CCRで潜る(プール) ― 2011年10月02日 06:34
某伊豆方面のダイビング用プールで潜っている。
浅いところは3.5m、深いところで4.75mある。さほど広くはないが、練習には十分だ。混んでくると芋の子を洗うような感じになるが・・・。
欠点は、水温が低いこと(温水プールのはずなんだけど・・・)と、水がきたないこと。水底にゴミが漂っている。
まあ、それほどひどい状態ではないのと、CCRの練習では水底に目がいってしまうので目立つということはある。練習に支障はない。
私は泳ぎ続けているのでまだいいが、イントラはじっとしていることが多く、水温が低いのは堪えるようだ。休憩時間にスイミングプールで泳いでは暖をとっている。
プールサイドにはお風呂やサウナもあって、設備は充実している。スイミングクラブの練習の日は朝の開始が1時間くらい遅くなることもあるが、いい施設である。
東京から遠いのが辛いが、週末泊まりを入れて2日くらい連続して練習すればそれほど疲れない。3日だと中日があってなお良い。
細かいスキルはここでみっちり練習するのだが、水深が浅く中性浮力が難しいのとトリムを維持するのが大変だ。うっかりしていると吹き上げられたり、水底に接触する。
ステージボトルを持ち込んで脱着したり、マーカーブイを上げたりもする。最近はマーカーブイの射出が得意科目になってきて楽しい。海で実際に行うときは失敗できないので、完璧になるまで練習しておく必要があるが・・・。
フィリピンには年に数回しかいけないので、残りの期間は月に1度くらいの割合でここで練習することになる。本数、時間とも、最も多くをここで過ごしている。
なんか、情けないような、ほっとするような感じだ。
浅いところは3.5m、深いところで4.75mある。さほど広くはないが、練習には十分だ。混んでくると芋の子を洗うような感じになるが・・・。
欠点は、水温が低いこと(温水プールのはずなんだけど・・・)と、水がきたないこと。水底にゴミが漂っている。
まあ、それほどひどい状態ではないのと、CCRの練習では水底に目がいってしまうので目立つということはある。練習に支障はない。
私は泳ぎ続けているのでまだいいが、イントラはじっとしていることが多く、水温が低いのは堪えるようだ。休憩時間にスイミングプールで泳いでは暖をとっている。
プールサイドにはお風呂やサウナもあって、設備は充実している。スイミングクラブの練習の日は朝の開始が1時間くらい遅くなることもあるが、いい施設である。
東京から遠いのが辛いが、週末泊まりを入れて2日くらい連続して練習すればそれほど疲れない。3日だと中日があってなお良い。
細かいスキルはここでみっちり練習するのだが、水深が浅く中性浮力が難しいのとトリムを維持するのが大変だ。うっかりしていると吹き上げられたり、水底に接触する。
ステージボトルを持ち込んで脱着したり、マーカーブイを上げたりもする。最近はマーカーブイの射出が得意科目になってきて楽しい。海で実際に行うときは失敗できないので、完璧になるまで練習しておく必要があるが・・・。
フィリピンには年に数回しかいけないので、残りの期間は月に1度くらいの割合でここで練習することになる。本数、時間とも、最も多くをここで過ごしている。
なんか、情けないような、ほっとするような感じだ。
CCRのメリット ― 2011年10月02日 19:21
CCRのメリット
CCRで潜るメリットとは何だろう?。
問題点はいくらでも出てくるのだが、決定的なメリットというのが、ぱっと出ない。
個人的には、「ガスの持ちがいい」、「酸素が濃くて疲れにくい(ような気がする)」、「未来のダイバーの先取りをしているという自己満足(ひょっとしたら、ただの思い込み?)を感じられる」くらいか(なんか情けない・・・)。
おそらく、最大のメリットの1つは、「酸素分圧一定のダイビングが可能であること」なのだろう。これは、減圧症の予防に大きな効果が期待できる。20m位までの浅い水中では特に効く。標準では1.3ataだが、(計算の簡単のため)1.4ataの高酸素分圧にすれば、窒素の分圧をさらに下げることができる(インスピでは設定上1.5ataまで可能)。計算によれば、CCRで20mで潜っていても、空気シリンダーからオープンサーキットで呼吸する場合の10mの窒素分圧になっている。殆ど無減圧潜水である(液晶モニターの無減圧潜水の残り時間が999分から減らない)。
もちろん、ガスの持ちもいい。オープンサーキットの場合、深度20mでは陸上で呼吸する3倍の速さでガスが消費される(私の場合、11リットルタンクで200気圧詰めても40分くらいしか持たない)が、CCRは深度に関係なく、人間に消費された酸素分だけが補充される。また、ディリュエントガスは、カウンターラングとブラダーの容積を確保するために必要な分量のみが消費される。
個人的には1時間でそれぞれ3リットルのシリンダーから30気圧程度の消費である。120気圧も詰めていれば余裕で3時間は潜っていられる計算だ(まだ、続けて1時間以上潜ったことはないので計算上です)。
酸素分圧1.4ataに設定しても、60mより深い水中では、不活性ガスの分圧低下の効果は期待できない。酸素中毒の防止のため、不活性ガスの分圧はリニアに上昇する。この深度でのメリットはガス持ちの良さのみになる。
深いところでもガスの消費量が変わらないというのは、すごいメリットではある。20mでも100mでも人間の酸素消費量は同じである(100mだと、ちょっとドキドキするかもしれませんが・・・)。ディリュエントガスは深さに応じた分を一度補給するだけなので殆ど減らない(はず。マスククリアを連発すれば、やっぱりその分は減りますが・・・)。
減圧ダイビングの場合も、減圧時間を効率的に短くしてくれたりもするが、これは酸素分圧が一定であり、減圧深度において高酸素分圧のガスを吸入できることによる。
この外、水中生物(ダイバーは対象外?)に近寄れるというメリットもある。泡が出ないことによるといわれているようだが、真偽の程は分からない。ただ、個人的には(ダイバーも含め)魚クンたちにはあまり近寄りたくないので、この点についてはデメリットかも知れない。もっとも、静かなダイビングが楽しめるのは有難い。トレーニングでステージボトルに切り替えて呼吸をすると、うるさく感じる(殆ど、轟音です)。
また、回路内をガスが循環しつつソフノライムからは熱と水蒸気が補給されるので、「暖かく湿ったガス」を呼吸することができ、減圧症の予防にも効果があると言われている(ホントのところはよく分かりません)。
まあ、結論から言えば、「浅く、明るく、暖かい」水中での効果が大きいというところですかな(私向き)。
CCRで潜るメリットとは何だろう?。
問題点はいくらでも出てくるのだが、決定的なメリットというのが、ぱっと出ない。
個人的には、「ガスの持ちがいい」、「酸素が濃くて疲れにくい(ような気がする)」、「未来のダイバーの先取りをしているという自己満足(ひょっとしたら、ただの思い込み?)を感じられる」くらいか(なんか情けない・・・)。
おそらく、最大のメリットの1つは、「酸素分圧一定のダイビングが可能であること」なのだろう。これは、減圧症の予防に大きな効果が期待できる。20m位までの浅い水中では特に効く。標準では1.3ataだが、(計算の簡単のため)1.4ataの高酸素分圧にすれば、窒素の分圧をさらに下げることができる(インスピでは設定上1.5ataまで可能)。計算によれば、CCRで20mで潜っていても、空気シリンダーからオープンサーキットで呼吸する場合の10mの窒素分圧になっている。殆ど無減圧潜水である(液晶モニターの無減圧潜水の残り時間が999分から減らない)。
もちろん、ガスの持ちもいい。オープンサーキットの場合、深度20mでは陸上で呼吸する3倍の速さでガスが消費される(私の場合、11リットルタンクで200気圧詰めても40分くらいしか持たない)が、CCRは深度に関係なく、人間に消費された酸素分だけが補充される。また、ディリュエントガスは、カウンターラングとブラダーの容積を確保するために必要な分量のみが消費される。
個人的には1時間でそれぞれ3リットルのシリンダーから30気圧程度の消費である。120気圧も詰めていれば余裕で3時間は潜っていられる計算だ(まだ、続けて1時間以上潜ったことはないので計算上です)。
酸素分圧1.4ataに設定しても、60mより深い水中では、不活性ガスの分圧低下の効果は期待できない。酸素中毒の防止のため、不活性ガスの分圧はリニアに上昇する。この深度でのメリットはガス持ちの良さのみになる。
深いところでもガスの消費量が変わらないというのは、すごいメリットではある。20mでも100mでも人間の酸素消費量は同じである(100mだと、ちょっとドキドキするかもしれませんが・・・)。ディリュエントガスは深さに応じた分を一度補給するだけなので殆ど減らない(はず。マスククリアを連発すれば、やっぱりその分は減りますが・・・)。
減圧ダイビングの場合も、減圧時間を効率的に短くしてくれたりもするが、これは酸素分圧が一定であり、減圧深度において高酸素分圧のガスを吸入できることによる。
この外、水中生物(ダイバーは対象外?)に近寄れるというメリットもある。泡が出ないことによるといわれているようだが、真偽の程は分からない。ただ、個人的には(ダイバーも含め)魚クンたちにはあまり近寄りたくないので、この点についてはデメリットかも知れない。もっとも、静かなダイビングが楽しめるのは有難い。トレーニングでステージボトルに切り替えて呼吸をすると、うるさく感じる(殆ど、轟音です)。
また、回路内をガスが循環しつつソフノライムからは熱と水蒸気が補給されるので、「暖かく湿ったガス」を呼吸することができ、減圧症の予防にも効果があると言われている(ホントのところはよく分かりません)。
まあ、結論から言えば、「浅く、明るく、暖かい」水中での効果が大きいというところですかな(私向き)。
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