😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:情報共有復活2025年03月10日 13:15

欧州大戦争:ウクライナ戦線:情報共有復活
欧州大戦争:ウクライナ戦線:情報共有復活


(米国、ウクライナとの情報共有停止をほぼ解除-トランプ大統領)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-03-10/SSVS3BT1UM0W00

「トランプ氏は大統領専用機で記者団から情報共有の再開を検討するか問われた際にほぼ完了したと答え・・・」

「米国はその後、ウクライナ軍がロシア軍を標的にするのに役立てていた情報の共有を一部停止した。米当局者は攻撃にかかわる情報共有を含む軍事支援を止めると述べていた。」

「米当局側はウクライナが自国軍部隊を守るために必要な情報共有は続けるとしていたものの、ここ数日のロシアによるミサイルの集中砲火により、軍事支援制限を巡るトランプ氏の決定に疑問が上がっている。」

実際のところ、具体的にどこまでの情報提供(共有でもいいんですが)が行われているのか、いつから再開され、どういう手順と段階を踏んで復活されるのかは不明だ。

エアフォースワンでの記者団への回答が、どこまで真実なのかもわからない(口から出まかせかもな)。

確かに、薬が効き過ぎた感は否めない。

この1週間余りの惨状は目を覆うばかりだ。

(クルスク方面の防衛ラインが崩壊、スジャを守るウクライナ軍は危機的状況)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/defense-line-collapses-in-kursk-area-ukrainian-forces-defending-suzha-in-crisis/

「ロシア軍がマラヤ・ロクニャ、二コラエフカ、ヴィクトロフカ、ナイデノフ、ルスコエ・ポレチノエ、コシツァを占領した」「ロシア軍がマルティノフカの大部分を支配している」「ノヴェンケ集落全体がグレーゾーンに入った」「残念ながらクルスク方面で敵の前進を裏付ける映像が複数登場した」「我々は何もコメントしたくない」「現在最も重要なことは最後まで任務を遂行している人々の命だ」(ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATE)

「ロシア軍がマラヤ・ロクニャ、チェルカスコエ・ポレチノエ、イヴァシュコフスキー、クバトキン、マルティノフカ、ミハイロフカ、マフノフカ、ノヴェンケを占領した」「ロシア軍が二コルスキーの南から線路沿いにスジャ方向へ前進した」「ロシア軍がパイプラインを活用してウクライナ軍陣地や要塞を迂回し、線路の樹林帯付近で地上に出てクバトキンを占領した。そこから南下してスジャ郊外でも戦闘が始まっている」「スームィ州ノヴェンケを占領して部隊はバシフカ方向に前進している。ここを占領できればスジャ~ユナキフカ間の高速道路=38K-004~H-07への攻撃が容易になるだろう」(ロシア人ミルブロガーが運営するRYBAR)

「クルスク方面の状況は加速度的に悪化しており、もしかすると3月中にスジャを含むクルスク占領地が失われるかもしれない。」(航空万能論ブログ管理人)

これ以外にも、リマン方面ゼレベツ川沿い、シヴェルシク方面、コンスタンチノフカ方面、クラホヴェ・ヴェリカノボシルカ方面においてもロシア軍の占領地拡大が報じられており、情報共有等中止を含む米国による軍事支援の遮断は、全ての戦線に甚大な影響を与えている。

が、スターリンクについては遮断はないようだ。

(ウクライナ軍に提供の衛星通信網「交渉材料にせず」「接続停止せず」…マスク氏、提供巡り投稿応酬)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250310-OYT1T50002/

「ウクライナ政策にどれほど反対していても、スターリンクが接続を停止することは決してない。それを交渉材料として使うことも決してない」(最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏)

「マスク氏はスターリンクが情報提供を止めた場合に「ウクライナの戦線全体が崩壊するだろう」とXに投稿」

「スペースXが信頼できない供給者であると判明すれば、他の供給者を探さざるを得なくなるだろう」(ポーランドのラドスワフ・シコルスキ外相)

「お前が払うのはほんのわずかな費用だ。そしてスターリンクに代わるものはない」(マスク氏)

実際のところは分からない。

ロシア側が裏で調達したアンテナを無効にすることもできたわけだから、ウクライナで使われているアンテナのいくつかを一時的に使えなくすることぐらいは朝飯前だろう。

ベストエフォートだからな。

契約の範囲内での接続不良はいくらでも演出可能だ(そうなのかあ?)。

実際マスク自身が、過去にクリミアに於けるウクライナ軍の作戦を阻止したと明らかにしている。

浮沈子的には、トランプとイーロンマスクという2大おおウソつきの発言だけで判断するわけにはいかない。

誰がどう言っているかよりも、何がどうなっているかが重要だ。

とはいえ、この2人のほら吹き(!!)が、絶大な影響力を持っていることは間違いない。

国家は国益で動き、企業は利益で動く。

ロシアとの関係改善、スターリンクの顧客拡大はどちらも理に(利に?)適っている。

浮沈子的には、スターリンクが表立って遮断されることはない一方で、情報共有を含めた米国の軍事支援がしばらく継続すると見ている。

ゼレンスキーが鉱物資源契約に調印したとしても、軍事支援再開には至らない可能性は排除できない。

支援が中止されたまま、戦闘停止に追い込まれる公算は高い。

ぶっちゃけ、それは降伏と同義だ。

停戦→選挙→調印→恒久和平交渉のスキームは残っている。

「・・・もしかすると3月中にスジャを含むクルスク占領地が失われるかもしれない。」(再掲)

クルスクを失い(3月10日現在の画像参照)、怪しげな鉱物資源契約だけで臨む和平交渉はキビシーだろうな・・・。

😼我田引水:老化と知能2025年03月09日 09:43

我田引水:老化と知能


(知能は老化ではなく「頭を使わないこと」で衰えるとの研究結果、よく頭を使う人は年を取っても能力が成長し続けることが判明)
https://gigazine.net/news/20250307-age-cognitive-skill/

「認知機能は20~30代という人生のかなり早い段階から衰えはじめるといわれており、加齢によるスキル低下は高齢化が急激に進む現代社会にとって深刻な脅威」

社会はともかくとして、本人の日常生活にとっては、間違いなく深刻な脅威だ。

「仕事などでよく頭を使っている人は高齢になってもスキルが高まり続けることがわかりました。」(文章力や計算能力といったスキルが年齢とともにどう変化するかを調べたドイツの研究)

浮沈子は、計算はともかく(算数、苦手!)、文章を書くことは継続して続けているからな(この与太ブログのことかあ?)。

「ドイツでは3年半後に再度テストを実施する追加の研究プロジェクト「PIAAC-Longitudinal」が行われていたので、研究者らは加齢による認知スキルの変化を正確に測定することができました。」

「読み書き能力(左)と計算能力(右)は20代~30代が最も高く、40代以降では大きく低下することがわかりました。」

「スキルをよく使う人は読み書き能力と数的思考力が低下するどころか60代まで成長し続けました。一方、スキルの使用頻度が低い人は30代半ばから能力が衰え始めました。」

統計的手法による部分は、バッサリ割愛する(算数、苦手!)。

「最も重要なのは頻繁に頭を使っているかどうか」

男女差、学歴、仕事内容を考慮しても、スキルの使用頻度が有意に影響しているようだ。

「・・・スキルの活用により認知力の低下を避けうるとの結果は、高齢化社会を抱える国々にとってはいいニュースですが、能力の維持は自動的ではなく、能力を活用することによる刺激があるかどうか次第のようです」

なーんも考えずにぼーっと毎日を過ごし、爆食爆睡を重ねていれば、それはそれで幸せかもしれないが、体力気力認知能力の低下は確実に訪れるだろう。

ダイビングを趣味とし、筋トレと有酸素運動に励み、与太ブログを垂れ流す浮沈子は、そりゃあ、周りに迷惑かけっぱなしだろうが、体力気力認知能力の維持には効果的というわけだ(そうなのかあ?)。

うーん、問題はやっぱ、爆食爆睡なんだろうな・・・。

😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:クルスク撤退前夜2025年03月08日 18:17

欧州大戦争:ウクライナ戦線:クルスク撤退前夜
欧州大戦争:ウクライナ戦線:クルスク撤退前夜


(ロシアがクルスク州で防衛線突破、ウクライナ軍の退路狭まる 報道)
https://www.afpbb.com/articles/-/3566634

「回廊は幅12~13キロに狭まっている。残りのエリアでは、ウクライナ軍の占領地が狭過ぎて安全な場所を見つけることができない」(防衛アナリストのヤン・マトベエフ氏)

「ウクライナ軍司令部は決断を下さなければならない。(越境攻撃)作戦を完了し、部隊を温存してクルスク州から撤退するか、(クルスク州で)踏ん張り、すべてを失うリスクを取るかだ」(同上)

「クルスク州の兵たん事情は急速に悪化しており、既に危機的状況にある」「スジャへの補給ルートは敵の完全な射撃統制下にある」(著名なウクライナ人活動家、セルヒー・ステルネンコ氏)

「ウクライナはもはや痛みを伴わずに軍を退くことができない。遅過ぎた。彼ら(クルスク州駐留部隊)に補給さえできない」(ロシアの従軍記者アレクサンドル・コッツ氏)

いつかはこうなると思っていたけど、急速な状況の変化はトランプ政権になってから顕著だ。

早期停戦を模索する中で、ロシア軍が攻勢を強めているということもある。

逆に、東部や南部戦線は膠着し、一部ではウクライナ側の反撃も見られる。

してやったり・・・。

ではない!。

クルスクは既に死に体となっており、ウクライナ側が政治目的で温存する話ではなくなっている。

占領地自体は、まだ最大版図の4割程度を維持しているが、兵站ルートを攻められて、これ以上占領地を維持することが困難になっている。

(クルスク方面のウクライナ軍は包囲の危機、現地の兵士らも撤退を訴える)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-troops-in-the-kursk-region-at-risk-of-being-surrounded-local-soldiers-also-calling-for-withdrawal/

「ウクライナ軍がクルスク方面で後退し続けている」(DEEP STATE)

「包囲の危機に直面してる」「クルスク方面の兵士らは撤退を望んでいる」(ウクライナ軍兵士ら)

「ゼレンスキー大統領が「交渉材料だ」と主張するクルスク占領地は失われる寸前」(航空万能論ブログ管理人)

「視覚的にもウクライナ軍がスームィ州バシフカの北西=Ⓐでロシア軍兵士を攻撃する様子が登場し、初めてスームィ州にロシア軍が侵入していることを示す視覚的証拠が登場」(同上)

「ロシア軍の突破は3月4日頃に発生して全道路が制圧されてしまった」(クルスク方面で活動する衛生兵)

「スジャ付近の橋が全て破壊された」(取材に応じた情報筋)

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

この状況から戦線を立て直すことは難しい。

細い兵站ルートを確保するためには、より多くの兵力を投入して敵の攻撃を遠ざける必要があり、それが出来なければ前線に送られる武器弾薬や食糧は枯渇することになる。

分厚いバックアップ(予備兵力)がなければ、脅かされている兵站ルートを維持することが出来ないわけで、おそらく、ウクライナはこの事態を打開するための兵力を欠いている(未確認)。

「どのような結果で終わるのか予想もつかないが、残念なことに我々は『最終的に悪い結果に繋がる問題に気づかない』という悪癖を繰り返している。なぜこれが繰り返されるのかは分からない。決定を下す能力と権限は指揮官にあり、兵士らは敵の前進や集結を阻止し、これを押し戻すためあらゆる努力を行っている」(DEEP STATE)

変化が急激に訪れていることから、侵略地北部の戦線における継戦能力は毀損し、数日のうちに撤退を余儀なくされるに違いない。

まあ、それは想定の範囲内だが、問題は司令部が置かれているスジャだな。

「スジャ付近の橋が全て破壊された」(再掲)

主たる占領地域の後方で兵站が遮断されていることはもちろんヤバいが、既に本体への攻撃が始まっているということなわけだ。

戦場のドラマは確かにヤバいが、真のヤバさはこの侵攻地域の政治的価値にある。

つまり、軍事的合理性からは撤退しかないと分かっていても、多大の犠牲を伴う占領地の「死守」を命じられる可能性があるということだ。

最高司令官であるゼレンスキーは、全面撤退なんて無様は認めないだろうから、シルスキー総司令官は言いなりになるしかない。

貴重な戦力が失われていくことは、ウクライナにとって死活的にヤバい話だ。

しかも、ロシアは兵站ルートを遮断するために、スムイ州に侵攻している。

ウクライナの継戦能力がないと分かれば、クルスクを奪還するだけにとどまらず、逆にスムイ州へと深く侵攻し、ロシアに対して戦略カードを進呈することになりかねない。

チョーヤバ!!。

(米政府購入の人工衛星画像、ウクライナからのアクセス遮断 トランプ政権)
https://www.cnn.co.jp/usa/35230240.html

「トランプ米政権は衛星画像大手マクサー・テクノロジーズを通じて購入している商業衛星画像について、ウクライナからのアクセスを遮断」

やれやれ・・・。

泣きっ面に蜂だな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア軍、越境のウクライナ軍を包囲か 「米衛星通信使えず」報道)
https://www.asahi.com/articles/AST384KG6T38UHBI01KM.html

「ウクライナ兵士は、米スペースX社の衛星通信サービス「スターリンク」が使えず、司令部との連絡もできないという。」

おっと、ついに来るものが来たか・・・。

「ロシア軍が南方からスジャに進軍。約2千人のウクライナ兵士を包囲しており、脱出ルートも塞がれている」(ロシア独立系メディア「マッシュ」)

「奪還したのはスジャから十数キロ北のビクトロフカなど3集落。ほかの地域でも攻勢を続けている」(ロシア国防省)

ロシア側の評価とロシアメディアの報道だからな。

どこまで本当なのかは疑問だ(情報戦=嘘八百の拡散かあ?)。

と思ったら、ウクライナ側の情報が飛び込んできた。

(約1万人のウクライナ軍がクルスク方面で包囲の危機、今直ぐ撤退すべき)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/about-10000-ukrainian-troops-are-in-danger-of-being-surrounded-in-the-kursk-region-and-should-withdraw-immediately/

「複数のチャンネルから伝えられるクルスク方面の状況は断末魔の叫びに近いものがある」

なんと!。

「もうクルスク方面で優位性が失われているため撤退を今直ぐ決断すべきだ」(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏)

「約1万人のウクライナ軍は包囲の危機に瀕している」「さらなる損失を避けるためクルスクからの撤退が検討されている」(Telegraph)

「ロシア軍がクリロフカ西の渓谷をスームィ州方向に前進した」「グレーゾーンの先端が38H-609に到達した」(ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATE)

「我々の防衛ラインが破られた」「我々の部隊は部分的もしくは完全な包囲を避けるためこの地域で戦っている」「この突破は突然生じたものではなく計画的なものだった」「ロシア軍は昨年末にクリロフカへ侵入して旅団のある部隊が陣地を放棄して撤退した」「敵は集落に戦力を集結させて組織的な突撃作戦を開始し、3月5日~6日に決定的な突破口を開いた」(Ukrainska Pravdaの取材に応じたウクライナ軍関係者)

攻勢は、3月になってからの数日間の出来事のようだ。

米国の軍事支援の停止、西側との情報共有の遮断、衛星画像の提供中止、とどめのスターリンクの接続停止(未確認)と時期的に一致しているが、プーチンは以前からウクライナ軍が包囲されているとほのめかしていた。

「この突破は突然生じたものではなく計画的なものだった」(再掲)

「敵はクルスク方面の全方位で大規模な攻撃を続けている。ウクライナ軍は英雄的精神と粘り強さを発揮して抵抗を試みているものの、ここではロシア軍と北朝鮮軍を合わせた数的優位が顕著で、損害を物ともせず前進してくる上、敵は側面からの厳重な火力管制で我々の兵站を脅かしており前線保持が困難になっている。さらにロシア軍兵士(約100人)はガス輸送のパイプラインを利用してスジャに侵入したことが確認された。現在はパイプラインを厳重な監視下に置き、発見された敵の排除が進められている」(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏)

もう、スジャ市内に侵入してるのか・・・。

ガスのパイプラインというのは盲点だな。

「クルスク方面の作戦は当初「少ない損失で敵に何倍もの被害を与えることができる」という軍事的結果で正当化できたが、もう占領地の保持にこだわる戦術的意義が見当たらず、作戦継続が政治的動機で行われているのは誰の目にも明らかだ。戦争における成功とは戦術的、作戦的、戦略的に有利なポジションを獲得し、自軍の損失より何倍も大きな損害を敵に与えることで、ウクライナ軍は戦術的にも作戦的にもクルスク方面での有利なポジションを失っているため司令部は(撤退を)今直ぐ決断すべきだ」(同上)

「ロシア軍が防衛ラインを突破して二方向からスジャに通じる主要道路に迫っているため、約1万人のウクライナ軍は包囲の危機に瀕している」「ロシア軍は主要道路の遮断に相当数のドローンと北朝鮮を投入している」「取材に応じたウクライナ軍兵士は『さらなる損失を避けるためクルスクからの撤退が検討されている』『包囲される恐怖は現実のものだ』と述べた」(Telegraph)

が、しかし、「政治的動機」は強力なようだ。

「現時点でクルスク方面から部隊を撤退させる予定はない」「状況を安定化させるための措置が講じられている」「さらにロシア軍に対抗するための措置も計画されている」(RBC-Ukraineの取材に応じたウクライナ軍関係者)

やれやれ・・・。

浮沈子的には、「追記」で明かされた話に興味をひかれたs

「スジャ侵入に使用されたパイプラインを事前に爆破しなかったのか?」(Ukrainska Pravda)

「限られた兵站能力の中でパイプラインを爆破するのは不可能だ」(取材に応じたウクライナ軍関係者)

つまりだな、数的に有利なはずの撤退戦においてさえ、戦力不足が露呈しているわけだ。

ロシアは勝負時と見るだろうな。

ウクライナは、ありったけの予備兵力を投入して、組織的にクルスク州内から撤退するしかない。

もともと筋が悪い逆侵攻が維持できなかったという話は、侵攻しなかった事態よりはるかに悪い。

ロシア軍は、逆にスムイ州内に足場を築くことになるだろう。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(クルスク方面の危機的な状況、RYBARもロシア軍の大きな成功を報告)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/critical-situation-in-the-kursk-area-rybar-also-reports-great-success-of-russian-military/

「ロシア軍がウクライナ国境で大規模な突破に成功したという情報は事実ではない」「ジュラフカ方向とノヴェンケ方向でロシア軍の小規模な歩兵部隊が足場を築ことしているものの徐々に破壊されている」「敵がスジャ郊外に足場を築くためパイプラインを活用して移動した」「この特殊部隊は発見され殲滅されつつある」「状況の全体像を把握している」「防衛力を回復させるため必要な措置を講じている」「状況を安定させるため予備戦力も投入した」「スジャの南で敵が大きな損害を被っている」(ウクライナ軍参謀本部)

ウクライナ軍も対応に必死だが、ロシア軍の攻勢は止まらないようだ。

以前の支配地域の状況との比較では、ウクライナ側の支配地域が大きく抉られているのが分かる(画像参照)。

(欧州大戦争:ウクライナ戦線:核武装再び)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/03/02/9758161

この記事を書いた時点では、ロシア軍の支配地域は縦長のジャガイモ的感じだが、今朝(3月9日)では、スジャ南部や北西部で押し戻されている。

予備戦力投入のタイミング、規模、効果がどれ程になるのかは、もう少し様子を見なければ分からないが、状況は極めて悪い。

「仮にジュラフカ方向とノヴェンケ方向でロシア軍の前進を食い止めても、スジャに侵入したロシア軍部隊を殲滅できても、クリロフカ方向の状況がDEEP STATEとRYBARの報告通りなら「スジャ方向の開口部=スームィ州とクルスク州が接する国境の長さ」は12km程度しかなく、この程度の深さではスジャ防衛の生命線=38K-004~H-07はロシア軍の無人機や大砲の火力管制下から逃れることが出来ず、根本的にロシア軍を押し戻すことができなければクルスク方面に展開するウクライナ軍はじわじわと弱って行くだけだろう。」(航空万能論ブログ管理人)

相変わらず、ワンセンテンスが長いので引用に苦労するけど、要するに兵站ルートを脅かされ続ければ前線の戦闘能力は持続しないということだ。

クルスクでは(でも?)、時間はロシア軍に味方している。

「スジャ方向に対する大釜について語るのは時期尚早」「まだ38K-004~H-07は物理的に遮断されておらずウクライナ軍が包囲されている兆候もない」「機関車よりも先に走ったところで良い結果をもたらさない」(RYBAR:ロシア側の戦況ブログ発信者)

慎重だな・・・。

クルスクの政治的意義、投入されている兵力の質、おそらく潤沢に供給されている砲弾などの兵器を考慮すれば、ロシア側としては必ずしも楽観できる状況ではないのかも知れない(未確認)。

繰り返しになるが、ロシア軍が計画的に攻撃を激化させたことと、西側の情報共有停止やスターリンク遮断(未確認)との関係は不明だ。

が、米国はロシア軍と呼応しているのではないかとすら思える。

欧州大戦争の視点から見れば、クルスクは重箱の隅の話だが、ここを失うことの政治的影響は大きい。

まして、大規模なスムイ州への侵攻を許すことになったりすれば、そのダメージは深刻だ。

その一方で、東部・南部戦線に動きはない。

戦闘は続いているが、膠着している。

確認しておこう。

クルスク方面の状況は、ここ数日、大きく動いている。

最早、ウクライナ軍が占領地を拡大し、ロシア側を脅かす勢いはない。

どころか、補給路を断たれ、包囲され、殲滅される恐れも出てきている(そうなのかあ?)。

元々、情報量が限られた戦線で、両軍当局の主張は噛み合わないし、観測者の見解にも隔たりはあるが、戦場の霧の中から垣間見えるのはウクライナ軍がこの地域から撤退する時期が迫っているということだ。

今日明日ではないだろうが、1年2年先の話ではないだろう。

早ければ今月中にも、決定的な状況(スジャ陥落?)を見ることになるかも知れない。

早い時期に撤退すれば、ウクライナ軍は損害を最小限にとどめ、スムイ州へのロシア軍の侵攻や東部・南部戦線でのこれ以上の侵攻を食い止めることが出来るかもしれない。

逆に、政治的要請や軍のメンツに拘り、占領地の維持に固執すれば、貴重な戦力を毀損し、以後の戦闘に重大な影響を与える恐れがある。

どっちに転んでも、ウクライナにとっていいことはない。

結果論だが、クルスク侵攻は愚策だった。

ロシアと北朝鮮の関係を強化することにもなっちまったしな。

ポクロフシク方面の戦線は、確かにこの間膠着している。

その意味では、クルスク侵攻の効果はゼロだったわけではないかも知れない。

しかし、それもどうなるかは分からない。

全体状況としては、停戦への動きが加速している。

米国の様々な軍事支援の停止が、どれだけの期間続くかということもある。

クルスクは、ある意味でウクライナ戦線の縮図だ。

ロシアがここを奪還しスムイ州に攻め込むことと、ウクライナがロシアに落ちて欧州本体に手を出し始める構図は恐ろしいほど似通っているように見える(単なる錯覚じゃね?)。

浮沈子の妄想は、今朝も果てしなく羽ばたいている・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ軍1万人をロシア軍が包囲か 米機密情報の提供停止で窮地、越境攻撃から撤退も)
https://www.sankei.com/article/20250309-L5DVR5APEFNSXPXQ6SX7QPQC7Y/

「米誌タイムはウクライナ政府高官の話として、米国の機密情報の提供停止により、ロシア国内から離陸してウクライナに向かう爆撃機や軍用機の動きもつかみにくくなったという。」

うーん、これはクルスク方面の話だけじゃないからな。

戦線全域に、ジワリと効いてくるだろう。

(ロシア ウクライナ軍が越境攻撃のクルスク州で攻勢強める)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250309/k10014744021000.html

「ロシアメディアもクルスク州の一部でウクライナ軍を包囲する作戦が続いていると伝えるなど、ロシア軍が攻勢を強めています。」

ほほう、兵站の遮断ではなく、目的は包囲か。

「クルスク州のスジャではロシア軍がウクライナ軍を包囲する作戦を続けていて、完全に取り囲むまで残すところおよそ10キロに迫っているという見方」(現地に入った軍事専門家の話:ロシアメディア)

まあ、占領地の幅自体が、ざっくり10km余りだから、何とも言えない距離感だけどな。

エネルギー関連などへの攻撃も続く中、ゼレンスキーは国内向けとはいえ、従来のスタンスを崩していない。

「ロシアによる新たな攻撃という現実そのものが、和平を強制されるべきはロシアであることを証明している」

クルスクに侵攻したのは誰だったのか、浮沈子は忘れちまったけどな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(米のウクライナ軍事支援一時停止 ロシア西部で作戦に影響か)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250309/k10014744511000.html

「アメリカがウクライナへの情報面の支援を一時停止したことに対し、欧米のメディアは、ロシア西部クルスク州で越境攻撃を行うウクライナ軍の作戦に影響が出て、ロシア軍が攻勢を強めているという見方」

うーん、やっぱ米ロの連係プレイは見事だな(そういうことかあ?)。

「アメリカが情報面の支援を一時停止した直後、クルスク州でロシア軍がウクライナ側の重要な補給路を攻撃し、ウクライナ軍の兵士およそ1万人が包囲される危機」(テレグラフ)

「ロシアが好機と捉え、長距離攻撃を強化し、特に弾道ミサイルからの防衛に不可欠な防空システム『パトリオット』を消耗させる可能性が高い」(ISW)

影響はクルスクだけじゃない。

防空用迎撃ミサイルの消耗は、都市部のインフラ破壊につながる。

ロシアは、ひょっとして、直接キエフを狙っているのかも知れない(そうなのかあ?)。

おりしも、この夏にはベラルーシでロシアとの合同軍事演習が行われる。

4年前と同じだな。

で、前回は演習が終わっても撤収しな部隊が侵攻に参加している。

今回は、演習の「前」に侵攻するかもしれない(その後に演習するかどうかは不明)。

米国の対応を受けて、これ程タイミング良く攻勢に出られるということなら、ロシア軍侮るべからずというところか・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア クルスク州“北朝鮮軍と無人機攻撃 ウクライナ不利に”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250310/k10014744601000.html

「以前に比べて訓練された北朝鮮軍の部隊と大量の無人機による攻撃を受け、不利な状況に陥っている」(現地に展開している部隊の兵士)

「装備品などの損失の95%は、光ファイバーケーブルで制御するタイプの無人機の攻撃による」「電波妨害を受けないタイプの無人機を大量に投入」

ほほう、ファイバードローン大活躍だな。

「釜のふたはほぼ閉じられている」(ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長)

「この週を通して、ロシアはさまざまな種類の兵器で国民に対して何百回もの攻撃を行った」(ゼレンスキー大統領)

影響はクルスクの戦況に留まらない。

が、東部戦線など、既存の戦場は停滞している(若干の変化はあるようですが)。

(ロシア軍ついに“息切れ”か 進撃ペースが鈍化したと英国防省が指摘 今年も大きな損害被る)
https://trafficnews.jp/post/527368

「ウクライナ軍参謀本部が報告した2025年2月におけるロシア軍の1日平均死傷者数は1255人で、2024年8月以来では最も少ないとのこと。2月全体のロシア軍の死傷者総数は3万5140人で、2025年1月から約1万3000人の減少」

「死傷者数は依然として高い水準にあるものの、減少傾向にあるのは、ロシア軍の作戦と攻撃のテンポが落ちたことを反映している可能性が高い」

うーん、より効率的に戦闘を続けているからではないのかあ?。

正面突破の肉弾戦ではなく、兵站切断とか包囲して撤退を促すとか。

もうちょっと、丁寧な分析をしてもらいたいもんだな・・・。

(クルスク州でロ軍が進撃、ウクライナ軍の補給脅かす 精鋭ドローン部隊も展開)
https://forbesjapan.com/articles/detail/77661

「以前から展開している海軍歩兵部隊や空挺部隊に加え、数百人以上の新たな北朝鮮部隊、そしてロシア軍屈指のドローン(無人機)部隊が投入されているもよう」

北朝鮮+ドローンの群れ=クルスクの危機

この構図は、複数のメディアが好んで使っている。

「クルスク方面でのロシア軍の進撃は、米国のドナルド・トランプ政権がウクライナへの情報提供や武器弾薬の輸送を停止し出した矢先に始まった。」

米国の各種支援の停止+ロシアの攻勢=ウクライナの危機

このパターンも定着している。

「ウクライナ軍が2月に遂げていた前進を逆転させるばかりか、ウクライナ軍の現地の主要拠点であるスジャ町に通じる幹線道路を遮断するおそれも」

チョー楽観的なデビットアックスも、今回ばかりは悲壮感が漂っている。

「依然として厳しいが、ウクライナ軍司令部の制御下にある」(ウクライナ軍参謀本部)

「ウクライナ軍がどのような措置を講じたのかは不明」

「北朝鮮部隊は新たな兵士を連れて前線に復帰」

「彼らはしばしば道路の短い区間(100〜300m)を攻撃目標に据え、そのエリアをドローンで飽和させる。攻撃はグループで行われることが多く、車両の前後左右をほぼ同時に攻撃することもある。この手法は車列の複数の車両を一度に攻撃するのにも用いられていて、被害を拡大させている。また、ドローンを道路に着陸させておき、車両が通過する際にその下で起爆するという、対戦車地雷のような罠も仕掛けている。おそらく、上向きの成形炸薬が使われているのだろう」(独立系アナリストのアンドルー・パーペチュア)

「ウクライナ軍は通常、ジャミング(電波妨害)によってロシア軍のドローンの多くを飛べなくしているが、ルビコンの部隊はよくできたドローンや、使用する周波数帯を素早く切り替えられるらしい無線制御システムによって、ウクライナ側のジャミングをかいくぐって戦うことに成功している。」

ほほう、ファイバードローンだけではないようだな。

「これまでにウクライナ軍の車両数百両が撃破されており、それには補給トラックのほか、貴重な米国製M2ブラッドレー歩兵戦闘車やマックスプロ装甲トラックも含まれる。」

「ルビコンの能力に対抗する妨害技術の著しい進歩がなければ、クルスク州での占領地域の保持は不可能になるかもしれない」(パーペチュア)

ファイバードローンは、従来の電波妨害技術が通用しない。

「数は明らかにわたしたちの側に味方していない」(クルスク州で戦闘任務に就いているウクライナ海兵隊所属のドローン操縦士、Kriegsforscherクルスク州で戦闘任務に就いているウクライナ海兵隊所属のドローン操縦士、Kriegsforscher)

兵站ルートの遮断は、上記のように短い区間にドローンを大量に投入する作戦が有効だ。

ジャミングの無効化と大量投入による飽和戦術で、輸送車両を効果的に破壊している。

加えて訓練された北朝鮮兵士の投入、米国の支援の停止が効いている。

ウクライナ軍は、昨年の砲弾不足に続き、春の憂鬱を味わっている。

別記事によれば、ウクライナ方面はそろそろ泥濘期に突入していて、未舗装路からの輸送に支障をきたす状況になっている。

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

停戦交渉に向けての地ならしが進む中、戦場は相変わらず過酷な状況だ。

このバカげた戦いを一刻も早く終わらせて、泥濘の春ならぬ平和の春を迎えたいものだ・・・。

😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:選挙介入2025年03月07日 22:03

欧州大戦争:ウクライナ戦線:選挙介入
欧州大戦争:ウクライナ戦線:選挙介入


(トランプ氏側近とウクライナ野党党首ら会談 大統領選を協議 米報道)
https://mainichi.jp/articles/20250307/k00/00m/030/247000c

「トランプ米政権の高官と、ロシアの侵攻を受けるウクライナの野党党首らが会談したと報じた。トランプ大統領が求めているウクライナ大統領選の早期実施が可能かどうか協議」

自国に好ましい政権を作るための工作は、米国の得意技だ。

戦後の我が国でも、エージェントが大活躍したと言われている。

が、ここまで大っぴらに行われると、かえって清々しい(そうなのかあ?)。

「会談したのは、トランプ氏の側近4人と、ウクライナのポロシェンコ前大統領が率いる野党「欧州連帯党」のメンバー、別の野党「祖国党」のティモシェンコ元首相。」

「選挙は停戦後にのみ実施できる」(ポロシェンコ氏)

「大統領選は戦争が終わるまでは実施できない」(ティモシェンコ氏)

「米政権からは、ゼレンスキー氏がロシアとの和平に前向きに取り組まない場合は辞任を求めるとの発言が出ている。」

和平プロセスとして挙がっているのは以下の通り。

<スタート>
レアアースの取引
→ロシアとの停戦交渉
→戦闘停止
→戒厳令解除
→選挙
→新政権による停戦合意の調印
→恒久的な和平への協議開始
→終戦
<ゴール>

問題は、ロシアが最初の停戦に応じるかどうかだ。

が、ここにきて、ウクライナ側がそもそも停戦に応じないのではないかという危惧が高まっている。

(ゼレンスキー氏、停戦条件を提示…ロシア外務省「何らかの猶予を与えることは受け入れられない」)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250307-OYT1T50049/

「ウクライナを放棄する代償を払ってまで平和を望んでいるわけではない」

「6日のEU特別首脳会議では、EUとウクライナが連帯して停戦交渉に関与することで合意」

▽ウクライナの領土保全と主権の尊重
▽ウクライナと欧州の関与しない交渉は認められないこと
▽その他(不明)

トランプ政権が強力に推進する和平プロセスとは相入れず、従来のバイデン政権のスタンスの延長線上に停戦を据えるというプランだ。

ロシアの継戦能力が尽きるまで、何十年でもウクライナを支援し続けることが出来なければ停戦は出来ない。

ゼレンスキーでは、ロシアとの早期停戦は出来ないということを証明して見せたようなもんだな。

米国は、どうやってこんな欧州に言うことを聞かせようとしているのか。

NATO脱退をちらつかせた程度ではマクロンを説得することは出来ないだろう。

ロシアはロシアで、停戦後の欧州軍のウクライナ駐留には断固反対のようだ(国連平和維持軍としては受け入れ可能な話も出てたけどな)。

「セルゲイ・ラブロフ露外相は6日の記者会見で英仏が検討する停戦後のウクライナへの平和維持部隊派遣について、「北大西洋条約機構(NATO)の駐留とみなす」と指摘し、受け入れない姿勢を改めて強調」

停戦→選挙→調印→和平交渉という2段階プランも、ロシアのこのスタンスではムリポだ。

ウクライナは、自らを停戦から遠ざけ続けている。

米国の支援が永遠に続くことを前提とした、勝利のプログラムでしか動けない。

米国の選挙干渉はポーズなのかも知れないし(あからさま過ぎるしな)、専門家からは経済性を疑問視されている地下資源契約だって、米国の国内向けプロパガンダの可能性は高い。

欧州から米軍が大規模に撤退し、欧州自体がロシアの餌になっていることを自覚しない限り、ウクライナが米国のイメージする停戦に応じることはない。

軍事支援や情報共有の停止は一時的なものだと言われているが、それを解除する判断はトランプに委ねられている。

そして、トランプの判断はロシアへの対応(と、ロシアの判断)次第だ。

相変わらず、時間はロシアに味方し続けている。

ロシアが停戦に応じなければ、トランプは停戦に先立って欧州からの米軍の大規模撤退を始めかねない。

プーチンは、じっくり構えてそれを待っている。

差し出された餌に飛びつくような真似はしない。

西側が自己崩壊するのを眺めているだけでいい。

経済制裁は、確かにロシアを苦しめているけど、待っていればしびれを切らせた米国が自ら解除に動き出すからな(既にその動きは始まっている)。

そうなれば、更に待ち続ける時間が得られるというものだ。

待てば待つほど、旨味が出る(ワインのようなもんかあ?)。

どこで飲むかは、ロシア軍の規模拡大次第だろう。

米軍が欧州から撤退し、後顧の憂いがなくなれば欧州大戦争の条件は整う。

ウクライナとの戦闘が続こうが、そのタイミングは変わらないだろう。

北極海から地中海まで、数千kmの戦線が開かれる。

ああっ、今夜も妄想が果てしなく羽ばたいちまったな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(英・仏 ウクライナに軍事情報共有も 米支援一時停止で限定的か)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250307/k10014743081000.html

「世界の秩序を破壊しようとしているのはロシアや悪の枢軸だけではなくアメリカも破壊している」(ザルジニー駐英大使)

ウクライナで大統領選挙が行われれば、ゼレンスキーを上回る得票を得ることが確実と言われている人物だからな。

が、浮沈子的関心は情報共有の方だ。

「提供できる情報は限定的でイギリスやほかのヨーロッパの国々で、アメリカから得られなくなった情報を補うのは難しい」

得られた一次情報やデータを評価解析し、統合して利用可能な形態に加工する作業は膨大だ。

米国のアットーテキ処理能力に頼り切っている西側に、それをカバーする力はない。

欧州は、それでも独自に動けるからまだマシだが、我が国のそれはお寒い限りだ。

米国の言いなりにスパイ衛星を飛ばしたり、GPS補完機能を提供するくらいが関の山だ。

「われわれは独自に情報を収集しており、ウクライナに提供している」(フランスのルコルニュ国防相)

そのこと自体が、米国主体の停戦を妨害することに繋がっている。

場合によっては、欧州の戦略戦術情報の限界をロシアなどに明かすことに繋がりかねない。

やれやれ・・・。

(米特使 “ウクライナへの支援停止 戦闘終結に向け圧力”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250307/k10014742051000.html

「ケロッグ氏は、ウクライナが鉱物資源の権益をめぐる合意に応じれば支援の停止が解除されるのかと問われると「大統領が決めることだ」と述べ明言を避けました。」

浮沈子的には順序が逆で、鉱物権益を蹴る前提で支援が停止されたに違いないと見ている。

踏み絵を踏まなかったわけだからな。

後から踏んだとしても、それは形だけのものだ。

心の底からの恭順ではない。

ホワイトハウスで行われた口論は、その意味では演出された芝居だったともいえる。

やや、演技過剰だったかも知れないが、目的は果たされた。

ウクライナへの軍事支援は停止され、情報共有も止まった。

後は、スターリンクの遮断だけ。

それも、時間の問題かもな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ外務省、メローニ伊首相によるNATO第5条のウクライナ適用案を支持)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3968051-ukuraina-wai-wu-shengmeroni-yi-shou-xiangniyoru-ditiaonoukuraina-shi-yong-anwo-zhi-chi.html

「メローニ伊首相は6日、ウクライナのNATO加盟のない状態で、同国への安全の保証として、NATOの集団的安全保障を定める北大西洋条約第5条をウクライナに適用することを提案」

んな、バカな・・・。

が、一見奇策と思える手法も、ロシアが電撃的に停戦を受け入れ、代わりにNATOを攻撃し出した場合には有効に機能するに違いない。

ウクライナには、派兵義務が生じるわけだからな(そうなのかあ?)。

実戦経験のある100万の軍隊を、短期間のうちに活用できるわけだ。

で、停戦までの間にウクライナに派遣するのは100人くらい(そんなあ!)。

国家は正義では動かない。

国益で動く。

メローニは、ウクライナ支援に熱心だがトランプ寄りでもある。

独自のポジションを生かして、英仏独による欧州のイニシャチブをけん制している。

この提案自体が、トランプの意を受けていないと言えるのかは疑問だ。

でもなあ、単なるかき回しにしては刺激的過ぎる気もするけどな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナのスターリンク問題への懸念から、フランスの小規模競合企業の株価が500%以上急騰した。)
https://www.businessinsider.com/starlink-competitor-eutelsat-oneweb-trump-us-aid-ukraine-internet-satellite-2025-3

「イーロン・マスク氏のスペースXが所有するスターリンクは、ウクライナ軍にとって重要なインターネットプロバイダーであり、そのサービスが失われれば、キエフの通信とドローン運用に大きな打撃となるだろう。」

「ウクライナのスターリンクアクセスが危険にさらされているかどうかは不明」

「マスク氏は、キエフがワシントンとの鉱物資源取引を拒否した場合、米国当局がキエフとのスターリンクの遮断を検討したとする2月下旬のロイター通信の報道を否定」

「米国はウクライナのスターリンク加入料の一部を負担しているが、欧州諸国も多くの端末に資金を提供している。ウクライナのスターリンク端末の約半分を負担しているポーランドは、今後も資金提供を続けると述べた。」

スターリンクの動きには、全世界が注目している。

国家は国益で動くが、企業はズバリ利益で動く。

白い猫でも黒い猫でも、金を払ってくれる猫ならどっちでもいいわけだ(そうなのかあ?)。

金の切れ目が縁の切れ目。

世知辛い世の中だな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ氏、対ロシア制裁検討 和平交渉推進へ圧力)
https://nordot.app/1270753146744488819

「ロシアとウクライナの和平合意が成立するまで、ロシアへの大規模な制裁や関税発動を検討している」(トランプ米大統領)

米国による追加の対ロシア制裁に効果がないことは分かっている。

特に、関税に関しては極めて限定的だ。

SNSへの投稿というのも本気度が問われる。

「手遅れになる前に、今すぐ交渉のテーブルに着け」(同上?)

手遅れって、どういう意味なのかあ?。

ノーベル平和賞は遠くなりにけりだな・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ氏、在独米軍の撤退検討=ハンガリーに再配置か―報道)
https://sp.m.jiji.com/article/show/3464771

「トランプ米大統領がドイツ駐留米軍の撤退を検討していると報じた。代わりに親ロシア姿勢が目立つ東欧のハンガリーに再配置する計画」

「約3万5000人の在独米軍を撤退させたい意向」

ドイツからの撤退は分かるんだが、ハンガリーに再配置というのは解せない。

「トランプ氏は「戦争を推し進めている」とウクライナを支援する欧州主要国にいら立ちを募らせている。」

再配置が本当なら、別の理由があるのかも知れない。

ハンガリーはウクライナの隣国だ。

一見すると、ロシアの欧州侵攻を瀬戸際で抑止する動きに見える。

2022年の侵攻時には、同じく隣国のポーランドに兵力を増強しているからな。

しかし、この時期の動きとしては不自然に映る。

停戦に向けてはロシアが勝ち過ぎるのも好ましくない。

軍事的に何らかの県政を目論んでいるのかも知れないし、何とも言えない気もする。

(「ロシア軍が防衛線突破」と報道 ウクライナ軍、露西部クルスク州で危機的状況か)
https://www.sankei.com/article/20250308-QCQYCCXWOVLTDIYFLAPXU5L7WQ/

「クルスク州の小都市スジャ近郊で、露軍がウクライナ軍の防衛線を突破した」

航空万能論でも伝えられているけど、スジャへの兵站経路を遮断する動きのようだ。

「ウクライナ軍が包囲されるか、撤退を余儀なくされるまで多くの時間は残されていない」(欧米側軍事専門家の見解)

まあ、この見立ても当てにはならないけどな。

「一時は約1300平方キロを占領した。しかし、露軍は北朝鮮兵も投入して反撃し、現在は6割以上を奪還したとの観測が強い。」

東部戦線や南部戦線は停滞し、一部はウクライナ軍が奪還しているとさえ言われている。

皮肉な話だが、今頃になってロシア軍の戦力分散という目標は達成されたわけだ。

クルスク侵攻は、大成功だったな(そうなのかあ?)。

一度侵攻された領土を取り返すことは難しい。

ロシアでさえ、半年以上かけても奪還できていない。

ウクライナが2024年の初期侵攻前の領土を完全に取り返すことが如何に困難かを、如実に示している。

(ロシア軍がクルスク方面で集落を奪還、スジャ南の防衛ライン突破も事実)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-recapture-villages-in-the-kursk-area-breakthrough-of-defense-line-south-of-suzha/

「スジャの南でロシア軍が防衛ラインの突破に成功したのは事実だ」(現地メディアの取材に応じたウクライナ軍関係者)

「(どこまで突破したのかは言及していない)」

画像は平たん路遮断に動いている地域(スジャの南側:浮沈子が赤丸で囲んだところ)。

😼欧州大戦争:集団的自衛権を金で買う常識2025年03月07日 16:15

欧州大戦争:集団的自衛権を金で買う常識


(トランプ氏、NATO加盟国「防衛しない」 国防費不十分なら)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/PT37BA4D7VJDTLG75WE4BFPZ4I-2025-03-06/

「常識だろう。彼らが支払わないなら、私は彼らを守るつもりはない」(トランプ米大統領)

うーん、そんな常識は聞いたことないんだがなあ・・・。

「北大西洋条約機構(NATO)加盟国が自国の国防費を十分に支払わなければ、米国は防衛しない」(同上)

「トランプ氏は自身が長年このような考えを持ち、2017─21年の大統領任期中にNATO加盟国に伝えたと言及。」

「彼らがわれわれを守ってくれると思うか」「そうすることになっているが、私は確信していない」(同上)

記事では、過去9.11の時に欧州から派兵があったとしているけど、それが形だけのものであることは周知だが、その際に米国が金を払ったかどうかは知らない。

「米同時多発攻撃(9・11)を受けたアフガニスタンでの戦闘でフランスや他の欧州諸国が米軍に加わったことに言及」(フランスのマクロン大統領)

「フランスだけでなく、(その他の)欧州諸国もわれわれがアフガニスタンに招集された時にそこにいた」「われわれは忠実で誠実な同盟国だ」(同上)

そう、集団的自衛権は相互的な取り決めであり、血の盟約であり、金で買うもんじゃない。

それが「常識」だと思ってた浮沈子は、何か勘違いをしてたようだ。

「支出の問題が解決されれば、NATOは「潜在的に良いもの」と考えている」(トランプ)

ミョーな違和感を拭い切れない・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

NATO第5条なんて機能しないと確信している浮沈子は、トランプの懸念が分からないでもない。

「NATOの将来について一部が懸念を持っている可能性があることを承知している」「はっきりさせておきたいのは、大西洋横断の関係とパートナーシップはわれわれの同盟の基盤であり続けるということだ」(NATOのルッテ事務総長)

うーん、米国頼みということは、あんま「はっきりさせて」おくべきじゃないと思うんだがなあ。

集団的自衛権の話は、以前から話題だったが、トランプの欧州離れは単に金の問題ではないようだ。

(米国務省、西欧諸国中心に在外公館の閉鎖準備=高官)
https://jp.reuters.com/world/us/74ESPK24PNM35HOSISOMPWPXII-2025-03-07/

「米国務省は、西欧諸国を中心に幾つかの在外公館を数カ月中に閉鎖する準備を進めており、世界全体で職員数を削減することを検討している。」

「ドイツのハンブルクとライプチヒ、フランスのボルドーとストラスブール、イタリアのフィレンツェなどの領事館が閉鎖対象」

「トルコ南部のガジアンテプにある拠点を閉鎖する計画を議会に通知」(これは、シリアの情勢を受けての変更らしい)

「国務省は首都ワシントン本部でも、人権や難民、国際犯罪、女性問題、人身売買取り締まりといった分野に従事する専門部署の統合も視野」

「米国民のために現在の諸課題へ対処する上で最適な態勢を確保する世界的な人員構成の検討を続けていく」(国務省の報道官)

米ロが双方の大使館の機能を復活させつつある中での動きとして見ると、ロシアにすり寄り欧州を切り捨てているようにも映る。

まあ、どうでもいいんですが。

大きな流れとしては、歴代共和党政権の大好きな「小さな政府」の実現の為と捉えられなくもないけどな。