😼欧州大戦争:コスティアンティニフカ:クリノベの真実 ― 2025年12月11日 14:30
欧州大戦争:コスティアンティニフカ:クリノベの真実
(ロシア軍はコンスタンチノフカに向けて加速し、激しい戦闘が起こった。)
https://www.vietnam.vn/ja/quan-doi-nga-tang-toc-tien-ve-konstantinovka-giao-tranh-dien-ra-ac-liet
「12月4日、ロシア国防省はドルジキフカ市の東に位置するベジミヤネの占領を発表した。この集落は人口10人と小規模だが、12月1日に占領したクリノヴェ集落と同様に、ロシア空軍南方作戦集団が実施した作戦において重要な戦術的意義を持つ。」
べジミヤネというのは、クリノベのやや南にある小さな集落(人口10人だからな)で、それ自体はどうということはないんだが、その前のクリノベ占領の発表は一悶着あった。
(欧州大戦争:ポクロフシク:制圧)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/02/9820946
<以下引用>
嘘八百と言えば、今朝はこんな報道もある。
(RYBAR、ロシア国防省は信用を傷つける偽報告をどうして行うのか)
https://grandfleet.info/russia-related/rybar-how-the-russian-ministry-of-defense-discredits-its-false-reports/
「ロシア国防省は1日「コンスタンチノフカ方面のクリノヴェを解放した」と発表」
「RYBARは「この集落は確認されている前線位置から7kmも離れた場所にあり、本当に疑わしい内容で信用を傷つけるだけだ。なぜなら敵の動画1本で成功の声明は嘘に変わってしまうからだ」と批判」
こっちの方は、ISWの戦況地図に反映されている(画像参照:まだ、交戦区域扱いですが)。
コスティアンティニフカは、確かにじわじわと圧力を受けているけどクリノベに進出されるとH20(唯一の補給線)を断たれる可能性が出て来る。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
南東部では僅かながら反撃もしているが、ポクロフシク方面からの援軍が来なければ、次はここが主戦場(の一つ)になりかねない。
戦略上は、行き止まりのどん尽きだから、防御戦としての位置付けしかない(兵站拠点としての意義は薄れている)。
市街の一部にロシア軍の浸透を受けていることもあり、前線の要塞として維持する以外に軍事的価値はない。
主たる補給線がH20に限られていることも不利な要素だ。
そこを攻撃しようという意図が見え見えのクリノベ開放の報道なわけで、「ほれ、コスティアンティニフカも危なくなってきたぞ!」という、情報戦とセットの話として受け取るのが妥当だろう(テキトーです)。
<引用終わり>
自分の過去ブログを引用して、ボリュームを稼ぐというのは怠慢の極みだな・・・。
まあいい。
今回はベトナムメディアの報道だが、どうやらクリノベの占領はガセではなかったようだ(一時期、ISWの戦況地図からも消えてましたが)。
「クリノヴェ渓谷に位置するクリノヴェ集落とは異なり、ベジミャネは海抜207メートルの丘陵地帯に位置しています。東約2キロメートル離れたところには、標高126メートルのAFUステンキー防衛地域があります。南西約1キロメートル離れたところには、海抜198メートルのイジェフカ防衛地域があります。」
「イジェフカ市を占領した後、ロシア空軍南部軍集団の先遣部隊は、ウクライナ軍のドルジュコフカ陣地とコンスタンチノフカ陣地の交差点へと移動する。この地域の南東には、クルィヴィーイ・トレツ川の広い谷があり、スロビアンスク・ドルジュコフカ陣地全域を結ぶ戦略的な環状道路N-20号線がイジェフカから5kmの地点を通過している。」
いずれもISWの戦況地図を拡大すると確認できる。
戦況地図をよく見ると、チャシブヤール西側でのロシア軍の進軍も確認できる。
コスティアンティニフカについては、南東方面からの市内への浸透がメインだけど、唯一の補給線であるH20への接近が試みられている状況で、クリノベ方面の動きにも注目だ。
ロシアメディアからも大顰蹙だったクリノベ占領の発表だったが、蓋を開けて見れば戦術的大成功な話だったのかもしれない。
情報戦の観点からは、敵を欺くにはまず味方からといったところかな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア軍、コンスタンチノフカへ攻勢強める ウクライナ東部「要塞地帯」崩しに動くか(字幕・9日))
https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvCDI1YNGU4D6D556UQZA7L4UPHQ/
「2025年12月10日
さらなる領土の奪取を狙うロシア軍は、ウクライナ東部コンスタンチノフカへと攻勢を強めている。要衝ポクロフスクが陥落の瀬戸際にある中、専門家らはロシアが次に東部のウクライナ側支配地域の「要塞地帯」を標的にするとみている。公開情報調査グループ「ディープステート」によると、なかでもコンスタンチノフカが最も脆弱であり、市南部の境界地帯ではすでに激しい戦闘が続いているという。」
ロイターのビデオ記事を見つけたのでリンクを貼っておく。
南部への攻撃は、激しさを増しているようだ。
産経はこんな記事も載せている。
(冬将軍はどこ行った 「こんなのロシアではない」「雪の美しいモスクワ見られない」の声
赤の広場で)
https://www.sankei.com/article/20251211-DNSF5NSMOVIKXFHSJENCYYF7NQ/
「露メディアは、モスクワなどの気温が平年の同時期より3~6度も高く、「異常な高温」だと伝えている。」
「ロシアの侵略を受けるウクライナも別の形で温暖化に苦しんでいる。同国の軍事専門家によると、歴史的にナポレオンやヒトラーの侵攻を防いできた「冬将軍」が今年は来ていないことが露軍の冬季攻勢を支えているという。」
うーん、冬将軍はロシアには味方してもウクライナには味方しないということなのかあ?。
ウクライナの気温は今年は確かに高い。
このブログでも触れている。
(欧州大戦争:ポクロフシク方面:粘るウ軍)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/09/9822591
「季節は確実に冬になり、天候の悪化で戦闘の行方はますます不透明だ。
ウクライナ軍は、冬に持ち込めたことでホッとしているに違いない。
防御戦にとっては、この季節は有利だからな。
ポクロフシクの年内維持に、可能性が出てきたことになる。」
「「同時に、私は数日前、ポクロフスクから約5─7キロの地点にとどまっていた部隊の撤退を命じた」「もはや交代は不可能で、敵はすり抜けつつあった。これ以上駐留させる意味はなかった」「ロシア軍が雨と霧を利用してこの地域で戦力を集結させている」(オレクサンドル・シルスキー司令官)
冬に入っても、悪天候によるロシア軍に有利な状況が続いている。
シルスキーは、撤退命令を出していることを認め、状況の変化に対応しつつあるようだ。
ロシア軍の攻勢は如何ともし難い。」
本来なら、冬に入って天候が安定し、FPVドローンの運用が可能になれば、攻撃側を発見しやすくなり、早期の排除が可能になるはずなんだがな。
今年は温暖化→天候不順→ドローン運用に支障→数に勝るロシア軍の攻勢という方程式が成立しているようだ。
やれやれ・・・。
ロイターは、ディープステートの見立てとして、ポストポクロフシクを東部要塞地帯への攻撃と報じている。
プーチンの政治要請でもあり、ロシア軍として最優先に取り組む対象であることは間違いない。
一方で、ロシアがウクライナに敗北感を与えるために、無血開城を要求している地域でもある。
浮沈子は、ザポリージャやドニプロ方面へ進軍して実利を上げ、ドネツク州未占領地域は和平交渉で放棄させると見ているんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
冬将軍が、どっちの味方に付くにしても、もうしばらく様子を見た方がいいかも知れない・・・。
(ロシア軍はコンスタンチノフカに向けて加速し、激しい戦闘が起こった。)
https://www.vietnam.vn/ja/quan-doi-nga-tang-toc-tien-ve-konstantinovka-giao-tranh-dien-ra-ac-liet
「12月4日、ロシア国防省はドルジキフカ市の東に位置するベジミヤネの占領を発表した。この集落は人口10人と小規模だが、12月1日に占領したクリノヴェ集落と同様に、ロシア空軍南方作戦集団が実施した作戦において重要な戦術的意義を持つ。」
べジミヤネというのは、クリノベのやや南にある小さな集落(人口10人だからな)で、それ自体はどうということはないんだが、その前のクリノベ占領の発表は一悶着あった。
(欧州大戦争:ポクロフシク:制圧)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/02/9820946
<以下引用>
嘘八百と言えば、今朝はこんな報道もある。
(RYBAR、ロシア国防省は信用を傷つける偽報告をどうして行うのか)
https://grandfleet.info/russia-related/rybar-how-the-russian-ministry-of-defense-discredits-its-false-reports/
「ロシア国防省は1日「コンスタンチノフカ方面のクリノヴェを解放した」と発表」
「RYBARは「この集落は確認されている前線位置から7kmも離れた場所にあり、本当に疑わしい内容で信用を傷つけるだけだ。なぜなら敵の動画1本で成功の声明は嘘に変わってしまうからだ」と批判」
こっちの方は、ISWの戦況地図に反映されている(画像参照:まだ、交戦区域扱いですが)。
コスティアンティニフカは、確かにじわじわと圧力を受けているけどクリノベに進出されるとH20(唯一の補給線)を断たれる可能性が出て来る。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
南東部では僅かながら反撃もしているが、ポクロフシク方面からの援軍が来なければ、次はここが主戦場(の一つ)になりかねない。
戦略上は、行き止まりのどん尽きだから、防御戦としての位置付けしかない(兵站拠点としての意義は薄れている)。
市街の一部にロシア軍の浸透を受けていることもあり、前線の要塞として維持する以外に軍事的価値はない。
主たる補給線がH20に限られていることも不利な要素だ。
そこを攻撃しようという意図が見え見えのクリノベ開放の報道なわけで、「ほれ、コスティアンティニフカも危なくなってきたぞ!」という、情報戦とセットの話として受け取るのが妥当だろう(テキトーです)。
<引用終わり>
自分の過去ブログを引用して、ボリュームを稼ぐというのは怠慢の極みだな・・・。
まあいい。
今回はベトナムメディアの報道だが、どうやらクリノベの占領はガセではなかったようだ(一時期、ISWの戦況地図からも消えてましたが)。
「クリノヴェ渓谷に位置するクリノヴェ集落とは異なり、ベジミャネは海抜207メートルの丘陵地帯に位置しています。東約2キロメートル離れたところには、標高126メートルのAFUステンキー防衛地域があります。南西約1キロメートル離れたところには、海抜198メートルのイジェフカ防衛地域があります。」
「イジェフカ市を占領した後、ロシア空軍南部軍集団の先遣部隊は、ウクライナ軍のドルジュコフカ陣地とコンスタンチノフカ陣地の交差点へと移動する。この地域の南東には、クルィヴィーイ・トレツ川の広い谷があり、スロビアンスク・ドルジュコフカ陣地全域を結ぶ戦略的な環状道路N-20号線がイジェフカから5kmの地点を通過している。」
いずれもISWの戦況地図を拡大すると確認できる。
戦況地図をよく見ると、チャシブヤール西側でのロシア軍の進軍も確認できる。
コスティアンティニフカについては、南東方面からの市内への浸透がメインだけど、唯一の補給線であるH20への接近が試みられている状況で、クリノベ方面の動きにも注目だ。
ロシアメディアからも大顰蹙だったクリノベ占領の発表だったが、蓋を開けて見れば戦術的大成功な話だったのかもしれない。
情報戦の観点からは、敵を欺くにはまず味方からといったところかな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア軍、コンスタンチノフカへ攻勢強める ウクライナ東部「要塞地帯」崩しに動くか(字幕・9日))
https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvCDI1YNGU4D6D556UQZA7L4UPHQ/
「2025年12月10日
さらなる領土の奪取を狙うロシア軍は、ウクライナ東部コンスタンチノフカへと攻勢を強めている。要衝ポクロフスクが陥落の瀬戸際にある中、専門家らはロシアが次に東部のウクライナ側支配地域の「要塞地帯」を標的にするとみている。公開情報調査グループ「ディープステート」によると、なかでもコンスタンチノフカが最も脆弱であり、市南部の境界地帯ではすでに激しい戦闘が続いているという。」
ロイターのビデオ記事を見つけたのでリンクを貼っておく。
南部への攻撃は、激しさを増しているようだ。
産経はこんな記事も載せている。
(冬将軍はどこ行った 「こんなのロシアではない」「雪の美しいモスクワ見られない」の声
赤の広場で)
https://www.sankei.com/article/20251211-DNSF5NSMOVIKXFHSJENCYYF7NQ/
「露メディアは、モスクワなどの気温が平年の同時期より3~6度も高く、「異常な高温」だと伝えている。」
「ロシアの侵略を受けるウクライナも別の形で温暖化に苦しんでいる。同国の軍事専門家によると、歴史的にナポレオンやヒトラーの侵攻を防いできた「冬将軍」が今年は来ていないことが露軍の冬季攻勢を支えているという。」
うーん、冬将軍はロシアには味方してもウクライナには味方しないということなのかあ?。
ウクライナの気温は今年は確かに高い。
このブログでも触れている。
(欧州大戦争:ポクロフシク方面:粘るウ軍)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/09/9822591
「季節は確実に冬になり、天候の悪化で戦闘の行方はますます不透明だ。
ウクライナ軍は、冬に持ち込めたことでホッとしているに違いない。
防御戦にとっては、この季節は有利だからな。
ポクロフシクの年内維持に、可能性が出てきたことになる。」
「「同時に、私は数日前、ポクロフスクから約5─7キロの地点にとどまっていた部隊の撤退を命じた」「もはや交代は不可能で、敵はすり抜けつつあった。これ以上駐留させる意味はなかった」「ロシア軍が雨と霧を利用してこの地域で戦力を集結させている」(オレクサンドル・シルスキー司令官)
冬に入っても、悪天候によるロシア軍に有利な状況が続いている。
シルスキーは、撤退命令を出していることを認め、状況の変化に対応しつつあるようだ。
ロシア軍の攻勢は如何ともし難い。」
本来なら、冬に入って天候が安定し、FPVドローンの運用が可能になれば、攻撃側を発見しやすくなり、早期の排除が可能になるはずなんだがな。
今年は温暖化→天候不順→ドローン運用に支障→数に勝るロシア軍の攻勢という方程式が成立しているようだ。
やれやれ・・・。
ロイターは、ディープステートの見立てとして、ポストポクロフシクを東部要塞地帯への攻撃と報じている。
プーチンの政治要請でもあり、ロシア軍として最優先に取り組む対象であることは間違いない。
一方で、ロシアがウクライナに敗北感を与えるために、無血開城を要求している地域でもある。
浮沈子は、ザポリージャやドニプロ方面へ進軍して実利を上げ、ドネツク州未占領地域は和平交渉で放棄させると見ているんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
冬将軍が、どっちの味方に付くにしても、もうしばらく様子を見た方がいいかも知れない・・・。

コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。