天から星が落ちてくる2018年03月22日 00:40

天から星が落ちてくる
天から星が落ちてくる


(宇宙施設「天宮1号」 近く地球に落下か)
https://mainichi.jp/articles/20180317/k00/00e/040/272000c

「制御不能とみられる中国の宇宙実験施設「天宮1号」が、30日から4月6日に地球に落下する可能性が高いとする予測を、欧州宇宙機関(ESA)が発表した。」

前々から、落下の時期や場所をめぐって報道されてきたが、徐々に絞り込まれてきたようだ。

「人を直撃する恐れは「1年の間に雷に打たれる確率の1000万分の1」(ESA)と極めて低いという。」

うーん、雷に打たれる確率というのがどれくらいかは知らないけどな。

(雷に打たれる確率とは:落雷から自らの身を守る方法)
http://fxconsulting.jp/gyanburu/sekai/kaminari.html

「雷に打たれる確率は、1/1,000万です。」

我が国では、年間13人ほどが落雷されているようだ。

で、亡くなる確率は8割だという。

当たったら、まず、お終いということだ。

まあ、どうでもいいんですが。

「大気圏突入の1週間前になれば、確信をもって議論できるだろう」

「高度300キロ台で地球を周回し、16年3月に運用を終えた。」

そもそも、そんな低い軌道に乗せたのが問題だったんじゃないのかあ?。

神舟宇宙船が、あまり高いと届かなかったのかもしれない(そうなのかあ?)。

まあいい。

我が国も絡んでいるISSだって、人のことは言えない。

あんなのが、制御不能で落ちてきたら、天宮1号の比ではない。

遅くとも、10年後には廃棄される運命にあるんだからな。

早ければ、7年後にはお蔵入りになる。

今のうちから、どうやって落とすかを、真剣に考えておいてもらいたいものだ。

(Tiangong-1 space laboratory to fall to Earth in about 2-3 weeks)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/china-national-space-administration/tiangong-1-space-laboratory-fall-earth-2-3-weeks/

もちろん、我が国の全土が射程内(?)に入っている。

制御が失われたことにして、おもいっきりどこかを狙っているのかもしれない。

「Chinese officials confirmed in mid-September of 2016 that the spacecraft was heading for an imminent re-entry, but they still did not disclose whether the station’s descent is controlled or not.」(中国当局者は、2016年の9月中旬に、宇宙船が差し迫った再入国に向かっていることを確認したが、駅の降下が制御されているかどうかについてはまだ明らかにしていない。:自動翻訳のまま)

落下までは、最大でも2週間ほどしかない。

早ければ、来週にも落ちてくるわけだ。

いくら確率が低いとはいえ、あまり気持ちのいい話ではない。

どーせ落ちるなら、人のいないところに落ちてほしいもんだな。

泳げるのかあ?2018年03月23日 11:01

泳げるのかあ?


GUEファンダメンタルズの講習情報を仕入れに、神田方面へ進出。

竹内さんが昔受けた時の話を聞いて、ちょっとビビる。

まあいい。

例によって、評価するのは浮沈子の仕事ではないからな。

与えられた課題をこなすことに集中できるのが、生徒の特権だ。

様々なスキルのことは、事前の自主練習や本番でがんばるとして、何より気になるのは体力測定(?)の水泳の部分だ。

275mを14分以内で泳ぎ、15m潜水する。

潜水はいいとして、遠泳が気になるところだ。

泳げんのかあ?。

さっそく、帰りにプールに寄って泳いでみる。

やべえ!、壁蹴っても25mしか泳げない。

まずいな・・・。

連続で泳ぐのは、練習してないからな。

少しずつ距離を伸ばして、せめて300mを泳ぎ切れるようにしなければならない。

海で泳ぐときには、壁蹴れないからな。

ゆっくり泳げばいくらでも泳げるんだろうが、時間制限があるのでそうもいかない。

まあ、かなり余裕があることは確かだから、平泳ぎでゆっくり目に泳いでも大丈夫だろうが、少なくとも途中まではクロールで決めたいからな。

フィットネスへ行く明確な目的が出来たので、少しやる気になっている。

今年の課題が見えてきたからな。

目指せ、ファンダメンタルズ!。

と、勢い付けたところでなんだが、今日は体調不良で身動き取れない。

昨日、張り切り過ぎて、右肩も痛いしな。

こなしたメニューは同じで、クロールで泳ぐところを強化しただけなのにな。

所詮、年寄りの冷や水なんだろうか?。

まあ、どうでもいいんですが。

気温は徐々に上がってきて、外の景色は益々春めいている。

今月中は、大きく天気が崩れる予報はない。

フィットネスに通えない日は、活動量計の歩数を達成することに専念する。

不活発な日を減らして、夜の散歩を継続しよう。

肩が痛くても、歩けないことはないからな(ふくらはぎも痛いですが)。

やれやれ・・・。

まずは、日常生活のファンダメンタルズからか・・・。

核融合発電とロケット2018年03月23日 13:27

核融合発電とロケット
核融合発電とロケット


たぶん、あまり関係はないだろうと思うんだがな。

この記事を読んでいて、あることに気付いた。

(MIT、15年後の「核融合発電」実現を目指す。民間企業も参加し商用化へ)
https://www.gizmodo.jp/2018/03/mit-sparc-cfs.html

「従来この手の研究は政府が資金提供することが多かったのですが、CFSは民間からも幅広く出資を募ることで、より柔軟で素早い動きが可能になるとしています。」

別の記事によれば、MITは政府資金を打ち切られているらしい。

(核融合発電所を15年以内に実現することを目指すMITの新たな研究がスタート)
https://gigazine.net/news/20180312-mit-fusion-power/

「MITは核融合発電の研究を続ける施設の1つでしたが、2016年に政府からの資金援助が打ち切られたことが報じられました。」

浮沈子の記憶が確かならば、米国の核融合施設といえば、NIFに代表されるように、レーザーを照射して超高温を実現してやるやつだったような気がしてたがな。

いずれにしても、民間資金が流れ込んで、開発が加速する(つーか、今回は、何とか継続する?)という点で、宇宙開発と似ている気がする(そうかあ?)。

ギズモードの記事には、こんな記述もある。

「核融合炉では、太陽における重力と同じように核融合反応を閉じ込める何らかの力が必要なのですが、SPARCではこの電磁石がその役割を果たします。」

ロケットも、惑星などの重力を振り切って飛んでいかなければならんからな。

その点でも、似ているといえるかもしれない(無理やりなこじつけ・・・)。

片や重力の代わりになる力(電磁気力)で封じ込め、此方重力に打ち勝って飛び出していく。

核融合発電がなかなか実現しないのは、石油やウランといった原料を支配している勢力の陰謀だという話もある(最近は、逆だという話も?)。

無尽蔵のエネルギーが安価に手に入るようになれば、商売あがったりだからな。

石油価格が高騰して、代替エネルギーの開発が進みそうになると、増産して価格を下げるといわれている。

しかし、有用な技術を塩漬けにしておくことは難しい。

経済的に引き合う形で核融合が実現すれば、再使用ロケットなどとは次元が異なるレベルでのイノベーションが起こる。

電気自動車が当たり前になり、原材料以外での石油の消費は激減するに違いない。

携行燃料としての石油(船とか)だって、水素とかの代替手段に置き換えられていくに違いないのだ(大きな船なら、核融合炉ごと積んでしまえるかもな)。

ああ、ロケットは、もともと水素燃やして飛んでるか・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

核融合発電には、超えるべきハードルがいくつもあるようだ。

(核融合炉)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E7%82%89

読んでもよく分らんな。

ロケットの打ち上げとかと違って、生中継とかないからな。

素人受けするテクノロジーでないことは確かだ。

が、その影響は半端ない。

核分裂とかは、実用化されて、既にお世話になっている(迷惑も被っているし・・・)。

核融合が実用化されれば、大きな社会変化が訪れるに違いない。

最近、原油価格がじりじりと上がってきているので、また、エネルギー関係の話題が増えてくるかもしれない(60ドル台前半)。

核融合以外にも太陽光とか、風力、地熱など、モノになりそうな話はいくつかある。

最終的にどうかるかは知らないけど、それまではベストミックスでいくしかないだろうな。

安い電気をガンガン使って、快適な生活を維持する。

21世紀の人類は、そのことに疑問は感じないだろう。

商用核融合炉が完成すれば、猶更だ。

まあ、浮沈子が生きている間には無理かもしれない。

ギリギリ、焼き場で焼く時に、ブロワーの電源の一部が核融合由来だったりするくらいか。

ショボい話だな・・・。

(核融合発電所を15年以内に実稼働、MITのあまりに野心的な計画:追加)
https://www.technologyreview.jp/nl/mit-researchers-say-nuclear-fusion-will-feed-the-grid-in-15-years/

「小規模の核融合実験の資金調達は近年増えてきたが、15年という期限は、やはりあまりにも野心的な目標のように思える。」

同感だな・・・。

清浄明潔2018年03月24日 00:43

清浄明潔
清浄明潔


春分が過ぎたばかりなのに、次の節気は何だろうと調べる。

(清明)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%98%8E

「万物がすがすがしく明るく美しいころ。」

今年は、来月5日だそうだ。

「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」

清浄というのが、数の単位になっているとは知らなかったな。

(清浄)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B5%84

「10^-21(10垓分の1)」

まあ、ふつーは、「清らか」「(仏教語で)煩悩などがなく心清らかなこと」の意味だ。

仏教語として言うときには、「しょうじょう」と読ませるようだな。

(六根清浄)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%A0%B9%E6%B8%85%E6%B5%84

「人間に具わった六根を清らかにすること。」

「不浄なものを見ない、聞かない、嗅がない、味わわない、触れない、感じないために俗世との接触を絶つことが行なわれた(山ごもりなど)。」

まあな、俗世間は不浄に満ち満ちているからな。

山にこもったりしないと、清らかにはなれないということだ。

狭い都会の部屋に引き籠もるんじゃ、ダメなんだろうか?(得意です)。

ちなみに、六根とは、いわゆる五感と意識(第六感?)を合わせたもののことだそうだ。

「俗説:
登山の際に用いられた結果、音便化し「どっこいしょ」になったという説がある。」

ホントかよ!?。

(つい口に出してしまう「どっこいしょ」の意味・由来―実は山で修行する際のかけ声だった!)
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/20286

「六根清浄(ろっこんしょうじょう)という言葉が人々の間で繰り返し使われる内に、「どっこいしょ」になったのではないかと言われています。」

まあ、どうでもいいんですが。

そういえば、最近、座る時などにどっこいしょを連発するようになってきた。

その度に歳を感じるんだが、清らかになるならそれもいいか。

(「清浄明潔」の季節)
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/201204130.htm

「二十四節気の生まれ故郷である黄河の中流域(中国の内陸部)、湿度の低い地域では、きっとこの通りなのでしょう。」

「その点、ずっと湿潤な日本のこの時期はというと、「春は霞」と云うくらいで、遠くまですっきりとよく見えるというわけではありませんね。」

花粉症、真っ盛りの時期だからな。

涙目でクシャミしながら、清浄明潔もくそもないだろうな。

実情に合わない・・・。

まあいい。

「空気は澄み、陽光は明るく万物を照らし、全てがはっきり鮮やかに見える頃」

夜遅く降り出した雨は、ぱらついただけでやんでくれたようだ。

明日は、すっきりと晴れて、春の日差しが明るく差し込むといいな・・・。

ファルコン9の忙閑2018年03月25日 14:22

ファルコン9の忙閑


今月6日につまらん衛星(?)を打ち上げたきり、閑こいているファルコン9(そうなのかあ?)。

まあ、次の打ち上げ準備に忙しい日々を過ごしているに違いない。

なぜって、3月末から4月末にかけて、一気に6本も打ち上げなければならないからな。

・March 29, 2018 14:19:49:Iridium NEXT 41–50:VAFB SLC-4E:F9 B4 B1041.2:LEO

・April 2, 2018 20:30: SpaceX CRS-14:CCAFS SLC-40:F9 B4 B1039.2:LEO

・April 5, 2018:Bangabandhu-1:KSC LC-39A:F9 B5 B1046.1:GTO

・April 16, 2018, 22:32–22:33:Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS):CCAFS SLC-40:F9 B4 B1045.1:HEO

・April 28, 2018:Iridium NEXT 51–55 GRACE-FO 1, 2:VAFB SLC-4E:F9 B4:LEO

・April 30, 2018:SES-12:CCAFS SLC-40:F9 B4 B1040.2:GTO

そんでもって、5月は今のところ1機の予定も入っていない。

このなかでは、もちろん、4月5日に予定されているバンガバンドゥ-1の打ち上げに、ブロック5が使われるところが注目だな。

パッと見で分かるのは、新しい着陸脚だろう。

エンジンカバーとかも、再使用向けの部品に交換される様だ。

後は、細かいところや内部の変更なので、素人目には分からない(たぶん)。

しかし、その後のTESSは新品のブロック4に戻り、その後の打ち上げはブロック4の再使用品となるので、ブロック5は1本だけだ。

今月末と来月頭の2本は、ブロック4の再使用品になる。

もう、ブロック3(FT:フルスラスト)の再使用品は飛ばないからな。

完全に代替わりしたわけで、後は、ブロック5の再使用品に順次置き換えられていく。

開発が順調に進めばの話だ。

ブロック5というのは、今までの試験的な再使用ではなく、再使用を前提に開発された新しいロケットだという。

少なくとも10回は、ふつーに打ち上げられる。

その後のメンテナンスがどうなるかは、運用しながら考えるんだろうが、従来のブロック3や改良型のブロック4では、再使用は1回だけ。

つまり、全部で2回しか飛ばない。

どう考えても割に合わない。

元々低廉な価格のファルコン9だからな。

それを再使用して繰り返し使えば、回収とメンテナンスを突っ込んでも、アットーテキ価格的優位に持ち込める。

オーバーホールコスト次第だが、100回くらい使えれば、劇的な低価格で運用できるだろう。

三菱の言葉を借りれば、最早ライバルではなく、脅威ということになる。

しかもだ、その低コストで十分利益を出すことができて、それでもって、更に低価格で運用できるBFRを開発しようとしている。

勝利の方程式が回り始めているわけで、これが実現すると、完全再使用ということになるわけだから、他社は追随できなくなる恐れがある。

BFRの次のロケットも考えているに違いない。

耐久性を飛躍的に上げたロケット(1000回連続使用できて、1万回使えるとか)とか、着陸して1時間以内に、燃料だけ入れて飛べるようなロケットとか。

航空機並みの運用が可能になれば、今は冗談のような大陸間高速移動体としての用途も夢ではない。

BFRの2段目は、単段ロケットとして、軌道速度に達することができるといわれている。

これを使って、大陸間をぶっ飛ぶわけだ。

100人乗りとか言っているが、そのうち、1000人くらい乗せるかもしれない。

従来のロケットの概念を塗り替える、新たな移動体が登場することになる。

商業衛星打ち上げを独占するのみならず、航空業界へも殴り込みをかけようというわけだ。

使い捨てロケットの場合、宇宙へ送り出すための品質管理や重量などの管理は行うけど、耐久性の面ではそれ程シビアではない。

たった1回、それもわずか数分間とか使えればいいだけだからな。

再使用では、全く異なる基準が求められてくる。

ロケット自体のコストは、逆に跳ね上がるに違いない。

材料的にとか、工学的に繰り返しの使用に向かない部分も出てくる。

そういうところは、打ち上げの度にとか、一定の回数毎に交換していくことになる。

交換しやすい設計にしていくとか、そういう部分をモジュール化して、まとめて交換できるようにするなどの配慮が必要だ。

長持ちさせるための設計も重要になってくる。

材料の選択、公差の設定、いや、そもそも、根本的な設計変更が必要になるかもしれない。

再使用を前提としたロケットというのは、使い捨てのものとは似て非なるものでならなければならない。

どっちがいいか悪いかという話ではなく、用途に応じた設計ということになる。

使い捨てロケットが悪いかといえば、必ずしもそんなことはない。

極端な例だが、ロケット花火だってロケットだが、紙や竹ひごなど、徹底的に材料コストを削減し、大量生産を行って、おもちゃとしての目的を立派に果たしている。

夜打ち上げて曳光を見せるなど、固有の機能もしっかり持っているしな。

電柱ロケット(SSー520)だって、まあ、少しコストは高いかもしれないけど、観測ロケットとしては十分な性能を持っている。

年に1機くらいしか上げないから大量生産のメリットはないが、そういう需要があれば対応できる性能はあるわけで、何事も適材適所ということだ。

浮沈子的には、小型ロケット(衛星打ち上げ用)の需要には懐疑的なんだがな。

どでかいロケットで、まとめて打ち上げるのが正しい。

時期とか軌道とかを好きに選びたいという特殊用途については、これは小型ロケットで上げなければならないが、そういう限定された用途は、それこそ数が限られているだろうしな。

隙間産業から出ることはない。

もちろん、絶対数は増える。

現在、年間100機くらい打ち上げられている小型衛星が、1万機くらいには簡単に増えるだろう。

そのうち、どーしても小型ロケットで専用軌道に適時に打ち上げなければならない衛星は、まあ、多くて1000機くらいだからな。

ロケットラボとかが、数社で賄えるくらいだ。

残りの9000機は、結局大型ロケットで上げることになり、それは再使用でコストを削減した方が有利ということになる。

大量生産には、それに適した設計が必要になる。

大量といったって、100万とかいう量ではない。

せいぜい、年間1000機程度だからな。

生産設備に投資するにしても、限界がある。

小型ロケットの打ち上げを、産業として成立させるほどの規模にはならない。

需要を満たして回せれば、たぶん、それ以上の競争とかは起きないんじゃないか。

それに対して、大量の衛星をまとめて打ち上げる方は、十分にビジネスになるだろう。

年間のロケット打ち上げ数は同じくらいだろうが、1000機積めれば儲けはデカいからな。

小型衛星だけ打ち上げるわけじゃないから、効率もいいだろう。

従来と同じ混載だが、ロケットのコスト削減のメリットを、そのまま享受できる。

大量生産の小型ロケットか、再使用の大型ロケットに集約され、その他大勢は消える運命にある。

という風になるかどうかは、全てBFRの成功にかかっている。

6億円といわれる打ち上げコストが現実になれば、60万円で小型衛星(100kg級)が打ち上げられるようになる(低軌道に150トンだから、1000機位は積める)。

ロケットラボが逆立ちしても、その値段では無理だからな。

すさまじい時代になってくる。

もう、地球低軌道上に何かを上げるコストというのは、事業の重要な要素ではなくなってくるということだ。

100kgといえば、装備重量の人間一人ということでもある。

20年後くらいには、海外旅行に行く程度の値段で、地球を周回してくることができるようになるかもしれない。

21世紀だからな。

そのくらいの進歩があってもいいだろう。

20世紀人間の浮沈子は、21世紀というのは未来だと認識していた。

あっという間に21世紀になり、既に過去になりつつある。

打ち上げスケジュールが空いて、妄想が逞しくなると、ロケットへの期待が際限なく膨らんでくる。

5月になって、打ち上げがなくなっちまったら、どんなことになることやら・・・。