真面目にサイドマウント2013年01月06日 02:47

真面目にサイドマウント
真面目にサイドマウント


狭いところに行かないのに、サイドマウントにする理由を見つけないと、イントラに積極的に動いてもらえないかもしれないので、リゾートCCRダイビングにおけるサイドマウントのメリットを考えておこう!。

<その1>
うまくバランスが取れれば、水平姿勢になりやすいということはあるだろう。

オリジナルから崩している浮沈子の場合は、力を抜くと、直立した後に裏返しになる。

<その2>
前面投影面積を減少させることができれば、遊泳時の抵抗が軽減できる。この辺りは、タンクの形状、大きさ、フィッティングによって変わってくるだろう。

<その3>
そのタンクのチョイスが自由に出来るというのも、大きなメリットだ。

酸素さえ手に入れば、40mまでのCCRダイビングがどこででもできる。ディリュエントがトライミックスに出来れば、100mまで可能だ(浮沈子は、まだ60mまでの講習中)。

どんな形状のタンクであっても、必要なだけ携行できる。

本体自体をサイドマウントにしているので、自由度は高い。それだけフィッティングが重要になってくるということだ。

この辺りは、もう、全く心配していない。

イントラに任せておけば、人のことだと思って、嬉々としていじりまくるだろう。

<その4>
腰への負担は、ありがたいことに、今はない。この辺りがあると、俄然説得力が増すのだが、痛くないものは痛くないのだから、仕方ない。

今後、改造を進めていくにあたって、止めときゃ良かったと考えることが何度もあるとは思うが、世界のインスピユーザーの人身御供になる覚悟はできている。

世にハンマーヘッドや、メガロドンのサイドマウントダイバーが溢れていようと、浮沈子は、浮気はしない。絶対(たぶん・・・)。

左か右か、それが問題だ2013年01月06日 22:19

左か右か、それが問題だ
左か右か、それが問題だ


サイドマウント・リブリーザーについては、既存のCCRをモディファイしたものが作られている。

(MX-Z Side-mount/Back-mount mCCR Rebreather)
http://www.unifiedteamdiving.com/page/mx-z-side-mount-rebreather-outlined?xg_source=activity

一昨年のDEMAショーにも出ていたようだ。

(UTD MX-Z Sidemount Rebreather)
http://www.advanceddivermagazine.com/video/dema2011/mxz.html

mCCRのユニット(Kissクラシックらしい)を使って、右側に本体、左側に酸素とディリュエントを配置する。

なるほどね、そういう構成もアリか・・・。

酸素は本体と一体でなければならない、という固定観念があったが、こういうことも可能である。

うーん、でも、やっぱ近くの方がいいような気がする。

ダイビングのスタイルや、器材の特性によっても選択は変わってくる。

酸素タンクと本体の間は、中圧ホースだけ。あとは、カウンターラングへマニュアルインフレーション用のホースを繋ぎ、高圧ホースでゲージを出せばよい。

右がいいのか、左がいいのか。悩むところだ。

まあ、どっちでもいいんですが。

こうしてみると、本体だって、左でもいいような気がする。

酸素もディリュエントも、中圧ホース何本かとゲージ用の高圧ホースさえ出せれば、配置は自由である。

自由!。

自由ほど、不自由なものはない。自由の行使に慣れていない、奴隷根性が染み付いた浮沈子の場合は、なおさらである。

右でも左でもいいから、誰か決めてくれえ!。

しかし、酸素とディリュエントが同じ側に来るというのは、なんか抵抗がある。取り違いの元になるような気がする。

また、ディリュエントの操作は、左側ということで、頭の中に刷り込まれている(だいぶ、かすれてきてますが)。

そうすると、酸素は右かあ。自由といっても、酸素と本体はやはり近いほうがいい(ソレノイドバルブへの接続は、切り離せない)ので、本体は右。

なあんだ、当初のイメージとおんなじじゃん!。

いやいや、運用周りを可能な限り変更しないというコンセプトに照らして、この結論に至ったというところに意義がある。

右に本体と酸素、左にディリュエントとステージボトルという構成で、どうよ?。

構成変更に掛かる要素は、本体ケース、Tピース、ジャバラホース、中圧ホース各種、ゲージ、ゲージ用高圧ホース、(ソレノイド・シャットオフ・バルブ)などなど。

インボードのタンクを買い換えて、国内の規制に引っかからないようなやつにして、酸素とディリュエントを用意しておけばよい。

ステージボトルは、まだ1年は持つ。

ブラダーなんかは、そのまんまでいいかも。

つまり、大した変更ではないということか。

サイドマウントへの変更が、簡単に出来るような「キット」でも販売したら、「きっと」売れるかも!(なんちゃって・・・)。