😼欧州大戦争:コスティアンティニフカ:市街戦 ― 2025年12月25日 00:38
欧州大戦争:コスティアンティニフカ:市街戦
(ロシアのSu-34戦闘機がコスティアンティニフカのウクライナ旅団司令部2か所を破壊した。)
https://www.vietnam.vn/ja/su-34-cua-nga-pha-huy-hai-so-chi-huy-lu-doan-ukraine-o-kostiantynivka
「ロシア空軍はシヴェルスク市制圧後、2026年初頭までにコンスタンチノフカを完全に制圧することを目指している。」
ここ数日、ベトナムメディアの日本語ページの調子が悪く、ウクライナ戦線のネタにアクセスできなかったが、ネットの検索(グーグルですが)からダイレクトに見ると、コンテンツ自体は更新されていたようだ。
「コスティアンティニフカ南側の防衛を強化するため、ロシア連邦軍は第93ホロドニ・ヤール旅団の大半をシャホヴェ村の北とコンスタンチノフカ南郊に展開した。ドンバスでロシア空軍と幾度となく戦闘を繰り広げた第10エーデルワイス山岳旅団も同地に展開した。」
ポクロフシクやクピャンスク、シベルシクやフリアイポレは注目しているけど、コスティアンティニフカは行き止まりのどん付きで、ロシア軍が包囲するまでには時間が掛かると見ていたけど、ISWの戦況地図を見ると、市街の交戦区域が広がっていることが分かる(画像参照)。
南部でもステバンビクが一部奪還されるなど、ウクライナ軍も活発に動いている感じだ。
戦況地図の変更がないからといって、交戦が緩慢なわけではない。
「ロシア軍のチャンネルによる分析によると、コスティアンティニフカに対するロシア空軍の主攻勢は北東から始まる可能性が高い。」
うーん、戦況地図だけ見ていると、そんなふうには見えないんだがな。
「クリノヴェとベジミャネを制圧したロシア軍は、この橋頭保から、スロビアンスク=クラマトルスク都市圏を構成するドルジコフカ市(約4km)に接近している。現在、新たな攻勢がコスティアンティニフカを北東から狙っている。」
まあいい。
戦況地図に反映されるまでには時間が掛かるだろうしな。
「コスティアンティニフカへの攻撃は多方面から進行中です。一部の地域では市内奥深くまで進撃しているほか、両翼での攻勢作戦も再開されています。」
「このように、ドンバスの屋外気温が現在マイナス1℃であるにもかかわらず、ロシア空軍南部集団の管轄地域の全戦線が激しく展開されており、ポクロフスク・ミルノフラド複合施設の支配をめぐる戦いが終結に近づき、ロシアによるコスティアンティニフカの支配作戦が始まったことを示している。」
ベトナムメディアは、次の焦点はコスティアンティニフカだとしている(そうなのかあ?)。
確かに、ドンバス地域のロシア未制圧地域を考えれば、また、リマンからスロビャンスク、クラマトルスク、ドルジュキーウカ、コスティアンティニフカという数珠つなぎになった要塞都市群の連なりを考慮すれば、南側から順番に攻め上がっていくルートを無視するわけにもいかない。
浮沈子的には、ポストポクロフシクは、複数の方面に同時に進出する形で行われると見ている。
ドブロピリア方面から北上してクラマトルスクを狙うルート、シベルシクから西進してスロビャンスクを狙う正面攻撃、北や東からリマンを狙ったり、上記のように南から順番に都市群を攻め上がったりもする。
一方では、南部ザポリージャ州でのフリアイポレ方面での進軍や、ザポリージャへ複数ルートで迫る進軍、サプライズとしては、ドニプロへ何らかのルートで進軍するというのもあるし、先日のスムイ州への侵攻に見るように、新たな戦線を開くことも考えられる。
北部戦線は、静かに活性化し始めている気がしてるからな。
油断できない。
戦場でのドンパチとは遠く離れた所で、和平交渉も行われている。
1年前は、停戦するとロシアが戦線を立て直したりするから反対だとか言ってたウクライナも、今や現状の接触線で停戦すべきだと宗旨替えしている。
ロシアはといえば、4州とクリミア全部よこせからずいぶん後退して、ドンバス地方(の割譲)だけでいいやと弱気な要求に落ち着いている(そういうことかあ?)。
NATO非加盟と、軍備縮小(中立国化)だけは譲っていないけどな。
浮沈子は、この戦争をウクライナの独立戦争と思っているから、そう簡単には収まらないと見ている。
意地の張り合い、見栄の張り合いの世界だ。
トランプは、そこを脅したりすかしたりしながら、なんとか和平合意にこぎつけようとしている。
ムリポだろう。
参考までに、前回コスティアンティニフカ方面の戦況地図を画像で載せたブログ記事をリンクしておく。
(欧州大戦争:コスティアンティニフカ:クリノベの真実)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/11/9823089
ここで引用したベトナムメディアも、北東方向からのアプローチに注目している。
コスティアンティニフカ方面(チャシブヤール方面含む)は地味な戦場だ。
戦力が拮抗していて、戦況地図に動きがない。
繰り返しになるが、だからといって戦線が穏やかなわけではない。
ドンパチが繰り返され、死者や負傷者が溢れ、建物は破壊され、インフラは寸断される。
バカな話だが、それが戦場の現実だ。
こうして与太ブログを書いている地球の反対側では、生身の人間の血と肉と骨が飛び散っている。
やれやれ・・・。
トランプの施政に賛成なわけではないけれど、ドンパチを止めることを止めないしぶとさには感服している。
困難とは見ているけど、和平交渉の成立を願ってやまない・・・。
(ロシアのSu-34戦闘機がコスティアンティニフカのウクライナ旅団司令部2か所を破壊した。)
https://www.vietnam.vn/ja/su-34-cua-nga-pha-huy-hai-so-chi-huy-lu-doan-ukraine-o-kostiantynivka
「ロシア空軍はシヴェルスク市制圧後、2026年初頭までにコンスタンチノフカを完全に制圧することを目指している。」
ここ数日、ベトナムメディアの日本語ページの調子が悪く、ウクライナ戦線のネタにアクセスできなかったが、ネットの検索(グーグルですが)からダイレクトに見ると、コンテンツ自体は更新されていたようだ。
「コスティアンティニフカ南側の防衛を強化するため、ロシア連邦軍は第93ホロドニ・ヤール旅団の大半をシャホヴェ村の北とコンスタンチノフカ南郊に展開した。ドンバスでロシア空軍と幾度となく戦闘を繰り広げた第10エーデルワイス山岳旅団も同地に展開した。」
ポクロフシクやクピャンスク、シベルシクやフリアイポレは注目しているけど、コスティアンティニフカは行き止まりのどん付きで、ロシア軍が包囲するまでには時間が掛かると見ていたけど、ISWの戦況地図を見ると、市街の交戦区域が広がっていることが分かる(画像参照)。
南部でもステバンビクが一部奪還されるなど、ウクライナ軍も活発に動いている感じだ。
戦況地図の変更がないからといって、交戦が緩慢なわけではない。
「ロシア軍のチャンネルによる分析によると、コスティアンティニフカに対するロシア空軍の主攻勢は北東から始まる可能性が高い。」
うーん、戦況地図だけ見ていると、そんなふうには見えないんだがな。
「クリノヴェとベジミャネを制圧したロシア軍は、この橋頭保から、スロビアンスク=クラマトルスク都市圏を構成するドルジコフカ市(約4km)に接近している。現在、新たな攻勢がコスティアンティニフカを北東から狙っている。」
まあいい。
戦況地図に反映されるまでには時間が掛かるだろうしな。
「コスティアンティニフカへの攻撃は多方面から進行中です。一部の地域では市内奥深くまで進撃しているほか、両翼での攻勢作戦も再開されています。」
「このように、ドンバスの屋外気温が現在マイナス1℃であるにもかかわらず、ロシア空軍南部集団の管轄地域の全戦線が激しく展開されており、ポクロフスク・ミルノフラド複合施設の支配をめぐる戦いが終結に近づき、ロシアによるコスティアンティニフカの支配作戦が始まったことを示している。」
ベトナムメディアは、次の焦点はコスティアンティニフカだとしている(そうなのかあ?)。
確かに、ドンバス地域のロシア未制圧地域を考えれば、また、リマンからスロビャンスク、クラマトルスク、ドルジュキーウカ、コスティアンティニフカという数珠つなぎになった要塞都市群の連なりを考慮すれば、南側から順番に攻め上がっていくルートを無視するわけにもいかない。
浮沈子的には、ポストポクロフシクは、複数の方面に同時に進出する形で行われると見ている。
ドブロピリア方面から北上してクラマトルスクを狙うルート、シベルシクから西進してスロビャンスクを狙う正面攻撃、北や東からリマンを狙ったり、上記のように南から順番に都市群を攻め上がったりもする。
一方では、南部ザポリージャ州でのフリアイポレ方面での進軍や、ザポリージャへ複数ルートで迫る進軍、サプライズとしては、ドニプロへ何らかのルートで進軍するというのもあるし、先日のスムイ州への侵攻に見るように、新たな戦線を開くことも考えられる。
北部戦線は、静かに活性化し始めている気がしてるからな。
油断できない。
戦場でのドンパチとは遠く離れた所で、和平交渉も行われている。
1年前は、停戦するとロシアが戦線を立て直したりするから反対だとか言ってたウクライナも、今や現状の接触線で停戦すべきだと宗旨替えしている。
ロシアはといえば、4州とクリミア全部よこせからずいぶん後退して、ドンバス地方(の割譲)だけでいいやと弱気な要求に落ち着いている(そういうことかあ?)。
NATO非加盟と、軍備縮小(中立国化)だけは譲っていないけどな。
浮沈子は、この戦争をウクライナの独立戦争と思っているから、そう簡単には収まらないと見ている。
意地の張り合い、見栄の張り合いの世界だ。
トランプは、そこを脅したりすかしたりしながら、なんとか和平合意にこぎつけようとしている。
ムリポだろう。
参考までに、前回コスティアンティニフカ方面の戦況地図を画像で載せたブログ記事をリンクしておく。
(欧州大戦争:コスティアンティニフカ:クリノベの真実)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/11/9823089
ここで引用したベトナムメディアも、北東方向からのアプローチに注目している。
コスティアンティニフカ方面(チャシブヤール方面含む)は地味な戦場だ。
戦力が拮抗していて、戦況地図に動きがない。
繰り返しになるが、だからといって戦線が穏やかなわけではない。
ドンパチが繰り返され、死者や負傷者が溢れ、建物は破壊され、インフラは寸断される。
バカな話だが、それが戦場の現実だ。
こうして与太ブログを書いている地球の反対側では、生身の人間の血と肉と骨が飛び散っている。
やれやれ・・・。
トランプの施政に賛成なわけではないけれど、ドンパチを止めることを止めないしぶとさには感服している。
困難とは見ているけど、和平交渉の成立を願ってやまない・・・。
🚀H3ロケット:8号機:起点 ― 2025年12月25日 23:48
H3ロケット:8号機:起点
H3ロケット8号機の事故については、既にこのブログでも触れている。
(H3ロケット:8号機:2段目の燃焼異常で失敗)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/23/9825634
今日は、新たな情報が上がったので、気になる資料を画像として引用しつつ、ジャクサの陰謀(!)について妄想したい(勝手にすればあ?)。
(打ち上げ失敗のH3ロケット 2段目機体と衛星 大気圏突入可能性)
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015013541000
「25日に開かれた文部科学省の有識者会議でJAXAは、ロケットから送られてきた飛行データなどをもとに解析した結果、ロケットの2段目の機体と、「みちびき5号機」は打ち上げからおよそ4時間以内に大気圏に突入した可能性が極めて高いと説明しました。」
「また、ロケットに搭載されたカメラが捉えた4枚の画像を公開し、ことし2月に打ち上げに成功したH3ロケット5号機のカメラの画像と比較した結果、複数の違いが見られることを明らかにしました。」
「このうち、ロケットの1段目を分離したあとの画像には、宇宙空間に通常は見られないたくさんの小さな物体が漂っていて、画像の右下にも何らかの物体が見えるなどの特徴があると説明しています。」
うーん、まあ、確かにフェアリングの分離時にイベントがあったことは間違いない。
浮沈子的には、相変わらず、そもそも水素タンクの圧力低下が始まった時刻(T+200s or T+225s)と、その原因が気になる。
フェアリング分離時の異常は、その影響を受けた単なる結果に過ぎない可能性が高い(そうなのかあ?)。
圧力低下の時刻がT+200s の場合には間違いなくそうなるからな。
(H3ロケット8号機のオンボード画像が公開、「みちびき」の姿に異変)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20251225-3871943/
「第2段エンジンが正常に燃焼しなかった直接の原因は、水素タンクの圧力が低下したことだ。しかし、同ロケットは初号機が第2段エンジンの問題で失敗していたものの、今回は、この圧力低下が第1段の飛行中、フェアリング分離を起点として発生したことが判明しており、第2段以外で問題が起きた可能性が出てきていた。」
「フェアリング分離を起点として発生したことが判明」(再掲)
ホントかあ!?。
フェアリングの分離時に何が発生したのかの解析は引き続き必要だし、衛星の損傷の原因はそっちの方だろうけど、追求すべきは異なる根本原因の方な気がするがな・・・。
犯人探しとしては、フェアリングの分離は衛星分離部の加速度データや画像データもあり、豊富な証拠が出そろっているし、今後、地上で試験を行う上でもとっつきやすい事象ではある。
しかし、根本原因が別にあり、その結果としてフェアリングの分離異常が生じていた場合は、枝葉末節をいくら弄っても真の原因究明にはならない。
実行犯だけ特定しても意味はない(そういうことかあ?)。
そのポイントとなるのが、水素タンクの圧力低下の開始時刻だ。
仮に、フェアリングの分離が原因で機体(2段目)に異常が発生し、その結果として圧力低下が発生したということならば、その時刻は少なくともフェアリング分離時刻以降になる(トーゼンです)。
水素タンクの圧力維持は、加圧弁を介して行われている。
「水素タンクには、圧力を維持するための加圧弁が搭載されており、この開閉によって一定の範囲内に収まるよう制御しているが、圧力の低下が始まってからは、これが開きっぱなしになっており、圧力を戻そうとしていることが分かる。制御としては正しく動作しており、圧力を戻そうとしたものの、それ以上に漏洩が大きかったことを示唆する。」(前回のマイナビ記事より)
今回のマイナビ記事の資料には、水素タンクの加圧システムについて、若干の補足説明が付いている。
・(a)(省略)
・(b)リフトオフ~(衛星フェアリング分離)~第1回燃焼前
・LH2タンク内に搭載する極低温ヘリウム気蓄器のヘリウムガスを使用して第2段エンジン着火前のLH2タンク加圧(過渡加圧)を行う。
・(c)第1回燃焼~燃焼停止
・第2段エンジンから分岐(タップオフ)した水素ガスを使用して飛行中のLH2タンク加圧(定常加圧)を行う。
フェアリング分離時点では、もちろん、定常加圧ではなく、水素タンク内にあるヘリウム気蓄器(タンク)からの過渡加圧が行われていたはずだ。
画像の資料を見ると、この段階でも一定の圧力変動が生じていることが分かる。
水素は液体になっていて、常時蒸発しているから、逃し弁を使って逆に減圧しているんだとばかり思ってたけどな。
そこのところは不明だ。
ヘリウムタンクからの加圧弁が開きっぱなしになっていたという説明だから、その時点では圧力低下が顕著だったと見るべきで、加圧弁の作動時刻は参考に過ぎないだろう(当然圧力低下の事後対応になる)。
因果関係にどう影響するかは分からないが、浮沈子の頭の中で渦を巻いているのは水素タンク内にあるヘリウムタンクの損傷だ。
ファルコン9は、2度に渡る失敗の両方で、2段目のヘリウム加圧タンク絡みのお世話(!)になっているからな。
1度目は、酸素タンク内のヘリウムタンクを固定する支柱の強度不足、2度目は酸素タンク内のヘリウムタンクの爆発(タンク外壁に生じた損傷による)だった。
いずれも、酸素タンク内の話ではあるけど、加圧用のヘリウムタンクに纏わるトラブルだ。
今回のH3の事故でも、このヘリウム加圧タンクが登場している点がクサい(そうなのかあ?)。
ちなみに、ヘリウムは無味無臭だ(トライミックス吸った経験しかないけどな)。
加圧弁が解放しっぱなしというのは、確かに水素タンク内の圧力低下に対する正常な作動なんだろうが、浮沈子的には気になるところだ。
画像の資料で見ると、加圧弁はフェアリング分離時刻の前から開きっぱなしになっている(たまたま、解放のタイミングだったのかも・・・)。
まあいい。
浮沈子的妄想では、何らかの理由でヘリウムタンクが損傷し、その影響で水素タンクがゆがみ、漏れ出した水素(ガス)のために圧力低下が発生、加圧弁の解放と圧力低下が進行、フェアリングの爆発ボルト(火工品)の異常を誘発し、決定的な損傷に及んだというシナリオになる。
んじゃあ、そもそものヘリウムタンクの損傷の原因は何?。
うーん、今夜の妄想は、そこまでは至らない。
アモス6の時は、ヘリウム容器の外壁(炭素繊維素材)の隙間に挟まった酸素が摩擦を起こし、酸素リッチな環境(液酸タンク内だからな)で爆発したというレアな話だった。
H3のヘリウムタンクがどんな素材でできているのか、ファルコン9の知見を反映させて対策が行われていたのかは知らない。
水素タンク内の話だから、爆発には至らなかったのかもしれないしな。
まあ、どうでもいいんですが。
とにかく、圧力低下が発生した時刻が最大の焦点だ。
ヘリウムタンクからの加圧バルブが開きっぱなしになったのは、陰謀ジャクサ(!)の資料で見ても、フェアリング分離時刻より若干前になっている。
このことからも、圧力低下はフェアリング分離前から始まっていたと見るのが妥当だ。
図では、あたかも通常の変動のタイミングであるかのように記されている(水素タンク内の圧力のところまでは引かれていた点線が、加圧バルブの開閉欄まで降ろされていないで、途中で途切れているのも気になる:浮沈子補足)。
ジャクサの陰謀が暴かれることになるのか、業界が丸め込まれることになるのかが見ものだな・・・。
H3ロケット8号機の事故については、既にこのブログでも触れている。
(H3ロケット:8号機:2段目の燃焼異常で失敗)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/12/23/9825634
今日は、新たな情報が上がったので、気になる資料を画像として引用しつつ、ジャクサの陰謀(!)について妄想したい(勝手にすればあ?)。
(打ち上げ失敗のH3ロケット 2段目機体と衛星 大気圏突入可能性)
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015013541000
「25日に開かれた文部科学省の有識者会議でJAXAは、ロケットから送られてきた飛行データなどをもとに解析した結果、ロケットの2段目の機体と、「みちびき5号機」は打ち上げからおよそ4時間以内に大気圏に突入した可能性が極めて高いと説明しました。」
「また、ロケットに搭載されたカメラが捉えた4枚の画像を公開し、ことし2月に打ち上げに成功したH3ロケット5号機のカメラの画像と比較した結果、複数の違いが見られることを明らかにしました。」
「このうち、ロケットの1段目を分離したあとの画像には、宇宙空間に通常は見られないたくさんの小さな物体が漂っていて、画像の右下にも何らかの物体が見えるなどの特徴があると説明しています。」
うーん、まあ、確かにフェアリングの分離時にイベントがあったことは間違いない。
浮沈子的には、相変わらず、そもそも水素タンクの圧力低下が始まった時刻(T+200s or T+225s)と、その原因が気になる。
フェアリング分離時の異常は、その影響を受けた単なる結果に過ぎない可能性が高い(そうなのかあ?)。
圧力低下の時刻がT+200s の場合には間違いなくそうなるからな。
(H3ロケット8号機のオンボード画像が公開、「みちびき」の姿に異変)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20251225-3871943/
「第2段エンジンが正常に燃焼しなかった直接の原因は、水素タンクの圧力が低下したことだ。しかし、同ロケットは初号機が第2段エンジンの問題で失敗していたものの、今回は、この圧力低下が第1段の飛行中、フェアリング分離を起点として発生したことが判明しており、第2段以外で問題が起きた可能性が出てきていた。」
「フェアリング分離を起点として発生したことが判明」(再掲)
ホントかあ!?。
フェアリングの分離時に何が発生したのかの解析は引き続き必要だし、衛星の損傷の原因はそっちの方だろうけど、追求すべきは異なる根本原因の方な気がするがな・・・。
犯人探しとしては、フェアリングの分離は衛星分離部の加速度データや画像データもあり、豊富な証拠が出そろっているし、今後、地上で試験を行う上でもとっつきやすい事象ではある。
しかし、根本原因が別にあり、その結果としてフェアリングの分離異常が生じていた場合は、枝葉末節をいくら弄っても真の原因究明にはならない。
実行犯だけ特定しても意味はない(そういうことかあ?)。
そのポイントとなるのが、水素タンクの圧力低下の開始時刻だ。
仮に、フェアリングの分離が原因で機体(2段目)に異常が発生し、その結果として圧力低下が発生したということならば、その時刻は少なくともフェアリング分離時刻以降になる(トーゼンです)。
水素タンクの圧力維持は、加圧弁を介して行われている。
「水素タンクには、圧力を維持するための加圧弁が搭載されており、この開閉によって一定の範囲内に収まるよう制御しているが、圧力の低下が始まってからは、これが開きっぱなしになっており、圧力を戻そうとしていることが分かる。制御としては正しく動作しており、圧力を戻そうとしたものの、それ以上に漏洩が大きかったことを示唆する。」(前回のマイナビ記事より)
今回のマイナビ記事の資料には、水素タンクの加圧システムについて、若干の補足説明が付いている。
・(a)(省略)
・(b)リフトオフ~(衛星フェアリング分離)~第1回燃焼前
・LH2タンク内に搭載する極低温ヘリウム気蓄器のヘリウムガスを使用して第2段エンジン着火前のLH2タンク加圧(過渡加圧)を行う。
・(c)第1回燃焼~燃焼停止
・第2段エンジンから分岐(タップオフ)した水素ガスを使用して飛行中のLH2タンク加圧(定常加圧)を行う。
フェアリング分離時点では、もちろん、定常加圧ではなく、水素タンク内にあるヘリウム気蓄器(タンク)からの過渡加圧が行われていたはずだ。
画像の資料を見ると、この段階でも一定の圧力変動が生じていることが分かる。
水素は液体になっていて、常時蒸発しているから、逃し弁を使って逆に減圧しているんだとばかり思ってたけどな。
そこのところは不明だ。
ヘリウムタンクからの加圧弁が開きっぱなしになっていたという説明だから、その時点では圧力低下が顕著だったと見るべきで、加圧弁の作動時刻は参考に過ぎないだろう(当然圧力低下の事後対応になる)。
因果関係にどう影響するかは分からないが、浮沈子の頭の中で渦を巻いているのは水素タンク内にあるヘリウムタンクの損傷だ。
ファルコン9は、2度に渡る失敗の両方で、2段目のヘリウム加圧タンク絡みのお世話(!)になっているからな。
1度目は、酸素タンク内のヘリウムタンクを固定する支柱の強度不足、2度目は酸素タンク内のヘリウムタンクの爆発(タンク外壁に生じた損傷による)だった。
いずれも、酸素タンク内の話ではあるけど、加圧用のヘリウムタンクに纏わるトラブルだ。
今回のH3の事故でも、このヘリウム加圧タンクが登場している点がクサい(そうなのかあ?)。
ちなみに、ヘリウムは無味無臭だ(トライミックス吸った経験しかないけどな)。
加圧弁が解放しっぱなしというのは、確かに水素タンク内の圧力低下に対する正常な作動なんだろうが、浮沈子的には気になるところだ。
画像の資料で見ると、加圧弁はフェアリング分離時刻の前から開きっぱなしになっている(たまたま、解放のタイミングだったのかも・・・)。
まあいい。
浮沈子的妄想では、何らかの理由でヘリウムタンクが損傷し、その影響で水素タンクがゆがみ、漏れ出した水素(ガス)のために圧力低下が発生、加圧弁の解放と圧力低下が進行、フェアリングの爆発ボルト(火工品)の異常を誘発し、決定的な損傷に及んだというシナリオになる。
んじゃあ、そもそものヘリウムタンクの損傷の原因は何?。
うーん、今夜の妄想は、そこまでは至らない。
アモス6の時は、ヘリウム容器の外壁(炭素繊維素材)の隙間に挟まった酸素が摩擦を起こし、酸素リッチな環境(液酸タンク内だからな)で爆発したというレアな話だった。
H3のヘリウムタンクがどんな素材でできているのか、ファルコン9の知見を反映させて対策が行われていたのかは知らない。
水素タンク内の話だから、爆発には至らなかったのかもしれないしな。
まあ、どうでもいいんですが。
とにかく、圧力低下が発生した時刻が最大の焦点だ。
ヘリウムタンクからの加圧バルブが開きっぱなしになったのは、陰謀ジャクサ(!)の資料で見ても、フェアリング分離時刻より若干前になっている。
このことからも、圧力低下はフェアリング分離前から始まっていたと見るのが妥当だ。
図では、あたかも通常の変動のタイミングであるかのように記されている(水素タンク内の圧力のところまでは引かれていた点線が、加圧バルブの開閉欄まで降ろされていないで、途中で途切れているのも気になる:浮沈子補足)。
ジャクサの陰謀が暴かれることになるのか、業界が丸め込まれることになるのかが見ものだな・・・。


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