🐱水泳ネタ:上腕でかく2022年09月30日 03:52

水泳ネタ:上腕でかく
水泳ネタ:上腕でかく


肩から肘までの部分を上腕という。

二の腕と言ったり、かいなと呼んだりもするようだ。

要するに、肘から先ではない腕の部分ということなわけだ。

火曜日に久しぶりに中級水泳教室に出ると、その話が出た。

例の、頭が疲れる水泳教室・・・。

「手先でかかないで、上腕を使ってかけ」

泳法はバタフライだが、クロールでも何でも同じだそうだ。

浮沈子の癖として、少し手を広げてからかき始めたり、手先で水をこねる動作が入ったりするらしい。

そこを指摘されて修正する。

25mバタフライを完泳する。

呼吸も一回置きに入れて、一応、形にする。

もう、芋虫ではない(スピードは、超遅いですが)。

蝶になったかと言われれば、まだ、翅が濡れた状態に近い。

バタフライ泳げるとは、人様には言えない。

まだまだ練習中・・・。

が、しかし、それでも、もう、既に芋虫でない事だけは確かだ。

まだ、シングルで25m泳ぐことはできないけど(12回くらい)、壁蹴って泳げば、何とか10回くらい腕を回せば対岸に辿り着けそうな感じだ。

効率が悪い泳ぎ方をしている。

身体が上手く使えていない(うねりで進んでいない)。

第一キックで深く潜り過ぎ、推進する力が無駄になっている。

第二キックも身体を持ち上げるために使われている。

呼吸のために顔を上げ過ぎ、上体が起き上がっている。

いわゆる、なんちゃってバタフライなわけだ。

やれやれ・・・。

まあいい。

リズムが掴めていない。

第一キックを打って、深ーく潜って、一休み・・・。

あーあ、それじゃダメだなあ。

ゆっくりでもいいから、一休みしないで、連続した動きを作らなければスムーズに泳ぐことはできない。

ドーン、ト、ドーン、ト、ドーン・・・。

その中で、腕のかきを効率的にし、余計な力を抜くために、上腕を使ってかくという意識をつける。

まだ、とても、そこまで気が回らないということはあるけど。

かき始めに、手先で水をこねらない点と、腕を広げ過ぎないように、真下に向かってかく点は意識している。

後方への水のプッシュ(やり過ぎるとリカバリーが出来ないけど)は、まだ意識できていない。

少しずつ、フォームを改善しながら、楽ちんでそれなりのスピードで泳げるようになりたいな・・・。

🐱水泳ネタ:胸に乗る2022年09月30日 04:22

水泳ネタ:胸に乗る
水泳ネタ:胸に乗る


月曜日に、クロールベーシックのテクニカルプログラムに参加する。

久しぶりだな。

上野センセのご指導だが、体幹を固めて腕や足を柔軟に使うという、基本に忠実な練習が続く。

蹴伸びは基本中の基本だ。

アドバイスは、「胸に乗れ」。

ああ、なるほど・・・。

腹筋を使って体幹を固めると、ちょうど胸に乗るようなイメージで浮くことが出来る。

インストラクターは、生徒がどんなイメージで取り組めばいいかを、デモンストレーションしたり、体験させたり、言葉で伝えたりして指導するわけだからな。

­表現は、印象に残るような、短くてインパクトがある方がいい。

胸に乗ろうとすると、必然的に腹筋に力を入れることになる。

また、少し猫背になって、背中を広げることにもつながる。

上手い表現だと感じた。

こういう小ネタを沢山持っていると、上手に教えられるようになるんだろうな。

もちろん、万人に使えるかどうかは知らない。

人を見て、どんなネタを繰り出せばいいか、この段階で適切かどうかを判断するのが指導者の仕事なわけだ。

フィットネスのサービスの一つとして実施している、一山10円のテクニカルプログラムだからな。

その辺は、まあ、それなりなわけだが、注意していると思わぬ拾い物もある。

一個、拾った気分になれたな・・・。

🐱SLC-40有人化改修な訳2022年09月30日 07:36

SLC-40をめぐる怪しい関係
SLC-40有人化改修な訳


(SpaceX と NASA は、2 番目の Dragon 発射台を建設する計画を進めています)
https://www.teslarati.com/spacex-nasa-commit-to-backup-dragon-launch-pad/

「ドラゴン ミッション用にケープカナベラル宇宙軍基地 (CCSFS) LC-40 パッドを変更」

「クルーとカーゴ ドラゴンのミッションをサポートするために、同社の 2 番目のフロリダ発射台を変更する計画を進めていることを確認」

「SpaceXによると、必要な変更のためのハードウェアはすでに稼働しています.」

エリックラルフは、スターシップの発射台がLCー39Aに建設され、爆発炎上木っ端微塵なロケットが、クルードラゴンの発射台をぶっ壊す懸念に注目している(まあ、みんなそうでしょうけど)が、重要なことを1つ忘れているな。

(SpaceX が発射台 39A でモバイル ガントリーの計画を策定中)
https://spaceflightnow.com/2020/01/03/spacex-drawing-up-plans-for-mobile-gantry-at-launch-pad-39a/

「SpaceX は、パッド 39A に新しい可動式タワーを建設する計画を最終決定していると、同社の関係者は述べた。」

垂直統合棟みたいなやつを、可動式にして発射台近くに建設し、発射台は射点から移動させずに、建物の方を動かしてしまおうというわけだ。

「その機能は、カリフォルニア州ケープカナベラルとバンデンバーグ空軍基地にある同社のデルタ 4 発射台でユナイテッド ローンチ アライアンスが使用するサービス タワーなど、他の発射台で使用されているモバイル ガントリーに似ています。」

先日、カリフォルニアから最後の打ち上げを行ったばかりだから、記憶に新しい。

パッド39Aで、その後、具体的に作業が始まっているのかは知らないし、同じ仕掛はバンデンバーグの発射台にも施される可能性が示唆されている。

「ショットウェル氏によると、SpaceX はカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地の発射台にも同様のガントリーを建設できるとのことで、これは米国の極軌道ミッションの主要な発射場です。」

こっちは、どうなるか未定のようだが、パッド39Aの方は確実に施工される。

「モバイルタワーは、パッドの南東側に建設中の新しいスターシップ発射施設の反対側にある、パッド 39A のファルコン 9 とファルコン ヘビー発射台の北側に配置されます。」

「当局者は、新しいロケット筐体の建設がいつ開始されるかは明らかにしていません。構造の構築は、同じサイトから離陸する国際宇宙ステーションへの乗組員ミッションを含む、パッド 39A での打ち上げ操作を中心にスケジュールする必要があります。」

パッド40で行われる有人打ち上げ対応の工事は、パッド39Aで行われるモバイルガントリーの工事とリンクしているに違いない(未確認)。

「NASAは、ありそうもないが壊滅的な出来事が発生した場合に不測の事態が存在することを保証するビジネスを行っています.」(初出のテスララティの記事より:以下同じ)

それは、スターシップの爆発炎上木っ端微塵だけではなく、モバイルガントリーの工事にも当てはまるだろう。

6か月の発射サイクル(スターライナーの運行が始まれば1年ですが)に影響を与える要素は排除したいだろう。

「必要なカスタム ハードウェアの多くは、かなりのリード タイムがあり、建設スケジュールがさらに長くなる可能性があります。SpaceX が LC-40 の打ち上げ頻度を真剣に制限しようとしない限り、2022 年に 60 回以上の打ち上げ、2023 年に最大 100 回の Falcon 打ち上げという同社の目標が達成できなくなる可能性が高いため、作業には通常の状況よりもさらに時間がかかることになります。」

それはどうかな。

現に、パッド39Aでは、スペースシャトル時代の発射塔を撤去して、現在の有人対応の発射塔を建設するために、貨物機のドラゴンの打ち上げを継続しながら作業を行ったからな(打ち上げ頻度は低かったですが)。

パッド40での建設は、現在の打ち上げ頻度を可能な限り制限することなく行われると見込まれる(たぶん)。

来年の100回の打ち上げについては、浮沈子的には、そんな需要はないと思っているから、せいぜい80回くらいに留まるだろうけど。

フロリダからのスターシップの打ち上げ時期(今のところ、2023年第2四半期)とかは、あまり気にしなくていいのではないか(そんなに早く、ロケットが出来上がるわけはないしな)。

スターライナーの運用開始時期については、確かに当てにならない(CFTの結果次第では、2024年突入必至!?)。

仮に運用が始まっても、クルードラゴンと異なり、スターライナー単独でISSタクシーを賄うことはできない(半年ごとのサイクルで回すことは、2機ではたぶんムリポ)。

完全な二重化を求めるのなら、クルードラゴンの運用性を高めておくしかない。

パッド40の有人化改修は、仮にスターシップの爆発炎上木っ端微塵がなくても避けられないだろう。

モバイルガントリーの方は、設備が出来上がっちまえば、それほど頻繁な需要があるわけじゃないからな。

年に1回程度の、定期的なスパイ衛星の打ち上げに使えれば十分だ。

万が一、パッド39Aが吹っ飛んでも、ULAだけで賄えないことはない。

カリフォルニアからの打ち上げは、それこそULAだけにしてもいい(バルカンロケット用にSLC-3Eを改修することが決まっているようです:デルタ4ヘビー用のSLCー6がどうなるかは未定)。

(西海岸デルタ 4 の最後のミッションの後、歴史的な発射台は不確かな未来に直面しています)
https://spaceflightnow.com/2022/09/23/historic-california-launch-pad-faces-uncertain-future-after-final-west-coast-delta-4-mission/

「ULA はいくつかの理由から、SLC-6 よりもバルカン ロケットに SLC-3E 発射台を選択しました。1 つはアトラス 5 ロケットとバルカンの類似点で、どちらもセントールの上段を使用し、同じペイロード シュラウド デザインと同じタイプの固体ロケット ブースターを使用しています。」

「もう 1 つの理由は、SLC-6 は維持費が高く、ULA は軍用打ち上げ契約で SpaceX と競合するためにコストを削減しようとしていることです。」

「SLC-6の建造物を解体する当面の計画はなく、ULAはパッドの責任を宇宙軍に引き渡し、宇宙軍はパッドの新しいテナントを見つけようとします. 」

まず、借り手は見つからないだろう。

新しい酒がなければ、新しい革袋は必要ないし、既に酒を飲みほした古い革袋は捨てるしかないのだ。

年々歳々発射台同じからずだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(NASA はスターシップの爆発を恐れているため、SpaceX は Crew Dragon 用の代替ランプを構築します。)
https://www.elonx.cz/nasa-se-boji-vybuchu-starship-a-tak-spacex-vybuduje-alternativni-rampu-pro-crew-dragon/

「SLC-40 ランプからの有人ミッションのインフラストラクチャはすぐに準備が整いますか? 現時点でランプに欠けている主なものは、宇宙飛行士が直立ロケットに搭載された Crew Dragon に搭乗できるようにするタワーです。また、打ち上げ前の準備中に重大な問題が発生した場合に、宇宙飛行士やサービス要員がランプから緊急脱出するための何らかのシステムを構築する必要があります。LC-39A ランプでは、SpaceX はこれらの目的のために、スペース シャトル時代から残された既存のインフラストラクチャを使用しました。」

「SLC-40 ランプにはそのようなものがないため、SpaceX はまったく新しいインフラストラクチャを構築する必要があります。」

浮沈子は多少誤解していたようで、現在のパッド39Aにあるタワーは、その構造体や脱出設備をスペースシャトル発射施設から引き継いでいるようだ。

が、まあ、そんなものは簡単に設置できるだろう(そうなのかあ?)。

「SLC-40 と LC-39A のランプ アップグレードは NASA から要求されましたが、SpaceX にもメリットがあります。両方のフロリダ ランプからドラゴン ミッションを実施できることで、SpaceX が来年実施したいと考えている数百のミッションの計画の柔軟性が高まります。」

数百って、そんなにはないだろうけどな。

ペトルメレチンは、ファルコンヘビーのモバイルガントリーにも注目している。

「LC-39A ランプは、ファルコン ヘビー ロケットが発射できる唯一の場所でもあり、貨物の垂直統合のためのモバイル タワーもここに建設される予定です。」

「これは、必要に応じて SLC-40 ランプにも構築できる可能性がありますが、この発射台をファルコン ヘビー用にアップグレードすることはおそらく困難であるか、不可能ですらあります。したがって、ユニークな LC-39A ランプを、史上最大かつ最も強力なロケットであるスターシップによってもたらされるリスクから保護するために、可能な限りのことを行うことは SpaceX の関心事です。」

ヘビーをパッド40から上げることは想定していなかったけど、確かに有人打ち上げだけでなく、ヘビーの打ち上げ施設としてもパッド39Aは唯一の発射施設だ。

NASAは、ヘビーに依存したミッションをいろいろ抱えているからな。

月周回ゲートウェイの建造(PPE、HALO)、その補給機(XL)、プシケ、エウロパクリッパー、ナンシーグレースローマン宇宙望遠鏡、エトセエトセ・・・。

ヘビーがうち上げられなくなるということは、ISSタクシー以上に痛手となる(ISSは、完全な補完は無理としても、スターライナーで半分はカバーできるからな)。

まあいい。

メレチンは、パッド40をヘビー用に改修することは困難としているけど、あり得ない話とまでは言えない。

NASAだけではなく、国防総省(国家偵察局含む)も、ヘビー無くしてはミッションの遂行がままならない。

スターライナーのリスク(墜落激突爆発炎上木っ端微塵)を考えれば、ヘビーのためのバックアップ施設の建設も必要かもしれない。

問題は、その施設は、スターシップの運用が確立すれば不要になるということなわけだ。

それまでには、少なくとも数年の時間が必要だろうし、下手をすればスターシップ自体のドロップアウトもあり得る。

作る意義は十分あるだろう。

バルカンロケットがいつになったら上がるか分からない状況の中で、米国のヘビーリフターはヘビーとSLSだけだ。

SLSも、当てにはできないからな(エウロパクリッパーは、元々SLSで上げる予定だったからな)。

月軌道への有人飛行以外で、SLSを運用することは、少なくとも今後10年くらいは困難だ。

うーん、そう考えると、パッド40の工事は、大規模にならざるを得ない。

その間の打ち上げは、どこか別のところで行うしかないだろう。

パッド39Aだけでは賄いきれないに違いない。

バンデンバーグから、浅い軌道傾斜角への打ち上げを行うか、大どんでん返しで、テキサスのスターベースにファルコンシリーズ用の打ち上げ施設を作るかだな。

これも、絶対ないとは言い切れないだろう(スターベースは、そもそも、ファルコンシリーズの打ち上げのために開発を許可されている)。

スターシップの開発が停滞する中、様々なオプションが考えられる状況だが、逆に言えば、開発が軌道に乗れば、問題は一気に解決する(ありえねー)。

一寸先は闇の宇宙開発。

パッド40の改修情報に注目だな・・・。