😼欧州大戦争:継戦能力への懸念:コスティアンティニフカ方面 ― 2025年09月12日 12:02
欧州大戦争:継戦能力への懸念:コスティアンティニフカ方面
(コスティアンティニフカは第二のバフムートとなり、ウクライナは防衛線の構築を急ぐ)
https://www.vietnam.vn/ja/kostiantynivka-se-thanh-bakhmut-thu-hai-ukraine-voi-vang-dung-phong-tuyen
「ウクライナ軍はコスティアンティニフカを第二のバフムートに変えつつあり、積極的に同市の防衛準備をしている。一方、ロシア軍はドブロポリエで形勢を逆転させつつある。」
「一部の専門家は、コスティアンティニフカが西側から包囲された場合、大規模な包囲網が形成される可能性があると見ている。」
浮沈子もこの見解に同意だな。
東部・南部からの攻勢は明らかで、これはまあ、正面突破みたいなもんだ。
「ウクライナ軍はコスティアンティニフカの地理的条件を考慮し、同市をバフムートやハシフ・ヤルに変貌させようとしている。」
「市内には階段状の防衛システムが構築され、建物は要塞化され、道路沿いには多数の塹壕が掘られている。」
「ロシアの通信社TASSは、自称ドネツク人民共和国(DPR)首長の顧問イーゴリ・キムコフスキー氏の言葉を引用し、コスティアンティニフカ市周辺でウクライナ軍(AFU)が多数の有刺鉄線のフェンスや対戦車塹壕を含む複数の防御要塞線を建設したと報じた。」
これらを突破していくのは容易ではないだろう。
「現在、キエフはポクロフスク-コスティアンティニウカ-チャソフ・ヤル戦線に約12万人の部隊を緊急動員している。」
おっと、ロシアが11万人だから、これに匹敵する戦力を配置したわけで、ここではガチな戦闘が繰り広げられているわけだ。
記事では、ドブロピリエ方面の混沌とした状況についても触れられているが、今回は割愛する。
ウクライナがコスティアンティニフカで激しい抵抗を示そうとしている意図は分かったんだが、西部方面からの包囲に対しては想定がないと見える(そうなのかあ?)。
ポクロフシク北方は、ロシアの急速な突破とその後の火消しで一応状況の安定を見ているけど、ロシア軍がこの方面での進軍を諦めていないことは明らかだ。
その突出部の東方(つまり、コスティアンティニフカ西側)の状況こそが、この街の運命を決めるような気がする。
(欧州大戦争:重箱の隅:2つの二都物語)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/08/20/9797181
(添付画像参照:8月20日の記事)
ISWの戦況地図で見ても、この3週間ほどの動きは東部や南部の方が活発で、西部での動きはわずかだ(画像参照)。
しかし、徐々にではあるが、ロシアがコスティアンティニフカ西部での進軍を図っていることは間違いない。
ウクライナ軍が、この広範な進軍に対処しきれるかどうかが問題だ。
ポクロフシク方面で、ウクライナ軍は手札を全て切ったとされる。
全ての予備兵力を投入して事態の収拾を図ったわけだな。
つーことは、反撃に出たことになるわけで、それは一方で損害の拡大(特に人的損耗の拡大)を招いたわけだ。
それでも、大規模な進撃を止めるためには仕方ない。
貴重なリソースをつぎ込んだわけだ。
で、とにかく状況の安定化には成功した。
一方この間、コスティアンティニフカ方面は、ロシア軍のじわじわとした進撃が続いている。
浮沈子的にロシア夏季攻勢のフルサクセスと見做していたコスティアンティニフカ陥落は実現せず、ウクライナ側の勝利という見立てになった。
「市南部のクレバン・ブィクスキー貯水池地域での戦闘は未だ終結しておらず、ウクライナ軍はそこに閉じ込められているにもかかわらず、激しい抵抗を続けている。」(ベトナムメディアより)
ここで稼いだ時間で、コスティアンティニフカの要塞化を進め、バフムトやチャシブヤールのようにロシアの進軍を長期に食い止め犠牲を強いることが出来ればいいと考えている。
が、おそらくそうはなるまい。
主要兵站ルートであるH20を遮断され、西側から包囲されて以上終わりになる公算が高い。
その北西部にあるドルジュキフカ、クラマトルスクなども、西側からの包囲という想定外の状況に直面することになる。
ふつーなら、そんな無様なことになる前に、ロシアの進軍ルートを叩くわけだが、継戦能力に懸念がある状況ではそれも期待できないからな。
良く言えば困難、有体に言ってやられっぱなしになりかねない。
ドブロピリア侵攻を食い止めた奇跡(!)は二度と起こらないのだ(そうなのかあ?)。
ベトナムメディアの記事では、それも怪しくなりつつある。
ウクライナ軍は、ロシア軍を食い止め、反撃はするけど、奪還した地域を安定して維持できない。
ロシア軍の攻勢が続いているからだが、ドローンによるキルゾーンを展開しても、犠牲を厭わないロシア軍の突撃(最近は「浸透」というらしい)で突破されちまうからな。
橋頭保を築かれ、そこを足場にさらに浸透する。
人的リソースが潤沢でなければ採り得ない戦術だ。
航空万能論ブログ管理人も指摘していたが、ロシアにとって有利な戦場(人的リソースを豊富に投入できる方が有利な戦場)をウクライナに強いている点で、この戦争の勝敗は決まっている。
少なくとも、ウクライナに戦術的な勝ち目はない。
戦場で勝てないウクライナは、結局、場外乱闘(?:外交交渉など)に頼らざるを得ないんだが、米国は政権交代で当てにならず、欧州はとうとう直接攻撃を受ける羽目になった。
(【解説】 故意か偶然か……ロシア無人機によるポーランド領空侵犯 NATOにとっての試練に)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cly1ek0064yo
「ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、同国の領空が19回にわたり侵犯され、少なくとも3機のドローンを戦闘機で撃墜したと述べた。」
「ロシア政府は、今回の侵入が意図的であったとの非難に反発している。ただし、自国のドローンがポーランドの主権領域を侵犯した事実については否定していない。」
「ポーランド領内のいかなる対象も攻撃の計画には含まれていなかった」(ロシア当局)
「これだけの数のドローンがこの経路で(中略)ポーランド領空を飛行したことが偶然だという証拠は一切ない」(ドイツのボリス・ピストリウス国防相)
うーん、そもそも偶然に証拠なんてないと思うんだがな。
が、まあ、しかし、誰がどう見ても意図的な領空侵犯であることに間違いはない。
とうとう、来るものが来たかという感じだ。
「イタリアのグイド・クロゼット国防相も一連の出来事について、「挑発と試行」という二重の目的を持った「意図的な攻撃」だったと語った。」
「今回使用されたゲルベラに弾頭が搭載されていなかったことは、脅威性を低く見せると同時に、ロシア側にことの重大性を矮小(わいしょう)化する余地を与えている」(リスク・インテリジェンス企業「シビリン」のあるジャスティン・クランプ最高経営責任者(CEO))
まあいい。
ロシアは欧州大戦争に向けてサウンドを始めた。
それは同時に、ウクライナ紛争にめどが立ち、オワコンに移行しつつある兆候でもある(そういうことかあ?)。
欧州との直接衝突は、➀ウクライナ紛争と同時か、➁シームレスに続くか、さもなければ➂短期(3年以内)の休戦期間を挟んで開始される。
浮沈子は➀と見ているけど(欧州に準備期間を与えず、ロシアにとって効果的だからな)、実際どうなるかは分からない。
今回の領空侵犯が意図的であるかそうでないかは、すぐに分かる。
同様の事案(次は陸上かもな)が繰り返し継続して起こり、NATOの結束が試されれば意図的だったことになるし、暫く間が空くようなら、もしかすると偶発的な話だったということになる。
が、まあ、それはないな。
いずれにしても、ロシアはウクライナの継戦能力を見切っている。
コスティアンティニフカの要塞を、大規模な犠牲を払って正面から攻め取るような真似はしない。
オワコンのウクライナに付き合う義理はないのだ(そうなのかあ?)。
基本は包囲戦だろうし(たぶん)、時間を掛けてウクライナの消耗を待つことになる。
ロシアは、その時間を確実に稼いでいるように見える・・・。
(コスティアンティニフカは第二のバフムートとなり、ウクライナは防衛線の構築を急ぐ)
https://www.vietnam.vn/ja/kostiantynivka-se-thanh-bakhmut-thu-hai-ukraine-voi-vang-dung-phong-tuyen
「ウクライナ軍はコスティアンティニフカを第二のバフムートに変えつつあり、積極的に同市の防衛準備をしている。一方、ロシア軍はドブロポリエで形勢を逆転させつつある。」
「一部の専門家は、コスティアンティニフカが西側から包囲された場合、大規模な包囲網が形成される可能性があると見ている。」
浮沈子もこの見解に同意だな。
東部・南部からの攻勢は明らかで、これはまあ、正面突破みたいなもんだ。
「ウクライナ軍はコスティアンティニフカの地理的条件を考慮し、同市をバフムートやハシフ・ヤルに変貌させようとしている。」
「市内には階段状の防衛システムが構築され、建物は要塞化され、道路沿いには多数の塹壕が掘られている。」
「ロシアの通信社TASSは、自称ドネツク人民共和国(DPR)首長の顧問イーゴリ・キムコフスキー氏の言葉を引用し、コスティアンティニフカ市周辺でウクライナ軍(AFU)が多数の有刺鉄線のフェンスや対戦車塹壕を含む複数の防御要塞線を建設したと報じた。」
これらを突破していくのは容易ではないだろう。
「現在、キエフはポクロフスク-コスティアンティニウカ-チャソフ・ヤル戦線に約12万人の部隊を緊急動員している。」
おっと、ロシアが11万人だから、これに匹敵する戦力を配置したわけで、ここではガチな戦闘が繰り広げられているわけだ。
記事では、ドブロピリエ方面の混沌とした状況についても触れられているが、今回は割愛する。
ウクライナがコスティアンティニフカで激しい抵抗を示そうとしている意図は分かったんだが、西部方面からの包囲に対しては想定がないと見える(そうなのかあ?)。
ポクロフシク北方は、ロシアの急速な突破とその後の火消しで一応状況の安定を見ているけど、ロシア軍がこの方面での進軍を諦めていないことは明らかだ。
その突出部の東方(つまり、コスティアンティニフカ西側)の状況こそが、この街の運命を決めるような気がする。
(欧州大戦争:重箱の隅:2つの二都物語)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/08/20/9797181
(添付画像参照:8月20日の記事)
ISWの戦況地図で見ても、この3週間ほどの動きは東部や南部の方が活発で、西部での動きはわずかだ(画像参照)。
しかし、徐々にではあるが、ロシアがコスティアンティニフカ西部での進軍を図っていることは間違いない。
ウクライナ軍が、この広範な進軍に対処しきれるかどうかが問題だ。
ポクロフシク方面で、ウクライナ軍は手札を全て切ったとされる。
全ての予備兵力を投入して事態の収拾を図ったわけだな。
つーことは、反撃に出たことになるわけで、それは一方で損害の拡大(特に人的損耗の拡大)を招いたわけだ。
それでも、大規模な進撃を止めるためには仕方ない。
貴重なリソースをつぎ込んだわけだ。
で、とにかく状況の安定化には成功した。
一方この間、コスティアンティニフカ方面は、ロシア軍のじわじわとした進撃が続いている。
浮沈子的にロシア夏季攻勢のフルサクセスと見做していたコスティアンティニフカ陥落は実現せず、ウクライナ側の勝利という見立てになった。
「市南部のクレバン・ブィクスキー貯水池地域での戦闘は未だ終結しておらず、ウクライナ軍はそこに閉じ込められているにもかかわらず、激しい抵抗を続けている。」(ベトナムメディアより)
ここで稼いだ時間で、コスティアンティニフカの要塞化を進め、バフムトやチャシブヤールのようにロシアの進軍を長期に食い止め犠牲を強いることが出来ればいいと考えている。
が、おそらくそうはなるまい。
主要兵站ルートであるH20を遮断され、西側から包囲されて以上終わりになる公算が高い。
その北西部にあるドルジュキフカ、クラマトルスクなども、西側からの包囲という想定外の状況に直面することになる。
ふつーなら、そんな無様なことになる前に、ロシアの進軍ルートを叩くわけだが、継戦能力に懸念がある状況ではそれも期待できないからな。
良く言えば困難、有体に言ってやられっぱなしになりかねない。
ドブロピリア侵攻を食い止めた奇跡(!)は二度と起こらないのだ(そうなのかあ?)。
ベトナムメディアの記事では、それも怪しくなりつつある。
ウクライナ軍は、ロシア軍を食い止め、反撃はするけど、奪還した地域を安定して維持できない。
ロシア軍の攻勢が続いているからだが、ドローンによるキルゾーンを展開しても、犠牲を厭わないロシア軍の突撃(最近は「浸透」というらしい)で突破されちまうからな。
橋頭保を築かれ、そこを足場にさらに浸透する。
人的リソースが潤沢でなければ採り得ない戦術だ。
航空万能論ブログ管理人も指摘していたが、ロシアにとって有利な戦場(人的リソースを豊富に投入できる方が有利な戦場)をウクライナに強いている点で、この戦争の勝敗は決まっている。
少なくとも、ウクライナに戦術的な勝ち目はない。
戦場で勝てないウクライナは、結局、場外乱闘(?:外交交渉など)に頼らざるを得ないんだが、米国は政権交代で当てにならず、欧州はとうとう直接攻撃を受ける羽目になった。
(【解説】 故意か偶然か……ロシア無人機によるポーランド領空侵犯 NATOにとっての試練に)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cly1ek0064yo
「ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、同国の領空が19回にわたり侵犯され、少なくとも3機のドローンを戦闘機で撃墜したと述べた。」
「ロシア政府は、今回の侵入が意図的であったとの非難に反発している。ただし、自国のドローンがポーランドの主権領域を侵犯した事実については否定していない。」
「ポーランド領内のいかなる対象も攻撃の計画には含まれていなかった」(ロシア当局)
「これだけの数のドローンがこの経路で(中略)ポーランド領空を飛行したことが偶然だという証拠は一切ない」(ドイツのボリス・ピストリウス国防相)
うーん、そもそも偶然に証拠なんてないと思うんだがな。
が、まあ、しかし、誰がどう見ても意図的な領空侵犯であることに間違いはない。
とうとう、来るものが来たかという感じだ。
「イタリアのグイド・クロゼット国防相も一連の出来事について、「挑発と試行」という二重の目的を持った「意図的な攻撃」だったと語った。」
「今回使用されたゲルベラに弾頭が搭載されていなかったことは、脅威性を低く見せると同時に、ロシア側にことの重大性を矮小(わいしょう)化する余地を与えている」(リスク・インテリジェンス企業「シビリン」のあるジャスティン・クランプ最高経営責任者(CEO))
まあいい。
ロシアは欧州大戦争に向けてサウンドを始めた。
それは同時に、ウクライナ紛争にめどが立ち、オワコンに移行しつつある兆候でもある(そういうことかあ?)。
欧州との直接衝突は、➀ウクライナ紛争と同時か、➁シームレスに続くか、さもなければ➂短期(3年以内)の休戦期間を挟んで開始される。
浮沈子は➀と見ているけど(欧州に準備期間を与えず、ロシアにとって効果的だからな)、実際どうなるかは分からない。
今回の領空侵犯が意図的であるかそうでないかは、すぐに分かる。
同様の事案(次は陸上かもな)が繰り返し継続して起こり、NATOの結束が試されれば意図的だったことになるし、暫く間が空くようなら、もしかすると偶発的な話だったということになる。
が、まあ、それはないな。
いずれにしても、ロシアはウクライナの継戦能力を見切っている。
コスティアンティニフカの要塞を、大規模な犠牲を払って正面から攻め取るような真似はしない。
オワコンのウクライナに付き合う義理はないのだ(そうなのかあ?)。
基本は包囲戦だろうし(たぶん)、時間を掛けてウクライナの消耗を待つことになる。
ロシアは、その時間を確実に稼いでいるように見える・・・。
🚀地球外生命:火星探査:お持ち帰りか ― 2025年09月12日 21:28
地球外生命:火星探査:お持ち帰りか
(「火星に生命が存在した可能性が非常に高いことを示す証拠」を発見したとNASAが発表)
https://gigazine.net/news/20250911-nasa-mars-potential-biosignature/
「生命の痕跡説を強力に裏付けているのが、これらの反応が起きた環境です。岩石の分析から、鉱物が発見された場所には高温にさらされた形跡がないことがわかりました。」
「仮に非生物的なプロセスで硫化鉄を生成する反応だった場合、150℃から200℃といった高温を必要とします。低温環境下でこれらの鉱物が生成されたことを非生物的なプロセスだけで説明するのは困難だとNASAは述べています。」
「ただし、非生物学的な原因が完全に排除されたわけではないので、今後の研究はCoLDスケールレベル4の確信度を固めることが目標となります。」
「論文の調査結果を踏まえると、ブライトエンジェルで観測された事象に対して生命が介在しない可能性は低いものの、それを排除することはできません」
問題は次だな・・・。
「今回発見された鉱物が非生命的に成立したという可能性を完全に排除するために、地球上での実験、そして最終的には実験室でのサンプル研究を必要とします」
「パーサヴィアランスはこのブライトエンジェル地層の「シェヤバフォールズ(Cheyava Falls)」と呼ばれる岩石から「サファイアキャニオン(Sapphire Canyon)」と名付けられたコアサンプルを採取済み。このサンプルを将来のミッションで地球に持ち帰り、より高性能な装置で分析することで、生命の痕跡であるかどうかの最終的な結論に近づくことが期待されています。」
マーズサンプルリターンミッションは現在中止されていて、再開のめどはたっていない。
採取されたサンプルが腐っちまう心配はないものの(腐敗はれっきとした生命活動です!)、カプセルに入れられたまま数百年も放置されて、砂に埋もれてどこにあるか分からなくなる可能性はある(未確認)。
(M$R:NASA は火星で興味深い岩石を発見しましたが、火星サンプルリターンはどうなるのでしょうか?)
https://arstechnica.com/space/2025/09/nasa-found-intriguing-rocks-on-mars-so-where-does-that-leave-mars-sample-return/
「複数の情報筋との協議に基づくと、NASAが検討している可能性のある道筋は以下の3つであるようです。」
・商業:2025年1月に提示された2つの選択肢のうち、NASAは2番目の選択肢、つまり「新たな商業能力を活用して着陸機のペイロードを火星表面に運ぶ」という選択肢を採用する可能性があります。私の情報筋によると、最初の選択肢である「既に飛行済みの」技術を活用するという選択肢は、もはや実現不可能です。基本的には、COTS(民間企業間取引システム)に似た商業パートナーシップが締結され、NASAは民間企業1社または複数社が設計・提供するサンプルリターンサービスを購入することになります。
・賞金:NASAは、火星の岩石や土を1kg程度地球に持ち帰った企業に対し、例えば最初の企業に30億ドル、2番目の企業に10億ドルといった賞金を提供するという選択肢があります。NASAはこれまで賞金制度をほとんど利用していませんでしたが、この選択肢は初期費用がほとんどかからないため、トランプ政権にとって魅力的かもしれません。
・人類:ダフィーは「10年後には人類を火星に着陸させる計画があるのに、火星の岩石を拾うためにロボットを送るつもりはない」などと言うかもしれない。これは、近い将来に有人ミッションが実現することを期待しつつ、ロボット計画を事実上中止することになるだろう。
浮沈子的には、別の解決策があるような気がしているんだがな。
「中国が2028年に火星サンプルリターンミッションを開始すると発表・・・」
そう、中国に回収してもらうという選択だ(ありえねー・・・)。
10億ドルも出せば、喜んで回収してくれるに違いない。
M$R→M元Rになっちまうけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
NASAは、MSRの景気づけに、今回の火星生命がかつて存在した可能性(過去の話ですが)の記事を上げたのかもしれないが、有人月面探査と同じく、中国に塩を送ることになるだろう。
中国独自のサンプルリターンミッションが成功すれば、面目丸つぶれだからな(有人月面着陸と異なり、人類初の栄誉を持って行かれる)。
抱き着き戦略でも何でも、中国に回収を依頼して、火星生命発見の栄誉を繋ぎ止めるのが上策だ(そうなのかあ?)。
もちろん、浮沈子的には、回収して調べてみたら、非生物過程で硫化鉄が生成されたことが判明する方に1票だがな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(NASA火星探査車が生物活動に由来するかもしれない鉱物を発見した可能性 地球での分析に期待も先行き不透明)
https://sorae.info/astronomy/20250912-cheyava-falls.html
「見つかった鉱物は非生物的なプロセスでも生成され得るものですが、Perseveranceに搭載されている機器を使ったその場での分析には限界があります。生物に由来するのか、それともしないのかを最終的に判断するには、採取されたサンプルを地球で分析するために持ち帰る「サンプルリターン」が欠かせません。」
浮沈子的には、この点にも疑問を感じてるんだがな。
「PerseveranceはMSR(火星サンプルリターン)計画を念頭に設計されたため、搭載されている科学機器の能力には限界があります。論文でも述べられているように、見つかった鉱物の意味を理解する最良の方法は、Cheyava Fallsから採取された岩石コア(Sapphire Canyon)を地球の設備で分析することだと言えます。」
怪しい・・・。
実に怪しい!。
「その一方で、火星サンプルリターンを巡っては中国も名乗りを上げています。CNSA=中国国家航天局の2025年3月の発表によれば、2028年頃に打ち上げが予定されている火星探査ミッション「天問3号(Tianwen-3)」は火星表面からのサンプルリターンが目的で、サンプルの地球到着は2030年頃の予定」
やっぱ、中国に取って来てもらうってのは、いいアイデアだと思うんだがなあ・・・。
(「火星に生命が存在した可能性が非常に高いことを示す証拠」を発見したとNASAが発表)
https://gigazine.net/news/20250911-nasa-mars-potential-biosignature/
「生命の痕跡説を強力に裏付けているのが、これらの反応が起きた環境です。岩石の分析から、鉱物が発見された場所には高温にさらされた形跡がないことがわかりました。」
「仮に非生物的なプロセスで硫化鉄を生成する反応だった場合、150℃から200℃といった高温を必要とします。低温環境下でこれらの鉱物が生成されたことを非生物的なプロセスだけで説明するのは困難だとNASAは述べています。」
「ただし、非生物学的な原因が完全に排除されたわけではないので、今後の研究はCoLDスケールレベル4の確信度を固めることが目標となります。」
「論文の調査結果を踏まえると、ブライトエンジェルで観測された事象に対して生命が介在しない可能性は低いものの、それを排除することはできません」
問題は次だな・・・。
「今回発見された鉱物が非生命的に成立したという可能性を完全に排除するために、地球上での実験、そして最終的には実験室でのサンプル研究を必要とします」
「パーサヴィアランスはこのブライトエンジェル地層の「シェヤバフォールズ(Cheyava Falls)」と呼ばれる岩石から「サファイアキャニオン(Sapphire Canyon)」と名付けられたコアサンプルを採取済み。このサンプルを将来のミッションで地球に持ち帰り、より高性能な装置で分析することで、生命の痕跡であるかどうかの最終的な結論に近づくことが期待されています。」
マーズサンプルリターンミッションは現在中止されていて、再開のめどはたっていない。
採取されたサンプルが腐っちまう心配はないものの(腐敗はれっきとした生命活動です!)、カプセルに入れられたまま数百年も放置されて、砂に埋もれてどこにあるか分からなくなる可能性はある(未確認)。
(M$R:NASA は火星で興味深い岩石を発見しましたが、火星サンプルリターンはどうなるのでしょうか?)
https://arstechnica.com/space/2025/09/nasa-found-intriguing-rocks-on-mars-so-where-does-that-leave-mars-sample-return/
「複数の情報筋との協議に基づくと、NASAが検討している可能性のある道筋は以下の3つであるようです。」
・商業:2025年1月に提示された2つの選択肢のうち、NASAは2番目の選択肢、つまり「新たな商業能力を活用して着陸機のペイロードを火星表面に運ぶ」という選択肢を採用する可能性があります。私の情報筋によると、最初の選択肢である「既に飛行済みの」技術を活用するという選択肢は、もはや実現不可能です。基本的には、COTS(民間企業間取引システム)に似た商業パートナーシップが締結され、NASAは民間企業1社または複数社が設計・提供するサンプルリターンサービスを購入することになります。
・賞金:NASAは、火星の岩石や土を1kg程度地球に持ち帰った企業に対し、例えば最初の企業に30億ドル、2番目の企業に10億ドルといった賞金を提供するという選択肢があります。NASAはこれまで賞金制度をほとんど利用していませんでしたが、この選択肢は初期費用がほとんどかからないため、トランプ政権にとって魅力的かもしれません。
・人類:ダフィーは「10年後には人類を火星に着陸させる計画があるのに、火星の岩石を拾うためにロボットを送るつもりはない」などと言うかもしれない。これは、近い将来に有人ミッションが実現することを期待しつつ、ロボット計画を事実上中止することになるだろう。
浮沈子的には、別の解決策があるような気がしているんだがな。
「中国が2028年に火星サンプルリターンミッションを開始すると発表・・・」
そう、中国に回収してもらうという選択だ(ありえねー・・・)。
10億ドルも出せば、喜んで回収してくれるに違いない。
M$R→M元Rになっちまうけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
NASAは、MSRの景気づけに、今回の火星生命がかつて存在した可能性(過去の話ですが)の記事を上げたのかもしれないが、有人月面探査と同じく、中国に塩を送ることになるだろう。
中国独自のサンプルリターンミッションが成功すれば、面目丸つぶれだからな(有人月面着陸と異なり、人類初の栄誉を持って行かれる)。
抱き着き戦略でも何でも、中国に回収を依頼して、火星生命発見の栄誉を繋ぎ止めるのが上策だ(そうなのかあ?)。
もちろん、浮沈子的には、回収して調べてみたら、非生物過程で硫化鉄が生成されたことが判明する方に1票だがな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(NASA火星探査車が生物活動に由来するかもしれない鉱物を発見した可能性 地球での分析に期待も先行き不透明)
https://sorae.info/astronomy/20250912-cheyava-falls.html
「見つかった鉱物は非生物的なプロセスでも生成され得るものですが、Perseveranceに搭載されている機器を使ったその場での分析には限界があります。生物に由来するのか、それともしないのかを最終的に判断するには、採取されたサンプルを地球で分析するために持ち帰る「サンプルリターン」が欠かせません。」
浮沈子的には、この点にも疑問を感じてるんだがな。
「PerseveranceはMSR(火星サンプルリターン)計画を念頭に設計されたため、搭載されている科学機器の能力には限界があります。論文でも述べられているように、見つかった鉱物の意味を理解する最良の方法は、Cheyava Fallsから採取された岩石コア(Sapphire Canyon)を地球の設備で分析することだと言えます。」
怪しい・・・。
実に怪しい!。
「その一方で、火星サンプルリターンを巡っては中国も名乗りを上げています。CNSA=中国国家航天局の2025年3月の発表によれば、2028年頃に打ち上げが予定されている火星探査ミッション「天問3号(Tianwen-3)」は火星表面からのサンプルリターンが目的で、サンプルの地球到着は2030年頃の予定」
やっぱ、中国に取って来てもらうってのは、いいアイデアだと思うんだがなあ・・・。
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