😼ハリケーン・ミルトン:米国大統領を足止め2024年10月09日 07:59

ハリケーン・ミルトン:米国大統領を足止め
ハリケーン・ミルトン:米国大統領を足止め


(大型ハリケーン上陸へ警戒 大統領「過去100年で最悪の恐れ」―米)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024100900185&g=int

「過去100年で最悪の嵐の一つとなる恐れがある」(バイデン大統領)

「ミルトンは9日夜にもフロリダ州西部に上陸し、沿岸部では洪水や強風による被害が予想されている。」

(ラムシュタイン会合の開催が宙に浮く、米大統領が訪独を延期)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/J2JS5FEJTFPR3IZEAN5ENH2EHU-2024-10-08/

「フロリダ州に大型ハリケーン「ミルトン」が接近していることなどを理由にドイツとアンゴラへの訪問を延期決定」

浮沈子的には、それ程のものかと思うんだが、大統領選挙を控えた政権としては、国際的な事情より、国内の評判が大切な時期だからな(そういうことかあ?)。

「現時点では国外に出ることはできないと思う」(バイデン米大統領)

まあいい。

「バイデン氏は10月10─13日のドイツ国賓訪問に合わせ、ウクライナに武器を供給する約50カ国からなるラムシュタイングループの会合への出席を予定」

「ゼレンスキー氏は数週間にわたり、ラムシュタインの会合がウクライナと今後の戦況にとって重要であると強調してきた。」

「ゼレンスキー大統領は8日夜のビデオ演説で、同会合やバイデン氏の訪問延期については何も言及しなかった。」

うーん、泣く子とハリケーンには勝てない(ロシアより強敵かもな)。

エリックバーガーも記事にしている。

(ハリケーン・ミルトンはカテゴリー5に到達した2番目に速い嵐となる)
https://arstechnica.com/science/2024/10/hurricane-milton-becomes-second-fastest-storm-to-reach-category-5-status/

「ミルトンはハリケーン マリア (2017) と並んで、カテゴリー 1 からカテゴリー 5 のハリケーンに勢力が強まるまでの時間としては 2 番目に速く、わずか 18 時間でした。」

「当社の最善のモデリングのほとんどは、ミルトンが水曜日の午後、夕方、または夜にタンパ湾地域付近に上陸することを引き続き示している。」

特に、タンパについては懸念が深いようだ。

「大型ハリケーンは、1921年以降タンパ湾に直接的な影響を及ぼしていない。」

「水曜日の夕方までに、破壊的な高潮がフロリダ州の西海岸、おそらくタンパ湾、あるいはさらに南のフォートマイヤーズ付近に押し寄せるだろう。時速 100 マイルを超える突風の広範囲にわたる流れもフロリダ州の海岸を襲い、州の中央部と北部の大部分が大雨で水浸しになるだろう。」

「今週末までには、被害、死者、破壊の点で歴史に残るものとなる可能性が非常に高いです。被害地域にお住まいの方は、避難警報に従ってください。」

確かに、歴史に残る被害が想定されているようだ。

バイデンは、訪米したゼレンスキーが望んだ供与兵器によるロシア領内深くの攻撃について、直ちには認めなかった経緯がある(「勝利計画」は、バイデンを説得するための仕掛けだったようだし)。

今回のラムシュタイン会合で、何らかの進展があると期待されていただけに、不参加または延期というのは幸先のいい話ではない。

が、選挙が絡んでるからな。

民主党政権の現職大統領として、被災地を放り出して外遊するというのは影響がデカい。

この嵐が、国際政治にどんな影響を与えることになるかは不明だが、ゼレンスキーにとっては痛いところだろう。

逆に、ロシアにとっては神風になるかもしれない。

武運を天に任せるというところか・・・。

😼メキシコへの道:第4章:海洋スキルチェック(2回目)2024年10月13日 15:39

メキシコへの道:第4章:海洋スキルチェック(2回目)
メキシコへの道:第4章:海洋スキルチェック(2回目)


9月末(1回目)に引き続き、週末にかけて大瀬崎でサイドマウントスキルのチェックを受ける。

今回は、2日間(10月11日(金曜)と12日(土曜))みっちりとしごかれる。

竹内インストラクターの目は厳しく、浮沈子が苦労して誤魔化しているのにバレバレ・・・。

ウエイトを増やしたくないので、現地(メキシコ)で使用予定のウェットスーツ(7mm)ではなく5mmで潜っている(あと、フードベスト)。

タンクとの兼ね合いもあるけど、持ち込んでもらっている竹内さんのアルミではちょうどいい感じだ(昨日の2本目は30バール切ってたけど、ギリギリ沈んでいられた:ウエイトは1kgを腰の金具の周りに4個:4kg)。

まあ、どうでもいいんですが。

あんま詳細は書けないけど、内容は多岐にわたる。

長時間連続で泳ぎ続けるという実践的なチェックも受ける(といっても、1時間余りですが)。

ゆっくりと、水深をキープして、安定して泳ぐ。

バランスやトリムが崩れていたりすると、これが意外に難しい。

ウエイトの位置、BCとの兼ね合い、Dリングの位置、バンジーの位置や長さ(浮沈子はリングバンジー)など、複数の要素が適切に収まっていないとスムーズに泳ぎ続けることはできない。

帰りは浮沈子が先頭で泳いだが、やはりペースが上がってしまう。

往路より5分早かった(行き:35分、帰り:30分)。

流れが多少あったから許容範囲ということで、おまけの合格。

安定した呼吸、安定したフィンキック、アウェアネス(時々、後方を確認など)・・・。

ラインとの距離感がよくないと指摘された(近過ぎ)。

今回のメキシコ行きは完全なファンダイブで、講習の要素はない。

スキルチェックも実践的で、座学も応用編だ(金曜の夜に1時間余り実施)。

ノートを取りながら聞いたんだが、見返すと漢字が思い出せずにひらがなが多い。

やれやれ・・・。

スキルの宿題は、手早くエキジットするための上がる直前でのロングホースの手じまい(苦手!)、エアシェア時の浮力コントロール(もちろん、オーラルで吸気)、7mmスーツでのバランス・トリムの確認(プールで)。

あと、足がつかないエントリーポイントでのタンクの脱着(後日、思い出して追加)。

エアシェアしているのに(ガスは空のはず!)、パワーインフレーターからド派手に給気してしまう能天気な浮沈子・・・。

まあいい。

残圧100程度で、フィンを脱いだ状態でのバランスチェックもしておくように言われる(7mm淡水:5mm海水でのチェックは画像参照)。

後は、縦になったり、逆立ちしたり、真横になったり、裏返しになって姿勢を安定させる練習もかな。

器材は、右側のタンクのボルトスナップをXディープ製のに交換した。

左は従来品(長さはほとんど同じ)。

タンクを外して前に出すシチュエーションがあるということで、腱板炎の影響で右手の親指に力が入らないことを少しでもカバーする目的。

バンジーを外せば、なんとか脱着できるけど、手間だし、トラブルのもとになりかねない(腰のDリングはスライド式に変更:右のみ)。

で、なかなか快適で、バンジー外さなくてもボルトスナップだけ外すことが出来た(もちろん、付ける方も)。

ちょっとしたことでストレスが軽減され、苦手意識も克服できる。

億劫がらずに、いろいろ試してみることも重要だな・・・。

次回は、11月中旬にプール(國冨)で最終チェック。

旅行保険にも早期に加入しておこう。

行きには、羽田までタクシーで行く予定だから、そのやり方も確認しておかないとな。

来週には稲取で合宿して、宿題をかたずけよう(まだ、予定です)。

あんま早くやっても、忘れそうだけど、鉄は熱いうちに打てともいう(それほど熱くなってないかも・・・)。

身体が動くうちに、出来ることはやっておこう。

新型コロナワクチンをうってから10日ほどでダイビングしたけど、特段の異変はない(接種は10月1日)。

耳抜きも、多少抜けづらかったが、チェックダイブのタイムスケジュールに影響を与えることはなかった(2mくらいから、ごろた下(6m前後)まで降りるのに、2分くらいか)。

大瀬は、水中は5mmフードベストで全く問題ない(水温未確認)。

が、午後から陽が陰って風が吹き出すと、エキジットしてからの陸上が寒くなってきた。

屋外に設置してある温水シャワーから出るのが辛い!(今回はフジミ利用)。

稲取のプール合宿は、その意味でも早めに済ませてしまいたいところだな・・・。

🚀スターシップ:IFT-5:ひとまず成功2024年10月13日 23:01

スターシップ:IFT-5:ひとまず成功
スターシップ:IFT-5:ひとまず成功


さっき、ライブを見終わった。

スーパーヘビーブースターのメカジラ(チョップスティック)によるキャッチは完璧に成功!。

再突入も、フロント右のフラップの付け根(ヒンジ部)に穴が開いたのが気になるが、制御を失うことなく着水に成功(墜落激突爆発炎上木っ端微塵にはならず)。

着水後に何度か爆発して、オーディエンスは大いに盛り上がっていたけどな。

まあいい。

全体として、耐熱タイルの問題は残っているけど、概ね成功と言っていいのではないのか。

次回以降は、軌道飛行に向けた2段目のエンジンの再着火などが課題になるだろう。

今回、ラプター2エンジンは、失火することもなく、全て完璧に作動したようだった。

なんか、見ていてつまらない気もする(そんなあ!)。

再突入時のプロファイルは、若干変更したかもしれない(未確認)。

70km辺りで時間をかけている点は同じだったけどな。

60km付近でも、やや降下が止まっていたような気がする。

タイルの変更で、熱的な特性が変わっているのかもしれない。

次回は来年になると思われるが、2段目のメキシコ湾への制御落下、メカジラキャッチ、軌道上燃料移送が課題だ。

今回帰還したスーパーヘビーブースターの再使用はないだろうが、それに向けてのメンテナンスを確立することも重要だ。

ドライな状態で初めて回収されたわけだからな(前回も、後日、海中からの回収はしたようです)。

まあ、どうでもいいんですが。

一歩一歩、確実に技術を固めつつ、次の飛躍を狙うスペースX。

次回は、2段目のキャッチに失敗して、発射塔ごとぶっ壊してくれたりしないかな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(SpaceX、降下中のスーパーヘビーブースターを空中発射台から捕獲)
https://spaceflightnow.com/2024/10/13/spacex-pulls-off-mid-air-launch-pad-capture-of-descending-super-heavy-booster/

「これまでで最も劇的でリスクの高い宇宙飛行の一つとして、スペースXは日曜日、無人試験飛行で巨大なスーパーヘビー・スターシップロケットを打ち上げ、その後、発射台ガントリー上の巨大な「メカジラ」ロボットアームを使い、帰還した第一段を空から引きずり出すという前例のない技術的偉業を成し遂げた。」

あまりにあっけない成功だったこともあり、それ程のものかとは思うけどな。

「ブースターキャッチの試みのために何年も準備し、何か月もテストし、技術者たちは成功の可能性を最大限に高めるためのインフラの構築に何万時間も費やした」

技術的には、メカジラとロケットの制御の同期とか、構造的な問題とか、ロケット側のハードポイントを正確に掴むためのノウハウなど、様々な要素技術が必要だろうし、それを実際に落とし込むための作業も膨大だったに違いないのだ。

13基のジンバル付きのラプター(中央にある)の再点火に失敗すれば、そのまま地面に激突するわけで、そこにはタンクファーム(液酸やメタンの巨大なタンク)もあったりするわけだから、失敗した時の影響はデカい。

そう考えると、一発で成功したことは快挙に違いない。

一方、2段目の再突入についての記述には、やや疑問もある。

「宇宙船は、大気摩擦の火の玉に巻き込まれながらも必要に応じて機能した改良された耐熱タイルと強化された操縦フィンによって保護され、再突入時の地獄のような熱を比較的良好な状態で切り抜けたように見えた。」

そうだったかあ?。

少なくとも右側のフラップの根元には穴が開き、耐熱タイルが吹っ飛んじまったこと(たぶん)は中継でも明らかだったからな。

耐熱タイル問題は、解決とは程遠い状況だ。

「火の玉に巻き込まれたものの、宇宙船のフィンは無傷のままで、宇宙船は最高温度の加熱を良好な状態で切り抜けた。」

うそつけ!。

まあいい。

この記事にリンクされているビデオの解説でも、フィンの片方に問題が生じていることは指摘されている。

ただ、それが機能的にトラブルを起こしているのか、ただ耐熱タイルが破損して穴が開いただけなのかは分からない。

が、少なくとも「正常」な状態とは言えないからな。

このロケットは、やがて有人機としても使用されることになるだろう。

この耐熱タイルのままで、こいつに乗りたいと思う人はいないだろう。

しかしながら、それは「解決されるべき問題」として残っただけで、「解決不可能な問題」ではなかろう。

前回から改善されていたことは、映像を見る限り間違いない。

5回目の飛行経路は、ほぼ4回目と同じだ。

メカジラキャッチ以外に新しいことは何もない。

浮沈子的には、再突入の熱制御をものにする方が重要な気がしているけど、世間はメカジラキャッチの方に目が行くだろうな。

もちろん、完全再使用ロケットの実現にとって、両方重要なことは間違いない。

完全再使用(今は捨てているホットステージング用の断間スリットも、やがて軽量化して1段目と一体で回収されると言われている)は、ロケット技術の夢だ。

高頻度低価格の打ち上げを可能にする魔法の杖!。

おそらく、重量当たりのコストは、使い捨てと比較して2桁以上下がるだろう。

もう、そのことを疑う余地はない。

スターシップシステムは、夢の実現に向けて着実に歩み出した。

浮沈子は、このブリキ細工なステンレスロケットが、そのまま実用化されることはないと思っていたけど、スペースXはこのままの形で持っていくようだ(複合材料に切り替えることなく)。

開発がとん挫して、アルテミスが宙に浮くこともないだろう(スケジュールは遅れるでしょうけど)。

今回の試験飛行で、浮沈子的に驚愕したのは、メカジラキャッチでもなければ安定感を増した2段目の大気圏再突入&腹這い降下&猫着水でもない。

ラプター2が、完璧に作動した点だ。

見かけ上は、非の打ち所がない。

イグナイターによる再着火の信頼性も上がっている。

現在、ラプター3がエンジン単体テスト中と言われているけど、ラプター2の改良も行われたに違いない。

完全再使用ロケットの成功は、このエンジンにかかっている。

その完成度が着実に上がったことは、成功への確信を高める。

でも、やっぱ、再突入の熱制御だな。

そう簡単にはいかないだろうが、S社は解決策を見出すだろう・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(【速報】ついに発射台でブースターを空中キャッチ スペースXが「スターシップ」の第5回飛行試験を実施)
https://sorae.info/space/20241013-starship.html

「SpaceXによれば今回飛行したStarship宇宙船は熱防護システムがアップグレードされていたものの、前回の第4回飛行試験の時と同じように一部のフラップのヒンジ部分が損傷していく様子が写し出されました。」

うーん、ソラエ編集部は、ちゃんと見てるということなわけだ。

大甘のSFNとは大違いだな(S社から、なんかもらってるんじゃないのかあ?)。

まあいい。

「【▲ 降下中のStarship(スターシップ)宇宙船からStarlink(スターリンク)経由で送られた映像。左側で縦に3つ並んでいるのは各フラップの様子で、一番上のフラップのヒンジ部分が損傷し始めている様子が写っている。SpaceXのライブ配信より(Credit: SpaceX)】」(キャプションより:画像参照)

動かぬ証拠だ(静止画だからな・・・)。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(SpaceX、帰還ロケットを空中でキャッチ、空想的なアイデアを現実に)
https://arstechnica.com/space/2024/10/spacex-catches-returning-rocket-in-mid-air-turning-a-fanciful-idea-into-reality/

「機内カメラの映像には、船のフラップの一部に比較的軽微な熱による損傷が見られたが、スペースXが前回の飛行で観察したものほど重大なものではなかった。」

うーん、スティーブンクラークの評価も甘いな・・・。

「宇宙船は、今回、制御された再突入を成功させ、フラップも無傷で、着水するという、素晴らしいショーを見せてくれました」(テスト飛行のウェブキャストで解説したスペースXのコミュニケーションマネージャー、ダン・フオット氏:ヒュート氏とも)

無傷じゃねえって!。

「我々は発射塔のアームでスーパーヘビーブースターをキャッチし、グリッドフィンを使って荷重を受け止めるつもりだ」(スペースXの創設者兼CEOであるイーロン・マスク氏)

厳密に言えば、荷重を受け止めているのはグリッドフィンではない。

キャッチ用の専用ハードポイントが設けられていて、それが着陸時の全重量を支えている(メカジラのレールに乗っかっている:<また追加>参照)。

「スペースXがファルコン9ブースターを次の飛行に向けて再調整するには、少なくとも数週間かかります。スペースXはスターシップによって、この再調整時間を数日または数時間に短縮したいと考えています。」

それは、このスターシップシステムが新しい軌道上へのアクセススタイルを確立するために絶対に必要なことだ。

「1時間以内に再発射できる状態になる」(マスク氏)

やれやれ・・・。

尻を叩かれる社員はたまらんな・・・。

「スペースXが近いうちに焦点を絞ると思われることの1つは、スターシップが宇宙でラプターエンジンを再点火できることを実証することだ。これは、宇宙船が低地球軌道から離脱し、誘導再突入に向けて進むために必要なことだ。」

まあ、それは当然やるだろう。

「軌道飛行が解除されれば、スペースXはスターシップでスターリンクインターネット衛星の打ち上げを開始し、宇宙での燃料補給の実験を開始できる。」

「スペースXは来年中に、テキサスにある2つの並んだ発射台を使って、2機のスターシップを軌道に乗せる予定だ。両船は軌道上でドッキングし、極低温推進剤を輸送する技術をテストする。」

「本日、スペースXのブースターキャッチと5回目のスターシップ飛行テストの成功を祝福します!」(NASAのビル・ネルソン長官)

そりゃあ、大喜びだろうさ。

「アルテミス計画で月に戻る準備をする中で、テストを継続することで、月の南極地域、そして火星への飛行を含む、今後の大胆なミッションに備えることができます。」(同上)

火星だってえ?。

スペースXとNASAとの間に、有人火星探査関係の話があるとは聞いてないけどな。

少なくとも、サンプルリターンミッション以外にはないはずだ。

(SpaceX は火星サンプル帰還プロジェクトに NASA Starship を提供し、さらに同社からのその他の新規注文も提供)
https://www.elonx.cz/spacex-nabidlo-nasa-starship-pro-projekt-navratu-vzorku-z-marsu-plus-dalsi-nove-zakazky-firmy/

「この研究を実施するために選ばれた企業の 1 つが SpaceX で、同社は開発中の宇宙船 Starship を研究に提出しました。」

まあ、舞い上がりたい気持ちは分からないでもない。

「ありがとうございます!人類を再び月に送るためにNASAに貢献できることを楽しみにしています」(マスク氏)

今のところは月止まりだな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(SpaceXがスターシップの5回目の飛行テストを実施、ブースターを発射塔でキャッチすることに成功)
https://gigazine.net/news/20241015-spacex-starship-flight-test/

「発射塔に戻ってきたスーパーヘビーを検査したところ、いくつかのエンジンノズルは加熱やそのほかの小さな問題によりゆがんでいますが、これらは簡単に解決できる問題です」(マスク氏)

「スターシップの軌道投入コストはペイロード1kgあたり推定200ドル(約3万円)」

「宇宙船の打ち上げコストはこの10年で10分の1になった」(SpaceX)

うーん、まだ開発中だからな。

「10分の1になった」わけではない。

が、その可能性は高まってきている。

記事の中に引用されている映像の中には、メカジラのキャッチを捉えたものが2つあり、一つはスーパーヘビー目線、もう一つはメカジラ目線だ。

キャッチに使われるスーパーヘビーブースターのハードポイントはたぶん片側1か所で、計2か所。

メカジラのアーム上のレールに、チョコンと乗るだけだ。

約100kmの高空から、ピンポイントで落下させてキャッチしなければならない。

この仕掛けは、結構トリッキーな気がする。

人類の未来を、こんなもんに委ねていいのかあ?。

ブースターは無人機だからともかく、2段目の回収ということになれば、将来的には人が乗った状態でのキャッチになる。

失敗すれば火の玉だからな。

今回はたまたま成功したからいいようなものの、もうちっとマシな仕掛けを考えて欲しい気もする。

「これまでの商業用打ち上げロケット「ファルコン9」はロケット下部にある脚で着陸できるようになっていましたが、この構造をさらに巨大なスーパーヘビーに採用すると、貨物の搭載量などの輸送効率が悪化してしまう」(SpaceX)

「今回のような発射台でブースターをキャッチすることで輸送効率を高めると共に打ち上げコストを抑えることが可能」(同上)

浮沈子的には、多少効率を落としてでも着陸脚を備えて欲しい気がする。

まあ、どうでもいいんですが。

記事にはフラップの損傷についての記述はない。

ギガジンも大甘だな・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(スペースX、スターシップ上段も「箸」でキャッチへ–マスク氏「2025年の早い時期に」)
https://uchubiz.com/article/new53831/

「来年の早い時期には、Starship(スターシップ)の上段を捕獲する」(米Space Exploration Technologies(SpaceX、スペースX)を率いるElon Musk(イーロン・マスク)氏)

冗談はよしてくれ!(上段だからな)。

まあいい。

「うまくいけば来年の早い時期に、Starship(ロケット上段、第2段エンジン)もキャッチできるだろう」

第2段「エンジン」なのかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

「素早い再打ち上げが可能なアームによるキャッチ」

もちろん、2段目の捕獲を行うためには、一度大気圏外に出たスターシップ宇宙船を、少なくとも地球1周してから再突入させて発射台に戻す必要があり、そのためには現在の準軌道飛行ではなく、完全な地球周回軌道に投入する必要がある。

さらに、そこから軌道離脱して帰還するための軌道上のロケット噴射が不可欠だ。

インド洋に落としたような、準軌道飛行(弾道飛行)でもできなくはないんだろうが、それはそれでリスキーだしな(未確認)。

2段目のキャッチが、具体的にどのように行われるのかは不明だ。

現在の設計を見る限り、メカジラでキャッチするためのハードポイントは見当たらない(まさか、フラップを直にキャッチするわけじゃなかろう)。

ベリーフロップ(腹這い降下)状態から猫着地(サイドスラスターを噴射して90度方向転換して垂直に着陸する)のタイミングや要求精度は、ほぼ垂直に降下して、そのままの体制で減速して捕まえられるブースターよりも複雑で厳しいだろう(未確認)。

墜落激突爆発炎上木っ端微塵+発射塔も木っ端微塵なリスクは、1段目よりはるかに高い。

えっ?、嬉しそうに聞こえるってえ?。

んなことはない(ホントかあ?)。

「来年の早い時期には、Starship(スターシップ)の上段を捕獲する」(再掲)

楽しみだな・・・。

<もっと追加>ーーーーーーーーーー

(スペースXはスターシップのキャッチをもうすぐさらに一歩前進させるとイーロン・マスクが認める)
https://www.teslarati.com/spacex-will-take-starship-catch-one-step-further-very-soon-elon-musk-confirms/

「過去 2 回のスターシップのテスト打ち上げ(IFT-4と IFT-5) は完全な成功でした。同社が打ち上げで達成しようとしていたことはすべて、特に何の懸念もなく達成されました。」

「今回の打ち上げの目的は、第一段を捉え、スターシップの上段をインド洋に無事に着水させることだった。どちらも何事もなく達成された。」

ジョーイクレンダーは、なんも見てないってことなわけだ。

「コメント、懸念事項、質問などがありましたら、 joey @teslarati.com までメールでお問い合わせください。」

あほくさくて、指摘する気にもなれない。

次回のIFT-6についての情報が出ている。

「paceX はすでにFlight 6 Starship のエンジンの静的点火に成功しており、IFT-6 に向けて準備を進めています。これは 9 月 19 日に行われました。」

まあ、年内はムリポだろうな。

「マスク氏は来年中にブースターと上段、あるいはスターシップ自体の両方をキャッチしようと考えていると、Xの投稿で確認した。」

来年中なら分からないではない。

が、Xでの投稿ではこうなっている。

「Hopefully early next year, we will catch the ship too」(2段目も回収するつもりだが、来年早々が望ましい:浮沈子のテキトーな訳)

まあ、どうでもいいんですが。

既に見たように、2段目の回収は1段目に比べてはるかに複雑で困難を極める。

一発で成功する確率は限りなく低いだろう。

「先週末の試みのように、初めての試みでこの偉業を成し遂げることができれば、まったく前例のないものとなるだろう。」

まあ、ムリポだな・・・。

<もっともっと追加>ーーーーーーーーーー

(スターシップのスーパーヘビーブースターは最初の「キャッチ」着陸を中止する寸前まで行った)
https://spacenews.com/starship-super-heavy-booster-came-within-one-second-of-aborting-first-catch-landing/

「パラメータの設定ミスにより、ブースター内のラプターエンジンで発生すると思われるスピン圧力が予想通りに増加しなかった」(身元が明らかにされていない人物:以下同じ)

「あと1秒でつまずき、ロケットに中止を指示してタワーの隣の地面に墜落するところだった」

「健全なロケットに、そのキャッチを試みないようにと誤って指示することになる」

「我々は、新しい中止やコミットの基準を大量に用意しており、それらを徹底的に再確認しようとしたが、我々の懸念は正当なものだったと思う。そして、そのうちの1つが、我々を危うく襲うところだった」

「非常に些細なことではない中止が100回あったという事実に、私たちは恐怖を感じていました」

初めに指摘されたスーパーヘビーブースターの問題というのは、キャッチ中止の支持が誤って出される懸念があったということらしい(そうなのかあ?)。

詳細は不明だが、危うく失敗に終わるところだったということなわけだ。

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

「もう一つの問題は、ブースターの垂直構造であるチャインのカバーが、降下中に機体が遷音速になったときに外れてしまったこと」

「チャインのカバーが外れることは打ち上げ前に懸念されていた」(スペースXの関係者:以下同じ)

「正確な場所を予測することはできませんでしたが、剥がれたカバーは、着陸時の燃焼中に作動しなければならない一点故障バルブのすぐ上にあったのです」

「幸い、それらやハーネスは損傷を受けませんでしたが、着陸時の燃焼が始まった直後に、非常に重要な機器の上でこのチャインカバーが剥がれてしまいました。これに対処する計画があります。」

「次回の飛行では「ブースターのリスク低減と宇宙船のエンベロープ拡大に重点を置こうとしている」」

「我々は、すべてを本当に研究するような贅沢な理想的な時間をかけたいとは思っていませんが、それほど時間をかけていません」

「しかし、これは FAA 主導ではない久しぶりの打ち上げであり、特にブースターに関しては、スピードとリスク軽減の適切なバランスを取ろうとしています。」

やれやれ・・・。

一見正常に見えたメカジラキャッチは、事情を知る者にとっては、薄氷を踏むような事象だったわけだ。

「マスク氏はビデオの中でほとんど沈黙しており、着陸が中止寸前だったと聞かされると「うわあ!」とつぶやいた。」

当然だな。

音声の出所は間違いないようだ。

「あるユーザーがマスク氏に、スターシップの通信音声を共有したことを知っているかと尋ねた。」

「ええ、そうですよ」(マスク氏)

まあ、どうでもいいんですが。

この情報の解説や背景説明はない。

このことから推測されるのは、IFT-6が前回と同じ課題を再現し、改善やリスク低減にフォーカスして行われるだろうということだ。

「特にブースターに関しては、スピードとリスク軽減の適切なバランスを取ろうとしています。」(再掲)

2段目については、軌道上再着火を試みる可能性はある。

実際の軌道は前回と同じサブオービタル(準周回軌道)だろうけどな(未確認)。

年内の打ち上げが予想されているけど、いつになるかは不明だ。

FAAと揉めることはないんだろうが、物理の神様と揉める可能性は大いにある。

宿題として残っている課題の中には、ホットステージングのための段間リングの回収(つーか、分離させずに1段目と一体で回収)という問題もある。

完全再使用を目指すというなら、それは避けて通れない。

メカジラキャッチは、見た目ド派手で、如何にもSFチックなイベントだが、この手順を毎回行うという安定性を確保するのは至難の業に思える。

ファルコン9の回収にしたって、何百回も行う中で、まだ失敗することがあるからな。

一桁以上の精度を要求される、遥かに巨大なスーパーヘビーブースターのメカジラキャッチは、ギミックの極みだ。

ブースターだけなら無人に違いないから、何か起こっても人命が損なわれることは少ないかもしれない(発射台をぶっ壊すことくらいか)。

が、2段目の回収も同じように行われるということなら、大いに懸念がある。

ゆくゆくは、有人での運用が想定されているわけだからな。

そもそも、ベリーフロップ(腹這い姿勢での降下)から90度角度を変えて垂直に着陸するという現在のマニューバ自体に懸念がある。

あんな速度で姿勢変更したら、中の人間はたまったものではない。

S社のことだから、何か別の方法を考えると思われるが、それが可能かどうかの検証も必要だ。

荒削りの現在の手法は、とりあえず工学的に「ロケットの完全再使用が可能なことを示す」に留まると見た方が無難だ。

この手法(メカジラキャッチ)が最終形態とは、浮沈子にはとてもとてもとても(!!!)思えないからな・・・。

😼米国大統領選挙:拮抗2024年10月14日 00:18

米国大統領選挙:拮抗
米国大統領選挙:拮抗


(勝つのはどっち?カギを握る激戦州とは?)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241004/k10014600241000.html

「やはり2020年で民主党が奪った5州(アリゾナ州、ウィスコンシン州、ジョージア州、ペンシルベニア州、ミシガン州)は注目」

「これらの州に加え、同じく白に近い色をしている西部ネバダ州と南部ノースカロライナ州が今回の激戦州」

直近のリアルクリアポリティクスは、全米でハリス1.7パーセントリードとしているが、激戦州では競り合いが続いている。

()内は選挙人の数
・ペンシルベニア(19):トランプ0.1
・ノースカロライナ(16):トランプ0.5
・ジョージア(16):トランプ0.5
・アリゾナ(11):トランプ1.0
・ウィスコンシン(10):ハリス0.3
・ミシガン(15):トランプ0.9
・ネバダ(6):トランプ0.2

世論調査の誤差は3パーセント程度と言われている。

つまりだな、上記の結果を見る限り、差は付いていないということだ。

どっちが勝ってもおかしくない。

欧州では、ウクライナが危機に晒されている。

(ウクライナ高官「勝利計画」で各国からの具体的回答に期待)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241013/k10014609011000.html

「先月から今月にかけて、アメリカを始めイギリスやフランスなど欧米の主要国を相次いで訪れ、ロシアの侵攻を終わらせるためにまとめたとする「勝利計画」について、各国の首脳らに直接、説明」

「できるだけ早い具体的な行動という形での返事を期待している」(ウクライナ大統領府のイエルマク長官)

「「勝利計画」には、より射程の長い欧米製の兵器でロシア領内を攻撃することなどが盛り込まれているとされていますが、アメリカからは攻撃の許可を得られておらず、ウクライナ側は働きかけを続けている」

「ロシア軍がクルスク州での攻撃を強化し、秋から冬の悪天候が、戦場での動きを制約する前にウクライナ軍を撤退させようとしている」(ISW)

どうも、「勝利計画」の評判は芳しくないようだ。

(ウクライナ大統領、欧州歴訪終了 「勝利計画」の成否、不透明に)
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2024101301000541.html#google_vignette

「政府高官によると計画は、勝利に必要な米欧兵器の計画的な供給を要請し、米国が消極的な欧米供与の長射程兵器によるロシア領の攻撃を認めるよう求めた。ウクライナを北大西洋条約機構(NATO)加盟交渉に招待することも要求する。」

「ただ、計画は冷淡に受け止められたとの見方がある。」

やれやれ・・・。

その勝利計画の詳細が公表されるという報道もある。

(対ロシア戦「勝利計画」の詳細を近く公表へ ゼレンスキー氏が説明)
https://www.sankei.com/article/20241013-FK3GHBX46BPOBNBAKUFLQZ7CYM/

「ゼレンスキー大統領が対ロシア戦争の「勝利計画」の詳細を近く公表すると述べた。ウクライナメディアが伝えた。数日のうちに発表する見通し」

ロシアに手の内を悟られないように、詳細については明かせないとしてたように記憶しているんだがな。

それを公表するということは、つまり、実現可能性がなくなったということに他ならない(そうなのかあ?)。

ウクライナとしては、こんなに優れた計画を後押ししないのはけしからんということなんだろうが、西側にしてみれば、ウクライナの指示で金と武器とNATO加盟の約束までさせられるというのは面白くないに違いない。

ぶっちゃけ、どの国もウクライナの勝利なんかに関心はない。

あるのは、ロシアの弱体化、自らの保身(ロシアの直接攻撃を受けないこと)、ウクライナの敗北回避(ロシア圏内に取り込まれ、逆恨みされないこと)だけだ。

ウクライナは、そのためのツールの一つに過ぎない。

まあ、どうでもいいんですが。

裏で、密かに停戦の検討が行われているという話もある。

(ウクライナが「停戦検討」と報道 占領下で、ゼレンスキー氏は否定)
https://news.yahoo.co.jp/articles/99cb1b9ea5836d37f2a075377d73634fd9acb06a

「複数の欧米メディアが今月に入り、ロシアに一部領土を占領されたままでも、NATO加盟などの安全保障措置が講じられれば、ウクライナが停戦に応じる検討を始めた」

一方で、東部戦線におけるロシアの進撃が止まったという状況もある。

(侵攻962日目、ロシア軍がオスキル川東岸地域の補給ルートを物理的に遮断)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-962nd-day-of-the-invasion-russian-forces-physically-cut-off-the-supply-route-east-of-the-oskil-river/

「ウクライナ軍参謀本部が発表する衝突回数は高い水準を維持しているものの、DEEP STATEとRYBARが報告する東部戦線の変化=ロシア軍の前進距離や前進方向は減少傾向で、これが続くようなら前線が安定してきたと言えるかもしれない。」

それが、停戦交渉へ向けての何らかの「信頼醸成措置」なのかどうかは分からない。

別の報道では、ミグ31をベラルーシに移したという話もある。

ベラルーシからウクライナを攻撃するつもりなのか、そう見せかけて欧州を狙っているのかは知らない。

米国大統領選挙の結果によっては、情勢が一気に覆る可能性がある。

浮沈子的には、未だに民主党の勝利を信じているけど、世論調査の推移を見ると、一時リードを広げるかに見えたカマラの伸びが止まっている(これが限界か)。

(2024年全国選挙:トランプ対ハリス)
https://www.realclearpolling.com/polls/president/general/2024/trump-vs-harris

「トランプ対ハリス
(2024年7月21日までのトランプ対バイデン)」(画像参照)

トランプは底堅いしな。

ひょっとしたら、8年前の状況が再現するかもしれない。

激戦州の拮抗は、ヤバい予感がする・・・。

😼欧州大戦争:THAAD2024年10月16日 01:35

欧州大戦争:THAAD
欧州大戦争:THAAD


(米、イスラエルに迎撃システムTHAAD配備 米兵約100人派遣)
https://www.cnn.co.jp/usa/35224903.html

「THAAD運用のために米兵約100人をイスラエルに配備する。」(米国防当局者)

「米軍がイスラエル国内に展開するのは異例だが、ミサイル迎撃システムの運用人員としては一般的」

サード(THAAD)ってなんだっけ?。

(THAADミサイル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/THAAD%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB#%E9%85%8D%E5%82%99

「THAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル、英: Terminal High Altitude Area Defense missile, サードミサイル)」

「THAADは、敵弾道ミサイルが、その航程の終末にさしかかり、大気圏に再突入の段階で、ミサイル防衛により迎撃・撃破するために開発された。」

パトリオットとは何が違うのか。

「パトリオットPAC-3は、比較的小規模で展開しやすいかわりに射程が短いため、高速で突入してくる中距離弾道ミサイルなどへの対処が難しく、また、迎撃に成功した場合でも地上への被害が大きくなる」

「パトリオットPAC-3よりも高い、成層圏よりも上の高度で目標を迎撃するために開発されたのがTHAAD」

まあ、飛んでくるミサイルによっても、適用が変わるからな。

低空を飛行してくる極超音速ミサイルには対応できないだろう(未確認)。

「配備先:アメリカ合衆国、大韓民国」

韓国といっても、運用しているのは駐留している米軍だ。

つーことは、つまり、米軍がいないと配備できないということになる(そうなのかあ?)。

(【解説】 ウクライナ 苦しい防空能力)
https://www.nhk.jp/p/catchsekai/ts/KQ2GPZPJWM/blog/bl/pK4Agvr4d1/bp/pzde5WLkxZ/

「イスラエルは多くの防空システムを使ったが、ウクライナはそれらを持っていない。」(ゼレンスキー大統領)

記事は、今年の4月のものだが、今回のイスラエルの配備を目の当たりにしてして、羨望の念はますます高まるに違いない。

が、今の米国のスタンスでは、ウクライナにサードを配備することはできない。

米兵をくっつけないといけないからな。

つまり、ロシアと米国が戦争することになるわけだ(そういうことかあ?)。

イスラエルには米軍を配備できても、ウクライナに大っぴらに配備することはできない(裏では送り込んでいるでしょうけど:未確認)。

イスラエルは、レバノンに対して全面戦争を仕掛けている(南部には地上侵攻してるしな)。

ヒズボラを支援するイランとも、ガチでドンパチやり始めている。

イランは産油国だからな。

石油関連施設を狙うということになれば、世界の石油価格に影響が出る。

ウクライナは、バイデンの言うことなんか聞かないで、ロシアの石油施設を攻撃しまくっているけど、イスラエルはイランの石油関連施設は狙わないようだ(この報道で、原油価格が下がっている)。

(原油先物2ドル安、需要懸念やイスラエル首相発言巡る報道で)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/2DNYZQFL7RLBZEUNS5PHEBAGOI-2024-10-15/

「米紙ワシントン・ポストによると、イスラエルのネタニヤフ首相は、イランの軍事施設を標的に攻撃を実施し、核や石油関連施設は標的にしない意向を米国に伝達した。」

イスラエルとウクライナは、米国にとっての重要性が全く異なる。

ウクライナがどうなろうと、米国にとっては痛くもかゆくもないが、イスラエルは運命共同体だ。

ウクライナは、昨年、サードの配備を要求しているが、未だに実現していない(F-18戦闘機も要求してたけどな)。

運用に米軍を派遣しなければならないからな(ありえねー・・・)。

羨んでも仕方ないのだ。

ウクライナは、今日、戦勝計画とやらを公表すると言われているが、その中にサードが含まれているかどうかは知らない。

ロシアに攻撃を仕掛けて戦争終結を図ろうとしているようだが、自らを守れなければ話は始まらないだろう。

パトリオットの迎撃弾とかは、それなりに供与されているんだろうが、全国的にはとてもとても足りないに違いない。

弾道ミサイルを迎撃できるシステムは、首都くらいしか配備されていないとも言われている。

各国からの供与ではとても追いつけない。

終末段階の迎撃システムは、そもそも拠点防衛なわけだからな。

ウクライナ全土を狙ってくるロシアに対して有効なわけではないのだ。

やれやれ・・・。

電力インフラを狙われて、今年の冬は厳しいことになりそうだし。

去年は、ロシアが攻撃を控えたこともあって、冬の寒さを凌げたようだが、今年は容赦がない。

クルスクなんかに逆侵攻するからだ(そうなのかあ?)。

まあいい。

確認しておこう。

米国は、イスラエルにはサードを供与(運用含めて)しても、ウクライナにはしない。

米軍の派遣を伴うことが理由と思われるが、そもそも、ウクライナとイスラエルとでは米国にとっての重要性のレベルが異なる。

勝利計画の人気が盛り上がらないのは、そのせいだろう(そんなあ!)。

やっぱ、核ミサイル付きの原潜でも要求しないと、ロシアには勝てないかもな・・・。