サイドマウントの壁 ― 2014年03月05日 13:41
サイドマウントの壁
何年ぶりになるのか。
北マリアナ諸島のロタ島へ、サイドマウントの器材をひっさげて行くことになった。
べつに、サイドマウントでなくてもいいんだが、エバンジェリストとしては、いろいろなところで、ショップさんや、同乗する他のお客さんの迷惑(?、好奇心?)を省みずに、潜ってみたくなる。
事前にメールで受け入れが可能かどうかを問い合わせてみたところ、「シングルタンクなら可能」という、ビミョーな回答であった・・・。
シングルタンクのサイドマウントというのは、浮沈子のポリシーに反するな。
ダブルタンクこそ、サイドマウントの真髄だって、この前書いたばっかしじゃん!。
(ダブルタンク)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/02/08/7215513
「サイドマウントの本質は、ダブルタンクである。」(断定的!・・・)
その舌の根も乾かないうちに、今度はシングルタンクかよ!。
まあいい。
受け入れ側の都合に合わせるしかないじゃん!?。
例によって、明日、明後日のプールダイビングの内容を急遽変更して、シングルタンクサイドマウントの講習にしてもらうべく、イントラにメールする。
「問題はありません。」との回答。
ふうーっ。
何か、いつも綱渡りをしている。
さて、シングルタンクのサイドマウントは、単なるバックマウントと何処が違うんだろうか。
実際に、サイドマウントで潜ってみてわかるのは、シングルでは左右のバランスを取り辛いということと、当たり前だが、ガスの持ちが悪いということ。
サイパンのラウラウビーチで2本潜った。
あの時は、9リッターの小さいタンクだったな。
(極秘任務(その2))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/23/7201845
(極秘任務(その4))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/23/7201867
さて、こんな状況では、やはりもう一度焼き直さなくてはならない。
特に、左右のバランスを欠いた状態のサイドマウントは、洒落にならないくらい不快だ。
回転しようとするローリング方向のトルク、腰を掴んで投げ飛ばそうとするピッチング方向のトルクと戦いながら、推進力を与えると、左右非対称の形状から、当然の如くヨーモーメントが発生するというオマケも付く。
シングルタンクのサイドマウントに、いいことなんか一つもない!(断定的・・・)。
もちろん、ウエイトの配置や、タンクの取り付け位置を、ああでもないこうでもないと弄くりながら、多体問題に取り組んで、最適解を見つけていくわけで、このノウハウこそが、イントラの収益に繋がるわけだ(浮沈子の支出でもある)。
それさえマスターすれば、レギュレーターとすっきりしたSMS50(やはり、浮沈子の浮力をもってしても、波のある海上では、もう少し浮力が欲しいと感じる)だけで、シンプルなサイドマウントダイビングを楽しめるわけだ(セカンドの交換がないので、そこんとこは楽チンです!)。
例によって、カタリナのタンクは、初めは沈んでくれるのだが、最後の方ではバルブを下にしたまま(当然ですが)、ボトムを上にして、全体が浮き出す。
これは多分、容積が大きいほど顕著になるだろう。
というわけで、シングルタンクのサイドマウントダイビングについては、不本意ながら、しばらく付き合うことになるわけだな。
何年ぶりになるのか。
北マリアナ諸島のロタ島へ、サイドマウントの器材をひっさげて行くことになった。
べつに、サイドマウントでなくてもいいんだが、エバンジェリストとしては、いろいろなところで、ショップさんや、同乗する他のお客さんの迷惑(?、好奇心?)を省みずに、潜ってみたくなる。
事前にメールで受け入れが可能かどうかを問い合わせてみたところ、「シングルタンクなら可能」という、ビミョーな回答であった・・・。
シングルタンクのサイドマウントというのは、浮沈子のポリシーに反するな。
ダブルタンクこそ、サイドマウントの真髄だって、この前書いたばっかしじゃん!。
(ダブルタンク)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/02/08/7215513
「サイドマウントの本質は、ダブルタンクである。」(断定的!・・・)
その舌の根も乾かないうちに、今度はシングルタンクかよ!。
まあいい。
受け入れ側の都合に合わせるしかないじゃん!?。
例によって、明日、明後日のプールダイビングの内容を急遽変更して、シングルタンクサイドマウントの講習にしてもらうべく、イントラにメールする。
「問題はありません。」との回答。
ふうーっ。
何か、いつも綱渡りをしている。
さて、シングルタンクのサイドマウントは、単なるバックマウントと何処が違うんだろうか。
実際に、サイドマウントで潜ってみてわかるのは、シングルでは左右のバランスを取り辛いということと、当たり前だが、ガスの持ちが悪いということ。
サイパンのラウラウビーチで2本潜った。
あの時は、9リッターの小さいタンクだったな。
(極秘任務(その2))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/23/7201845
(極秘任務(その4))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/23/7201867
さて、こんな状況では、やはりもう一度焼き直さなくてはならない。
特に、左右のバランスを欠いた状態のサイドマウントは、洒落にならないくらい不快だ。
回転しようとするローリング方向のトルク、腰を掴んで投げ飛ばそうとするピッチング方向のトルクと戦いながら、推進力を与えると、左右非対称の形状から、当然の如くヨーモーメントが発生するというオマケも付く。
シングルタンクのサイドマウントに、いいことなんか一つもない!(断定的・・・)。
もちろん、ウエイトの配置や、タンクの取り付け位置を、ああでもないこうでもないと弄くりながら、多体問題に取り組んで、最適解を見つけていくわけで、このノウハウこそが、イントラの収益に繋がるわけだ(浮沈子の支出でもある)。
それさえマスターすれば、レギュレーターとすっきりしたSMS50(やはり、浮沈子の浮力をもってしても、波のある海上では、もう少し浮力が欲しいと感じる)だけで、シンプルなサイドマウントダイビングを楽しめるわけだ(セカンドの交換がないので、そこんとこは楽チンです!)。
例によって、カタリナのタンクは、初めは沈んでくれるのだが、最後の方ではバルブを下にしたまま(当然ですが)、ボトムを上にして、全体が浮き出す。
これは多分、容積が大きいほど顕著になるだろう。
というわけで、シングルタンクのサイドマウントダイビングについては、不本意ながら、しばらく付き合うことになるわけだな。
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