😼メキシコへの道:第4章:イメージを膨らませる記事2024年10月06日 08:52

メキシコへの道:第4章:イメージを膨らませる記事
メキシコへの道:第4章:イメージを膨らませる記事


(古代マヤ文明の水中洞窟「セノーテ」は当時の遺骨と絶滅した巨大動物の化石を保存するタイムカプセルと化している)
https://gigazine.net/news/20241003-mexico-maya-cenote/

「セノーテに長年潜り続けている写真家のマーケティン・ブローン氏がセノーテに眠る遺骨や化石について説明しています。」

浮沈子は、マストドンの骨くらいしか見たことはない。

(メキシコへの道:第2章:補遺2:マストドンの骨)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2022/03/12/9471808

「マストドンの骨って、そんなに有難いのかあ?。」

まあ、どうでもいいんですが。

記事では、人骨の話も出てくる(浮沈子は見たことはありません)。

「マヤ文明時代のセノーテは現代よりも水位が約90cmほど低く、人々は淡水を得るために洞窟の奥深くまで進んでいました。このため、水中洞窟の中ではマヤ文明の人々の遺骨と思われる人骨が見つかることもあります。」

ははあ、水位が低かったことが、洞窟の奥で骨が見つかる理由なわけだ。

「哺乳類の化石が水中洞窟の奥深くで見つかる理由についてブローン氏は「氷河期にはセノーテの水位は現代よりもかなり低くなっており、哺乳類は淡水を求めて洞窟の深くまで進んだ。その後、水位の上昇に伴って遺骸が化石となった」と説明」

セノーテがタイムカプセルになる構図が見えてきた。

水中で見られる鍾乳石(つらら石+石筍+石柱)は、洞窟が陸上にあるときにしか成長しない。

水中では形成されないのだ(一部の例外はあります:バクテリアが形成するヘルズベル:鍾乳石とは言わないのかも:未確認)。

鍾乳石自体が、「時の化石」なわけで、いや、それどころか洞窟自体も我々から見れば、時が止まっているように見える。

実際には崩壊が進んでいたり、水路が広がったりしていて、経年による変化が認められるんだろうが、人間の一生の中でそれらを確認することはまれだ(閉じ込められちまって、出られなくなったりすることはまずない)。

その意味で、洞窟潜水というのは、タイムカプセルの中を探検する行為だ。

そう聞くと、なんとなくロマンを感じるけど、実際に潜る際には陸上での果てしない作業があったり、器材や手順の確認などを行うことになるため、あんまロマンチックな気分にはなれない。

浮沈子の場合、水中で泳ぎ出すと、耳抜きが心配だったり、プライマリーリールでラインをタイする場所を探したりと忙しく、パーマネントラインに接続して、ようやく一息つく始末だ。

今回は、トレーニングダイブではなく、完全なファンダイブで行くから、現地のガイドさんがリールを張ってくれるから、耳抜きだけこまめにしていればいいからな。

多少はロマンを感じられるかもしれない。

浮沈子の今回の課題はただ一つ。

洞窟潜水を楽しむこと。

そもそも、洞窟愛が足りないからな。

せっかくカリブ海が目の前に広がるユカタン半島に行くのに、180度背を向けて、真っ暗な洞窟ばっか潜る輩の気が知れない・・・。

まあ、いつものぼやきだ(今回は、カリブ海はなし!)。

開通したばかりのマヤトレインにも乗りたいけど、洞窟ダイビングに便利な交通機関ではなさそうだしな(未調査)。

「ブローン氏が撮影した水中洞窟の写真は以下のリンク先で大量に公開されています。」

記事にリンクされているブローン氏のページも覗いてみた。

素敵な写真が掲載されているけど、実際の洞窟の中はもっと地味だ。

照明とか、構図とか、撮影技術でゲージュツ風に仕立てている(中には、リアルなのもありますけど)。

浮沈子的には、今回、竪穴にチャレンジする(竹内さんを通じて、現地のガイドさん(メキシコ人)にオーダー済み:アンヘリータ?)。

耳抜きが不安だけど、ゆっくり潜ればなんとかなるだろう。

ブローン氏のコレクションには、その写真も含まれている(画像参照)。

楽しみだな・・・。