🚀アルテミス:存続の危機2025年01月08日 14:00

アルテミス:存続の危機


(退任するNASA長官、次期長官にアルテミス計画の継続を要請)
https://arstechnica.com/space/2025/01/outgoing-nasa-administrator-urges-incoming-leaders-to-stick-with-artemis-plan/

「アルス:次期政権がアルテミス計画を見直すのは適切だと思いますか?」

「ビル・ネルソン:アルテミスはキャンセルされるべきだと言っているのですか?」

「Ars :いいえ。アルテミス計画は基本的に中止されないと思います。しかし、アーキテクチャ面でのミッションの遂行方法を検討することになると思います。(以下略)」

SLSが飛ばないかも知れないという時に、アルテミスが継続するというのはいささか楽天的過ぎる気がするけどな。

(イーロン・マスク:「我々はまっすぐに火星へ向かう。月は邪魔だ。」)
https://arstechnica.com/space/2025/01/elon-musk-were-going-straight-to-mars-the-moon-is-a-distraction/

「アルテミスのアーキテクチャは極めて非効率的だ。これは雇用を最大化するプログラムであり、成果を最大化するプログラムではないからだ。まったく新しい何かが必要だ。」

「いや、我々はまっすぐ火星へ向かう。月は邪魔だ。」("No, we’re going straight to Mars. The Moon is a distraction.")

確かに、アイザックマンはアルテミスを支持するかもしれないが、NASAは効率化の対象となるお役所の一つに過ぎない。

その効率化を推進するのはマスクなわけだ。

そして、彼はアルテミスに対して「No」と明言している。

既に締結された契約、つまり、S社の収益源を袖にしてまでアルテミスをお蔵入りにして火星に行くってかあ?。

「これらは、NASA が今世紀後半に一連の有人探査ミッションを月の南極に送り込み、アルテミス計画によってそこに持続可能な活動基地を設立するという計画と真っ向から矛盾する断定的な発言」

「アルテミス計画によって、米国は月面での意義ある存在を確立するため中国と競争している。」

「結局のところ、約5年前にこの計画を創設したのは第1次トランプ政権だったのだ。」

オバマの民主党政権下では、「月はもう行ったから」として、火星を目指していたわけで、当時は中国との競争も表面化していなかったしな。

遅れに遅れた挙句、着実に実績を重ねてきた中国に追い越されそうになっているだけの話だ。

「NASA は月と火星の両方を目指す二車線戦略を採用する可能性が高い。」

エリックバーガーは、そう予想しているけど、浮沈子はそうは思わない。

再び、初出の記事に戻ろう。

「ビル・ネルソン: ・・・世間の噂にあるように、SLS を中止して、スターシップに置き換えることになると思いますか? 答えはノーです。」

「アルス:なぜですか?」

「ビル・ネルソン:トランプ大統領の立場になって考えてみてください。トランプ大統領は任期中に月面でアメリカ人宇宙飛行士と会話をしたいと思うと思いますか?」

「アルス:もちろんです。」

「ビル・ネルソン:では、もう一つ質問させてください。トランプ大統領は、任期中に月面で中国の宇宙飛行士のコメントを聞くよりも、任期中にアメリカの宇宙飛行士と会話をしたいと思われますか?」

この会話は、マスクの方針を無視したものだ。

トランプが宇宙政策に関心が薄いのは、第1期にそれをペンスに丸投げしたことでも明らかだしな(そうなのかあ?)。

ビルネルソンが、そのトランプの意向に忖度してNASAの方針が決まると思っているとしたら大間違いだろう。

SLSが飛ばなければ、アルテミスは無人のプログラムに終わる。

それだけじゃない。

アルテミス3と4では、S社のHLS(ヒューマンランディングシステム:月着陸船)が必要だ。

それがキャンセル(S社側から)されたらどうなるのか。

もちろん、ブルーオリジン主導な着陸船(ブルームーン)は飛ぶかもしれないけど、そこに乗せる人間を運ぶオリオン宇宙船は二度と飛ばないかも知れないわけだ(風前の灯だしな)。

アイザックマンは大人だから、NASAの計画の大部分を踏襲し、効率的に結果重視で取り組む姿勢を見せているけど、マスクはブッ飛んでるからそういう忖度は一切ない(そうなのかあ?)。

「月は邪魔だ。」(再掲)

それが本音だろうし、アルテミスを屠って火星にフォーカスするというのはありそうな話だ。

いや、それしかないだろう。

中国との競争とか、そういうのは志が低いからな。

NASAの予算は限られている。

10分の1とは言わないまでも、アポロ時代の数分の1の予算で火星に行くには月に係わっている暇はない。

「我々はまっすぐ火星へ向かう。」(再掲)

ネルソンは、まあ当然と言えば当然だが、アルテミス2に対して楽観的だ。

「私はアルテミス II が 2026 年 4 月頃に飛行するのを見られると確信しています。」

公共事業としてのSLS(1回の打ち上げ費用が41億ドル以上)がお終いになれば、その確信も煙のように消えるだろう。

アルテミスは終わったも同然だ(そんなあ!)。

それだけじゃない。

ISSでさえ、いつ見限られないとも限らない。

アメリカ一国主義の中、国際協調なんてクソ食らえだ!。

まあ、どうでもいいんですが。

火星を直接目指すというなら、確かにHLSの開発は大して役には立たないだろう。

軌道上給油(メタンと酸素だから「油」じゃないけど)は、少しは役に立つかもな。

もっとも、浮沈子は有人火星探査(いわんや移民をや)には懐疑的だ。

米国の宇宙開発は混迷を極め、S社(マスク?)に振り回されることになるだろう。

しかし、NASAだけを見ていては分からないこともある。

米軍は、宇宙空間での軍事的優位を維持するために、特にシスルナ空間(月軌道までの地球周囲の宇宙空間)での運用性を飛躍的に高めたがっている。

ロシアや中国の動きに警戒しているわけだ。

斜陽なロシアはともかく、中国は急速に宇宙空間で軍事展開しているからな。

(中国の国望衛星打ち上げは衛星の目的と透明性に疑問を投げかける)
https://spacenews.com/chinas-guowang-launch-raises-questions-about-satellite-purpose-and-transparency/

「宇宙インターネット以外の目的、あるいはそれに加えて何か他の目的で建造されている可能性もある」(セキュア・ワールド財団の宇宙安全保障・安定担当チーフディレクター、ビクトリア・サムソン氏)

「中国の公式軍事新聞である解放軍報は、ロシアのウクライナ侵攻後の2022年に、スターリンクはウクライナの対応を支援するために通信以上のものを提供した可能性があると主張する記事を掲載し、スターリンク衛星は偵察、航法、気象などのペイロードを搭載して米軍の戦闘能力を高めることができると主張し、米国は軍事力を強化するために商業宇宙を使用していると主張」

スターリンクそのものじゃないけど、その後、スターシールド衛星として別途展開されている。

「国望衛星は通信用のペイロードに加えてペイロードを搭載できるように大型化しているのではないか」

つまり、中国版スターシールドなわけだ。

明確な軍事衛星として位置付けられるとは限らない。

米国は、政治的要請から民需と軍需を分けているけど、他の国がそれに倣う必要はない。

我が国も既に必要な法改正を行い、JAXAが軍事衛星を打ち上げることが可能となっている。

火星に直接行くとか移民するとか世迷言を言ってるマスクを、地球近傍の宇宙空間に釘付けにするために米軍や国家偵察局(NRO)が一役買うことになるだろう。

確認しておこう。

ネルソンの確信に係わらず、SLSがアルテミス2で飛ぶことはない(そんなあ!)。

S社はHLSの開発を放棄し、少なくともアルテミス3と4はお蔵入りになる(ホントかあ?)。

月軌道ステーションは建造されることなく、モジュールは地上で保管されることになる(そうなのかあ?)。

しかし、マスクの思惑通り、凍結されたNASAのリソースが火星に振り向けられるかどうかは疑問だ。

米国は結局のところ、中国の有人月面着陸を地球上から見ることになる(以前は、月軌道上から見れたのにな)。

間違っても、火星からじゃない!。

スターシップは飛ぶだろうけど、当面はペッツドアからスターリンクV3とか新設計のスターシールド衛星を展開するに留まる。

せいぜい米軍(宇宙軍)などの要請で、シスルナ空間に衛星飛ばすのが関の山だ(そういうことかあ?)。

或いは、怪しげな衛星を軌道から捕獲して持って帰るとかな。

2030年代になれば、ブルームーン月着陸船が出来るかもしれないから、何らかの有人打ち上げシステム(スターライナーかあ?)とコラボして、米国の有人月面着陸が遅ればせながら実現する可能性は残っている。

有人火星探査も、その頃になれば火星軌道周回して帰ってくるくらいは出来るようになるかも知れない(浮沈子は懐疑的ですが)。

アルテミスは死んだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

いささか興奮して書きまくったけど、米国の宇宙政策が根本的に大きく変わることは間違いない。

それは米国自身が望んだことではないかも知れない。

おそらく、マスクにとって、米国であれ中国であれ、国家というのは便利な道具に過ぎないのかも知れない。

火星に植民するという野望を実現するための道具だ(そうなのかあ?)。

問題なのは、そういう人物を政策決定に影響を与えるポジションに着けたことだろうな(まだ未定ですが)。

トランプ政権の4年が終われば、元の鞘に収まると考えるのは間違いだろう。

NASAや米軍は、S社にとっては「気前のいい顧客」の一つに過ぎない。

スターリンクによって全世界から小銭をかき集める仕掛けを作っただけではなく、スターシップの成功で今度は航空業界に殴り込みをかけようとしている(そういうことかあ?)。

大陸間弾道旅客機を飛ばしてな。

やがては、火星との間に定期便を運航しようとしているんだろう。

べらぼーめ・・・。

NASAや米軍は、米国政府が米国民や企業からかき集めた税金を使って運用されている。

SLSが非効率とかいっても、議会に承認された予算で賄われている限り、何の問題もない(そうなのかあ?)。

それを屠って、自社事業に税金を注ぎ込むことを認めるのかどうか。

「月は邪魔だ。」(再々掲)

「我々はまっすぐ火星へ向かう。」(再々掲)

最終的に、それは米国の選択になるんだろうけど、その米国の選択とは別に、S社(マスク)の選択というのもあるわけだ。

NASAがあくまでもSLSに拘り、S社の意向に沿わない方針を崩さないとすれば、S社の方が米国を捨てる可能性もある(そんなあ!)。

他に「気前のいい顧客」がいるかどうかは知らない。

また、米国と敵対して全世界で商売できるかどうかという問題もある。

結局はどこかで折り合いをつけることになる。

S社が、地球で商売している以上はな。

好き放題にしたけりゃ、火星にでもどこでも行っちまえ・・・。

😼ヘンタイノート:画面巻き取り式ノートPC2025年01月09日 11:14

ヘンタイノート:画面巻き取り式ノートPC


(世界初の巻き取り式ディスプレイが14インチ~16.7インチに伸縮するノートPC「ThinkBook Plus Gen 6」をLenovoが発表)
https://gigazine.net/news/20250108-lenovo-thinkbook-plus-gen-6/

「画面は解像度2000×1600ピクセルの対角14インチで、最大で解像度は2000×2350ピクセルの対角16.7インチに拡大します。」

「ディスプレイは折り畳み可能なフレキシブルOLEDディスプレイで、ThinkBook Plus Gen 6に内蔵されているモーターで巻き上げたり巻き下げたりします。」

ヒンジの手前の本体側にローラーがあって、確かに巻き取っている感じがする(本体の底にスライドさせているわけじゃなさそうだ)。

わずか2.7インチ(7センチ弱:対角線で)のサイズアップにどれほどの意味があるのかとか、ギミックに過ぎないんじゃねーのとか突っ込んではいけない。

「ThinkBook Plus Gen 6は徹底的にテストされ、少なくとも 3万回の蓋のヒンジの開閉と2万回の画面巻き上げに耐えられると評価されています」

「2025年第1四半期(1月~3月)に発売され、価格は3499ドル(約55万3000円)から」

驚いたことに、ちゃんとしたカタログモデルなわけだ。

価格的にも、「売る気がないんじゃね?」的な設定とは言えない。

(新たなる変態ノート!画面巻取式で14~16.7型に変形する「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable」)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1652757.html

「Lenovoはこうした巻取ディスプレイのPoC(Proof of Concept、技術が実現可能かを確認する試作機)を2023年のMWCでライブデモしており、今回はそれが実際の製品として登場した形になる。」

試作機は、以前に登場していたわけだ。

「画面巻取式ディスプレイ採用AI PCとしては世界初の製品」

んなもん売り出して、実際に売れるのかあ?。

「約50%表示面積が増える。」

「SoCはCore Ultra 200V、メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBとなっておりノートPCとしては十分なスペックを実現しており、MicrosoftのCopilot+ PCに対応」

【表】ThinkBook Plus Gen 6 Rollableのスペック
・CPU:Core Ultra 200V
・メモリ:最大32GB(LPDDR5x-8533)
・ストレージ:最大2TB(PCIe 4.0)
・ディスプレイ:14~16.7型 可動式OLED(100% DCI-P3)
・カメラ:500万画素(USB接続)
・生体認証:顔認証
・Wi-Fi/BT:Wi-Fi 7/BT5.4
・WAN:-
・バッテリ容量:66Wh
・サイズ(幅x奥行x高さ):303x230x19.9mm
・重量:1.69kg
・OS:Windows 11

細かいところを突っ込めば、画面サイズとしては巻き取りの関係で左右にデッドスペースが発生するため、幅が筐体サイズに対して狭くならざるを得ない。

ベゼルが狭いことを売りにする最近のノートPCとしては、若干のネガがあるな。

まあ、どうでもいいんですが。

この手のギミックとして有名なのは、先祖であるこれ!。

(【ThinkPadクロニクル】伝説の“バタフライキーボード”を搭載した「ThinkPad 701C」)
https://getnavi.jp/digital/382654/

「これが伝説のバタフライキーボードだ!
本連載の記念すべき第一弾に筆者が選んだモデルは、伝説のギミックを搭載して当時の大人を少年時代に連れ戻すかのような現象を巻き起こした「ThinkPad 701C」です。万が一、この連載が短期間で打ち切りになっても、この機種だけは記事化しておかなければならないという使命感すらあるほどです。それではさっそく見ていきましょう。」

この記事の筆者自身が、既に「少年時代」に連れ戻されているけどな・・・。

まあいい。

巻き取り式ディスプレイというのは、これが初めてじゃない。

(シャープ・NHKの「巻き取れるディスプレイ」から見える未来)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1217637.html

「2019年11月11日」の記事。

「シャープは、NHKと共同開発した30型・4Kフレキブル有機ELディスプレイを公開」

「「巻き取れるディスプレイ」はこれが初めてではない。すでに・LGエレクトロニクスが商品化している。」

大型テレビで巻き取りというのは、家庭内への設置などの点で必然性があるとされている(記事参照)。

巻き取りディスプレイの発想自体は古くからあるようだ。

浮沈子の記憶では、映画のレッドプラネットにも登場する。

(レッドプラネット(HACフレキシブルディスプレイ))
https://designbivouac.typepad.com/designbivouac/2005/02/red_planet_hac_.html

「フレキシブル ディスプレイ デバイスにより、Red Planet のチームは周囲の景色にリアルタイムの位置情報を重ねて表示し、自分の位置を把握できるようになりました。」

インプレスの記事には、レノボの製品を予感させる記述もある。

「もし仮に、PCに「丸められるディスプレイ」が搭載されたらどうなるだろう? ノートPCのディスプレイが「開く」ものでなく「引き出す」ものになったとしたら? 今とは違う形の製品がいくらでも考えられるではないか。」

「みなさんも、今の常識を頭からぬいて、「ディスプレイが固い板でなくなった時代」のことを考えてみていただきたい。そこには、新しいデバイスと生活の姿がある。ブラウン管から液晶に移行し始めて、そろそろ四半世紀が経過する。液晶という「堅い板」の次の時代も、ようやく見えてきたのだ。」

レノボのヘンタイノートは、スライド式の枠に沿って画面が伸縮するという形なわけで、ディスプレイとしてはあくまでも「固い板」の(文字通り)延長線上にある。

まんま巻き物の形態である、レッドプラネットの「フレキシブル ディスプレイ デバイス」のイメージとは異なる。

まあ、キーボードとか付けなくっちゃならんしな。

商品としては、あくまで「ノート」パソコンとしての位置づけなわけだ。

巻き物じゃあない・・・。

折り畳みスマホは既に商品として定着しているけど、あれだって「ディスプレイが固い板でなくなった時代」の「新しいデバイス」ではない。

くしゃくしゃに丸めてポケットの中に放り込めるような、紙のようなアイテムとは程遠い。

レコードからCDへ、ブラウン管から液晶へ、白熱電球や蛍光灯からLEDへ、固定電話から携帯電話へと、完全な置き換わりを体験してきた浮沈子から見ると、巻き取り画面のポテンシャルがそれ程高いとは思えない。

「画面の拡大・縮小には約10秒かかり、動作音はそこまで大きくはないものの、静かな環境では周囲の注目を引くくらいの騒音」(初出のギガジンの記事より)

手動でもいいんじゃないかと思うんだがな。

そっちの方が、自動巻きより画面の耐久性に問題を生じさせる可能性が高いのかも知れない(未確認)。

有機ELということで、画面の焼き付き等も気になるところだ。

が、しかし、この手のアイテムで、実用的なことをぐちゃぐちゃ言っても始まらない。

画面が伸びる!(そういうことかあ?)。

そのわくわく感がどれ程のものなのか。

それが問題だな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(レノボの縦に伸び縮みするノートPCを見た、これは常軌を逸してるよ(褒めてる))
https://ascii.jp/elem/000/004/244/4244615/

「レノボのプライベートショールームで目立っていた製品はのひとつがく「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable AI laptop」だ。」(やや意味不明・・・。)

「「これ、すごく面白いでしょ」みたいな表情で。面白い製品を囲み、みんなで嬉しそうにしているいい空間」

なんか、パソコンの記事じゃないみたいな感じだ。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子的に大いに気になる仕掛けについて、詳しく記されているので引用する。

「仕組みとしては、ディスプレー側のケースが側面のレールで連結された2層構造になっており、フレキシブルなディスプレーがキーボード側に巻き取られると縮み(縮んだように見え)、繰り出されると伸びる(伸びたように見える)という構造。専用キーを押すか、ディスプレー前でハンドジェスチャーを行なうことで巻き取り(繰り出し)が始まり、最後まで巻き取られると(繰り出されると)自動で駆動は止まる。」

「手で引き伸ばして使うのではなく、巻き取りや繰り出しはモーターを通じた電動式。伸縮時は、駆動部には手は触れない。」

既に書いたように、浮沈子的には手動の方がシンプルでいいと思うんだが、そうしなかった理由は不明だ。

「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable AI laptopはinsaneである。Hello. This is a pen.」

やっぱ、意味不明な記事だな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(世界初の画面が伸縮するノートPC「ThinkBook Plus Rollable」も!!=レノボが2025年モデル16機種を一気に発表)
https://ascii.jp/elem/000/004/243/4243446/

この記事を引用したのは、別のモデルに注目したから。

「「Core Ultra 7 255H」搭載の2画面タブレット
Yoga Book 9i Gen10」

「2画面搭載のタブレットPCで、生産性とコミュニケーションを向上できる。」

「ディスプレーは2画面ともに14インチのPureSight POLEDで2.8Kの2880×1800ドット、750ニト、100% DCI-P3、48~120Hz。」

うーん、50パーセント画面が増えるとか言ってないで、素直に2画面にしちまうのが正解じゃないのかあ?。

「サイズは約315×210×16mm、重さは1220gから。米国では1999ドル」

巻き取り画面のギミックはないけど、こっちの方が実用的な気がするんだがな。

既にモデル展開していて(Lenovo Yoga Book 9i Gen 8)、今回発表のはバージョンアップ(後継機)ということになる。

(レノボ「Yoga Book 9i Gen 8」レビュー!独自路線を突っ走る2画面ノートパソコン)
https://harufure.jp/yogabook-9i-gen8/

「液晶:13.3型 2.8K (OLED/100% DCI-P3/タッチ対応)
CPU:Core i7-1355U
GPU:Iris Xe(CPU内蔵)
メモリ:16GB
SSD:1TB」

「本体サイズは約 299.1x203.9x15.95mm、重量は約1.34kg」(240gの付属キーボード除く)

「2枚のディスプレイを装備しているということで厚みがもっと出て重くなるのかと思いましたが、一般的なPCと変わらないのは逆にすごい気もしますね。」

「まさかそんな変態スタイルのPCが登場するなんて思えない・・・」

ヘンタイ癖のあるメーカーなわけだ(そうなのかあ?)。

「画面にキーボードとトラックパッドを呼び出せるので物理キーボードを持ち出さない・・なんてアクロバットなワザも使えるかも」

「編集アプリでも編集画面と操作画面を分けて使えたりすると便利そうですが、2画面を前提としているアプリは少ないはず。意外と画面2つというメリットを生かしきるシーンは少ないのかもしれません。」

うーん、この辺りは時代が追い付くのを待つしかないだろうな。

「少なくとも性能を前面に出して語るモデルではありません。」

やっぱ、これもギミックの範囲なわけだな(素直に、外付けのモバイルスクリーンを買った方がいいかも)。

「メリット:
・フレキシブルなディスプレイ!
・音質が素晴らしい
・軽めの編集作業も可能
・持ち歩くのが楽しくなる」

「デメリット:
・お値段が高い
・性能はもう一歩というところ
・ディスプレイがシームレスだったら最高だった
・メモリやストレージ容量が変更できない」

「2画面をどこまで活用するか?ロマンをどこまで追い求めるか?が問われる製品」

ロマンかあ・・・。

🐻‍❄️欧州大戦争:グリーンランド:大国の周縁2025年01月09日 18:15

欧州大戦争:グリーンランド:大国の周縁


(トランプ氏がグリーンランド購入にこれほどの関心を寄せる理由)
https://www.cnn.co.jp/usa/35228060.html

「昨年12月、トランプ氏は政権1期目でも掲げたグリーンランド取得の考えを改めて表明。米国による所有が「絶対に必要」だと主張」

「グリーンランドやパナマ運河の取得に向け「軍事的もしくは経済的強制力」の行使を排除する意向かどうか問われると、同氏はこれを否定。」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

「米国側としては敵対的な大国がグリーンランドを管理下に置く事態を確実に避けたい」(デンマーク国際問題研究所の上級研究員、ウルリク・プラム・ガド氏)

「その場合はグリーンランドを足掛かりに米国への攻撃が可能になるからだ」

さてさて、どこかで聞いたような話だ。

ロシアにとってのウクライナは、米国にとってのグリーンランドのようなものかもな(そうなのかあ?)。

埋蔵資源や地政学的位置の問題はあるようだが、つまるところ、大国の周縁にある国(グリーンランドは国じゃないけど)は、どの道、同じような立場に置かれているわけだ。

台湾や韓国、そして我が国も、米国が地域大国へと後退していく流れの中で、いずれは同じ運命に晒されることになる(そういうことかあ?)。

ウクライナは、そういう国(米国)に和平への仲介を期待しているようだが、何か見誤っているのではないか。

ロシアと米国は、同じ「大国」として共通の行動パターンを持っているように思える。

引用したプラム・ガド氏の見立てを裏返せばこうなる・・・。

「ロシアとしては敵対的な大国がウクライナを管理下に置く事態を確実に避けたい」

「その場合はウクライナを足掛かりにロシアへの攻撃が可能になるからだ」

やれやれ・・・。

プーチンとトランプは同じ穴の狢だろう。

もちろん、ウクライナとグリーンランドは異なる。

違いはいくらでも指摘できるだろうが、上記の文脈では恐ろしいほどに一致している気がするな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ次期米大統領、グリーンランドとパナマ運河の支配めぐり脅し強める 「カナダ合併」にも言及)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c99xee700r2o

「トランプ次期大統領は、カナダの合併を試みるつもりがあるのか問われると、「経済力」を行使することを誓い、アメリカとカナダの国境は「人為的に引かれた線」だとした。」

カナダもかあ?。

「彼らは(アメリカの)州であるべきだ」(トランプ氏)

べらぼーめ・・・。

この調子だと、メキシコも危ないかもしれない。

「メキシコ湾を「アメリカ湾」に名称変更することを提案。」

既に、その兆候は現れているしな(そうなのかあ?)。

まあいい。

「トランプ氏は昨年末、デンマーク自治領のグリーンランドと、中米パナマが得ているパナマ運河の管理権を、アメリカが獲得することを望んでいると発言。以来、その意欲が弱まる気配はない。」

「アメリカの領土を拡大することに、とりわけ、約4千100万人が暮らす、世界第2位の面積を有するカナダをアメリカに加えるということに、トランプ氏がどれほど本気なのかは不明だ。」(カナダの人口を訂正(2024年第2四半期推計):浮沈子:この国の人口は増加している。)

あと2週間足らずで、トランプ氏は米国大統領に就任する。

富と権力を手中にした人間が次に望むのは名声だ。

(トランプ氏のグリーンランド購入案、勢力圏拡大と歴史的功績狙う)
https://jp.reuters.com/world/security/BF3JOK72RVM7NFE3XNNEW62X5E-2025-01-09/

「真の功績は米国の領土拡大だ。米国は過去70年間、全く領土を拡大していない。(トランプ氏は)その点についてよく話している」(内部情報に詳しいある関係筋)

「トランプ氏に近い別の関係筋は、昨年11月の大統領選で同氏が勝利した後に陣営幹部がまとめた外交政策の優先リストを見たが、ひときわ目を引いたのが「グリーンランドの購入」だったと語る。」

「トランプ氏の考えに詳しい3人の現・元関係者は、同氏が後世に名を残す手段として領土拡大に関心を持っていると指摘。」

まあ、カナダはジョークとしても、グリーンランドは単なる思い付きじゃなさそうだ。

「トランプ氏は、グリーンランドの獲得を国家安全保障上の重要課題に位置付けている。」

きな臭い話にならなきゃいいけどな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(トランプがグリーンランドに固執すれば、NATOは分裂し戦争になる)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/01/531946.php

「トランプが本気でグリーンランドを獲得する計画を練っているかどうかは不明だが、彼がNATO加盟国であるデンマークに対して軍事力を行使する可能性を排除していないことは重大だ。」

「NATO憲章第5条は、いかなる加盟国に対する攻撃も加盟国全体への攻撃と見なして反撃する集団的自衛権の行使を定めている」

あっちゃーっ、そう来たかあ・・・。

NATOの中で「内戦」が起こるわけだ。

「グリーンランドに対する米軍のいかなる攻撃も、NATO憲章第5条に基づき「NATO加盟国に対する攻撃」と見なされるだろう」(米シンクタンクの上級研究員であるビクトリア・ハーマン)

「グリーンランドへの侵攻はNATO加盟国同士の戦争を意味し、ロシアと戦争を続けるウクライナに対するNATOの支援体制を弱体化させる」(英ロンドンにあるウエストミンスター大学の政治専門家であるイタイ・ロテム)

「トランプが最初にグリーンランド獲得のアイデアを持ち出したのは1期目の2019年だった。その際トランプは、グリーンランドと米自治領プエルトリコの交換を提案」(ジャーナリストのピーター・ベイカーとスーザン・グラッサーの共著「ぶち壊し屋/トランプがいたホワイトハウス2017-2021」)

もう、はちゃめちゃ・・・。

「アメリカがグリーンランドを管理することは国家の安全保障と世界の自由のために「絶対に必要」なことだと主張」(トランプ)

まあ、ドンパチになる可能性は限りなく低いとしても(そうなのかあ?)、外交上、経済上の懸念材料になることだけは間違いない。

「NATOに敵対する外部勢力に対して、力ずくでの国境変更が許容されうることや、領土拡張主義の復活を示唆している」(スロバキアに拠点を置くシンクタンク「GLOBSEC」の防衛問題研究員ロジャー・ヒルトン)

浮沈子に限らず、同じような懸念を抱くのは当然だろう。

プエルトリコとの交換の話があったというのは、初めて知った(安全保障上も経済上も価値はないからな:そうなのかあ?)。

やれやれ・・・。

我が国になぞらえて言えば、将来中国とドンパチする際に、手打ちとして沖縄を差し出すようなもんだ(そういうことかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

一寸先は闇の国際情勢。

トランプ2.0で、その闇はますます深くなっていく・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ氏は欧州の利益守り、ウクライナを見捨てない=伊首相)
https://jp.reuters.com/world/us/RDWBKEVT5NPTHF7NDOKRY5JT7Y-2025-01-10/

「米国が数年以内に力づくで関心のある領土を併合しようとする可能性については、自信を持って排除できる」(イタリアのメローニ首相:トランプ氏と最も親しい欧州指導者の1人で、先週末に米南部フロリダ州を訪れてトランプ氏と会談した)。

「トランプ氏は、戦略的に重要な地域が中国など競合国の手に落ちるのを許さないと警告しているに過ぎないとの見方を示した。」

ホントかあ?。

ウクライナ情勢に対する言及もある。

「トランプ氏が米国によるウクライナ支援を中止し、ロシアとの戦争を終結させるためにウクライナに不利な条件を飲ませるとの観測があることについては、米国はウクライナへの関与をやめないと予想。」

そりゃあ、ぶった切るように手を引くことはないかもしれないが、ウクライナが望む形での停戦を実現することは困難だろう。

「トランプ氏には外交と抑止力のバランスを取る能力があり、今回もそうなるだろう」(メローニ首相)

記事の論調は、エキセントリックなトランプ外交の衝撃を緩和する感じだな(欧州に関する関税に対しても楽観的!)。

「先週末に米南部フロリダ州を訪れてトランプ氏と会談した。」

一服盛られたんじゃないのかあ?。

まあいい。

トランプにシンパシーを抱く欧州指導者がいるという点は重要だ。

欧州は、否が応でも、今後4年間トランプと付き合っていかなければならない。

「外交と抑止力のバランスを取る能力」に期待するしかないだろうな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(「我々に価値があるってことがわかったでしょう」トランプ氏“領有発言”とグリーンランド人の“本音” アメリカと中国、そしてデンマークの駆け引きの狭間に置かれる住民の声を聞いた)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1658742?display=1

「エゲデはキリスト教化を進める中でイヌイットの伝統文化を「異質なもの」として排除、顔や手に入れる刺青や、うちわ太鼓を叩いて歌い踊る習慣なども禁止した。」(ハンス・エゲデ:18世紀にグリーンランドに来てキリスト教化を推進した宣教師)

「1950年代にはデンマーク政府が、グリーンランドから22人の子どもをデンマークに移住させて「同化教育」を受けさせ、グリーンランドに戻してロールモデルにする、という、今から考えれば荒唐無稽な社会実験を行った(2020年、デンマーク政府はこの件について初めて公式に謝罪した)。」

「イヌイットはグリーンランドの人口のおよそ9割を占めるにもかかわらず、母語のグリーンランド語に加えて、全く別種の言葉であるデンマーク語が話せなければ高等教育は受けられない」

「実際には、予算の多くをデンマークからの支援に頼るグリーンランドがすぐに独立する、というのは現実的ではない。」

「選択肢は限定せず、一番良い条件を出すところと一緒にやるべき」(独立活動家のリリ・ケミニツさん)

「中国などからの関心をレバレッジにして、アメリカやデンマークからより良い条件の投資を引き出すこともできる」(デンマーク王立防衛アカデミーのイェップ・ストランベルグ助教)

米国などの思惑はともかく、現地ではデンマークの領有について、あまり快く思っていない人々もいるということなわけだ。

「アメリカが、デンマーク政府に対して“もっとグリーンランドの防衛に力を入れるべきだ”と求めると同時に、世界、特に中国に対して、グリーンランドに手を出すな、と宣言したのだろう」(同上:2019年当時の状況を振り返って)

「つまり、外交術の一環だ、と。」

うーん、そうだろうか?。

2019年には、プエルトリコとの交換話も出ている。

「あれは一過性の思い付きではなかったんだ」

浮沈子的には、こっちに一票だな・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(「グリーンランドやパナマ運河の掌握のため武力行使も辞さず」早くも幕開けた“トランプ2.0劇場”にピリつく中国:6ページ目:環球時報「世界唯一の超大国が国際法を無視する危険な前例となる」)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/85919?page=6

「トランプ氏はグリーンランドとパナマ運河の両方を米国の重要な国益と見ている」(第1次トランプ政権の18~20年、米国の駐EU(欧州連合)大使を務めたゴードン・ソンドランド氏)

「もし中国やロシアなど敵対的なアクターが干渉し、グリーンランドとパナマ運河における米国の国益を損ねようとするならば米国は軍事行動という選択肢も排除しないということだ」(同上)

「米国の新政権が軍事的・経済的アプローチでグリーンランド、パナマ運河、カナダを併合しようとすれば、だろう」(中国共産党機関紙、人民日報系の国際版、環球時報:「識者の見方」として)

「【木村正人(きむら まさと)】:在ロンドン国際ジャーナリスト」

英国から眺めるトランプ2.0の風景は、また格別なんだろうな。

カナダについての発言も紹介されている。

「カナダと米国の間の人為的に引かれた線を取り払ったら国家安全保障はもっと良くなる。忘れてはならないのは米国が基本的にカナダを守っているということだ」(トランプ)

「カナダの問題はここにある。カナダを守るためにわれわれは年間数千億ドルを費やしているのに、貿易赤字で損をしている。巨額の損失だ。彼らはわれわれの車の20%を作っている。それは必要ない。デトロイトで作った方がマシだ。木材も必要ない」(同上)

やれやれ・・・。

お約束のメキシコ湾発言も。

「メキシコ湾の名称を「アメリカ湾」に変更するつもりだとまで言ってのけた。」

いやはや・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子的には、メキシコからの大量の移民に対する唯一有効な対策は、長大な兵を築くことなんかじゃなくって、それこそ53番目の州にしちまうことだと思うんだがな(そうなのかあ?:ちなみに、51番目の州はグリーンランド、52番目はカナダの先約がある:訂正あり(後述))。

メキシコ丸ごと併合すれば、不法移民はゼロになるからな。

まあいい。

地域大国として君臨する「大アメリカ合「州」国」の誕生だ。

「世界唯一の超大国が国際法や規範を無視する危険な前例となる」(再掲)

正直言って、中国は羨ましいと思ってるに違いないのだ(そうなのかあ?)。

いつか、うちだって世界を好きなように出来るようになりたい・・・。

が、少なくとも北米大陸は当分ムリポだろうな・・・。

<もっと追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ氏、軍事力行使排除せず パナマ運河とグリーンランド巡り)
https://jp.reuters.com/world/security/ZALBBRWQYNJWZAKZBT5EN4UQJ4-2025-01-07/

「トランプ氏は「51番目の州」になるべきと発言しているカナダについて「合併」への関心を改めて表明」

おっと、カナダが51番目の州だったか。

まあ、どうでもいいんですが。

「トランプ次期大統領の発言は、カナダがなぜ強い国なのかという点の理解が完全に欠けていることを示すものだ。カナダの経済は強く、国民は強い。脅しには決して屈しない」(カナダのジョリー外相)

企業は国家を超えて簡単に合併するけどな(日鉄とUSスチールの合併は簡単じゃなさそうだけど)。

「30年後もメキシコ湾はメキシコ湾と呼ばれたままだろう」(メキシコのエブラルド経済相)

トランプは、不動産業界のセオリーを国家間の問題に持ち込もうとしているように見える。

国家は国益で動くけど、それはお互い様だからな。

強権的に動こうとすれば、第2、第3のウクライナ紛争は米国の周囲でいくらでも起こるだろう。

問題の解決には、相手国の尊重、多元的な視野、そして長い時間が必要だ。

外交も、人間同士の付き合いも同じだ。

セクハラをもみ消そうとする大統領が誕生する。

やれやれ・・・。

1月7日の記者会見は、全世界に波紋を広げている。

(ロシア、北極圏の国益強調 グリーンランドなど巡るトランプ氏発言受け)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/WE4TLBWETNNELPKKB5WSIYRMAI-2025-01-09/

「北極圏はロシアの国益と戦略的利益の領域」(ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官)

「北極圏の平和と安定を維持することに関心がある」(同上)

「欧州は「非常に慎重かつ控えめに反応しているようだ」という認識」(同上:そうなのかあ?)

プーチンはともかく、少なくともぺスコフはカナダグリーンランドの問題をロシアの国益にかかわる事案として捉えている。

「これまでのところ声明のレベルでしか進んでいない」

つまり、トランプ特有の「口撃」だと見ているわけだ。

「状況の劇的な展開を注視する」(同上)

慎重かつ控えめだな・・・。

<もっともっと追加>ーーーーーーーーーー

(カナダ、メキシコが消防隊派遣 米LA山火事で「連帯」)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025011300146&g=int

「ロサンゼルス近郊で発生した大規模な山火事を受け、カナダ、メキシコ両政府は12日までに相次いで消防隊を派遣」

「カナダと米国は単なる隣国以上の関係であることを互いに知っている。われわれは友人であり、困難な状況なら特にそうだ」(カナダのトルドー首相)

「われわれは寛大で協力的な国だ」(メキシコのシェインバウム大統領)

「トランプ次期米大統領はカナダとメキシコに対する強硬姿勢を示し、両国製品の関税引き上げを明言。さらに、カナダの併合やメキシコ湾の「アメリカ湾」への改称も主張」

いい話なんだが、大人な対応がいつまで続くのか心配でもあるな・・・。

<もっともっともっと追加:1月13日記>ーーーーーーーーーー

(領土、関税…トランプ氏「19世紀の栄光」への憧憬 政権発足へ1週間、身構える世界)
https://www.sankei.com/article/20250112-PW6RUKEZ5FOTZBPZYFW3PMHKNU/

「高関税の壁で自国を囲い、領土拡張をためらわなかった19世紀末の第25代大統領マッキンリー(1843~1901年)への憧れ」

「彼は偉大な大統領だった。マッキンリー山の名前を取り戻す。彼はそれに値する」

「北米最高峰のデナリ山(西部アラスカ州、6190メートル)を巡り、そう宣言」

「かつてマッキンリー山と呼ばれたが、当時のオバマ大統領が2015年、先住民族が使う呼び名に改名」

「米国は南北戦争を終えた19世紀後半、産業と経済が大きく発展し、「金ぴかの時代」と称された。」

「トランプ氏は今月7日の会見で、「米国の黄金時代に向けた夜明けが近づいている」と強調し、米国の最盛期を再現すると語った。」

さてさて、19世紀末の米国は、本当に黄金時代だったんだろうか?。

21世紀の現代に、それを希求することが真の発展なんだろうか?。

米国一国主義の果てに、どんな世界が待っているのか。

「「米国第一」の矛先を向けられ、トランプ氏の真意を測りかねる外国首脳は、国内の突き上げを食らいながら、強い姿勢を示さざるを得ない。」

時代錯誤な政策を振りかざして歴史の歯車を逆転させようとするトランプ政権(そうなのかあ?)。

来週には発足するけど、世界は戦々恐々だろうな・・・。

😼フル24-25:全国的に警報2025年01月09日 23:26

フル24-25:全国的に警報
フル24-25:全国的に警報


(インフルエンザ患者数 現行の統計開始以降で最多に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250109/k10014688741000.html

「1医療機関あたり64.39人で、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、最も多くなっています。」

「43の都道府県で「警報レベル」の30人を超え・・・」

注意報は、秋田(29.46)、山形(27.60)、富山(26.90)、沖縄(24.30)だけ。

浮沈子が生息する東京都は、56.52人(全国で8番目)。

目出度くベスト10入りしている(目出度くねーよ!)。

やれやれ・・・。

「予約が必要な発熱外来のほかに、予約なしで訪れた人のために整理券を配付していますが、診察を希望する人が多く、きょう午前中に券を受け取った人の中には、夕方の診察を案内される人もいました。」(東京 北区にあるクリニック)

「「沢井製薬」は製造する治療薬の在庫が不足したため、医療機関などへの供給を一時的に停止すると発表」

流行が急速に広まったため、懸念されていた2つの問題が顕在化している。

・医療機関のひっ迫
・薬品の不足

「医療関係者や患者のみなさまにご迷惑をおかけし、おわびいたします。早期の供給の再開に向け、総力を挙げて増産に取り組んでおります」(沢井製薬)

今のところ、新型コロナとのダブル流行については話題に上がっていないようだが、年明けからコロナの方も上昇傾向になってきているので要注意だな。

(インフルエンザの流行状況(東京都 2024-2025年シーズン):随時更新されます)
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/flu/flu/

集団発生とか見てみると、年末年始で落ち込んだりしているから、一時的に落ち着いているように見えるだけ。

ウイルスはA型がほとんど。

うーん、まだまだ流行は続きそうだし、全面展開で収まる気配がない。

大井町のフィットネスも、プールはガラガラだ。

年配の会員さんが少ない気もする(気のせいじゃね?)。

2月いっぱいくらいまでは、こんな状況が続きそうな感じだ(テキトーです)。

感染予防対策を万全にして、なんとか乗り切りたいもんだな・・・。

💪我田引水:サボる口実:ディロード2025年01月11日 18:31

我田引水:サボる口実:ディロード


(筋肉のためにジム通いを定期的に1週間ほど休む「ディロード」を設けるべき理由とは?)
https://gigazine.net/news/20241229-important-take-off-from-gym/

「十分な休息を取らずにトレーニングを続けると筋肉の修復が追いつかず、損傷した状態が半永久的に継続してしまいます。すると、炎症反応がなかなか消えず、筋肉が酸素を効率的に使用できなくなったり、パフォーマンスが低下したりするとのこと。こうしたトレーニングのやり過ぎによる悪影響を防ぐのが、筋トレを休むディロードだというわけ」

「ディロード(ディロードワーク)」

「多くのフィットネスインフルエンサーは、4週間~8週間ごとに1週間程度ジムでの運動やトレーニングから離れたり、運動の強度を大幅に下げたりする「ディロード」を推奨」

ちょっと「脅し」も入っている。

「スポーツやトレーニングによって生じた疲労が回復しないまま休息を取らないと、オーバートレーニング症候群に陥ってしまう危険性もあります。オーバートレーニング症候群は、競技の成績低下や疲労感の増加といった症状から始まり、徐々に全身の倦怠(けんたい)感や睡眠障害、食欲の低下、気分の落ち込みといった深刻な症状に進行」

「オーバートレーニング症候群から回復するには数週間から数カ月、時には数年かかることもあるそうで、何よりもオーバートレーニング症候群になるのを避けることが重要です。オーバートレーニング症候群を避けるには休息が大事であるため、ディロードは運動やスポーツのパフォーマンスを保つためにも重要」

浮沈子の場合、ちょっと筋トレ休んだら、まるで蒸発するように筋肉が減っちゃうんだけどなあ・・・。

「ジムを休むと筋肉が減ってしまい、これまでの努力が無駄になってしまうのではないか」

それは、心配ご無用なようだ。

「筋肉の遺伝子には「マッスルメモリー」というものが存在し、一度得た筋肉は休養して筋肉が減った後も素早く回復することがわかっています。2018年の研究では、最大7週間にわたり休養した場合でも、再びトレーニングをすれば素早く筋肉を取り戻せることが報告」

おっと、早速7週間筋トレサボれるわけだ(そういうことかあ?)。

「ディロードを取り入れる際に気をつけるべきなのが、毎週の「休息日」とディロードはそれぞれ別に設けるという点です。つまり、休息日を週に1~2日設けている人であっても、定期的にディロードを取り入れた方がいい」

「どんなトレーニングプランであっても、必要な時に一歩下がることができないほど激しいものであってはなりません。ディロードはあなたのパフォーマンスだけでなく、健康にも役立つのです」(イギリスのウェストミンスター大学で生命科学の講師を務めるダニエル・ブレイソン博士)

ふつーの筋トレメニューの3分の1以下の分量しかやらず、有酸素運動に至っては、始めた時より脈拍が落ちる強度でしか動かないジムでのワークアウトに心配は無用かも知れない(毎日がディロードな浮沈子・・・)。

毎日、低強度の運動しかしない場合はどうなのかな(それでも疲労は蓄積するけど)。

まあいい。

ブレイソン博士に忠告されなくたって、疲労が蓄積されてきたと感じたら、躊躇うことなく(ここ、重要です!)フィットネスサボる浮沈子。

もう、何年も前からディロードワークは実践している(得意です!)。

問題は、如何に「休む」かではなく、如何に「続ける」かの方なんだがなあ・・・。

こんなネタを取り上げた今日、おまいはフィットネス行ったのかってえ?。

うーん、そいつぁ聞かないでくれ・・・。