レンジ・エクステンダー・エレクトリック・ビークル ― 2013年02月03日 21:45
レンジ・エクステンダー・エレクトリック・ビークル
三菱のアウトランダーに、その車種の設定はある。
現在、世界で唯一のレンジ・エクステンダー・エレクトリック・ビークル(LEEV)である。
(アウトランダーPHEV)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander/
シボレー・ボルトは、エンジンが直接駆動力を補うので、厳密にはプラグインハイブリッドである。
(シボレー・ボルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88
スズキ自動車が、スイフトを改造してLEEVを作ろうとしている。
(スイフト レンジ・エクステンダー)
http://www.suzuki.co.jp/about/csr/environmental_technology/#swift
LEEVの解説は、このページが分かりやすい。
(第188回 プラグイン・ハイブリッドと進化する電気自動車)
http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/201206/index.htm
この件に興味を持ったのは、BMWのⅰ3がレンジエクステンダーをオプションで装備するとあったからだ。
(BMW i3 Concept:一番下にあります)
http://www.bmw-i.jp/ja_jp/bmw-i3/#bmw-i3-concept-coupe-electricity-meets-intelligence-
「レンジ・エクステンダーが航続距離を延長」とある。
実は、マツダもロータリーエンジンを活用して、参入しようとしている。
トヨタ、日産、ホンダは、ハイブリッドを開発して販売しているが、三菱、マツダ、スズキは、ハイブリッドを持たない(ついでに、スバルはガソリンだけ)。
高度な技術を要求されるハイブリッドを展開するよりも、簡単で、分かりやすいLEEVの方がメリットがあるということだ。
今後、純粋な電気自動車のインフラが普及するまでの繋ぎなんだが、プラグインハイブリッドを展開できないメーカーとしては、現実的な解決方法だろう。
エンジンを使っているので、エンジン技術を持たないと開発できないが、既存の自動車メーカーであれば、何の問題もないだろう。電池の充電に関しての技術にしても、元々、ガソリン車のバッテリーの充電技術は持っているわけだから、電気自動車の開発さえできればいいわけだ。
三菱は、世界に先駆けて、本格的な電気自動車を実用化したメーカーだし、スズキもマツダも、その位のことはできるだろう。
(デミオEV:マツダは、もうやってました)
http://www.mazda.co.jp/philosophy/tech/env/ev/
電気自動車の開発で難しいのは、そもそもの「自動車」技術のノウハウなのだ。
さて、今後、安価なLEEVが登場してくると、従来のプラグイン・ハイブリッドは売りづらくなる。素人には、どこが違うか分からないわけだし、電池容量の小さい「普通のハイブリッド」などは、少々燃費のいい「ガソリン車」ということになる。
水素ステーションが普及して、炭素社会から水素社会へと転換していく過程の中で、電気自動車さえも過渡的な技術になってしまうかもしれない。
電池という重量物を、常時余分に積んで走るということは、それだけで環境に優しくないのだ(燃料電池は、発電機なので、厳密には電池ではない)。
そんな未来を見つめる中で、LEEVがどんな展開を見せるか、注目である。
三菱のアウトランダーに、その車種の設定はある。
現在、世界で唯一のレンジ・エクステンダー・エレクトリック・ビークル(LEEV)である。
(アウトランダーPHEV)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander/
シボレー・ボルトは、エンジンが直接駆動力を補うので、厳密にはプラグインハイブリッドである。
(シボレー・ボルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88
スズキ自動車が、スイフトを改造してLEEVを作ろうとしている。
(スイフト レンジ・エクステンダー)
http://www.suzuki.co.jp/about/csr/environmental_technology/#swift
LEEVの解説は、このページが分かりやすい。
(第188回 プラグイン・ハイブリッドと進化する電気自動車)
http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/201206/index.htm
この件に興味を持ったのは、BMWのⅰ3がレンジエクステンダーをオプションで装備するとあったからだ。
(BMW i3 Concept:一番下にあります)
http://www.bmw-i.jp/ja_jp/bmw-i3/#bmw-i3-concept-coupe-electricity-meets-intelligence-
「レンジ・エクステンダーが航続距離を延長」とある。
実は、マツダもロータリーエンジンを活用して、参入しようとしている。
トヨタ、日産、ホンダは、ハイブリッドを開発して販売しているが、三菱、マツダ、スズキは、ハイブリッドを持たない(ついでに、スバルはガソリンだけ)。
高度な技術を要求されるハイブリッドを展開するよりも、簡単で、分かりやすいLEEVの方がメリットがあるということだ。
今後、純粋な電気自動車のインフラが普及するまでの繋ぎなんだが、プラグインハイブリッドを展開できないメーカーとしては、現実的な解決方法だろう。
エンジンを使っているので、エンジン技術を持たないと開発できないが、既存の自動車メーカーであれば、何の問題もないだろう。電池の充電に関しての技術にしても、元々、ガソリン車のバッテリーの充電技術は持っているわけだから、電気自動車の開発さえできればいいわけだ。
三菱は、世界に先駆けて、本格的な電気自動車を実用化したメーカーだし、スズキもマツダも、その位のことはできるだろう。
(デミオEV:マツダは、もうやってました)
http://www.mazda.co.jp/philosophy/tech/env/ev/
電気自動車の開発で難しいのは、そもそもの「自動車」技術のノウハウなのだ。
さて、今後、安価なLEEVが登場してくると、従来のプラグイン・ハイブリッドは売りづらくなる。素人には、どこが違うか分からないわけだし、電池容量の小さい「普通のハイブリッド」などは、少々燃費のいい「ガソリン車」ということになる。
水素ステーションが普及して、炭素社会から水素社会へと転換していく過程の中で、電気自動車さえも過渡的な技術になってしまうかもしれない。
電池という重量物を、常時余分に積んで走るということは、それだけで環境に優しくないのだ(燃料電池は、発電機なので、厳密には電池ではない)。
そんな未来を見つめる中で、LEEVがどんな展開を見せるか、注目である。
ヘリウム不足 ― 2013年02月04日 20:50
ヘリウム不足
「減りウム」つーくらいだから、足んなくなることもあんじゃないの?(なんちゃって!)。
世界的にヘリウムが不足しているようだ。
(不足するヘリウムガス:よく纏まったページ)
http://kotobukibune.at.webry.info/201212/article_6.html
世界の8割を供給する米国では、国家備蓄をしている戦略物資である。
「ヒンデンブルグ」という映画があるそうだが、ナチス・ドイツに対して、米国がヘリウムを輸出禁止にしたことから、水素を使用した飛行船が次々に事故を起こす。
(<映画試写会>ヒンデンブルク←「グ」が正しい)
http://members2.jcom.home.ne.jp/nishikawaw/hindeburg.html
MRI(マグネチック・レゾナンス・イメージング装置)の冷却にも使われる(超伝導磁石なので)。
風船なんて、飛行船と合わせてもガス需要の4パーセントなのに、東京ディズニーリゾートでは、販売を取り止めたとある。
(「今年のクリスマスはヘリウム風船を禁止するべき」 ヘリウムガス不足で化学者が警鐘)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1212/11/news075.html
さて、浮沈子にとって最大の問題は、統計にも上がってこない、テクニカルダイビング用途のヘリウムの行方である。
(CCRとヘリウム)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/10/20/6164533
手前味噌で恐縮だが、日本語の記事でまともに読めるところがないので、引用しておく。
ヘリウム不足の情報については、今後も取り上げていくが、ASDIの鷹野さんの講習にも影響が出ているようだ。
(11月30日~12月1日:AD-TXⅡ講習の項を参照)
http://www.give.co.jp/asdi/news/index.html
先に引用した記事の中で、英国の化学者が、「ヘリウム不足は深刻な問題だ。50年後、私たちの子どもは、『こんな貴重なものを風船に使っていたなんて信じられない』と言うだろう」といっているが、「風船」というところを、「ダイビング」に置き換えても同じだろう。
代替ガスとしては、同じ不活性ガスでも、大気中にタンマリあるアルゴンがある(「有るゴン」・・・?)。
(アルゴン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%B3
(ヘリウム・純ガス 高純度 超高純度 希ガス・標準ガス・減圧器専門販売)
http://itsumo.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=105585&csid=0&sort=p
500リットルタンクが、4200円とある。ヘリウムは、8,532円なので、アルゴンの方が安くなってしまっている。
これからは、トライミックスといえば、酸素・アルゴン・窒素のことを指すようになるかもしれない。ヘリオックスの代わりに、アルゴックスでディープするとか。
どこかに、アルゴンベースの減圧表ないかなあ?。
(追記)
アルゴンは、窒素よりも不活性ガス昏睡が早く起こるので、ヘリウムの代替にはなりませんでした!。不勉強ですみません・・・。
「減りウム」つーくらいだから、足んなくなることもあんじゃないの?(なんちゃって!)。
世界的にヘリウムが不足しているようだ。
(不足するヘリウムガス:よく纏まったページ)
http://kotobukibune.at.webry.info/201212/article_6.html
世界の8割を供給する米国では、国家備蓄をしている戦略物資である。
「ヒンデンブルグ」という映画があるそうだが、ナチス・ドイツに対して、米国がヘリウムを輸出禁止にしたことから、水素を使用した飛行船が次々に事故を起こす。
(<映画試写会>ヒンデンブルク←「グ」が正しい)
http://members2.jcom.home.ne.jp/nishikawaw/hindeburg.html
MRI(マグネチック・レゾナンス・イメージング装置)の冷却にも使われる(超伝導磁石なので)。
風船なんて、飛行船と合わせてもガス需要の4パーセントなのに、東京ディズニーリゾートでは、販売を取り止めたとある。
(「今年のクリスマスはヘリウム風船を禁止するべき」 ヘリウムガス不足で化学者が警鐘)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1212/11/news075.html
さて、浮沈子にとって最大の問題は、統計にも上がってこない、テクニカルダイビング用途のヘリウムの行方である。
(CCRとヘリウム)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/10/20/6164533
手前味噌で恐縮だが、日本語の記事でまともに読めるところがないので、引用しておく。
ヘリウム不足の情報については、今後も取り上げていくが、ASDIの鷹野さんの講習にも影響が出ているようだ。
(11月30日~12月1日:AD-TXⅡ講習の項を参照)
http://www.give.co.jp/asdi/news/index.html
先に引用した記事の中で、英国の化学者が、「ヘリウム不足は深刻な問題だ。50年後、私たちの子どもは、『こんな貴重なものを風船に使っていたなんて信じられない』と言うだろう」といっているが、「風船」というところを、「ダイビング」に置き換えても同じだろう。
代替ガスとしては、同じ不活性ガスでも、大気中にタンマリあるアルゴンがある(「有るゴン」・・・?)。
(アルゴン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%B3
(ヘリウム・純ガス 高純度 超高純度 希ガス・標準ガス・減圧器専門販売)
http://itsumo.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=105585&csid=0&sort=p
500リットルタンクが、4200円とある。ヘリウムは、8,532円なので、アルゴンの方が安くなってしまっている。
これからは、トライミックスといえば、酸素・アルゴン・窒素のことを指すようになるかもしれない。ヘリオックスの代わりに、アルゴックスでディープするとか。
どこかに、アルゴンベースの減圧表ないかなあ?。
(追記)
アルゴンは、窒素よりも不活性ガス昏睡が早く起こるので、ヘリウムの代替にはなりませんでした!。不勉強ですみません・・・。
21世紀の業務潜水 ― 2013年02月04日 22:54
21世紀の業務潜水
「高気圧作業安全衛生規則改正検討会」(漢字ばかりで16文字!)の第5回検討会の議事録がアップされた。
(2012年12月6日 第5回 高気圧作業安全衛生規則改正検討会議事録)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002sm6p.html
なぜこのメンバーの中に、レジャーダイビングの、それもテクニカルダイビングのプロフェッショナルがいないのか。
浮沈子には、極めて疑問だ。
保安庁なんて、クウキ潜水しかしていないから、水中でのガス交換の話題になっても何も発言できないでいる。
1980年代には既に商品となっているダイビングコンピューターについて、「導入しようか、どうしようか」という議論を21世紀に行っていること自体が、滑稽というか、情けないというか、絶望する。
ダイコン持たずに、潜水作業をさせてはならない!、という規則を作って、特殊法人作って型式認定すりゃあいいじゃん!(天下り先も出来るし・・・)。
繰り返し潜水の減圧管理をダイコンで行うことは、レジャーダイビングでは常識である。ダイバー個人個人の管理を行うことも、当然だ。
劣悪な環境で働かされ、65歳の年齢制限も設けてもらえない水中作業労働者に、せめてダイコンの1つも持たせてやれないのか。
浮沈子がCカードを取ったテニアンで聞いた話だが、日本で潜っていた潜水士の方が、死んでから火葬したら、骨が残らなかったそうだ。さらさらの砂のようになってしまったとのこと。
潜水は、陸上に適応しきった人体には、ものすごく過酷な環境なのだ。
この議論の中でも、10mで純酸素を吸わせる話が出てくる。
気違い沙汰である!。溺れなきゃ、酸素中毒で痙攣起こしてもいいのかよ!。
そのうち、パブリックコメントを求めて、規制案が公開されるだろうが、クソミソに非難されるだろう。
眞野先生が嘆くのも無理は無い。なぜ、日本だけが遅れているのか。ベルを使った潜水作業が、標準にならないのか。
業界と規制当局の癒着の見本がここにある。
以前の検討会の中でも出てくるが、アジア地域の潜水作業の基準も、日本の高圧則を参考にして作られている。
この議論を読んでいると、日本人であることが恥ずかしく思えてくる。
もう1回、検討会を行うことになったらしいが、何回やってもろくな結論にはならんだろうな。
画像は、シリアスなブログネタに疲れた心を癒す(たぶん)、ティーストレーナーというものらしい。
(Deep Sea Diver Tea Strainer)
http://www.likecool.com/Deep_Sea_Diver_Tea_Strainer--Gadget--Gear.html
Deep Seaといっても、1.005ATA位かな・・・。
「高気圧作業安全衛生規則改正検討会」(漢字ばかりで16文字!)の第5回検討会の議事録がアップされた。
(2012年12月6日 第5回 高気圧作業安全衛生規則改正検討会議事録)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002sm6p.html
なぜこのメンバーの中に、レジャーダイビングの、それもテクニカルダイビングのプロフェッショナルがいないのか。
浮沈子には、極めて疑問だ。
保安庁なんて、クウキ潜水しかしていないから、水中でのガス交換の話題になっても何も発言できないでいる。
1980年代には既に商品となっているダイビングコンピューターについて、「導入しようか、どうしようか」という議論を21世紀に行っていること自体が、滑稽というか、情けないというか、絶望する。
ダイコン持たずに、潜水作業をさせてはならない!、という規則を作って、特殊法人作って型式認定すりゃあいいじゃん!(天下り先も出来るし・・・)。
繰り返し潜水の減圧管理をダイコンで行うことは、レジャーダイビングでは常識である。ダイバー個人個人の管理を行うことも、当然だ。
劣悪な環境で働かされ、65歳の年齢制限も設けてもらえない水中作業労働者に、せめてダイコンの1つも持たせてやれないのか。
浮沈子がCカードを取ったテニアンで聞いた話だが、日本で潜っていた潜水士の方が、死んでから火葬したら、骨が残らなかったそうだ。さらさらの砂のようになってしまったとのこと。
潜水は、陸上に適応しきった人体には、ものすごく過酷な環境なのだ。
この議論の中でも、10mで純酸素を吸わせる話が出てくる。
気違い沙汰である!。溺れなきゃ、酸素中毒で痙攣起こしてもいいのかよ!。
そのうち、パブリックコメントを求めて、規制案が公開されるだろうが、クソミソに非難されるだろう。
眞野先生が嘆くのも無理は無い。なぜ、日本だけが遅れているのか。ベルを使った潜水作業が、標準にならないのか。
業界と規制当局の癒着の見本がここにある。
以前の検討会の中でも出てくるが、アジア地域の潜水作業の基準も、日本の高圧則を参考にして作られている。
この議論を読んでいると、日本人であることが恥ずかしく思えてくる。
もう1回、検討会を行うことになったらしいが、何回やってもろくな結論にはならんだろうな。
画像は、シリアスなブログネタに疲れた心を癒す(たぶん)、ティーストレーナーというものらしい。
(Deep Sea Diver Tea Strainer)
http://www.likecool.com/Deep_Sea_Diver_Tea_Strainer--Gadget--Gear.html
Deep Seaといっても、1.005ATA位かな・・・。
火の鳥787 ― 2013年02月05日 02:17
火の鳥787
「787の運航再開に向けた是正措置について「可能性のある原因1つ1つについて、危険性を除去するようなやり方を考えるのが道筋」とし、考えられる要因を「全部つぶせるような対策をとれればいいのではないか」といったのは、国土交通省航空局の高野滋・航空事業安全室長であると報じられている。
(PDATE1: B787のバッテリー調査、進捗により仏タレスに直接話を聞く可能性も=運輸安全委)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTK060582320130204
原因解析の手法には、いろいろな方法があるようだ。
(リスク原因の究明)
http://www.smrj.go.jp/keiei2/kankyo/h11/book/3rab/html/kagaku1l.htm
この中には、「フォルトツリー分析」とか、「イベントツリー分析」とかが出てくる。
(フォルトツリー解析)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%A7%A3%E6%9E%90
(フォルトツリー解析(FTA)図の作成について)
http://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/FTA.htm
事象から遡って行って、この事象が発生する為の条件と要因を把握する手法であり、演繹的分析手法である。
イベントツリー解析というのは、事象の原因が発生した後の、阻止機能がどのように働き、あるいは働かずに事象の発生に発展したかを分析する手法である。時間的な流れを追うことができ、対策が立てやすい反面、リスクの全体像を把握することが困難でもある。
(イベントツリー手法とは?)
http://www.nmri.go.jp/sed/psa/titanic/titanic_et.htm
このほかに、FMEAなどが紹介されている。
(FMEA)
http://ja.wikipedia.org/wiki/FMEA
ハサップという管理手法に適用されたとある。
(HACCP)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HACCP
事故は、複合的な要因が次々と発生し、通常想定を超えた状況の中で展開する。
「想定の範囲外」というやつだ。
(航空・宇宙の失敗事例)
http://www.sozogaku.com/fkd/lis/cat009.html
CIAのコンピュータールームに侵入を果たすイーサン・ハントのように、阻止しようとするトラップを、次々と破っていく。
今回のリチウムイオン電池の発火についても、幾重にも講じられた対策虚しく、事象は起こった。
発火に至る要因を分析して、考えられる原因を全て潰せば安全が確保できる「ハズ」であった。
タレス社のインテグレーションにおいても、そのプロセスは行われたに違いない。
結果、不十分であった訳だが、人知を尽くして検討したわけだ。
様々な試験も行われ、要求仕様を満たしているかどうかの納品検査にもパスし、実機に搭載されて2万時間の飛行実績を経て完成された。
にもかかわらず、航空機であってはならない「火災」という事象を発生させた。
同じ轍を、辿っている。
「考えられる要因を全部つぶせるような対策」は、取られていたのだ。その時点でのことではあるが。
その、同じ発想で、事故対策が行われようとしている。
それは間違った発想だ。
事故は、既に起こったのだ。その真の原因と、事故に発展したプロセスを完全に解明しない限り、同じことが起こる可能性を排除することはできない。
リチウムイオン電池を制御する技術は、完成したテクノロジーではない。発展途上であり、改善の余地はいくらでもある。そのスキを突いて、事故は起こった。
様々な調査を経ても、現在のところ解明の兆しは無い。原因不明のまま、人間の浅知恵で、火の鳥を再び放とうとしている。
今の時点での唯一の解決策は、誰もが分かっている筈だ。
リチウムイオン電池を降ろすことである。
さもなければ、原因の解明と、完全な対策である。
それがなされない限り、ドリームライナーが空に舞うことはあってはならない。
今回の事故は、幸いなことに、パイロットなどの人間のせいにすることはできない。純粋に技術の問題である。ヒューマンエラーという、厄介な問題からは開放されているのだ。
じっくりと腰を据えて、この問題と取り組むべきである。
そういえば、オバマ政権からは、この問題に対するコメントは何も聞こえてこない。米国航空業界の威信がかかっているというのに、呑気なものだ。
フォート・ノックスを空にしても、徹底的に調べ上げて解決しなければ、ボーイングの航空機製造能力に対する信頼が回復することはない。
「787の運航再開に向けた是正措置について「可能性のある原因1つ1つについて、危険性を除去するようなやり方を考えるのが道筋」とし、考えられる要因を「全部つぶせるような対策をとれればいいのではないか」といったのは、国土交通省航空局の高野滋・航空事業安全室長であると報じられている。
(PDATE1: B787のバッテリー調査、進捗により仏タレスに直接話を聞く可能性も=運輸安全委)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTK060582320130204
原因解析の手法には、いろいろな方法があるようだ。
(リスク原因の究明)
http://www.smrj.go.jp/keiei2/kankyo/h11/book/3rab/html/kagaku1l.htm
この中には、「フォルトツリー分析」とか、「イベントツリー分析」とかが出てくる。
(フォルトツリー解析)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%A7%A3%E6%9E%90
(フォルトツリー解析(FTA)図の作成について)
http://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/FTA.htm
事象から遡って行って、この事象が発生する為の条件と要因を把握する手法であり、演繹的分析手法である。
イベントツリー解析というのは、事象の原因が発生した後の、阻止機能がどのように働き、あるいは働かずに事象の発生に発展したかを分析する手法である。時間的な流れを追うことができ、対策が立てやすい反面、リスクの全体像を把握することが困難でもある。
(イベントツリー手法とは?)
http://www.nmri.go.jp/sed/psa/titanic/titanic_et.htm
このほかに、FMEAなどが紹介されている。
(FMEA)
http://ja.wikipedia.org/wiki/FMEA
ハサップという管理手法に適用されたとある。
(HACCP)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HACCP
事故は、複合的な要因が次々と発生し、通常想定を超えた状況の中で展開する。
「想定の範囲外」というやつだ。
(航空・宇宙の失敗事例)
http://www.sozogaku.com/fkd/lis/cat009.html
CIAのコンピュータールームに侵入を果たすイーサン・ハントのように、阻止しようとするトラップを、次々と破っていく。
今回のリチウムイオン電池の発火についても、幾重にも講じられた対策虚しく、事象は起こった。
発火に至る要因を分析して、考えられる原因を全て潰せば安全が確保できる「ハズ」であった。
タレス社のインテグレーションにおいても、そのプロセスは行われたに違いない。
結果、不十分であった訳だが、人知を尽くして検討したわけだ。
様々な試験も行われ、要求仕様を満たしているかどうかの納品検査にもパスし、実機に搭載されて2万時間の飛行実績を経て完成された。
にもかかわらず、航空機であってはならない「火災」という事象を発生させた。
同じ轍を、辿っている。
「考えられる要因を全部つぶせるような対策」は、取られていたのだ。その時点でのことではあるが。
その、同じ発想で、事故対策が行われようとしている。
それは間違った発想だ。
事故は、既に起こったのだ。その真の原因と、事故に発展したプロセスを完全に解明しない限り、同じことが起こる可能性を排除することはできない。
リチウムイオン電池を制御する技術は、完成したテクノロジーではない。発展途上であり、改善の余地はいくらでもある。そのスキを突いて、事故は起こった。
様々な調査を経ても、現在のところ解明の兆しは無い。原因不明のまま、人間の浅知恵で、火の鳥を再び放とうとしている。
今の時点での唯一の解決策は、誰もが分かっている筈だ。
リチウムイオン電池を降ろすことである。
さもなければ、原因の解明と、完全な対策である。
それがなされない限り、ドリームライナーが空に舞うことはあってはならない。
今回の事故は、幸いなことに、パイロットなどの人間のせいにすることはできない。純粋に技術の問題である。ヒューマンエラーという、厄介な問題からは開放されているのだ。
じっくりと腰を据えて、この問題と取り組むべきである。
そういえば、オバマ政権からは、この問題に対するコメントは何も聞こえてこない。米国航空業界の威信がかかっているというのに、呑気なものだ。
フォート・ノックスを空にしても、徹底的に調べ上げて解決しなければ、ボーイングの航空機製造能力に対する信頼が回復することはない。
四面楚歌 ― 2013年02月05日 21:18
四面楚歌
ボーイング787型機の試験飛行が、行われることになりそうだ。
(FAA may soon allow Boeing 787 test flights)
http://seattletimes.com/html/businesstechnology/2020288074_dreamlinertestflightsxml.html
バッテリー問題の解決方法をテストするためだという。
原因が分からずに、対症療法を繰り返す。
そして、再発し、深刻な事態を引き起こす。
何もしないで時が流れるよりは、何かを手がけていた方が、精神衛生上はいいのかもしれない。
(米ボーイング、787型機の試験飛行の実施認可をFAAに申請)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE91400E20130205?rpc=188
しかし、ロイターは、熱心ですなあ。
他紙が報じたネタを、当事者に確認して記事にしている。大した話は聞き出せないだろう。
微妙なタイミングである。
(ボーイング試験飛行申請の目的は不明=国交省航空局)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE91404220130205?rpc=188
我が国の航空当局へも、確認している。すっぱ抜かれたのが、余程悔しいのか・・・。
まあ、いい。
もちろん、まだ旅客を乗せて飛ぶわけではない。バッテリーの他にも、懸案事項が山積しているので、それも含めてしっかりとチェックしてもらいたい。
(B787問題、原因究明に力を注ぐことが一番大事=国交相)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE91401Q20130205?rpc=188
この人は、土木工学の修士課程を修了している変り種だ。
(太田昭宏)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E6%98%AD%E5%AE%8F
安全第一と、明言している。
そう言って、やめちゃう運輸長官もいるが、大丈夫なんだろうか?。
それにしても、FAAは、今後、どんな対応をしていくのだろうか。
原因は不明、調査は長期化、メーカーは、製造を継続、キャリアは、欠航、ボスは敵前逃亡、議会からは突き上げられ、政権からは見放されている。
四面楚歌というやつだ。
(四面楚歌)
http://gogen-allguide.com/si/shimensoka.html
(垓下の戦い)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9E%93%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84#.E5.9B.9B.E9.9D.A2.E6.A5.9A.E6.AD.8C
項羽の壮絶な最期に、思わず心が震える。どっちかっていうと、虞美人のその後の行方(自殺するなんて、勿体無い!)のほうが、興味あるんですけど・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
メーカーも、当局も、ここが踏ん張りどころである。
浮沈子は、リチウムイオン電池の今後の普及のためにも、総力を挙げて原因の解明に努めて欲しいと願う。
電気自動車の普及も、ちょっと足踏みしているようだ。
(焦点:電気自動車に失速の兆し、燃料電池車で提携相次ぐ)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91405920130205
重い電池をずーっと積みっぱなしの電気自動車よりも、燃料の水素を燃やして(?)発電し、その電気で走る燃料電池車の方が、余程環境に優しいだろう。
すぐに普及することはないかもしれないが、優れた技術は、必ず前に出てくる。現状で問題が山積していることが、ダメな理由にはならない。
B787の問題も、先々のことを考えれば、一つの教訓にもなるだろう。
だが、今のままでは、何をやっても問題の本当の解決には繋がらない。
リチウムイオン電池を降ろすか、原因の究明を行うか。
いま、FAAとボーイングが行おうとしていることは、真逆である。
リチウムイオン電池を積んだまま、原因を究明することもなく、場当たり的な対応で済まそうとしているのではないか。
「何より安全が前提であるという共通認識は有しているはずだ」という土木屋さんの言葉は、それなりに重い。
ボーイング787型機の試験飛行が、行われることになりそうだ。
(FAA may soon allow Boeing 787 test flights)
http://seattletimes.com/html/businesstechnology/2020288074_dreamlinertestflightsxml.html
バッテリー問題の解決方法をテストするためだという。
原因が分からずに、対症療法を繰り返す。
そして、再発し、深刻な事態を引き起こす。
何もしないで時が流れるよりは、何かを手がけていた方が、精神衛生上はいいのかもしれない。
(米ボーイング、787型機の試験飛行の実施認可をFAAに申請)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE91400E20130205?rpc=188
しかし、ロイターは、熱心ですなあ。
他紙が報じたネタを、当事者に確認して記事にしている。大した話は聞き出せないだろう。
微妙なタイミングである。
(ボーイング試験飛行申請の目的は不明=国交省航空局)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE91404220130205?rpc=188
我が国の航空当局へも、確認している。すっぱ抜かれたのが、余程悔しいのか・・・。
まあ、いい。
もちろん、まだ旅客を乗せて飛ぶわけではない。バッテリーの他にも、懸案事項が山積しているので、それも含めてしっかりとチェックしてもらいたい。
(B787問題、原因究明に力を注ぐことが一番大事=国交相)
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE91401Q20130205?rpc=188
この人は、土木工学の修士課程を修了している変り種だ。
(太田昭宏)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E6%98%AD%E5%AE%8F
安全第一と、明言している。
そう言って、やめちゃう運輸長官もいるが、大丈夫なんだろうか?。
それにしても、FAAは、今後、どんな対応をしていくのだろうか。
原因は不明、調査は長期化、メーカーは、製造を継続、キャリアは、欠航、ボスは敵前逃亡、議会からは突き上げられ、政権からは見放されている。
四面楚歌というやつだ。
(四面楚歌)
http://gogen-allguide.com/si/shimensoka.html
(垓下の戦い)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9E%93%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84#.E5.9B.9B.E9.9D.A2.E6.A5.9A.E6.AD.8C
項羽の壮絶な最期に、思わず心が震える。どっちかっていうと、虞美人のその後の行方(自殺するなんて、勿体無い!)のほうが、興味あるんですけど・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
メーカーも、当局も、ここが踏ん張りどころである。
浮沈子は、リチウムイオン電池の今後の普及のためにも、総力を挙げて原因の解明に努めて欲しいと願う。
電気自動車の普及も、ちょっと足踏みしているようだ。
(焦点:電気自動車に失速の兆し、燃料電池車で提携相次ぐ)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91405920130205
重い電池をずーっと積みっぱなしの電気自動車よりも、燃料の水素を燃やして(?)発電し、その電気で走る燃料電池車の方が、余程環境に優しいだろう。
すぐに普及することはないかもしれないが、優れた技術は、必ず前に出てくる。現状で問題が山積していることが、ダメな理由にはならない。
B787の問題も、先々のことを考えれば、一つの教訓にもなるだろう。
だが、今のままでは、何をやっても問題の本当の解決には繋がらない。
リチウムイオン電池を降ろすか、原因の究明を行うか。
いま、FAAとボーイングが行おうとしていることは、真逆である。
リチウムイオン電池を積んだまま、原因を究明することもなく、場当たり的な対応で済まそうとしているのではないか。
「何より安全が前提であるという共通認識は有しているはずだ」という土木屋さんの言葉は、それなりに重い。



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