには書いていない。
ついでに、さっき上がった我が国のワクチン接種に関する記事も見てみる。
(オミクロン株対応ワクチン接種 早ければ今月半ば開始へ 厚労省)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799591000.html
「対象を2回目までを終えた12歳以上のすべての人としたうえで、早ければ今月半ばにも高齢者や医療従事者などから開始する方針」
「現在行われている4回目接種の対象となっている高齢者や医療従事者などのうち、まだ接種を受けていない人から、オミクロン株に対応したワクチンに切り替え」
おっと、慌てる乞食は貰いが少ないってかあ?。
「重症化リスクが高い人は、オミクロン株に対応したワクチンの接種を待たずに、必要なワクチンを接種するよう呼びかけ」
これって、在庫整理しようとしているように見えるけどな。
もちろん、接種開始時期が2週間程度に迫っているにも拘らず、接種間隔については触れられていない。
これは、もう、異常だ。
N社は、かなり過敏になっているに違いない(そうなのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
当面は、家畜の餌なBA.1ベースの二価ワクチンだが、可能な限り早期にBA.5ベースのピッカピカ新品ワクチンに切り替えてもらいたいものだ。
さて、今日の分科会で、接種間隔の議論はどうなったのかな・・・。
(第36回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 2022(令和4)年9月2日 資料1)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000984864.pdf
「2.本日の論点:【1】「オミクロン株対応ワクチン」の接種について
(2)2022年秋以降における「オミクロン株対応ワクチン」による予防接種について
2022年秋以降の新型コロナワクチン追加接種の諸外国の状況
接種対象者について」(資料ページ、PDFとも17ページ参照:以下同じ)
「諸外国から、2022年秋の新型コロナワクチンの追加接種方針が発表されている。」
米国の対応についても明記されている。
「ACIPの議決においては、単回の追加接種を、最後の接種から2ヵ月以上の間隔をあけて実施すべきとされている。」
英国は3か月、カナダは3か月から6か月とされている。
その前(16ページ)には、接種に対する見解とかも記載されているが、英国のJCVIのステートメントが笑えるな。
「英国ではBA.1対応型ワクチンは2022年秋に使用可能となる見込み。BA.4/5対応型ワクチンは2022年秋に使用できるようになる可能性は低く、順次検討される。BA.4/5対応型ワクチンが潜在的に利用可能になる可能性があるからといって、秋のプログラムを遅らせるべきではない。」
厚労省は、どーせ、これに追随したんだろう。
ネコの目のように変わる情勢に振り回される二等国家(そうなのかあ?)。
20ページ、21ページには、目的や対象者、自治体の対応が記載されているけど、肝心の接種間隔については未記載だ(浮沈子が見落としてなければ)。
やれやれ・・・。
「・・・期待される効果及び目的について、国民に情報提供していくことが必要ではないか。」
まあ、それも必要だろうけど、接種間隔についても、情報提供してもらいたいもんだな・・・。
腫れ物に触るような対応だなあ。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(厚労省、最新ワクチンの接種検討 オミクロン系統の「BA.5」対応)
https://www.asahi.com/articles/ASQ9173DCQ91UTFL01G.html
「BA.5と、初期に流行した従来株どちらにも対応する「2価ワクチン」」
極めて誤解を生む記述のような気がするんだがな。
そりゃあ、二価ワクチンの定義としてはいいかも知れないけど、既に世の中に存在しない武漢株に対応するために開発したわけじゃないだろう。
まあいい。
毎日が報じていた、ファイザーのピッカピカの新品ワクチンについての報道が他社からも出た(しかも、厚労省幹部のコメント付き!)。
「ファイザー社は9月1日、近く日本でも有効性と安全性について薬事審査の承認を申請すると発表した。厚労省幹部によると、申請の時期次第で、10月中にも承認され、使用できる可能性があるという。」
浮沈子がうつ頃には、新品ワクチンに差し替えられている可能性もある(希望的観測)。
どーせ、6回目の接種間隔なんて、また、前回から5か月とか言い出すに決まってるんだから、少しでも持ちがよさそうなワクチンをうっておきたいものだ・・・。
🐱SLS:アルテミス1延期:NASAの体質 ― 2022年09月02日 04:42
SLS:アルテミス1延期:NASAの体質
エンジンのブリードテストが上手くいかず、他の原因も絡んで打ち上げが延期された話は既に書いた。
(SLS:打ち上げ延期)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2022/08/30/9522005
「打ち上げディレクターは、EDT の午前 8 時 34 分頃に、本日のアルテミス I の打ち上げの試みを中止しました。」
追記が多くなってきたので、新しい稿を起こす。
(エンジニアはスクラブ後にデータを評価し、ミッション マネージャーは火曜日の午後にミーティングを行います)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/08/29/engineers-assess-data-after-scrub-mission-managers-to-meet-tuesday-afternoon/
「エンジニアは、ロケットのエンジンをリフトオフ時にエンジンを始動するために必要な適切な温度範囲にすることができず、2 時間の打ち上げウィンドウで時間を使い果たした」
浮沈子は、3番エンジンだけが問題なのかと思っていたが、どうやらそうではなさそうだ。
このことは、スペースフライトナウの記事を読んで、明確に認識した。
(NASA は、次の月面ロケット打ち上げの試みで土曜日を目標にしています)
https://spaceflightnow.com/2022/08/30/nasa-targets-saturday-for-next-moon-rocket-launch-attempt/
「コア ステージ タンクが満たされ、補充されると、液体酸素と水素がエンジンの配管内を循環し始め、推進剤の超低温に調整されました。」
「しかし、どのエンジンも華氏マイナス 420 度の目標温度に達しませんでした。」
「エンジン 1、2、4 は約 -410 度に達しましたが、エンジン No. 3 は約 -380 度にしか達しませんでした。トラブルシューティング中に、エンジニアはすべての水素冷却液をエンジン 3 に流用しましたが、それでも計画された動作温度に達しませんでした。」
なんと!。
許容範囲なのかもしれないけど、他のエンジンもクリアしたわけではないのだ。
ひょっとしたら、温度センサーからの信号を処理する過程で、何かがトラブっているのかも知れないじゃないの!。
「エンジン 3 からの測定値の原因はセンサーの故障ではないかとエンジニアは疑っていると述べました。圧力測定値やその他のデータは、良好な冷却を示しています。」
「センサーの振る舞いは、状況の物理学と一致していません」
「そのため、すべてのエンジンを冷やしたかどうかについて十分な情報に基づいた決定を下すために使用しなければならない他のすべてのデータを調べます。」
そんなことをしなければ、このロケットは飛ばせないのか。
「チームはデータを精査し、飛行の理論的根拠を構築している最中です」
センサーの取り付け位置、その性能、耐久性や信頼性は、設計段階や要素技術試験、それこそ、ステニスでのグリーンランで確認されているはずだ。
打ち上げ時のチルダウン(エンジン冷却)の手順も、液体水素の温度(華氏マイナス423度だそうです:初出のNASAブログの記事より)や、配管の熱容量、冷却時間を基に設定したはずだし、もちろん、こんな土壇場になる前に、それなりの実地テストは行っているに違いない(未確認)。
だとすれば、どこかで何か想定外の事象が起きていることになる。
このブログでもどこかで書いたけど、この打ち上げは、アルテミス1の打ち上げであると同時に、ハードウェアとしてのSLS初の打ち上げでもある。
今後、何十年か使っていくだろう米国の主要打ち上げロケットのテストでもあるわけだ。
その打上げ手順を確立するための重要な時に、センサーの値が信じられずに、怪しげな「飛行の理論的根拠」を、付け焼刃ででっち上げるなどということをしていていーのかあ?。
このことについては、SLS批判の急先鋒であるエリックバーガーもしつこく指摘している。
(故障したセンサーがNASAの巨大なSLSロケットの打ち上げを妨げた可能性があります)
https://arstechnica.com/science/2022/08/nasa-will-make-second-attempt-to-launch-the-sls-rocket-on-saturday/
「エンジンが実際には周囲温度から必要なレベル近くまで冷却されたと信じているが、故障した温度センサーによって適切に測定されていなかった」
「センサーの動作は、状況の物理学と一致していません。」
「故障した温度センサーに対処するための飛行の根拠に満足している場合、当局は木曜日にカウントダウンを開始します.」
「NASA は、その飛行原理に高い信頼がなければ、SLS ロケットを打ち上げることはなかったでしょう。」
その「飛行の根拠」とやらに、センサーの読み取り値よりも高い信頼を置くことが出来なければ、うち上げられることはない(そうなのかあ?)。
NASAは、合計500億ドルも投じて、そんなロケットを開発したんだろうか。
そして、まあ、今後改良されるかどうかは分からないけど、当てにならないセンサーの値を誤魔化し誤魔化し飛ばすことになるんだろうか。
浮沈子の記憶が確かならば、B社のジェット旅客機についても、似たような話があったような気がする。
どこかのスイッチの表示と実態が乖離したままリリースされ、マニュアルにちょろっと書かれているだけで、そのまま運行に供されていた(その後改善されたかどうかは知りません)。
一般消費者ではなく、プロフェッショナルが扱う機材だから、まあ、パーシャルにはそういうことがあるのかも知れないけど、乗客としてはあまり気持ちがいい話ではない。
そうなのだ。
このロケットには人が乗るのだ!。
一連のテスト(グリーンラン、WDR、今回の打ち上げ延期)で感じている違和感の本質はここにある。
このロケットが、有人の乗り物であるという点、壮大な無駄と分かっていながら、使い捨てとして開発された経緯、前任のスペースシャトルの2度に渡る大事故、その度に指摘されたNASAの体質、エトセエトセ・・・。
今、再び、スペースシャトルと同じわだちにハマってしまっているのではないかという漠たる不安・・・
むろん、今回の打ち上げは無人で行われる。
エンジンが適切に冷却されておらず、点火と同時に熱的ショックで爆発し、膨大な推進剤に点火して発射台もろとも木っ端微塵になったとしても、おそらく、けが人一人出ることはないだろう。
安心だ・・・。
が、そうなのかあ?。
アルスの記事によれば、アルテミス1の機体が吹っ飛んでしまえば、それを代替する無人打ち上げの機体はないそうだ。
スターライナーのOFT-2に当たる打ち上げテストは、アルテミスでは一切想定されていないのだ。
次はいきなり、アルテミス2になる(そんなあ!)。
そう、このロケットと、今回ペイロードとして搭載されているオリオン宇宙船は、いずれも有人ロケット、有人宇宙船(宇宙船と言ったら、有人のものを指すらしい:無人のものは宇宙機という)なわけだ。
2度の大事故を起こして退役を余儀なくされたスペースシャトルの後継として、安全第一に開発されたロケットにも拘らず、その最初の打ち上げで、何やら姑息なことを企んでいる。
そんなことでいいんだろうか?。
確かに、センサーの読み取り値が状況を的確に表していないという可能性はある。
センサーそのものの特性(良・不良含む)、適切な設置条件(周囲温度や振動、湿度、その他の環境)、計測している場所、計測条件(反応までの時間とか温度差とか)、センサーからの信号を受けて温度情報として処理する系のバグ、さらに、リモートで取得する際の通信や、システムに値として取り込む際の処理の誤り(ある条件下では、エラーとして弾かれるとか)、エトセエトセだな。
センサー周りの断熱の問題があるのかも知れない。
そういうことなら、そっちを改善するのが筋だろう。
しかも、こんな土壇場になってからじゃなく。
4台のエンジンのいずれもが、目標値に達しなかったというのは大いに問題だな。
特定の1台だけの話ではないのだ。
それを、怪しげな解釈で誤魔化そうとしている(少なくとも、素人目にはそう映る)。
いいだろう、次回の有人打ち上げであるアルテミス2(2024年以降)の時にも、同じ手順で、同じ様にセンサーの値を信じないで「飛行の根拠」を信じて飛ばすつもりなら、そうすればいい。
ロケットがうち上げれて、発射台を離れてしまったら、出来ることは限られている。
今ならまだ間に合う。
「飛行の理論的根拠」とやらが出来上がらず、グリーンランでは上手くいった早めのチルダウン(エンジンブリード)でも十分に下がらず、仕方なくVABに引っ込めて作業せざるを得なくなるかも知れない。
もっとも、それはそれで、新たなリスクを抱える。
お偉いさんの予定が狂うとか、そういう話は棚上げにするとしても、運搬中の振動やら何やらで、また、水素配管系が緩むとか、そもそも、適正な位置に温度センサーが付けられていなかったりすれば、根本から見直して改良しなければならないとか、今は、なんとか誤魔化せているその他のトラブルが表面化するとか、どこにも出てこなくなった水素タンクのダンプバルブのトラブルとか(あれって、どーなっちまったんだろう?)。
推進剤の出し入れに伴う劣化は、VABに引っ込めようが発射台でこのまま行おうが同じだ。
おそらく、アルテミス1の機体には、他にも技術的な問題が山ほどあることが分かっているに違いない。
それらは、アルテミス2までに改善すればいいと思っている(たぶん)。
SLSは使い捨てだ。
うち上げてしまいさえすれば、海の藻屑となって回収されることはない。
見えない瑕疵があったとしても、バレる気遣いはないのだ。
手抜き、見落とし、ネグったチョンボは消えてなくなる。
ひょっとしたら、改善なんてされないで、何らかの形で表面化するまで、それらのネガを抱えたまま飛び続けることになるかも知れない。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
一点の曇りもなく飛ばすことが出来なければ、そのロケットは必ず壊れる。
(Test Like You Fly, Fly Like You Test)
https://www.gantner-instruments.com/blog/test-like-you-fly-fly-like-you-test/
「ロケット業界には「Test Like You Fly, Fly Like You Test」という格言があります。」
ロケットエンジンに関する記事だが、ここはもう一度基本に立ち返り、懸念を払拭すべきではないのか。
その結果、アルテミス1が繰り返された推進剤の充填やVABと発射台との往復で劣化した挙句に飛べなくなり、コアステージを新たに作らなければならなくなったとしても、それはそれで仕方ないではないか。
センサーの値が信じられないから、それに代わる屁理屈をでっち上げるなどというのは本末転倒、邪道の極みだ。
今回は無人の打ち上げだから、リスクを取ることが出来る。
そう割り切って飛ばすなら、それはそれでいい。
発射台ごと吹っ飛んだとしても、贖いはつく。
まあ、相当高くつくだろうが、命の値段よりは安いだろう。
そんでもって、アルテミス2の前に、アルテミス1.5を飛ばすつもりなら、それも一つの選択だ。
分かりやすい。
スペースシャトルの時には、そうしなかったからな。
軌道飛行はいきなり有人で行い、隠れた瑕疵を抱えたまま飛ばし続けた。
宇宙開発には、一般には受け入れられないリスクが伴っている。
既に、金を取って物見遊山する宇宙旅行も行われているけど、SLSは初物だ。
何が起こるか分からない。
もちろん、ニューグレンなどの弾道飛行だって何が起こるかは分からないし、クルードラゴンなんてバンジージャンプの何百倍ものリスクを抱えて飛んでいる(未確認)。
一寸先は闇の宇宙開発。
現地時間土曜日の打ち上げが成功するかどうかは、運次第だ。
その幸運に恵まれた成功が、次の失敗の温床になるかも知れない。
成功すれば、次は有人打ち上げだからな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(Artemis I Launch Update: ミッション管理チームが 9 月 3 日に「ゴー」を与える)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/01/artemis-i-launch-update-mission-management-team-gives-go-for-sept-3/
「チームは、コア ステージの液体水素高速充填フェーズ中のカウントダウンの約 30 ~ 45 分前に、キック スタート ブリード テストとも呼ばれるエンジンを冷却する手順を調整します。」
さらっとしたもんだな。
(NASAは、アルテミス1月ミッションの土曜日の打ち上げの試みを進めています)
https://spaceflightnow.com/2022/09/01/nasa-proceeding-with-saturday-launch-attempt-for-artemis-1-moon-mission/
「数日間の分析と改訂されたカウントダウン タイムラインにより、NASA の管理者は、土曜日に別のカウントダウンに進むための「飛行の根拠」を作成するのに十分な自信を得ることができました。」
いやあ、浮沈子はヤバいと思うんだがな。
「NASA のエンジニアは、スペース ローンチ システムの月面ロケットに超低温の推進剤を搭載するスケジュールも調整しました。これにより、極低温液体水素をブリード ラインに流し、コア ステージの下部にある 4 つのメイン エンジンを熱的に調整する時間を増やすことができます。」
これはプロセスの改善であって、結果の検証ではない。
「私たちは、エンジンを通過する高品質の液体水素があることを疑いの余地なく確信しています」
「私たちはさまざまな理由でエンジンを冷やしていますが、主な理由は高圧ターボポンプのベアリングのためです」
「その高圧ターボポンプのベアリングは、液体ほど冷たい必要はありませんが、冷たくなければなりません。そして、液体が通過していることがわかれば、その温度であることがわかります。」
「センサーに問題があったことはわかっています」
それは、グリーンランでも分かっていたのではないのかあ?。
重要な記述も見られる。
「エンジンの抽気システムは、今年初めに行われた SLS 月ロケットの一連のカウントダウン リハーサルで十分にテストされていませんでした。6月のカウントダウンテスト中にブリードラインに関連するコネクタが漏れ、打ち上げチームはそのリハーサル中にブリードシステムを迂回しました.」
やっぱ、やらなかったのかあ・・・。
「水素燃料が液体としてエンジンに到達し、抽気システムで沸騰しないことがわかっていれば、打ち上げチームはエンジンの温度について確信を持てるようになるという。冷たい液体がブリード ラインを一定時間流れると、エンジニアは RS-25 コア ステージ エンジンが適切な温度になっていることがわかります。」
それは、まあ、確かにそうとも言える。
「ロケットに搭載されたコンピューターは、T マイナス 30 秒でカウントダウンを制御し、点火前にエンジンが適切な温度と圧力のパラメーター (「スタート ボックス」と呼ばれる) 内にない場合、カウントダウンを停止するように設計されています。」
浮沈子は、止まる方に一票だな。
それとも、迂回措置を掛けるつもりなんだろうか(ヤバいんじゃね?)。
例の水素タンクのベントバルブについての言及もある。
「月曜日のカウントダウン中に「タンク間」セクション近くのベントバルブシステムで断続的な漏れが発見されましたが、システムは極低温にさらされると自然に密閉され、シールが収縮して再着座する可能性があります.」
これも、運を天に任せるわけだ。
確認しておこう。
アルテミス1は、当初の設計と運用手順の数々を無視して、運任せで飛ばそうとしている。
「NASA のアルテミス 1 ミッション マネージャーであるマイク サラフィン氏は、当局は今週末のカウントダウンに向けてリスクが「わずかに増加」することを受け入れることに同意したと述べました。」
「私たちは、そこでの飛行の合理性とリスク受容に満足しています。」
開き直りだなあ・・・。
まあいい。
そのツケは、全てアルテミス2に回ってくる。
天候が荒れて、打ち上げ中止になって、VABに引き下がるのを祈るしかないか・・・。
エンジンのブリードテストが上手くいかず、他の原因も絡んで打ち上げが延期された話は既に書いた。
(SLS:打ち上げ延期)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2022/08/30/9522005
「打ち上げディレクターは、EDT の午前 8 時 34 分頃に、本日のアルテミス I の打ち上げの試みを中止しました。」
追記が多くなってきたので、新しい稿を起こす。
(エンジニアはスクラブ後にデータを評価し、ミッション マネージャーは火曜日の午後にミーティングを行います)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/08/29/engineers-assess-data-after-scrub-mission-managers-to-meet-tuesday-afternoon/
「エンジニアは、ロケットのエンジンをリフトオフ時にエンジンを始動するために必要な適切な温度範囲にすることができず、2 時間の打ち上げウィンドウで時間を使い果たした」
浮沈子は、3番エンジンだけが問題なのかと思っていたが、どうやらそうではなさそうだ。
このことは、スペースフライトナウの記事を読んで、明確に認識した。
(NASA は、次の月面ロケット打ち上げの試みで土曜日を目標にしています)
https://spaceflightnow.com/2022/08/30/nasa-targets-saturday-for-next-moon-rocket-launch-attempt/
「コア ステージ タンクが満たされ、補充されると、液体酸素と水素がエンジンの配管内を循環し始め、推進剤の超低温に調整されました。」
「しかし、どのエンジンも華氏マイナス 420 度の目標温度に達しませんでした。」
「エンジン 1、2、4 は約 -410 度に達しましたが、エンジン No. 3 は約 -380 度にしか達しませんでした。トラブルシューティング中に、エンジニアはすべての水素冷却液をエンジン 3 に流用しましたが、それでも計画された動作温度に達しませんでした。」
なんと!。
許容範囲なのかもしれないけど、他のエンジンもクリアしたわけではないのだ。
ひょっとしたら、温度センサーからの信号を処理する過程で、何かがトラブっているのかも知れないじゃないの!。
「エンジン 3 からの測定値の原因はセンサーの故障ではないかとエンジニアは疑っていると述べました。圧力測定値やその他のデータは、良好な冷却を示しています。」
「センサーの振る舞いは、状況の物理学と一致していません」
「そのため、すべてのエンジンを冷やしたかどうかについて十分な情報に基づいた決定を下すために使用しなければならない他のすべてのデータを調べます。」
そんなことをしなければ、このロケットは飛ばせないのか。
「チームはデータを精査し、飛行の理論的根拠を構築している最中です」
センサーの取り付け位置、その性能、耐久性や信頼性は、設計段階や要素技術試験、それこそ、ステニスでのグリーンランで確認されているはずだ。
打ち上げ時のチルダウン(エンジン冷却)の手順も、液体水素の温度(華氏マイナス423度だそうです:初出のNASAブログの記事より)や、配管の熱容量、冷却時間を基に設定したはずだし、もちろん、こんな土壇場になる前に、それなりの実地テストは行っているに違いない(未確認)。
だとすれば、どこかで何か想定外の事象が起きていることになる。
このブログでもどこかで書いたけど、この打ち上げは、アルテミス1の打ち上げであると同時に、ハードウェアとしてのSLS初の打ち上げでもある。
今後、何十年か使っていくだろう米国の主要打ち上げロケットのテストでもあるわけだ。
その打上げ手順を確立するための重要な時に、センサーの値が信じられずに、怪しげな「飛行の理論的根拠」を、付け焼刃ででっち上げるなどということをしていていーのかあ?。
このことについては、SLS批判の急先鋒であるエリックバーガーもしつこく指摘している。
(故障したセンサーがNASAの巨大なSLSロケットの打ち上げを妨げた可能性があります)
https://arstechnica.com/science/2022/08/nasa-will-make-second-attempt-to-launch-the-sls-rocket-on-saturday/
「エンジンが実際には周囲温度から必要なレベル近くまで冷却されたと信じているが、故障した温度センサーによって適切に測定されていなかった」
「センサーの動作は、状況の物理学と一致していません。」
「故障した温度センサーに対処するための飛行の根拠に満足している場合、当局は木曜日にカウントダウンを開始します.」
「NASA は、その飛行原理に高い信頼がなければ、SLS ロケットを打ち上げることはなかったでしょう。」
その「飛行の根拠」とやらに、センサーの読み取り値よりも高い信頼を置くことが出来なければ、うち上げられることはない(そうなのかあ?)。
NASAは、合計500億ドルも投じて、そんなロケットを開発したんだろうか。
そして、まあ、今後改良されるかどうかは分からないけど、当てにならないセンサーの値を誤魔化し誤魔化し飛ばすことになるんだろうか。
浮沈子の記憶が確かならば、B社のジェット旅客機についても、似たような話があったような気がする。
どこかのスイッチの表示と実態が乖離したままリリースされ、マニュアルにちょろっと書かれているだけで、そのまま運行に供されていた(その後改善されたかどうかは知りません)。
一般消費者ではなく、プロフェッショナルが扱う機材だから、まあ、パーシャルにはそういうことがあるのかも知れないけど、乗客としてはあまり気持ちがいい話ではない。
そうなのだ。
このロケットには人が乗るのだ!。
一連のテスト(グリーンラン、WDR、今回の打ち上げ延期)で感じている違和感の本質はここにある。
このロケットが、有人の乗り物であるという点、壮大な無駄と分かっていながら、使い捨てとして開発された経緯、前任のスペースシャトルの2度に渡る大事故、その度に指摘されたNASAの体質、エトセエトセ・・・。
今、再び、スペースシャトルと同じわだちにハマってしまっているのではないかという漠たる不安・・・
むろん、今回の打ち上げは無人で行われる。
エンジンが適切に冷却されておらず、点火と同時に熱的ショックで爆発し、膨大な推進剤に点火して発射台もろとも木っ端微塵になったとしても、おそらく、けが人一人出ることはないだろう。
安心だ・・・。
が、そうなのかあ?。
アルスの記事によれば、アルテミス1の機体が吹っ飛んでしまえば、それを代替する無人打ち上げの機体はないそうだ。
スターライナーのOFT-2に当たる打ち上げテストは、アルテミスでは一切想定されていないのだ。
次はいきなり、アルテミス2になる(そんなあ!)。
そう、このロケットと、今回ペイロードとして搭載されているオリオン宇宙船は、いずれも有人ロケット、有人宇宙船(宇宙船と言ったら、有人のものを指すらしい:無人のものは宇宙機という)なわけだ。
2度の大事故を起こして退役を余儀なくされたスペースシャトルの後継として、安全第一に開発されたロケットにも拘らず、その最初の打ち上げで、何やら姑息なことを企んでいる。
そんなことでいいんだろうか?。
確かに、センサーの読み取り値が状況を的確に表していないという可能性はある。
センサーそのものの特性(良・不良含む)、適切な設置条件(周囲温度や振動、湿度、その他の環境)、計測している場所、計測条件(反応までの時間とか温度差とか)、センサーからの信号を受けて温度情報として処理する系のバグ、さらに、リモートで取得する際の通信や、システムに値として取り込む際の処理の誤り(ある条件下では、エラーとして弾かれるとか)、エトセエトセだな。
センサー周りの断熱の問題があるのかも知れない。
そういうことなら、そっちを改善するのが筋だろう。
しかも、こんな土壇場になってからじゃなく。
4台のエンジンのいずれもが、目標値に達しなかったというのは大いに問題だな。
特定の1台だけの話ではないのだ。
それを、怪しげな解釈で誤魔化そうとしている(少なくとも、素人目にはそう映る)。
いいだろう、次回の有人打ち上げであるアルテミス2(2024年以降)の時にも、同じ手順で、同じ様にセンサーの値を信じないで「飛行の根拠」を信じて飛ばすつもりなら、そうすればいい。
ロケットがうち上げれて、発射台を離れてしまったら、出来ることは限られている。
今ならまだ間に合う。
「飛行の理論的根拠」とやらが出来上がらず、グリーンランでは上手くいった早めのチルダウン(エンジンブリード)でも十分に下がらず、仕方なくVABに引っ込めて作業せざるを得なくなるかも知れない。
もっとも、それはそれで、新たなリスクを抱える。
お偉いさんの予定が狂うとか、そういう話は棚上げにするとしても、運搬中の振動やら何やらで、また、水素配管系が緩むとか、そもそも、適正な位置に温度センサーが付けられていなかったりすれば、根本から見直して改良しなければならないとか、今は、なんとか誤魔化せているその他のトラブルが表面化するとか、どこにも出てこなくなった水素タンクのダンプバルブのトラブルとか(あれって、どーなっちまったんだろう?)。
推進剤の出し入れに伴う劣化は、VABに引っ込めようが発射台でこのまま行おうが同じだ。
おそらく、アルテミス1の機体には、他にも技術的な問題が山ほどあることが分かっているに違いない。
それらは、アルテミス2までに改善すればいいと思っている(たぶん)。
SLSは使い捨てだ。
うち上げてしまいさえすれば、海の藻屑となって回収されることはない。
見えない瑕疵があったとしても、バレる気遣いはないのだ。
手抜き、見落とし、ネグったチョンボは消えてなくなる。
ひょっとしたら、改善なんてされないで、何らかの形で表面化するまで、それらのネガを抱えたまま飛び続けることになるかも知れない。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
一点の曇りもなく飛ばすことが出来なければ、そのロケットは必ず壊れる。
(Test Like You Fly, Fly Like You Test)
https://www.gantner-instruments.com/blog/test-like-you-fly-fly-like-you-test/
「ロケット業界には「Test Like You Fly, Fly Like You Test」という格言があります。」
ロケットエンジンに関する記事だが、ここはもう一度基本に立ち返り、懸念を払拭すべきではないのか。
その結果、アルテミス1が繰り返された推進剤の充填やVABと発射台との往復で劣化した挙句に飛べなくなり、コアステージを新たに作らなければならなくなったとしても、それはそれで仕方ないではないか。
センサーの値が信じられないから、それに代わる屁理屈をでっち上げるなどというのは本末転倒、邪道の極みだ。
今回は無人の打ち上げだから、リスクを取ることが出来る。
そう割り切って飛ばすなら、それはそれでいい。
発射台ごと吹っ飛んだとしても、贖いはつく。
まあ、相当高くつくだろうが、命の値段よりは安いだろう。
そんでもって、アルテミス2の前に、アルテミス1.5を飛ばすつもりなら、それも一つの選択だ。
分かりやすい。
スペースシャトルの時には、そうしなかったからな。
軌道飛行はいきなり有人で行い、隠れた瑕疵を抱えたまま飛ばし続けた。
宇宙開発には、一般には受け入れられないリスクが伴っている。
既に、金を取って物見遊山する宇宙旅行も行われているけど、SLSは初物だ。
何が起こるか分からない。
もちろん、ニューグレンなどの弾道飛行だって何が起こるかは分からないし、クルードラゴンなんてバンジージャンプの何百倍ものリスクを抱えて飛んでいる(未確認)。
一寸先は闇の宇宙開発。
現地時間土曜日の打ち上げが成功するかどうかは、運次第だ。
その幸運に恵まれた成功が、次の失敗の温床になるかも知れない。
成功すれば、次は有人打ち上げだからな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(Artemis I Launch Update: ミッション管理チームが 9 月 3 日に「ゴー」を与える)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/01/artemis-i-launch-update-mission-management-team-gives-go-for-sept-3/
「チームは、コア ステージの液体水素高速充填フェーズ中のカウントダウンの約 30 ~ 45 分前に、キック スタート ブリード テストとも呼ばれるエンジンを冷却する手順を調整します。」
さらっとしたもんだな。
(NASAは、アルテミス1月ミッションの土曜日の打ち上げの試みを進めています)
https://spaceflightnow.com/2022/09/01/nasa-proceeding-with-saturday-launch-attempt-for-artemis-1-moon-mission/
「数日間の分析と改訂されたカウントダウン タイムラインにより、NASA の管理者は、土曜日に別のカウントダウンに進むための「飛行の根拠」を作成するのに十分な自信を得ることができました。」
いやあ、浮沈子はヤバいと思うんだがな。
「NASA のエンジニアは、スペース ローンチ システムの月面ロケットに超低温の推進剤を搭載するスケジュールも調整しました。これにより、極低温液体水素をブリード ラインに流し、コア ステージの下部にある 4 つのメイン エンジンを熱的に調整する時間を増やすことができます。」
これはプロセスの改善であって、結果の検証ではない。
「私たちは、エンジンを通過する高品質の液体水素があることを疑いの余地なく確信しています」
「私たちはさまざまな理由でエンジンを冷やしていますが、主な理由は高圧ターボポンプのベアリングのためです」
「その高圧ターボポンプのベアリングは、液体ほど冷たい必要はありませんが、冷たくなければなりません。そして、液体が通過していることがわかれば、その温度であることがわかります。」
「センサーに問題があったことはわかっています」
それは、グリーンランでも分かっていたのではないのかあ?。
重要な記述も見られる。
「エンジンの抽気システムは、今年初めに行われた SLS 月ロケットの一連のカウントダウン リハーサルで十分にテストされていませんでした。6月のカウントダウンテスト中にブリードラインに関連するコネクタが漏れ、打ち上げチームはそのリハーサル中にブリードシステムを迂回しました.」
やっぱ、やらなかったのかあ・・・。
「水素燃料が液体としてエンジンに到達し、抽気システムで沸騰しないことがわかっていれば、打ち上げチームはエンジンの温度について確信を持てるようになるという。冷たい液体がブリード ラインを一定時間流れると、エンジニアは RS-25 コア ステージ エンジンが適切な温度になっていることがわかります。」
それは、まあ、確かにそうとも言える。
「ロケットに搭載されたコンピューターは、T マイナス 30 秒でカウントダウンを制御し、点火前にエンジンが適切な温度と圧力のパラメーター (「スタート ボックス」と呼ばれる) 内にない場合、カウントダウンを停止するように設計されています。」
浮沈子は、止まる方に一票だな。
それとも、迂回措置を掛けるつもりなんだろうか(ヤバいんじゃね?)。
例の水素タンクのベントバルブについての言及もある。
「月曜日のカウントダウン中に「タンク間」セクション近くのベントバルブシステムで断続的な漏れが発見されましたが、システムは極低温にさらされると自然に密閉され、シールが収縮して再着座する可能性があります.」
これも、運を天に任せるわけだ。
確認しておこう。
アルテミス1は、当初の設計と運用手順の数々を無視して、運任せで飛ばそうとしている。
「NASA のアルテミス 1 ミッション マネージャーであるマイク サラフィン氏は、当局は今週末のカウントダウンに向けてリスクが「わずかに増加」することを受け入れることに同意したと述べました。」
「私たちは、そこでの飛行の合理性とリスク受容に満足しています。」
開き直りだなあ・・・。
まあいい。
そのツケは、全てアルテミス2に回ってくる。
天候が荒れて、打ち上げ中止になって、VABに引き下がるのを祈るしかないか・・・。
🐱減量ネタ:夏の終りは壁の上で ― 2022年09月02日 06:33
減量ネタ:夏の終りは壁の上で
8月は終わった。
結局、昨日の計量(月末は、体調不良でフィットネスはサボリ!)では65.2kgで、65kgの壁の下に留まることはできなかった。
床屋に行って、1mmの丸刈りにして軽量化したのに・・・。
SLSの打ち上げではないんだが、体重計の値が信じられなくなりそうだ。
新たな、減量の理論的根拠を開発しなければならないかもしれない(そうなのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
それでも、筋トレ禁止、水泳やダイビングも禁止の1か月の間に増加した体重は自宅の計量ベースで0.5kg、フィットネスの体組成計ベースでは、むしろ0.4kgの減少になっている。
まあ、ほぼほぼ、体重を維持したことになるんだが、問題は筋肉量が減って、体脂肪が増えちまったことだろうな。
ざっくり、1kgが脂肪に化けて0.3kgが消えた(そうなのかあ?:体組成計もテキトーだからな)。
確かに腹は出てきて、体幹や上半身の筋肉は衰えてきている気がする。
今月半ばまでは、筋トレ禁止(水泳も)を言い渡されているから、それまでは、大人しく軽めのクロストレーナーとランニングマシンで歩行に専念する。
なんとか、65kgの壁の下に潜り込んで、筋トレ再開に持ち込みたいんだがな。
相変わらず、爆食三昧は続いている。
それでも、4日間、フィットネスサボって食っちゃ寝していた割には、0.4kgの増加で収まっていたのにはホッとした。
キッチリ絞れば、壁の下に潜り込むことが出来るだろう。
体調も戻ったので、2週間くらい、みっちり歩き込んで減量に努めよう。
ネットを眺めていたら、参考になる記事を見つけた。
(脂質異常症、糖尿病、高血圧症 すべて「薬なし」で克服した50代男性の「自覚」と「自律」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/25344e7569b0fafc4987e03d3a0a21835aadd916
「K・Nさんは身長170センチ、体重78キログラム(BMI:27.0)、腹囲91cmですので、一般的な肥満です。」
体型的には浮沈子(身長169cm)と似ている。
「1年後には空腹時血糖値96、HbA1cも5.2%と改善、脂質も全て異常ありませんでした。体重は67~68キロを維持されています。」
見事だな。
血圧は、減量3か月目で、112/62で正常範囲に収まっている。
つーか、まだ若いし(50代)、基礎代謝も活発だからな。
早い時期に改善に取り組むことが出来て良かった。
これから加齢に伴う基礎代謝の減少と、筋肉量の減少のダブルパンチを食らう中、現状を維持できるかが問題だ。
自覚と自律を続けられるかだな。
浮沈子は、もう、投薬の助けを借りなければ維持できない。
空腹時血糖値は150を超えているし、HbA1cは最近は6.5位で推移している。
今回の減量(生涯100回目?)も、それを意識して始めたわけだし、何とか成功させようと努力している。
自覚は十分なんだが、自律できない。
運動はサボりがちだし、食事制限はしないと明言している。
やれやれ・・・。
健康管理はダイビングのためとか言っているくせに、そのダイビングのツアーとか、講習期間中は一切食事制限とかはしないからな。
毎日がチートデイだ。
リバウンドと減量を繰り返すと、ホメオスタシスが亢進して、痩せにくい体質になっちまうという話も聞いた。
実感する・・・。
この夏の停滞期は、まあ、想定の範囲内だから仕方ないけど、秋になれば筋トレも再開して、効率的な減量に取り組むことが出来るだろう(希望的観測!)。
で、食欲の秋(そんなあ!)。
まあいい。
9月になって、気分一新。
今月末には、今度こそ、壁の下に潜り込んで、標準体重(63kg)をターゲットにしたいものだ。
今期瞬間最低体重は63.7kg。
8月16日と、24日に記録している。
もちろん、瞬時にリバウンドして、あっという間に壁の上だ。
65kgの壁を挟んで、攻防が続いている。
膠着状態は、ウクライナ紛争並みだな(そうなのかあ?)。
攻者3倍の法則というのがあるそうだから、壁を突破するには相当の気合(気合かあ?)が必要になるに違いない。
標準体重近辺では、なかなか体重が減らなくなる。
過去にも、その辛さにめげて、何度も挫折を繰り返してきた。
停滞期を乗り切る秘訣は、決して諦めないことだな。
自分を信じること、これまで続けてきた減量の取り組みを信じることだ。
まあ、チートデイとかもいいかも知れないし、脂肪燃焼にフォーカスした運動を強化するのもいいかも知れないけど。
今回の目標値は、標準体重の5kgも下だ。
もちろん、瞬間最低体重だから、2kgから3kg上が実際の体重ということになる。
そう、狙っているのは、60kg近辺で安定させることなわけだ(できれば、50kg台で)。
まだまだ先は長いけど、別に期限を定めているわけではないからな。
減量はいつまで続けるのか。
答えは死ぬまで。
目標体重に到達した後は、それを維持するための減量(?)が続く。
意図的に停滞期に持ち込むわけだ。
減量とは、停滞期と見つけたりだな。
目標体重に落とすのは、減量のスタートに過ぎない。
引用した記事に出てくる方も、これからが本当の減量なわけだ。
停滞期というのは、体重減少とリバウンドが小刻みに繰り返される。
その振幅を極小化できれば、安定的に維持しやすくなる。
おっと、ダイビングの呼吸と浮力の関係に似ているなあ。
体重維持は、中性浮力と同じだ!。
ああ、早くダイビングが解禁にならないかなあ・・・。
<以下追加:9月2日記>ーーーーーーーーーー
一応、頑張って歩行器の上で歩いて、今日の計量は63.9kg。
形の上では、壁の下に戻った。
今月は、このレベルを維持したいな。
停滞期だから、一気に減らそうとするとリバウンドを食らうしな。
慌てずに、じっくり攻めよう。
標準体重の63kgが見えていれば上等だ。
逆に、それ以下になると早過ぎる減量ということになる。
もう、ここまでくれば慌てることはないのだ。
筋トレを再開して、体脂肪を減らしていく方が優先する。
筋肉量を減らして体重落すのは訳ないが(ホントかあ?)、それでは意味がないからな。
年内に筋トレの負荷を元に戻して、標準体重辺りまで持っていければ上等の部類だ。
実質的には、あと2kgくらいだろう。
4か月で2kgなら、ちょうどいいかも知れない。
プチリバ繰り返さないように、健康管理には気を付けないとな。
年内には、5回目のワクチン接種もあるけどな・・・。
<さらに追加:9月4日記>ーーーーーーーーーー
昨日は、今季瞬間最低体重の63.6kgを記録した。
まあ、本当に瞬間だけど(1時間後には、1kg増加)。
今朝計ったら、なんと、65.1kgになっている(壁の上!)。
主に水分量の変化だけだが、運動中も脱水しないように、こまめに補水を繰り返している。
一度に補水すると、吸収できない。
どうしても、一定の脱水状態になる。
帰りの自転車で汗をかくと、軽く1kgは変わるからな。
(太ってしまう意外な原因「塩分」と「水分」について専門家が解説)
https://gigazine.net/news/20220903-obesity-reasons-salt-water/
「太りすぎが増加している意外な原因は、西洋型の食生活に潜む「過剰な塩分」と「水分不足」にあると、肥満の専門家が提唱」
「塩分の多い食事が炭水化物を果糖に変換しやすくしている」
「果糖には食べ物の摂取を促し、脂肪と炭水化物を貯蔵して動物を飢餓から守る「サバイバルスイッチ」をオンにする」
まあ、研究は特定のネズミが対象だ。
「デブスナネズミに普通のネズミ用のエサと同じ炭水化物が50%のエサを与えると、みるみるうちに肥満症や糖尿病を発症」
「多くのアメリカ人は知らず知らずのうちに飼育されたデブスナネズミのような行動をとっていることが研究により明らかになってきました。つまり、彼らは常に『サバイバルスイッチ』を入れっぱなしにしているのです」
水分についてはどうか。
「果糖は塩分だけでなく水分不足によっても合成され、これによりますます脂肪の蓄積が促進」
「脂肪の分解により体内で発生する水分は相当な量で、燃焼した脂肪とほぼ同じ量の水分が出ます。そのため、水を摂取できない時期の水分を体に蓄えた脂肪に頼っている動物もいます。」
「水分不足に直面した生き物が体内に脂肪をため込もうとするのは、自然界では理にかなっている」
これらが、人間にも当てはまるかどうかは分からない。
「塩辛い食べ物を食べると脱水症状になりやすく、塩分の過剰摂取と水分不足のダブルパンチで果糖と脂肪が体内で合成され、これが肥満に直結」
「太りやすい食べ物としてフライドポテトがよく挙げられるのも、これが理由です。しかも、フライドポテトは炭水化物が大量に含まれているので、この点も体内で果糖が合成される一因」
水分補給については、運動する上で適切な管理が欠かせない。
失われてしまうナトリウムなどの無機塩類の補給も必要だ。
眼内レンズ手術で、筋トレ含む過剰な運動を禁止されている浮沈子だが、10日後に再開ということになれば、久しぶりに大汗かくだろう(ウエイトが上がらなくて、冷や汗かくかも!)。
(何を食べたいと思うかは胃腸の中のバクテリアが影響を与えているという研究報告)
https://gigazine.net/news/20140821-bacteria-select-dinner/
「バクテリアは他の種のバクテリアとの生存競争に勝つために、自分がより成長できる栄養素を摂取するよう人間に働きかけたり、逆にライバル種のバクテリアが欲する栄養素を抑制するよう働きかけたりと、「綱引き」を行っている」
「この綱引きでは、バクテリアはホストの味覚を感じる味覚受容体を変化させて特定の食品をより美味しく感じさせたり、空腹を誘発するホルモンを出したり、食べ物の摂取を抑制するように迷走神経を操作したりするとのこと。さらに、バクテリアは他の種のバクテリアとの生存競争に打ち勝つために、ホストの健康増進よりも自らの種の繁栄に有利になるように働きかけることさえある」
浮沈子の摂食行動は、腸内細菌に支配されている(たぶん)。
が、腸内細菌同士も丁々発止(腸々発止?)の生存競争を繰り広げているわけだ。
生き残るのも楽じゃないな・・・。
8月は終わった。
結局、昨日の計量(月末は、体調不良でフィットネスはサボリ!)では65.2kgで、65kgの壁の下に留まることはできなかった。
床屋に行って、1mmの丸刈りにして軽量化したのに・・・。
SLSの打ち上げではないんだが、体重計の値が信じられなくなりそうだ。
新たな、減量の理論的根拠を開発しなければならないかもしれない(そうなのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
それでも、筋トレ禁止、水泳やダイビングも禁止の1か月の間に増加した体重は自宅の計量ベースで0.5kg、フィットネスの体組成計ベースでは、むしろ0.4kgの減少になっている。
まあ、ほぼほぼ、体重を維持したことになるんだが、問題は筋肉量が減って、体脂肪が増えちまったことだろうな。
ざっくり、1kgが脂肪に化けて0.3kgが消えた(そうなのかあ?:体組成計もテキトーだからな)。
確かに腹は出てきて、体幹や上半身の筋肉は衰えてきている気がする。
今月半ばまでは、筋トレ禁止(水泳も)を言い渡されているから、それまでは、大人しく軽めのクロストレーナーとランニングマシンで歩行に専念する。
なんとか、65kgの壁の下に潜り込んで、筋トレ再開に持ち込みたいんだがな。
相変わらず、爆食三昧は続いている。
それでも、4日間、フィットネスサボって食っちゃ寝していた割には、0.4kgの増加で収まっていたのにはホッとした。
キッチリ絞れば、壁の下に潜り込むことが出来るだろう。
体調も戻ったので、2週間くらい、みっちり歩き込んで減量に努めよう。
ネットを眺めていたら、参考になる記事を見つけた。
(脂質異常症、糖尿病、高血圧症 すべて「薬なし」で克服した50代男性の「自覚」と「自律」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/25344e7569b0fafc4987e03d3a0a21835aadd916
「K・Nさんは身長170センチ、体重78キログラム(BMI:27.0)、腹囲91cmですので、一般的な肥満です。」
体型的には浮沈子(身長169cm)と似ている。
「1年後には空腹時血糖値96、HbA1cも5.2%と改善、脂質も全て異常ありませんでした。体重は67~68キロを維持されています。」
見事だな。
血圧は、減量3か月目で、112/62で正常範囲に収まっている。
つーか、まだ若いし(50代)、基礎代謝も活発だからな。
早い時期に改善に取り組むことが出来て良かった。
これから加齢に伴う基礎代謝の減少と、筋肉量の減少のダブルパンチを食らう中、現状を維持できるかが問題だ。
自覚と自律を続けられるかだな。
浮沈子は、もう、投薬の助けを借りなければ維持できない。
空腹時血糖値は150を超えているし、HbA1cは最近は6.5位で推移している。
今回の減量(生涯100回目?)も、それを意識して始めたわけだし、何とか成功させようと努力している。
自覚は十分なんだが、自律できない。
運動はサボりがちだし、食事制限はしないと明言している。
やれやれ・・・。
健康管理はダイビングのためとか言っているくせに、そのダイビングのツアーとか、講習期間中は一切食事制限とかはしないからな。
毎日がチートデイだ。
リバウンドと減量を繰り返すと、ホメオスタシスが亢進して、痩せにくい体質になっちまうという話も聞いた。
実感する・・・。
この夏の停滞期は、まあ、想定の範囲内だから仕方ないけど、秋になれば筋トレも再開して、効率的な減量に取り組むことが出来るだろう(希望的観測!)。
で、食欲の秋(そんなあ!)。
まあいい。
9月になって、気分一新。
今月末には、今度こそ、壁の下に潜り込んで、標準体重(63kg)をターゲットにしたいものだ。
今期瞬間最低体重は63.7kg。
8月16日と、24日に記録している。
もちろん、瞬時にリバウンドして、あっという間に壁の上だ。
65kgの壁を挟んで、攻防が続いている。
膠着状態は、ウクライナ紛争並みだな(そうなのかあ?)。
攻者3倍の法則というのがあるそうだから、壁を突破するには相当の気合(気合かあ?)が必要になるに違いない。
標準体重近辺では、なかなか体重が減らなくなる。
過去にも、その辛さにめげて、何度も挫折を繰り返してきた。
停滞期を乗り切る秘訣は、決して諦めないことだな。
自分を信じること、これまで続けてきた減量の取り組みを信じることだ。
まあ、チートデイとかもいいかも知れないし、脂肪燃焼にフォーカスした運動を強化するのもいいかも知れないけど。
今回の目標値は、標準体重の5kgも下だ。
もちろん、瞬間最低体重だから、2kgから3kg上が実際の体重ということになる。
そう、狙っているのは、60kg近辺で安定させることなわけだ(できれば、50kg台で)。
まだまだ先は長いけど、別に期限を定めているわけではないからな。
減量はいつまで続けるのか。
答えは死ぬまで。
目標体重に到達した後は、それを維持するための減量(?)が続く。
意図的に停滞期に持ち込むわけだ。
減量とは、停滞期と見つけたりだな。
目標体重に落とすのは、減量のスタートに過ぎない。
引用した記事に出てくる方も、これからが本当の減量なわけだ。
停滞期というのは、体重減少とリバウンドが小刻みに繰り返される。
その振幅を極小化できれば、安定的に維持しやすくなる。
おっと、ダイビングの呼吸と浮力の関係に似ているなあ。
体重維持は、中性浮力と同じだ!。
ああ、早くダイビングが解禁にならないかなあ・・・。
<以下追加:9月2日記>ーーーーーーーーーー
一応、頑張って歩行器の上で歩いて、今日の計量は63.9kg。
形の上では、壁の下に戻った。
今月は、このレベルを維持したいな。
停滞期だから、一気に減らそうとするとリバウンドを食らうしな。
慌てずに、じっくり攻めよう。
標準体重の63kgが見えていれば上等だ。
逆に、それ以下になると早過ぎる減量ということになる。
もう、ここまでくれば慌てることはないのだ。
筋トレを再開して、体脂肪を減らしていく方が優先する。
筋肉量を減らして体重落すのは訳ないが(ホントかあ?)、それでは意味がないからな。
年内に筋トレの負荷を元に戻して、標準体重辺りまで持っていければ上等の部類だ。
実質的には、あと2kgくらいだろう。
4か月で2kgなら、ちょうどいいかも知れない。
プチリバ繰り返さないように、健康管理には気を付けないとな。
年内には、5回目のワクチン接種もあるけどな・・・。
<さらに追加:9月4日記>ーーーーーーーーーー
昨日は、今季瞬間最低体重の63.6kgを記録した。
まあ、本当に瞬間だけど(1時間後には、1kg増加)。
今朝計ったら、なんと、65.1kgになっている(壁の上!)。
主に水分量の変化だけだが、運動中も脱水しないように、こまめに補水を繰り返している。
一度に補水すると、吸収できない。
どうしても、一定の脱水状態になる。
帰りの自転車で汗をかくと、軽く1kgは変わるからな。
(太ってしまう意外な原因「塩分」と「水分」について専門家が解説)
https://gigazine.net/news/20220903-obesity-reasons-salt-water/
「太りすぎが増加している意外な原因は、西洋型の食生活に潜む「過剰な塩分」と「水分不足」にあると、肥満の専門家が提唱」
「塩分の多い食事が炭水化物を果糖に変換しやすくしている」
「果糖には食べ物の摂取を促し、脂肪と炭水化物を貯蔵して動物を飢餓から守る「サバイバルスイッチ」をオンにする」
まあ、研究は特定のネズミが対象だ。
「デブスナネズミに普通のネズミ用のエサと同じ炭水化物が50%のエサを与えると、みるみるうちに肥満症や糖尿病を発症」
「多くのアメリカ人は知らず知らずのうちに飼育されたデブスナネズミのような行動をとっていることが研究により明らかになってきました。つまり、彼らは常に『サバイバルスイッチ』を入れっぱなしにしているのです」
水分についてはどうか。
「果糖は塩分だけでなく水分不足によっても合成され、これによりますます脂肪の蓄積が促進」
「脂肪の分解により体内で発生する水分は相当な量で、燃焼した脂肪とほぼ同じ量の水分が出ます。そのため、水を摂取できない時期の水分を体に蓄えた脂肪に頼っている動物もいます。」
「水分不足に直面した生き物が体内に脂肪をため込もうとするのは、自然界では理にかなっている」
これらが、人間にも当てはまるかどうかは分からない。
「塩辛い食べ物を食べると脱水症状になりやすく、塩分の過剰摂取と水分不足のダブルパンチで果糖と脂肪が体内で合成され、これが肥満に直結」
「太りやすい食べ物としてフライドポテトがよく挙げられるのも、これが理由です。しかも、フライドポテトは炭水化物が大量に含まれているので、この点も体内で果糖が合成される一因」
水分補給については、運動する上で適切な管理が欠かせない。
失われてしまうナトリウムなどの無機塩類の補給も必要だ。
眼内レンズ手術で、筋トレ含む過剰な運動を禁止されている浮沈子だが、10日後に再開ということになれば、久しぶりに大汗かくだろう(ウエイトが上がらなくて、冷や汗かくかも!)。
(何を食べたいと思うかは胃腸の中のバクテリアが影響を与えているという研究報告)
https://gigazine.net/news/20140821-bacteria-select-dinner/
「バクテリアは他の種のバクテリアとの生存競争に勝つために、自分がより成長できる栄養素を摂取するよう人間に働きかけたり、逆にライバル種のバクテリアが欲する栄養素を抑制するよう働きかけたりと、「綱引き」を行っている」
「この綱引きでは、バクテリアはホストの味覚を感じる味覚受容体を変化させて特定の食品をより美味しく感じさせたり、空腹を誘発するホルモンを出したり、食べ物の摂取を抑制するように迷走神経を操作したりするとのこと。さらに、バクテリアは他の種のバクテリアとの生存競争に打ち勝つために、ホストの健康増進よりも自らの種の繁栄に有利になるように働きかけることさえある」
浮沈子の摂食行動は、腸内細菌に支配されている(たぶん)。
が、腸内細菌同士も丁々発止(腸々発止?)の生存競争を繰り広げているわけだ。
生き残るのも楽じゃないな・・・。
🐱変異種:最速の5回目接種:接種間隔 ― 2022年09月03日 06:49
変異種:最速の5回目接種:接種間隔
ちょっと基本的なこと。
(異なるワクチンの投与間隔の制限が緩和されます)
https://kosugi-clinic.jp/vaccine-interval
「注射の生ワクチン同士を接種する場合、間隔を27日以上あけなくてはなりません。
これまで通り、同時接種は可能です。」
そう、この話は、ワクチンの接種間隔を管理する必要があるのはなぜかという基本的な疑問から始まる。
数年前までは、27日間以上というのが一律に適用されていたようだ。
「間隔をあける理由:
生ワクチンは、弱毒化したウイルスを投与することで、このウイルスが体内で増え、実際に感染することによって、免疫がつきます。この時、体の防御反応として、ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンという物質が造られます。このインターフェロンが残っている状態で、次の生ワクチンを接種すると、免疫がつきにくくなると考えられています。」
「そのため、十分な間隔をおかないと、せっかくの予防接種の効果が弱くなってしまうかもしれません。なお、安全性への影響があるという報告はありません。」
インターフェロンの産生による次の感染時(生ワクチン接種時)の免疫抑制を避けるためということのようだ(あまり、ちゃんと分かっているわけではない)。
また、最近はあまりないようだが、経口でのワクチン接種の場合には接種間隔の制限は撤廃されたようだ。
「注射の生ワクチン以外は、接種間隔の制限はなくなりました。」
「間隔をあけなくてよい理由:
不活化ワクチンは、ウイルスや細菌の毒性をなくし、免疫をつけるために必要な成分を取り出したものです。そのため、ウイルスが体内で増えることはなく、生ワクチンのように、インターフェロンが増えることがあっても、影響しません。」
正確には、一律の間隔制限がなくなったということで、副反応の管理などで、2週間程度空けろとかは言われる。
これらは、異なるワクチンを接種する場合。
同種のワクチンについては、ワクチン毎に異なる接種間隔が定められているようだ。
(ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/rota_index_00003.html
「同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合、ワクチンごとに決められた間隔を守る必要があります。」
「詳しくは、国立感染症研究所のホームページを御参照ください。」
リンクを辿ると、小児のワクチン接種のリーフレットが表示された。
要するに、ブースト効果を高めるための効率的な接種間隔を定めたものだ。
浮沈子が昨年受けたA型肝炎やイヌ(狂犬病)なども、それぞれ接種間隔が決められていた。
つまり、接種間隔の管理は、一般的には接種の有効性を阻害せず、副反応の管理が行え、ブースト効果を高めるために行われる。
インフルエンザとか、ワクチンの効き目が限定的で、毎年うたなければ意味をなさないようなワクチンというのは、言ってみれば例外なのかもしれない。
新型コロナウイルス感染症についても、同じ様な感じだな。
ワクチンについては、頻回に接種すると抗原原罪という副作用(?)を起こすという説がある。
免疫が、以前にうったワクチンによる反応だけを起こして、罹患したリアルな抗原に対して柔軟に反応できなくなるという話のようだ(そうなのかあ?)。
バカの一つ覚えとか、そんな感じか。
新型コロナワクチンの頻回接種を戒める話の中で、時々顔を出す話だが、定説になっているのかどうかは知らない。
もちろん、新型コロナのワクチンは、経時的減弱を伴うので、ある程度定期的に接種しないと感染予防効果や発症予防効果は期待できない。
話をややっこしくしているのは、新型コロナが大量(半数程度)の無症候性キャリアを生み、おまけに彼ら(発症前含む)が最大の感染源になっているという事実だ。
感染予防効果が期待できなければ、ワクチンを接種する意義は半減する(重症化予防効果だけでも意義はありますけど)。
発症予防効果だけでは、まん延は防げないのだ。
で、4回目接種の時には、対象者を限定して、目的も重症化予防効果に絞って行った。
結果は、今日の大流行!。
まあいい。
変異を繰り返すウイルスに対して、型落ちワクチンの効果がなくなっていくのは想定の範囲内だからな。
当局やワクチンメーカーの無策が招いた事態だ。
BA.1と武漢株の二価ワクチンは、BA.1だけの情報を組み込んだ単価ワクチンの効果が限定的だったことから、モデルナが初めに開発した。
混ぜたら、以外と効くじゃん!(そういうことかあ?)。
ファイザーも真似をして、結局、仲良く採択された。
BA.4やBA.5の遺伝情報を組み込んだワクチンも、おそらく単価では効き目が出なかったんだろう。
同じ様に、武漢株と混ぜて二価ワクチンに仕立てている。
免疫について、よく分かっていない証拠だな。
単純じゃないのだ。
中和抗体の量が話題になるけど、それだけが免疫じゃない。
感染や発症についても、液性免疫だけじゃなくて、細胞性免疫が深くかかわっているようで、単純に抗体の量を測って接種間隔を決めればいいという話でもない。
ワクチン政策的には、流行を抑止する観点と、重症化や死亡を抑止する観点から、ワクチンの効果を疫学的に推定してタイミングを測るということになる。
効き目が切れて来たなと思ったら、次のワクチンを接種するのがよろしい(調達状況や接種態勢の問題もあり、そう単純じゃないでしょうが)。
論理的作用機序が完全に解明されていなくたって、実務的に効果的、効率的に運用出来ればそれでいいのだ。
タイムリーな詳細な感染状況の把握は、接種間隔を見極める際の重要な情報を提供する。
財政的な面は別にしても、我が国のようにワクチンを輸入に頼っている二等国家は、なるべくなら長めに接種間隔を取りたいという圧力に常に晒されている。
もちろん、接種に伴う様々なネガ(接種態勢の確保や、接種に伴う副反応など)もあるしな。
1回接種したら、死ぬまで有効なのが一番だが、現実はそうではない。
ウイルスは変異を繰り返してワクチンをすり抜けるし、メーカーは開発コストを下げるために、型落ちワクチンを売り続けたいわけだしな(そうなのかあ?)。
引っ張るだけ引っ張って、もう、ワクチンをうつ意義がないから、目的を限定して、対象者を絞ろうというところまで引っ張ってきた。
やれやれ・・・。
さすがに、これじゃあ、商売にならないから、仕方なくBA.1対応の二価ワクチン(家畜の餌:型落ち新古品)を出したけど、一等国家の(自国で次々とワクチン開発が出来る)米国では、現在流行しているBA.5に対応した二価ワクチン(成分的には、BA.4にも対応)を投入してきた。
しかも、接種間隔は前代未聞の2か月!!。
それはつまり、武漢株をベースとした第一世代のワクチンが、既にそれだけの期間しか効果(感染予防?)を発揮しないということの現れでもある(たぶん)。
それにしても、短いなあ・・・。
英国では、家畜の餌(BA.1対応の二価ワクチン)の接種間隔を3か月とし、カナダでは最短3か月(一応6か月がベース)としているが、それをぶち抜く短さだ。
当局は、この際、供給の問題とかを考慮せず、ワクチンの効果だけを見て決めちまった感じだ(そうなのかあ?)。
もちろん、家畜の餌にせよピッカピカの新品にせよ、生ワクチンではないから、インターフェロンの産生に伴うウイルス増殖の抑制とかで、最短の接種間隔を管理しなければならないということはない。
抗原原罪についても、今回の判断を見る限り、考慮はしていないと考えていいだろう
我が国では、二価ワクチン(家畜の餌)の接種間隔について、現在のところは明確にしていない。
当初の想定では、5か月という話が飛び交ったが、報道ではいつの間にか消えている。
政治的な要素(まあ、せいぜい華を持たせる程度)が絡んでいるのかも知れないけど、さっさと発表してもらいたいもんだ。
ハッキリしているのは、米国が2か月という、掟破りの接種間隔で突っ走ったことだ。
余程、しびれを切らしていたのか、冷静な戦略的判断なのか(浮沈子には、そうは思えないけどな)。
ブチ切れている・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
我が国では、4回目接種をスルーされていた若年層が大量に罹患して、世界最大の感染国という汚名を着せられる羽目になった。
死者についても、米国(500人規模です)に次ぐ世界第二位だ(300人規模で増加中!)
大失態だな。
一気に感染を終息させるべく、ここは、最終接種から1か月(!)以上でうてるくらいの英断をしてもらいたいもんだな・・・。
ちょっと基本的なこと。
(異なるワクチンの投与間隔の制限が緩和されます)
https://kosugi-clinic.jp/vaccine-interval
「注射の生ワクチン同士を接種する場合、間隔を27日以上あけなくてはなりません。
これまで通り、同時接種は可能です。」
そう、この話は、ワクチンの接種間隔を管理する必要があるのはなぜかという基本的な疑問から始まる。
数年前までは、27日間以上というのが一律に適用されていたようだ。
「間隔をあける理由:
生ワクチンは、弱毒化したウイルスを投与することで、このウイルスが体内で増え、実際に感染することによって、免疫がつきます。この時、体の防御反応として、ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンという物質が造られます。このインターフェロンが残っている状態で、次の生ワクチンを接種すると、免疫がつきにくくなると考えられています。」
「そのため、十分な間隔をおかないと、せっかくの予防接種の効果が弱くなってしまうかもしれません。なお、安全性への影響があるという報告はありません。」
インターフェロンの産生による次の感染時(生ワクチン接種時)の免疫抑制を避けるためということのようだ(あまり、ちゃんと分かっているわけではない)。
また、最近はあまりないようだが、経口でのワクチン接種の場合には接種間隔の制限は撤廃されたようだ。
「注射の生ワクチン以外は、接種間隔の制限はなくなりました。」
「間隔をあけなくてよい理由:
不活化ワクチンは、ウイルスや細菌の毒性をなくし、免疫をつけるために必要な成分を取り出したものです。そのため、ウイルスが体内で増えることはなく、生ワクチンのように、インターフェロンが増えることがあっても、影響しません。」
正確には、一律の間隔制限がなくなったということで、副反応の管理などで、2週間程度空けろとかは言われる。
これらは、異なるワクチンを接種する場合。
同種のワクチンについては、ワクチン毎に異なる接種間隔が定められているようだ。
(ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/rota_index_00003.html
「同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合、ワクチンごとに決められた間隔を守る必要があります。」
「詳しくは、国立感染症研究所のホームページを御参照ください。」
リンクを辿ると、小児のワクチン接種のリーフレットが表示された。
要するに、ブースト効果を高めるための効率的な接種間隔を定めたものだ。
浮沈子が昨年受けたA型肝炎やイヌ(狂犬病)なども、それぞれ接種間隔が決められていた。
つまり、接種間隔の管理は、一般的には接種の有効性を阻害せず、副反応の管理が行え、ブースト効果を高めるために行われる。
インフルエンザとか、ワクチンの効き目が限定的で、毎年うたなければ意味をなさないようなワクチンというのは、言ってみれば例外なのかもしれない。
新型コロナウイルス感染症についても、同じ様な感じだな。
ワクチンについては、頻回に接種すると抗原原罪という副作用(?)を起こすという説がある。
免疫が、以前にうったワクチンによる反応だけを起こして、罹患したリアルな抗原に対して柔軟に反応できなくなるという話のようだ(そうなのかあ?)。
バカの一つ覚えとか、そんな感じか。
新型コロナワクチンの頻回接種を戒める話の中で、時々顔を出す話だが、定説になっているのかどうかは知らない。
もちろん、新型コロナのワクチンは、経時的減弱を伴うので、ある程度定期的に接種しないと感染予防効果や発症予防効果は期待できない。
話をややっこしくしているのは、新型コロナが大量(半数程度)の無症候性キャリアを生み、おまけに彼ら(発症前含む)が最大の感染源になっているという事実だ。
感染予防効果が期待できなければ、ワクチンを接種する意義は半減する(重症化予防効果だけでも意義はありますけど)。
発症予防効果だけでは、まん延は防げないのだ。
で、4回目接種の時には、対象者を限定して、目的も重症化予防効果に絞って行った。
結果は、今日の大流行!。
まあいい。
変異を繰り返すウイルスに対して、型落ちワクチンの効果がなくなっていくのは想定の範囲内だからな。
当局やワクチンメーカーの無策が招いた事態だ。
BA.1と武漢株の二価ワクチンは、BA.1だけの情報を組み込んだ単価ワクチンの効果が限定的だったことから、モデルナが初めに開発した。
混ぜたら、以外と効くじゃん!(そういうことかあ?)。
ファイザーも真似をして、結局、仲良く採択された。
BA.4やBA.5の遺伝情報を組み込んだワクチンも、おそらく単価では効き目が出なかったんだろう。
同じ様に、武漢株と混ぜて二価ワクチンに仕立てている。
免疫について、よく分かっていない証拠だな。
単純じゃないのだ。
中和抗体の量が話題になるけど、それだけが免疫じゃない。
感染や発症についても、液性免疫だけじゃなくて、細胞性免疫が深くかかわっているようで、単純に抗体の量を測って接種間隔を決めればいいという話でもない。
ワクチン政策的には、流行を抑止する観点と、重症化や死亡を抑止する観点から、ワクチンの効果を疫学的に推定してタイミングを測るということになる。
効き目が切れて来たなと思ったら、次のワクチンを接種するのがよろしい(調達状況や接種態勢の問題もあり、そう単純じゃないでしょうが)。
論理的作用機序が完全に解明されていなくたって、実務的に効果的、効率的に運用出来ればそれでいいのだ。
タイムリーな詳細な感染状況の把握は、接種間隔を見極める際の重要な情報を提供する。
財政的な面は別にしても、我が国のようにワクチンを輸入に頼っている二等国家は、なるべくなら長めに接種間隔を取りたいという圧力に常に晒されている。
もちろん、接種に伴う様々なネガ(接種態勢の確保や、接種に伴う副反応など)もあるしな。
1回接種したら、死ぬまで有効なのが一番だが、現実はそうではない。
ウイルスは変異を繰り返してワクチンをすり抜けるし、メーカーは開発コストを下げるために、型落ちワクチンを売り続けたいわけだしな(そうなのかあ?)。
引っ張るだけ引っ張って、もう、ワクチンをうつ意義がないから、目的を限定して、対象者を絞ろうというところまで引っ張ってきた。
やれやれ・・・。
さすがに、これじゃあ、商売にならないから、仕方なくBA.1対応の二価ワクチン(家畜の餌:型落ち新古品)を出したけど、一等国家の(自国で次々とワクチン開発が出来る)米国では、現在流行しているBA.5に対応した二価ワクチン(成分的には、BA.4にも対応)を投入してきた。
しかも、接種間隔は前代未聞の2か月!!。
それはつまり、武漢株をベースとした第一世代のワクチンが、既にそれだけの期間しか効果(感染予防?)を発揮しないということの現れでもある(たぶん)。
それにしても、短いなあ・・・。
英国では、家畜の餌(BA.1対応の二価ワクチン)の接種間隔を3か月とし、カナダでは最短3か月(一応6か月がベース)としているが、それをぶち抜く短さだ。
当局は、この際、供給の問題とかを考慮せず、ワクチンの効果だけを見て決めちまった感じだ(そうなのかあ?)。
もちろん、家畜の餌にせよピッカピカの新品にせよ、生ワクチンではないから、インターフェロンの産生に伴うウイルス増殖の抑制とかで、最短の接種間隔を管理しなければならないということはない。
抗原原罪についても、今回の判断を見る限り、考慮はしていないと考えていいだろう
我が国では、二価ワクチン(家畜の餌)の接種間隔について、現在のところは明確にしていない。
当初の想定では、5か月という話が飛び交ったが、報道ではいつの間にか消えている。
政治的な要素(まあ、せいぜい華を持たせる程度)が絡んでいるのかも知れないけど、さっさと発表してもらいたいもんだ。
ハッキリしているのは、米国が2か月という、掟破りの接種間隔で突っ走ったことだ。
余程、しびれを切らしていたのか、冷静な戦略的判断なのか(浮沈子には、そうは思えないけどな)。
ブチ切れている・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
我が国では、4回目接種をスルーされていた若年層が大量に罹患して、世界最大の感染国という汚名を着せられる羽目になった。
死者についても、米国(500人規模です)に次ぐ世界第二位だ(300人規模で増加中!)
大失態だな。
一気に感染を終息させるべく、ここは、最終接種から1か月(!)以上でうてるくらいの英断をしてもらいたいもんだな・・・。
🐱SLS:アルテミス1:水素漏れ止まらず ― 2022年09月04日 04:27
SLS:アルテミス1:水素漏れ止まらず
(アルテミス I 打ち上げの試みがスクラブされた)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/03/artemis-i-launch-attempt-scrubbed/
「打ち上げディレクターは、EDT の午前 11 時 17 分頃に、本日のアルテミス I 打ち上げの試みを放棄しました。」
繰り返し行われた水素漏れに対するトラブルシューティングは功を奏さず、打ち上げは再び延期された。
エンジン冷却のプロセス以前だなあ・・・。
3度目の打ち上げを試みるかどうかは分からない。
このまま続けても、水素漏れが止まるかどうかは分からないし、仮にVABに戻したとしても、その作業で対策できる保証はない。
低温で冷やして見なければ、作業の有効性は確認できないからな。
発射台で出来ることには限りがある。
現状、出来る限りのことをして、再度の発射を試みるのが正解だろうが、そのほかの要素も考慮しなければならない。
VABへの往復は、それ自体がリスクだ・・・。
しかし、水素の漏れは止まらないな。
前回も漏れたし、今回はそれとは異なるところから漏れているらしい。
つーことは、前回の対策は有効だったということでもある。
もぐら叩きの状態なわけだ。
やれやれ・・・。
まあいい。
とにかく、今日の打ち上げは見送られた。
浮沈子的には、ここで粘っても得る物はない気がしている。
水素漏れは、まあ、言ってみれば想定の範囲内だ。
三度目の正直にチャレンジするのもよし、VABに引き上げて、怪しげな温度センサーを交換するのもよし。
延期になったことで、正直ほっとしている。
初物にトラブルはつきものだ。
(H3ロケット、2022年度内の打ち上げへ ターボポンプの振動問題は解決)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220902-2443057/
「初号機の2回にわたる打ち上げ延期の原因となっていたターボポンプの振動問題については、ほぼ解決。今後、燃焼試験を進め、2022年度内に打ち上げる方針を固めたという。」
今回の報道では、燃焼室に穴が開いた話は出てこない。
「射場では「実機型ステージ燃焼試験」(CFT)の準備も進める。」
「このCFTは、LE-9エンジンだけでなく、H3ロケット実機の燃料/酸化剤タンクも組み合わせた燃焼試験となる。打ち上げ前の最後の大型試験」
胸突き八丁、大詰めが近づいている。
が、安心するのはまだ早い。
「今回メドが立ったのは初号機に搭載するタイプ1エンジンだけで、2号機以降で搭載するタイプ2エンジンについては、引き続き開発を進める。タイプ2エンジンでは、低コスト化のために新たに3Dプリンタ製の噴射器(インジェクタ)を採用。ターボポンプについては、“2の矢”も含めて検討し、最適な仕様を選定する計画だ。」
先行打上げ用の、いってみれば仮のエンジンなわけだ。
「LE-9エンジンは本来、大幅な推力の調節(スロットリング)が可能だ。しかし初号機に搭載する先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)の打ち上げは、スロットリング無しでも問題は無く、定格付近での作動のみ確認できていれば問題は無い。タイプ1エンジンは初号機に最適化することで、より早く・確実に打ち上げるのが狙いだ。」
タイプ1エンジンでは、市場競争力もなく、世界に貢献することなどできない。
それでも、一気にゴールを狙うのではなく、ステップバイステップで、確実に仕留めて行こうとしている。
その割には、いろいろお約束のトラブルを出してくれるけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
片や月を目指す超大型ロケット、此方地道に既存のロケットを置き換えようとする中型ロケット。
直接の比較はできないけれど、水素を燃料とするエンジンを使っている点は共通だ。
使い捨てロケットだし、基本、2段構成だし、固体燃料ブースターも使うし(H3は無くても飛べるようですが:3基掛けで)。
我が国では、水素漏れの問題で飛べなかったという話は聞かない(浮沈子が知らないだけかも)。
上手くやっているのかもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(シャトルから数年後、NASA は液体水素の危険性を再発見する)
https://arstechnica.com/science/2022/09/years-after-shuttle-nasa-rediscovers-the-perils-of-liquid-hydrogen/
「NASA には 10 月 17 日から 10 月 31 日まで、別のアルテミス I 発射の機会があります。」
「クイック ディスコネクト付近のパージ エリア内の水素濃度が 4% を超えると、可燃性の危険があると見なされます。」
「NASA の職員は漏れの原因を調査中ですが、誤ったバルブが開いたことが原因である可能性があると考えています。これは、液体水素推進剤を装填する前にロケットを冷却するプロセス中に発生しました。ロケットに一連の約 10 のコマンドが送信される中で、間違ったバルブにコマンドが送信されて開きました。サラフィン氏によると、これは 3 ~ 4 秒以内に修正されました。ただし、この間、問題のある迅速な切断を引き起こす水素ラインが一時的に過剰に加圧されました。」
「今日まで、ウエットドレスリハーサルとして知られるこれらの給油テストのいずれも成功していません。」
6月20日のWDRでは、推進剤の充填自体は完了している。
また、前回の打ち上げ挑戦(8月29日)にも、満タンにしているからな。
まあ、エリックバーガーの挑発的な書き方には慣れっこだ。
「土曜日、500,000 ガロン以上の容量を持つコア ステージの大規模な液体水素タンクは、スクラブが呼び出されたときに 11% しか満たされていませんでした。」
高速充填前だからな。
まあ、そんなもんだろう。
水素の爆発濃度範囲については、浮沈子の記憶と一致している(確認したら、4~75パーセント:空気中)。
扱い辛い燃料であることは分かっているけど、それを選択した理由は燃費や議会と業界との癒着だけではないだろう。
高い技術を要求される水素を扱うことで、業界の技術水準を上げようとしたのかも知れないし、ソ連が成功した酸素リッチの燃焼技術に追随できなかったこともあるだろう(現在でも、RD-180エンジンを国内で生産することはできません:代替のBA-4エンジンでも苦労してますけど)。
NASAは、技術的チャレンジを選択したのかも知れない。
「おそらく7回目は魅力でしょう。」
まあ、漏れを克服して燃料の充填自体は上手くいくかもしれないけどな。
問題は、それ以外の方だろうな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
「問題となっているのは、ロケットとは独立して電力を供給される飛行停止システムで、バッテリーの定格は 25 日です。NASA は、そのバッテリー定格を約 40 日間に延長する必要があります。宇宙機関は、近いうちに射程関係者とこれらの議論を行う予定です。」
「NASA は次に 9 月 19 日から 10 月 4 日まで打ち上げる機会があります。」
「次に何が起こるかは、エンジニアと技術者が月曜日に発射台で車両を検査したときに何を見つけるかによって異なります。打上げチームがパッドのクイック ディスコネクト ハードウェアを交換できると判断した場合、修正の完全性を判断するために部分的な給油テストを実行するオプションがあるかもしれません。これにより、NASA は次の打ち上げまで車両を発射台に載せておくことができるようになるかもしれません。」
つまり、飛行停止システムのバッテリーの有効期限を40日に延長することをイースタンレンジの打ち上げ管理者が認めれば、そして、発射台上で修理が可能と判断されれば、さらに、その修理の結果を部分的な水素の注入で確認できれば、VABに戻すことなく、10月まで待つこともなく、次の打ち上げを9月中旬から始まる時期に行うことが出来るというわけだ。
バッテリーの有効期限は、もともと20日(21日?)だったのを、今回25日に特別に延長して認めてもらった経緯がある。
40日というのは、2倍なわけだ。
有り得るのかあ?。
もちろん、それが可能ならば、そして、発射台上で修理が出来るのなら、それに越したことはないかも知れない。
部分的給油テストを発射台上の修理の後で行えれば、修理作業の確実性を担保できる。
が、それは、VABに戻すこととは本質的には関係ない。
そう、温度センサーの問題とか、水素タンクのダンプバルブの問題もあるからな。
博打を重ねずに、大人しくVABに戻すのがよろしい。
(NASA は 9 月初旬にアルテミス I の打ち上げの試みを中止し、オプションを検討します)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/03/nasa-to-stand-down-on-artemis-i-launch-attempts-in-early-september-reviewing-options/
「ミッション マネージャーは会合し、追加の打ち上げを見送ることを決定しました。 9月上旬に打ち上げを試みます。」
9月5日から6日にかけてのうちあは消えた。
「現在 25 日に設定されている飛行停止システムの認証に関するイースタン レンジの要件を満たすために、NASA はシステムのバッテリーをリセットするための次の打ち上げ試行の前に、ロケットと宇宙船を VAB に戻す必要があります。」
NASAも、バッテリーの件は承知だ。
「ここで起動ウィンドウのリストを表示します。」
以下、リンク先からの抜粋
「8月23日~9月6日
12回の打ち上げ機会
8 月 30 日、31 日、9 月 1 日の発売日はありません
9月19日~10月4日
14回の打ち上げ機会
9 月 29 日と 9 月 30 日の打ち上げはありません
10月17日~10月31日
11回の打ち上げ機会
10 月 24 日、25 日、26 日、28 日の発売日はありません 」
諦めずに、9月19日からの日程を残して示したところが憎いなあ・・・。
(アルテミス I 打ち上げの試みがスクラブされた)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/03/artemis-i-launch-attempt-scrubbed/
「打ち上げディレクターは、EDT の午前 11 時 17 分頃に、本日のアルテミス I 打ち上げの試みを放棄しました。」
繰り返し行われた水素漏れに対するトラブルシューティングは功を奏さず、打ち上げは再び延期された。
エンジン冷却のプロセス以前だなあ・・・。
3度目の打ち上げを試みるかどうかは分からない。
このまま続けても、水素漏れが止まるかどうかは分からないし、仮にVABに戻したとしても、その作業で対策できる保証はない。
低温で冷やして見なければ、作業の有効性は確認できないからな。
発射台で出来ることには限りがある。
現状、出来る限りのことをして、再度の発射を試みるのが正解だろうが、そのほかの要素も考慮しなければならない。
VABへの往復は、それ自体がリスクだ・・・。
しかし、水素の漏れは止まらないな。
前回も漏れたし、今回はそれとは異なるところから漏れているらしい。
つーことは、前回の対策は有効だったということでもある。
もぐら叩きの状態なわけだ。
やれやれ・・・。
まあいい。
とにかく、今日の打ち上げは見送られた。
浮沈子的には、ここで粘っても得る物はない気がしている。
水素漏れは、まあ、言ってみれば想定の範囲内だ。
三度目の正直にチャレンジするのもよし、VABに引き上げて、怪しげな温度センサーを交換するのもよし。
延期になったことで、正直ほっとしている。
初物にトラブルはつきものだ。
(H3ロケット、2022年度内の打ち上げへ ターボポンプの振動問題は解決)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220902-2443057/
「初号機の2回にわたる打ち上げ延期の原因となっていたターボポンプの振動問題については、ほぼ解決。今後、燃焼試験を進め、2022年度内に打ち上げる方針を固めたという。」
今回の報道では、燃焼室に穴が開いた話は出てこない。
「射場では「実機型ステージ燃焼試験」(CFT)の準備も進める。」
「このCFTは、LE-9エンジンだけでなく、H3ロケット実機の燃料/酸化剤タンクも組み合わせた燃焼試験となる。打ち上げ前の最後の大型試験」
胸突き八丁、大詰めが近づいている。
が、安心するのはまだ早い。
「今回メドが立ったのは初号機に搭載するタイプ1エンジンだけで、2号機以降で搭載するタイプ2エンジンについては、引き続き開発を進める。タイプ2エンジンでは、低コスト化のために新たに3Dプリンタ製の噴射器(インジェクタ)を採用。ターボポンプについては、“2の矢”も含めて検討し、最適な仕様を選定する計画だ。」
先行打上げ用の、いってみれば仮のエンジンなわけだ。
「LE-9エンジンは本来、大幅な推力の調節(スロットリング)が可能だ。しかし初号機に搭載する先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)の打ち上げは、スロットリング無しでも問題は無く、定格付近での作動のみ確認できていれば問題は無い。タイプ1エンジンは初号機に最適化することで、より早く・確実に打ち上げるのが狙いだ。」
タイプ1エンジンでは、市場競争力もなく、世界に貢献することなどできない。
それでも、一気にゴールを狙うのではなく、ステップバイステップで、確実に仕留めて行こうとしている。
その割には、いろいろお約束のトラブルを出してくれるけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
片や月を目指す超大型ロケット、此方地道に既存のロケットを置き換えようとする中型ロケット。
直接の比較はできないけれど、水素を燃料とするエンジンを使っている点は共通だ。
使い捨てロケットだし、基本、2段構成だし、固体燃料ブースターも使うし(H3は無くても飛べるようですが:3基掛けで)。
我が国では、水素漏れの問題で飛べなかったという話は聞かない(浮沈子が知らないだけかも)。
上手くやっているのかもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(シャトルから数年後、NASA は液体水素の危険性を再発見する)
https://arstechnica.com/science/2022/09/years-after-shuttle-nasa-rediscovers-the-perils-of-liquid-hydrogen/
「NASA には 10 月 17 日から 10 月 31 日まで、別のアルテミス I 発射の機会があります。」
「クイック ディスコネクト付近のパージ エリア内の水素濃度が 4% を超えると、可燃性の危険があると見なされます。」
「NASA の職員は漏れの原因を調査中ですが、誤ったバルブが開いたことが原因である可能性があると考えています。これは、液体水素推進剤を装填する前にロケットを冷却するプロセス中に発生しました。ロケットに一連の約 10 のコマンドが送信される中で、間違ったバルブにコマンドが送信されて開きました。サラフィン氏によると、これは 3 ~ 4 秒以内に修正されました。ただし、この間、問題のある迅速な切断を引き起こす水素ラインが一時的に過剰に加圧されました。」
「今日まで、ウエットドレスリハーサルとして知られるこれらの給油テストのいずれも成功していません。」
6月20日のWDRでは、推進剤の充填自体は完了している。
また、前回の打ち上げ挑戦(8月29日)にも、満タンにしているからな。
まあ、エリックバーガーの挑発的な書き方には慣れっこだ。
「土曜日、500,000 ガロン以上の容量を持つコア ステージの大規模な液体水素タンクは、スクラブが呼び出されたときに 11% しか満たされていませんでした。」
高速充填前だからな。
まあ、そんなもんだろう。
水素の爆発濃度範囲については、浮沈子の記憶と一致している(確認したら、4~75パーセント:空気中)。
扱い辛い燃料であることは分かっているけど、それを選択した理由は燃費や議会と業界との癒着だけではないだろう。
高い技術を要求される水素を扱うことで、業界の技術水準を上げようとしたのかも知れないし、ソ連が成功した酸素リッチの燃焼技術に追随できなかったこともあるだろう(現在でも、RD-180エンジンを国内で生産することはできません:代替のBA-4エンジンでも苦労してますけど)。
NASAは、技術的チャレンジを選択したのかも知れない。
「おそらく7回目は魅力でしょう。」
まあ、漏れを克服して燃料の充填自体は上手くいくかもしれないけどな。
問題は、それ以外の方だろうな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
「問題となっているのは、ロケットとは独立して電力を供給される飛行停止システムで、バッテリーの定格は 25 日です。NASA は、そのバッテリー定格を約 40 日間に延長する必要があります。宇宙機関は、近いうちに射程関係者とこれらの議論を行う予定です。」
「NASA は次に 9 月 19 日から 10 月 4 日まで打ち上げる機会があります。」
「次に何が起こるかは、エンジニアと技術者が月曜日に発射台で車両を検査したときに何を見つけるかによって異なります。打上げチームがパッドのクイック ディスコネクト ハードウェアを交換できると判断した場合、修正の完全性を判断するために部分的な給油テストを実行するオプションがあるかもしれません。これにより、NASA は次の打ち上げまで車両を発射台に載せておくことができるようになるかもしれません。」
つまり、飛行停止システムのバッテリーの有効期限を40日に延長することをイースタンレンジの打ち上げ管理者が認めれば、そして、発射台上で修理が可能と判断されれば、さらに、その修理の結果を部分的な水素の注入で確認できれば、VABに戻すことなく、10月まで待つこともなく、次の打ち上げを9月中旬から始まる時期に行うことが出来るというわけだ。
バッテリーの有効期限は、もともと20日(21日?)だったのを、今回25日に特別に延長して認めてもらった経緯がある。
40日というのは、2倍なわけだ。
有り得るのかあ?。
もちろん、それが可能ならば、そして、発射台上で修理が出来るのなら、それに越したことはないかも知れない。
部分的給油テストを発射台上の修理の後で行えれば、修理作業の確実性を担保できる。
が、それは、VABに戻すこととは本質的には関係ない。
そう、温度センサーの問題とか、水素タンクのダンプバルブの問題もあるからな。
博打を重ねずに、大人しくVABに戻すのがよろしい。
(NASA は 9 月初旬にアルテミス I の打ち上げの試みを中止し、オプションを検討します)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/03/nasa-to-stand-down-on-artemis-i-launch-attempts-in-early-september-reviewing-options/
「ミッション マネージャーは会合し、追加の打ち上げを見送ることを決定しました。 9月上旬に打ち上げを試みます。」
9月5日から6日にかけてのうちあは消えた。
「現在 25 日に設定されている飛行停止システムの認証に関するイースタン レンジの要件を満たすために、NASA はシステムのバッテリーをリセットするための次の打ち上げ試行の前に、ロケットと宇宙船を VAB に戻す必要があります。」
NASAも、バッテリーの件は承知だ。
「ここで起動ウィンドウのリストを表示します。」
以下、リンク先からの抜粋
「8月23日~9月6日
12回の打ち上げ機会
8 月 30 日、31 日、9 月 1 日の発売日はありません
9月19日~10月4日
14回の打ち上げ機会
9 月 29 日と 9 月 30 日の打ち上げはありません
10月17日~10月31日
11回の打ち上げ機会
10 月 24 日、25 日、26 日、28 日の発売日はありません 」
諦めずに、9月19日からの日程を残して示したところが憎いなあ・・・。
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