自衛隊派遣2015年02月19日 01:21

自衛隊派遣


ウクライナとかイスラム国で、ドンパチやるために派遣するわけではない。

(エボラ出血熱:医療支援目的 西アフリカへ自衛隊派遣検討)
http://mainichi.jp/select/news/20150219k0000m010095000c.html

半年以上も経ってから、何故今頃派遣するのか。

「政府内には慎重論もあったが、西アフリカでの感染拡大のペースが鈍化したことを踏まえ、支援活動は可能との判断に傾いた。」

マジかよ!?。

下火になったから消防車出そうってことかあ?。

浮沈子は、冗談かと思ったぞ。

「政府内には慎重論もあった」

(エボラ対策で陸自派遣を検討 西アフリカに400人規模)
http://www.asahi.com/articles/ASH2L0PVJH2KUTFK01G.html

「官邸は「自衛隊を出す必要があるのか」と消極的で、実際に派遣されるかどうかは不透明だ。」

ひょっとしたら、派遣しないかもしれないってことかあ?。

「派遣が遅くなると意味がなくなる」

まあ、今の状況を見ると、そう簡単には収まりそうもないので心配には及ばないだろう。

「現地で活動する英国部隊が艦船整備で一時活動を中断するため、4月ごろの派遣を検討している。」

うーん、微妙だな。

だが、それにしても、流行が収まってからのこのこ行くというのは、恥ずかしいというか、的外れというか。

防衛省は、ホントに行く気があるのかな。

「隊員の安全確保の必要性、自衛隊の防衛警備任務への影響、現地や国際社会のニーズなどさまざまな観点を総合的に検討し決定する」

そりゃ当然だろうが、あまりの対応の遅さに呆れてものが言えない。

それでも、行こうという話が出ただけでも進歩だ。

400人という人数が多いか少ないかというのは、何をしに行くかということにもよる。

「自衛隊員が現地に入り、医師や物資の輸送に当たる必要があると判断した。」

どうやら、物資を持っていくということではなく、現地での輸送活動を行うためということらしい。

雨季を控えた時期になるな。

その辺は、検討済みなんだろうか。

ぬかるみの中を、現地の事情に疎い連中が右往左往するわけだ。

そもそも、国際援助物資の輸送業務については、国連の配下で動いているのではないか。

内々に打診があったのかもしれない。

それで英国の代わりに入ろうとしているわけだな。

(エボラ対策、自衛隊派遣検討=西アフリカへ―防衛省[時事])
http://getnews.jp/archives/824753

「現地で医師や食料を輸送する案が上がっている。」

医者と食料は運ぶが、患者は運ばないという。

ここでも腰が引けている。

まあ、軍人さんは、医療の専門家じゃないし、米軍だって患者には直接手は出さなかったんだから、それは仕方ないだろう。

感染者の方は、相変わらず増え続けているようだし、ここは、日本としてもう一歩踏み込みたいところであるな。

トレースに動き回っているスタッフの移動も支援してはどうか。

終息に向けて、最も重要な役割の一端を担うことが出来る。

問題は、現地の情勢として、必ずしも十分な啓発活動が行われているわけではなく、一部の地域では、未だにエボラは外国人が持ち込んだ疫病だと考えられていることだ。

地域にもよるんだろうが、そんなところにのこのこ行って、石投げられたりしたらどうするんだろう?。

間違っても、ドンパチやらかすわけにはいかないので、尻尾を巻いて逃げるしかない。

長い活動になるんだろうな。

主にシエラレオネとかで動き回ることになるのかもしれない。

シエラレオネといえば、2月15日で、首都圏の感染者の確定数が減少した。

(EBOLA OUTBREAK UPDATES---February 15, 2015:Western Area Urban = 2,022)
http://ogi.gov.sl/content/ebola-outbreak-updates-february-15-2015-discharged-cases-%E2%80%A2-total-survived

(EBOLA OUTBREAK UPDATES---February 14, 2015:Western Area Urban = 2,099)
http://ogi.gov.sl/content/ebola-outbreak-updates-february-14-2015-discharged-cases-%E2%80%A2-total-survived

80人は何処へ行ってしまったんだろう?(15日に3人増えているということなので)。

疑いや可能性を含む総数では増えているので、皆目見当が付かない。

まあ、どうでもいいんですが。

物資の輸送も結構なんだが、現地の状況把握について、もちっとしっかりやるように支援することも考えた方がいい。

集計が不正確だったり、個々のデータの管理が杜撰だったりすれば、撤収に向けての判断を誤ることにもなりかねない。

浮沈子的には、報道関係者がもう少し多く入ることになりそうなので、現地の情報が取れるようになるんじゃないかと考えている。

でも、正直に言うと、あんま期待していなかったりするんだが。

これからは、いろいろな意味で、難しい時期になる。

行くならさっさと行って、お役に立っていただきたいな。

治療薬のアビガンも有望らしいので、我が国の評価を高めるためにも活躍して欲しい。

それにしても、なんかこう、やっぱ的外れな気がするな。

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