スピード99 ― 2016年04月06日 03:25
スピード99
(Emergency response to Ebola flare underway in Liberia.Case investigation widens to Guinea)
http://who.int/csr/disease/ebola/liberia-flareups-update/en/
この記事を含めて、分かっていることを整理しておく。
ギニアで亡くなった感染者の妻が、子供連れでリベリアにやってきて、モンロビアの東部の親戚の家に滞在し、そこの診療所に入院していたが、モンロビア市内の病院に移送される最中に死亡し、その子供の一人の感染が明らかになった。
残る家族(子供2人)と、亡くなった患者の妹は、医学的隔離状態に置かれている。
接触の可能性がある人々は、監視されていて、事態はコントロールされている。
散発的な再発の範疇であって、たとえ、多国間に渡る感染が確認されても、国際的な公衆衛生上の危機ではない・・・。
そういいたいんだろうが、国境封鎖後にリベリアに渡り、悪夢の冷めやらぬ首都モンロビアに近い親戚の家に、当局の監視下にあったはずの親子がたどり着いていたというのは、一体どういう訳なんだあ?。
これは、単なる例外に過ぎず、他の感染経路は、全て完璧に塞いであるから、信じろと言われても、浮沈子はそれほどお人好しではない。
たとえば、我が国でこんな事例があったら、大臣の首が2つか3つは吹っ飛ぶところだ。
国境を閉鎖しているにもかかわらず、国際感染症の侵入を許し、感染は全人口の半分が居住する首都圏に迫ったわけだ。
その首都では、この2年間に数千人の死者を出している。
まあ、リベリアという国は、ヤバくなると高級官僚が国内からいなくなるというお国柄だから、大臣の首切るくらいは、何でもないのかもしれないがな。
地続きの国境を持たない我が国では、想像もつかない話だが、発症前の感染症を水際で阻止できるという神話は、とっくの昔に崩壊している。
今回は、たまたまギニアとリベリアという地理的に近い関係に留まっただけだ。
それにしても、彼女の夫の死は、何が原因だったんだろうな。
ギニアで死亡したとあるが、当然、既に計上されている8人の感染者の中には含まれていないんだろうな。
だって、原因不明と書いてあるしな。
ギニア当局は、この男性の死因を認識していなかったわけだから、当然、何の対応も取っていないわけだしな。
一体、何を根拠に、小規模のエボラの発生をコントロールできるといっているのか、浮沈子には良く分からない。
西アフリカ地域の人々の移動は、国境を越えて広範囲に及ぶ。
2年前の流行の初期段階でも、そのことは指摘されている。
主要3か国の国境が交わる辺りは、特にそうだ。
何週間か前に原因不明の病で亡くなった男性の葬儀に来た人々は、きっとまた、素手で遺体を清め、丁重に弔ったに違いない・・・。
さらに、その男性は、どこから感染したんだろうな。
ギニアでの再発において、トレースすべき対象者の中に、入っていたのかどうか。
それとも、全く異なる感染ルートが、新たに発生しているんだろうか?。
しかも、仮にそうだとすると、その新たなルートは、国境を超えた地域での死亡事例を通して、初めて認識されたということになる。
本来、新たな感染で再発した初期の患者を、早期に発見して対処するというのが監視体制であるはずだが、今回のケースは、初発地では補足されず、国境を超えた時点で、さらに、死亡に至って初めて補足されたことがヤバイ。
主要3か国では、今後もおそらく、死亡しなければ、エボラであったかどうかは分からないに違いない。
潜伏期間(通常は7日から10日:この間の感染力はないとされている)、発症から死に至る期間(10日程度)は、当局は手も足も出ない。
さらにだ、浮沈子が衝撃を受けたのは、あれほど感染の原因になるからと言われていた遺体を洗う習慣が復活し、ギニアでの聞き取り調査の項目に加えられていたという事実がある。
生前に感染させた人数よりも、死後の感染者の方が多いかもしれないという、ワケワカの事態が復活している(たぶん)。
過去、数十年間の流行の際には、流行終息後に、感染者が散発的に発生するなどということはなかった。
人類史上初の高致死性感染症の大規模な流行が、何をもたらしたのか。
毎月のように発生する、エボラの再感染。
確かに、以前に比べれば対応力は格段に高くなっているに違いないだろうが、それは、相対的な問題だ。
死者が出て、初めて再感染を知る。
この背景にある医療の貧困が解消されない限り、問題の本質的な解決はない。
まあ、当分は無理だろうな。
体内(精液)に半年以上も残留するというウイルスを、完全に根絶やしにするということは困難を極める。
当局は、本当に接触者をトレースしきれるのだろうか。
1000人の専門家が、解決に当たっているという。
千人力といえば、聞こえはいいが、サバ読んでないのかあ?。
人から人への接触による感染ルートに限られているにもかかわらず、これだけの流行を引き起こしたというのも、浮沈子には、未だに納得できない話だ。
1976年、人類と初めて接触したエボラウイルスは、以後、短期の小規模感染を繰り返してきた。
(エボラ出血熱に関するQ&A:問3参照)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
画像のグラフは、今回の感染者を加えた、過去の流行の感染者数の割合を示したものだ(最大の割合を占めているのが今回の流行)。
これを見ると、エボラとは何かが分かる。
今回の流行こそが、エボラの真の姿だ。
過去の流行は、全て例外である・・・。
(Emergency response to Ebola flare underway in Liberia.Case investigation widens to Guinea)
http://who.int/csr/disease/ebola/liberia-flareups-update/en/
この記事を含めて、分かっていることを整理しておく。
ギニアで亡くなった感染者の妻が、子供連れでリベリアにやってきて、モンロビアの東部の親戚の家に滞在し、そこの診療所に入院していたが、モンロビア市内の病院に移送される最中に死亡し、その子供の一人の感染が明らかになった。
残る家族(子供2人)と、亡くなった患者の妹は、医学的隔離状態に置かれている。
接触の可能性がある人々は、監視されていて、事態はコントロールされている。
散発的な再発の範疇であって、たとえ、多国間に渡る感染が確認されても、国際的な公衆衛生上の危機ではない・・・。
そういいたいんだろうが、国境封鎖後にリベリアに渡り、悪夢の冷めやらぬ首都モンロビアに近い親戚の家に、当局の監視下にあったはずの親子がたどり着いていたというのは、一体どういう訳なんだあ?。
これは、単なる例外に過ぎず、他の感染経路は、全て完璧に塞いであるから、信じろと言われても、浮沈子はそれほどお人好しではない。
たとえば、我が国でこんな事例があったら、大臣の首が2つか3つは吹っ飛ぶところだ。
国境を閉鎖しているにもかかわらず、国際感染症の侵入を許し、感染は全人口の半分が居住する首都圏に迫ったわけだ。
その首都では、この2年間に数千人の死者を出している。
まあ、リベリアという国は、ヤバくなると高級官僚が国内からいなくなるというお国柄だから、大臣の首切るくらいは、何でもないのかもしれないがな。
地続きの国境を持たない我が国では、想像もつかない話だが、発症前の感染症を水際で阻止できるという神話は、とっくの昔に崩壊している。
今回は、たまたまギニアとリベリアという地理的に近い関係に留まっただけだ。
それにしても、彼女の夫の死は、何が原因だったんだろうな。
ギニアで死亡したとあるが、当然、既に計上されている8人の感染者の中には含まれていないんだろうな。
だって、原因不明と書いてあるしな。
ギニア当局は、この男性の死因を認識していなかったわけだから、当然、何の対応も取っていないわけだしな。
一体、何を根拠に、小規模のエボラの発生をコントロールできるといっているのか、浮沈子には良く分からない。
西アフリカ地域の人々の移動は、国境を越えて広範囲に及ぶ。
2年前の流行の初期段階でも、そのことは指摘されている。
主要3か国の国境が交わる辺りは、特にそうだ。
何週間か前に原因不明の病で亡くなった男性の葬儀に来た人々は、きっとまた、素手で遺体を清め、丁重に弔ったに違いない・・・。
さらに、その男性は、どこから感染したんだろうな。
ギニアでの再発において、トレースすべき対象者の中に、入っていたのかどうか。
それとも、全く異なる感染ルートが、新たに発生しているんだろうか?。
しかも、仮にそうだとすると、その新たなルートは、国境を超えた地域での死亡事例を通して、初めて認識されたということになる。
本来、新たな感染で再発した初期の患者を、早期に発見して対処するというのが監視体制であるはずだが、今回のケースは、初発地では補足されず、国境を超えた時点で、さらに、死亡に至って初めて補足されたことがヤバイ。
主要3か国では、今後もおそらく、死亡しなければ、エボラであったかどうかは分からないに違いない。
潜伏期間(通常は7日から10日:この間の感染力はないとされている)、発症から死に至る期間(10日程度)は、当局は手も足も出ない。
さらにだ、浮沈子が衝撃を受けたのは、あれほど感染の原因になるからと言われていた遺体を洗う習慣が復活し、ギニアでの聞き取り調査の項目に加えられていたという事実がある。
生前に感染させた人数よりも、死後の感染者の方が多いかもしれないという、ワケワカの事態が復活している(たぶん)。
過去、数十年間の流行の際には、流行終息後に、感染者が散発的に発生するなどということはなかった。
人類史上初の高致死性感染症の大規模な流行が、何をもたらしたのか。
毎月のように発生する、エボラの再感染。
確かに、以前に比べれば対応力は格段に高くなっているに違いないだろうが、それは、相対的な問題だ。
死者が出て、初めて再感染を知る。
この背景にある医療の貧困が解消されない限り、問題の本質的な解決はない。
まあ、当分は無理だろうな。
体内(精液)に半年以上も残留するというウイルスを、完全に根絶やしにするということは困難を極める。
当局は、本当に接触者をトレースしきれるのだろうか。
1000人の専門家が、解決に当たっているという。
千人力といえば、聞こえはいいが、サバ読んでないのかあ?。
人から人への接触による感染ルートに限られているにもかかわらず、これだけの流行を引き起こしたというのも、浮沈子には、未だに納得できない話だ。
1976年、人類と初めて接触したエボラウイルスは、以後、短期の小規模感染を繰り返してきた。
(エボラ出血熱に関するQ&A:問3参照)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
画像のグラフは、今回の感染者を加えた、過去の流行の感染者数の割合を示したものだ(最大の割合を占めているのが今回の流行)。
これを見ると、エボラとは何かが分かる。
今回の流行こそが、エボラの真の姿だ。
過去の流行は、全て例外である・・・。
記者会見資料 ― 2016年04月06日 10:10
記者会見資料
4月1日に行われた、JAXAの記者会見の際の資料が公表された。
(交信不能のX線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文1)分離の可能性)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160404-00000004-wordleaf-sctch
「2月17日に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」の通信が途絶えている問題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、記者会見し、「ひとみ」が2つに分離した可能性を報告した。」
この記事自体では、質疑応答の様子は文字では読めないが、映像で公表されているので十分である。
引用元のページでは、有料で全文を読めるようだ。
(交信不能のX線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文1)分離の可能性)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000004-wordleaf
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文2・質疑応答1)分離物体は?)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000001-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文3・質疑応答2)復旧の手順は?)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000002-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文4・質疑応答3)デブリ証拠ない)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000003-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文5・質疑応答4)分離物との関係)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000004-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文6・質疑応答5)一番高い可能性)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000005-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文7/完・質疑応答6)状況悪化?)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000006-wordleafk
浮沈子的には、このヤフーのページで、当日配布された資料を見ることが出来るのが嬉しい。
何か、新しいことが分かったわけではないが、質疑応答のやり取りが、どういう資料に基づいて行われていたのかということがハッキリする。
NHKの解説記事も出た。
(通信途絶 衛星「ひとみ」で何が)
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0404.html
「巨額の資金を投じながら、まだ本格的には1回の観測もできていない「ひとみ」。絶望的に見えるこの状況にどう向き合うのか、日本の科学技術の真価が問われています。」
別に、障害が発生した衛星の復旧で、科学技術の真価が決まるわけではないとは思うが、NHK的な、分かり易い記事だ。
今までの状況を、ざっと整理できる。
NASA陰謀説の妄想に憑りつかれた浮沈子は、未だにそこから抜け出せないでいるが、改めて、全ては通信の回復から始まるということを認識する。
テレメトリーデータというのが、地上の通信局とのやり取りが出来ない時間帯を含む、全ての項目のデータを指すのに対し、HK(ハウスキーピング)データが、可視状態の時だけのサブセットを指すということが分かった。
また、衛星のデータは、コマンドによって地上に送られ、それ以外の時には電波は出していないことも明らかになった(質疑応答では、そう答えている)。
もちろん、障害が起こった時には、異なるモードに移行するのかもしれないが、そこは不明のままだ。
通信できない時の衛星の状況は、内部のメモリーに蓄えられているのだろうが、それをため込んでも、送信できない状況ならば、何もわからない。
データ受信が全てということになる。
地上からの電波や光学望遠鏡を使った観測では、分離したことは確認できても、どれが衛星で、どれが部品かは分からないようだ。
その後の報道では、JSpOCが分離したのは11個だとか、今までひとみだと思っていたのは、部品だったとか、ふざけたことをいいだしたようだ。
こんないいがげんなところに、スペースデブリの管理を任せておいていいのかあ?。
まあいい。
NASAは、相変わらず、沈黙を続けている(たぶん)。
80億円は、どぶに捨てたと諦めているのだろう。
SXSの不具合から生じたことがばれて、逆に請求されないかとびくびくしているのかもしれない。
浮沈子は、最近、別の妄想に憑りつかれつつある。
衛星本体に、大きなエネルギーを発生させる要素がないとか言ってたが、爆発とかではなく、姿勢制御システムの不具合で、衛星をぶんぶん回転させることが出来れば、その勢いで部品が吹っ飛んでいくという可能性もあるのではないか。
JSpOCが、軌道周辺の物体の数を、初めは5個と言い、後に11個といっていることとの辻褄も合う。
通信時間が、初めは長かったのに、徐々に短くなってしまったこととも整合する(回転周期の増加)。
もちろん、例によって、浮沈子の妄想が当たったことはない。
SXSデュワーの爆発、バッテリーの爆発、姿勢制御の不具合による分解(さて、次なる妄想は・・・)。
しかし、どれも推測の域を出ないし、手元には、何のデータもない。
データがあったとしても、解析できない。
衛星からの何らかの物体の分離時刻と、姿勢に変化が起こったと推測される時刻の前後関係については、デブリによる障害発生をとりあえず排除する、有力な根拠となっているようだ。
しかし、短時間に2つのデブリが当たったとしたら、しかも、それが人為的に行われたとしたら、妄想は果てしなく広がり、宇宙は陰謀に満ちているということになる。
衛星ひとみは狙われたに違いない。
誰に、そして、何のために?。
まあ、どうでもいいんですが。
通信が回復することは、今後とも望めそうもなくなってきた(最終的に最大慣性主軸の周りに、回転することになったとしても)。
JSpOCが次に発表するのは、衛星ひとみの軌道近くに、100個以上の物体があるとか何とかいう話だろう。
記者説明会で、JAXAは、通信が回復しなければ、確実なことはいえず、原因は不明、我々は諦めずに交信トライを継続するとか何とかいうだろう。
太陽電池に太陽が当たれば、通信が回復する可能性がある・・・。
あれっ?。
周辺に漂う物体のいくつかは、太陽電池のような、そうでないような・・・。
(ASTRO H:追加)
http://www.n2yo.com/satellite/?s=41337
「Perigee: 571.7 km
Apogee: 588.7 km
Inclination: 31.0 °
Period: 96.1 minutes」
4月1日に行われた、JAXAの記者会見の際の資料が公表された。
(交信不能のX線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文1)分離の可能性)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160404-00000004-wordleaf-sctch
「2月17日に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」の通信が途絶えている問題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、記者会見し、「ひとみ」が2つに分離した可能性を報告した。」
この記事自体では、質疑応答の様子は文字では読めないが、映像で公表されているので十分である。
引用元のページでは、有料で全文を読めるようだ。
(交信不能のX線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文1)分離の可能性)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000004-wordleaf
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文2・質疑応答1)分離物体は?)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000001-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文3・質疑応答2)復旧の手順は?)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000002-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文4・質疑応答3)デブリ証拠ない)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000003-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文5・質疑応答4)分離物との関係)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000004-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文6・質疑応答5)一番高い可能性)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000005-wordleafk
(X線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見(全文7/完・質疑応答6)状況悪化?)
https://thepage.jp/detail/20160404-00000006-wordleafk
浮沈子的には、このヤフーのページで、当日配布された資料を見ることが出来るのが嬉しい。
何か、新しいことが分かったわけではないが、質疑応答のやり取りが、どういう資料に基づいて行われていたのかということがハッキリする。
NHKの解説記事も出た。
(通信途絶 衛星「ひとみ」で何が)
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0404.html
「巨額の資金を投じながら、まだ本格的には1回の観測もできていない「ひとみ」。絶望的に見えるこの状況にどう向き合うのか、日本の科学技術の真価が問われています。」
別に、障害が発生した衛星の復旧で、科学技術の真価が決まるわけではないとは思うが、NHK的な、分かり易い記事だ。
今までの状況を、ざっと整理できる。
NASA陰謀説の妄想に憑りつかれた浮沈子は、未だにそこから抜け出せないでいるが、改めて、全ては通信の回復から始まるということを認識する。
テレメトリーデータというのが、地上の通信局とのやり取りが出来ない時間帯を含む、全ての項目のデータを指すのに対し、HK(ハウスキーピング)データが、可視状態の時だけのサブセットを指すということが分かった。
また、衛星のデータは、コマンドによって地上に送られ、それ以外の時には電波は出していないことも明らかになった(質疑応答では、そう答えている)。
もちろん、障害が起こった時には、異なるモードに移行するのかもしれないが、そこは不明のままだ。
通信できない時の衛星の状況は、内部のメモリーに蓄えられているのだろうが、それをため込んでも、送信できない状況ならば、何もわからない。
データ受信が全てということになる。
地上からの電波や光学望遠鏡を使った観測では、分離したことは確認できても、どれが衛星で、どれが部品かは分からないようだ。
その後の報道では、JSpOCが分離したのは11個だとか、今までひとみだと思っていたのは、部品だったとか、ふざけたことをいいだしたようだ。
こんないいがげんなところに、スペースデブリの管理を任せておいていいのかあ?。
まあいい。
NASAは、相変わらず、沈黙を続けている(たぶん)。
80億円は、どぶに捨てたと諦めているのだろう。
SXSの不具合から生じたことがばれて、逆に請求されないかとびくびくしているのかもしれない。
浮沈子は、最近、別の妄想に憑りつかれつつある。
衛星本体に、大きなエネルギーを発生させる要素がないとか言ってたが、爆発とかではなく、姿勢制御システムの不具合で、衛星をぶんぶん回転させることが出来れば、その勢いで部品が吹っ飛んでいくという可能性もあるのではないか。
JSpOCが、軌道周辺の物体の数を、初めは5個と言い、後に11個といっていることとの辻褄も合う。
通信時間が、初めは長かったのに、徐々に短くなってしまったこととも整合する(回転周期の増加)。
もちろん、例によって、浮沈子の妄想が当たったことはない。
SXSデュワーの爆発、バッテリーの爆発、姿勢制御の不具合による分解(さて、次なる妄想は・・・)。
しかし、どれも推測の域を出ないし、手元には、何のデータもない。
データがあったとしても、解析できない。
衛星からの何らかの物体の分離時刻と、姿勢に変化が起こったと推測される時刻の前後関係については、デブリによる障害発生をとりあえず排除する、有力な根拠となっているようだ。
しかし、短時間に2つのデブリが当たったとしたら、しかも、それが人為的に行われたとしたら、妄想は果てしなく広がり、宇宙は陰謀に満ちているということになる。
衛星ひとみは狙われたに違いない。
誰に、そして、何のために?。
まあ、どうでもいいんですが。
通信が回復することは、今後とも望めそうもなくなってきた(最終的に最大慣性主軸の周りに、回転することになったとしても)。
JSpOCが次に発表するのは、衛星ひとみの軌道近くに、100個以上の物体があるとか何とかいう話だろう。
記者説明会で、JAXAは、通信が回復しなければ、確実なことはいえず、原因は不明、我々は諦めずに交信トライを継続するとか何とかいうだろう。
太陽電池に太陽が当たれば、通信が回復する可能性がある・・・。
あれっ?。
周辺に漂う物体のいくつかは、太陽電池のような、そうでないような・・・。
(ASTRO H:追加)
http://www.n2yo.com/satellite/?s=41337
「Perigee: 571.7 km
Apogee: 588.7 km
Inclination: 31.0 °
Period: 96.1 minutes」
選挙と潜水艦 ― 2016年04月06日 14:47
選挙と潜水艦
豪州潜水艦選定をめぐる動向に注目している。
オーストラリアは、ざっくり2大政党制で、政権交代が繰り返されている。
労働党政権下で、長らく国内における艦船の建造が見送られ、現在も慎重な姿勢を示す中で、極めて政治色の強い大規模調達として次期潜水艦開発が浮上した(浮上というのは、あくまで表現上の問題で、潜水艦は潜行します・・・)。
だから、今年に予定されている総選挙において、与野党が逆転するようなことになれば、潜水艦調達そのものがパーになりかねない。
だから、どこと共同開発するかという話が、政治的な意味合いで語られるのは、元からして当然の話なんだと納得する。
(日本は受注先に選ばれるのか…中国は「日本は敗戦国」と歴史持ち出して牽制、懸念される豪首相のさじ加減)
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050027-n1.html
「選挙前に潜水艦問題で労働党に揚げ足をとられまいとする思惑もありそうだ。」
(豪の潜水艦選定、選挙後も 両院解散なら)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/235798
「両院解散による7月の総選挙に発展した場合、決定を選挙後に先送りする意向を示したといえる。」
仮に労働政策上の観点から、国内生産を進める選択を取ったとしても、潜水艦の建造それ自体が、政権にとっては命取りになりかねないわけだ。
もう、どこに発注するかなんて、どーでもいー話で、性能や運用なんて二の次三の次、数と大きさだけ合ってれば十分だろう。
現有のコリンズ級は、6隻中1隻しか運用できない時期があったそうだから、12隻中3隻が配備できれば、稼働率50パーセントアップで、文句の出る話ではない。
冗談抜きで、中国製でもいいんじゃないか。
安いし、動くし、デカいし(たぶん)、労働党も、文句は言うまい・・・。
独自開発のスターリングエンジンも持っているし、中国製の潜水艦が南シナ海をうろうろしていても、北京は大目に見てくれるだろうしな。
日米対策としては、航行の自由作戦に参加するとか何とか言ってな。
当然、浮上して無害通航するわけだから、潜行能力を求められることも、静粛性を要求されることもない。
最大の貿易相手国である中国に対する配慮もバッチリだ。
豪州が中国寄りになって、潜水艦まで調達したからといって、日米など、西太平洋地域の諸国にとって脅威になるかといえば、その心配はなかろう。
概ね、作戦中でも浮上していることが多いだろうし(そうなのかあ?)。
まあいい。
我が国は、優秀なステルス潜水艦の機密を温存することが出来るし、中国にノウハウがダダ漏れになる心配もない。
敗戦国だから、武器輸出に制限が加わるなどと、余計なお世話を食らう必要もない。
中国は、ドイツには何にも言わないんだな。
直接交戦したわけじゃないし、中立的な立場ということになるんだろう。
我が国だけは認めたくない。
国土を、人民を蹂躙された国が、共に戦った同盟国(豪州)に、自国を牽制する潜水艦を収めるなんて、許容限度を超えている・・・。
気持ちは分からなくもないし、東南アジアから豪州にかけて勢力拡大を図る意味からも、ここで楔を打ち込むことが出来れば大きな勝利だ。
ドイツ製なら文句は出ないだろうな。
性能とか、そういう話は別にして、たまに潜れて、デカくて、数が揃えばいいだけだから、どこだっていい。
米国は、日本製でなければ電子機器の輸出を認めないといっているらしいが、豪州にとっては痛くもかゆくもないだろう。
というわけで、選挙絡みでどんな形になるか不透明な状況は続いている。
武器輸出という、我が国にとってはセンシティブな問題が絡むが、決めるのは豪州の国民だ。
個人的には、豪州のビミョーな情勢を考えると、ここは全力を尽くしたが取れなかったという結論が好ましいような気がしている。
実際に、全力尽くすかどうかは、別にしてもだ。
フィリピンとかは、金がないので買ってくれそうもないが、台湾位なら売れるかもしれない。
(中華民国海軍:艦艇)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%B0%91%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D#.E8.89.A6.E8.89.87
「通常動力型潜水艦:
・海龍級×2隻
・・海龍(793 Hai-Lung) - 1987年
・・海虎(794 Hai-Hu) - 1988年
・旧・米ガピー2型×2隻
・・海獅(791 Hai-Shih) - 1973年再就役
・・海豹(792 Hai-Bao) - 1973年再就役」
そろそろ、更新した方がいいような気がするんだがな・・・。
豪州潜水艦選定をめぐる動向に注目している。
オーストラリアは、ざっくり2大政党制で、政権交代が繰り返されている。
労働党政権下で、長らく国内における艦船の建造が見送られ、現在も慎重な姿勢を示す中で、極めて政治色の強い大規模調達として次期潜水艦開発が浮上した(浮上というのは、あくまで表現上の問題で、潜水艦は潜行します・・・)。
だから、今年に予定されている総選挙において、与野党が逆転するようなことになれば、潜水艦調達そのものがパーになりかねない。
だから、どこと共同開発するかという話が、政治的な意味合いで語られるのは、元からして当然の話なんだと納得する。
(日本は受注先に選ばれるのか…中国は「日本は敗戦国」と歴史持ち出して牽制、懸念される豪首相のさじ加減)
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050027-n1.html
「選挙前に潜水艦問題で労働党に揚げ足をとられまいとする思惑もありそうだ。」
(豪の潜水艦選定、選挙後も 両院解散なら)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/235798
「両院解散による7月の総選挙に発展した場合、決定を選挙後に先送りする意向を示したといえる。」
仮に労働政策上の観点から、国内生産を進める選択を取ったとしても、潜水艦の建造それ自体が、政権にとっては命取りになりかねないわけだ。
もう、どこに発注するかなんて、どーでもいー話で、性能や運用なんて二の次三の次、数と大きさだけ合ってれば十分だろう。
現有のコリンズ級は、6隻中1隻しか運用できない時期があったそうだから、12隻中3隻が配備できれば、稼働率50パーセントアップで、文句の出る話ではない。
冗談抜きで、中国製でもいいんじゃないか。
安いし、動くし、デカいし(たぶん)、労働党も、文句は言うまい・・・。
独自開発のスターリングエンジンも持っているし、中国製の潜水艦が南シナ海をうろうろしていても、北京は大目に見てくれるだろうしな。
日米対策としては、航行の自由作戦に参加するとか何とか言ってな。
当然、浮上して無害通航するわけだから、潜行能力を求められることも、静粛性を要求されることもない。
最大の貿易相手国である中国に対する配慮もバッチリだ。
豪州が中国寄りになって、潜水艦まで調達したからといって、日米など、西太平洋地域の諸国にとって脅威になるかといえば、その心配はなかろう。
概ね、作戦中でも浮上していることが多いだろうし(そうなのかあ?)。
まあいい。
我が国は、優秀なステルス潜水艦の機密を温存することが出来るし、中国にノウハウがダダ漏れになる心配もない。
敗戦国だから、武器輸出に制限が加わるなどと、余計なお世話を食らう必要もない。
中国は、ドイツには何にも言わないんだな。
直接交戦したわけじゃないし、中立的な立場ということになるんだろう。
我が国だけは認めたくない。
国土を、人民を蹂躙された国が、共に戦った同盟国(豪州)に、自国を牽制する潜水艦を収めるなんて、許容限度を超えている・・・。
気持ちは分からなくもないし、東南アジアから豪州にかけて勢力拡大を図る意味からも、ここで楔を打ち込むことが出来れば大きな勝利だ。
ドイツ製なら文句は出ないだろうな。
性能とか、そういう話は別にして、たまに潜れて、デカくて、数が揃えばいいだけだから、どこだっていい。
米国は、日本製でなければ電子機器の輸出を認めないといっているらしいが、豪州にとっては痛くもかゆくもないだろう。
というわけで、選挙絡みでどんな形になるか不透明な状況は続いている。
武器輸出という、我が国にとってはセンシティブな問題が絡むが、決めるのは豪州の国民だ。
個人的には、豪州のビミョーな情勢を考えると、ここは全力を尽くしたが取れなかったという結論が好ましいような気がしている。
実際に、全力尽くすかどうかは、別にしてもだ。
フィリピンとかは、金がないので買ってくれそうもないが、台湾位なら売れるかもしれない。
(中華民国海軍:艦艇)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%B0%91%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D#.E8.89.A6.E8.89.87
「通常動力型潜水艦:
・海龍級×2隻
・・海龍(793 Hai-Lung) - 1987年
・・海虎(794 Hai-Hu) - 1988年
・旧・米ガピー2型×2隻
・・海獅(791 Hai-Shih) - 1973年再就役
・・海豹(792 Hai-Bao) - 1973年再就役」
そろそろ、更新した方がいいような気がするんだがな・・・。
さらば現実17 ― 2016年04月06日 17:42
さらば現実17
ようこそ、VRの世界へ!。
オキュラスのリフトに続き、HTCからバイブが発売になった。
(HTCのSteamVR対応VRヘッドマウントディスプレイ「Vive」が本日から出荷開始)
http://www.4gamer.net/games/329/G032967/20160406037/
この記事にリンクされている動画については、こんな記事もある。
(VRゲームがどんなものかよく分かる―HTC Viveを紹介する優れもの複合現実ビデオ)
http://jp.techcrunch.com/2016/04/06/20160405these-mixed-reality-trailers-show-you-exactly-what-gaming-on-the-htc-vive-is-like/
「ビデオでは専用のグリーンバックを張ったスタジオでユーザーの代表がさまざまなVR体験をするところが描写されている。拡張現実と実写を複合したビデオなので専用コントローラーを使ったVRゲーム体験がどいういうものかよくわかる。VRの銃や弓矢などを使った1人称3Dシューティング・ゲームはかなりの完成度のようだ。」
ビデオを見ると、なるほど仮想世界ではしゃいでいる理由が分かる。
傍から見ていると、ただのアホに見えるがな。
身体を動かしながら、スティックを操作して、仮想世界のアイテムをコントロールするというのは、なかなかな雰囲気だ。
PSVRが、この世界にどこまで肉薄できるかだろう。
(ORDER YOUR VIVE TODAY:JPY 111,999)
http://www.htcvive.com/jp/product/
今日のレートは110円くらいなのに、140円で計算するなよな!(799ドル)。
まあいい。
「A - Base station x 2
B - Sync cable
C - Base station power adapter x 2
D - Mounting kit
E - Link box
F - Link box mounting pad
G - Link box power adapter
H - HDMI cable
I - USB cable
J - Earbuds
K - Alternate face cushion (narrow)
L - Cleaning cloth
M - Documentation
N - Headset with 3-in-1 cable and audio cable
O - Controller (with lanyard) x 2
P - Micro USB charger x 2」
とてつもない大きさの箱の中に入っているアイテムのリスト。
これだけ見ると、何かと物入りの感じだが、超高性能グラフィックカードと、それなりのパワーのパソコンが必要だ。
そんでもって、最大のアイテムは、広い部屋ということになる。
我が国では、これこそが最大のネックだな・・・。
ビデオに出てくるような、広大なリビングを持つ一軒家は、都心では億単位だろう。
それに比べたら、111999円は、大した金額ではない(そういうことかあ?)。
まあ、浮沈子は、PSVRが出るのを待ってから考えよう。
ゲームしないんだがな。
体験するだけのために、買うのかあ?。
デベロッパーキットを手に入れて、簡単なデモを作ってみたいな。
体重計に乗ると、標準体重をクリアしているという仮想現実・・・。
何回でも、ハマってしまいそうだ(意味ないですが)。
でも、バイブのように、全身を動かすことが求められるようなVRなら、浮沈子がフィットネスでやっているクロストレーナーとかでも、いろいろ仕掛けが出来そうだ。
握りのところに、トリガー仕込んで、走りながら、シューティングゲームしたりしてな。
(クロストレーナー(全身運動):動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=eoEXATbbBY4
仮想現実では、その世界で動き回るというのが基本だろう。
2次元でもいいが、どーせ仮想世界なのだから、11次元とかにしてはどうか(M理論かよ!?)。
折り畳まれた異次元空間を、リアルに体験させてもらいたいもんだな。
超ミクロの世界に入って、10の500乗個あるという、別の宇宙にひとっ飛びだ。
しかし、まあ、これって、仮想現実になるのかどうか・・・。
理論物理学が想定している、単なる現実じゃないのかあ?。
つまらん・・・。
一般相対性理論では認められていない、超光速での移動ならいいかも!。
3c(cは光速)とか、6cとか、ケチなこと言わずに、1億cとかで、この宇宙を駆け巡ってみたい。
時間が逆転して、過去の世界に飛び込んだり、観測可能な宇宙の限界(差し渡し470億光年くらい?)を遥かに超えて、空間がぐにゃぐにゃ曲がっているさまを体験してみたい。
ニューロマンサーのように、サイバー空間にダイブして、仮想の世界を仮想現実で体験してみたい(ちょっと、ややっこしそうですが)。
人間の想像力の限界を試される。
冨田勲が、シンセサイザーで曲作りをする難しさを語っていたのを思い出すな。
どんな音でも作り出せるので、自分の中にある音の世界が暴き出されるような気がするとか言っていた(いいかげんな記憶で書いているので、正確な表現ではありません)。
仮想現実は、人間の妄想を形にする。
つーか、小説であれ、マンガであれ、人間の創作物は、そうやって作られている。
嘘っぱちだし、現実ではない。
それを、視覚や聴覚に訴えて、もっと的確に体験させようという話だ。
仮想世界のロボット犬に、棒切れを拾いに行かせても構わないが、その犬が、突然巨大化して、飼い主に襲い掛かってくるという方が、VR的な感じになる。
さて、その後どうするかは、VR作家の腕の見せ所だろう。
浮沈子なら、負けずにこっちも巨大化して、ホットドックにして食っちまうところだな。
VRには、将来、味覚が必要だ・・・。
ようこそ、VRの世界へ!。
オキュラスのリフトに続き、HTCからバイブが発売になった。
(HTCのSteamVR対応VRヘッドマウントディスプレイ「Vive」が本日から出荷開始)
http://www.4gamer.net/games/329/G032967/20160406037/
この記事にリンクされている動画については、こんな記事もある。
(VRゲームがどんなものかよく分かる―HTC Viveを紹介する優れもの複合現実ビデオ)
http://jp.techcrunch.com/2016/04/06/20160405these-mixed-reality-trailers-show-you-exactly-what-gaming-on-the-htc-vive-is-like/
「ビデオでは専用のグリーンバックを張ったスタジオでユーザーの代表がさまざまなVR体験をするところが描写されている。拡張現実と実写を複合したビデオなので専用コントローラーを使ったVRゲーム体験がどいういうものかよくわかる。VRの銃や弓矢などを使った1人称3Dシューティング・ゲームはかなりの完成度のようだ。」
ビデオを見ると、なるほど仮想世界ではしゃいでいる理由が分かる。
傍から見ていると、ただのアホに見えるがな。
身体を動かしながら、スティックを操作して、仮想世界のアイテムをコントロールするというのは、なかなかな雰囲気だ。
PSVRが、この世界にどこまで肉薄できるかだろう。
(ORDER YOUR VIVE TODAY:JPY 111,999)
http://www.htcvive.com/jp/product/
今日のレートは110円くらいなのに、140円で計算するなよな!(799ドル)。
まあいい。
「A - Base station x 2
B - Sync cable
C - Base station power adapter x 2
D - Mounting kit
E - Link box
F - Link box mounting pad
G - Link box power adapter
H - HDMI cable
I - USB cable
J - Earbuds
K - Alternate face cushion (narrow)
L - Cleaning cloth
M - Documentation
N - Headset with 3-in-1 cable and audio cable
O - Controller (with lanyard) x 2
P - Micro USB charger x 2」
とてつもない大きさの箱の中に入っているアイテムのリスト。
これだけ見ると、何かと物入りの感じだが、超高性能グラフィックカードと、それなりのパワーのパソコンが必要だ。
そんでもって、最大のアイテムは、広い部屋ということになる。
我が国では、これこそが最大のネックだな・・・。
ビデオに出てくるような、広大なリビングを持つ一軒家は、都心では億単位だろう。
それに比べたら、111999円は、大した金額ではない(そういうことかあ?)。
まあ、浮沈子は、PSVRが出るのを待ってから考えよう。
ゲームしないんだがな。
体験するだけのために、買うのかあ?。
デベロッパーキットを手に入れて、簡単なデモを作ってみたいな。
体重計に乗ると、標準体重をクリアしているという仮想現実・・・。
何回でも、ハマってしまいそうだ(意味ないですが)。
でも、バイブのように、全身を動かすことが求められるようなVRなら、浮沈子がフィットネスでやっているクロストレーナーとかでも、いろいろ仕掛けが出来そうだ。
握りのところに、トリガー仕込んで、走りながら、シューティングゲームしたりしてな。
(クロストレーナー(全身運動):動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=eoEXATbbBY4
仮想現実では、その世界で動き回るというのが基本だろう。
2次元でもいいが、どーせ仮想世界なのだから、11次元とかにしてはどうか(M理論かよ!?)。
折り畳まれた異次元空間を、リアルに体験させてもらいたいもんだな。
超ミクロの世界に入って、10の500乗個あるという、別の宇宙にひとっ飛びだ。
しかし、まあ、これって、仮想現実になるのかどうか・・・。
理論物理学が想定している、単なる現実じゃないのかあ?。
つまらん・・・。
一般相対性理論では認められていない、超光速での移動ならいいかも!。
3c(cは光速)とか、6cとか、ケチなこと言わずに、1億cとかで、この宇宙を駆け巡ってみたい。
時間が逆転して、過去の世界に飛び込んだり、観測可能な宇宙の限界(差し渡し470億光年くらい?)を遥かに超えて、空間がぐにゃぐにゃ曲がっているさまを体験してみたい。
ニューロマンサーのように、サイバー空間にダイブして、仮想の世界を仮想現実で体験してみたい(ちょっと、ややっこしそうですが)。
人間の想像力の限界を試される。
冨田勲が、シンセサイザーで曲作りをする難しさを語っていたのを思い出すな。
どんな音でも作り出せるので、自分の中にある音の世界が暴き出されるような気がするとか言っていた(いいかげんな記憶で書いているので、正確な表現ではありません)。
仮想現実は、人間の妄想を形にする。
つーか、小説であれ、マンガであれ、人間の創作物は、そうやって作られている。
嘘っぱちだし、現実ではない。
それを、視覚や聴覚に訴えて、もっと的確に体験させようという話だ。
仮想世界のロボット犬に、棒切れを拾いに行かせても構わないが、その犬が、突然巨大化して、飼い主に襲い掛かってくるという方が、VR的な感じになる。
さて、その後どうするかは、VR作家の腕の見せ所だろう。
浮沈子なら、負けずにこっちも巨大化して、ホットドックにして食っちまうところだな。
VRには、将来、味覚が必要だ・・・。
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