🐱ウクライナ降伏不可避:不屈の民2022年11月24日 19:42

ウクライナ降伏不可避:不屈の民


(ウクライナ全土に70発の巡航ミサイル キーウ州で住民4人死亡)
https://www.asahi.com/articles/ASQCS2CL9QCSUHBI007.html

「ロシア南部ロストフ州やカスピ海上空の10機の戦略爆撃機Tu95や、黒海の艦船から発射」

「住宅や火力発電所、送電施設、都市暖房施設などが被害」

(ゼレンスキー大統領「ロシアは冬の寒さを大量破壊兵器に」)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221123/k10013901151000.html

「少なくとも来年3月末まで計画停電が続く可能性が高い」

「攻撃で電力網に大きな損傷があった場合は、計画停電だけでなく緊急停電が発生するおそれがある」

(【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(24日の動き))
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221124/k10013881291000.html

「私たちはすべてを再建し、すべてを乗り越える。私たちは不屈の民だからだ」(ゼレンスキー)

ウクライナの冬がどれ程厳しいかは知らないが、大地が凍結して戦車の重量を支えることが出来る程なことは、今年春先の侵攻の際に確認している。

べらぼーめ・・・。

ウクライナの武器が撃破できるのは、せいぜい数十km程度(もうちょっと届くかも)の範囲で、カスピ海や黒海の爆撃機や艦船を破壊するわけにはいかない(黒海の軍艦は、ミサイルとかドローン船でやられちゃいましたけど)。

米国は、欧州大戦争を恐れてウクライナに供与する武器を選んでいるからな。

その使用方法についても注文を付けている。

冬将軍の恐ろしさは、ロシアが知るところでもある。

ナポレオンも、ヒトラーも、冬将軍には勝てなかった。

遠隔からの電力インフラを狙ったロシアの攻撃は、有効に機能するだろう。

やれやれ・・・。

今年の冬だけではない。

来年の冬も、再来年の冬も、その先何年も、ロシアの攻撃が続くかもしれない。

「このインタビューの直前にもロシアはおよそ70発のミサイルを撃ち、ウクライナ全土で停電と断水が起きている状況だ。ロシアに交渉の用意がないことは明らかだ。ウクライナは国土と国民の防衛を続けていく」(ウクライナのクレバ外相)

ウクライナにも、交渉の用意はないんじゃないのかあ?。

このまま戦闘が長期化すれば、ウクライナの被害が甚大なものになることは間違いない。

現代の戦争は総力戦だが、非戦闘地域が広範囲に巻き込まれることに対しては、避けようがない。

双方とも、民間施設を盾に使っていることは報道済みだ。

一方で派手にドンパチやりながら、人道的な要求をするという、浮沈子には理解し難い話が多過ぎる。

ゼレンスキーが使った「不屈の民」というのは、背景がある話のようだ。

(不屈の民)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%B1%88%E3%81%AE%E6%B0%91

「不屈の民(¡El pueblo unido, jamás será vencido!、団結した人民は決して敗れない!)」

抵抗歌(プロテストソング)として歌われることが多いようだが、今のウクライナにも当てはまるかも知れない。

まあいい。

浮沈子は、別のことを考えていた。

このままロシアの攻撃が続けば、ウクライナの生活は困難になる一方だ。

数千万人が居住する地域が、戦争はおろか、生活することが出来ない事態になれば、多くが難民となって国外に出るしかなくなるかも知れない(そうなのかあ?)。

出エジプトだな(古っ!)。

ウクライナの民は、世界中に散らばり、捲土重来を期すことになる(そういうことかあ?)。

2000年くらい経って、紆余曲折を経てウクライナの地に戻ってくると、そこには先住民のロシア人が居座っているわけだな(どっかで聞いたような・・・)。

地中海沿岸でも、似たような話はある。

我が国だって、小松左京の妄想の中では、沈没によって国土を失った民族が世界に散らばる話になっているそうだ。

歴史は繰り返す。

武力侵攻と難民。

その繰り返しがまた起こるのかも知れない・・・。

が、まあ、そうはならないだろう。

ウクライナ降伏不可避。

浮沈子の見立ては変わらない。

米国が、支援のバルブを閉めれば戦闘は終結する。

「2月にロシアによる軍事侵攻が始まって以降、総額で190億ドル余り、日本円にしておよそ2兆6000億円の軍事支援を行った」(NHKの記事より)

べらぼーめ・・・。

ちなみに、我が国の防衛予算はざっと6兆円だからな。

事実上、米国が支えていると言ってもいい。

もっといえば、ウクライナは自国民を使って、米国の代理戦争をさせられているようなもんだ(そうなのかあ?)。

もちろん、祖国防衛のために決まっている。

自らの血で贖う価値がある土地を守るために戦う。

しかし、そこに住むことが出来なくなれば、立ち去るしかないのだ。

ロシアのインフラ攻撃は、その意味でも残酷な仕打ちだ。

米国や欧州は、黙って見ているしかない。

兵器や銃弾を送ることはできても、自分とこでさえ不足しがちなエネルギーをウクライナに送ることはできない。

対称的に、ロシア支配地域となった東部や南部では、ロシアからの有り余るエネルギー(輸出規制されてるからな)を受け取ることが可能だ(そうなるかどうかは未確認)。

ウクライナ(米国?)は、その地域のエネルギーインフラを攻撃するんだろうか?。

ウクライナにとっては、そこは奪還すべき自国の領土ということになっているはずだ(たぶん)。

そこの発電所や変電所、エネルギー貯蔵施設を爆破するのかあ?。

米国が仕切っている非対称性の茶番が変わらない限り、ウクライナには勝ち目などないのだ。

ロシアの侵攻から9か月が経った。

西側の支援が続いているとはいえ、ウクライナは良く持ち堪えている。

不屈の民と豪語するだけのことはある。

遠隔地から長距離で攻撃してくるロシアはずるい!。

ずるいが、そういう仕切りだから仕方ない。

ヘルソンを核汚染して、焦土作戦を実行することはなかった。

しかし、今行っているインフラへの攻撃は、ヘルソンどころかウクライナ全域を焦土作戦の対象としている。

西側は、手も足も出せない。

どこかでルールを変えるか、嫌がるウクライナを脅してでも、和平交渉を始めるかだな。

ロシアは、水面下でそのタイミングを探っているに違いない。

不屈の民には、2つの選択肢しかない。

今の土地に留まり降伏するか、2000年後の捲土重来を期して立ち去るかだ(そうなのかあ?)。

ああ、不屈の民は降伏はしないだろうからな。

難民となって世界を放浪する。

現在のウクライナ支配地域の人口がどの程度かは知らないが、2千万人程度が残っているに違いない(未確認:ちなみにウクライナの人口は4000万人余り:クリミア除く)。

既に、国土の20パーセントがロシアに押さえられ、国境を越えた難民の数は1500万人に達していると言われている。

(ウクライナ緊急事態:国境を越えた人は1500万人を突破)
https://www.japanforunhcr.org/campaign/ukraine

「安全を求めてウクライナ国外へ避難するため国境を越えた人は1500万人を突破」(11月現在)

更にエクソダスする人口がどれくらいに及ぶかは分からない。

今後、ますます増えていくことは間違いないだろう。

現政権は強気の発言を繰り返しているが、ロシアは長期的戦略に出ている。

このまま人口が減り続ければ、やがては戦闘の継続も危うくなるに違いない。

この冬は正念場だな。

春になって地面が緩くなれば、再び戦線は膠着する。

夏には再開。

秋にぬかるんで膠着。

そして、再び来年の冬が来る。

それまで持つかどうか。

ロシアは結果を急がないという。

西側から総スカンを食らい、身内からも苦言を奉られつつ、ウクライナ侵攻を続けている。

プーチンは、自らをナポレオン(ピョートル大帝じゃなかったっけえ?)だと妄想しているからな。

大北方戦争の故事に従えば、向こう20年くらいはドンパチ続けるつもりだろう(ロシア軍が持たない?)。

不屈の民と冬将軍との戦いが始まろうとしている。

浮沈子は、正義派じゃない。

ウクライナの地域に住む人々が、どんな勢力に支配されたとしても知ったことではない(そんなあ!)。

一刻でも早い停戦と、一刻でも長い休戦を!。

人間同士がドンパチやって殺し合うより、100倍マシだ。

2000万人の流浪の民が遠い未来に故郷に戻った時、一体そこはどうなっているんだろうな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ政府、市民の苦痛終わらせること可能=ロシア大統領府)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-kremlin-ukraine-idJPKBN2SE1AD

「ウクライナ政府が紛争終結に向けロシアの要求に応じれば、市民の「苦痛を終わらせる」ことができる」

「ウクライナ指導部には、ロシア側の要求を満たす形で状況を解決し、ウクライナ市民の苦しみを終わらせるあらゆる機会がある」

ウクライナ政府が対抗するのは簡単だ。

ロシアのインフラを片っ端から攻撃し、ロシア市民に同じ苦痛を味合わせればいい。

が、ウクライナのロシア占領地域を含め、ロシア本土にミサイルを撃ち込むことはできない。

米国が禁じているからな。

なんてこった・・・。

(「エネルギーテロ」と非難 氷点下の中…ロ軍攻撃でウクライナ緊急停電「凍らせ服従させようとしている」)
https://www.youtube.com/watch?v=Qd_-I-qnYYw

「氷点下の寒さの中、ロシアによるエネルギー施設へのミサイル攻撃で何千万人もの人々が電気、熱、水を失った。これは明らかに人道に対する犯罪である」

「ウクライナを凍らせて服従させようとしている」(米国国連大使)

「西側諸国による武器供与に対抗して行っている」(ロシア国連大使)

なんか、モルドバもトバッチリで停電した様だ(既に復旧したようですが)。

まあ、どうでもいいんですが。

暖房の効いた暖かい部屋の中で与太ブログを綴っている浮沈子には、何を言う資格もない。

ぺスコフの主張はめちゃくちゃだが、大国の論理とはそういうものだ。

国民の半数近くが流浪の民(国内難民600万人を加えると、過半数だからな)となっているウクライナは、最早、国家として存亡の危機にある(テキトーです)。

ドイツの現在の首都ベルリンは、冷戦のさ中、西側の徹底した支援を受けて、存立を続けた都市だ。

西側諸国は、その覚悟はあるんだろうか?。

養うべき人口、供給すべきエネルギーや物資は比較にならないほど大きい。

ウクライナの支配地域が、そういう形で存続することになるかどうかは分からない。

ロシアは、停戦後を見越して手加減しているようだ。

「『社会的』な標的に対する攻撃は行われておらず、細心の注意が払われている」(ロイター)

「直接もしくは間接的な軍事的潜在力については状況に応じ、攻撃の対象となる」(同上)

まあ、一応、そう言うだろうな。

国連大使の主張(武器供与に対抗:たぶん、こっちが本音)とは、必ずしも相入れないけど。

まあいい。

外交なんてそんなもんだ・・・。

米国を中心とした西側の軍事支援は、確実にロシアを苦しめている。

が、ウクライナ市民の苦しみは比較にはならない。

ロシアとドンパチするというのは、自分たちが選んだ道だから仕方ないと言えば仕方ないが、その犠牲は小さくはない。

国内・国外に難を逃れた人々もまた、苦しいのだ。

浮沈子には見るに堪えない。

ロシアは、西側が自国を非難するために、ウクライナの市民の惨状を報道しまくるのを知っている。

これもまた、情報戦なのだ。

米国が軍事支援をやめ(民生支援は続けるかも)、ウクライナが和平交渉に応じれば、インフラへの攻撃は止むかもしれない(一時的だとしても)。

そう米国民に思わせるために、メディアにガンガン報じさせる。

ウクライナ当局は、難しい立場に立たされている。

苦しい状況を訴えて、市民生活を支える民生支援を求める一方、それを見た西側各国が、軍事支援を打ち切らないようにしていかなければならないからな。

(ウクライナ、電力完全復旧のめど立たず 衛星画像で「暗い斑点」)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2SE1MS

「ロシア軍に占領された全ての領土を取り戻すというウクライナの決意は、エネルギーインフラを破壊するロシアの戦略で揺らぐことはない」(ゼレンスキー)

「民間インフラを標的に攻撃していることは、ロシアに戦争終結を交渉する意思がないことを示している」(同上)

交渉は、お互いにその意思がなければ始まらない。

ロシアに、最終的な停戦を意味する戦争終結の意思がないことは事実だろう。

条件次第では、一時的な停戦には応じるかもな。

どっかが仲介して、冬の間だけでも停戦に持ち込まなければ悲劇が拡大することになりかねない。

ロシアの冬も厳しいのだ。

当局の我慢比べの犠牲になる市民はたまったもんじゃないだろう。

やれやれ・・・。

米国での報道が、政府を動かして仲介作業の進展に繋がることを願うしかないけど、そうなればロシアの思うつぼにハマることになる・・・、が、それは、元々、米国が描いていたシナリオの一部なのではないのかあ?。

ポーランドにミサイルを撃ち込んでサウンドしても、NATOは動かなかったしな(そうなのかあ?)。

世界を手玉に取っているように見えるウクライナ政権は、実は米ロの描いたシナリオに沿って踊らされているだけなのかも知れない。

不屈の民が流浪の民となっても、残された人々はそこで生活していかなければならないからな。

暗く、長く、厳しい冬。

2000万人の冬。

空爆と停電が続く冬。

春になれば、何かいいことがあるとは限らない冬・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

ウクライナ猛反撃も見えぬ出口戦略 停戦しても残る「非承認国家・地域問題」
https://dot.asahi.com/wa/2022112400008.html?page=1

「これから本格的な冬を迎える。ナポレオンやヒトラーを一敗地に塗(まみ)れさせた「冬将軍」の到来は、どちらに味方するのか。いずれにせよ戦況は泥沼化し、無辜(むこ)の市民の犠牲が増えていくのはまちがいない。いま望まれるのは一刻も早い停戦だ。」

2千万人のウクライナ難民が世界を彷徨う妄想に取り付かれている浮沈子だが、ちゃんとした国際情勢の専門家の記事だって読んでいる・・・。

「19年12月、パリでプーチン氏とゼレンスキー氏は初めて顔を合わせた。ゼレンスキー氏がミンスク合意を履行する意思がないことを伝えると、プーチン氏は激怒。平和的解決を放棄することにつながったという。」

まあ、表向きそういうことになっているらしいが、裏で糸を引いているのは米国だろう。

ウクライナが単独で侵攻に対応していたら、3か月も持たずに決着していたに違いないと言われている。

米国が無限の支援を約束していたからこそ、ウクライナはミンスク合意を破棄したのだ。

核兵器の使用については、不気味な予言(?)が書かれている。

「軍事評論家の前田哲男氏は、戦争の歴史から得た教訓として「武器の3原則」を唱える。」

(1)つくられた兵器は使われる兵器である
(2)負けそうになった側はあらゆる兵器を使う
(3)一度使うと止めどもなく使ってしまう

すげー説得力だな・・・。

朝鮮戦争での核兵器使用の危機については、このブログでも取り上げた記憶がある。

「今回のウクライナ事態でクレムリンはどう判断するか。」

現場から使用を進言されれば、躊躇なく許可するだろう。

米国は、我が国に核兵器を投下した歴史の十字架を、人類が滅びるまで背負い続ける運命にあるが、ロシアはその十字架の重さを全く分かっていないからな。

何のためらいもなく、水差しからコップに水を注ぐように、ごく日常的に使うだろう。

そうなる前に、何とかしなければならないはずだがな・・・。