🐼スターリンクはインターネットバックボーンの夢を見るか:第3世代スターレーザー衛星打上げ迫る ― 2021年06月15日 09:38
スターリンクはインターネットバックボーンの夢を見るか:第3世代スターレーザー衛星打上げ迫る
(Starlink:レーザー接続、端末の削減、その他のViasatの抗議、軍との協力、新しい工場)
https://www.elonx.cz/starlink-laserove-spoje-zmensene-terminaly-dalsi-protesty-viasatu-spoluprace-s-armadou-nove-tovarny/
「同社がスターリンク衛星に第3世代のレーザーを設置する予定であるというグウィン・ショットウェルの声明にも言及する価値があります。」
他にも、興味深いことが書いてある記事だが、浮沈子的にはこの1点だけだ。
「これまでのところ、今年1月にTransporter-1ミッションの一環として打ち上げられた極軌道衛星は10個だけで、レーザーリンクが装備されています。SpaceXはレーザーを自社で開発しており、非常に高価でした。ただし、ある世代から次の世代への移行により、製造コストも大幅に削減されます。この最新のレーザー装置を搭載した衛星は、今後数か月以内に宇宙に打ち上げられる予定です。たとえば、SpaceXの社長はどのミッションになるかを指定していませんが、Space Newsサーバーは、SpaceXが今年7月に打ち上げる予定の極軌道打ち上げになると想定しています。」
極軌道に対してレーザーリンクが導入されるというのは理に適っている。
北極や南極に地上中継施設を多数設置することは困難だからな。
衛星同士で通信して、ユーザーとのやり取りを中継していかなければならない。
コストが掛かるから、導入までには時間が掛かっているようだったが、どうやら目途が付いたようだ。
引用されている記事にも目を通す・・・。
(SpaceXが最新の資金調達ラウンドに追加)
https://spacenews.com/spacex-adds-to-latest-funding-round/
「4月7日の打ち上げは、同社のv1.0Starlink衛星の23日目でした。「その後も衛星を追加して容量を追加していきます。私たちは技術を改善し続け、基本的に地上でより多くのビームを取得します。」」
「それらの技術の改善の中には、レーザー衛星間リンクの組み込みがあります。ショットウェル氏によると、同社はすでにいくつかの衛星でその技術の2世代をテストしているという。「私たちが最初に飛んだものは非常に高価でした。私たちが飛んだ第2ラウンドの技術は、より安価でした」と彼女は言いました。」
「レーザー衛星間リンクの第3世代は、「今後数か月以内に」飛行を開始すると彼女は言いました。彼女はそれらの計画について詳しく述べなかったが、それらは会社が極軌道に打ち上げる準備をしている衛星に含まれる可能性が高い。新しいテクノロジーは、以前のバージョンよりも「はるかに安価」でありながら、長距離で動作し、高帯域幅を提供できると彼女は言いました。」
一般ユーザーの接続はKuバンドでフェイズドアレイアンテナによって行われている(ないよりマシなベータ版ですが)。
地上局との通信は、衛星搭載のパラボラアンテナでKa帯が使われている。
こっちの方が周波数が高いからな。
通信速度は速い。
今後、スペースレーザー(衛星間レーザーリンク(:クロスリンク)のクサい命名)が普及し、極軌道以外のコンステレーションにも導入されていけば、地球低軌道にレーザー通信のネットワークが張り巡らされることになる。
中継に要する時間的コストがどれ程かは知らないけど、高速に行われるようになれば、光ファイバーより速いインターネットバックボーンが形成される。
容量がどの程度確保できるかは、中継器などの性能、衛星の数、ダイナミックなルーティングの可否などにもかかってくるだろうが、この星を覆う通信ネットワークに新たなレイヤーが加わることになる。
静止衛星の通信網は、低遅延に対しては物理的なビハインドがあるからな。
何を、どう弄って逆立ちしても、低軌道メガコンステレーションが提供するサービスには勝てない。
天文学者がぶー垂れようが、ヴィアサットがモーレツ抗議しようが、中国が反対しようが、欧州が地団駄踏もうが、スターリンクの打ち上げは止まらない。
おそらく、北米やカナダのベータ版から通常サービスへの移行は今年中に行われることになるだろうし、世界各国でのサービスインも日程に上がってくるに違いない。
イーロンXには、スペースXのコンピューターに関する記事も上がっている。
(SpaceXがクルードラゴンとスターリンクのソフトウェアを開発、テスト、使用する方法)
https://www.elonx.cz/jak-spacex-vyviji-testuje-a-pouziva-software-pro-crew-dragon-a-starlink/
「SpaceXはコンピューターでPowerPCプロセッサーを使用しており、フライトソフトウェアはC ++プログラミング言語で記述されていることを思い出してください。ホストコンピューターはLinux上でリアルタイムに実行されます。」
「ソフトウェア開発者だけでなく、ドライブ部門など他の分野のエンジニアもテストの作成に参加しているのも興味深い。これが、Pythonスクリプト言語を使用してテストを作成する理由の1つです。これは、すぐに習得できるフレンドリーな言語であるため、ソフトウェアチームの一員ではないが、作業するシステムのテストを作成する必要があるエンジニアに適しています。」
「テストが完了すると、検証が行われます。つまり、ソフトウェアが仕様、モデル、およびプロトタイプに準拠していることを検証します。ソフトウェアのプロトタイプもPythonで書かれています。その結果、新機能の開発速度が速く、エンジニアは新機能に満足するとすぐに、フライトソフトウェアが実装されているC ++言語に書き直します。検証中に、ソフトウェアの結果をそのプロトタイプと比較することができます。」
ふむふむ、パイソンでプロトタイピングし、C++で実装か・・・。
先日、書店でルビーの本を探したんだが、本棚はパイソンの解説書で埋まっていたからな。
機械学習に向いているとかで、今やパイソンは引っ張りだこだ。
人気があるのは老舗のCやC++、鉄板のJava、インターネット関連ではPHP、ジャバスクリプト、ウインドウズ関係でVB.NET、C#、ずーっと離れてルビーがかすっているくらいか。
(古くからあるあの言語が20位圏内、Objective-C下落--TIOBEプログラミング言語ランキング)
https://japan.zdnet.com/article/35169033/
「4月のプログラミング言語ランキングのトップ10は、C、Java、Python、C++、C#、Visual Basic、JavaScript、アセンブリ言語、PHP、SQL」
「また11位から20位までは、Classic Visual Basic、Delphi/Object Pascal、Ruby、Go、Swift、R、Groovy、Perl、MATLAB、Fortran」(以上、TIOBEによる。)
「ソフトウェア開発を専門とする調査会社RedMonkが発表した2021年第1四半期プログラミング言語ランキングでは、首位はJavaScriptで、2位以降にはPython、Java、PHP、C#、C++、CSS、TypeScript、Ruby、Cが続いている。」
パイソン、強いな・・・。
浮沈子は、どうも波カッコ「{ }」が苦手で、パイソンにしようかルビーにしようか迷ったんだが、タブ(パイソンの字下げ)も気に入らなくてルビーにした(動機が見た目かよ!?)。
まあ、どうでもいいんですが。
ルビーのお勉強は、継承の入口辺りで止まっていて、なかなかモジュールに辿り着けない。
サンプルコードが読めなくて、配列やハッシュに手戻りしていたりもする。
ネットの初心者向けチュートリアルだけではなく、書籍による網羅的学習が必要な気もしている。
まあいい。
今日は、振り替えの水泳教室だ。
そろそろ行かないと、遅刻しそうだな・・・。
(Starlink:レーザー接続、端末の削減、その他のViasatの抗議、軍との協力、新しい工場)
https://www.elonx.cz/starlink-laserove-spoje-zmensene-terminaly-dalsi-protesty-viasatu-spoluprace-s-armadou-nove-tovarny/
「同社がスターリンク衛星に第3世代のレーザーを設置する予定であるというグウィン・ショットウェルの声明にも言及する価値があります。」
他にも、興味深いことが書いてある記事だが、浮沈子的にはこの1点だけだ。
「これまでのところ、今年1月にTransporter-1ミッションの一環として打ち上げられた極軌道衛星は10個だけで、レーザーリンクが装備されています。SpaceXはレーザーを自社で開発しており、非常に高価でした。ただし、ある世代から次の世代への移行により、製造コストも大幅に削減されます。この最新のレーザー装置を搭載した衛星は、今後数か月以内に宇宙に打ち上げられる予定です。たとえば、SpaceXの社長はどのミッションになるかを指定していませんが、Space Newsサーバーは、SpaceXが今年7月に打ち上げる予定の極軌道打ち上げになると想定しています。」
極軌道に対してレーザーリンクが導入されるというのは理に適っている。
北極や南極に地上中継施設を多数設置することは困難だからな。
衛星同士で通信して、ユーザーとのやり取りを中継していかなければならない。
コストが掛かるから、導入までには時間が掛かっているようだったが、どうやら目途が付いたようだ。
引用されている記事にも目を通す・・・。
(SpaceXが最新の資金調達ラウンドに追加)
https://spacenews.com/spacex-adds-to-latest-funding-round/
「4月7日の打ち上げは、同社のv1.0Starlink衛星の23日目でした。「その後も衛星を追加して容量を追加していきます。私たちは技術を改善し続け、基本的に地上でより多くのビームを取得します。」」
「それらの技術の改善の中には、レーザー衛星間リンクの組み込みがあります。ショットウェル氏によると、同社はすでにいくつかの衛星でその技術の2世代をテストしているという。「私たちが最初に飛んだものは非常に高価でした。私たちが飛んだ第2ラウンドの技術は、より安価でした」と彼女は言いました。」
「レーザー衛星間リンクの第3世代は、「今後数か月以内に」飛行を開始すると彼女は言いました。彼女はそれらの計画について詳しく述べなかったが、それらは会社が極軌道に打ち上げる準備をしている衛星に含まれる可能性が高い。新しいテクノロジーは、以前のバージョンよりも「はるかに安価」でありながら、長距離で動作し、高帯域幅を提供できると彼女は言いました。」
一般ユーザーの接続はKuバンドでフェイズドアレイアンテナによって行われている(ないよりマシなベータ版ですが)。
地上局との通信は、衛星搭載のパラボラアンテナでKa帯が使われている。
こっちの方が周波数が高いからな。
通信速度は速い。
今後、スペースレーザー(衛星間レーザーリンク(:クロスリンク)のクサい命名)が普及し、極軌道以外のコンステレーションにも導入されていけば、地球低軌道にレーザー通信のネットワークが張り巡らされることになる。
中継に要する時間的コストがどれ程かは知らないけど、高速に行われるようになれば、光ファイバーより速いインターネットバックボーンが形成される。
容量がどの程度確保できるかは、中継器などの性能、衛星の数、ダイナミックなルーティングの可否などにもかかってくるだろうが、この星を覆う通信ネットワークに新たなレイヤーが加わることになる。
静止衛星の通信網は、低遅延に対しては物理的なビハインドがあるからな。
何を、どう弄って逆立ちしても、低軌道メガコンステレーションが提供するサービスには勝てない。
天文学者がぶー垂れようが、ヴィアサットがモーレツ抗議しようが、中国が反対しようが、欧州が地団駄踏もうが、スターリンクの打ち上げは止まらない。
おそらく、北米やカナダのベータ版から通常サービスへの移行は今年中に行われることになるだろうし、世界各国でのサービスインも日程に上がってくるに違いない。
イーロンXには、スペースXのコンピューターに関する記事も上がっている。
(SpaceXがクルードラゴンとスターリンクのソフトウェアを開発、テスト、使用する方法)
https://www.elonx.cz/jak-spacex-vyviji-testuje-a-pouziva-software-pro-crew-dragon-a-starlink/
「SpaceXはコンピューターでPowerPCプロセッサーを使用しており、フライトソフトウェアはC ++プログラミング言語で記述されていることを思い出してください。ホストコンピューターはLinux上でリアルタイムに実行されます。」
「ソフトウェア開発者だけでなく、ドライブ部門など他の分野のエンジニアもテストの作成に参加しているのも興味深い。これが、Pythonスクリプト言語を使用してテストを作成する理由の1つです。これは、すぐに習得できるフレンドリーな言語であるため、ソフトウェアチームの一員ではないが、作業するシステムのテストを作成する必要があるエンジニアに適しています。」
「テストが完了すると、検証が行われます。つまり、ソフトウェアが仕様、モデル、およびプロトタイプに準拠していることを検証します。ソフトウェアのプロトタイプもPythonで書かれています。その結果、新機能の開発速度が速く、エンジニアは新機能に満足するとすぐに、フライトソフトウェアが実装されているC ++言語に書き直します。検証中に、ソフトウェアの結果をそのプロトタイプと比較することができます。」
ふむふむ、パイソンでプロトタイピングし、C++で実装か・・・。
先日、書店でルビーの本を探したんだが、本棚はパイソンの解説書で埋まっていたからな。
機械学習に向いているとかで、今やパイソンは引っ張りだこだ。
人気があるのは老舗のCやC++、鉄板のJava、インターネット関連ではPHP、ジャバスクリプト、ウインドウズ関係でVB.NET、C#、ずーっと離れてルビーがかすっているくらいか。
(古くからあるあの言語が20位圏内、Objective-C下落--TIOBEプログラミング言語ランキング)
https://japan.zdnet.com/article/35169033/
「4月のプログラミング言語ランキングのトップ10は、C、Java、Python、C++、C#、Visual Basic、JavaScript、アセンブリ言語、PHP、SQL」
「また11位から20位までは、Classic Visual Basic、Delphi/Object Pascal、Ruby、Go、Swift、R、Groovy、Perl、MATLAB、Fortran」(以上、TIOBEによる。)
「ソフトウェア開発を専門とする調査会社RedMonkが発表した2021年第1四半期プログラミング言語ランキングでは、首位はJavaScriptで、2位以降にはPython、Java、PHP、C#、C++、CSS、TypeScript、Ruby、Cが続いている。」
パイソン、強いな・・・。
浮沈子は、どうも波カッコ「{ }」が苦手で、パイソンにしようかルビーにしようか迷ったんだが、タブ(パイソンの字下げ)も気に入らなくてルビーにした(動機が見た目かよ!?)。
まあ、どうでもいいんですが。
ルビーのお勉強は、継承の入口辺りで止まっていて、なかなかモジュールに辿り着けない。
サンプルコードが読めなくて、配列やハッシュに手戻りしていたりもする。
ネットの初心者向けチュートリアルだけではなく、書籍による網羅的学習が必要な気もしている。
まあいい。
今日は、振り替えの水泳教室だ。
そろそろ行かないと、遅刻しそうだな・・・。
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