🐼変異種:何かを信じることによる心の平安:イワシの頭でもワクチンでも2021年07月01日 01:51

変異種:何かを信じることによる心の平安:イワシの頭でもワクチンでも


ちょっといい話だったので、記事にしようと思った。

(ワクチンには色んな国で色んな考えがあるが、僕はなるべく早く打ちたい)
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2021/06/post-72.php

「でも打つのを拒む人もいる。なぜ懐疑心を持っているのか、理由は人によってさまざまだが、アメリカにいる身内や知り合いからは「有効性を信じていない」「そもそも感染を心配していない」「政府を信用していない」という話が耳に入る。当分見送るという日本人の友達は、副反応の可能性を心配している。」

「接種後に血栓ができる複数の例が報告されたため、ドイツはアストラゼネカ製の使用を見合わせることにした。」

この人は、ちゃんとネガな話も踏まえてるんだ・・・。

「僕はなるべく早く打ってもらいたい派。まず集団免疫に貢献したいからだ。例えばポリオと同じく、ウイルスが人から人へ飛んでうつることができなくなる社会がすぐ形成されたほうがいいと思う。」

「また、自己中心的な理由に思われるかもしれないが、早く自由になりたい。好きな人と好きな場所で──もしかしてマスクを外して──普通に会合できる日が待ち切れない。」

まあ、集団免疫がそう簡単にできる話ではないことは、このブログでも散々見て来たから、超楽観的に過ぎると思うし、マスク外して飲めや歌えの大騒ぎは当分お預けだがな。

まあ、この辺りはどうでもいいんですが。

ラズロ氏がワクチンを接種しようと決めた背景に、ちょっとウルっと来た。

「ポリオワクチンを開発した米医学者ジョナス・ソークは、人々にその安全性を示すため、家族を実験台にした。1953年に、できたてのワクチンを息子3人、妻、そして自分に打った。その行為が勇敢だと評価されると、彼は自信に基づいた勇気だと説明した。」

「そしてその自信の背景にあるのは(研究および実験による)経験だ」

(ジョナス・ソーク)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AF

「誰がこのワクチンの特許を保有しているのか」

「特許は存在しない。太陽に特許は存在しないでしょう。」

古き良きアメリカだな。

ラズロ氏曰く。

「似た心構えで今の新型コロナウイルスに向き合えばいいと思う。研究を重ねてできたワクチンだから、その経験を信じ、自信を。そして自信を生かして度胸を持つ。」

米国では反ワクチン運動が盛んだと聞くが、他の多くの米国人はラズロ氏のように考えているのかも知れない。

たゆまざる研究の積み重ねの果てに生まれる自信。

その自信に裏付けられた勇気。

陽気で明るく、人懐っこい人柄が伝わってくる。

人間の誠意と努力を信じることができる者は幸せだ。

猜疑心に駆られ、根掘り葉掘りほじくり返してみないと納得できない浮沈子は、よりよく生きることは難しいだろう。

ラズロ氏が羨ましいな・・・。

イワシの頭とワクチンとは異なる。

長年の研究と厳しい評価の結果届けられるワクチンは、基本的に信じるに値するものだ。

もちろん、人が作りしものに完全なものなどない。

しかし、人は人の作りしものによって生かされている。

それもまた、動かし難い事実だ。

それを、人の作りし不完全なものを、どこまで信じることができるのか。

浮沈子も勇気を持ちたい。

度胸をもって、ワクチンを接種したい。

2度の接種を終わって、免疫が付く日が待ち遠しいのは同じだ。

「それまで注意して感染しないようにしないと。」

アルコールは飲まないから、とりあえずコーヒーで乾杯だな・・・。

🐼変異種:デルタの恐怖:空気感染の可能性:新型コロナ2.0の幕開けか2021年07月01日 14:13

変異種:デルタの恐怖:空気感染の可能性:新型コロナ2.0の幕開けか
変異種:デルタの恐怖:空気感染の可能性:新型コロナ2.0の幕開けか


(すれ違っただけで感染するインド型変異株 ルール破りのIOCと組織委に東京五輪を任せられるか!(1))
https://www.j-cast.com/kaisha/2021/06/29414903.html?p=all

なんかなあ、挑発的な表題で煽り記事かと思って気軽に読み始めたら、その内容に凍り付いた!。

「すると、運転手と同じゲノムを持つデルタ型の感染者が2人いたことが判明。いずれもシドニー市内のショッピング・センターで運転手と同時刻に滞在していたことがわかった。」

ああ、あの件ね・・・。

既に報じられていて、すれ違いざまの感染ということで話題になっている。

「ほんの数秒間すれ違っただけで感染」

「カメラの映像を見る限り、2人は通りすがりながら10センチから50~60センチほどの距離を保っていた。それでも感染してしまった」

運が悪かったとしか言えないな。

オーストラリアでは、市中感染が徹底的に封じ込められてきたから、被感染者がどこかほかのところで感染したということは考えづらいだろう。

我が国で当局が配布している接触確認アプリ「ココア」では、1m15分の接触がないと通知されない。

デルタには、手も足も出ないだろう。

浮沈子がビビったのは、もう一つの事例だ。

「彼女の場合、カメラの映像から運転手とすれ違った可能性はない。ただ、ショッピング・センター内を通り抜けただけで感染した可能性が高いが、いつどのような状況で感染したかは明らかになっていない。空中に漂っているウイルスを吸い込んだのか?」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

「州保健局は、ショッピング・センター全体を「感染する恐れがあるスポット」に指定、ほかに運転手と2人の感染者が訪れた場所、日時リストを公開。症状の有無に関係なくPCR検査をして、当局の指示に従うよう呼びかけている。そして、シドニー大都市圏に6月26日から2週間のロックダウン(都市封鎖)を敷いたのだった。」

オーストラリアは、ケアンズにダイビングしに行っただけだが、無縁の地ではない。

今、現地は冬のさ中だ。

感染拡大のリスクが高い。

無事に封じ込められることを願うしかない。

記事の中には、同じ南半球にある南アのことも出ている。

浮沈子は知らなかったんだが、現在南アは第3波を食らっていて、ウイルスは南ア産のベータではなく、インド産デルタだそうだ。

「かつて、南アフリカ型(ベータ株)という変異ウイルスが席巻した南アフリカも、すっかりデルタ株に置き換わった。」

「現在の破壊的な第3波は、これまでの2つの感染の波よりも深刻なものになる」

ちょっと気になる記述もある。

「また、飲酒がらみの暴力事件による医療機関への負担を減らすため、酒の販売を全面的に禁止する。」

「デルタ株の感染拡大によって治安が悪化する事態になっているのだ。」

うーん、治安の悪化とは関係ないような気がするんだがなあ・・・。

まあいい。

我が国では、酒類の提供禁止は、もっぱら大声出したり、マスク外して話したり、長時間密になることを避けるためだが、彼の国では医療資源の圧迫を抑止するために行われるようだ。

お国柄なのかもな(ガラ悪いわけじゃないでしょうが:未確認)。

いずれにしても、デルタは海外で猛威を振るっている。

原産地インドでは、感染者数が5万人を切り、アベレージではブラジルを下回っている。

感染者の抑制に成功していた英国では、ここ数日2万人を超える感染者を出している(来月20日頃には、社会政策も撤廃されるしな)。

世界は、新型コロナ2.0の時代に突入した。

ワクチンを接種した国も、そうでない国も、デルタのまん延に曝されることになる。

感染者がいた建物を通り過ぎただけで感染するという驚異の感染力。

不要不急の外出を避け、家で大人しくしているしか手はない。

今日もフィットネスはサボリ(いい口実を見つけたな・・・)。

今週は、水泳教室が休みなのをいいことにサボりまくっている。

そろそろ何とかしないとな・・・。

🐼変異種:事実は妄想より奇なり:0歳児からの新型コロナワクチン接種:WHO事務局長の憮然2021年07月01日 19:09

変異種:事実は妄想より奇なり:0歳児からの新型コロナワクチン接種:WHO事務局長の憮然
変異種:事実は妄想より奇なり:0歳児からの新型コロナワクチン接種:WHO事務局長の憮然


世界的なワクチン不足が放置され、WHOは途上国への供出を促し続けている。

医療関係者と高齢者などのハイリスクな人々にうち終わったら、確保しているワクチンを途上国に回すよう訴えているのだ。

その一方、英国などでは、追加接種の検討が始まっている。

成人の8割が第1回目の接種を受けている中、デルタに見舞われているとはいえ、この秋からの追加接種が行われるという。

テドロスアダノムなんちゃらかんちゃらさん(!)は、憮然としているに違いない。

どころか、米国では既に12歳以上の接種が進み、何百万人もの子供たちがワクチンをうっている。

彼らの大部分は、新型コロナ感染症による重症化とは無縁だ。

浮沈子が棲息する大田区でも、大部分の大人たちに先駆けて、12歳から18歳へのワクチン接種が始まろうとしている(夏休みのうちに2回目の接種が終わるようにだってさ!)。

それだけではない(まだあるのかあ?)。

(子供が接種するコロナワクチン、親に「選択」は必要か?)
https://forbesjapan.com/articles/detail/42095/1/1/1

「ファイザーとモデルナ、米ジョンソン・エンド・ジョンソンが現在、生後6カ月以降の乳児を対象に、ワクチンの有効性に関する評価を行っている。」

「ファイザーは今夏までに、生後6カ月~11歳の子供たちの臨床試験のデータを公表できるとしており、年末までにはさらに多くのワクチンが、より幅広い世代に利用可能になると期待されている。」

なんと!。

浮沈子は、未成年者の接種に関して、先日来考えを巡らし、世界的ワクチン不足の中、基礎疾患を有するハイリスクな子供たち以外は接種を見送るべきだろうと考えていた。

ワクチンの長期的安全性が確立していないこと、彼ら以外の接種を進めることにより、社会全体の感染リスクが十分に下げられるだろうこと(集団免疫とは別です)、何より全世界的なワクチン不足の中で、不要不急の接種を控えるべきだろうということなどがその直接的理由だ。

ワクチン開発は今も進んでいる。

Fc非依存の感染増強抗体など、新しい知見も次々に明らかになってきている。

この段階で、全ての国民を対象とした網羅的な接種を進めるというのは如何なものか。

彼らより、多少早く生まれて、もうすぐこの世とおさらばする世代としては、これから社会を担っていく若い世代に、どういう世界を残していくべきかということも考えなければならない。

独占し、分断し、争い合う世界なのか、分かち合い、支え合い、共に栄える世界なのか。

まあ、こっちが死んじまったらそれどころじゃないけどな。

世の中、綺麗事だけでは済まないし。

子どもたちの中にも、持病持ちなどのハイリスク要因を持つ人々はいる。

彼らには、必要に応じてワクチンを接種する機会を与えなければならない。

しかし、大人たちが、マスク外して飲めや歌えのどんちゃん騒ぎをするために(つまり、以前の生活に戻るために)、子供たちにワクチン接種を強要するというのは如何なものかとも思う(子供たちは、自分の意思で選択できないわけだから、全ての接種は親の強要と考えるべきだろう)。

世界では、ワクチン不足よりももっと基礎的な食料や、衛生的な水さえも不足している。

ワクチン以外の医療についても同じだ。

そういう状況の中で、一部の国々はワクチンを独占し、直接的効果が怪しい人々にまで接種を拡大しようとしている(そうなのかあ?)。

少なくとも浮沈子にはそう見える。

微視的に見れば、周囲の全ての人々(疾病等の理由でうてない人を除く)がワクチンを接種し、限りなく集団免疫に近づくのが理想だ。

しかし、世界を見渡せば、大部分の地域で、直接的に恩恵を受ける人々の接種すべきワクチンが、絶対的に不足していることも事実だ。

仮に、ワクチン先進国で集団免疫を達成したとすれば、それは多くの国でワクチンを接種できずに亡くなっていった人々の犠牲の上に築かれたものということもできる。

我々は、そういう世界を、子供たちに残していくことになるんだろうか?。

もう少し、違う話をするとすれば、新型インフルエンザの時に、確かハイリスクの高齢者が優先接種を辞退して若い世代に回すという話があった(未確認)。

今回も、イタリアの神父が人工呼吸器を譲った話もあったけど。

浮沈子は、我が身可愛さで、接種券が来たら早速地元自治体の集団接種に予約しちまったけど、それで良かったのかということもある。

新型コロナに罹って死んじまうようなジジババは、さっさと死んじまえばいいという考え方には、個人的に受け入れ難いということは別にしても、一面の真理があるのだ。

この話は難しい。

書き始めてみたものの、未だに自分が納得する結論は見えない。

が、事実は妄想より奇なりだ。

米国では今年中に、生後6か月以上からのワクチン接種が始まる(たぶん)。

来年からは、生まれる前から接種が始まるようになるかもしれない(そうなのかあ?)。

少し、現実の話をするとすれば、一定程度ワクチンをうたない人々はいるので、新型コロナの集団免疫の獲得は難しいだろう。

それでも、感染者を十分に減らすことはできるかも知れない。

その段階に、どういう経路で辿り着くかというだけの話なのだ(たぶん)。

ワクチンが潤沢に供給されるようになれば、こういう話はしなくても済む。

そうでない今だからこそ、ちょっと真剣に考えなければならない。

100年も経てば、笑い話になるかも知れない。

世界では、もうすぐ2億人の感染者数に到達する(確認されてるだけですが)。

死者は、400万人になろうとしている。

人類史上に残る大惨事には違いない。

人類はワクチンを手にして、状況は改善に向かっている。

それは間違いない。

浮沈子には子供はいないから、身に積まされて考えることはできない。

しかし一方では、そういうしがらみなく、この事態を捉えることができる。

それは、意味のないことかも知れないけど、子供たちにワクチンを強要して、集団免疫を達成しようという考え方には馴染めない。

今、この時期に、この状況の中で、1年前以上前のウイルス情報を基に開発されたワクチン使って、0歳児からのワクチン接種を行うのか。

そのワクチンを、違う人々に接種することはできないのか。

21世紀初頭の人類は、結局、狭隘な国家主義から逃れることはできないのか。

ちょっと前に、オーダーメイドのカクテルワクチンの話を書いた。

個人の免疫特性を解析して、その時に流行している変異種に最適化されたワクチンを調合して接種するという妄想だ。

mRNAワクチンなどというハイテクな代物が登場した21世紀だが、100年も経てば、それこそヒトの遺伝子に組み込んで、数世代効き目が続くスーパーワクチン(っていうのかあ?)が作られるかもしれない。

我々は常に、現実の時間の流れの中に存在し続ける。

先のことはともかく、今現在の状況の中での判断を積み重ねていくしかない。

今日は雨。

体調もあまりよくなく、昨夜から喉の痛みが続いている(とうとう罹っちまったのかあ?)。

もちろん、フィットネスはサボリだ。

やや微熱があるが(36.3度:知恵熱かあ?)、無駄に食欲だけは旺盛だ。

さっきも書いたが、現実の世界(東京都大田区)では、12歳から18歳のワクチン接種が今月から始まる。

多くの親が、選択を迫られることになる。

まあ、実際の話としては、概ね近所のママ友に聞いて決めるんだろうけど(そうなのかあ?)。

それが、21世紀初頭のワクチン先進国(つーか、札びらで買い漁った経済大国)の現実の姿だ。

浮沈子の浮世離れした妄想の世界とは違うところで、現実の社会は動いている。

しかし、うつかうたないかは、あくまで個人の責任に委ねられている。

もちろん、そのことの是非もあるんだが、国は推奨しているだけで強制はしていない。

子どもたちの接種は、保護者が決める。

彼らの未来に責任を取ることができる者だけが決める。

それでいいし、それしかない。

浮沈子に子供はいないから(有難いことに?)、その決断をする必要はない。

気楽な立場で、与太ブログを書き散らしているだけだ。

まあ、どうでもいいんですが。

この記事を書いている間にも、世界では新型コロナに感染して何百人かが死んでいる。

そういう重い現実の上に立ってこの記事を読み返すと、余りの軽さに恥ずかしくなる。

この項、たぶん、また、おそらく、きっと書くことになる・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(実は子どもにも多い新型コロナ後遺症、今わかっていることは)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8faf0d3c66668f623c7b5dd91671a5b2ab2c62a?page=1

「大人の場合と同様、子どもの新型コロナ後遺症は、感染して中等症以上になった場合だけでなく、軽症や無症状だった場合にも見られる。」

「当時は子どもに深刻な影響はないと考えられていましたが、今は子どもでも症状が長引く場合があることがわかっています」

「思春期の子どもなら、頭痛や息苦しさなどの症状を言葉で伝えられますが、多くの幼児にはそれができません」

「新型コロナ後遺症を防ぐ最善の方法は、新型コロナに感染しないようにすることです」

「ワクチンの接種対象になる前の幼い子どもは、両親や周囲の人が接種を受けることで、ある程度は保護される」

「『子どもは新型コロナでは死なない』と言う親もいますが、死ななければいいというものではありません。子どもにワクチン接種を受けさせることのリスクと恩恵を比べる際には、長期にわたって後遺症に苦しむ可能性も含め、あらゆることを考慮する必要があります」

浮沈子にとっては、不都合な真実が書き連ねられている。

やっぱ、0歳児からのワクチン接種は必要なんだろうか?。

「オーストラリアの研究者が新型コロナ陽性となった171人の幼児(中央値は3歳)を追跡調査したところ、8%が2カ月後まで主に咳や疲労感などの後遺症の症状を示していたことがわかった。ただしこの研究では、6カ月後までには全員が回復していた。」

記事では、この他にもいくつかの調査結果が報じられているが、網羅的なものではない。

重症の高齢者ばかりに注目が集まる中、子供の後遺症には光が当たっていなかったのだ。

「アンケートには症状が4週間以上続く子どもをもつ親が回答し、過半数の子どもが、感染してから数カ月後もまだ4つ以上の症状に悩まされていた。半数の症例では、症状が消えたり再発したりを繰り返していた。510人の子どものうち、活動が以前の水準に戻ったのはわずか10%だった。」

「子どもが楽になるためなら何でもしてあげたいと願っているのです」

我々は、切実な声に耳を傾ける必要がある。

若い世代にワクチンは必要なのか。

答えは、簡単でないことだけは確かだ・・・。

🐼変異種:1日1万人の感染者:電卓で分かる東京都の未来2021年07月01日 22:31

変異種:1日1万人の感染者:電卓で分かる東京都の未来
変異種:1日1万人の感染者:電卓で分かる東京都の未来


算数が苦手の浮沈子。

2桁の足し算も怪しい・・・。

先日、小学生が引き算の問題を解いているのを見てたんだが、スピードについていけなかった。

やれやれ・・・。

パソコンの前に座っていれば、電卓ソフトを立ち上げて、画面上のキーを押して計算することができる。

掛け算でも、割り算でもドンと来い!。

今日は、少し、掛け算をしてみることにした。

掛け算と言っても、べき乗というヤツだな。

(冪乗)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AA%E4%B9%97

「底 (てい) および冪指数 (べきしすう) と呼ばれる二つの数に対して定まる数学的算法である。その結果は冪 (べき) と呼ばれる。」

「自然数 n を冪指数とする冪演算は累乗 (るいじょう) に一致する。」

ああ、累乗のことね。

2の3乗は8とか、3の2乗は9とかいうやつ。

底(てい)は少数でもいいから、1.2の2乗が1.44とか、1.3の2乗が1.69とかも累乗でいい。

累乗の計算は、底が小さくても、べき指数(繰り返し掛ける回数)が大きくなると、意外にデカくなるので用心だ。

複利計算とかで、借金の利息が増えていくと、大変なことになるというわけだな。

まあいい。

(東京「4週間後 1日1000人超も」小池知事 リモート出席で危機感)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210701/k10013113491000.html

「現在の増加比が続くと、4週間後には1日に1000人を超えるとして急激な感染拡大に強い危機感を示しました。」

「新規陽性者の7日間平均は6月30日時点でおよそ503人となり、およそ418人だった1週間前・6月23日時点の1.2倍になりました。」

おっと、電卓の出番が来たようだ。

503×1.2^4
=503×2.0736
=1,043.0208(合ってますう?)

4週間先では、せいぜい1000人くらいにしかならない。

では、浮沈子が予想する1万人(!)になるのはいつのことなんだろうか。

1000人の10倍だからな。

4週間の10倍で、来年の話になるのかな(おいおい!)。

浮沈子は、算数は苦手だから、累乗計算で探ることにする。

試しに、4週間の2倍の8週間ではどうだろうか。

503×1.2^8
=503×4.29981696
=2,162.80793088(合ってますう?)

うーん、8は4の2倍だからな。

そんなもんかも知れない(そういうことかあ?)。

じゃあ、8の2倍の16だったらどうだろう?。

503×1.2^16
=503×18.4884258895036416
=9,299.6782224203317248(合ってますう?)

惜しい!。

計算すると、翌週の17週目に11,159.61386690439806976となって、1万人を超える。

これは、あくまでも7日間の平均だから、1日の最大値は、おそらく1.5倍くらいになるだろう(テキトーです)。

少なくとも17週目には、1万人のアベレージを突破することになる(11月初めころ)。

1.2倍の前週比がずーっと続いたらね。

実際の増加は、様々な要素が絡み合っていて、もっと複雑な計算をしなければならないし、いくらなんでもその頃までには東京ロックダウンを掛けるだろうから、実際に1万人になるかどうかは分からない。

浮沈子は、医療リソースだけに注目して政策判断していくと見ているから、感染者数の激増は放置されることになると予想している(そうなのかあ?)。

ワクチン接種が進めば、重症者は減少するからな(現在のワクチンは、重症予防効果は9割以上とされています)。

(小金井市医師会からのメッセージ(新型コロナワクチンについて その8 ワクチンの効果、誤情報に注意 ))
https://www.city.koganei.lg.jp/kenkofukuhsi/kenkosodan/info/kanrennzyouhou/koganeishi-shingata8.html

「現在日本で使われているファイザー・ビオンテック社、モデルナ社(武田薬品工業供給)のmRNAワクチンは、ウイルスの感染をおさえる「感染予防効果」、ウイルスに感染しても病気を発症するのをおさえる「発症予防効果」、重症化するのをおさえる「重症化予防効果」がいずれも90パーセント以上」

今日の重症者は昨日より少し増えていて、51人になっている。

現在東京都が確保している重症者病床は373床ある。

7倍になっても、パンクすることはない。

重症化しやすい高齢者のワクチン接種が進んでいるから、9割の減少が見込まれる(まあ、テキトーです)。

感染者が現在の503人のざっと20倍(10,060人)になったとしても、重症者は2倍で収まる計算になる(そうなのかあ?)。

51人×2=102人だから、重症者病床の利用率は27.3パーセント程度で、余裕しゃくしゃくだな。

現在、まん延することが懸念されているデルタ変異種の場合、病原性が2倍という話もあるから、重症者数が2倍になったとしても55パーセントくらいだから、まだまだいける(そうなのかあ?)。

(医師が解説 デルタ株3つの警戒すべき特徴)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/775818

「次に「重症化のリスク」。デルタ株に関する世界各国のデータによると、アルファ株に比べて約2倍、重症化の危険性が高くなるともいわれている。高齢者はもちろん、若者のリスクも増加する。」

ひょっとしたら、毎日1万人を超える感染者が出ても、東京ロックダウン(緊急事態宣言)は、発出されない可能性がある(そうなのかあ?)。

国のお役人は、感染者数をステージの評価から外すことを考えているらしいから、大いにありそうな話だ。

まあいい。

でも、実際には、ワクチンには感染予防効果や発症予防効果もあるからな(デルタ変異種に対しても、一定の効果があるとされています)。

1万人の感染者というのは、実際には考えづらいところだ(もちろん、テキトーです)。

「日本で主に使用されているファイザー製とモデルナ製のワクチンの場合、1回接種では感染を防ぐのに不十分だ。2回接種すれば、まだある程度は感染を抑えられる。」

11月までには、つまり、冬になって本格的な季節性の増加が見込まれる前には、老若男女の希望者全員に接種する計画だからな。

それまでの間に、爆発的な感染を起こさないように封じ込められれば、少なくとも今年の冬は安心して暮らせることになる。

そうあって欲しいし、たぶん、そうなるだろう(希望的観測)。

我が国は、ワクチンを買い占め、自国民の全員に接種できる以上の数量を確保している。

余った分は、台湾とかベトナムにあげちゃってるし。

そんでもって、国内では足りない足りないと大騒ぎになっている。

わざとそうしているようにも見える。

在庫僅少とかいって、買わなくてもいいものを買わされるという、良くある手口じゃないのかあ?(そんなあ!)。

まあ、どうでもいいんですが。

感染者の増加については、大規模イベントの開催、変異種デルタの感染力と置き換わりのスピード、さらなる変異種の登場(デルタプラスやラムダなど)が懸念される。

そう、次の次の変異種も出てくる時期になるからな。

ワクチンが、新たな変異種に対して、どの程度有効なのかによって状況は激変する。

もちろん、ワクチンだって、新しいのが出来てくるかもしれないし、追いかけっこになるんだろうな。

来年のことを言うと鬼が笑うというけれど、新型コロナは今年でお終いになるとは限らない。

来年も、再来年も、ずーっと続いていくかもしれない。

逆に、感染力は強まっても、病原性が低く変異してくれて、ただの風邪みたいになれば、あまり気にしなくてもよくなるかもしれない。

先のことは分からない。

電卓叩いても無理だな・・・。

🐼変異種:大英帝国の憂鬱:ワクチンうってもデルタは止まらず2021年07月02日 10:16

変異種:大英帝国の憂鬱:ワクチンうってもデルタは止まらず
変異種:大英帝国の憂鬱:ワクチンうってもデルタは止まらず


昨日は、のどの痛み(左側のみ)と微熱(36.3度:平熱は35.3度)に悩まされ、とうとう新型コロナに捕まったかと観念してたんだが、今朝は平熱に戻り、のどの痛みも和らいでいる(まだ少し違和感ありますが)。

やれやれ・・・。

最速の免疫を目指してファイザー製のワクチン(コミナティ筋注)の接種を予約し、夏のダイビングに備えて万全を期そうとしているのに、罹患してる場合じゃないしな。

昨日、オーダーしていたウェットスーツが出来たという連絡が入ったが、また出歩くと具合が悪くなるといけないので来週取りに行くことにする。

最近、英国の感染者数が気になって、ほぼ毎日チェックしている。

昨日時点では、27989人となっていて、増加が続いている(すでに、増加が始まる前の10倍以上の規模に膨れ上がっています)。

英国は、1回のワクチン接種者が44860978人、2回が33048199人となっている。

人口は約6800万人だから、それぞれ66パーセントと48パーセントで、世界トップクラスの接種率を誇る。

まあ、自国生産のアストラゼネカ中心だから、やや効きは悪くても仕方ないが、ワクチン接種が進んでいても、デルタのまん延は防ぎきれないという実例を示している。

昨日読んだ記事では、1回接種では33パーセントほどしか効かないらしい。

(B.1.617.2バリアントに対するCOVID-19ワクチンの有効性)
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.05.22.21257658v1

「結果B.1.1.7症例51.1%(95%CI:47.3〜54.7)と比較して、B.1.617.2症例33.5%(95%CI:20.6〜44.3)のワクチン1回投与後の有効性は著しく低かった。両方のワクチンについて。」(95パーセント信頼区間で見ても、サイテーは20パーセント程度だ。)

ファイザーと一緒くたにしているから、どっちがどれ程ということは分からない(テキトーだな)。

「BNT162b2を使用すると、2用量効果はB.1.1.7の93.4%(95%CI:90.4から95.5)からB.1.617.2の87.9%(95%CI:78.2から93.2)に減少しました。」(ファイザー製)

「ChAdOx1 2を使用すると、用量効果はB.1.1.7の66.1%(95%CI:54.0から75.0)からB.1.617.2の59.8%(95%CI:28.9から77.3)に減少しました。」(アストラゼネカ製)

アストラゼネカ製の効き目の幅が、ファイザー製と比較して振れ幅が大きいのが気になる。

特に、デルタ株に対しては顕著だ。

英国に注目するのは、遺伝子解析が大規模に行われていて、ほぼ全ての新規感染がデルタによるものであることが分かっているから。

また、ワクチン接種が進んでいて、明日の我が国の状況を知るうえで参考になるから。

つまり、デルタのまん延は、ワクチン(少なくともアストラゼネカ製)では防ぎきれないという実例を示しているわけだ。

もっとも、感染者は、ワクチンを接種していない人々が殆どだろう。

また、若い人が多いから、重症化率は低いと思われる。

今のところ、死者はほとんど増えていない(微増の傾向はあります)。

リバウンドして感染者が増加している東京都だが、緊急事態宣言が発出されることはないかも知れない。

まん延防止策等重点措置は、8月11日まで延長されることが決まりそうだ。

想定される感染者は1000人以上。

これはアベレージだから、瞬間最大では2000人近くに達する可能性もある。

しかし、おそらく医療がひっ迫することはない。

デルタの感染力はすさまじいから、ワクチン接種が進んでも若年者を中心とした感染が収まることはないだろう。

浮沈子的には、1万人程度は想定の範囲内と見ている(東京都だけで)。

首都圏では、2倍程度に達するのではないか。

むしろ、周辺県(埼玉・千葉・神奈川)で、医療資源がひっ迫する恐れが高い。

うーん、そっちに引っ張られて、東京都も緊急事態宣言となる可能性はある。

我が国でも、デルタのまん延は始まっている。

既に検疫は突破され、これからいくら強化しても、ウイルスは市中に蔓延しているから無駄だろう。

英国の例では、2か月ほどで従来の変異種(アルファ)を置き換えている。

早い・・・。

1.95倍の感染力は伊達じゃない。

大規模イベント(オリパラ)が、それを加速することになる。

一部の会場では、無観客で行うことになるらしいが、焼け石に水だろう。

英国の感染状況を見ると、我が国での感染者は、全国で5万人程度になるかも知れない(人口は約2倍です)。

英国のワクチン接種状況に達するのは、我が国では秋になる。

ワクチンの種類の差とか、社会的距離政策の差とかあるから、単純な比較はできないが、シンプルな予想として、そんなに外れてはいないだろう。

積極的疫学調査が、この規模の感染で影響を与えることができるとは思えないしな。

まん延防止策が掛かっていても、それが守られていないことは明らかだ。

午後8時には閉店のはずが、それを過ぎても繁華街での滞留が続いているというからな。

今週は、フィットネスサボっているから分からないけど、日曜日に行った時には、大井町は人出が多く、距離を取ることが難しかった(浮沈子は、可能な限り2m以上距離を取ることにしています)。

まあ、シドニーの事例のように、すれ違いや同じ建物の中にいただけでも感染するデルタには、所詮無意味だ。

既に、新型コロナウイルス感染症は、昨年の第1波のころとは比較にならない感染力を持った、別の感染症になっている。

新型コロナ2.0といっていい。

空気感染で伝播し、瞬く間に広がる。

現在の東京都の感染増加が、デルタの影響であることは、おそらく間違いない。

今までなら、まん延防止策で抑えられた増加が、全く効果を示さなくなってきている。

先月21日に緊急事態宣言を解除したのはマズかったな。

少なくとも、高齢者接種が終わる7月一杯まで延長すべきだったろう。

理想的には、希望者へのワクチン接種が完了する11月まで延長すべきだ。

それでも、英国と同じ状況になる可能性はある。

今の英国は、11月の我が国の状況なわけだからな。

ワクチン接種が進めば、医療資源への圧力は激減することが期待される。

それさえ守れれば、為政者は不人気なロックダウンを選択したいとは思わないだろう。

英国の新保健相は、就任早々、一度延期された社会政策の再延期はないとぶち上げたからな。

彼の国でも、医療資源さえ守れれば、感染者などいくら増えても痛くも痒くもないという態度なわけだ(そうなのかあ?)。

それは、国民の選択でもある。

ワクチン接種の拡大の中で、新型コロナ2.0の時代が始まろうとしている。

持てる国と持たざる国との格差は、感染者の数ではなく、死者数の差として明らかになる。

ワクチンうった国では、感染者なんて増えてもへっちゃらだからな。

もちろん、ワクチンには一定の感染予防効果もあるから、感染者数も減るに違いない。

人口構成の差によっても、死者の割合は異なる(高齢者ほど重症化しやすい)から、単純な比較にはならない。

様々な要因が重なって、新型コロナ2.0の時代は、複雑な様相を呈することになる。

ワクチン接種が進まない段階で、デルタの感染による重症化の割合が増えたりすることがあれば問題だ。

単純な2極分化として捉えることはできない。

ブレイクスルー感染や、再感染の問題も出てくる。

その中で、中和抗体の低下に伴い、Fc非依存の抗体依存性増強の話が表面化するかもしれない(未確認)。

英国では、既に3回目のワクチン接種が計画されている(単に、2回じゃ効かなかっただけの話なんじゃね?)。

ワクチンの効果は、永続的なものではないからな。

まあ、どうでもいいんですが。

デルタは、当面、最大の脅威だ。

一定程度のワクチンの効果はあるとしても、明らかな低下を示している。

感染者数を社会政策の尺度から外そうという動きは、もちろん、ワクチン接種に伴う医療資源への圧迫が少なくなることを見越しての話なんだろうが、実際問題として、そんなもんを当てにしてロックダウンを掛けていたら、世の中が持たなくなるということでもある。

医療崩壊さえ起こらなければ、何でもアリだな。

デルタの次の変異種への備えも考えておかなければならないし、感染者数なんて気にしている暇はないのだ(そうなのかあ?)。

オリパラのノイズがどれ程になるかは分からないが、それとは別に、状況は大きく変わり始めている。

このまま、素直に終息に向かうとは思えないしな。

外は雨。

少し、降りが強くなってきたようだ。

今日も1日大人しくして、体調の回復を待つ。

昨日は、精神的にもヤバかったからな。

デルタに対する効果のほどは疑わしいが、2回の接種を終え、ファイザーのワクチンによる抗体が出来て、一定の免疫が付くまでの間は用心しないとな・・・。