パームベイ2015年12月21日 08:22

パームベイ
パームベイ


連日のCCRダイビング。

もう、器材への慣れというのはほぼ完了して、細かいところを修正しながら精度を上げていく段階になった。

トラベルフレーム(サイレントダイブ製)は、いろいろ注文したいところもあるが、まあ運用に不自由することもない。

タンクの位置(180度対象ではなく、少しだけ身体の方に寄せて欲しい)とか、本体が飛び出さないように抑えているネジ(いちいち外さなくてもいいようにして欲しい)とか。

バランスウエイトを付ける方策も欲しいな。

まあ、今後の改良に期待しよう。

今朝は、パームベイの、テラスではない店内で、コンチネンタルブレックファストを頂く。

山盛りのパンと2人前の果物・・・。

これって、絶対、2人前だ!!(←2人前)。

パンは、暖かくて美味しい。

フルーツも新鮮。

コーヒーがお代わり自由なので、ガバガバ飲むが、ダイビング前は控えた方がいいだろうな。

3杯目にはそっと出し・・・。

ローカルのスタッフの、客に遠慮のないコロコロとした軽い音楽のような会話を、BGMのように聞きながら食後のひと時をくつろぐ。

この時間、この空間が、唯一無二のものだと、改めて感じる。

天と地と海が与える、無上の贈り物だ。

血液は、朝食を消化するために胃袋辺りに行ってしまって、すっかり酸欠になった脳細胞。

至福の時は、少し酸素が足りない時に訪れるのかもしれない。

ハイポキシアかあ?。

0.8バールで窒素酔いということはないいだろうしな。

今日のトラブルは、2本目の最後にベイルアウト(ハイパーカプニアによる)が予定されているが、他にも随時お題が出されることになっている。

今までのように、出来るかどうかが問われているわけではない。

出来て当たり前。

どれだけ落ち着いて、深度、トリムを維持しながら、あるいは遊泳速度を保ちながら、安定し、淀みなく、スムーズに行えるか。

次元の違う、テクニカルレベルのCCRの世界へ。

終わりなき、トレーニング。

果てしない物語の始まり。

セブでノーモキシックトライミックスを始めたときは、こういう自覚はなかった。

エアの代わりに、20/30のトライミックスを吸ってただけ。

今回再開したトレーニングでは、ヘリウムがまだ手元にないということもあるが、スキルの精度を上げることに集中している。

もう、それだけで精一杯だ。

でも、楽しい!。

至福の時間だ(ハイポキシア?)。

まあ、どうでもいいんですが。

夢中になれることがあるというのは、本当に幸せだと感じる。

少しずつでも前進しながら、長く遠い道を進んでいこう。