😼米国大統領選挙:拮抗2024年10月14日 00:18

米国大統領選挙:拮抗
米国大統領選挙:拮抗


(勝つのはどっち?カギを握る激戦州とは?)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241004/k10014600241000.html

「やはり2020年で民主党が奪った5州(アリゾナ州、ウィスコンシン州、ジョージア州、ペンシルベニア州、ミシガン州)は注目」

「これらの州に加え、同じく白に近い色をしている西部ネバダ州と南部ノースカロライナ州が今回の激戦州」

直近のリアルクリアポリティクスは、全米でハリス1.7パーセントリードとしているが、激戦州では競り合いが続いている。

()内は選挙人の数
・ペンシルベニア(19):トランプ0.1
・ノースカロライナ(16):トランプ0.5
・ジョージア(16):トランプ0.5
・アリゾナ(11):トランプ1.0
・ウィスコンシン(10):ハリス0.3
・ミシガン(15):トランプ0.9
・ネバダ(6):トランプ0.2

世論調査の誤差は3パーセント程度と言われている。

つまりだな、上記の結果を見る限り、差は付いていないということだ。

どっちが勝ってもおかしくない。

欧州では、ウクライナが危機に晒されている。

(ウクライナ高官「勝利計画」で各国からの具体的回答に期待)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241013/k10014609011000.html

「先月から今月にかけて、アメリカを始めイギリスやフランスなど欧米の主要国を相次いで訪れ、ロシアの侵攻を終わらせるためにまとめたとする「勝利計画」について、各国の首脳らに直接、説明」

「できるだけ早い具体的な行動という形での返事を期待している」(ウクライナ大統領府のイエルマク長官)

「「勝利計画」には、より射程の長い欧米製の兵器でロシア領内を攻撃することなどが盛り込まれているとされていますが、アメリカからは攻撃の許可を得られておらず、ウクライナ側は働きかけを続けている」

「ロシア軍がクルスク州での攻撃を強化し、秋から冬の悪天候が、戦場での動きを制約する前にウクライナ軍を撤退させようとしている」(ISW)

どうも、「勝利計画」の評判は芳しくないようだ。

(ウクライナ大統領、欧州歴訪終了 「勝利計画」の成否、不透明に)
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2024101301000541.html#google_vignette

「政府高官によると計画は、勝利に必要な米欧兵器の計画的な供給を要請し、米国が消極的な欧米供与の長射程兵器によるロシア領の攻撃を認めるよう求めた。ウクライナを北大西洋条約機構(NATO)加盟交渉に招待することも要求する。」

「ただ、計画は冷淡に受け止められたとの見方がある。」

やれやれ・・・。

その勝利計画の詳細が公表されるという報道もある。

(対ロシア戦「勝利計画」の詳細を近く公表へ ゼレンスキー氏が説明)
https://www.sankei.com/article/20241013-FK3GHBX46BPOBNBAKUFLQZ7CYM/

「ゼレンスキー大統領が対ロシア戦争の「勝利計画」の詳細を近く公表すると述べた。ウクライナメディアが伝えた。数日のうちに発表する見通し」

ロシアに手の内を悟られないように、詳細については明かせないとしてたように記憶しているんだがな。

それを公表するということは、つまり、実現可能性がなくなったということに他ならない(そうなのかあ?)。

ウクライナとしては、こんなに優れた計画を後押ししないのはけしからんということなんだろうが、西側にしてみれば、ウクライナの指示で金と武器とNATO加盟の約束までさせられるというのは面白くないに違いない。

ぶっちゃけ、どの国もウクライナの勝利なんかに関心はない。

あるのは、ロシアの弱体化、自らの保身(ロシアの直接攻撃を受けないこと)、ウクライナの敗北回避(ロシア圏内に取り込まれ、逆恨みされないこと)だけだ。

ウクライナは、そのためのツールの一つに過ぎない。

まあ、どうでもいいんですが。

裏で、密かに停戦の検討が行われているという話もある。

(ウクライナが「停戦検討」と報道 占領下で、ゼレンスキー氏は否定)
https://news.yahoo.co.jp/articles/99cb1b9ea5836d37f2a075377d73634fd9acb06a

「複数の欧米メディアが今月に入り、ロシアに一部領土を占領されたままでも、NATO加盟などの安全保障措置が講じられれば、ウクライナが停戦に応じる検討を始めた」

一方で、東部戦線におけるロシアの進撃が止まったという状況もある。

(侵攻962日目、ロシア軍がオスキル川東岸地域の補給ルートを物理的に遮断)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-962nd-day-of-the-invasion-russian-forces-physically-cut-off-the-supply-route-east-of-the-oskil-river/

「ウクライナ軍参謀本部が発表する衝突回数は高い水準を維持しているものの、DEEP STATEとRYBARが報告する東部戦線の変化=ロシア軍の前進距離や前進方向は減少傾向で、これが続くようなら前線が安定してきたと言えるかもしれない。」

それが、停戦交渉へ向けての何らかの「信頼醸成措置」なのかどうかは分からない。

別の報道では、ミグ31をベラルーシに移したという話もある。

ベラルーシからウクライナを攻撃するつもりなのか、そう見せかけて欧州を狙っているのかは知らない。

米国大統領選挙の結果によっては、情勢が一気に覆る可能性がある。

浮沈子的には、未だに民主党の勝利を信じているけど、世論調査の推移を見ると、一時リードを広げるかに見えたカマラの伸びが止まっている(これが限界か)。

(2024年全国選挙:トランプ対ハリス)
https://www.realclearpolling.com/polls/president/general/2024/trump-vs-harris

「トランプ対ハリス
(2024年7月21日までのトランプ対バイデン)」(画像参照)

トランプは底堅いしな。

ひょっとしたら、8年前の状況が再現するかもしれない。

激戦州の拮抗は、ヤバい予感がする・・・。