タブレットとCCR ― 2012年02月26日 00:03
タブレットとCCR
湯河原の駅の近くの「藤枝」という旅館で書いている。ここでは、かろうじてワイマックスが繋がっている。
nikoWnnG IMEが不安定だ。録音したポッドキャストを聞きながら入力しているためかもしれない。
ソフトキーボードを使って長文を打つのは初めてだが、気が狂いそうになる。やはり、USB接続のキーボードを持ってくればよかった。
こういうことは、実際にやってみないと分からない。分かったときは、いつも手遅れである。そういうものだ。人は失敗からしか学ばない。失敗を恐れて行動しない人生では、何も学べない。
別に、外付けキーボードごときで人生語らなくてもいいのだが、それほどに後悔している。
7インチタブレットと外付けキーボードを持つと、小振りのノートパソコンとほぼ同じである。
んなら、ノートパソコンを持ってきた方が良かったということになる。
それがいやだったので置いてきたのだが、結論は「失敗」と出た。キーボードはリアルなものに限る。
前振りが長くなったが、今日と明日は久しぶりのCCR講習である。水深3mで、中性浮力とトリムのお稽古。
ステージボトルの脱着や、深度変更の応用編もいつもと同じ。
久々のマーカーブイ射出は、エアが入らずに失敗する。練習だから笑って済ませられるが、本番で失敗すると笑いが凍り付くかも・・・。
緊張感が今一つ足りない(一つだけか?)。
CCRは、ループの気密性が落ちてきている。ネガティブチェックの時にリークしている。リークの場所が特定できずに苦労しているが、カウンターラングとインフレーターの間の逆ネジ部分が怪しい。
ここは、ショボい構造で固定されており、設計上のミスか、製造の手抜きとしか思えない。
まあいい、それが分かっていれば、対処のしようもあるというものだ(どう対処するかの見通しはない・・・)。
とりあえず、明日は逆ネジ部分を手締めでしっかりと固定しておこう。
水中での明らかなリークはないので、圧力差が一定以上にならないと出現しないようだ。
ひょっとすると、インフレーター内部のOリングあたりの可能性もある。そこも、ショボい造りだった。
別にインスピが悪いといっているわけではないが、他の部分と比べると、やや心配な構造である。
イントラに言わせると、現時点で最良のCCRなんだそうだが、私はこれしか知らないので何とも言えない。
タブレットに話を戻す。ここまで入力してくると、少しは慣れてきて打ちやすくなってくる。
それでも、リアルなキーボードには敵わない。最近の若い人たちは、フリック入力とやらで、目にも止まらぬスピードで入力するらしいが、オジサンはキーボードが恋しいのだ。
湯河原の駅の近くの「藤枝」という旅館で書いている。ここでは、かろうじてワイマックスが繋がっている。
nikoWnnG IMEが不安定だ。録音したポッドキャストを聞きながら入力しているためかもしれない。
ソフトキーボードを使って長文を打つのは初めてだが、気が狂いそうになる。やはり、USB接続のキーボードを持ってくればよかった。
こういうことは、実際にやってみないと分からない。分かったときは、いつも手遅れである。そういうものだ。人は失敗からしか学ばない。失敗を恐れて行動しない人生では、何も学べない。
別に、外付けキーボードごときで人生語らなくてもいいのだが、それほどに後悔している。
7インチタブレットと外付けキーボードを持つと、小振りのノートパソコンとほぼ同じである。
んなら、ノートパソコンを持ってきた方が良かったということになる。
それがいやだったので置いてきたのだが、結論は「失敗」と出た。キーボードはリアルなものに限る。
前振りが長くなったが、今日と明日は久しぶりのCCR講習である。水深3mで、中性浮力とトリムのお稽古。
ステージボトルの脱着や、深度変更の応用編もいつもと同じ。
久々のマーカーブイ射出は、エアが入らずに失敗する。練習だから笑って済ませられるが、本番で失敗すると笑いが凍り付くかも・・・。
緊張感が今一つ足りない(一つだけか?)。
CCRは、ループの気密性が落ちてきている。ネガティブチェックの時にリークしている。リークの場所が特定できずに苦労しているが、カウンターラングとインフレーターの間の逆ネジ部分が怪しい。
ここは、ショボい構造で固定されており、設計上のミスか、製造の手抜きとしか思えない。
まあいい、それが分かっていれば、対処のしようもあるというものだ(どう対処するかの見通しはない・・・)。
とりあえず、明日は逆ネジ部分を手締めでしっかりと固定しておこう。
水中での明らかなリークはないので、圧力差が一定以上にならないと出現しないようだ。
ひょっとすると、インフレーター内部のOリングあたりの可能性もある。そこも、ショボい造りだった。
別にインスピが悪いといっているわけではないが、他の部分と比べると、やや心配な構造である。
イントラに言わせると、現時点で最良のCCRなんだそうだが、私はこれしか知らないので何とも言えない。
タブレットに話を戻す。ここまで入力してくると、少しは慣れてきて打ちやすくなってくる。
それでも、リアルなキーボードには敵わない。最近の若い人たちは、フリック入力とやらで、目にも止まらぬスピードで入力するらしいが、オジサンはキーボードが恋しいのだ。
グーグル製タブレット ― 2012年02月26日 01:58
グーグル製タブレット
この春にも、グーグルブランドの、高精細モニターを搭載した7インチタブレットが登場する、と書いてあるのはこのページ。
(7インチ画面のNexusタブレットの生産が4月より 開始?)
http://juggly.cn/archives/54161.html
買う。絶対買う。コレクターズアイテムである。広告を表示する媒体に金を払うアホ(テレビだってそうなんだが)と言われてもきっと買ってしまう。
タブレットとしてのライバルであるアマゾンのキンドルファイアーだって、ネットブックを買わせるための媒体に過ぎない。
タブレット端末とパソコンの違いはそこにある。
パソコンはコンテンツを作る機械で、タブレット端末はそれを表示する機械である(パソコンで見てもいいんですけど)。
断言する、だって、こんなに入力しづらいんだもの・・・。
きっと、性能とか値段とか、このタブレットが基準になるんだろうな。カメラとかブルートゥースとかは、省略されるんだろう。
それって、まるでこのpaladin のようだ。
昔、タバコの害を告発する映画を観た。
(インサイダー)
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
タバコはニコチンを摂取させるための道具だ、というくだりが印象に残っている。
そう、タブレット端末は広告を消費者に見させるための道具である。愚かな消費者は、宣伝に釣られて必要のないガラクタを買わされるのだ(私のことです、念のため)。
商業主義が蔓延して、だれも疑うことなく広告を見るが、双方向のデジタルサイネージと言えよう。
甘美な毒薬のように、消費者を蝕み続ける。人間は消費の奴隷となって、死ぬまで働き続ける。欲望を刺激され続けるモルモットのような存在となり果てる。
ビール会社だったか、正確な記憶はないが、酒も同じような話があって、過度な飲酒で肝臓を痛めてしまうと、それ以上消費してもらえなくなるので、適度な飲酒の習慣を身に付けさせる方法を検討している。
酒やタバコを断ってみると、そのことがよくわかる。自分がどれほど洗脳されていたか、欲望を刺激されていたか。
タブレット端末は便利で手軽な機械だが、それを作っている側からは、おそらく違うものに見えていることだろう。
端末のこちら側にいる消費者として、この機械がそういうものだということを肝に命じておきたい。
この春にも、グーグルブランドの、高精細モニターを搭載した7インチタブレットが登場する、と書いてあるのはこのページ。
(7インチ画面のNexusタブレットの生産が4月より 開始?)
http://juggly.cn/archives/54161.html
買う。絶対買う。コレクターズアイテムである。広告を表示する媒体に金を払うアホ(テレビだってそうなんだが)と言われてもきっと買ってしまう。
タブレットとしてのライバルであるアマゾンのキンドルファイアーだって、ネットブックを買わせるための媒体に過ぎない。
タブレット端末とパソコンの違いはそこにある。
パソコンはコンテンツを作る機械で、タブレット端末はそれを表示する機械である(パソコンで見てもいいんですけど)。
断言する、だって、こんなに入力しづらいんだもの・・・。
きっと、性能とか値段とか、このタブレットが基準になるんだろうな。カメラとかブルートゥースとかは、省略されるんだろう。
それって、まるでこのpaladin のようだ。
昔、タバコの害を告発する映画を観た。
(インサイダー)
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
タバコはニコチンを摂取させるための道具だ、というくだりが印象に残っている。
そう、タブレット端末は広告を消費者に見させるための道具である。愚かな消費者は、宣伝に釣られて必要のないガラクタを買わされるのだ(私のことです、念のため)。
商業主義が蔓延して、だれも疑うことなく広告を見るが、双方向のデジタルサイネージと言えよう。
甘美な毒薬のように、消費者を蝕み続ける。人間は消費の奴隷となって、死ぬまで働き続ける。欲望を刺激され続けるモルモットのような存在となり果てる。
ビール会社だったか、正確な記憶はないが、酒も同じような話があって、過度な飲酒で肝臓を痛めてしまうと、それ以上消費してもらえなくなるので、適度な飲酒の習慣を身に付けさせる方法を検討している。
酒やタバコを断ってみると、そのことがよくわかる。自分がどれほど洗脳されていたか、欲望を刺激されていたか。
タブレット端末は便利で手軽な機械だが、それを作っている側からは、おそらく違うものに見えていることだろう。
端末のこちら側にいる消費者として、この機械がそういうものだということを肝に命じておきたい。
CCRとタブレット ― 2012年02月26日 19:09
サドルバック
2日目のプール講習も無事に終了。帰りは渋滞が予想されたので、湯河原から旧道に入り、ご覧のお店の前で止まる。
コーヒーだけ、と思ったら、14時までは飲み物だけの方はお断りの看板があり、次回のチャンスを楽しみに写真だけ撮って引きあげる。
このお店は、何度も前を通っていながら、ポルシェのブログで内容を知るまで気にも止めていなかった。
(サドルバックで一息・・・)
http://porschewbs.exblog.jp/17426772/
また来よう。
CCRの方は、相変わらずのループからのリークだ。カウンターラングの逆ネジを締めても止まらない。今後の研究課題である。
一つ考えられるのは、本来ならドライであるはずの吸気側のカウンターラングに水が少し入っていることだ。ほんの少しなので、結露かもしれないと放置していた。
吸気側かあ。オートディリュエントバルブもあるし、けっこう複雑。
次回といっても、プールで検証できるのは4月になってしまう。風呂場で格闘するか・・・。
スキルは、1日目よりも2日目の方がうまくいく。連続して練習する効果は大きい。
以前に書いたブログは消滅してしまったのだが、中性浮力を維持するには、人間の脳の中に新たな回路を作らなければいけない。一度中性浮力が取れたからといって安心はできない。
CCRの場合、ソレノイドバルブからの酸素の供給や、ディリュエンドガスの供給、二酸化炭素吸収剤による減少、もちろん、深度の変化やトリムの変化によって、時事刻々と変わる浮力を動的に処理していかなければならない。
そのうち、自動浮力調整装置が装着されるかもしれないが、それまでは人間が対応する。ただ浮力調整をやっていればいいというものではない。ステージボトルを着けたり外したり、右から左、左から右へと付け替えたり(今回初めて登場)、深度を変えながら脱着したりと忙しい。
そのなかで、頭の片隅で浮力調整を常に意識してこなしていく。プログラムでいえば、バックグラウンド処理というやつなのだが、リアルタイム処理が必要で、後回しにしていくと、浮くか沈むかどちらかに発散してしまう。
ま、永遠の課題ですな。
これらのスキルをこなしながら、CCRの扱いや水中の身のこなしにも慣れておく。
そして、次回はたぶん5月の連休である。職場のみなさん、よろしくね(といっても、誰も読んでいないと思うんだが・・・)。
帰宅後、秋葉原に行って、予約したelfが来ているか、念のため確認すると、先週入荷した分は全て売れてしまったとのこと。来週の入荷に期待である。余りがあれば、予約外で手に入れようという虫のいい話はなかった。
人気なんだなあ・・・。ガードの近くの店も顔を出したが、ここもelfは品切れ。ARMで1Gのメモリ積んで1万4千円なら、中華パッドでも買いでしょう!。皆さんの気持ち、よーくわかります。でも、1台だけでも残しておいてくれると、幸せになれたのに・・・。
「待つのが祭り」ということもある。その分、長く楽しめると思えば、苦にもならない。
アンドロイドタブレット2台持ちで、幸せな毎日が送れるのだろうか?。
2日目のプール講習も無事に終了。帰りは渋滞が予想されたので、湯河原から旧道に入り、ご覧のお店の前で止まる。
コーヒーだけ、と思ったら、14時までは飲み物だけの方はお断りの看板があり、次回のチャンスを楽しみに写真だけ撮って引きあげる。
このお店は、何度も前を通っていながら、ポルシェのブログで内容を知るまで気にも止めていなかった。
(サドルバックで一息・・・)
http://porschewbs.exblog.jp/17426772/
また来よう。
CCRの方は、相変わらずのループからのリークだ。カウンターラングの逆ネジを締めても止まらない。今後の研究課題である。
一つ考えられるのは、本来ならドライであるはずの吸気側のカウンターラングに水が少し入っていることだ。ほんの少しなので、結露かもしれないと放置していた。
吸気側かあ。オートディリュエントバルブもあるし、けっこう複雑。
次回といっても、プールで検証できるのは4月になってしまう。風呂場で格闘するか・・・。
スキルは、1日目よりも2日目の方がうまくいく。連続して練習する効果は大きい。
以前に書いたブログは消滅してしまったのだが、中性浮力を維持するには、人間の脳の中に新たな回路を作らなければいけない。一度中性浮力が取れたからといって安心はできない。
CCRの場合、ソレノイドバルブからの酸素の供給や、ディリュエンドガスの供給、二酸化炭素吸収剤による減少、もちろん、深度の変化やトリムの変化によって、時事刻々と変わる浮力を動的に処理していかなければならない。
そのうち、自動浮力調整装置が装着されるかもしれないが、それまでは人間が対応する。ただ浮力調整をやっていればいいというものではない。ステージボトルを着けたり外したり、右から左、左から右へと付け替えたり(今回初めて登場)、深度を変えながら脱着したりと忙しい。
そのなかで、頭の片隅で浮力調整を常に意識してこなしていく。プログラムでいえば、バックグラウンド処理というやつなのだが、リアルタイム処理が必要で、後回しにしていくと、浮くか沈むかどちらかに発散してしまう。
ま、永遠の課題ですな。
これらのスキルをこなしながら、CCRの扱いや水中の身のこなしにも慣れておく。
そして、次回はたぶん5月の連休である。職場のみなさん、よろしくね(といっても、誰も読んでいないと思うんだが・・・)。
帰宅後、秋葉原に行って、予約したelfが来ているか、念のため確認すると、先週入荷した分は全て売れてしまったとのこと。来週の入荷に期待である。余りがあれば、予約外で手に入れようという虫のいい話はなかった。
人気なんだなあ・・・。ガードの近くの店も顔を出したが、ここもelfは品切れ。ARMで1Gのメモリ積んで1万4千円なら、中華パッドでも買いでしょう!。皆さんの気持ち、よーくわかります。でも、1台だけでも残しておいてくれると、幸せになれたのに・・・。
「待つのが祭り」ということもある。その分、長く楽しめると思えば、苦にもならない。
アンドロイドタブレット2台持ちで、幸せな毎日が送れるのだろうか?。
個告の時代とお得意様係 ― 2012年02月26日 20:53
個告の時代とお得意様係
外商という販売形態がある。
(外商)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97#.E5.A4.96.E5.95.86
私なんぞとは、縁もゆかりもない話なので、知ったか振りはやめておくが、デパートが高額の商品を買ってくれるお得意様のところに、商品を持ち込んで販売するということらしい。
御用聞き、勝手口、百貨店。どれも、トレンディとは言えない響きがある。
顧客の要望を熟知し、買いたいと思う前に買いたい商品を揃えて売り込む。時には、買いたくないものも買わせてしまうかもしれない。ひとりひとりに合った販売を、能動的に行う。濃密なコミュニケーションと、知略を尽くした売り込み。
押し売り、ではない。あるところにはあるお金を、市場に還元してくれる大切な仕事である。我々庶民には直接関係ないが、こういう消費のパトロンが居てくれないと、文化も育たない。
広告から個告へのイノベーションが起こっていると言われてから、若干の時間が経った。
(個告)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20071025/138495/
なかなか分かりやすい記事がない。イメージとしては、マイノリティリポートという映画の中に出てくる「瞳の虹彩」で個人を識別して語りかけてくるポスターのようなものだが、媒体は様々である。
私はネットで本を買うことがあるが、本屋さんからは買った本に関係がある書籍に関するメールが届く。インターネットで検索した履歴を集めて、関連する分野の商品のバナー広告を選択的に表示させるというのもある。
(トラッキング・クッキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HTTP_cookie#.E3.83.88.E3.83.A9.E3.83.83.E3.82.AD.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.83.BB.E3.82.AF.E3.83.83.E3.82.AD.E3.83.BC
グーグルがやろうとしているように、顧客のIDを明示的に管理して、顧客が持っている媒体(タブレットなど)に広告コンテンツをダイレクトに流し込むことも可能だ。
もっと、露骨なのもある。
(イオン端末)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120223/382664/
この全生活を纏めて面倒見る式のビジネスモデルは、都市近郊の私鉄沿線などで見ることができる。ネットワーク時代になり、空間的な制約から解き放たれた消費者を捕まえておこうという必死の戦術である。
昔は高額所得者だけが対象だった外商を、ネットを使って安いコストで多くの顧客に展開しようとしているように見える。だが、1社だけがそうするわけではなく、複数の企業の競争になる。そこでモノを言うのはブランド価値だ。
ブランドだけが資産である。他は全てが負債だ、と言いきった中国の経営者がいるそうだが、一面の真理ではある。特定のブランドに囲いこむことができて、生まれてから死ぬまでの全てを賄うことができれば、これほど効率的な顧客(個客?)獲得の方法はない。
できれば、他のブランドの情報は知られたくない。自由競争と言いながら、自社の大量の情報を間断なく送り込むことによって、他の情報から事実上隔絶してしまうという戦術もある。オープンなだけでは、自由は得られないのだ。
インターネットは既にそうなりつつある。検索エンジンに捕まえてもらえない情報は、この世に存在しないのと同じだ。その選択を、個人毎に管理し、特定の情報だけを表示し、特定の情報だけを表示しないことが技術的には可能になる。
テレビを見なくなってから半年以上が経った。
今更ながら思うのは、テレビを含めたマスコミが、如何に選択的に情報を流しているかということだ。限られた電波や限られた紙面ではやむを得ないが、一般の出版物やインターネットのように、それらの制約が少ないメディアでも同様のことが起こりつつある。
個客に対して働きかけているのは、商品やサービスを売ろうとしている会社ばかりではないかもしれない。
外商という販売形態がある。
(外商)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97#.E5.A4.96.E5.95.86
私なんぞとは、縁もゆかりもない話なので、知ったか振りはやめておくが、デパートが高額の商品を買ってくれるお得意様のところに、商品を持ち込んで販売するということらしい。
御用聞き、勝手口、百貨店。どれも、トレンディとは言えない響きがある。
顧客の要望を熟知し、買いたいと思う前に買いたい商品を揃えて売り込む。時には、買いたくないものも買わせてしまうかもしれない。ひとりひとりに合った販売を、能動的に行う。濃密なコミュニケーションと、知略を尽くした売り込み。
押し売り、ではない。あるところにはあるお金を、市場に還元してくれる大切な仕事である。我々庶民には直接関係ないが、こういう消費のパトロンが居てくれないと、文化も育たない。
広告から個告へのイノベーションが起こっていると言われてから、若干の時間が経った。
(個告)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20071025/138495/
なかなか分かりやすい記事がない。イメージとしては、マイノリティリポートという映画の中に出てくる「瞳の虹彩」で個人を識別して語りかけてくるポスターのようなものだが、媒体は様々である。
私はネットで本を買うことがあるが、本屋さんからは買った本に関係がある書籍に関するメールが届く。インターネットで検索した履歴を集めて、関連する分野の商品のバナー広告を選択的に表示させるというのもある。
(トラッキング・クッキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HTTP_cookie#.E3.83.88.E3.83.A9.E3.83.83.E3.82.AD.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.83.BB.E3.82.AF.E3.83.83.E3.82.AD.E3.83.BC
グーグルがやろうとしているように、顧客のIDを明示的に管理して、顧客が持っている媒体(タブレットなど)に広告コンテンツをダイレクトに流し込むことも可能だ。
もっと、露骨なのもある。
(イオン端末)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120223/382664/
この全生活を纏めて面倒見る式のビジネスモデルは、都市近郊の私鉄沿線などで見ることができる。ネットワーク時代になり、空間的な制約から解き放たれた消費者を捕まえておこうという必死の戦術である。
昔は高額所得者だけが対象だった外商を、ネットを使って安いコストで多くの顧客に展開しようとしているように見える。だが、1社だけがそうするわけではなく、複数の企業の競争になる。そこでモノを言うのはブランド価値だ。
ブランドだけが資産である。他は全てが負債だ、と言いきった中国の経営者がいるそうだが、一面の真理ではある。特定のブランドに囲いこむことができて、生まれてから死ぬまでの全てを賄うことができれば、これほど効率的な顧客(個客?)獲得の方法はない。
できれば、他のブランドの情報は知られたくない。自由競争と言いながら、自社の大量の情報を間断なく送り込むことによって、他の情報から事実上隔絶してしまうという戦術もある。オープンなだけでは、自由は得られないのだ。
インターネットは既にそうなりつつある。検索エンジンに捕まえてもらえない情報は、この世に存在しないのと同じだ。その選択を、個人毎に管理し、特定の情報だけを表示し、特定の情報だけを表示しないことが技術的には可能になる。
テレビを見なくなってから半年以上が経った。
今更ながら思うのは、テレビを含めたマスコミが、如何に選択的に情報を流しているかということだ。限られた電波や限られた紙面ではやむを得ないが、一般の出版物やインターネットのように、それらの制約が少ないメディアでも同様のことが起こりつつある。
個客に対して働きかけているのは、商品やサービスを売ろうとしている会社ばかりではないかもしれない。

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