😼欧州大戦争:ポクロフシク方面:膠着の構図 ― 2026年01月30日 01:14
欧州大戦争:ポクロフシク方面:膠着の構図
(ロシアはドブロポリエから4キロ離れたポクロフスク北部で強力な攻勢を開始した。)
https://www.vietnam.vn/ja/nga-tan-cong-manh-ve-phia-bac-pokrovsk-cach-dobropolye-4-km
「グリシネ(グリシノ)村は、ポクロフスク北西部郊外の戦闘の温床であり続けています。村の中心部はロシア軍の滑空爆弾FABによる継続的な爆撃を受けています。」(画像の地図ではフリシネと表記した。)
ベトナムメディアはドブロピリア方面にも触れているが、今回は割愛する。
浮沈子的には、ポクロフシク北部やミルノフラドの戦況が気になる。
年明けから1か月。
戦線は膠着して、殆ど動きがない。
両軍の小競り合いで、少しの陣地を取り合ったりしてじゃれている(そういうことかあ?)。
軍事的にはオワコンだし、ウクライナ軍が大軍を投じてポクロフシクを奪還する見込みはゼロだ。
ここに兵力を張り付けている間に、シベルシクはロシア軍に完全に食われたし、南部ではフリアイポレが事実上陥落している。
一部兵力を回していると言われるコスティアンティノフカ方面も、クレバンビクスキー貯水池北部は大部分が交戦区域に変わっている(一進一退はあるようです)。
戦略的には無意味と思える戦場で、両軍はにらみ合いを続けている。
「他の地域と同様に、両陣営は悪天候に乗じて部隊のローテーションや移動を行い、戦術的状況の改善に努めている。ポクロフスク=ミルノグラード地域での激しい戦闘の後、ロシア空軍の再編成が完了すると、ドブロピリャ地域での戦闘は激化するだろう。」
「こうした背景から、1月23日、アフガニスタン軍第7軍団司令官エフゲニー・ラシイチュク准将は、ポクロフスクとミルノフラードの北部、さらにはスヴェトリーとリウネの完全な支配を依然として維持していると宣言した。」(アフガニスタン軍:ウクライナ軍の誤訳)
完全な支配かどうかは評価が分かれるところだが、ロシア軍が攻めあぐねていることは確かだ。
「その後まもなく、1月24日、ラシチュク准将は新たな声明を発表した。「グリシネ村とポクロフスク市の間の開けた地形がロシア軍の進軍を妨げている」。アナリストによると、地図を一目見るだけで、ポクロフスク北部、そしてより広域ではスヴェトリュイとリヴネを制圧しなければ、グリシネへの攻撃はほぼ不可能であることが分かる。」
ウクライナ軍は、困難な状況下にありながら部隊のローテーションを試み、ある程度成功しているのかもしれない。
が、その状況はかなり厳しいようだ。
「ポクロフスク方面で第152独立歩兵旅団の兵士と接触した際、ウクラインスカ・プラウダの記者は、前線のアフガニスタン軍歩兵にどのように兵站が供給されているのか、また、激しいロシア空軍の砲火の下で4か月間防衛を続けた兵士たちが何を語ったのかを、直接目撃する機会を得た。」
「ロシア空軍は現在、無人航空機を用いて輸送路や兵站拠点を封鎖し、偵察や電子戦を実施することで、空軍基地後方地域を危険地帯と化させている。これにより、ロシア軍は前線から10~40km圏内に資源を自由に移動させることができる。」
「その結果、ウクライナの後方ルートはますます危険になり、兵站補給は遅延し、アフガニスタン空軍(AFU)の無人機の有効性は低下している。さらに困難な状況となっているのは、境界線から5km圏内で、ロシア空軍がすべてのシェルター、建物の残骸、さらにはウクライナ歩兵が防御に利用できる塹壕さえも破壊していることだ。」(AFU:ウクライナ軍)
「ウクラインスカ・プラウダ紙の記者によると、5~15kmの最前線地域において、ロシア軍は統一戦線軍(AFU)の動きを極めて危険なものにしており、時には完全に不可能にしているという。その結果、AFUの砲兵中隊は押し戻され、時には砲撃がロシア軍の前線陣地に到達できないほど射程が短いため、役に立たない状態になっている。」
「アフガニスタン空軍(AFU)の無人機部隊は、かさばる重装備(充電ステーション、アンテナ、さらにはバーバ・ヤーガのような大型無人機)を駆使し、膝まで泥や雪に埋もれた場所まで10km以上も歩いて陣地に到着しなければなりません。しかも、ロシアの無人機が上空から彼らを監視し、攻撃しています。」(AFU:ウクライナ軍)
「ウクラインスカ・プラウダ紙は、ウクライナ歩兵の窮状を「最悪」と評した。「最前線では、50代の兵士たちが機関銃を手に、100日から150日間も立ち尽くしていた」」
この状況の中で、ウクライナ軍は撤退せずに陣地を維持している。
まさに「最悪」だな・・・。
「ポクロフスク=ミルノグラード地域での激しい戦闘の後、ロシア空軍の再編成が完了すると、ドブロピリャ地域での戦闘は激化するだろう。」(再掲)
ロシア軍は戦闘の終結を急いでいないようだ。
まずは、ポクロフシク方面を平らげ、その後にドブロピリアに本格的に攻勢を掛けようとしている(そうなのかあ?)。
逆に、ウクライナ軍としては、ポクロフシク方面で時間を稼いで、その間にドブロピリア方面の防御を固めたいところだ。
投入されている戦力を見る限り、それは時間稼ぎ以外の何物でもない。
以前見たように、ロシア軍はミルノフラドの高層ビル群(ウクライナ軍が要塞化している)をFAB3000滑空爆弾で破壊し続けている。
非効率で時間はかかるが、確実で味方の人的損耗を抑えることが出来る。
侵攻は、ミルノフラド北方をロシア軍がいつ制圧することが出来るかにかかっているように見える(テキトーです)。
東部から侵略が進み、スベトリー、リウネの順に陥落し、ポクロフシク北部で再び停滞した後に、拠点としているフリシネが落ちる順番だろう。
ロジンスケは、ドブロピリアからの兵站になるから、その後になると見られる。
なかなか決着がつかない地域だけど、その理由が少しわかってきたような気分だ(気分の問題かあ?)。
浮沈子的には、フリアイポレ西部とコスティアンティニフカ方面に相変わらず注目している。
ここでの動きは、ザポリージャ州やドネツク州の防衛に大きな影響を与えるからな。
最近は、ハルキウ州北東部での動きも出ている。
ロシア軍は、戦線を拡大する戦略を取り始めている(そのこと自体は間違いのないところだ)。
冬季になって、主戦場は兵站の限界から膠着状態に陥っている(冬枯れで、身を隠す術もない)。
従来、この時期はドローンやミサイルなどの飛び道具を撃ち合って、後方の拠点を叩くのがメインだったがな。
そっちはそっちでエスカレートしているけど、今年は冬季で戦線の拡大を試みている。
考えて見れば、2022年の本格侵攻はこの時期だった。
和平交渉は、領土問題で暗礁に乗り上げている。
(ドネツク問題解決に向け活発な作業、「非常に困難」と米国務長官)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/MR7YOFS6LNMTLN6H4S4OF4AK4Y-2026-01-29/
「ルビオ氏はフォローアップ協議に米国が参加する可能性はあるが、先週末の協議に参加した米政権のウィットコフ特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏は参加しないと述べた。」
進展が見込めそうもないので、主要メンバーを外した感じだ。
余談だが、捕虜の交換でちょっと驚いた。
(ロシアが千人の遺体返還 ウクライナからは38人)
https://news.jp/i/1389573351407861971
「ロシアのメジンスキー大統領補佐官は29日、ロシアがウクライナ兵千人の遺体を返還したと発表した。通信アプリに投稿した。ウクライナはロシア兵38人の遺体を引き渡した。」
前回も、ほぼ同様の内訳だった。
「占領地を広げているロシアは自国兵の遺体を収容しやすい一方、ウクライナ兵の遺体はロシア占領地に残される場合が多く、ロシア側からの引き渡しが大幅に多くなっている。」
この説明も同じだった気がする(まゆつば・・・)。
非対称な遺体交換は、本当に侵略者であるロシアの交戦での優位性の反映ではないのか。
ウクライナは、兵士の損耗を隠しているのではないか。
先日の米戦略問題研究所の怪しげな分析では、進軍速度が遅いとロシアを甘く見ていたけど、そして、その割に兵士の損耗が激しいとしていたけど、この立て続けの非対称の遺体交換の現状を見ると、その見立てが正しいのかどうかを疑わざるを得ない気がする。
進軍が遅いのなら、遺体は対照的に確保されるのではないのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
あんま考えたくないんだが、ウクライナ軍は自軍の遺体を戦場に放置し、それを囮にして、収容に来たロシア兵を狙い撃ちにしてるんじゃないのかあ?(そんなあ!)。
本当のところは分からない。
戦争だから何があっても驚かないが、ウクライナはかつて民間人を人間の盾にしていると指摘されて開き直ったことがあったからな。
ロシアだって、遺体返還を情報戦のネタにしている可能性もある。
部外者が、この遺体返還の非対称性から真実を知ることは難しいだろう。
和平交渉が成功して、ドンパチが終わっても、真実が明かされるとは限らない。
ザルジニーは、ウクライナが消えて無くなるか大ロシア帝国が崩壊する以外は、戦争の継続だと喝破していたからな。
欧州大戦争を想定した場合はさらに深刻だ。
大西洋を望む丘の上にロシア国旗が翻るか、日本海を望む丘の上にNATO軍旗が翻るか・・・。
真実が明かされる日は遠いな・・・。
(ロシアはドブロポリエから4キロ離れたポクロフスク北部で強力な攻勢を開始した。)
https://www.vietnam.vn/ja/nga-tan-cong-manh-ve-phia-bac-pokrovsk-cach-dobropolye-4-km
「グリシネ(グリシノ)村は、ポクロフスク北西部郊外の戦闘の温床であり続けています。村の中心部はロシア軍の滑空爆弾FABによる継続的な爆撃を受けています。」(画像の地図ではフリシネと表記した。)
ベトナムメディアはドブロピリア方面にも触れているが、今回は割愛する。
浮沈子的には、ポクロフシク北部やミルノフラドの戦況が気になる。
年明けから1か月。
戦線は膠着して、殆ど動きがない。
両軍の小競り合いで、少しの陣地を取り合ったりしてじゃれている(そういうことかあ?)。
軍事的にはオワコンだし、ウクライナ軍が大軍を投じてポクロフシクを奪還する見込みはゼロだ。
ここに兵力を張り付けている間に、シベルシクはロシア軍に完全に食われたし、南部ではフリアイポレが事実上陥落している。
一部兵力を回していると言われるコスティアンティノフカ方面も、クレバンビクスキー貯水池北部は大部分が交戦区域に変わっている(一進一退はあるようです)。
戦略的には無意味と思える戦場で、両軍はにらみ合いを続けている。
「他の地域と同様に、両陣営は悪天候に乗じて部隊のローテーションや移動を行い、戦術的状況の改善に努めている。ポクロフスク=ミルノグラード地域での激しい戦闘の後、ロシア空軍の再編成が完了すると、ドブロピリャ地域での戦闘は激化するだろう。」
「こうした背景から、1月23日、アフガニスタン軍第7軍団司令官エフゲニー・ラシイチュク准将は、ポクロフスクとミルノフラードの北部、さらにはスヴェトリーとリウネの完全な支配を依然として維持していると宣言した。」(アフガニスタン軍:ウクライナ軍の誤訳)
完全な支配かどうかは評価が分かれるところだが、ロシア軍が攻めあぐねていることは確かだ。
「その後まもなく、1月24日、ラシチュク准将は新たな声明を発表した。「グリシネ村とポクロフスク市の間の開けた地形がロシア軍の進軍を妨げている」。アナリストによると、地図を一目見るだけで、ポクロフスク北部、そしてより広域ではスヴェトリュイとリヴネを制圧しなければ、グリシネへの攻撃はほぼ不可能であることが分かる。」
ウクライナ軍は、困難な状況下にありながら部隊のローテーションを試み、ある程度成功しているのかもしれない。
が、その状況はかなり厳しいようだ。
「ポクロフスク方面で第152独立歩兵旅団の兵士と接触した際、ウクラインスカ・プラウダの記者は、前線のアフガニスタン軍歩兵にどのように兵站が供給されているのか、また、激しいロシア空軍の砲火の下で4か月間防衛を続けた兵士たちが何を語ったのかを、直接目撃する機会を得た。」
「ロシア空軍は現在、無人航空機を用いて輸送路や兵站拠点を封鎖し、偵察や電子戦を実施することで、空軍基地後方地域を危険地帯と化させている。これにより、ロシア軍は前線から10~40km圏内に資源を自由に移動させることができる。」
「その結果、ウクライナの後方ルートはますます危険になり、兵站補給は遅延し、アフガニスタン空軍(AFU)の無人機の有効性は低下している。さらに困難な状況となっているのは、境界線から5km圏内で、ロシア空軍がすべてのシェルター、建物の残骸、さらにはウクライナ歩兵が防御に利用できる塹壕さえも破壊していることだ。」(AFU:ウクライナ軍)
「ウクラインスカ・プラウダ紙の記者によると、5~15kmの最前線地域において、ロシア軍は統一戦線軍(AFU)の動きを極めて危険なものにしており、時には完全に不可能にしているという。その結果、AFUの砲兵中隊は押し戻され、時には砲撃がロシア軍の前線陣地に到達できないほど射程が短いため、役に立たない状態になっている。」
「アフガニスタン空軍(AFU)の無人機部隊は、かさばる重装備(充電ステーション、アンテナ、さらにはバーバ・ヤーガのような大型無人機)を駆使し、膝まで泥や雪に埋もれた場所まで10km以上も歩いて陣地に到着しなければなりません。しかも、ロシアの無人機が上空から彼らを監視し、攻撃しています。」(AFU:ウクライナ軍)
「ウクラインスカ・プラウダ紙は、ウクライナ歩兵の窮状を「最悪」と評した。「最前線では、50代の兵士たちが機関銃を手に、100日から150日間も立ち尽くしていた」」
この状況の中で、ウクライナ軍は撤退せずに陣地を維持している。
まさに「最悪」だな・・・。
「ポクロフスク=ミルノグラード地域での激しい戦闘の後、ロシア空軍の再編成が完了すると、ドブロピリャ地域での戦闘は激化するだろう。」(再掲)
ロシア軍は戦闘の終結を急いでいないようだ。
まずは、ポクロフシク方面を平らげ、その後にドブロピリアに本格的に攻勢を掛けようとしている(そうなのかあ?)。
逆に、ウクライナ軍としては、ポクロフシク方面で時間を稼いで、その間にドブロピリア方面の防御を固めたいところだ。
投入されている戦力を見る限り、それは時間稼ぎ以外の何物でもない。
以前見たように、ロシア軍はミルノフラドの高層ビル群(ウクライナ軍が要塞化している)をFAB3000滑空爆弾で破壊し続けている。
非効率で時間はかかるが、確実で味方の人的損耗を抑えることが出来る。
侵攻は、ミルノフラド北方をロシア軍がいつ制圧することが出来るかにかかっているように見える(テキトーです)。
東部から侵略が進み、スベトリー、リウネの順に陥落し、ポクロフシク北部で再び停滞した後に、拠点としているフリシネが落ちる順番だろう。
ロジンスケは、ドブロピリアからの兵站になるから、その後になると見られる。
なかなか決着がつかない地域だけど、その理由が少しわかってきたような気分だ(気分の問題かあ?)。
浮沈子的には、フリアイポレ西部とコスティアンティニフカ方面に相変わらず注目している。
ここでの動きは、ザポリージャ州やドネツク州の防衛に大きな影響を与えるからな。
最近は、ハルキウ州北東部での動きも出ている。
ロシア軍は、戦線を拡大する戦略を取り始めている(そのこと自体は間違いのないところだ)。
冬季になって、主戦場は兵站の限界から膠着状態に陥っている(冬枯れで、身を隠す術もない)。
従来、この時期はドローンやミサイルなどの飛び道具を撃ち合って、後方の拠点を叩くのがメインだったがな。
そっちはそっちでエスカレートしているけど、今年は冬季で戦線の拡大を試みている。
考えて見れば、2022年の本格侵攻はこの時期だった。
和平交渉は、領土問題で暗礁に乗り上げている。
(ドネツク問題解決に向け活発な作業、「非常に困難」と米国務長官)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/MR7YOFS6LNMTLN6H4S4OF4AK4Y-2026-01-29/
「ルビオ氏はフォローアップ協議に米国が参加する可能性はあるが、先週末の協議に参加した米政権のウィットコフ特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏は参加しないと述べた。」
進展が見込めそうもないので、主要メンバーを外した感じだ。
余談だが、捕虜の交換でちょっと驚いた。
(ロシアが千人の遺体返還 ウクライナからは38人)
https://news.jp/i/1389573351407861971
「ロシアのメジンスキー大統領補佐官は29日、ロシアがウクライナ兵千人の遺体を返還したと発表した。通信アプリに投稿した。ウクライナはロシア兵38人の遺体を引き渡した。」
前回も、ほぼ同様の内訳だった。
「占領地を広げているロシアは自国兵の遺体を収容しやすい一方、ウクライナ兵の遺体はロシア占領地に残される場合が多く、ロシア側からの引き渡しが大幅に多くなっている。」
この説明も同じだった気がする(まゆつば・・・)。
非対称な遺体交換は、本当に侵略者であるロシアの交戦での優位性の反映ではないのか。
ウクライナは、兵士の損耗を隠しているのではないか。
先日の米戦略問題研究所の怪しげな分析では、進軍速度が遅いとロシアを甘く見ていたけど、そして、その割に兵士の損耗が激しいとしていたけど、この立て続けの非対称の遺体交換の現状を見ると、その見立てが正しいのかどうかを疑わざるを得ない気がする。
進軍が遅いのなら、遺体は対照的に確保されるのではないのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
あんま考えたくないんだが、ウクライナ軍は自軍の遺体を戦場に放置し、それを囮にして、収容に来たロシア兵を狙い撃ちにしてるんじゃないのかあ?(そんなあ!)。
本当のところは分からない。
戦争だから何があっても驚かないが、ウクライナはかつて民間人を人間の盾にしていると指摘されて開き直ったことがあったからな。
ロシアだって、遺体返還を情報戦のネタにしている可能性もある。
部外者が、この遺体返還の非対称性から真実を知ることは難しいだろう。
和平交渉が成功して、ドンパチが終わっても、真実が明かされるとは限らない。
ザルジニーは、ウクライナが消えて無くなるか大ロシア帝国が崩壊する以外は、戦争の継続だと喝破していたからな。
欧州大戦争を想定した場合はさらに深刻だ。
大西洋を望む丘の上にロシア国旗が翻るか、日本海を望む丘の上にNATO軍旗が翻るか・・・。
真実が明かされる日は遠いな・・・。
🚀ゴールデンドーム:SBIと宇宙法 ― 2026年01月30日 12:15
ゴールデンドーム:SBIと宇宙法
(貿易戦争により、トランプ大統領のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」に関する同盟国の協議が頓挫)
https://arstechnica.com/space/2026/01/trade-wars-muzzle-allied-talks-on-trumps-golden-dome-missile-shield/
「・・・しかし、迎撃機自体は全く新しいものです。このような迎撃機はこれまで宇宙に投入され、試験されたことはありません。昨年、宇宙軍は企業に対し、宇宙配備型迎撃機(SBI)の試作機に関するアイデアの提出を要請しました。軍は11月に18社に小規模な試作機開発契約を授与しました。」
まあ、まだアイデア募集の段階だからな。
イメージとしては、低軌道上に展開した無数の衛星群が発射段階のミサイルを探知し、ブースト段階で攻撃を仕掛けるというものだ。
1発や2発ならともかく、100とか千といった単位で検知されたらどうするのかとか、どれが囮でどれが本物かが分からない時にどうするのかとか、飽和攻撃(100万とかあ?)かけられたらどうするのかなど、妨害を受けない前提で考えてもいささか怪しげなシステムだ。
迎撃は、このレイヤーの後、スタンダードミサイルなどが宇宙空間で捉えたり、サードミサイルが高空領域で捉えたり、最後はパトリオットが対応するんだろうが、これらは少数の飛翔体を前提に開発されているため、飽和攻撃の前には無力に等しい。
さらに、パトリオットの場合は拠点防御になるため、配置密度の問題も出て来る。
「これら18件の予算は、ブースト段階のSBI(ミサイルサイロから発射された直後にミサイルを破壊できる兵器)に重点を置いています。物理学的観点から見ると、これは迎撃ミサイルに要求される最も困難な課題の一つです。なぜなら、目標に到達するためには、大気の擾乱と再突入時の加熱を考慮する必要があるからです。12月、宇宙軍は、宇宙空間を滑空する弾道ミサイルを破壊できる宇宙配備型ミッドコース迎撃ミサイルの試作提案を求める追加要請を発表しました」
「国防総省は、ゴールデンドームに必要なSBIの数やその形状を明らかにしていない。軌道上の迎撃機は、基本的にロケットとセンサーパッケージを搭載した空飛ぶ燃料タンクで、目標に誘導する。しかし、宇宙軍と、業界大手のノースロップ・グラマンやロッキード・マーティンを含むゴールデンドームの建設予定企業は、迎撃機の設計仕様やシールドに必要な数を明らかにしていない。」
浮沈子的には、ゴールデンドームは張子の虎に終わると見ている。
レーザー光線で撃ち落とすと言ってたスターウォーズよりはまだマシだが、軌道上で監視する低軌道コンステレーションにしても、衛星そのものを無効化される恐れもあるしな。
100万機飛ばしたとしても、キラー衛星を張り付けられて自爆攻撃されれば一巻の終わりだ。
そもそも、中露が反対理由の一つに挙げている宇宙法との整合性をどうするのか。
通称「宇宙条約」(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)の第4条1項にはこうある。
「核兵器など大量破壊兵器を運ぶ物体(ミサイル衛星等)を地球を回る軌道に乗せたり、宇宙空間に配備してはならない。」
SBIは1発では大量破壊兵器じゃないかも知れないけど、「大量に」配備した場合の合法性は実にグレーだ。
100万発配備すれば、総体では大量に破壊が可能になるだろう?。
まあいい。
また、その目的は迎撃兵器で、一次攻撃用ではないかも知れないが、いつでもどこでも、短時間にピンポイントで地上攻撃可能な兵器として運用することも可能だしな。
もう一つの懸念は、この兵器を迎撃する兵器(SBII?)が開発されるのではないかということだ。
➀軌道周回する衛星搭載時、➁衛星から離脱して当該ミサイルへ向かう降下時、➂当該ミサイルに命中する直前に、それぞれ迎撃するポイントが考えられる。
➀衛星破壊兵器は既に実用化されているし、➁弾道ミサイルが降下してくる段階で迎撃するサードのような高高度迎撃ミサイルもある。
➂衝突直前というのはないけど、パトリオットを弄って、防御対象を上昇中の当該ミサイルに設定すれば出来そうな気もする(まあ、テキトーです)。
これらと囮ミサイル、飽和攻撃を組み合わせ、軌道上での衛星破壊衛星とセットで対応可能なのではないか。
最強の盾(ゴールデンドーム)と、最強の矛(アンチゴールデンドーム?)の果てしない戦い。
「宇宙軍はSBIを購入しています。陸軍は兵器とセンサーを購入しています。海軍は兵器を購入しています。ミサイル防衛局は次世代迎撃ミサイル、滑空段階迎撃ミサイル、その他多くの能力を購入しています」(マイケル・グートライン大将)
お買い物は楽しいな・・・。
最終的には何兆ドルもの経費を呑み込んでいくゴールデンドーム構想。
それとは別に、米国の宇宙開発には、月面や小惑星の鉱物資源もある。
当然、それらの開発に当たっては、米軍が権益を守るための保護を展開することになる。
月面ゴールデンドームや、小惑星ゴールデンドームも将来的には必要になるだろう。
火星や木星の衛星圏、地球月ラグランジュ点、太陽地球ラグランジュ点などにも展開する。
宇宙空間では、「ドーム」じゃなくて「バブル」になるけどな。
考えて見れば、ドンパチを実力で抑止できるという妄想自体に無理がある気がする。
それが困難だからこそ、また、その困難を乗り越えようと無駄な投資を繰り返さないための抑止策として、相互に取り決めをして抑止を計ろうとしてきたわけだ。
一人、勝ち抜けを計ろうと、米国は大胆な一歩を踏み出した。
一方、プーチンも、オレシュニクや新型弾道ミサイル、原子力推進の巡航ミサイルで、無敵の矛を目指している。
迎撃不能な攻撃兵器と、突破不能な防御システム。
ばかばかしい・・・。
(貿易戦争により、トランプ大統領のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」に関する同盟国の協議が頓挫)
https://arstechnica.com/space/2026/01/trade-wars-muzzle-allied-talks-on-trumps-golden-dome-missile-shield/
「・・・しかし、迎撃機自体は全く新しいものです。このような迎撃機はこれまで宇宙に投入され、試験されたことはありません。昨年、宇宙軍は企業に対し、宇宙配備型迎撃機(SBI)の試作機に関するアイデアの提出を要請しました。軍は11月に18社に小規模な試作機開発契約を授与しました。」
まあ、まだアイデア募集の段階だからな。
イメージとしては、低軌道上に展開した無数の衛星群が発射段階のミサイルを探知し、ブースト段階で攻撃を仕掛けるというものだ。
1発や2発ならともかく、100とか千といった単位で検知されたらどうするのかとか、どれが囮でどれが本物かが分からない時にどうするのかとか、飽和攻撃(100万とかあ?)かけられたらどうするのかなど、妨害を受けない前提で考えてもいささか怪しげなシステムだ。
迎撃は、このレイヤーの後、スタンダードミサイルなどが宇宙空間で捉えたり、サードミサイルが高空領域で捉えたり、最後はパトリオットが対応するんだろうが、これらは少数の飛翔体を前提に開発されているため、飽和攻撃の前には無力に等しい。
さらに、パトリオットの場合は拠点防御になるため、配置密度の問題も出て来る。
「これら18件の予算は、ブースト段階のSBI(ミサイルサイロから発射された直後にミサイルを破壊できる兵器)に重点を置いています。物理学的観点から見ると、これは迎撃ミサイルに要求される最も困難な課題の一つです。なぜなら、目標に到達するためには、大気の擾乱と再突入時の加熱を考慮する必要があるからです。12月、宇宙軍は、宇宙空間を滑空する弾道ミサイルを破壊できる宇宙配備型ミッドコース迎撃ミサイルの試作提案を求める追加要請を発表しました」
「国防総省は、ゴールデンドームに必要なSBIの数やその形状を明らかにしていない。軌道上の迎撃機は、基本的にロケットとセンサーパッケージを搭載した空飛ぶ燃料タンクで、目標に誘導する。しかし、宇宙軍と、業界大手のノースロップ・グラマンやロッキード・マーティンを含むゴールデンドームの建設予定企業は、迎撃機の設計仕様やシールドに必要な数を明らかにしていない。」
浮沈子的には、ゴールデンドームは張子の虎に終わると見ている。
レーザー光線で撃ち落とすと言ってたスターウォーズよりはまだマシだが、軌道上で監視する低軌道コンステレーションにしても、衛星そのものを無効化される恐れもあるしな。
100万機飛ばしたとしても、キラー衛星を張り付けられて自爆攻撃されれば一巻の終わりだ。
そもそも、中露が反対理由の一つに挙げている宇宙法との整合性をどうするのか。
通称「宇宙条約」(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)の第4条1項にはこうある。
「核兵器など大量破壊兵器を運ぶ物体(ミサイル衛星等)を地球を回る軌道に乗せたり、宇宙空間に配備してはならない。」
SBIは1発では大量破壊兵器じゃないかも知れないけど、「大量に」配備した場合の合法性は実にグレーだ。
100万発配備すれば、総体では大量に破壊が可能になるだろう?。
まあいい。
また、その目的は迎撃兵器で、一次攻撃用ではないかも知れないが、いつでもどこでも、短時間にピンポイントで地上攻撃可能な兵器として運用することも可能だしな。
もう一つの懸念は、この兵器を迎撃する兵器(SBII?)が開発されるのではないかということだ。
➀軌道周回する衛星搭載時、➁衛星から離脱して当該ミサイルへ向かう降下時、➂当該ミサイルに命中する直前に、それぞれ迎撃するポイントが考えられる。
➀衛星破壊兵器は既に実用化されているし、➁弾道ミサイルが降下してくる段階で迎撃するサードのような高高度迎撃ミサイルもある。
➂衝突直前というのはないけど、パトリオットを弄って、防御対象を上昇中の当該ミサイルに設定すれば出来そうな気もする(まあ、テキトーです)。
これらと囮ミサイル、飽和攻撃を組み合わせ、軌道上での衛星破壊衛星とセットで対応可能なのではないか。
最強の盾(ゴールデンドーム)と、最強の矛(アンチゴールデンドーム?)の果てしない戦い。
「宇宙軍はSBIを購入しています。陸軍は兵器とセンサーを購入しています。海軍は兵器を購入しています。ミサイル防衛局は次世代迎撃ミサイル、滑空段階迎撃ミサイル、その他多くの能力を購入しています」(マイケル・グートライン大将)
お買い物は楽しいな・・・。
最終的には何兆ドルもの経費を呑み込んでいくゴールデンドーム構想。
それとは別に、米国の宇宙開発には、月面や小惑星の鉱物資源もある。
当然、それらの開発に当たっては、米軍が権益を守るための保護を展開することになる。
月面ゴールデンドームや、小惑星ゴールデンドームも将来的には必要になるだろう。
火星や木星の衛星圏、地球月ラグランジュ点、太陽地球ラグランジュ点などにも展開する。
宇宙空間では、「ドーム」じゃなくて「バブル」になるけどな。
考えて見れば、ドンパチを実力で抑止できるという妄想自体に無理がある気がする。
それが困難だからこそ、また、その困難を乗り越えようと無駄な投資を繰り返さないための抑止策として、相互に取り決めをして抑止を計ろうとしてきたわけだ。
一人、勝ち抜けを計ろうと、米国は大胆な一歩を踏み出した。
一方、プーチンも、オレシュニクや新型弾道ミサイル、原子力推進の巡航ミサイルで、無敵の矛を目指している。
迎撃不能な攻撃兵器と、突破不能な防御システム。
ばかばかしい・・・。


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