500E入院2013年01月26日 10:17

500E入院
500E入院


壊れたわけではない。

ブレーキパッドが減ってきて、警告ランプが点いたためだ。

ディスクも減っているので、交換となる。

この週末は、ベンツなしで過ごす。

まあ、ポルシェに乗ってやれるので、たまにはいいかも知れない。

自動車のブレーキは、レースでもやっている方でなければ、あまり気にしない。踏めば効く。当たり前に思って、気にも止めない。

実際には、ものすごい仕事をしているわけで、ブレーキの性能を上げるのは大変なんだそうだ。足回りの強度全てを上げなければならないらしい。

(「ブレーキチューニング」の項を参照)
http://www015.upp.so-net.ne.jp/FIREandSILK/500E_labo.html

そこまで劇的に上げなくても、ブレーキホースとか、ディスク、キャリパーなど、トータルにグレードアップが必要で、ホイールなども当然影響が出る。

よく間違えている方がいるのだが、ブレーキでクルマを止めているのではない。ブレーキは、タイヤを止めているに過ぎない。

クルマを止めているのは、タイヤなのである。だから、制動効果の高いハイグリップのタイヤにするだけでも、停止距離は短くなるだろう。

普通のブレーキは、タイヤを止めるのに十分な性能を持っている。

大きな声では言えないが、空いた高速道路で何度もタイヤをロックさせた経験がある。当然ABSが効きまくるわけで、絶対的な性能は、十分あることが分かる。

ブレーキが効かないって?。

そりゃ、踏み方が足りないだけです!。

大方は、パーシャルなブレーキング時のフィーリングの問題ですな。

プリウスみたいな、カックンブレーキが好みの方もいるだろうし、500Eみたいに、踏力にリニアに比例するブレーキが、安心感があるという浮沈子みたいなのもいる。

しかし、ポルシェのブレーキのフィーリングは最高だ!。

ブレーキのフィーリングを味わうために、加速しているようなものだ(んなわきゃない!)。

絶対的な性能はともかく、あのブレーキが500Eに欲しい。

今回は、単純に前輪のディスクとパッドを換えるだけ。

J-AUTOのことだから、ついでに徹底的にチェックして、あそこもここも換えましょう!、と勧めてくれることだろうが、今回は流すことにする。

3月に車検があるので、その時にやる。

11万7千キロ、購入してから5千キロほどになる。

画像は、リモコンキーの拡大。

民族衰退の予兆2013年01月26日 11:41

民族衰退の予兆
民族衰退の予兆


宇宙開発は、儲からなければ止める。

国家の基本方針が明確に示された。

(宇宙基本計画:有人宇宙活動は縮小へ 民間衛星製造を促進)
http://mainichi.jp/select/news/20130126k0000m010047000c.html

国際競争力があり、ビジネスとして成立する分野には積極的な支援を行うが、金にならない投資からは手を引き、継続するにしても縮小していく。

明快である。そして、正しい。

人類が、今後宇宙の果てへと向かって大きく飛躍して行こうとしているときに、バスから降りて、目先の金儲けに専念しようとする堅実さは、実に正しい。

2番じゃダメなんです!、だから、止めます。

分相応というか、身の丈を知るというか、謙譲の美学である。

(有人宇宙活動に経費削減迫る 宇宙基本計画案)
http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013011501002276.html

国家による月探査も終わりになった。

世界では、民間の月探査がグーグルの主導で行われようとしているが、もう、それらに任せるということだ。

月は、金にならないからだ。

インドや中国など、宇宙新興国では、有人計画や、月探査なども計画されている。

金にならないのに、バカなヤツラだ・・・。

技術の継承も終わる。

低軌道打ち上げ技術は、国家安全保障上継続されるだろうが、惑星間探査や、太陽系外探査は終わる。ごく一部の安価なプロジェクトだけが残る。

金にならないからだ。

しかし、ライバルたちは、やがて追いつき、追い越していくだろう。低コスト市場を総なめにして。我が国の発展は止まる。小さな国内市場も、海外のサービスに飲み込まれていく。

安全保障だけが、市場として残り、国防企業が高コスト体質の中で生き残る。金を儲ける話はどこへいったのか。

その時になって、気付いても遅い。先頭を走り続けることでしか、競争優位は維持できない。絶えざる投資と研究開発を怠り、非生産的活動に注力すれば、その産業は衰退する。

産業だけではない。国家や、民族が活力を失い、疲弊していく。

官僚たちは、我が国をそういった国家へと導く扉を開いて見せた。人口が減り続け、現在の3分の1以下の国家においては、それも止むを得ない。

彼らの判断は、常に正しい・・・。

大きくなっても9112013年01月26日 19:12

大きくなっても911
大きくなっても911


ポルシェセンターに行く。

お目当ては、画像のコインケース・・・。

ではなく、懸案の991型になった911の試乗。

カレラ4の発表試乗会なので、敢えてカレラSを申し込む。

「何時でも乗れます!」とのこと。

速攻でボクスターで乗り付ける。

ありゃ?、リアスポイラーが出っ放しになっている。絶対に120kmなんて出していないので、誤作動である。

試乗から戻ってきて確認してもらったが、エラーはない。

うーん、ポルシェでも分からないことがあるのか。

しばらく様子を見ることにする。

この間の5番シリンダーといい、マイボクスターは、たまに乗ってやるといろいろとぐずる。しょっちゅう乗ってやらなければならない(そういうことか?)。

でだ、991型に初めて乗った(というより、911は2度目)。今風のコックピットに、目がチカチカする。コックピットドリルもなく、営業も同乗せず、いってらっしゃい!。

試乗マニアと看做されているのだろうか(違うって、言い切れるのかあ?)。

信号で止まると、いろいろ弄ってみる。

ハンドルの調整、ミラーの調整、パドルシフトは右がアップ、左がダウンだ。

で、いつものトンネル手前の上り坂で、踏み抜く。

はっ、はえええーっ!!。

400馬力のエンジンは、明らかな咆哮を上げ、軽量化されたボディを蹴飛ばす。

乗り心地は硬く、アイドリングではごろごろする振動が出ている(ひょっとして、演出なんじゃね?)。

ディメンションは多少大きくなったようだが、このクルマ、明らかにスポーツカーである。リアの居住性は、相変わらずお子様向けで、ファミリーカーとしての機能はもっているし、多少ぴょこぴょこするが、GTカーとして長距離移動は余裕でこなすだろう。

シートも相変わらずソツがない。

15分くらいの試乗では、長時間乗ったときの様子は分からないが、しっかりしていて何の不満もない。

オプション付けまくると、2000万円近くに軽くなるであろうクルマだが、万能車である。周りのクルマが避けていく。町乗りから高速、ワインディングまで、満足感に浸れること間違いない。10年くらいは、幸せになれる。

まあ、その頃には、次の992型が出ているので、下取りに出して乗り換えればいい。

っと、中古で乗ろうと待ち構えている浮沈子は、涎を啜りながら試乗を終えた(乗り逃げはしませんでした)。

しかしなあ、964のノーマルも捨てがたいし、981のボクスターもいいし、いやあ、迷いますなあ(もちろん、中古狙いです)。

米国の対話2013年01月26日 20:47

米国の対話
米国の対話


北朝鮮の核実験が行われようとしているが、米国は何も出来ずに見守るしかない。

(北朝鮮「核実験以外の道ない」)
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-26_44475

中国に働きかけたり、日本にも協調を呼びかけたりしているが、「何もしなかった」といわれることを回避するためのパフォーマンスに過ぎない。

北朝鮮は、やるといったらやる。

出来るかどうかは別にして、やることはやる。

米国との直接交渉を引き出すためだが、この間、米国はそのシグナルを無視し続けている。

脅されて交渉の場に引きずり出されるのか?、という国内世論を無視できない。

38度線を挟んで、中国と米国の代理戦争が今も続いているのだ(単に停戦中なだけ)。

我が国も人事ではない。

米国と中国は朝鮮半島の非核化を望んで入るが、日本の核武装化について、少なくとも米国は公式に否定してはいない。形の上では、米国が持ちこむ核兵器によって、随時武装化できる。

艦船に搭載して持ち込む必要はない。航空機でグアムから持ってくればいい。

運用の問題だけだ。物理的な障害は全く無い。

まあ、自衛隊に核兵器を運用させるつもりは、日米共にないだろうから、具体的には米軍頼みだろうなあ。

今後、どこかの国が北にやっつけられた時は、嘉手納から戦術核兵器を積んだB52が飛ぶだろう。日本海が火の海になる可能性も高まる。世界で唯一、兵器として核を使った米国は、再びアジアで使用することになる。たとえノーベル平和賞を受けたオバマ政権であろうと、躊躇うことはない。

「今そこにある危機」に対応しないという選択肢は、米国にはないのだ。

米国の対話とは、そういうことだ。

ケイマンのこと2013年01月26日 23:39

ケイマンのこと
ケイマンのこと


ポルシェが作る限り、決して911を超えられない数奇な運命にあるクルマである。

(ケイマン275馬力、266km、6,120,000 円(消費税込))
http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayman/cayman/

(911カレラ:350馬力、289km:11,450,000 円(消費税込))
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-carrera/

どちらも、新車では縁のないクルマなので、どうでもいいんですが。

値段も、こうしてベーシックモデルを比べてみると、倍近く違う。全く別のクルマなのだ(2人乗りと4人乗り)。

しかし、2シーターミッドシップといやあ、あーた、押しも押されぬスポーツカーの定番の構成ですよ!。

それを、ボクスターに屋根被せただけのエントリーカーにしてしまうっていうのは、もったいないというか、贅沢というか・・・。

日本に入ってくるのは、来年になりそうだし、安い中古が手に入るのは、10年後くらいなので、今からやきもきしても仕方ないのだが、そんなにRRの911って、魅力的なんですかねえ?。

今日試乗したカレラSは、確かにすごいクルマだったが、あの400馬力のエンジンを、すっと移植して、リアの足回りをマルチリンクにすると、あらあら不思議、ケイマンSスペシャルが出来上がる。

なんなら、ターボつけてもいい!。530馬力で300kmオーバー。

(911ターボS)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-turbo-s/

2000万円出して買うヤツが、きっと大勢いるだろう。そんでもって、V8フェラーリとかカモるわけだな(カモれるかは、腕と度胸!)。

リアのデザインとか、当然変えて、エンジンの姿が見えるようにするわけだ。ちょっとあざとい感じがするが、商売のためなら仕方ない。

しかし、ポルシェは絶対にやらない。

正確に言えば、911を作り続ける限り、やらない。

親会社のフォルクスワーゲンが、別のブランドにやらせるかもしれないが、ポルシェとしては意地でも作らない。

本当は、911なんて見限りたいのだろうが、市場がそれを許さないのだ。914も、924も、944も、928も、968も、消えていった。

(ポルシェ・914)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB914

(ポルシェ・924)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB924

(ポルシェ・944)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB944

(ポルシェ・928)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB928

(ポルシェ・968)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB968

986ボクスター(マイボクスターです!)が出て、ようやく市場が認めた。カイエンも、パナメーラも認められた(FRなのに!)。

時代が変わったのだろう。

ケイマンは、いいクルマなのに、惜しい。

ポルシェセンターで貰ってきた、クリストフォーラスというポルシェが無料で配っている雑誌に記事が出ている。

買う気は毛頭ないのだが、売れて欲しいクルマだ。扱いやすいので女性に人気である。ボクスターのようにオープンカーでは、髪が乱れるだろう(浮沈子は、その心配だけはない!)。

ケイマンSスペシャルが、中古で200万円位になったら、検討してもいい。

(やっと出ました!!981Cayman:画像はこちらからお借りしました)
http://tristan987.exblog.jp/16887958