文明の進歩 ― 2017年01月03日 21:27
文明の進歩
地球外生命のことを調べていて、浮沈子はあることに気づいた。
ひょっとすると、これは一つの文化なのではないか。
つまり、科学的な根拠とか可能性とかいう話はさておき、いると仮定して行動するという様式、心の持ち様、思想、哲学、なんでもいいが、そういうものなのではないかと。
人間が、それを信じることによって心の平安を得られるなら、まあ、毒にも薬にもならないとして、それはそれで意義あることなのではないか。
(宇宙人)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E4%BA%BA
「人間の住む世界以外に生命が生息する世界が数多く存在するという考え方(多宇宙論)は近世以前からあり、地動説よりも古く、世界各地の神話に共通している。」
そもそも、神様なんてのは、宇宙人のようなもんだしな。
最近、地球外生命探査が取りざたされているが、多少科学的香りが添加されたとはいえ、浮沈子は与太話以上のものではないと思っている。
まして、知的生命なんて・・・。
ちゃんちゃらおかしい!。
(KIC 8462852)
https://ja.wikipedia.org/wiki/KIC_8462852
「2015年に主星のKIC 8462852Aに不規則な減光が発見された」
「巷では地球外知的生命体の巨大建造物が恒星の光を遮ったではないかという噂も流れた。仮に、その噂が正しいなら、それは巨大なスペースコロニーやダイソン球によるものと思われる。」
ったく、科学者ってのは、ロクでもないことを考えるもんだな。
この星のことは、このブログでも何度か触れている。
(文明の寿命)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/09/19/8194521
(レーダー探知機設定)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/08/30/8165807
さまざまな検討が加えられ、今のところ原因不明ということになっているようだが、本当に巨大人工物による掩蔽なら、ワクワクするような話だ。
我々は孤独ではないと信じることによって、知的生命が宇宙進出を果たし、その結果、スペースコロニーをあちこちに作って、自らが宇宙生命体となっていくというのは、なかなか壮大な物語だ。
他の恒星系に植民地を広げ、時空を操り、銀河の歴史を書き換えていく・・・。
(宇宙文明)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%96%87%E6%98%8E
「物理学者加來 道雄(ミチオ・カク)は、地球の人類文明が各ステージに到達するまでの時間をI型文明:100~200年、II型文明:2~3千年、III型文明:10万年と予測している」
10万年も文明が持つかどうか・・・。
話は変わるが、タイタニック号の沈没の記事も読んだ。
ニュースで出てたからな。
(タイタニック沈没に新説?=原因は「氷山でなく火災」-英)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010300004&g=int
「元の原因は氷山衝突ではなく、火災だった」
よく読むと、出航前の右舷側の火災による鉄板の脆化で、氷山の衝撃に耐えられなかったという話。
まあ、どうでもいいんですが。
(タイタニック(客船):影響)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF_(%E5%AE%A2%E8%88%B9)#.E5.BD.B1.E9.9F.BF
「最新の科学技術の粋を集めた新鋭船の大事故は、文明の進歩に楽観的な希望をもっていた当時の欧米社会に大きな衝撃を与えた。」
まあ、太陽系に知的生命体が人類だけという話を疑う科学者はいないだろうが、どこを掘っても生命の痕跡すら見つからず、知的でない生命もいないと分かったら、かなりな衝撃があるのではないか。
KIC 8462852みたいな話がボロボロ出てきて、太陽系外にネタを求めることになりそうだがな。
何てったって、確認することが難しいので、当分、話を引っ張ることが出来る。
宇宙ネタの便利なところだ。
地球外知的生命体がいるということに対する証明も困難だろうが、いないと断言することは不可能に近い。
だから、構造的に、宇宙人の存在可能性を否定することはできない。
われわれの存在自体が、一つの強力な証拠だしな。
文明の進歩が闘争と殺戮ではなく、平和と繁栄をもたらすなら、宇宙開発も大いに結構だ。
宇宙放射線や無重力、その他もろもろの障害を越えて、人類が本当に宇宙空間で生活するようになれば、それ自体が一つの文明のカタチになるかもしれない。
文字通り、地球外知的生命体だからな。
タイタニックの事故の後、無線通信が普及したという記述があった。
「また、アメリカでは船舶への無線装置配備の義務付けが強化され、無線通信が普及するきっかけになったとされる。」
その電波は、今、100光年余り遠くの宇宙空間を光速で突き進んでいる。
文明の進歩に、文字通り冷や水を浴びせた船舶事故が、無線通信というハイテクを普及させる結果となった。
文明の進歩は、一進一退なのかもしれない。
「現在のタイタニックは鉄を消費するバクテリアにより既に鉄材の20%が酸化され、2100年頃までに自重に耐え切れず崩壊する見込みである。」
海の底で、その礎になっていく鉄の船。
海から生まれた鉄が、再び海に還っていく。
そして、電波は宇宙を飛び続け、文明は進歩の歩みを止めない。
人間の欲望、期待、抱負が、それを後押ししている。
浮沈子は、概ねそういう話には否定的だが、世間は乗り易いだろうな。
目先の利益だけでは、知的生命体の好奇心は満たされない。
そもそも、知的生命体が、生息域を拡張していくというのは、運命みたいなもんだからな。
宿命といってもいい。
それがどれだけ無謀に見えても、やらずにはいられないんだろう。
誰にも、それは止められない。
10万年後、銀河を手にした地球文明は、どこに向かっていくのだろうか?。
地球外生命のことを調べていて、浮沈子はあることに気づいた。
ひょっとすると、これは一つの文化なのではないか。
つまり、科学的な根拠とか可能性とかいう話はさておき、いると仮定して行動するという様式、心の持ち様、思想、哲学、なんでもいいが、そういうものなのではないかと。
人間が、それを信じることによって心の平安を得られるなら、まあ、毒にも薬にもならないとして、それはそれで意義あることなのではないか。
(宇宙人)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E4%BA%BA
「人間の住む世界以外に生命が生息する世界が数多く存在するという考え方(多宇宙論)は近世以前からあり、地動説よりも古く、世界各地の神話に共通している。」
そもそも、神様なんてのは、宇宙人のようなもんだしな。
最近、地球外生命探査が取りざたされているが、多少科学的香りが添加されたとはいえ、浮沈子は与太話以上のものではないと思っている。
まして、知的生命なんて・・・。
ちゃんちゃらおかしい!。
(KIC 8462852)
https://ja.wikipedia.org/wiki/KIC_8462852
「2015年に主星のKIC 8462852Aに不規則な減光が発見された」
「巷では地球外知的生命体の巨大建造物が恒星の光を遮ったではないかという噂も流れた。仮に、その噂が正しいなら、それは巨大なスペースコロニーやダイソン球によるものと思われる。」
ったく、科学者ってのは、ロクでもないことを考えるもんだな。
この星のことは、このブログでも何度か触れている。
(文明の寿命)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/09/19/8194521
(レーダー探知機設定)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/08/30/8165807
さまざまな検討が加えられ、今のところ原因不明ということになっているようだが、本当に巨大人工物による掩蔽なら、ワクワクするような話だ。
我々は孤独ではないと信じることによって、知的生命が宇宙進出を果たし、その結果、スペースコロニーをあちこちに作って、自らが宇宙生命体となっていくというのは、なかなか壮大な物語だ。
他の恒星系に植民地を広げ、時空を操り、銀河の歴史を書き換えていく・・・。
(宇宙文明)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%96%87%E6%98%8E
「物理学者加來 道雄(ミチオ・カク)は、地球の人類文明が各ステージに到達するまでの時間をI型文明:100~200年、II型文明:2~3千年、III型文明:10万年と予測している」
10万年も文明が持つかどうか・・・。
話は変わるが、タイタニック号の沈没の記事も読んだ。
ニュースで出てたからな。
(タイタニック沈没に新説?=原因は「氷山でなく火災」-英)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010300004&g=int
「元の原因は氷山衝突ではなく、火災だった」
よく読むと、出航前の右舷側の火災による鉄板の脆化で、氷山の衝撃に耐えられなかったという話。
まあ、どうでもいいんですが。
(タイタニック(客船):影響)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF_(%E5%AE%A2%E8%88%B9)#.E5.BD.B1.E9.9F.BF
「最新の科学技術の粋を集めた新鋭船の大事故は、文明の進歩に楽観的な希望をもっていた当時の欧米社会に大きな衝撃を与えた。」
まあ、太陽系に知的生命体が人類だけという話を疑う科学者はいないだろうが、どこを掘っても生命の痕跡すら見つからず、知的でない生命もいないと分かったら、かなりな衝撃があるのではないか。
KIC 8462852みたいな話がボロボロ出てきて、太陽系外にネタを求めることになりそうだがな。
何てったって、確認することが難しいので、当分、話を引っ張ることが出来る。
宇宙ネタの便利なところだ。
地球外知的生命体がいるということに対する証明も困難だろうが、いないと断言することは不可能に近い。
だから、構造的に、宇宙人の存在可能性を否定することはできない。
われわれの存在自体が、一つの強力な証拠だしな。
文明の進歩が闘争と殺戮ではなく、平和と繁栄をもたらすなら、宇宙開発も大いに結構だ。
宇宙放射線や無重力、その他もろもろの障害を越えて、人類が本当に宇宙空間で生活するようになれば、それ自体が一つの文明のカタチになるかもしれない。
文字通り、地球外知的生命体だからな。
タイタニックの事故の後、無線通信が普及したという記述があった。
「また、アメリカでは船舶への無線装置配備の義務付けが強化され、無線通信が普及するきっかけになったとされる。」
その電波は、今、100光年余り遠くの宇宙空間を光速で突き進んでいる。
文明の進歩に、文字通り冷や水を浴びせた船舶事故が、無線通信というハイテクを普及させる結果となった。
文明の進歩は、一進一退なのかもしれない。
「現在のタイタニックは鉄を消費するバクテリアにより既に鉄材の20%が酸化され、2100年頃までに自重に耐え切れず崩壊する見込みである。」
海の底で、その礎になっていく鉄の船。
海から生まれた鉄が、再び海に還っていく。
そして、電波は宇宙を飛び続け、文明は進歩の歩みを止めない。
人間の欲望、期待、抱負が、それを後押ししている。
浮沈子は、概ねそういう話には否定的だが、世間は乗り易いだろうな。
目先の利益だけでは、知的生命体の好奇心は満たされない。
そもそも、知的生命体が、生息域を拡張していくというのは、運命みたいなもんだからな。
宿命といってもいい。
それがどれだけ無謀に見えても、やらずにはいられないんだろう。
誰にも、それは止められない。
10万年後、銀河を手にした地球文明は、どこに向かっていくのだろうか?。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。