𓅙季節ネタ:穀雨:ヤツガシラは桑に蚕を産む ― 2025年04月27日 15:41
季節ネタ:穀雨:ヤツガシラは桑に蚕を産む
(穀雨)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%80%E9%9B%A8
「現在広まっている定気法では太陽黄経が30度のとき(黄道十二宮では金牛宮の原点に相当)で4月20日ごろ。」(2051年までは概ね4月20日:閏年は19日)
「期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立夏前日」
「季節の特徴:
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。」
驚いたのは次の記述だ。
「穀雨の期間の七十二候は以下の通り。
・・・
末候:
・・・
戴勝降于桑(たいしょう くわに くだる) : 戴勝が桑の木に止まって蚕を生む(中国)」(戴勝:鳥類のヤツガシラのこと)
うーん、ダーウィンもびっくりだな・・・。
(ヤツガシラ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%84%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A9
「鳥綱サイチョウ目ヤツガシラ科の1種」
「4-6月に5-8卵産む。抱卵日数は16-19日で、20-27日で雛は巣立つ。」
「この項目では、鳥類について説明しています。芋の品種については「サトイモ」をご覧ください。」
昭和天皇の逸話も載っている。
「戦後になって皇居に1個体が飛来したときは、昭和天皇が観察を行っている。昭和天皇は皇居の庭に降り立ったヤツガシラを見るため、双眼鏡を持ってくるよう侍従に命じたが、サトイモの一品種であるヤツガシラと勘違いした侍従は「お芋を見るのに双眼鏡が何故いるのですか」と聞き返したという。生物学者としての一面を兼ね備えた昭和天皇らしいエピソードである。」
そういえば、明後日(4月29日)は昭和天皇の誕生日にちなんだ「昭和の日」でもある。
明治大正と軍国主義の道を歩んだ我が国が、大戦を経て平和国家へと大きく舵を切った時代を思い起こさずにはいられない。
時節柄も、そんな昭和に思いを致すのに相応しい気がする。
「古代エジプトで使われていた文字であるヒエログリフにもヤツガシラが描かれているため、Unicodeの U+13159 で表示することができる。」
「神聖な物として宗教施設によく描かれている」
標題の絵文字には、それを掲げてある。
まあ、どうでもいいんですが。
「ユダヤ教の律法は、ヤツガシラは食用を避けるべき不浄な鳥類に定めている」
「2008年5月29日、イスラエル建国60周年記念事業の一環として、投票により国鳥に選ばれた」
もう、ワケワカ・・・。
まあいい。
「穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八十八夜(立春の87日後の日)がある。」(穀雨のウィキより)
夏も近づくころになるわけだが、東京地方はその前に梅雨時となる。
中国には、たぶん梅雨なんてないんだろう(未確認)。
二十四節気なんて、テキトーだからな(そうなのかあ?)。
大井町にあるイトーヨーカドーでは、時折、二十四節気に纏わる話題を店内放送している。
小売業界は、季節商品を取り扱う関係で、この手の話題に敏感だからな(そういうことかあ?)。
パラオ帰りで精魂尽き果て、フィットネスをサボりまくっている浮沈子・・・。
明日は、夕方から雨の予報だ(穀雨だからな)。
フィットネスも定休日だし、サボリ癖が付いた浮沈子にとっては恵みの雨というところか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
イスラエルの国鳥ということで、AIセンセに聞いてみた。
「AI による概要:
イスラエルの国鳥はヤツガシラ (Upupa epops) です。国民投票で選ばれ、2008年に正式に国鳥に指定されました。
詳細:
・ヤツガシラは、イスラエルの各地で比較的多く見られる鳥です。
・イスラエル自然保護協会によって開催された「イスラエル国立鳥選挙」で選ばれました。
・イスラエル建国60周年を記念して国民投票が行われました。
・国民投票では、約35%の得票率でヤツガシラが選ばれました。
・雄大な姿と王冠のような特徴を持つヤツガシラは、イスラエルの自然を象徴する鳥の一つです。
・ユダヤ教では、旧約聖書に「不浄な鳥」として記載されているため、食べないようにされています。
・ヤツガシラの羽色や模様は、体全体が茶色みを帯びており、羽と尾には黒と白の縞模様が特徴的です。
生成 AI は試験運用中です。」
宗教的に不浄な鳥とされていても、やっぱ「雄大な姿と王冠のような特徴」っていう見栄え重視な選定基準なわけだ。
我が国の国鳥が雉(キジ)であることを考えても、納得な気がするな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(クリフォード・ストール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
「天文学者、教師、システムアドミニストレータ。著作『カッコウはコンピュータに卵を産む』(1989年)で知られる。」
「1986年、クリフはローレンス・バークレー国立研究所にシステムアドミニストレータとして雇用された。雇用中、ローレンス・バークレー国立研究所のサーバ経由で米軍各所のサーバに侵入していたクラッカーを発見し、状況を監視、最終的にはCIAと共同で捜査を進め、ハニーポットを設置して検挙に追い込んだ。」
「1989年、クリフは事件の一連を『カッコウはコンピュータに卵を産む』として発表した。」
ブログの標題はこれを意識したものだが、もちろん、何の関係もない。
浮沈子が若いころに読みふけった、知る人ぞ知る名作だ。
原題(The Cuckoo's Egg)は、カッコウの托卵に因んだものだ。
(カッコウの卵(比喩))
https://en.wikipedia.org/wiki/Cuckoo%27s_egg_(metaphor)
「カッコウの卵は、托卵の比喩です。托卵鳥は宿主の巣に卵を産みつけ、宿主は孵化した雛を自らの子を犠牲にしてでも育てます。」
「この概念は19世紀から鳥類の托卵研究で用いられてきました。当初は「誤った信頼」という比喩的な意味合いを帯びていました[ 1 ]。カッコウの卵から孵った雛は、別の小型種の鳥の卵の中にこっそりと産み落とされ、それを知らない親鳥によって孵化させられた後、親鳥が自分の雛に与えるために持ってきた餌を何でも食べてしまい、雛は餓死し、最終的には死んでしまうというものです。」
やれやれな話なわけだ。
「スパイのトレードクラフトへの応用としてよく知られている最初の例は、1989年のクリフォード・ストール著の「カッコウの卵:コンピュータスパイの迷路を突き抜けてスパイを追跡する」である」
この本が、スパイ活動への比喩を広めることになったとは知らなかったな。
「アメリカのマスコミが当時、外国のエージェントによるコンピュータを介した最も広範囲にわたるスパイ活動を説明するために作った言葉」
「ストールは著書の中で、ハッカーがトロイの木馬戦略を使ってリバモア研究所の安全なコンピュータ システムに侵入した様子を次のように説明しています。」
「カッコウが卵を産むのを見守った。またしても彼は私のコンピュータのファイルを操作し、スーパーユーザーになったのだ。いつもの手口は、GNU-Emacsのmove-mailを使って、システムのatrunファイルを自分の汚染されたプログラムに置き換えるというものだった。5分後、なんと!彼はシステム管理者になっていたのだ。」
ワオッ!。
浮沈子は、最近のユニックス系OSについては不勉強なんだが、当時からスーパーユーザーの管理権限が強大過ぎることは話題になっていた。
トロイの木馬というのも、クラッキングの手口としての比喩だが、話が離れるので割愛する。
30年以上も前に読んだので細部は忘れてしまったが、著者が不正アクセスを発見したきっかけは、当時コンピューターを利用する際に行われていた課金の金額が僅かに合わなかったことだったと記憶している(数セントだったような気も・・・)。
そこに拘り、追求し続けて真実にたどり着く姿勢は、科学者、研究者としての基本的資質に基づくものだ。
その後の著書では、大いに予想を外したと本人も認めているが、未来を探り新たな光を当てようとする努力は認めていいかも知れない。
カッコウの卵の概念は、「19世紀から鳥類の托卵研究で用いられてきました。当初は「誤った信頼」という比喩的な意味合いを帯びていました」とある。
誤った信頼とちょっとした油断、慢心、根拠なき自信・・・。
何かがおかしいと早期に気付いた時、それを見過ごさず、納得がいくまで原因を調べることは重要だ。
しかし、一方で人生の時間は有限だ。
どうするのか。
答えは簡単ではない。
カッコウは托卵を続け、クラッキングは後を絶たないだろう。
AIの登場が、どこかで決定的にケリをつけることに繋がるのかもしれないけどな・・・。
(穀雨)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%80%E9%9B%A8
「現在広まっている定気法では太陽黄経が30度のとき(黄道十二宮では金牛宮の原点に相当)で4月20日ごろ。」(2051年までは概ね4月20日:閏年は19日)
「期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立夏前日」
「季節の特徴:
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。」
驚いたのは次の記述だ。
「穀雨の期間の七十二候は以下の通り。
・・・
末候:
・・・
戴勝降于桑(たいしょう くわに くだる) : 戴勝が桑の木に止まって蚕を生む(中国)」(戴勝:鳥類のヤツガシラのこと)
うーん、ダーウィンもびっくりだな・・・。
(ヤツガシラ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%84%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A9
「鳥綱サイチョウ目ヤツガシラ科の1種」
「4-6月に5-8卵産む。抱卵日数は16-19日で、20-27日で雛は巣立つ。」
「この項目では、鳥類について説明しています。芋の品種については「サトイモ」をご覧ください。」
昭和天皇の逸話も載っている。
「戦後になって皇居に1個体が飛来したときは、昭和天皇が観察を行っている。昭和天皇は皇居の庭に降り立ったヤツガシラを見るため、双眼鏡を持ってくるよう侍従に命じたが、サトイモの一品種であるヤツガシラと勘違いした侍従は「お芋を見るのに双眼鏡が何故いるのですか」と聞き返したという。生物学者としての一面を兼ね備えた昭和天皇らしいエピソードである。」
そういえば、明後日(4月29日)は昭和天皇の誕生日にちなんだ「昭和の日」でもある。
明治大正と軍国主義の道を歩んだ我が国が、大戦を経て平和国家へと大きく舵を切った時代を思い起こさずにはいられない。
時節柄も、そんな昭和に思いを致すのに相応しい気がする。
「古代エジプトで使われていた文字であるヒエログリフにもヤツガシラが描かれているため、Unicodeの U+13159 で表示することができる。」
「神聖な物として宗教施設によく描かれている」
標題の絵文字には、それを掲げてある。
まあ、どうでもいいんですが。
「ユダヤ教の律法は、ヤツガシラは食用を避けるべき不浄な鳥類に定めている」
「2008年5月29日、イスラエル建国60周年記念事業の一環として、投票により国鳥に選ばれた」
もう、ワケワカ・・・。
まあいい。
「穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八十八夜(立春の87日後の日)がある。」(穀雨のウィキより)
夏も近づくころになるわけだが、東京地方はその前に梅雨時となる。
中国には、たぶん梅雨なんてないんだろう(未確認)。
二十四節気なんて、テキトーだからな(そうなのかあ?)。
大井町にあるイトーヨーカドーでは、時折、二十四節気に纏わる話題を店内放送している。
小売業界は、季節商品を取り扱う関係で、この手の話題に敏感だからな(そういうことかあ?)。
パラオ帰りで精魂尽き果て、フィットネスをサボりまくっている浮沈子・・・。
明日は、夕方から雨の予報だ(穀雨だからな)。
フィットネスも定休日だし、サボリ癖が付いた浮沈子にとっては恵みの雨というところか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
イスラエルの国鳥ということで、AIセンセに聞いてみた。
「AI による概要:
イスラエルの国鳥はヤツガシラ (Upupa epops) です。国民投票で選ばれ、2008年に正式に国鳥に指定されました。
詳細:
・ヤツガシラは、イスラエルの各地で比較的多く見られる鳥です。
・イスラエル自然保護協会によって開催された「イスラエル国立鳥選挙」で選ばれました。
・イスラエル建国60周年を記念して国民投票が行われました。
・国民投票では、約35%の得票率でヤツガシラが選ばれました。
・雄大な姿と王冠のような特徴を持つヤツガシラは、イスラエルの自然を象徴する鳥の一つです。
・ユダヤ教では、旧約聖書に「不浄な鳥」として記載されているため、食べないようにされています。
・ヤツガシラの羽色や模様は、体全体が茶色みを帯びており、羽と尾には黒と白の縞模様が特徴的です。
生成 AI は試験運用中です。」
宗教的に不浄な鳥とされていても、やっぱ「雄大な姿と王冠のような特徴」っていう見栄え重視な選定基準なわけだ。
我が国の国鳥が雉(キジ)であることを考えても、納得な気がするな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(クリフォード・ストール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
「天文学者、教師、システムアドミニストレータ。著作『カッコウはコンピュータに卵を産む』(1989年)で知られる。」
「1986年、クリフはローレンス・バークレー国立研究所にシステムアドミニストレータとして雇用された。雇用中、ローレンス・バークレー国立研究所のサーバ経由で米軍各所のサーバに侵入していたクラッカーを発見し、状況を監視、最終的にはCIAと共同で捜査を進め、ハニーポットを設置して検挙に追い込んだ。」
「1989年、クリフは事件の一連を『カッコウはコンピュータに卵を産む』として発表した。」
ブログの標題はこれを意識したものだが、もちろん、何の関係もない。
浮沈子が若いころに読みふけった、知る人ぞ知る名作だ。
原題(The Cuckoo's Egg)は、カッコウの托卵に因んだものだ。
(カッコウの卵(比喩))
https://en.wikipedia.org/wiki/Cuckoo%27s_egg_(metaphor)
「カッコウの卵は、托卵の比喩です。托卵鳥は宿主の巣に卵を産みつけ、宿主は孵化した雛を自らの子を犠牲にしてでも育てます。」
「この概念は19世紀から鳥類の托卵研究で用いられてきました。当初は「誤った信頼」という比喩的な意味合いを帯びていました[ 1 ]。カッコウの卵から孵った雛は、別の小型種の鳥の卵の中にこっそりと産み落とされ、それを知らない親鳥によって孵化させられた後、親鳥が自分の雛に与えるために持ってきた餌を何でも食べてしまい、雛は餓死し、最終的には死んでしまうというものです。」
やれやれな話なわけだ。
「スパイのトレードクラフトへの応用としてよく知られている最初の例は、1989年のクリフォード・ストール著の「カッコウの卵:コンピュータスパイの迷路を突き抜けてスパイを追跡する」である」
この本が、スパイ活動への比喩を広めることになったとは知らなかったな。
「アメリカのマスコミが当時、外国のエージェントによるコンピュータを介した最も広範囲にわたるスパイ活動を説明するために作った言葉」
「ストールは著書の中で、ハッカーがトロイの木馬戦略を使ってリバモア研究所の安全なコンピュータ システムに侵入した様子を次のように説明しています。」
「カッコウが卵を産むのを見守った。またしても彼は私のコンピュータのファイルを操作し、スーパーユーザーになったのだ。いつもの手口は、GNU-Emacsのmove-mailを使って、システムのatrunファイルを自分の汚染されたプログラムに置き換えるというものだった。5分後、なんと!彼はシステム管理者になっていたのだ。」
ワオッ!。
浮沈子は、最近のユニックス系OSについては不勉強なんだが、当時からスーパーユーザーの管理権限が強大過ぎることは話題になっていた。
トロイの木馬というのも、クラッキングの手口としての比喩だが、話が離れるので割愛する。
30年以上も前に読んだので細部は忘れてしまったが、著者が不正アクセスを発見したきっかけは、当時コンピューターを利用する際に行われていた課金の金額が僅かに合わなかったことだったと記憶している(数セントだったような気も・・・)。
そこに拘り、追求し続けて真実にたどり着く姿勢は、科学者、研究者としての基本的資質に基づくものだ。
その後の著書では、大いに予想を外したと本人も認めているが、未来を探り新たな光を当てようとする努力は認めていいかも知れない。
カッコウの卵の概念は、「19世紀から鳥類の托卵研究で用いられてきました。当初は「誤った信頼」という比喩的な意味合いを帯びていました」とある。
誤った信頼とちょっとした油断、慢心、根拠なき自信・・・。
何かがおかしいと早期に気付いた時、それを見過ごさず、納得がいくまで原因を調べることは重要だ。
しかし、一方で人生の時間は有限だ。
どうするのか。
答えは簡単ではない。
カッコウは托卵を続け、クラッキングは後を絶たないだろう。
AIの登場が、どこかで決定的にケリをつけることに繋がるのかもしれないけどな・・・。
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