🐱ガザ消滅不可避:抵抗の枢軸 ― 2024年01月09日 21:27
ガザ消滅不可避:抵抗の枢軸
(アメリカも警戒する「抵抗の枢軸」とは?中東揺るがす存在?)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/11/20/35987.html
「中東各地でアメリカ軍の施設などに攻撃を繰り返す「抵抗の枢軸」と呼ばれる武装組織のネットワーク」
「われわれへの攻撃をやめなければ、やり返す」(バイデン大統領)
穏やかじゃないなあ・・・。
「イラン自身も「抵抗の枢軸」という言葉を使っています。共通するのは、イスラエルやアメリカに「抵抗」するとして、対決する姿勢を示していることです。」
「公式なものはありませんが、3年前、イランがその陣容を内外に意図的に誇示」
「今、イスラエルと戦っている「ハマス」や、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」、イエメンの反政府勢力「フーシ派」、「カタイブ・ヒズボラ」などのイラクやシリアの民兵組織などが含まれていました。」
「イランの革命防衛隊の中でも、国外での工作活動などを担う「コッズ部隊」が支援」
「兵器や資金・資材の提供、それに軍事顧問による訓練など、多岐にわたる」
「イランは年間1億ドルをハマスなどのパレスチナのテロ組織に提供している」(アメリカ国務省は2021年の報告書)
「最大の脅威 レバノンの「ヒズボラ」とは」
「戦闘員は推定5万人から10万人。」(イスラエル国家安全保障研究所)
「テルアビブなどイスラエルの主要都市を攻撃できる射程300キロの短距離弾道ミサイルをはじめ、ミサイルやロケット弾あわせて15万発を保有」
「攻撃や偵察用に最大400キロ飛行可能な無人機も保有」
「隣国シリアの内戦にも介入」
「そのヒズボラはイスラエルと全面的な戦闘に入るのか、専門家は次のように指摘します。」
「可能性はまだ5割以下だと思う。なぜなら、ヒズボラはイスラエルが一度に複数の問題を処理する能力があることも理解しているし、アメリカもその手助けをするかもしれないからだ。」(ブルッキングス研究所 オハンロン上級研究員)
イエメンのフーシ派も取り上げられている。
「攻撃は始まったばかりだ。今後、これまでとは比べものにならない攻撃を仕掛ける。私たちは4年も5年も前からイスラエルへの攻撃を想定して準備を進めてきた」(アメル報道官)
「フーシ派はおよそ2万人の戦闘員を抱え、イランの協力で軍備を増強してきた」(国際戦略研究所)
「これまでフーシ派は、イエメンの内戦で敵対する政権側を支援するサウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦などに対し、ミサイルや無人機で石油施設や軍の基地を攻撃することはありました。しかし今、その矛先がイスラエルにも向けられている」
イラクやシリアにも「抵抗の枢軸」に属する組織があり、駐留する米軍にとっては厄介な存在となっているようだ。
「「カタイブ・ヒズボラ」などがその1つ」
「両国には、アメリカ軍も駐留しているため、たびたび攻撃対象となっている」
やれやれ・・・。
「アメリカ国防総省は一連の攻撃を深刻に受け止めていると思う。イランの支援を受けた勢力がイランの兵器を使ってアメリカ軍の基地を攻撃することは、イラク戦争が激化したころから、長年、行われてきた。
イランはこの10年間、シリアからアメリカ軍を追い出そうとしてきており、その延長とみることができる」(オハンロン上級研究員)
「アメリカ軍の兵士はことし10月現在でおよそ4万5000人が中東各国に駐留」(ニュースサイト、アクシオス)
そんなにいるのか・・・。
記事の画像では、以下のようになっている。
・シリア:900人
・イラク:2500人
・クウェート:13500人
・バーレーン:9000人
・カタール:8000人
ーーーーーーーーーーーー
合計:33900人
なんか、ずいぶん足りないような気もするんだがな(ヨルダンやサウジとかは入っていない)。
まあいい。
「抵抗の枢軸」というのは、イランに支援を受けて米国やイスラエルに抵抗している非政府組織ということのようだ。
ヒズボラのように、数万人クラスの戦闘員を要する規模の大きいものから、もっと小規模のものまでさまざまな態様がある。
「迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備と地対空ミサイルシステム「パトリオット」の中東への追加配備」
「イラクとシリア、クウェート、ヨルダン、サウジアラビア、そしてUAE=アラブ首長国連邦に」(WSJ)
浮沈子には、中東情勢を不安定にしているのは米国のような気がするんだがな(そうなのかあ?)。
イスラエルという国家の存在そのものが、中東地域の不安定要因であるのみならず、石油権益を保護するという名目(たぶん)で駐留している米軍が、事態を複雑かつエスカレートさせている。
イスラエルのガザ侵攻は、その情勢に火を点け、燃え広がろうとしているように見える。
(米国務長官、ガザ紛争「転移」リスク警告 イスラエルは戦闘継続強調)
https://jp.reuters.com/world/security/QCXPOPPIEBKJTKWLJFVE3UCABY-2024-01-08/
「この紛争は容易に転移する可能性があり、さらなる不安や苦しみを生み出しかねない」(ブリンケン米国務長官)
現在の米国にとって、最大の懸念事項だろう。
ウクライナどころではない。
あれは欧州マターだからな。
放っておけ(そんなあ!)。
少なくとも、米国の外交トップが駆けずり回って対応する事項ではない。
中東の火薬庫には、まだまだ火種が転がっているんだろう。
先日も、ISISが犯行声明とか出してたからな。
(イランの連続爆発、ISISが犯行声明 84人死亡)
https://www.cnn.co.jp/world/35213489.html
「爆発はイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が埋葬されている墓地周辺で2回発生した。国営イラン通信IRNAによると、少なくとも84人が死亡、284人が負傷。1979年のイラン革命以来、最も犠牲者の多い事件となった。」
「ISISは爆発から24時間以上たってから出した声明で、実行者2人が爆薬を詰め込んだベストを起爆させて自爆したと主張」
「爆発についての主張はイランのメディアや当局者の説明とは異なる。」
「イランのライシ大統領は爆発についてイスラエルを非難し、「重い代償」を支払うことになると警告。イスラエル軍はCNNの取材に対し、この件に関してコメントはないと述べた。」
うーん、真相は闇の中だな。
イランが直接首を突っ込んでくるようになれば、中東情勢は大荒れになる。
そうなれば、米国の対応は複雑かつ大規模にならざるを得ない。
「・・・さらなる不安や苦しみを生み出しかねない」(ブリンケン:再掲)
全くもって、同感だな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ヒズボラ司令官、レバノン南部で殺害される イスラエルが空爆か)
https://www.bbc.com/japanese/67920109
「これまでのところヒズボラは、イスラエルとの全面戦争は避けるよう、行動を制御している。」
「レバノンは現在、大規模な経済危機に見舞われており、世論は軍事対決を支持していない。」
「一方、イスラエルでは一部の高官が、ヒズボラに対してより大規模な攻撃を行う可能性があると公言している。」
「私たちは(北部に)完全に異なる現実を作り出すか、別の戦争に突入するだろう」(IDFトップのヘルジ・ハレヴィ参謀総長)
やる気満々のイスラエルを野放しにすれば、第5次中東戦争が現実のものとなりかねない。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
中東からの石油に依存しているわが国は、もちろん、対岸の火事というわけにはいかない。
船舶の航行には、既に被害が発生している。
一寸先は闇の国際情勢。
2024年は、波乱の幕開けになった・・・。
(アメリカも警戒する「抵抗の枢軸」とは?中東揺るがす存在?)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/11/20/35987.html
「中東各地でアメリカ軍の施設などに攻撃を繰り返す「抵抗の枢軸」と呼ばれる武装組織のネットワーク」
「われわれへの攻撃をやめなければ、やり返す」(バイデン大統領)
穏やかじゃないなあ・・・。
「イラン自身も「抵抗の枢軸」という言葉を使っています。共通するのは、イスラエルやアメリカに「抵抗」するとして、対決する姿勢を示していることです。」
「公式なものはありませんが、3年前、イランがその陣容を内外に意図的に誇示」
「今、イスラエルと戦っている「ハマス」や、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」、イエメンの反政府勢力「フーシ派」、「カタイブ・ヒズボラ」などのイラクやシリアの民兵組織などが含まれていました。」
「イランの革命防衛隊の中でも、国外での工作活動などを担う「コッズ部隊」が支援」
「兵器や資金・資材の提供、それに軍事顧問による訓練など、多岐にわたる」
「イランは年間1億ドルをハマスなどのパレスチナのテロ組織に提供している」(アメリカ国務省は2021年の報告書)
「最大の脅威 レバノンの「ヒズボラ」とは」
「戦闘員は推定5万人から10万人。」(イスラエル国家安全保障研究所)
「テルアビブなどイスラエルの主要都市を攻撃できる射程300キロの短距離弾道ミサイルをはじめ、ミサイルやロケット弾あわせて15万発を保有」
「攻撃や偵察用に最大400キロ飛行可能な無人機も保有」
「隣国シリアの内戦にも介入」
「そのヒズボラはイスラエルと全面的な戦闘に入るのか、専門家は次のように指摘します。」
「可能性はまだ5割以下だと思う。なぜなら、ヒズボラはイスラエルが一度に複数の問題を処理する能力があることも理解しているし、アメリカもその手助けをするかもしれないからだ。」(ブルッキングス研究所 オハンロン上級研究員)
イエメンのフーシ派も取り上げられている。
「攻撃は始まったばかりだ。今後、これまでとは比べものにならない攻撃を仕掛ける。私たちは4年も5年も前からイスラエルへの攻撃を想定して準備を進めてきた」(アメル報道官)
「フーシ派はおよそ2万人の戦闘員を抱え、イランの協力で軍備を増強してきた」(国際戦略研究所)
「これまでフーシ派は、イエメンの内戦で敵対する政権側を支援するサウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦などに対し、ミサイルや無人機で石油施設や軍の基地を攻撃することはありました。しかし今、その矛先がイスラエルにも向けられている」
イラクやシリアにも「抵抗の枢軸」に属する組織があり、駐留する米軍にとっては厄介な存在となっているようだ。
「「カタイブ・ヒズボラ」などがその1つ」
「両国には、アメリカ軍も駐留しているため、たびたび攻撃対象となっている」
やれやれ・・・。
「アメリカ国防総省は一連の攻撃を深刻に受け止めていると思う。イランの支援を受けた勢力がイランの兵器を使ってアメリカ軍の基地を攻撃することは、イラク戦争が激化したころから、長年、行われてきた。
イランはこの10年間、シリアからアメリカ軍を追い出そうとしてきており、その延長とみることができる」(オハンロン上級研究員)
「アメリカ軍の兵士はことし10月現在でおよそ4万5000人が中東各国に駐留」(ニュースサイト、アクシオス)
そんなにいるのか・・・。
記事の画像では、以下のようになっている。
・シリア:900人
・イラク:2500人
・クウェート:13500人
・バーレーン:9000人
・カタール:8000人
ーーーーーーーーーーーー
合計:33900人
なんか、ずいぶん足りないような気もするんだがな(ヨルダンやサウジとかは入っていない)。
まあいい。
「抵抗の枢軸」というのは、イランに支援を受けて米国やイスラエルに抵抗している非政府組織ということのようだ。
ヒズボラのように、数万人クラスの戦闘員を要する規模の大きいものから、もっと小規模のものまでさまざまな態様がある。
「迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備と地対空ミサイルシステム「パトリオット」の中東への追加配備」
「イラクとシリア、クウェート、ヨルダン、サウジアラビア、そしてUAE=アラブ首長国連邦に」(WSJ)
浮沈子には、中東情勢を不安定にしているのは米国のような気がするんだがな(そうなのかあ?)。
イスラエルという国家の存在そのものが、中東地域の不安定要因であるのみならず、石油権益を保護するという名目(たぶん)で駐留している米軍が、事態を複雑かつエスカレートさせている。
イスラエルのガザ侵攻は、その情勢に火を点け、燃え広がろうとしているように見える。
(米国務長官、ガザ紛争「転移」リスク警告 イスラエルは戦闘継続強調)
https://jp.reuters.com/world/security/QCXPOPPIEBKJTKWLJFVE3UCABY-2024-01-08/
「この紛争は容易に転移する可能性があり、さらなる不安や苦しみを生み出しかねない」(ブリンケン米国務長官)
現在の米国にとって、最大の懸念事項だろう。
ウクライナどころではない。
あれは欧州マターだからな。
放っておけ(そんなあ!)。
少なくとも、米国の外交トップが駆けずり回って対応する事項ではない。
中東の火薬庫には、まだまだ火種が転がっているんだろう。
先日も、ISISが犯行声明とか出してたからな。
(イランの連続爆発、ISISが犯行声明 84人死亡)
https://www.cnn.co.jp/world/35213489.html
「爆発はイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が埋葬されている墓地周辺で2回発生した。国営イラン通信IRNAによると、少なくとも84人が死亡、284人が負傷。1979年のイラン革命以来、最も犠牲者の多い事件となった。」
「ISISは爆発から24時間以上たってから出した声明で、実行者2人が爆薬を詰め込んだベストを起爆させて自爆したと主張」
「爆発についての主張はイランのメディアや当局者の説明とは異なる。」
「イランのライシ大統領は爆発についてイスラエルを非難し、「重い代償」を支払うことになると警告。イスラエル軍はCNNの取材に対し、この件に関してコメントはないと述べた。」
うーん、真相は闇の中だな。
イランが直接首を突っ込んでくるようになれば、中東情勢は大荒れになる。
そうなれば、米国の対応は複雑かつ大規模にならざるを得ない。
「・・・さらなる不安や苦しみを生み出しかねない」(ブリンケン:再掲)
全くもって、同感だな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ヒズボラ司令官、レバノン南部で殺害される イスラエルが空爆か)
https://www.bbc.com/japanese/67920109
「これまでのところヒズボラは、イスラエルとの全面戦争は避けるよう、行動を制御している。」
「レバノンは現在、大規模な経済危機に見舞われており、世論は軍事対決を支持していない。」
「一方、イスラエルでは一部の高官が、ヒズボラに対してより大規模な攻撃を行う可能性があると公言している。」
「私たちは(北部に)完全に異なる現実を作り出すか、別の戦争に突入するだろう」(IDFトップのヘルジ・ハレヴィ参謀総長)
やる気満々のイスラエルを野放しにすれば、第5次中東戦争が現実のものとなりかねない。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
中東からの石油に依存しているわが国は、もちろん、対岸の火事というわけにはいかない。
船舶の航行には、既に被害が発生している。
一寸先は闇の国際情勢。
2024年は、波乱の幕開けになった・・・。
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