🤗AI:エヌビディアのチップ ― 2024年06月10日 10:02
AI:エヌビディアのチップ
(エヌビディア、次世代AIチッププラットフォーム発表 26年投入へ)
https://jp.reuters.com/business/technology/ZZ3MTGVOPVJT7FXSUCMZ5WVYZE-2024-06-02/
「次世代人工知能(AI)チップのプラットフォーム「Rubin(ルービン)」を発表」
「Rubinには新たなGPU(画像処理半導体)やCPU(中央演算処理装置)、ネットワーキングチップが含まれる」
「GPUには、韓国のSKハイニックスやサムスン電子、米マイクロン・テクノロジーなどの次世代広帯域幅メモリーが搭載される」
「AIチップの新製品を毎年発売するとし、約2年ごととしていた従来の計画を加速させる(米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO))」
べらぼーめ・・・。
2023年のデータセンターGPU市場のシェアが98%という超寡占状態なN社の暴走(!)は止まらない。
(2023年のデータセンターGPU市場のNVIDIAシェアは98%、米アナリストが推定)
https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2722824-1-all/
・2022年:NVIDIA97.3%、AMD2.6%、Intel0%
・2023年:NVIDIA98.0%、AMD1.2%、Intel0%
・2024年:NVIDIA94%、AMD4.2%、Intel1.8%(予想)
話にならんな・・・。
ちょっと気になったので、現在、破竹の勢いで爆走する同社のグラフィックボードの系譜を辿ってみた。
たどり着いたのはこのページ。
(NV1)
https://en.wikipedia.org/wiki/NV1
「Nvidia NV1は、SGS-Thomson Microelectronics社がSTG2000というモデル名で製造したマルチメディアPCIカードで、1995年5月に発表され、1995年11月に発売された。」
実に、29年前の話だ。
記事にあるように、後継とみられていたNV2の開発は断念され、NV3(RIVA 128)へと移行する。
ウィキの系譜を辿って、その後の推移を見てみよう。
アーキテクチャー(チップ名):発表年月等:その他:
<黎明期>
・NV1:1995年5月:バス幅64ビット
<初期>
・RIVA 128(NV3):1997年:Real - time Interactive Video and A nimation Acceleratorの頭字語:Direct3D 5.0:バス幅128ビット
・RIVA TNT (コードネームNV4):1998年6月発売:バス幅128ビット
・RIVA TNT2(コードネームNV5):1999年3月発売:「TNT」という接尾辞は、チップが 2 つのテクセルを同時に処理できること ( T wi N T exel ) を示しています:バス幅128ビット
・Fahrenheit(マイクロアーキテクチャー):1998年:NV3~NV5のマイクロアーキテクチャーは、このファーレンハイトとされている(以下は、マイクロアーキテクチャー名で示す)
<グラボとして>
・Celsius:1999:ダイレクトX7.0、オープンGL 1.2 (1.5):GeForce 256、GeForce 2シリーズ
・Kelvin:2001:ダイレクトX 8.0、オープンGL 1.2 (1.5):GeForce 3 (3xxx) シリーズ、GeForce 4 (4xxx) シリーズ
・Rankine:2003:ダイレクトX9.0、オープンGL 1.5 (2.1):GeForce FXシリーズ、GeForce FX(5xxx)シリーズ
・Curie:2004:ダイレクトX 9.0c、オープンGL 2.1:GeForce 6 (6xxx) シリーズ、GeForce 7 (7xxx) シリーズ
・Tesla:2006年11月:GeForce 8 シリーズ、GeForce 9 シリーズ、GeForce 100 シリーズ、GeForce 200 シリーズ、GeForce 300 シリーズ
・Fermi:2010年4月:GeForce 400 シリーズ、500 シリーズ
<サーバー/データセンター用途台頭>
・Kepler:2012年4月:GeForce 600 シリーズ、GeForce 700 シリーズ、テスラKなど
・Maxwell:2014年2月:GeForce 700 シリーズの後継モデル、 GeForce 800M シリーズ、GeForce 900 シリーズなど
・Pascal:2016年5月:GeForce GTX 10 シリーズ、テスラP4など
・Turing:2018年9月:GeForce GTX 16 シリーズ、GeForce RTX 20 シリーズ、テスラT4など
<AIアクセラレーターとしてのメインストリーム>
・Ampere:2020年5月:GeForce RTX 30 シリーズ、A100など(以下は、サーバー/データセンター用を記載):メモリサポートHBM2
・Hopper:2022年9月:H100など:メモリサポート HBM3
・Blackwell:2024年3月発表:B200など:メモリサポート HBM3e
・Rubin:2024年6月発表、2026年発売予定:次世代広帯域幅メモリー搭載予定
やや未整理(<>の区分は浮沈子:テキトーです)だが、最近の傾向として、広帯域幅メモリー(HBM)への対応がマイクロアーキテクチャー(ロイターの記事ではプラットフォーム)のキーワードになっている感じだ。
(高帯域幅メモリ)
https://en.wikipedia.org/wiki/High_Bandwidth_Memory
「HBMメモリバスは、DDR4やGDDR5などの他のDRAMメモリと比較して非常に広い」
「比較すると、GDDRメモリのバス幅は32ビットで、512ビットのメモリインターフェイスを備えたグラフィックスカードの場合は16チャネルです。HBMはパッケージあたり最大4 GBをサポートします。」
何言ってるかさっぱりな浮沈子だが、バス幅が広いことはいいことに違いない(一度にやり取りできるデータが増える→処理速度が速い)。
記事を見ると、いくつかの規格があるようだ。
・HBM:パッケージ全体の帯域幅は 128 GB/s
・HBM2:パッケージあたり256GB/s
・HBM2E:公式仕様ではスタックあたり最大307GB/秒
・HBM3:最大819GB/秒(SKハイニックス)
・HBM3E:スタックあたりの帯域幅はHBM3の819.2GB/秒から1TB/秒に増加(SKハイニックス)、1.2TB/sでのデータ転送が可能(Micron)など
・HBM-PIM:サムスンはメモリ内処理(PIM:processing-in-memory)を備えたHBMの開発を発表
HBM-PIMが次世代の標準になるかどうかは分からない。
「この新しいメモリは、メモリ内にAIコンピューティング機能をもたらし、大規模なデータ処理を向上させます。DRAMに最適化されたAIエンジンが各メモリバンク内に配置され、並列処理を可能にし、データの移動を最小限に抑えます。」
つまり、メモリーチップ内でAI処理をある程度行うことで、バスを流れるデータ量を抑制しようという試みなわけだ。
んなことが出来んのかあ?。
まあいい。
AI用データセンター用としてのエヌビディアのグラボの系譜は、概ねA100から始まっているとみていいだろう(その前にもテスラシリーズがありましたが)。
A(Ampere:2020年5月)
→H(Hopper:2022年9月)
→B(Blackwell:2024年3月発表)
→R(Rubin:2024年6月発表、2026年発売予定)
な感じなわけだ。
ルービン発表のタイミングが早いことは驚きだが、製品投入時期は2年毎のペースに収まっている。
マイクロアーキテクチャーの更新は、おそらくメモリーのバス幅(処理速度?)によるだろう。
亀の子式にメモリーを積み重ねていく手法にも限界はある。
どこかで、別の高速化の手法を取らざるを得なくなるかも知れない。
AIアクセラレータの手法は、グラボの超並列処理だけとは限らないからな(ニューラルチップ方式などもあるようです)。
エヌビディアは、実は追い込まれているのかもしれない(そうなのかあ?)。
矢継ぎ早の発表と、更新頻度の増加を表明するということは、開発を続ける意向を示すことでライバルを突き放す意味と同時に、逆に、そうしなければ追いつかれ、追い越されるという危機感の表れでもある。
エッジサイドのAIでは、んなN社の弁当箱のようなグラボは必要ないしな。
今は2世代遅れくらいだが、中国企業の躍進も気になる。
アライアンスを組んでいるライバルのAMDやインテルは、直接の脅威だ。
が、しかし、やっぱN社が我が世の春を謳歌していることは間違いない。
開発企業として、好調な業績に胡坐をかくことなく、継続してイノベーションを作り上げていこうとする姿勢を示すことが重要だ。
今日も、例によってAI先生に聞いてみよう。
(CohereForAI/c4ai-command-r-plus)
https://huggingface.co/spaces/CohereForAI/c4ai-command-r-plus
「Q.NvidiaのAIアクセラレーターについて解説してください」
「A.NVIDIAのAIアクセラレーターは、人工知能(AI)や機械学習のワークロードのパフォーマンスと効率を大幅に向上させるように設計されたハードウェアデバイスです。これらのアクセラレーターは、AIタスクを高速化し、コンピューティングリソースの要件を軽減するために使用されます。NVIDIAは、AIアクセラレーターチップと、データセンターやエッジデバイスでの展開用に最適化されたシステムの両方を開発しています。
NVIDIAのAIアクセラレーターの主な製品ラインは次のとおりです。
1. NVIDIA Tesla GPU アクセラレーター: NVIDIA Tesla グラフィック プロセッシング ユニット(GPU)は、AI 計算を高速化するために広く使用されています。これらの GPU は、並列処理能力が高く、大規模な行列演算を高速に処理できるため、機械学習アルゴリズムに非常に適しています。 Tesla GPU アクセラレーターは、データセンターやスーパーコンピューターでAIワークロードを実行するために使用されます。
2. NVIDIA DGX システム: NVIDIA DGX は、AI 研究やトレーニングのための高性能な統合システムです。これらのシステムは、複数の Tesla GPU を搭載し、大規模な深層学習モデルをトレーニングするために必要な計算能力とメモリを提供します。 DGX システムには、高速ネットワーク接続、スケーラブルなストレージ、および AI ワークロードを管理するための専用ソフトウェアが含まれています。
3. NVIDIA Jetson プラットフォーム: NVIDIA Jetson は、エッジ デバイスや組み込みシステムでの AI 推論のための小型で電力効率の高いコンピューターです。これらのデバイスは、自動運転車、ドローン、ロボットなどのアプリケーションでリアルタイム AI 推論を実行するように設計されています。 Jetson プラットフォームは、電力効率の高い GPU と CPU を組み合わせて、限られたリソースを持つデバイスでの AI 処理を可能にします。
4. NVIDIA BlueField データ処理ユニット (DPU): BlueField DPU は、AI ワークロードを含むデータセンターのタスクをオフロードおよび高速化するために設計されたプログラマブルなアクセラレーターです。これらの DPU は、コンピューティング、ネットワーク、ストレージのタスクを処理し、CPU から負荷を取り除きます。これにより、AI アプリケーションの全体的なパフォーマンスと効率が向上します。
NVIDIAのAIアクセラレーターは、深層学習、画像処理、自然言語処理、推論などのさまざまなAIタスクに活用できます。これらのアクセラレーターは、トレーニングと推論の両方のフェーズでAIモデルの開発と展開を高速化します。
NVIDIAのAIアクセラレーターを使用することの利点には次のようなものがあります。
1. パフォーマンスの向上: NVIDIA の AI アクセラレーターは、 AI 計算を並列処理できるため、 CPU のみを使用する場合と比較して大幅なパフォーマンス向上を実現します。これにより、AI モデルをより迅速にトレーニングおよび実行できるようになり、より複雑なタスクを処理できるようになります。
2. 電力効率: NVIDIA のアクセラレーターは、電力消費を最適化し、ワットあたりのパフォーマンスを向上させるように設計されています。これにより、データセンターの運用コストが削減され、エッジ デバイスでの AI 展開が可能になります。
3. ソフトウェア エコシステム: NVIDIA は、 AI 開発を容易にするための包括的なソフトウェア スタックを提供しています。これには、CUDA 並列コンピューティング プラットフォーム、AI フレームワーク用の最適化されたライブラリ、および AI モデルを開発、トレーニング、展開するためのツールが含まれます。このエコシステムにより、開発者は NVIDIA ハードウェアを最大限に活用できるようになります。
4. スケーラビリティ: NVIDIA の AI アクセラレーターは、さまざまな要件や展開シナリオに合わせてスケールアップまたはスケールダウンできるように設計されています。データセンターでは、複数の GPU をクラスター化して大規模な AI ワークロードを処理できます。一方、Jetson プラットフォームは、エッジ デバイスでの AI 展開を可能にします。
まとめると、NVIDIAのAIアクセラレーターは、AIワークロードの処理を高速化し、効率化するために設計されたハードウェア ソリューションです。これらのアクセラレーターは、データセンターからエッジ デバイスまで、AI 開発者や研究者に計算能力と最適化を提供します。 NVIDIA の包括的なソフトウェア エコシステムは、これらのハードウェア コンポーネントを活用し、AI アプリケーションの開発と展開を容易にします。」
元ネタにした資料は、かなり古いことが分かる(テスラだから、少なくとも2020年のA100登場以前)。
NVIDIA Jetsonのようなエッジサイドのチップも作っているというのは、初めて知った。
(エヌビディア ジェットソン)
https://en.wikipedia.org/wiki/Nvidia_Jetson
「ARM アーキテクチャの中央処理装置(CPU) を統合した Nvidia のTegra プロセッサ(または SoC)を搭載」
「Jetson は低電力システムであり、機械学習アプリケーションを高速化するように設計」
記事では、オーリンナノ(2022年発表)の記述もあり、開発も行われているようだ。
「4 GBバリアントは、16個のTensorコアを備えた512コアのAmpere GPUを使用して、20個のSparse TOPまたは10個のDense TOPを提供」
「8 GBバリアントは、それらの数を2倍の40/20 TOP、1024コアのGPUと16個のTensorコア」
「どちらも6個のArm Cortex-A78AEコア」
浮沈子が買ったCM3(クロームブック)より2世代新しい。
まあ、どうでもいいんですが。
N社は、エッジサイドのAIにも抜かりはなさそうだ(コンシューマー市場向けの製品はなさそうですが:未確認)。
独占的状況は、当分変わりそうもないな・・・。
(エヌビディア、次世代AIチッププラットフォーム発表 26年投入へ)
https://jp.reuters.com/business/technology/ZZ3MTGVOPVJT7FXSUCMZ5WVYZE-2024-06-02/
「次世代人工知能(AI)チップのプラットフォーム「Rubin(ルービン)」を発表」
「Rubinには新たなGPU(画像処理半導体)やCPU(中央演算処理装置)、ネットワーキングチップが含まれる」
「GPUには、韓国のSKハイニックスやサムスン電子、米マイクロン・テクノロジーなどの次世代広帯域幅メモリーが搭載される」
「AIチップの新製品を毎年発売するとし、約2年ごととしていた従来の計画を加速させる(米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO))」
べらぼーめ・・・。
2023年のデータセンターGPU市場のシェアが98%という超寡占状態なN社の暴走(!)は止まらない。
(2023年のデータセンターGPU市場のNVIDIAシェアは98%、米アナリストが推定)
https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2722824-1-all/
・2022年:NVIDIA97.3%、AMD2.6%、Intel0%
・2023年:NVIDIA98.0%、AMD1.2%、Intel0%
・2024年:NVIDIA94%、AMD4.2%、Intel1.8%(予想)
話にならんな・・・。
ちょっと気になったので、現在、破竹の勢いで爆走する同社のグラフィックボードの系譜を辿ってみた。
たどり着いたのはこのページ。
(NV1)
https://en.wikipedia.org/wiki/NV1
「Nvidia NV1は、SGS-Thomson Microelectronics社がSTG2000というモデル名で製造したマルチメディアPCIカードで、1995年5月に発表され、1995年11月に発売された。」
実に、29年前の話だ。
記事にあるように、後継とみられていたNV2の開発は断念され、NV3(RIVA 128)へと移行する。
ウィキの系譜を辿って、その後の推移を見てみよう。
アーキテクチャー(チップ名):発表年月等:その他:
<黎明期>
・NV1:1995年5月:バス幅64ビット
<初期>
・RIVA 128(NV3):1997年:Real - time Interactive Video and A nimation Acceleratorの頭字語:Direct3D 5.0:バス幅128ビット
・RIVA TNT (コードネームNV4):1998年6月発売:バス幅128ビット
・RIVA TNT2(コードネームNV5):1999年3月発売:「TNT」という接尾辞は、チップが 2 つのテクセルを同時に処理できること ( T wi N T exel ) を示しています:バス幅128ビット
・Fahrenheit(マイクロアーキテクチャー):1998年:NV3~NV5のマイクロアーキテクチャーは、このファーレンハイトとされている(以下は、マイクロアーキテクチャー名で示す)
<グラボとして>
・Celsius:1999:ダイレクトX7.0、オープンGL 1.2 (1.5):GeForce 256、GeForce 2シリーズ
・Kelvin:2001:ダイレクトX 8.0、オープンGL 1.2 (1.5):GeForce 3 (3xxx) シリーズ、GeForce 4 (4xxx) シリーズ
・Rankine:2003:ダイレクトX9.0、オープンGL 1.5 (2.1):GeForce FXシリーズ、GeForce FX(5xxx)シリーズ
・Curie:2004:ダイレクトX 9.0c、オープンGL 2.1:GeForce 6 (6xxx) シリーズ、GeForce 7 (7xxx) シリーズ
・Tesla:2006年11月:GeForce 8 シリーズ、GeForce 9 シリーズ、GeForce 100 シリーズ、GeForce 200 シリーズ、GeForce 300 シリーズ
・Fermi:2010年4月:GeForce 400 シリーズ、500 シリーズ
<サーバー/データセンター用途台頭>
・Kepler:2012年4月:GeForce 600 シリーズ、GeForce 700 シリーズ、テスラKなど
・Maxwell:2014年2月:GeForce 700 シリーズの後継モデル、 GeForce 800M シリーズ、GeForce 900 シリーズなど
・Pascal:2016年5月:GeForce GTX 10 シリーズ、テスラP4など
・Turing:2018年9月:GeForce GTX 16 シリーズ、GeForce RTX 20 シリーズ、テスラT4など
<AIアクセラレーターとしてのメインストリーム>
・Ampere:2020年5月:GeForce RTX 30 シリーズ、A100など(以下は、サーバー/データセンター用を記載):メモリサポートHBM2
・Hopper:2022年9月:H100など:メモリサポート HBM3
・Blackwell:2024年3月発表:B200など:メモリサポート HBM3e
・Rubin:2024年6月発表、2026年発売予定:次世代広帯域幅メモリー搭載予定
やや未整理(<>の区分は浮沈子:テキトーです)だが、最近の傾向として、広帯域幅メモリー(HBM)への対応がマイクロアーキテクチャー(ロイターの記事ではプラットフォーム)のキーワードになっている感じだ。
(高帯域幅メモリ)
https://en.wikipedia.org/wiki/High_Bandwidth_Memory
「HBMメモリバスは、DDR4やGDDR5などの他のDRAMメモリと比較して非常に広い」
「比較すると、GDDRメモリのバス幅は32ビットで、512ビットのメモリインターフェイスを備えたグラフィックスカードの場合は16チャネルです。HBMはパッケージあたり最大4 GBをサポートします。」
何言ってるかさっぱりな浮沈子だが、バス幅が広いことはいいことに違いない(一度にやり取りできるデータが増える→処理速度が速い)。
記事を見ると、いくつかの規格があるようだ。
・HBM:パッケージ全体の帯域幅は 128 GB/s
・HBM2:パッケージあたり256GB/s
・HBM2E:公式仕様ではスタックあたり最大307GB/秒
・HBM3:最大819GB/秒(SKハイニックス)
・HBM3E:スタックあたりの帯域幅はHBM3の819.2GB/秒から1TB/秒に増加(SKハイニックス)、1.2TB/sでのデータ転送が可能(Micron)など
・HBM-PIM:サムスンはメモリ内処理(PIM:processing-in-memory)を備えたHBMの開発を発表
HBM-PIMが次世代の標準になるかどうかは分からない。
「この新しいメモリは、メモリ内にAIコンピューティング機能をもたらし、大規模なデータ処理を向上させます。DRAMに最適化されたAIエンジンが各メモリバンク内に配置され、並列処理を可能にし、データの移動を最小限に抑えます。」
つまり、メモリーチップ内でAI処理をある程度行うことで、バスを流れるデータ量を抑制しようという試みなわけだ。
んなことが出来んのかあ?。
まあいい。
AI用データセンター用としてのエヌビディアのグラボの系譜は、概ねA100から始まっているとみていいだろう(その前にもテスラシリーズがありましたが)。
A(Ampere:2020年5月)
→H(Hopper:2022年9月)
→B(Blackwell:2024年3月発表)
→R(Rubin:2024年6月発表、2026年発売予定)
な感じなわけだ。
ルービン発表のタイミングが早いことは驚きだが、製品投入時期は2年毎のペースに収まっている。
マイクロアーキテクチャーの更新は、おそらくメモリーのバス幅(処理速度?)によるだろう。
亀の子式にメモリーを積み重ねていく手法にも限界はある。
どこかで、別の高速化の手法を取らざるを得なくなるかも知れない。
AIアクセラレータの手法は、グラボの超並列処理だけとは限らないからな(ニューラルチップ方式などもあるようです)。
エヌビディアは、実は追い込まれているのかもしれない(そうなのかあ?)。
矢継ぎ早の発表と、更新頻度の増加を表明するということは、開発を続ける意向を示すことでライバルを突き放す意味と同時に、逆に、そうしなければ追いつかれ、追い越されるという危機感の表れでもある。
エッジサイドのAIでは、んなN社の弁当箱のようなグラボは必要ないしな。
今は2世代遅れくらいだが、中国企業の躍進も気になる。
アライアンスを組んでいるライバルのAMDやインテルは、直接の脅威だ。
が、しかし、やっぱN社が我が世の春を謳歌していることは間違いない。
開発企業として、好調な業績に胡坐をかくことなく、継続してイノベーションを作り上げていこうとする姿勢を示すことが重要だ。
今日も、例によってAI先生に聞いてみよう。
(CohereForAI/c4ai-command-r-plus)
https://huggingface.co/spaces/CohereForAI/c4ai-command-r-plus
「Q.NvidiaのAIアクセラレーターについて解説してください」
「A.NVIDIAのAIアクセラレーターは、人工知能(AI)や機械学習のワークロードのパフォーマンスと効率を大幅に向上させるように設計されたハードウェアデバイスです。これらのアクセラレーターは、AIタスクを高速化し、コンピューティングリソースの要件を軽減するために使用されます。NVIDIAは、AIアクセラレーターチップと、データセンターやエッジデバイスでの展開用に最適化されたシステムの両方を開発しています。
NVIDIAのAIアクセラレーターの主な製品ラインは次のとおりです。
1. NVIDIA Tesla GPU アクセラレーター: NVIDIA Tesla グラフィック プロセッシング ユニット(GPU)は、AI 計算を高速化するために広く使用されています。これらの GPU は、並列処理能力が高く、大規模な行列演算を高速に処理できるため、機械学習アルゴリズムに非常に適しています。 Tesla GPU アクセラレーターは、データセンターやスーパーコンピューターでAIワークロードを実行するために使用されます。
2. NVIDIA DGX システム: NVIDIA DGX は、AI 研究やトレーニングのための高性能な統合システムです。これらのシステムは、複数の Tesla GPU を搭載し、大規模な深層学習モデルをトレーニングするために必要な計算能力とメモリを提供します。 DGX システムには、高速ネットワーク接続、スケーラブルなストレージ、および AI ワークロードを管理するための専用ソフトウェアが含まれています。
3. NVIDIA Jetson プラットフォーム: NVIDIA Jetson は、エッジ デバイスや組み込みシステムでの AI 推論のための小型で電力効率の高いコンピューターです。これらのデバイスは、自動運転車、ドローン、ロボットなどのアプリケーションでリアルタイム AI 推論を実行するように設計されています。 Jetson プラットフォームは、電力効率の高い GPU と CPU を組み合わせて、限られたリソースを持つデバイスでの AI 処理を可能にします。
4. NVIDIA BlueField データ処理ユニット (DPU): BlueField DPU は、AI ワークロードを含むデータセンターのタスクをオフロードおよび高速化するために設計されたプログラマブルなアクセラレーターです。これらの DPU は、コンピューティング、ネットワーク、ストレージのタスクを処理し、CPU から負荷を取り除きます。これにより、AI アプリケーションの全体的なパフォーマンスと効率が向上します。
NVIDIAのAIアクセラレーターは、深層学習、画像処理、自然言語処理、推論などのさまざまなAIタスクに活用できます。これらのアクセラレーターは、トレーニングと推論の両方のフェーズでAIモデルの開発と展開を高速化します。
NVIDIAのAIアクセラレーターを使用することの利点には次のようなものがあります。
1. パフォーマンスの向上: NVIDIA の AI アクセラレーターは、 AI 計算を並列処理できるため、 CPU のみを使用する場合と比較して大幅なパフォーマンス向上を実現します。これにより、AI モデルをより迅速にトレーニングおよび実行できるようになり、より複雑なタスクを処理できるようになります。
2. 電力効率: NVIDIA のアクセラレーターは、電力消費を最適化し、ワットあたりのパフォーマンスを向上させるように設計されています。これにより、データセンターの運用コストが削減され、エッジ デバイスでの AI 展開が可能になります。
3. ソフトウェア エコシステム: NVIDIA は、 AI 開発を容易にするための包括的なソフトウェア スタックを提供しています。これには、CUDA 並列コンピューティング プラットフォーム、AI フレームワーク用の最適化されたライブラリ、および AI モデルを開発、トレーニング、展開するためのツールが含まれます。このエコシステムにより、開発者は NVIDIA ハードウェアを最大限に活用できるようになります。
4. スケーラビリティ: NVIDIA の AI アクセラレーターは、さまざまな要件や展開シナリオに合わせてスケールアップまたはスケールダウンできるように設計されています。データセンターでは、複数の GPU をクラスター化して大規模な AI ワークロードを処理できます。一方、Jetson プラットフォームは、エッジ デバイスでの AI 展開を可能にします。
まとめると、NVIDIAのAIアクセラレーターは、AIワークロードの処理を高速化し、効率化するために設計されたハードウェア ソリューションです。これらのアクセラレーターは、データセンターからエッジ デバイスまで、AI 開発者や研究者に計算能力と最適化を提供します。 NVIDIA の包括的なソフトウェア エコシステムは、これらのハードウェア コンポーネントを活用し、AI アプリケーションの開発と展開を容易にします。」
元ネタにした資料は、かなり古いことが分かる(テスラだから、少なくとも2020年のA100登場以前)。
NVIDIA Jetsonのようなエッジサイドのチップも作っているというのは、初めて知った。
(エヌビディア ジェットソン)
https://en.wikipedia.org/wiki/Nvidia_Jetson
「ARM アーキテクチャの中央処理装置(CPU) を統合した Nvidia のTegra プロセッサ(または SoC)を搭載」
「Jetson は低電力システムであり、機械学習アプリケーションを高速化するように設計」
記事では、オーリンナノ(2022年発表)の記述もあり、開発も行われているようだ。
「4 GBバリアントは、16個のTensorコアを備えた512コアのAmpere GPUを使用して、20個のSparse TOPまたは10個のDense TOPを提供」
「8 GBバリアントは、それらの数を2倍の40/20 TOP、1024コアのGPUと16個のTensorコア」
「どちらも6個のArm Cortex-A78AEコア」
浮沈子が買ったCM3(クロームブック)より2世代新しい。
まあ、どうでもいいんですが。
N社は、エッジサイドのAIにも抜かりはなさそうだ(コンシューマー市場向けの製品はなさそうですが:未確認)。
独占的状況は、当分変わりそうもないな・・・。
😼欧州大戦争:ある前提 ― 2024年06月10日 21:50
欧州大戦争:ある前提
(ロシア軍、昨年10月に開始した攻勢を年内いっぱい継続する可能性)
https://grandfleet.info/us-related/russian-military-may-continue-offensive-launched-in-october-until-the-end-of-the-year/
「ウクライナが戦場で勢いを取り戻すには「何らかの要素(政治、資金、人員、装備、戦術など)でロシアの戦争遂行能力が持続可能なものでなくなる」という展開が必要」(ブログ管理人)
記事は、戦術対戦略の話とか、西側の支援が再開されてもロシア軍の優位は変わらないとか、兵力の差を埋める状況には程遠いとか、来年以降の反転攻勢の話はどこへ行ったとか、F-16やエイタクムスが投入されてもロシアの優位は変わらない(若干帳消しになるとは言ってますが)とか、ぱっとしない話ばかりだ。
やれやれ・・・。
「ロシアの戦略的なゴールは「ドネツク州とルハンシク州の行政境界線に到達する」と予想」(ブログ管理人)
この点は、明らかな事実誤認があるようだ。
ウクライナの非武装化、NATO非加盟の確約、占領地域の確定、たぶん、親露派政権の樹立、エトセエトセだろう。
現在のベラルーシみたいな感じになれば、ロシアは満足するのかもしれない。
が、そういう話には、ある前提条件が付いている。
ウクライナ紛争は、戦域限定で、ウクライナに反撃の目途が立たなければ、ロシアに有利な状況で停戦または休戦になるということだ。
浮沈子的には、そうじゃないと見ているんだがな。
この戦争は、始まったばかりで、欧州大戦争の前哨戦に過ぎない。
最近の傾向としては、むしろ、西側が好戦的になっていて、ひょっとしたら仕掛けるのはNATOの方じゃないかと見ている(そうなのかあ?)。
ロシア軍の拡張、兵器や弾薬の増産、軍事経済の長期化に備えた人事、中国との関係深化、北朝鮮、イラン、その他大勢との緊密な結びつきを見ると、ウクライナ戦線だけの話とは思えない。
おそらく、ポストプーチンを見据えて、体制強化に驀進しているようにも見える。
準備された体制、準備された兵力、準備された兵器、準備された戦力は、必ず行使される。
NATOは、ウクライナ紛争が始まる前は、消えて無くなるんじゃないかと思われるくらいショボかったが、今や、水を得た魚のようにはしゃぎまわっている。
欧州は、多少の温度差が隠せないし、ハンガリー(親露派)みたいなのもいるから、必ずしも一枚岩ではないものの、スウェーデンやフィンランドの加盟を得て、元気ハツラツ!。
いますぐドンパチ始まると、砲弾が足りなかったりするけど、増産が軌道に乗ればロシアとの直接対決も辞さない勢いだ(そうなのかあ?)。
米国も、最早、それを避けようとはしていない。
いずれは、ドンパチ始める腹を固めたようだ。
まずは、兵器の増産体制から。
兵士の供給体制も重要だな。
中東情勢の安定化は、少なくとも米軍にとっては必須だ。
そして、何より敵の戦力を見誤らないこと。
「アウディーイウカ方面では昨年10月以降、本当に多くの戦車や装甲車が失われており、このような損失を伴う攻勢を長期的に維持するのは不可能だ」(外交政策研究所のロブ・リー氏)
中国がロシアに戦車や装甲車を供給し出せば、不可能は可能になる。
欧州大戦争は、それ自体が世界大戦であり、第3国にとっては踏み絵となる。
さらに、双方に限定的な核兵器の使用が想定され、人類初の核兵器による本格的なドンパチが繰り広げられるだろう。
ロシアは、キッチリ想定の範囲内で行動している。
西側に、その用意が出来ているとは思えない(未確認)。
それなのに、ウクライナ支援にかこつけて、危ない橋を渡りかけている。
まあ、どうでもいいんですが。
記事では、ちょっと興味を惹かれる記述も見られる。
「この手の攻撃は防衛ラインの脆弱な部分を見つける戦術の一種で、その多くが兵士にとって片道切符の攻撃になるが、この攻撃結果は『より大規模な部隊による攻撃』に有益な情報をもたらしている。連中はこうやって我々の陣地を常に試してくる。そのためなら兵士や車輌を失うことも厭わない」(ウクライナ軍兵士)
「この方向ではハルキウ方面とは異なり500人規模の大規模攻撃も発生」
このことは、ロシア軍がウクライナ側の情報戦に振り回されることなく、実戦的に前線の強度を兵士の命で「測定」しつつ、大規模攻撃を仕掛けていることを示している。
「ハルキウ方面への攻勢がドンバス方面からの戦力誘引を引き起こしたとは言え、このチャンスを上手く活かせているとは言えない」(ロブ・リー氏)
ロシア軍に言わせれば、余計なお世話ということになる。
どこに弱点が生じているかは、攻めてみれば分かる。
(最小限の戦闘でオチェレティネを失った理由、街を守る兵士がいなかった)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/why-we-lost-ocheletine-with-minimal-fighting-there-were-no-soldiers-to-defend-the-city/
「ローテーションを行うタイミングでの攻撃」「補強された塹壕の欠如」「適切な準備時間が与えられないまま投入された予備戦力」(ウクライナ人ジャーナリストのユーリイ・ブトゥソフ氏)
「効果的な組織管理と訓練の相互作用がなければ奇跡は起こらず、我々は英雄的行為が組織と秩序に取って代わることはない」
「この失敗を軍上層部は反省も分析もしていない。だから同じ失敗を繰り返す」
浮沈子的に見れば、上層部の責任でもないだろうな。
50万人といわれる追加動員を圧縮するために、後方任務の兵士をローテーションに組み込まざるを得ない現在のウクライナの総合的な戦力の問題だ。
要塞(陣地、塹壕)の問題もあるしな。
「もう一度繰り返すが、敵の主力方向に野戦用要塞は準備されていない」(ブトゥソフ氏)
「何故、侵攻開始から2年以上(2014年起点なら10年以上)が経過しても準備された防御陣地と適切な訓練の問題に改善が見られないのか不思議だ。」(ブログ管理人)
ウクライナという国は、そういう国だとしか言いようがない。
陣地といえば、初出の記事にも言及がある。
「第2防衛ラインがあるカルリブカ付近まで到達していない。」(NYT)
戦況地図を見ると、もう、時間の問題なところまでロシア軍が来ているわけで、「第2防衛ライン」の評価もまた、時間の問題になるだろう(画像参照)。
いずれにしても、ロシア軍は攻撃を持続しながらウクライナ軍の弱点を見つけて進軍を繰り返している。
目下の焦点はチャシブヤールとオケレタイン(オチェレティネ)周辺などだが、その他のどこでも進軍は起こりうる。
チマチマとした陣地戦は、なんかこう、スッキリしない印象があるけど、FPVドローンや砲弾が飛び交う中、命のやり取りをしながらm単位の陣地を兵士の血で贖っている。
21世紀の人類の所業としては、いささかみっともない気がするけど、それが現実だ。
そして、このm単位の戦場が世界に繋がっていることも、紛れもない現実だ。
やれやれ・・・。
ウクライナ紛争の出口は見えない。
が、浮沈子には欧州大戦争に繋がっているとしか思えない。
つーか、もう、その領域に入ってしまっている。
ウクライナから、西側の供与した兵器を使って、ロシアの軍事基地を攻撃するということなら、それはもう、西側とロシアとの戦争だろう。
個別の安全保障協定まで結んでるしな(内容未確認)。
一蓮托生・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア、ウクライナ北部国境の村占拠か チェチェン首長談)
https://www.afpbb.com/articles/-/3523554
「ロシア軍がウクライナ北東部スームィ(Sumy)州にある国境の村ルジウカ(Ryzhivka)を占拠」(ロシア南部チェチェン(Chechen)共和国のラムザン・カディロフ(Ramzan Kadyrov)首長)
プーチン大好きおじさんだな。
「他のロシア軍部隊から合流した兵士とともに戦術作戦を実施し、新たな集落を敵から解放した」
「大規模な計画的攻撃の結果、ウクライナ側は大きな損害を被り、撤退を余儀なくされた」
「スームィ州の関係者は公共放送に対し、ルジウカ村は占領されておらず、村にロシア軍はいないと否定」
ホントかあ?。
(ブダノフ中将はスームィ侵攻を警告、ウクライナ軍に予備戦力は残っていない)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/lieutenant-general-budanov-warns-of-sumy-invasion-ukrainian-army-has-no-reserves-left/
「持てるものは全て使い切ってしまし他の予備戦力は残っていない」「ロシア軍はスームィ州で新たな攻勢を開始するかもしれない」(ウクライナ国防省情報総局のブダノフ中将)
「ロシアがスームィ州に隣接する地域に部隊を集結させている」(ウクライナ政府関係者)
この記事自体は、2024.05.14の日付スタンプが押されている。
今の時期の新たな侵入は、想定の範囲とはいえ、スイスでの平和サミットを控えたタイミングということで、政治的にはビミョーだ。
ブタノフが言うことが本当なら、ウクライナはなす術もなく新たな侵略を許すことになる。
これまで、スムイ州からロシア本土への砲撃があったという話は聞かない。
プーチンが言うところの、国境からロシアへの砲撃に対する緩衝地帯の創設というのは、口から出まかせということになる(そうなのかあ?)。
まあ、誰も信じてはいないだろうけどな。
引き延ばされた戦力は、さらに薄く破れやすくなり、戦線の拡大で砲弾の供給も引き延ばされる。
サリバンは、まずいタイミングで発言したな・・・。
(ロシア軍のハルキウ攻勢「止まった」 米大統領補佐官)
https://www.afpbb.com/articles/-/3523527
「(ロシア軍の)ハルキウにおける作戦の勢いが止まった」
「ハルキウはなお危険な状況にあるが、ロシアはここ数日、同地で有用な進捗(しんちょく)を遂げられていない」
「自分たちを攻撃してくる重火器や砲台に対する国境を越えての攻撃をウクライナに認めないのは筋が通らない」
ウクライナ軍は反撃しないわけにはいかない。
貴重な兵力と砲弾を湯水の如く消費することになるが、せっかく米国が越境攻撃を認めてくれたのに、それを実行する能力がないということを示すわけにはいかない。
意地でも反撃する(意地の問題かあ?)。
戦線の拡大は、ベラルーシ国境へも続くだろう。
2年余り前の振興の際には、ベラルーシ国境からの侵入部隊がキエフを目指した。
戦線の拡大は留まるところを知らないに違いない。
ロシア軍は、有り余る戦力を長大な戦線に投入して、ウクライナを消耗させる戦術に出ている。
国境の防衛だから、乗らないわけにはいかないし、ベラルーシからの侵入にだって対応しなければならない。
ベラルーシ国内に砲弾打ち込むことになるが、それはそれで仕方ないだろう。
従来なら想定の範囲外だが、もう、ステージは欧州大戦争だからな。
タブーは次々と破られ、タガが外れた桶の水は漏れだすどころか、桶ごと壊れてぶちまけられる。
今はエイタクムスによる長距離攻撃は封印されているが、戦況が悪くなるようならそれも解除されるだろう。
米国供与の兵器で、モスクワが攻撃されるのも時間の問題だ(そうなのかあ?)。
最後のタガが外され、プーチンがブチ切れることになれば、世界はロシアの戦略核兵器によるハルマゲドンに突入する。
誰か、頼むから止めてくれ!。
浮沈子的には、ハルキウ北部の侵入は、一定のところで止めていたのではないか。
ウクライナの反撃の強度、防御線の能力を「測定」するための侵入で、それがある程度見極められたということで、ほかの地点からの侵入を開始したのではないのか。
攻めてみれば分かる的、敵戦力の測定方法は、ここでも健在だ。
越境攻撃が可能になったことによる影響も、一応、現段階では測定できたことになる。
やれやれ・・・。
この手法は、欧州大戦争に於ける他の戦線でも使われるだろう。
ブタノフは、情報戦を仕掛けている可能性があるからな。
今のところ、ハルキウ北の侵入前後で、東部戦線などでの大きな動きはない。
防衛強度は変わっていないということなわけだ。
ならば、もう少し引き延ばしてみよう・・・。
ロシアは、ウクライナ軍がプチンと切れるまで、小出しに侵入をかけてくるに違いない(そうなのかあ?)。
最小の投資で最大の効果を得る。
経済閣僚が防衛大臣になると、戦術もチマチマしてくるな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシアの戦術核演習にベラルーシ参加 「報復兵器の準備」と米欧牽制)
https://www.asahi.com/articles/ASS6B4QNZS6BUHBI02CM.html
「いくつかの国の代表は、ウクライナに提供した兵器でのロシア領攻撃を認めると発言し、リトアニア外相は事実上、我が国にあるロシア軍の軍事施設への攻撃も呼びかけた」(ベラルーシのフレニン国防相)
リトアニアは煽り過ぎだな。
国境を接する隣国だから常に緊張はあるとしても、一応、外形的にはベラルーシは戦争当事国じゃない。
この辺りも、既に欧州大戦争に突入していることの表れだ。
記事の中には、「報復兵器」というのが登場する。
「ベラルーシの国防省は10日、同国軍がロシア軍が実施中の戦術核兵器の演習に参加していると発表した。「報復兵器の使用に向けた態勢強化」としており、ウクライナへの軍事支援を強める米欧を牽制(けんせい)する狙い」
(報復兵器)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B1%E5%BE%A9%E5%85%B5%E5%99%A8
「第二次世界大戦におけるドイツ軍のミサイル/ロケット兵器で、V1飛行爆弾とV2ロケットの総称である。ナチス・ドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスが対英報復のための兵器として命名」
「報復兵器第1号(Vergeltungswaffe 1)の略称で、正式名称はフィーゼラー Fi 103」
ロケットネタじゃないけど、V1とかV2とかは、報復兵器の略称だったわけだ。
「24200機のV1が発射されたのに対してV2は3500機の発射」
「実質的に与えた損害においてはV2よりもV1の方が多かった事が戦後の調査で判明している。」
まあ、どうでもいいんですが。
なんか、時代を感じさせる用語をちらつかせる辺り、欧州大戦争の臭いがプンプン漂っている感じだな・・・。
(ロシア軍、昨年10月に開始した攻勢を年内いっぱい継続する可能性)
https://grandfleet.info/us-related/russian-military-may-continue-offensive-launched-in-october-until-the-end-of-the-year/
「ウクライナが戦場で勢いを取り戻すには「何らかの要素(政治、資金、人員、装備、戦術など)でロシアの戦争遂行能力が持続可能なものでなくなる」という展開が必要」(ブログ管理人)
記事は、戦術対戦略の話とか、西側の支援が再開されてもロシア軍の優位は変わらないとか、兵力の差を埋める状況には程遠いとか、来年以降の反転攻勢の話はどこへ行ったとか、F-16やエイタクムスが投入されてもロシアの優位は変わらない(若干帳消しになるとは言ってますが)とか、ぱっとしない話ばかりだ。
やれやれ・・・。
「ロシアの戦略的なゴールは「ドネツク州とルハンシク州の行政境界線に到達する」と予想」(ブログ管理人)
この点は、明らかな事実誤認があるようだ。
ウクライナの非武装化、NATO非加盟の確約、占領地域の確定、たぶん、親露派政権の樹立、エトセエトセだろう。
現在のベラルーシみたいな感じになれば、ロシアは満足するのかもしれない。
が、そういう話には、ある前提条件が付いている。
ウクライナ紛争は、戦域限定で、ウクライナに反撃の目途が立たなければ、ロシアに有利な状況で停戦または休戦になるということだ。
浮沈子的には、そうじゃないと見ているんだがな。
この戦争は、始まったばかりで、欧州大戦争の前哨戦に過ぎない。
最近の傾向としては、むしろ、西側が好戦的になっていて、ひょっとしたら仕掛けるのはNATOの方じゃないかと見ている(そうなのかあ?)。
ロシア軍の拡張、兵器や弾薬の増産、軍事経済の長期化に備えた人事、中国との関係深化、北朝鮮、イラン、その他大勢との緊密な結びつきを見ると、ウクライナ戦線だけの話とは思えない。
おそらく、ポストプーチンを見据えて、体制強化に驀進しているようにも見える。
準備された体制、準備された兵力、準備された兵器、準備された戦力は、必ず行使される。
NATOは、ウクライナ紛争が始まる前は、消えて無くなるんじゃないかと思われるくらいショボかったが、今や、水を得た魚のようにはしゃぎまわっている。
欧州は、多少の温度差が隠せないし、ハンガリー(親露派)みたいなのもいるから、必ずしも一枚岩ではないものの、スウェーデンやフィンランドの加盟を得て、元気ハツラツ!。
いますぐドンパチ始まると、砲弾が足りなかったりするけど、増産が軌道に乗ればロシアとの直接対決も辞さない勢いだ(そうなのかあ?)。
米国も、最早、それを避けようとはしていない。
いずれは、ドンパチ始める腹を固めたようだ。
まずは、兵器の増産体制から。
兵士の供給体制も重要だな。
中東情勢の安定化は、少なくとも米軍にとっては必須だ。
そして、何より敵の戦力を見誤らないこと。
「アウディーイウカ方面では昨年10月以降、本当に多くの戦車や装甲車が失われており、このような損失を伴う攻勢を長期的に維持するのは不可能だ」(外交政策研究所のロブ・リー氏)
中国がロシアに戦車や装甲車を供給し出せば、不可能は可能になる。
欧州大戦争は、それ自体が世界大戦であり、第3国にとっては踏み絵となる。
さらに、双方に限定的な核兵器の使用が想定され、人類初の核兵器による本格的なドンパチが繰り広げられるだろう。
ロシアは、キッチリ想定の範囲内で行動している。
西側に、その用意が出来ているとは思えない(未確認)。
それなのに、ウクライナ支援にかこつけて、危ない橋を渡りかけている。
まあ、どうでもいいんですが。
記事では、ちょっと興味を惹かれる記述も見られる。
「この手の攻撃は防衛ラインの脆弱な部分を見つける戦術の一種で、その多くが兵士にとって片道切符の攻撃になるが、この攻撃結果は『より大規模な部隊による攻撃』に有益な情報をもたらしている。連中はこうやって我々の陣地を常に試してくる。そのためなら兵士や車輌を失うことも厭わない」(ウクライナ軍兵士)
「この方向ではハルキウ方面とは異なり500人規模の大規模攻撃も発生」
このことは、ロシア軍がウクライナ側の情報戦に振り回されることなく、実戦的に前線の強度を兵士の命で「測定」しつつ、大規模攻撃を仕掛けていることを示している。
「ハルキウ方面への攻勢がドンバス方面からの戦力誘引を引き起こしたとは言え、このチャンスを上手く活かせているとは言えない」(ロブ・リー氏)
ロシア軍に言わせれば、余計なお世話ということになる。
どこに弱点が生じているかは、攻めてみれば分かる。
(最小限の戦闘でオチェレティネを失った理由、街を守る兵士がいなかった)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/why-we-lost-ocheletine-with-minimal-fighting-there-were-no-soldiers-to-defend-the-city/
「ローテーションを行うタイミングでの攻撃」「補強された塹壕の欠如」「適切な準備時間が与えられないまま投入された予備戦力」(ウクライナ人ジャーナリストのユーリイ・ブトゥソフ氏)
「効果的な組織管理と訓練の相互作用がなければ奇跡は起こらず、我々は英雄的行為が組織と秩序に取って代わることはない」
「この失敗を軍上層部は反省も分析もしていない。だから同じ失敗を繰り返す」
浮沈子的に見れば、上層部の責任でもないだろうな。
50万人といわれる追加動員を圧縮するために、後方任務の兵士をローテーションに組み込まざるを得ない現在のウクライナの総合的な戦力の問題だ。
要塞(陣地、塹壕)の問題もあるしな。
「もう一度繰り返すが、敵の主力方向に野戦用要塞は準備されていない」(ブトゥソフ氏)
「何故、侵攻開始から2年以上(2014年起点なら10年以上)が経過しても準備された防御陣地と適切な訓練の問題に改善が見られないのか不思議だ。」(ブログ管理人)
ウクライナという国は、そういう国だとしか言いようがない。
陣地といえば、初出の記事にも言及がある。
「第2防衛ラインがあるカルリブカ付近まで到達していない。」(NYT)
戦況地図を見ると、もう、時間の問題なところまでロシア軍が来ているわけで、「第2防衛ライン」の評価もまた、時間の問題になるだろう(画像参照)。
いずれにしても、ロシア軍は攻撃を持続しながらウクライナ軍の弱点を見つけて進軍を繰り返している。
目下の焦点はチャシブヤールとオケレタイン(オチェレティネ)周辺などだが、その他のどこでも進軍は起こりうる。
チマチマとした陣地戦は、なんかこう、スッキリしない印象があるけど、FPVドローンや砲弾が飛び交う中、命のやり取りをしながらm単位の陣地を兵士の血で贖っている。
21世紀の人類の所業としては、いささかみっともない気がするけど、それが現実だ。
そして、このm単位の戦場が世界に繋がっていることも、紛れもない現実だ。
やれやれ・・・。
ウクライナ紛争の出口は見えない。
が、浮沈子には欧州大戦争に繋がっているとしか思えない。
つーか、もう、その領域に入ってしまっている。
ウクライナから、西側の供与した兵器を使って、ロシアの軍事基地を攻撃するということなら、それはもう、西側とロシアとの戦争だろう。
個別の安全保障協定まで結んでるしな(内容未確認)。
一蓮托生・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア、ウクライナ北部国境の村占拠か チェチェン首長談)
https://www.afpbb.com/articles/-/3523554
「ロシア軍がウクライナ北東部スームィ(Sumy)州にある国境の村ルジウカ(Ryzhivka)を占拠」(ロシア南部チェチェン(Chechen)共和国のラムザン・カディロフ(Ramzan Kadyrov)首長)
プーチン大好きおじさんだな。
「他のロシア軍部隊から合流した兵士とともに戦術作戦を実施し、新たな集落を敵から解放した」
「大規模な計画的攻撃の結果、ウクライナ側は大きな損害を被り、撤退を余儀なくされた」
「スームィ州の関係者は公共放送に対し、ルジウカ村は占領されておらず、村にロシア軍はいないと否定」
ホントかあ?。
(ブダノフ中将はスームィ侵攻を警告、ウクライナ軍に予備戦力は残っていない)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/lieutenant-general-budanov-warns-of-sumy-invasion-ukrainian-army-has-no-reserves-left/
「持てるものは全て使い切ってしまし他の予備戦力は残っていない」「ロシア軍はスームィ州で新たな攻勢を開始するかもしれない」(ウクライナ国防省情報総局のブダノフ中将)
「ロシアがスームィ州に隣接する地域に部隊を集結させている」(ウクライナ政府関係者)
この記事自体は、2024.05.14の日付スタンプが押されている。
今の時期の新たな侵入は、想定の範囲とはいえ、スイスでの平和サミットを控えたタイミングということで、政治的にはビミョーだ。
ブタノフが言うことが本当なら、ウクライナはなす術もなく新たな侵略を許すことになる。
これまで、スムイ州からロシア本土への砲撃があったという話は聞かない。
プーチンが言うところの、国境からロシアへの砲撃に対する緩衝地帯の創設というのは、口から出まかせということになる(そうなのかあ?)。
まあ、誰も信じてはいないだろうけどな。
引き延ばされた戦力は、さらに薄く破れやすくなり、戦線の拡大で砲弾の供給も引き延ばされる。
サリバンは、まずいタイミングで発言したな・・・。
(ロシア軍のハルキウ攻勢「止まった」 米大統領補佐官)
https://www.afpbb.com/articles/-/3523527
「(ロシア軍の)ハルキウにおける作戦の勢いが止まった」
「ハルキウはなお危険な状況にあるが、ロシアはここ数日、同地で有用な進捗(しんちょく)を遂げられていない」
「自分たちを攻撃してくる重火器や砲台に対する国境を越えての攻撃をウクライナに認めないのは筋が通らない」
ウクライナ軍は反撃しないわけにはいかない。
貴重な兵力と砲弾を湯水の如く消費することになるが、せっかく米国が越境攻撃を認めてくれたのに、それを実行する能力がないということを示すわけにはいかない。
意地でも反撃する(意地の問題かあ?)。
戦線の拡大は、ベラルーシ国境へも続くだろう。
2年余り前の振興の際には、ベラルーシ国境からの侵入部隊がキエフを目指した。
戦線の拡大は留まるところを知らないに違いない。
ロシア軍は、有り余る戦力を長大な戦線に投入して、ウクライナを消耗させる戦術に出ている。
国境の防衛だから、乗らないわけにはいかないし、ベラルーシからの侵入にだって対応しなければならない。
ベラルーシ国内に砲弾打ち込むことになるが、それはそれで仕方ないだろう。
従来なら想定の範囲外だが、もう、ステージは欧州大戦争だからな。
タブーは次々と破られ、タガが外れた桶の水は漏れだすどころか、桶ごと壊れてぶちまけられる。
今はエイタクムスによる長距離攻撃は封印されているが、戦況が悪くなるようならそれも解除されるだろう。
米国供与の兵器で、モスクワが攻撃されるのも時間の問題だ(そうなのかあ?)。
最後のタガが外され、プーチンがブチ切れることになれば、世界はロシアの戦略核兵器によるハルマゲドンに突入する。
誰か、頼むから止めてくれ!。
浮沈子的には、ハルキウ北部の侵入は、一定のところで止めていたのではないか。
ウクライナの反撃の強度、防御線の能力を「測定」するための侵入で、それがある程度見極められたということで、ほかの地点からの侵入を開始したのではないのか。
攻めてみれば分かる的、敵戦力の測定方法は、ここでも健在だ。
越境攻撃が可能になったことによる影響も、一応、現段階では測定できたことになる。
やれやれ・・・。
この手法は、欧州大戦争に於ける他の戦線でも使われるだろう。
ブタノフは、情報戦を仕掛けている可能性があるからな。
今のところ、ハルキウ北の侵入前後で、東部戦線などでの大きな動きはない。
防衛強度は変わっていないということなわけだ。
ならば、もう少し引き延ばしてみよう・・・。
ロシアは、ウクライナ軍がプチンと切れるまで、小出しに侵入をかけてくるに違いない(そうなのかあ?)。
最小の投資で最大の効果を得る。
経済閣僚が防衛大臣になると、戦術もチマチマしてくるな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシアの戦術核演習にベラルーシ参加 「報復兵器の準備」と米欧牽制)
https://www.asahi.com/articles/ASS6B4QNZS6BUHBI02CM.html
「いくつかの国の代表は、ウクライナに提供した兵器でのロシア領攻撃を認めると発言し、リトアニア外相は事実上、我が国にあるロシア軍の軍事施設への攻撃も呼びかけた」(ベラルーシのフレニン国防相)
リトアニアは煽り過ぎだな。
国境を接する隣国だから常に緊張はあるとしても、一応、外形的にはベラルーシは戦争当事国じゃない。
この辺りも、既に欧州大戦争に突入していることの表れだ。
記事の中には、「報復兵器」というのが登場する。
「ベラルーシの国防省は10日、同国軍がロシア軍が実施中の戦術核兵器の演習に参加していると発表した。「報復兵器の使用に向けた態勢強化」としており、ウクライナへの軍事支援を強める米欧を牽制(けんせい)する狙い」
(報復兵器)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B1%E5%BE%A9%E5%85%B5%E5%99%A8
「第二次世界大戦におけるドイツ軍のミサイル/ロケット兵器で、V1飛行爆弾とV2ロケットの総称である。ナチス・ドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスが対英報復のための兵器として命名」
「報復兵器第1号(Vergeltungswaffe 1)の略称で、正式名称はフィーゼラー Fi 103」
ロケットネタじゃないけど、V1とかV2とかは、報復兵器の略称だったわけだ。
「24200機のV1が発射されたのに対してV2は3500機の発射」
「実質的に与えた損害においてはV2よりもV1の方が多かった事が戦後の調査で判明している。」
まあ、どうでもいいんですが。
なんか、時代を感じさせる用語をちらつかせる辺り、欧州大戦争の臭いがプンプン漂っている感じだな・・・。
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