🐱ウクライナ降伏不可避:脊髄反射と抱き着き戦術2022年11月17日 11:47

ウクライナ降伏不可避:脊髄反射と抱き着き戦術


(1日100万回)
https://nordot.app/863954450288361472?c=174761113988793844

「ボクシングに「クリンチ」という守りのテクニックがある。連打から逃げようと、相手の体に抱きつき、くっついて、攻撃を止める。同じように政治の世界にも「抱きつき」という戦術がある▲連打を受ける前に、先回りして相手に同調して見せる。そうして攻撃の手を緩めさせる。」

上手い説明だったので、引用させていただいた。

(ポーランドにミサイル着弾で2人死亡、ウクライナ防空が原因のようとポーランドとNATO)
https://www.bbc.com/japanese/63644659

「ウクライナ国境に近いポーランド東部で15日午後、ミサイルが着弾し、2人が死亡した。ポーランド外務省が確認し、ロシア製のミサイルだと発表」

NHKのラジオニュースで流れたのを聞いた時、これは一大事だと、一瞬肝を冷やしたが、米国からの情報ではロシアからの発射ではなさそうだということで、ほっと胸をなでおろした。

NATOにロシアがミサイルをぶち込むのは、いくらなんでもリスキーだからな。

事の真相がどうあれ、関係国は事実を隠蔽し、自分たちに都合のいいような情報を流し、解釈を発表し続けることだろう。

それはそれで、情報戦としては興味深いが、相変わらずウクライナは脊髄反射的コメントを連射している。

「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は15日夜にツイッターで、「ロシアはどこでも殺す。今日はその手がポーランドに届いた」と、根拠を示さずに書き、「欧州・大西洋地域の集団安全保障への攻撃は、重大なエスカレーションだ」と述べていた。」

「ウクライナ政府は、自国の防空システムがポーランドでの今回の事態の原因との指摘を否定していた。」

ロシアはロシアで、冒頭引用した抱き着き戦術を恥ずかしげもなく繰り出している。

「ロシア政府のドミトリー・ペスコフ大統領報道官は16日午前、毎日定例の記者会見で、ポーランドをはじめ「たくさんの国が」「ヒステリック」に反応し、何の証拠もないままロシアを糾弾(きゅうだん)したと非難。そのうえで、「アメリカ側とアメリカ大統領の、抑制的ではるかにプロフェッショナルな反応は、特筆に値する」と称賛した。」

米国は、ウクライナ紛争がNATOを巻き込んだ欧州大戦争に発展することを、どこの誰よりも(ロシアよりも!)警戒している。

今回の事態で、バイデンが初期の段階でロシアの攻撃ではなさそうだと表明したのも、その表れだ。

もっとも、どこから発射されたとか、誰が(どこの部隊が)発射したとかは明かさなかったけどな。

もちろん、そういう情報も持っているだろうが、全てを明かさないことも情報戦の一環だからな。

とりあえず、事態のエスカレートを止める楔を一発打っておこうというわけだ。

NATOは、もちろん事実を把握しているから、米国と歩調を合わせて事態をコントロールしようとするだろう。

「これまでのところ、ロシアがウクライナ国境を越えた何かをわざと狙っていたと示すものは、何もない。」

「そのようなことをすれば、NATO条約の第5条発動に至りかねないと、ロシア政府は承知している。もしそうなれば、NATO全体がポーランド防衛に乗り出す。」

「NATOは、そのような状態を望んでいない。」

「ウクライナにとって不可欠な防衛用の武器や装備の大半は、ポーランドを経由する。それが意図して標的とされれば、事態は変わる。」

「しかし、今回はそういうことではなさそうだ。」

意図したにせよ、偶発的であったにせよ、ウクライナを除くすべての関係者が、事態のエスカレートを望んでいないことは確かだ。

浮沈子は、偶発ではないと見ている。

タイミングといい、攻撃対象といい、規模といい、周到に計画されて実行された陽動作戦の一環だ。

「前日には、ロシアとアメリカの情報機関首脳たちが会談し、この戦争の不要なエスカレーションを避けるにはどうすべきか、協議していたばかりだ。」

「ロシアはこの日、ウクライナの首都キーウをはじめウクライナ各地に大規模な砲撃を展開していた。ウクライナ空軍によると、着弾は90発以上で、70発以上を迎撃したという。」

「世界がG20で集まり、緊張緩和を促した途端、ロシアはウクライナでのエスカレーションを選んだ。会談している最中に。ウクライナ西部に何十ものミサイル攻撃があった」(バイデン大統領のコメントより)

一連の緊張緩和を促す流れ、ロシアの大規模攻撃のタイミング、たった1発の防空ミサイル(未確認)の着弾・・・。

緊張緩和を望まないウクライナには、事態を流動的にしておく動機が十分過ぎるほどある。

この手の陽動は、その後の情報戦と密接に関わり(つーか、そっちがメイン!)、短期的とは限らない深く静かな影響を含めて設計される。

たった一発のミサイルが、情勢を変えることもあるのだ。

米国がリアルタイムに事実を把握することも、全てを明かさず、抑制的に振る舞うことも、当初は欧州がビビッて事態をエスカレートさせないように反応することも、全ては想定の範囲内だからな。

問題は、その初動の後、どういう事態の展開を読んでいるかだ。

浮沈子的妄想の中では、米国が発射した可能性もあると考えている(そうなのかあ?)。

報道では、Sー300迎撃ミサイルと言われているようだが、なんと米国も所有しているのだ。

(S-300 (ミサイル))
https://ja.wikipedia.org/wiki/S-300_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)

「使用国:
・アメリカ合衆国
S-300Pを1994年にベラルーシから購入。さらにロシアからも直接購入したとされ、このため、後に同国内で「軍事機密の流失」として問題視されたといわれる。」

まあ、ありえないだろうけどな。

(ポーランドに落下のミサイル NATOとウクライナで見解に隔たり)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221117/k10013894061000.html

「われわれも合同調査に加わるべきだ。とりわけ、われわれが非難されるような話が出ているなら、その権利があるはずだ」

ウクライナは、NATO加盟を申請したと言われている(どーせ、ダメだろうけど)。

正式な加盟国でなくても、現に莫大な軍事支援を受けているし、その中には武器弾薬情報の提供だけでなく、NATO内で兵員の訓練まで含まれている。

ポーランドは、ウクライナ全土がロシアに侵攻されることになれば、隣接して直接の脅威にさらされる当事国だ。

現在の物資の供給の多くが同国を経由していることを合わせると、相当な緊張状態に置かれている。

隣の家で火事があり、燃え盛る炎を浴びて、火の粉が降りかかっているわけだからな。

トバッチリはモルドバも受けているようだが、こっちはNATO非加盟だからな。

集団的自衛権の発動はない。

今回の事案が、今後どういう展開を見せるかは注目に値するが、起こると言われていることは必ず起こるということを見せつけてくれた。

NATOは、構成国の引き締めに走るだろうし、ウクライナは情勢が膠着して和平ムードが高まることを避けるために、最大限に利用しようとするだろう。

米国やロシアやその他大勢は、事態の緊張化を避けようと躍起になっている。

米国は、ようやく中間選挙の大勢が判明した。

上院の民主優勢は確定しているが、下院は僅差で共和党が過半数を制したことが報じられている(ABC)。

ウクライナにとっては、米国の支援に黄色信号がともった感じだ(そうなのかあ?)。

ウクライナ降伏不可避。

浮沈子の見立ては変わらない。

ロシアが米国に抱き着くとは思わなかったがな。

ヘルソン市奪還で、潮目は変わった。

冬を前にして、欧州各国には厭戦ムードが漂い始めている。

誰が仕掛けたかは知らないが、逆療法な今回の事案が、情勢の変化に繋がるかどうかは分からない。

どっちに転んでも、ウクライナの現政権にとって悪い方には行かないだろうが、禁じ手に頼らなければならないほど追い詰められていることも確かだ。

停戦であれ休戦であれ、戦闘の終結は政権の崩壊に繋がりかねないからな。

浮沈子は、正義派じゃない。

ウクライナがどんな勢力に支配されようと、知ったことではない(そんなあ!)。

そういう視点から見ると、ロシアもウクライナも、際限なく戦い続けるアホな国家にしか見えない。

米国や欧州は、文字通り、火に油を注いでいるとんでもない存在だ(ロシア本土もそうだがな)。

我が国は、双方と協力している。

ロシアにおけるサハリン1の権益を維持し、ウクライナにも人道的物的経済的支援を行っている(一部、軍事支援も)。

米国との軍事同盟を維持する上でも、ロシアとの国境問題を抱えている立場からも、そのバランスの上に立って行動せざるを得ないからな。

ウクライナは、戦争する道を選んだ(選ばされたわけだが)。

ソ連崩壊時に、米国がどんな密約をして核兵器を放棄させたかは知らない(浮沈子の妄想では、何発かは隠し持っていることになっているんだがな)。

20世紀の負債を、米国は払い続けているのかも知れない。

軍事同盟もない遠隔のウクライナに、軍事的財政的に莫大な援助を続ける合理的理由はない。

それとも、これは21世紀の新しい米国による世界秩序の維持の姿なのか。

米国の兵士を、一兵たりとも損なわない、米国の戦争。

ぺスコフは、言葉だけかもしれないが、その米国に抱き着いている(それでウクライナの脊髄反射が収まるとは思えないけどな)。

これもまた、支配の一つの形態なのかもしれない。

ロシアはやせ我慢しているけど、やはり経済制裁は堪えているに違いないのだ。

一日でも早い停戦と、一日でも長い休戦を。

それで現ウクライナ政権が吹っ飛ぶなら、それはそれで仕方ないだろう。

故意にせよ偶発にせよ、NATO加盟国への攻撃は、これからもあるに違いない。

ロシアは既に、ウクライナへの軍事物資の供給に対して、戦争当事国に当たると警告を発している(これには、我が国も含まれる点に注意だ)。

世界を相手に全面戦争するとは思えないが、ポーランド辺りに何発かお見舞いして牽制する程度はやるかも知れない。

NATOは、集団的自衛権を発動してロシアとの大欧州戦争をおっぱじめるか、ウクライナへの支援のバルブを閉めるかの究極の選択を迫られることになる。

BBCの記事にあるように、今回はそうではないかもしれないが、起こると言われることは必ず起こる。

Xデーが、現実のものになり得るという警告と受け止めておく必要だけはありそうだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(小早川秀秋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%97%A9%E5%B7%9D%E7%A7%80%E7%A7%8B

「関ヶ原の戦いで徳川家康の東軍に寝返り、豊臣家衰退の契機を作った。」

「関ヶ原本戦が始まったのは午前8時ごろであり、午前中は西軍有利に戦況が進展する中、傍観していた。」

たびたび使者を送ったにも関わらず傍観し続ける秀秋に家康は苛立っていたといい、秀秋の陣へ鉄砲を撃ちかけたともいう。」

鉄砲を撃ちかけた件については、いろいろ異論もあるようだ。

まあ、この話が今回に当てはまるかどうかは知らない。

加盟を認めようとしないNATOに対してウクライナがいら立っているとか、冬を前にして兵器弾薬などを更に要求したとか、NATOの全面的参戦を促したという可能性も皆無とは言えないが、ミサイルで督促しなくてもいいわけだからな。

ポーランドの自作自演とか、ベラルーシ辺りからとか、米国は発射地点を明かさないから、推測は如何様にも出来る。

ウクライナ空軍からの報告を受けている政権は、国連の安全保障理事会でも合同調査への参加要請をしたようだ。

NATO加盟国じゃないからな。

そっちの調査には同行を拒まれるかもしれない(未確認)。

事案的にはNATOマターだからな、可能性はある。

別のスキームを探っているのかも知れない。

まあ、どうでもいいんですが。

「戦後まもなく秀秋から秀詮へと改名している。」(読みは同じく「ひであき」)

「慶長7年(1602年)10月18日、秀詮は21歳で急死した。関ヶ原の戦いからわずか2年後であった。」

「実際に残されている病歴からは酒色(アルコール依存症)による内臓疾患が死因として最有力」

「諸大名からは関白・豊臣秀次に次ぐ、豊臣家の継承権保持者ともみられていた。そのため、秀秋に取り入ろうとする全国の大名から接待攻勢を受け、7歳の元服と同時に毎晩酒を飲み続けることになった」

やれやれ・・・。

裏切りの祟りではなかったようだな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/nato-58.php

「アメリカの保守派の間では、「世界を新たな戦争に導こうとした」とゼレンスキーを非難する声が強まっている。」

以下、そういう声のオンパレードだ・・・。

「ウクライナは第3次世界大戦を始めようとしている。昨日ウクライナのミサイルがNATO加盟国に着弾し、罪のない一般市民が殺された。これについてウクライナの指導者たちは嘘をつき、ロシアのミサイルだと非難し、AP通信は何の疑問も抱かずにそれを記事にした」

「ウクライナの指導部は嘘をつき、本格的な第3次世界大戦を起こそうとしたのだ。それが事実だ」

「ゼレンスキーは今、地球上で最も危険なサイコパスだ。彼は新たな世界大戦を始めるようとしている」

「ゼレンスキーの軍が、おそらく誤ってポーランドにミサイルを着弾させ、それを利用してNATOに第3次世界大戦を起こさせようとしたことがはっきりした。これは世界を救いたい、あるいは対立を緩和させたいと考えている英雄の行動ではない」

「NATO加盟国のポーランドにミサイルを撃ち込んだのはウクライナだったのだから、我々は少なくとも、何十億ドルも費やして彼らに兵器を提供するのをやめたらいいのでは?」

事実がどうだったのかは分からない。

「15日夜から16日朝にかけて、アメリカ、ポーランドやNATOの複数の当局者が、ミサイルはロシアがNATO加盟国のポーランドに向けて意図的に発射したものだという見方に異議を唱えた。」

「その見解を否定する予備情報がある。調査が完了するまで言いたくない」

「(ミサイルの)軌道から考えると、ロシアから発射されたとは考えにくい。いずれ分かるだろう」

バイデンは、全てを知っている。

ゆるがせない事実と判明するまでは、とてもとても世間に公表できない、つまり、自らの政策を危うくするような話ということなわけだ(たぶん)。

NWが報じた米国の声は、それが明かされれば、ますます声高になるに決まっている。

ひょっとしたら、本当に小早川秀明(NATOに対する威嚇射撃)かも知れない。

一部の報道では、ウクライナ軍が誤射(?)を認めたとある。

(ウクライナ軍「迎撃態勢」認める ポーランド着弾当時―米報道)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022111700181&g=int

「ウクライナ軍がその時間帯に現場周辺で地対空兵器を作動させ、ロシア軍が発射したミサイルの迎撃を試みていたと米国に認めたことが分かった。」

「ゼレンスキー大統領は16日、着弾したのは自軍のミサイルでないと確信していると主張を変えなかった。軍から報告書を受け取っており「信じないわけにはいかない」と述べた。」

うーん、微妙に変えてきているな(ヤバくなったら、軍の関係者を処分して身の保全を図ろうとしているのか)。

いずれにせよ、ゼレンスキーが軍を掌握できていないことは明らかだ。

これまでも、東部でロシア本土を攻撃しちまった前科もあるしな。

一応、NATOでは誤射ということで落しどころを探っているようだが、当初の報告が自軍ではないと上がってきたことが事実なら、軍内部の統制も取れていないことが分かる。

小早川秀明の可能性は捨てきれないし、もっとややっこしい話があるのかも知れない。

NATOが、ウクライナとの合同調査を認めるかどうかが問題だな。

拒否するようなら(そうするのがふつーだ:ウクライナは未加入だからな)、状況は次の段階に入る。

バルブが閉められる時が、刻々と近づいている・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(米軍高官「ウクライナ、軍事的勝利は当面ない」 政治解決に期待)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea4a4cbf2f1838b30306fd58c9f0bf254c7b891c

「ロシアがウクライナ全土を征服するという戦略目標を実現できる可能性はゼロに近い。ただ、ウクライナが軍事的に勝利することも当面ないだろう」

「ロシア軍は大きなダメージを受けており、政治的判断で撤退する可能性はある」

防衛に関して、ウクライナは大成功を収めている。ただ、攻撃に関しては、9月以降にハリコフ州とヘルソン州(の領域奪還)で成功したが、全体から見れば小さな地域だ。ウクライナ全土の約20%を占領するロシア軍を軍事的に追い出すことは非常に難しい任務だ」

「ロシア軍は、多数の兵士が死傷し、戦車や歩兵戦闘車、(高性能の)第4、5世代戦闘機、ヘリコプターを大量に失い、非常に傷を負っている。交渉は、自分が強く、相手が弱い時に望むものだ。(ウクライナの望む形での)政治的解決は可能だ」

プロの軍人さんは、健全な発想だな(政治家はサイコパスばっかだけど?)。

「戦術的な戦闘が鈍化すれば、政治解決に向けた対話の開始もあり得る」

こういう話が表に出てくるということは、米国が戦闘終結に向けて着実に動き出している証拠だ。

ウクライナの現政権が望むかどうかに関わらず、停戦実現の時期は近づいている。

一刻でも早い停戦と、一刻でも長い休戦を・・・。