🐼スターリンクはインターネットバックボーンの夢を見るか:第3世代スターレーザー衛星打上げ迫る2021年06月15日 09:38

スターリンクはインターネットバックボーンの夢を見るか:第3世代スターレーザー衛星打上げ迫る
スターリンクはインターネットバックボーンの夢を見るか:第3世代スターレーザー衛星打上げ迫る


(Starlink:レーザー接続、端末の削減、その他のViasatの抗議、軍との協力、新しい工場)
https://www.elonx.cz/starlink-laserove-spoje-zmensene-terminaly-dalsi-protesty-viasatu-spoluprace-s-armadou-nove-tovarny/

「同社がスターリンク衛星に第3世代のレーザーを設置する予定であるというグウィン・ショットウェルの声明にも言及する価値があります。」

他にも、興味深いことが書いてある記事だが、浮沈子的にはこの1点だけだ。

「これまでのところ、今年1月にTransporter-1ミッションの一環として打ち上げられた極軌道衛星は10個だけで、レーザーリンクが装備されています。SpaceXはレーザーを自社で開発しており、非常に高価でした。ただし、ある世代から次の世代への移行により、製造コストも大幅に削減されます。この最新のレーザー装置を搭載した衛星は、今後数か月以内に宇宙に打ち上げられる予定です。たとえば、SpaceXの社長はどのミッションになるかを指定していませんが、Space Newsサーバーは、SpaceXが今年7月に打ち上げる予定の極軌道打ち上げになると想定しています。」

極軌道に対してレーザーリンクが導入されるというのは理に適っている。

北極や南極に地上中継施設を多数設置することは困難だからな。

衛星同士で通信して、ユーザーとのやり取りを中継していかなければならない。

コストが掛かるから、導入までには時間が掛かっているようだったが、どうやら目途が付いたようだ。

引用されている記事にも目を通す・・・。

(SpaceXが最新の資金調達ラウンドに追加)
https://spacenews.com/spacex-adds-to-latest-funding-round/

「4月7日の打ち上げは、同社のv1.0Starlink衛星の23日目でした。「その後も衛星を追加して容量を追加していきます。私たちは技術を改善し続け、基本的に地上でより多くのビームを取得します。」」

「それらの技術の改善の中には、レーザー衛星間リンクの組み込みがあります。ショットウェル氏によると、同社はすでにいくつかの衛星でその技術の2世代をテストしているという。「私たちが最初に飛んだものは非常に高価でした。私たちが飛んだ第2ラウンドの技術は、より安価でした」と彼女は言いました。」

「レーザー衛星間リンクの第3世代は、「今後数か月以内に」飛行を開始すると彼女は言いました。彼女はそれらの計画について詳しく述べなかったが、それらは会社が極軌道に打ち上げる準備をしている衛星に含まれる可能性が高い。新しいテクノロジーは、以前のバージョンよりも「はるかに安価」でありながら、長距離で動作し、高帯域幅を提供できると彼女は言いました。」

一般ユーザーの接続はKuバンドでフェイズドアレイアンテナによって行われている(ないよりマシなベータ版ですが)。

地上局との通信は、衛星搭載のパラボラアンテナでKa帯が使われている。

こっちの方が周波数が高いからな。

通信速度は速い。

今後、スペースレーザー(衛星間レーザーリンク(:クロスリンク)のクサい命名)が普及し、極軌道以外のコンステレーションにも導入されていけば、地球低軌道にレーザー通信のネットワークが張り巡らされることになる。

中継に要する時間的コストがどれ程かは知らないけど、高速に行われるようになれば、光ファイバーより速いインターネットバックボーンが形成される。

容量がどの程度確保できるかは、中継器などの性能、衛星の数、ダイナミックなルーティングの可否などにもかかってくるだろうが、この星を覆う通信ネットワークに新たなレイヤーが加わることになる。

静止衛星の通信網は、低遅延に対しては物理的なビハインドがあるからな。

何を、どう弄って逆立ちしても、低軌道メガコンステレーションが提供するサービスには勝てない。

天文学者がぶー垂れようが、ヴィアサットがモーレツ抗議しようが、中国が反対しようが、欧州が地団駄踏もうが、スターリンクの打ち上げは止まらない。

おそらく、北米やカナダのベータ版から通常サービスへの移行は今年中に行われることになるだろうし、世界各国でのサービスインも日程に上がってくるに違いない。

イーロンXには、スペースXのコンピューターに関する記事も上がっている。

(SpaceXがクルードラゴンとスターリンクのソフトウェアを開発、テスト、使用する方法)
https://www.elonx.cz/jak-spacex-vyviji-testuje-a-pouziva-software-pro-crew-dragon-a-starlink/

「SpaceXはコンピューターでPowerPCプロセッサーを使用しており、フライトソフトウェアはC ++プログラミング言語で記述されていることを思い出してください。ホストコンピューターはLinux上でリアルタイムに実行されます。」

「ソフトウェア開発者だけでなく、ドライブ部門など他の分野のエンジニアもテストの作成に参加しているのも興味深い。これが、Pythonスクリプト言語を使用してテストを作成する理由の1つです。これは、すぐに習得できるフレンドリーな言語であるため、ソフトウェアチームの一員ではないが、作業するシステムのテストを作成する必要があるエンジニアに適しています。」

「テストが完了すると、検証が行われます。つまり、ソフトウェアが仕様、モデル、およびプロトタイプに準拠していることを検証します。ソフトウェアのプロトタイプもPythonで書かれています。その結果、新機能の開発速度が速く、エンジニアは新機能に満足するとすぐに、フライトソフトウェアが実装されているC ++言語に書き直します。検証中に、ソフトウェアの結果をそのプロトタイプと比較することができます。」

ふむふむ、パイソンでプロトタイピングし、C++で実装か・・・。

先日、書店でルビーの本を探したんだが、本棚はパイソンの解説書で埋まっていたからな。

機械学習に向いているとかで、今やパイソンは引っ張りだこだ。

人気があるのは老舗のCやC++、鉄板のJava、インターネット関連ではPHP、ジャバスクリプト、ウインドウズ関係でVB.NET、C#、ずーっと離れてルビーがかすっているくらいか。

(古くからあるあの言語が20位圏内、Objective-C下落--TIOBEプログラミング言語ランキング)
https://japan.zdnet.com/article/35169033/

「4月のプログラミング言語ランキングのトップ10は、C、Java、Python、C++、C#、Visual Basic、JavaScript、アセンブリ言語、PHP、SQL」

「また11位から20位までは、Classic Visual Basic、Delphi/Object Pascal、Ruby、Go、Swift、R、Groovy、Perl、MATLAB、Fortran」(以上、TIOBEによる。)

「ソフトウェア開発を専門とする調査会社RedMonkが発表した2021年第1四半期プログラミング言語ランキングでは、首位はJavaScriptで、2位以降にはPython、Java、PHP、C#、C++、CSS、TypeScript、Ruby、Cが続いている。」

パイソン、強いな・・・。

浮沈子は、どうも波カッコ「{ }」が苦手で、パイソンにしようかルビーにしようか迷ったんだが、タブ(パイソンの字下げ)も気に入らなくてルビーにした(動機が見た目かよ!?)。

まあ、どうでもいいんですが。

ルビーのお勉強は、継承の入口辺りで止まっていて、なかなかモジュールに辿り着けない。

サンプルコードが読めなくて、配列やハッシュに手戻りしていたりもする。

ネットの初心者向けチュートリアルだけではなく、書籍による網羅的学習が必要な気もしている。

まあいい。

今日は、振り替えの水泳教室だ。

そろそろ行かないと、遅刻しそうだな・・・。

🐼バルカンロケットの憂鬱:BEー4エンジンは吠えるのか:それとも足を引っ張る負け犬か2021年06月15日 17:13

バルカンロケットの憂鬱:BEー4エンジンは吠えるのか:それとも足を引っ張る負け犬か


(ロケットレポート:ヴァンダル人がブランをスプレーペイントします。中国は4年ぶりの乗組員を立ち上げる)
https://arstechnica.com/science/2021/06/rocket-report-relativity-to-build-a-mini-starship-meet-dongfang-space/

既に、「そういえば、あれはどーなった?」状態に近づいているULAのバルカンロケットの記事が出ていた。

「レポートは、BE-4エンジンの遅延に関する詳細を提供します。」

「ULAのバルカンロケット用に開発中の米国製ロケットエンジンは、必要なイグナイターとブースターの機能に関連する技術的課題に直面しており、2021年以降の最初の打ち上げをサポートするのに間に合わない可能性があります」

具体な内容は分からないが、ブースターと言っても固体燃料ブースターではなく、どうやらバルカンロケットの1段目のことらしい。

(GAOによるDoDプログラムの年次レビューでは、宇宙への発射、ミサイル警告衛星に関する懸念が生じています。)
https://spacenews.com/gaos-annual-review-of-dod-programs-raises-concerns-on-space-launch-missile-warning-satellites/

「ULAのバルカンロケット用に開発中の米国製ロケットエンジンは、必要なイグナイターとブースターの機能に関連する技術的な課題に直面しており、2021年以降の最初の打ち上げをサポートする資格がない可能性があります」

「ブルーオリジンは、今年後半に最初の飛行準備の整ったBE-4エンジンを提供する予定であると述べました。」

バルカンの固体燃料ブースターは、従来のエアロジェットロケットダイン製から変更され、ノースロップグラマンの安物(性能は悪くないようですが)に交換されることになっている。

既に、GEMー63と呼ばれる従来のブースターの互換品は、アトラスVに実装されて打ち上げ実績を積んでいるからな。

記事にも、これに関する言及はない。

最近は、1段目ロケットのことをブースター呼ばわりすることが流行っているようだから、記事の指摘している内容は、エンジンの着火の問題だけではなく、1段目そのもの(着火以外のエンジンの問題を含む)に、決定的な技術的不具合が存在することを示唆している。

つまり、バルカンロケットは、当分飛ばないのだ・・・。

軍事ミッションに供されるまでには、バルカンは3回の打ち上げ実績が必要と言われていたが、仕様への軍の完全なアクセスを認める代わりに、2回にオマケしてもらったようだ。

(ULAの新しいロケットバルカンが予定より遅れているため、スペースフォースはアトラス5に記入させることに同意します)
https://spacenews.com/with-ulas-new-rocket-vulcan-behind-schedule-space-force-agrees-to-let-atlas-5-fill-in/

「新しい車両を認証するには、宇宙軍は3回の飛行を正常に完了する必要があります。ULAが政府に車両開発とエンジニアリングデータへの完全なアクセスを許可することに同意したため、バルカンは2回のフライトで認定を受けることができます。」

裏取引が上手だな(そうなのかあ?)。

この記事には、1段目をブースターと呼んでいる記述もある。

「バルカンのブースターエンジンは別の懸念事項です。バルカンがミッションを開始する前に、最初のステージにBE-4エンジンが必要です。」

「2018年、ULAはブルーオリジンにバルカン用のBE-4エンジンの製造契約を締結しました。ブルーオリジンは2020年に地上試験用のパスファインダーエンジンを納入しましたが、バルカンの初飛行用の飛行適格エンジンはまだ提供していません。ブルーオリジンの広報担当者は、5月20日、同社は「今年BE-4エンジンの納入に向けて順調に進んでいる」と語った。」

爆発炎上を繰り返しているS社のラプターの問題を見るにつけ、メタンエンジンの扱いの難しさは想像以上なようだ。

やれやれ・・・。

ULAは、強気のコメントを繰り返しているが、締め切り(アトラスVによる代替運用が認められているのは2022年まで)が迫る中、果たしてバルカンはデビューできるんだろうか?。

「法律により、国防総省は2022年12月31日以降のアトラス5の発売に関する契約を締結することを許可されません。」

まあ、そのための保険としてファルコン9、ヘビーが契約されているわけだから、米軍にとってリスクヘッジはなされている。

まあいい。

固体燃料ブースターのネーミングには、「GEM」とある(Graphite-Epoxy Motorの略)。

(GEM (ロケットモータ))
https://ja.wikipedia.org/wiki/GEM_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF)

「GEM-63:
GEM-63 はアトラス Vで使用されているエアロジェット・ロケットダイン AJ-60A の代替として開発が進められている。GEM-63 の拡張型 GEM-63XL はヴァルカンで採用する計画がある」

いま、浮沈子がお勉強中のプログラミング言語であるルビーにも、gemというのがあるらしい。

(Rubyのgemとは?概要から使い方までの解説まとめ)
https://techplay.jp/column/529

「1つ目はRubyのパッケージ(ライブラリともいいます)としてのgemです。
パッケージとは、プログラムの部品で便利な機能をひとまとめにしたものです。パッケージを使用することで、自分で1からコードを書くことなく機能を実装することができ、開発効率が大きく上がります。」

「2つ目は各gem(パッケージ)を管理するシステムであるRubyGemsを指してgemと呼ぶパターンです。
パッケージ管理システムはgemパッケージのインストールやアンインストールなどの操作に使います。しかし、最近ではRubyGemsを使ってgemを管理する機会は少なく、「bundler」というパッケージ管理ツールを使うことが多いです。」

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は、gemパッケージがなくても、何の不都合もないんだがな(初心者用サンプルプログラムで、ウンウンうなってる有様だからな)。

浮沈子が見るところ、ULAがバルカンを来年中(2022年中)に打ち上げられるかは五分五分だ。

予定通りにいったとしても、2022年後半以降にずれ込むことは間違いない。

「ULAは先月、顧客のペイロードの遅延により、バルカンの最初の発売が2021年から2022年に延期されることを確認しました。」(最初のスペースニュースの記事)

ペイロードのせいにするというのは、美味い理屈を考え出したものだ(そうなのかあ?)。

最初のペイロードは、ペレグリン着陸船ということになっている。

(アストロボティックテクノロジー:ペレグリン着陸船)
https://en.wikipedia.org/wiki/Astrobotic_Technology#Peregrine_lander

「状態 開発中」

ULAは、S社と異なり、墜落激突爆発炎上木っ端微塵を信条としているわけではない(S社だって、それが目的じゃないけど:なんか、そう見えるとしたら誤解かもな・・・:誤解かあ?)。

バルカンロケットの開発は、従来の手堅い手法で継続され、遅延はアトラスVによって贖われる。

ロシア製のRD-180エンジンの在庫が尽きるまでは、アトラスVは飛び続けることができる(議会が認めたならな)。

万策尽きても、ファルコンシリーズが、尻拭いをしてくれるしな。

来年の今頃までに、バルカンが上がるかどうかは見ものだ。

もちろん、浮沈子は延期になる方に一票だがな・・・。

🐼変異種:大英帝国の憂鬱:アルファの次はデルタまん延:東京都は宣言解除予定なるもリバウンドに突入2021年06月15日 19:45

変異種:大英帝国の憂鬱:アルファの次はデルタまん延:東京都は宣言解除予定なるもリバウンドに突入
変異種:大英帝国の憂鬱:アルファの次はデルタまん延:東京都は宣言解除予定なるもリバウンドに突入


(英 インド型変異株拡大でコロナ対策規制撤廃 約1か月延期)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210615/k10013085061000.html

英国のインド産変異種の流行については、以前は疫学的特性(貧困層や大家族:たぶん、両者には共通性が・・・)による一過性のもので、全国的なまん延には至らないという話もあった。

現状は、そういう楽観的な見方を覆しているようだな。

「5月以降、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が急速に拡大し、ここ1週間ほどは1日の感染者が7000人を超える日が続いています。」

「ジョンソン首相は14日、規制の撤廃を7月19日に延期すると発表」

「規制を撤廃すれば、ウイルスがワクチン接種のスピードを上回り、数千人が犠牲になる事態が現実に起こりうる。」

「イギリスの保健当局はこの変異ウイルスの感染力はイギリスで確認されたアルファ株よりも強いとしていて、現在、新たな感染の90%以上を占めていると分析」

ワクチンは、依然として有効らしいが、効き目にはやや不安もある。

(コロナ変異株、デルタは入院リスクがアルファの2倍 ワクチンは依然有効)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/2-364.php

「しかし、ワクチンのデルタに対する有効性はアルファよりも低いことも分かった。米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンの2回目の接種から2週間後では、アルファに対する有効性が92%であるのに対し、デルタでは79%だった。英アストラゼネカ製ワクチンでは、アルファの73%に対し、デルタでは60%だった。」

今後、デルタは急速にアルファに取って代わっていく。

ターゲットは変わったのだ。

我が国では、この夏にオリンピックが開催されようとしている。

関係者は必死になって感染防止策をとろうとしているが、そっちばっかし気を取られていると、他が疎かになってまん延が広がりかねない。

リソースには限りがあるわけだからな。

ワクチン接種も、夏時点では、まだ一般接種の半分も終わらないだろう。

最近、通りを歩いている人の中に、ちらほらとノーマスクの人を見かけるようになった。

全国民の1割以上がワクチンを接種しているわけだから、俺様(女性もいるでしょうが)だけは大丈夫という気分なのかもしれない。

ワクチンうっても罹患するブレークスルー感染は実際あるわけだし、それによる死者も出ている。

大多数が未接種なわけだから、本人のためにもマスク手洗い3密回避は当分継続した方がいいような気がするんだがな。

ましてや、東京都は現在緊急事態宣言発出中である(そうだったっけ?)。

まあいい。

ついつい、忘れてしまうな(そんなあ!)。

全国的に見れば、スポーツクラブでクラスターが発生しているところもある。

【詳報】広島市のスポーツクラブ2カ所でクラスター 発生は計3カ所に 12日の新型コロナ)
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=763409&comment_sub_id=0&category_id=256

「また広島市は、市内のスポーツクラブ2カ所で新たなクラスター(感染者集団)発生を認定した。いずれも利用者、従業員たち計11人の感染を確認。市は11日、市内で初めてスポーツクラブでのクラスター認定を公表しており、認定は計3カ所となった。」

やれやれ・・・。

そんな中、浮沈子は今日も振り替え水泳教室に参加。

蹴伸びから、プルブイを使った姿勢(ストリームライン)の維持を、徹底して練習する。

たまにしかやらないスカーリングも、トップ(頭の上)、ミドル(肘を曲げて搔き始めるところ)、エンド(掻き終わる身体の横)の3か所を順番に3回ずつくらいでローテーションする。

水を捉えきれていないのがバレバレだな・・・。

最後の方では、バタフライも泳いだが、手を搔き始める時の幅が狭いと言われた。

入水して、キャッチする間に、肩幅程度に広げておくことが重要のようだ。

ここでも、トップでのスカーリングの練習が役に立つ。

中級の教室らしく、泳ぎ終わった後は、頭がヘトヘトになる。

帰ってきてから、爆食爆睡の後、ブログ記事を書いて再び爆睡・・・。

寝る子は育つ(太る?)。

秋葉原の書店でも行って、ルビーの本でも探そうかと思ったんだが、もう少しネットで勉強してからの方が自分に合った本を探せそうな気がして見送りにした。

そうそう、まだ、緊急事態宣言中だしな(ついつい、忘れちまって・・・)。

大井町界隈は、そんなこととは関係なく、人通りが多い。

今月に入って、フィットネスが再開したので、大島から帰ってきた翌週(つまり、先週)から、水泳教室だけ顔を出している(日曜日に、ちょろっとだけ筋トレと短距離の水泳もしました)。

スタジオもジムもプールも、それなりに人が多い。

今週くらいまでは、水泳教室だけ出て、筋トレはサボろうと思っている(実に我田引水だな)。

本格的に復帰するのは、来週以降でいい。

日曜の筋トレは、いつものメニューがこなせなかった。

新川崎のマシンで、違う機種で行うやつは、サボってたからな。

およそ、1か月半ぶりの筋トレメニューだ。

先週の初級の水泳教室では、足が攣ったりしてたしな(なんてこった!)。

まあ、どうでもいいんですが。

ワクチン接種前で、緊急事態宣言中というビミョーな時期だ。

ここで罹患しては、なんとも情けないことになりかねない。

自重して、なんとか生き延びないとな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(米ノババックス、治験で有効性9割 コロナワクチン)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14CZH0U1A610C2000000/

「米バイオ製薬ノババックスは14日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの後期臨床試験(治験)で、変異ウイルスを含めた感染予防に90.4%の有効性が確認できたと発表した。中程度~重度の症状を防ぐ効果は100%だった。」

「ノババックスのワクチンは武田薬品工業が国内でライセンス生産を予定しており、2022年初頭から1億5000万回分を供給する方向」

バキュロウイルス内で増殖させた免疫を誘導するタンパク質を直接注入する「遺伝子組み換えタンパク質のワクチン」。

アジュバントという「振り掛け」が技術のキモと言われる。

このブログでも、何度か取り上げてきたが、高い有効率が示されたことで、益々有望か。

塩野義がやろうとしているのは、同じ「組み換えタンパク質ワクチン」だが、これとは別物らしい。

各種のワクチンが登場して、新型コロナに対抗できるようになったことは好ましいが、どれを選択したらいいか迷うことのないように、しっかりとした情報提供をしてもらいたいもんだな。

我が国では、現在、モデルナとファイザーが選択できる。

接種会場で、「どっちにしますか?」と聞かれるわけではない。

どの接種会場に予約するかで選択できる。

アストラゼネカがいいと思っても、台湾とかベトナムにあげちゃってるから、これをうつわけにはいかない。

ノババックスが流通するようになれば、また、違った接種形態が生まれるんだろう。

ファイザーは、今後、数量が減ってくると言わている。

モデルナが中心になり、ノババックスが追加される感じか。

米国では、既にワクチンが余剰していると言われている。

うつ人は、大方うち終えている感じか。

我が国でも、そういう事態には直ぐになっちまいそうな感じだからな。

今後、広くワクチン接種を勧奨していくための方策も重要だ。

ノババックスの副反応については、今のところ情報はない(浮沈子が知らないだけかも)。

来年のブースト接種に向けて、情報収集していかないとな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(「感染力強いデルタ株のR(再生産数)は最大7」英当局 日本はワクチン接種急げ)
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/06/r7.php

「ワクチンの1回目接種が成人人口の8割、2回目は58%に達したイギリスでデルタ(インド変異)株の感染爆発が止まらない。1日当たりの新規感染者はついに9千人を突破した。英イングランド公衆衛生庁(PHE)の感染症担当スーザン・ホプキンス博士は6月16日、下院科学技術委員会でデルタ株の再生産数(R)は7に達する恐れがあると警告した。」

基本再生産数(R0)が7というのは、べらぼーな数字だ。

何かの間違いじゃないのかあ?。

「デルタ株はアルファ(英変異)株に比べると広がり方が40~80%も増している。家庭内で感染する確率で66%、二次罹(り)患率も30~40%高い。何も対策を施さなかった場合、デルタ株のRは5以上、おそらく最大で7になる恐れがある」

せいぜい、数十パーセントの増加していないということは、ワクチンその他で実効再生産数が抑制されているということだ。

「アルファ株でもデルタ株でもないもともとの株のRは2.5。」(いわゆる欧州産変異種:昨年の優勢種)

「デルタ株はもともとの株より2.8倍感染しやすいことがRでも確認されたかたちだ。」(2.5×2.8=7だから、合ってるか・・・。)

この辺の詳しい話は、以前(昨年2月くらい?)調べたけど、もう忘れてしまったな。

英国では、デルタのまん延とワクチン接種のせめぎ合いが続いている。

その関連で、社会政策の完全緩和が先送りされたという話は、このブログ記事の本文にある通りだ。

我が国では、来週明けに緊急事態宣言が沖縄を除いて解除される。

全国的には減少傾向にあるものの、東京都では感染者は下げ止まり、2日連続で前週の同じ曜日の人数を超えてリバウンド初期に突入した(6月17日現在)。

まん延防止等重点措置に移行するそうだが、前回の宣言解除も早過ぎて失敗し、慌ててまん延防止を発動したが効果が認められずに緊急事態宣言に突入した。

躊躇なく、関西圏と同時に発動したタイミングは悪くないけど、まん延防止で押し止められなかった反省は今回は皆無だ。

(「宣言」7都道府県“まん延防止”移行決定 沖縄は「宣言」延長)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210617/k10013090031000.html

「東京や大阪などでは、宣言の解除後もまん延防止等重点措置が適用されることになり、飲食店の営業時間短縮などが続くことから、対策の長期化によるさらなる経済への影響や、国民の自粛疲れが懸念されます。」

既に都民は自主的に緊急事態宣言を解除して、5週連続の人流増加に転じている。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(イギリスとロシア インドの変異ウイルス“デルタ株”が急拡大)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210618/k10013090861000.html

「イギリス国内で新たに感染が確認された人は、17日、1万1007人となり、ことし2月下旬以来、初めて1万人を超えました。」

「入院している人も1000人を超え増加傾向」

「新たな感染の90%以上」(が、インド産変異種デルタ)

「デルタ株に対しては、ワクチンを2回接種することが有効」(つーことは、1回では無効?)

「一方ロシアでは、17日、1万4000人を超える新たな感染者が確認され、先月末と比べて6割以上多くなりました。」

なんと、大ロシア帝国も憂鬱かあ?。

「首都モスクワの市長は、市内で確認される新たな感染者の数が1日3000人から7000人になるまで数日もかからなかったと指摘」

「これほど急激な増加は過去にはなかった」

半数はモスクワということか。

「この2週間で、インド株の割合が顕著に増えている」

インド産変異種デルタの猛威に曝されている両国に比べ、我が国は呑気に緊急事態宣言を解除(沖縄県を除く)し、大規模スポーツイベントをワクチンの本格的な一般接種に先駆けて開催しようと、国家と首都の総力を挙げて取り組み始めた。

警鐘を鳴らし続けてきた感染症の専門家たちが黙っているはずはない・・・。

(尾身会長ら専門家有志「無観客開催が望ましい」とする提言提出)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210618/k10013091161000.html

「無観客開催が最も感染拡大リスクが少なく望ましい」

「観客を入れるのであれば、現行の大規模イベントの開催基準より厳しい基準」

「観客は開催地の人にかぎり、感染拡大の予兆があれば無観客にする」

無理な提言だな・・・。

「開催期間が夏休みやお盆と重なるため、全国各地で人の流れや接触機会の増大による感染拡大や医療ひっ迫のリスクがある」

夏の開催は、米国のテレビネットワークの夏枯れを救うためのもんだからな。

我が国は、多くの犠牲を払わなければならない。

関係者の間では、開催中止という選択肢は最早皆無だろう。

オリパラに絡んでは、西浦教授が印象深い記事を上げている。

(西浦博教授が緊急報告 “五輪のリスク”議論の背後にある「最大の問題」
リスク評価と管理の“分離”)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83950

「科学的評価は客観的事実を理解する術ですから、管理者に対して一切忖度をすることなく、明確に客観的リスクを推定し、それに対する言及をする勇気を求められます。言わば「政治不介入」が必須」

記事を読むと、英国モデルをイメージしているような感じだ。

米国でも、前政権の時はおおっぴらに政治が介入していたし、専門家の中にも積極的に忖度していた人もいたからな。

今だって、実態はどうだか分かったもんじゃない。

今回の専門家「有志」の発表にしたって、個人的研究の表明というレッテルを張った政治家もいたからな(厚労相だっけ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

寝技を駆使して、状況の改善を図るという、我が国らしい方法のように見えるのは浮沈子の錯覚だろうか?。

我が国が、科学を政治に生かせる国になるかどうかなんて知ったことではないけど、目先のオリパラの被害を最小限にしてもらいたいもんだな。

それにつけても、大田区の接種券はいつになったら届くんだろうか?。

職域や大学等での接種は、接種券がなくても一般接種が出来るというが、それってどう受け止めればいいのかわからんな。

もちろん、感染症対策としては、公平性よりも少しでも早く一人でも多くにワクチンを接種するのが正しいから、大きな枠組みでは文句はないけどな。

スルーされて、実質後回しにされる身としては、複雑な心境にならざるを得ない・・・。