飛べない筒 ― 2013年01月29日 20:14
飛べない筒
もし、関係者の方がこのブログを読んで、頭にきたとしても、それは仕方がない。
B787が、来年まで飛べないのではないかという記事が出ている。
(ボーイング787、問題解決には1年かかる可能性も--米MIT教授が示唆)
http://japan.cnet.com/news/business/35027444/
(MIT Professor: Battery Fix Could Ground 787 Until 2014:フォーブスの元記事)
http://www.forbes.com/sites/petercohan/2013/01/27/mit-professor-battery-fix-could-ground-787-until-2014/?utm_campaign=techtwittersf&utm_source=twitter&utm_medium=social
日本語の記事には詳しく書かれていないが、この怪しげな研究者は、リチウムイオン電池の冷却システムを導入することを示唆しているようだ。
そんなことは、とっくに検討済みに決まっている。その必要がない、と判断されたから付いていないだけだ。生産品ベースでの耐久試験もやっているはずだ。問題が起これば対策はされている。
こいつ、バカじゃないのか。
問題はそうじゃなくて、なぜ、想定外の発熱が起こるかという根本のところにある。温度計付けて、強制空冷したって、水冷にしたって、その熱収支の想定を上回って発熱したら、どうすんの?。
やっぱり燃えちゃうだけでしょうが!。
MITの教授だかなんだか知らないが、もっと頭使えよ・・・。
で、根本の解決は、やはりニッケル水素だということになるが、問題は時間がかかることらしい。1年というのは、やはり長いのではないか。
認可の作業を早めて、一刻も早く再開してもらいたい。
飛べない筒は、ただの筒だ。
(アングル:B787調査が初搭載電池で難航、原因特定されぬリスクも)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90S05G20130129?rpc=188&pageNumber=3&virtualBrandChannel=0&sp=true
こちらの記事では、日本の調査に外部の専門家を加えるという話が出ている(ロイターにも加えた方がいいんじゃね?)。
リチウムイオン電池の制御回路に、物理的な力が加わって破壊され、大電流が流れたのではないかという「憶測」まで飛び出している。
振動試験だってやってるでしょうが、当然!。
これほどの頻度で事象が発生しているのは、単なるアクシデントではなく、もっと根本的な問題だと浮沈子は予想する。その原因が判明するのは、予想以上に時間がかかるし、少しの危険の証明はできても、絶対安全の証明は不可能だ。
リチウムイオン電池のまま、想定される原因の範囲で、対策を施したとしても、複合的に起こるプロセスの全容を解明しない限り、トラブルの原因を潰したことにはならない。
エンジニアリングの問題ではなく、サイエンスの問題なのかもしれない。大気圧では起こらない何かが、高空の低い気圧の中で起こっているのかもしれない。そこまでのテストをしたのかどうか。
(エアバス、リチウムイオン電池のリスクを昨年の業界会合で指摘)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90S01B20130129
A350だって、人事じゃあない。
「エアバスは787の調査を踏まえた勧告を注意深く精査し、A350に適用するかどうか評価する方針」とあるが、当然だろう。
それにしても、燃料漏れとかエンジンオイルの漏れや破損、操縦席の窓ガラス、ブレーキ制御システムの欠陥、外部に漏れ出ていない、その他もろもろの不具合、チョンボ、ドジ、間抜けは、いったいどうなったのだろうか。
電池ばかりが問題ではなかったはずだ。
そっちの対応も、抜かりなくやってもらいたい。
もし、関係者の方がこのブログを読んで、頭にきたとしても、それは仕方がない。
B787が、来年まで飛べないのではないかという記事が出ている。
(ボーイング787、問題解決には1年かかる可能性も--米MIT教授が示唆)
http://japan.cnet.com/news/business/35027444/
(MIT Professor: Battery Fix Could Ground 787 Until 2014:フォーブスの元記事)
http://www.forbes.com/sites/petercohan/2013/01/27/mit-professor-battery-fix-could-ground-787-until-2014/?utm_campaign=techtwittersf&utm_source=twitter&utm_medium=social
日本語の記事には詳しく書かれていないが、この怪しげな研究者は、リチウムイオン電池の冷却システムを導入することを示唆しているようだ。
そんなことは、とっくに検討済みに決まっている。その必要がない、と判断されたから付いていないだけだ。生産品ベースでの耐久試験もやっているはずだ。問題が起これば対策はされている。
こいつ、バカじゃないのか。
問題はそうじゃなくて、なぜ、想定外の発熱が起こるかという根本のところにある。温度計付けて、強制空冷したって、水冷にしたって、その熱収支の想定を上回って発熱したら、どうすんの?。
やっぱり燃えちゃうだけでしょうが!。
MITの教授だかなんだか知らないが、もっと頭使えよ・・・。
で、根本の解決は、やはりニッケル水素だということになるが、問題は時間がかかることらしい。1年というのは、やはり長いのではないか。
認可の作業を早めて、一刻も早く再開してもらいたい。
飛べない筒は、ただの筒だ。
(アングル:B787調査が初搭載電池で難航、原因特定されぬリスクも)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90S05G20130129?rpc=188&pageNumber=3&virtualBrandChannel=0&sp=true
こちらの記事では、日本の調査に外部の専門家を加えるという話が出ている(ロイターにも加えた方がいいんじゃね?)。
リチウムイオン電池の制御回路に、物理的な力が加わって破壊され、大電流が流れたのではないかという「憶測」まで飛び出している。
振動試験だってやってるでしょうが、当然!。
これほどの頻度で事象が発生しているのは、単なるアクシデントではなく、もっと根本的な問題だと浮沈子は予想する。その原因が判明するのは、予想以上に時間がかかるし、少しの危険の証明はできても、絶対安全の証明は不可能だ。
リチウムイオン電池のまま、想定される原因の範囲で、対策を施したとしても、複合的に起こるプロセスの全容を解明しない限り、トラブルの原因を潰したことにはならない。
エンジニアリングの問題ではなく、サイエンスの問題なのかもしれない。大気圧では起こらない何かが、高空の低い気圧の中で起こっているのかもしれない。そこまでのテストをしたのかどうか。
(エアバス、リチウムイオン電池のリスクを昨年の業界会合で指摘)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90S01B20130129
A350だって、人事じゃあない。
「エアバスは787の調査を踏まえた勧告を注意深く精査し、A350に適用するかどうか評価する方針」とあるが、当然だろう。
それにしても、燃料漏れとかエンジンオイルの漏れや破損、操縦席の窓ガラス、ブレーキ制御システムの欠陥、外部に漏れ出ていない、その他もろもろの不具合、チョンボ、ドジ、間抜けは、いったいどうなったのだろうか。
電池ばかりが問題ではなかったはずだ。
そっちの対応も、抜かりなくやってもらいたい。
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