マーク6始動2014年06月28日 00:11

マーク6始動
マーク6始動


いよいよ、マーク6(ディスカバリー)の講習がスタートすることになった。

実習は7月8日がスタートである。

今日、大井町のスキューバプロショップで申し込みをしてきた。

資料は、PADIのリブリーザーマニュアル(英語版:本日注文:価格不明)、ポセイドンのマニュアル(日本語版:講習代金込み?:画像参照)である。

この時点で、日本語の取り説があるというのがすごいな(一応、不許複製と書いてある・・・)。

しかも、ぱらぱらめくってみた感じでは、こなれた日本語になっている。

うーん、インスピのそっけなさとは雲泥の違いだ。

まあ、CCRなんて、マニュアルに価値がある代物ではないのだが。

柏崎さんから、彼が受けている大瀬崎でのテック40(マーク6)の話も聞く。

SCRモードの運用で、フラッシングがうまくいかなくて苦労しているのだという。

イッヒッヒ!。

浮沈子も、フラッシングでは、何度も警告音を鳴らして苦労してきたのだ。

来週から、インストラクターレベルの講習に入るという。

講師は、マーチンという英国海兵隊上がりの、猛者だそうだ。

思いっきり体育会系で、ビシビシしごかれているらしい。

中性浮力でも、苦労しているようだ。

まあ、お手並み拝見だな。

みっちりしごかれて、さっさとテックCCRのイントラになって、そんでもって浮沈子に教える時には、優しく丁寧に教えてもらいたい。

よろしく頼むぜ、まったく!。

全自動洗濯機のようなセブン(柏崎さんのは、マーク6からのアップグレード)を、シコシコとマニュアル操作しているという。

そういうハンドリングにも応える仕様になっているのだ(まあ、カウンターラングにマニュアルインフレーター付けただけですが)。

さて、浮沈子の楽勝間違いなしのインテグレーテッドコース(40mまで)は、コンファインドウォーター1日(2ダイブ分)、海洋実習4日(6ダイブ分)で、計8ダイブ。

7月中には全ての日程を終える予定である。

浮沈子にとっては、実質クロスオーバーに当たるので、何の問題もなかろう(体験ダイビングの感触では、思い切り楽勝ムードだ)。

これで、認定が降りなかったら、それこそ、IANTDのCカードを返却しなければならない。

頭も丸めなければならないが、既に霞のような浮沈子の頭髪を剃ったところで、殆ど意味はない。

まあ、どうでもいいんですが。

PADIのマニュアル(英語版)も、購入しようかどうしようか迷ったが、購入すべきだし、PADIのアプローチの勉強にもなるので手に入れることにした。

お邪魔したのは、午後8時頃だが、おいとましたのは午後10時頃になっていた。

海洋実習は、基本的に獅子浜で行うことにした。

時間や集合場所は今後の相談ということに。

(PADI リブリーザーコース)
http://www.poseidon-j.com/#!padi/c242q

「インテグレーテッドコース
​所要日数:5日間 標準価格:199,500円
Mk6リブリーザー・ダイバーコースと、アドバンスド・リブリーザー・ダイバーコースの合併コースです。基礎からはじめ、Mk6をフル活用するアドバンストレーニングまでまとめて受講することができます。
集中トレーニングを行うことができるため、指定総潜水回数は合計8回と個別受講より3回少なくなっています。
内容:学科講習+組立実習1日。海洋実習4日。(限定水域2回を含む、合計8回の潜水)
参加資格:PADIアドバンスドオープンウォーターダイバー同等資格。ナイトロックス資格。
潜水経験30回。18歳以上。」

とりあえず、参加資格は完璧に満たしている。

40本以上のダイビングログも書いてもらったし、カードはレスキューダイバーも、ナイトロックスもある。

年齢は3倍以上だ!!!。

心置きなく参加できる。

しかし、いかにディスカバリーが全自動で、何かあったらベイルアウトすればいいとはいえ、たった5日間8ダイブで、40mまで潜らせていいのかあ?。

かねてからの疑問である。

その答えを知るためにも、PADIのマニュアルと格闘し、秘密を探り出さなければならない。

少なくとも、3か月100ダイブくらいは必要じゃないかと、浮沈子などは思うんだが・・・。

まあいい。

浮沈子は、5日間8ダイブでちょうどいいクロスオーバーになると思う。

これより短ければ、逆に不安だし、長いのは御免だ。

費用が、半分くらいだと嬉しいんだがな。

今回は、器材(マーク6またはセブン:アップグレード品)はレンタルだ。

1日17000円と、超高い!。

しかし、浮沈子は、セブンをいきなりテック仕様で手に入れたいし、早いとこディスカバリーの講習を始めたいので、仕方がない。

そういえば、インストラクター講習について、スキューバプロ店でも、開催しているらしい。

一応、考慮してみようとは思うが、バリ島のブルーシーズンにほぼ決めている。

CCRが一段落したら、また問い合わせてみよう。

明日はPADIジャパンで、安全セミナーである。

CCRの常識2014年06月28日 06:45

CCRの常識


CCR(クローズド・サーキット・リブリーザー)の特徴、性能については、ネットなどの情報で、広く知れ渡ってきた。

(リブリーザーで広がる新しい世界:1.概要:リブリーザーとオープンサーキットスクーバ)
http://www.padi.co.jp/visitors/CCR/con1.asp

「有利な点と不利な点:
・排気音
・浮力のコントロール
・呼気の湿度と温度
・持続時間
・無減圧時間(ノーストップタイム)
・ダイビング前の準備とその後のケア 
・構造とモデルの違い
・呼吸のしやすさ
・信頼性」

排気音が比較的小さいという点は、疑う余地はないが、呼吸回路内のガスを入れ替えるフラッシングの際には、ものすごく盛大に排気するので、オープンサーキットよりも泡が出る。

これは、CCRのマニュアル操作なので、レクリエーショナルレベルではやらないのかもしれない。

しかし、ある程度はやって出来ない話ではない。

その意味では、あくまでも、通常での呼吸の際に排気が殆どないために、音が小さいというのが正確なところだ。

当然、マスククリアや、呼吸回路内のガスの体積を調整する時(浮上時含む)に排気するのは当たり前の話である。

排気音に敏感な水中生物の写真撮影など、実用的(?)なメリットのほかに、静かなダイビングは、ダイビングという行為そのものの質を変える。

浮沈子は、CCRで潜ることの方が多かったので、オープンサーキットの排気音は、爆音に聞こえる。

道路工事のドリルの音のようだ。

CCRで練習する時に、ベイルアウト用のマウスピースに切り替えると、その音の大きさと、排気の泡の鬱陶しさに嫌気が差す。

まあ、慣れるとどーってことなくなるんですが。

逆に、オープンサーキットからCCRに切り替えると、ホッとするのだ。

まあ、こっちも慣れると当たり前になって、浮沈子の場合は、あんまり有難みを感じなくなっているというのも事実なんですが・・・。

音に関しては、実際、異次元の世界である。

浮力のコントロールについては、ここに書かれているように、概ね一度決まれば呼吸によって変化することはないと、一般には理解されているようだが、もちろんそんなことはない。

消費された酸素は、断続的に補給されるし、深度の変化で呼吸回路全体の体積が変わることは当然だ。

CCRの浮力調整が簡単だというダイバーがいたら、お目にかかりたいものである。

最低でも、5年くらいは修行しないと、3mでのホバリングは困難だと断言する(これは、まあ、人によるでしょうな)。

「ダイビング前の準備とその後のケア:
リブリーザーの不利な点は、オープンサーキットに比べ準備などに時間や手間がかかる点ですが、経験を積んだダイバーは、その時間が短くなっていきます。」

この点については、浮沈子の場合、経験とは無関係だと断言できる。

記憶が振り出しに戻ってしまい、準備や片づけの時間は、殆ど変わらない。

そもそも、そんなことが問題になるほど、準備や片付けに手間がかかるということだ。

インスピの場合は、準備に1本分、ダイビングに1本分(まあ、当然ですが)、片付けに1本分のエネルギー配分でちょうどいい。

セブのコンチキで潜っていた時は、暑い器材室の中での作業だったので、なおさらである。

水に入ると、ホッとしたものだ。

まあ、水の中もあったかいんですが。

信頼性についての記述は、妥当なものだろうが、現段階では「壊れることを前提に使う器材だ」と、ハッキリ書いておくべきだろう。

「器材の不調はリブリーザーには稀にあることですが、それは悲劇的なことではありません。」とあるが、ダイビング前に不調になった場合は、十分「悲劇的」である(ダイビングできません!)。

ダイビング中に不調になった場合は、本当の悲劇(死亡や重大な障害)になることのないように、その対応に十分なトレーニングを積む必要がある。

特に、大深度潜水を行う場合は、ベイルアウトタンクに頼るだけでなく、CCRの優れた特性を生かして、より安全に、浮上する方法をしっかりと学ぶべきだ(レクリエーショナルでも、行うべきだと浮沈子は考えている)。

もちろん、器材の方も、しっかりとした設計、製造、メンテナンスを行い、改良していってもらいたい。

ダイバーとしては、メンテナンスと消耗品の管理(酸素センサー、ソフノライム、バッテリー、オーリングなど)の管理をしっかり行い、運用上の責任をしっかりと果たすことが重要だ。

この器材は、軍用にも使われ、求められる製品の品質はクリティカルな医療機器と同レベルである。

本来、遊びに使うような器材ではない。

それを、なんとか商売にして儲けようというメーカーが存在すること自体が奇跡のようなものだと浮沈子は感じる。

枯れた技術となった減圧バルブだけで潜るオープンサーキットの器材と異なり、未だに発展途上なのである(未完成といってもいい?)。

・呼気の湿度と温度
・持続時間
・無減圧時間(ノーストップタイム)
・構造とモデルの違い
・呼吸のしやすさ
については、こんなもんかな、と感じているが、人によっては呼吸抵抗のことを気にするかもしれない。

また、呼気の(吸気ではないか?)の湿度と温度が保たれるというのは、暖かい海だけで潜っている浮沈子は、温度に関しては特に感じたことはないが、喉の渇き方が違うと思ったことはある。

耳抜きの苦手な浮沈子は、唾を飲み込む時の顎の動きでエウスタキオ管(耳管)の狭窄部を広げるのだが、オープンサーキットでは、唾が乾いて出てこないときがあることは経験上言える。

しかし、これが、乾燥したタンク内の空気(またはナイトロックス)のせいかどうかは断言できない。

耳抜きを簡単にしようとして、CCRの導入を考えている方は少ないと思うが、耳抜きに苦労している浮沈子にも、その効果は微妙なところである(もちろん、CCRで耳抜きが出来なかった経験もある:この時は、体調不良で、陸上でも抜けなかった)。

水中での持続時間がアットーテキ(特に大深度)であることは当然として、CCR使用時に、浅い深度における酸素リッチなガスを吸えるメリットは、もっと強調されていい。

経験上、インスピの場合、水深20m位までは、無限圧限界時間が999分状態(つまり、ずーっと潜っていられる!)である。

もちろん、この間も、高圧で吸い込んだ窒素は組織に吸収され続けているので、実際のダイビングでソフノライムの限界(インスピの場合で最大3時間:酸素の消費よりも、こっちの方が早い)まで潜り続けることがいいとは浮沈子には思えない。

控えめなダイビングがいいことは、オープンサーキットであろうが、CCRであろうが同じである。

むろん、高圧の酸素に晒されている弊害だってある。

肺にとって良くないことは元より、連続して2週間とか潜ると、一時的に視力に影響が出た例があると報告されているようだ(インスピのマニュアルから)。

NOAAの酸素暴露限界を守る必要もある(例えば、酸素分圧1.3なら、1日6時間まで:レジャーダイビングで、そんなに潜るかあ?)。

CCRのCカードを機種毎に取得しなければならないというのは、浮沈子のように複数の器材を使いたいという道楽ダイバーにとっては、時間・手間・費用的に辛いところではある。

ベンツとポルシェとBMWで、それぞれ免許が異なるようなものだ。

まあ、クルマでも、最近はオートマ限定免許とかあるので、やむをえないかも。

せめて、指導団体を超えてクロスオーバーできるようにしてもらいたいものである。

認定制度はどうあれ、機種毎に異なる使用方法をしっかりと学んで、実践できるようにしなければならないことには変わりはない。

CCRの場合、その突出した性能を得るために複雑化した機能を使いこなすスキルと、故障した場合の適切なリカバリーの方法を身に着けるというのは、器材を運用する上での大前提である。

オープンサーキットだって、コンフギュレーションの違い(バックマウントか、サイドマウントかなど)によって、新たに認定を受けるくらいだ(残念ながら、CCRのサイドマウントは、製品としてはない:浮沈子、改造中!)。

そもそも、オープンサーキットを含め、潜水器は、どんなものであれ、命に係る器材である。

正しい使用方法を学ぶという観点からは、異なるところはないのである。

さて、PADIのページをベースに、CCRの(浮沈子的)常識を書いてきたのだが、世間に定着している常識(?)として、CCRは危険な潜水器であるから止めた方がいいというのがある。

わが国に於いて、浮沈子が知る限り4件の死亡事故(行方不明含む)を出し、導入された台数(その時点では、せいぜい100台くらい?)に比べて事故率の高さが指摘されていることは事実である。

ハッキリとした原因が特定されたかどうか、浮沈子は知らないが、CCRの性能を過信して、運用を誤った例があるかもしれないし、身体的な原因で事故に至った例もあるかもしれない(4件のうち、行方不明2件)。

また、死亡に至らなくても、インシデント、アクシデントは無数にあるだろう。

CCRは、器材としての特殊性、その性能を発揮する大深度あるいは長時間潜水の特殊性の両面から、基本的にハイリスクで運用されることが想定されている器材である。

十分なトレーニングを行わずに、器材任せにリスクの高いダイビングを行えば、今後も事故は間違いなく起こる。

だからこそ、正しい運用(メンテナンス等を含めて)こそが、CCRの安全性を担保すると浮沈子は考えている。

CCRが危険な器材であるかどうかは、今後のCCRダイビングに係る全ての人々(メーカー、ダイブサイト、ダイバー、インストラクター、メンテナンスメカニックなど)の努力に掛かっている。

この素晴らしい器材を、生かすも殺すも、人間次第である。

神ならぬ人が作りしものに、完全なものなどない。

CCRという器材が安全かどうかを論じてみても、実りある結論は出ないだろう。

CCRを使用したダイビングの安全こそ、追求されるべきである。

それが、CCRダイバーである浮沈子の願いであり、真のCCRの常識であると考えている。

MK6取説2014年06月28日 12:17

MK6取説
MK6取説


柏崎さんから極秘に(だって、不許複製って書いてあるし)頂いた、MK6(マーク6)の日本語マニュアルを読んでいる。

たぶん、初版なのだろうが、若干の突っ込みどころや誤植はあるにしても、よく出来ていると感心する。

こなれた日本語訳で、翻訳者の力量が分かる。

内容的にも、決定的な破綻はなく、むしろ、CCRをよく理解している翻訳だ。

英語版が原典である以上、補助教材であるが、立派なものである(ベタボメ)。

英語版は、公開されていて、PDFでダウンロード出来る。

(POSEIDON MKVI USER MANUAL)
http://www.poseidon.com/sites/all/files/user_manual_mkvi_ver_26_0.pdf

浮沈子の環境では、アドビの純正ビュワーでは、コピペできないので、ブラバというフリーのビュワーでコピペして自動翻訳に放り込んでは、爆笑している!。

(Free Brava Reader)
http://www.bravaviewer.com/free-software-view-and-print-pdf-tiff-and-csf

ご利用は、自己責任で!。

日本語のマニュアル(参考書?)は、ベースとしているのがバージョン2.0なので、内容は少し異なるようだが、詳細な比較は行っていない。

英語版が正本なので、苦労して読むより他に手がない。

ディスカバリーというCCRが、どういう発想で作られたものかが良く分かる。

レクリエーショナルダイビング(オープンウォーター、最大深度40m、無限圧)で、如何に安全に、しかもシンプルに運用できるかを追及したモデルである。

設計の随所に、それは現れていて、マニュアルを読むと、その設計思想を伺い知ることが出来る。

特に、プレパッキングされたソフノライム(モレキュラー797)は、吸い込むと有害な顆粒を均一にパッキングしないと重大な事故に繋がりかねない状況を、高い次元で解決した。

マーク6に装填する際に、ごちゃごちゃ気をつけなければならないことが書いてあるが、もちっと、簡単に装填できなかったものかとは思う。

しかし、あのパッキングの作業を簡単にしたというのは快挙だ。

キッスGEMも、同じような発想で作られている(画像参照)。

(KISS GEM SCR)
http://www.kissrebreathers.com/gem-scr.html

インスピシリーズは、サービス店が行うという裏技を駆使したようだが、抜け道のようでズルイな。

まあいい。

他に感心したのは、スマートバッテリーにデータを保存して、連続ダイビングのリスク管理が行えるようになっている点である。

これは、器材を交換しても有効だが、一方で致命的なリスクを抱えることにもなってしまった。

詳細は、マニュアルに譲る。

「DANGER:
If a user swaps batteries with another Poseidon MKVI unit than the one they were diving, and if they incurred a decompression debt,and if the battery computer memory storing the decompression information is corrupted (e.g. from inadvertant electrostatic discharge) there is a possibility that the computer system may only recognize the rebreather systemチs stored decompression data. In that event, and if the previous diver of that rebreather did not incur as serious a decompression debt, then swapping batteries could lead to serious injury or death from incorrect decompression on subsequent dives.」
(危険:
ユーザーは、より他のポセイドンMKVIユニットと電池を交換した場合1彼らはダイビングだったし、彼らは解凍債務を負担した場合、とIF解凍を格納し、電池のコンピュータメモリ情報は、例えば不注意静電気から(破損しています)は、放電する可能性があるコンピュータシステムができることをのみ保存され解凍sのチリブリーザーシステムを認識データ。その場合、もしそのリブリーザーの前のダイバースワップして、などの深刻な解凍債務を負担しませんでした電池は正しくないから、重大なけがや死亡につながる可能性その後のダイブに解凍。:自動翻訳のまま)

要するに、本体側にもダイビングデータを持っているので、きついダイビングをしたダイバーのスマートバッテリーを緩いダイビングをした本体に付けて、なおかつスマートバッテリーの中のダイビングデータが破損していた場合、適切な減圧を行うことが出来なくなってしまうというものである。

まあ、人様のCCRに、ちゃっかり、てめえのスマートバッテリー付けて潜ろうというのが、心得違いというものである。

しかし、このバグを何とかできれば、レンタルリブリーザーとしての使用が見えてくるわけで、是非とも何とかして欲しいものだ。

もちろん、連続ダイビングでなければ問題はないが、それではシステムとしてはお粗末である。

さて、そろそろ、PADIの安全講習会に出かけることにしよう。

マニュアルを、読了したら、また書く。

セミナー受講2014年06月28日 20:41

セミナー受講


「2014年上半期 ダイバー向け安全セミナー 良い習慣が安全性を上げる」というのを受講した。

PADIが、半期に一度行っている、ダイバー向け安全セミナーである。

著作権の問題はあるが、講師の村上さんが是非広めてくださいと言うので、お言葉に甘えて、内容の一部を紹介する。

教室は、机が4つの島に集められていて、浮沈子は講師の方の唾が飛ぶ範囲に案内された(別に、村上さんが唾飛ばしていたわけではない)。

実は、ちょっと遅れてしまったのだ。

「今日話し合うこと
・2013年事故データ(海上保安庁発表)
・良い習慣とは何か
・新OWダイバーコースで得られるもの
・今後のお願い」

(浮沈子メモ:
・ダイビングをする(意味不明・・・)
・トラブルを起こさないようにする
・そのための習慣化されたもの
・7月1日から発売のOWマニュアル)

以下は、保安庁のデータの紹介が続く。

(平成25年 レジャーダイビング事故発生状況)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/marine/figure/2013diving.pdf

(浮沈子メモ:
・保安庁のみ→警察とは、ずれがある
※受講者質問:なぜ、ずれがあるのか
講師回答:大きくは違わない、上半身が陸上にあると警察マターになると聞いたことがある。
・H24年7月に保安庁がPADIに来た(夏前から事故が多発)。
・Cカード教育会で対応(セミナー)
・H25年は減った(気をつけるようになった。)
・高齢化→意識するようになった。
・講習中の事故→PADIでミーティングを行う(当事者:インストラクター等、顧問弁護士、保険会社、PADI本部)刑事訴訟になるかどうかの見極めのため
・インストラクションには当たり外れがある→調査して資格停止→取消もあった(ここ数年)。
・今年の事故は6月まではまだ多くない。
・身体への負担が少ないダイビングを心がける。
・溺水は結果で、疾病による溺水を含む可能性がある(病気が原因のこともある)
・本日の受講者の大半が40歳以降(最年少は30歳男性)
・若い人がダイバーとして新たに参入してこない。
・スキンダイビングしてから潜ると負担が少ない。
・エントリー時のトラブルが多い。
・ちょっとした負荷が大きな負担になることがある(呼吸が乱れる)。
・村上講師は2010年8月に、ダイビング講習中に水中でくも膜下出血になった!。
IDCの最中、レスキューの課題中
せっかくドクターヘリで運ばれたのに、記憶がない。
引き金は、寝不足と過労か
溺水せずに済んだ。
・保安庁や警察は、ダイバーマニュアル、インストラクターマニュアルに何が書かれているかに関心がある。
PADIでも貸し出している。
・受講者から、疾病を指摘されてダイビングを中断しているという話あり。
・心房細動の発症は、40歳では5パーセントだが、補足されている患者はその一部に過ぎない。同様の疾病を抱えたまま、ダイビングしている人が大勢いる。
・受講者から、目の手術をしたが、復帰のタイミングが問題との報告があった。
・中断してからの復帰に関する医療的な情報が少ない→DANジャパンで取り組み中:小島医師
・保安庁は、事故例の分析を詳細に行う方針のようだ。統計の取り方も変わる可能性がある。
・10年以上のキャリアでの事故者については、慣れの問題と高齢化の問題が重なる。
※受講者の質問:他人の過失とは何か。
講師回答:船舶の操船ミス等ではないか。
・死亡者の男女差が大きいのは、男性の方が突進しやすい(後戻りが利かない)からではないかという、受講者の意見
・地域別では、和歌山が(ダイバーが多い割に、事故者が)少ない。
・沖縄、静岡が多いのは当然。
・東京都は伊豆諸島がある。
・受講者から、高齢になり、自主的に通常の人間ドックのほかに、頭部のMRIなどの検査を定期的(5年毎)に受けるようになったとの報告あり。)

「良い習慣とは何か
・日常生活におけるあなたの考える良い習慣とは何か
・習慣化されたことによる恩恵は?
・ダイビングにおける良い習慣にはどんなものがあるか?
・どうすれば身につくか?
みんなで話し合ってみましょう」

(浮沈子メモ:
・悪い癖←→良い習慣
・早寝、早起き、腹八分
・生活の規則正しいリズムを作る
・食事のバランス
・運動
・5分前行動(心理的余裕)
・挨拶を行う(コミュニケーション)
・ストレスを溜めない
・嫌なことは直ぐに忘れる(心の健康)。
・基本に忠実(ダイビングの場合)
・ペットの餌やり(良い習慣?)
・食後の歯磨き
以下、ダイビングの場合
・水分補給
・Oリングのチェック
・バディチェック
・ガスの臭いを嗅ぐ
・器材のメンテ
・マウスピースが外れた時は、息を吐き続ける。
・他人のアドバイスに耳を傾ける
・イメージトレーニング
・他のダイバーに声掛けする
・ダイビングを止める勇気
・繊維質を取過ぎない(ダイビング中の腹痛予防?)
・ナイフ(カッター)の携行
・講師から、多くの事故者は「水面で」トラぶって、「水底で」見つかる。水面での浮力の確保が大切。
・講師から、ウエイトベルトは、外したらバックルを閉めてわっかにする。
・リペアパーツの携行
・講師から、日本のダイビングでは、ガイドが残圧管理を行うため、エア切れは少ない。
・良い習慣を(他人から)教わる(という、良い習慣!)
・ブリーフィング(段取り)をする)

「人間の行動パターン
人はストレスを受けた時
日頃行っている
習慣に基づいて
行動する」

「Evolution
VS
Revolution」

(浮沈子メモ:
主に、新しく追加された項目の紹介
・バックアップの空気源、咥えているレギを奪い取る(オクトパス差し出しているのに、払いのけて奪う)
・エマージェンシー・ウエイト・ドロップを講習の中で体験する
・水平トリムの調整:ウエイトの位置とタンクバルブの位置で行う。
・メタリコンタンクでの左右バランスの維持は困難
・講師から、ビギナーに、初めの頃、徹底的にバランスを崩す→自分でバランスを取り戻せるようになる。
・ミニダイブは、プールで行うシミュレーション(海洋でも行う)。セルフダイビングの練習、サプライズドリル(実戦応用ダイブ)を織り交ぜる。)

「何が進化したのか
・現実的なスキル向上
 ・トリムを調整、中性浮力の維持、ミニダイブ
 ・パワーインフレーターから中圧ホースを外す
 ・緩んだシリンダーバンド etc・・・。
・安全性向上
 ・エマージェンシー・ウエイト・ドロップ
  正しい水面習慣
 ・エア・マネージメント、シグナルチューブの使い方 etc
・完成度向上
 ・潜行、浮上、環境意識
 ・ダイブ4で、バディチームでプランを立て、ダイブを実施する etc」

(浮沈子メモ:
・自立したダイバーのチームが理想
・インフレーターを持って(上に上げなくてもいい)浮上
・浮上したら、マスクを額に上げない
・レギは咥えたまま
・パワー・インフレーターからの中圧ホースの外しの練習は、深いところではやらない。
・器材の特徴は様々。
・オーラルで中性浮力を確保し、1分間維持
・ホバリングしながら、器材の脱着をデモンストレーション
・器材の中性浮力下での脱着は、タンクベルトの緩みの対応を理由として実施
・ホイッスルは、ISOでBCへの装着が義務付け?
・講師から、ミラーは航空機から見つけやすい(保安庁の話)
・電波式の救難信号装置(サイパンで300ドル)は、電波法で我が国では無理
・赤色発煙筒、水面着色剤もある
・ターンプレッシャーの管理
・受講者から質問:オープン・ウォーター・ダイバー・コースは、村上講師なら何日くらいで教えられるか
講師回答:実習でも最低3日はかかる(知識開発は別途)。
プール講習:1.5日(8時間)、海洋:0.5日プラス1日(4ダイブ)
・マスタリーとは、身体で覚えること(村上説)、2日では、絶対無理
・浮沈子質問!:あのー、今回の改訂で、やらなくてよくなった(減った)項目って、ないんでしょうか?。
・講師回答:減った項目はない!(ビシッ!)。
・受講者から質問:既にCカード持ってるダイバーへの、今回改定部分のフォローはどのように行うのか。
・講師回答:自助努力(ビシッ!)。)

「ダイビングの大原則確認
自分の命は自分で守る」

「いつから実施するか
・2014年は移行期間
・インストラクター用教材が揃う2月から「進化したオープン・ウォーター・ダイバーコースの実施が可能
・ダイバー用教材が揃うのは今年7月を予定」

「負の連鎖を
  無くしていく
   取り組みが必要」

(浮沈子メモ:
・セルフダイビングができるゲレンデがない→西伊豆の現地サービスで、ミーティングを行い、管理体制などを議論している(山中さん)。
・ダイバーに、セルフダイビング(ガイド&セルフを含む)の選択肢を与えることが大切
・今まで30年かかって、現在の体制が出来てしまった。これを改定するには30年かけて行う覚悟が必要。)

「詳しくは・・・
全国のPADIダイブセンターで!
10月4日ダイバー向け安全セミナーで!
10月5日ワークショップ・ウォーターセッションで!」
(ワークショップは、三戸浜のビーチバムを予定、去年は実費3000円)

(Miura Peninsula "MITOHAMA")
http://www.beach-bum.jp/

「進化した
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースで
新な安全ダイビングライフを!」

「今後のお願い
知識面・・・知っておくべきこと
(コンディションの判断を含めた安全対策の知識開発必要)
スキル面・・・身につけておくべきこと
(基本的な安全対策スキル・サバイバルスキルのほとんどはエントリーレベルコースで習得)
新しくダイバーになる知人へのアドバイス
皆さんの役割は重要」

「今日話し合ったこと
・2013年事故データ(海上保安庁発表)
・良い習慣とは何か
・新OWダイバーコースで得られるもの
・今後のお願い
今後のセミナーで話し合いたいことは?」

「2014年上半期 ダイバー向け安全セミナー
ありがとうございました」

熱心な討議が続いて、受講者と講師との真剣なやり取りが浮沈子を虜にしていた。

セミナーの後、人影がまばらになったころを見計らって、禁断の質問を2つだけさせていただいた。

・今回の改訂のワールドワイドの意義は?→諸外国(主に欧米)で多いエア切れの防止と、浮力確保を徹底し、安全を向上させることが目的

・(今度こそ)自立したダイバーが数多く輩出されることになれば、都市型ショップの半分は潰れるのではないか(自分でも、よく聞けたと思います)→PADIのワールドワイドの方針を受け、各ファシリティがビジネスモデルを再構築すべき。

村上さんの話では、反発しているショップがないわけではないが、全体としてみればごく一部であるとのこと。

村上氏がショップをやっていた頃にも、メンバーなどを見た上で、セルフダイビングは実施していたとのこと。

実際やってみると、自立ダイビングの達成感を味わったり、うまく行かなくてスキルの獲得に意欲が湧いたりとポジティブな受け止めであり、ビジネスモデルとして十分やっていけるはずという。

ボリュームの問題もあるが、しきりに言っていた「この胡散臭い業界」という言葉が、今のダイビング業界に対する彼の偽らざる思いであり、今回のPADIの改訂を通して、30年の計を図らんとする意気込みを感じた。

改定内容については、英語版テキストか、3日後に発売となる日本語版テキストを参照されたい。

今日の講習会では、日本語版の発売前のテキストを、講習会場内で閲覧できた。

カラー印刷の、写真や図版が豊富な、しかし、もちろん文字もいっぱいある分厚いテキストである。

どうか、浮沈子が海外の某ファシリティで目撃したような、テキストを放り投げて、何の解説もせず、いきなり海洋実習にいってしまうようなマネはしないでもらいたいものだ。

文武両道が、武士の本懐である。

今日行われた、20名以上の受講者と村上講師との熱い議論は、インターネットでの配信により、全世界で聴講できたはずである。

公式の報告は、近日、PADIのホームページに記載されるはずだ。