😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:2026年の展望 ― 2025年06月05日 13:14
欧州大戦争:ウクライナ戦線:2026年の展望
(ロシアが大規模な進軍計画 ウクライナ高官、米国側に情報提供)
https://www.afpbb.com/articles/-/3581682
「ロシアは9月末までにドネツク州・ルガンスク州の全域掌握を目標にしている」「興味深いことに、彼らは2026年の計画さえ用意している。来年の計画は、ドニエプル川左岸に位置するウクライナ全域を占領することだ」「オデーサ州とミコライウ州を占領し、ウクライナの黒海へのアクセスを断つことにある」(ウクライナの大統領府副長官を務めるパブロ・パリサ大佐)
ウクライナ支援について、米国に話をしても無駄なんじゃないのかあ?。
(ウクライナ軍事支援会合に米国防長官欠席 欧主導強調ねらいか)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250605/k10014826291000.html
「会合はイギリスとドイツが共催し、およそ50か国が参加しましたが、アメリカのヘグセス国防長官は欠席し、ウィテカーNATO大使が代理で出席」
「この会合はロシアによるウクライナへの軍事侵攻後の2022年4月から始まり、アメリカのバイデン政権のもとではアメリカが主導」
「トランプ政権に交代してからはイギリスなどが主催していて、ヘグセス長官はことし2月と4月の会合には出席したものの、欠席するのは初めて」
「アメリカはヨーロッパに対してウクライナ支援でリーダーシップを発揮し、より多くを行うことを求めている。私たちはいままでもそうであったし、今後もそうする」(イギリスのヒーリー国防相)
「ウクライナへの支援でヨーロッパがさらに役割を果たしていく考え」
欧州はズブズブと泥沼にはまり込んでいく。
米国はいいタイミングで手を引くことが出来るだろう。
戦線はほぼ膠着しているし、ロシアとの外交ルートも確立できた。
欧州が支援だ制裁だと言っている中で、実質的に対ロ貿易の美味しいところを頂くことが出来る(そういうことかあ?)。
まあ、さすがに一気にとはいかないだろう。
徐々に制裁を外し、欧州には強要する(そうなのかあ?)。
ロシアの天然ガスじゃなくて、米国のを買え!。
おまいらが米国の武器を買って、ウクライナに支援するべきだ!。
やれやれ・・・。
来年、ウクライナは国土の半分を失う(ドニエプル川左岸(東岸)喪失だと、ざっくりそんなもんです)。
キエフの首都移転も必要になるだろう。
それだけじゃない。
浮沈子が開戦当初から気になっているオデッサ(ドニエプル川右岸地域です)などの黒海沿岸を押さえられれば、ウクライナは内陸国となり、貿易上、極めて不利になる。
沿ドニエストル共和国(トランス二ストリア)との陸橋もできるわけだしな。
これはヤバい。
浮沈子は、ウクライナがここに逆侵攻すると見ていたんだが、その線も消えることになる。
そうなることが分かっていて、戦略爆撃機とかケルチ大橋とかを攻撃している。
自爆的だ・・・。
米国はもう、ウクライナを支援する気を失っている(そうなのかあ?)。
英国は、支援することはするだろうが、自国の守りを固める方を優先するだろう。
独仏伊も、米国頼みのスタンスは変わらない。
他の欧州諸国は、自国のことで精一杯だ。
ウクライナはどうするのか・・・。
(米国、戦後のウクライナで駐留欧州軍への防空支援を拒否-関係者)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-04/SXC42UT0AFB400
「今後停戦合意が結ばれたとしても、それをロシアが破らないようにするには、いわゆる米国の「バックストップ」が不可欠」(英国のスターマー首相)
「しかし、(中略)トランプ米大統領から求めていたような確約を得られることはないとの結論に至った」(関係者)
この話は以前からあったからな。
「欧州当局者は、ロシアを抑止するには米国の保証だけでなく、支援国の後ろ盾を受けた強力なウクライナ軍が不可欠だと述べる。」
鶏が後か卵が後か。
強力なウクライナ軍がいる限り、停戦はない。
その条件を備えた停戦を考えるだけ無意味だろう。
プーチンが敗北主義に陥り、ウクライナに白旗掲げて停戦を懇願しない限りあり得ないシナリオだな。
「欧州各国の政府は、ロシアを抑止するために何が必要か、評価を見直した」
「ウクライナ軍や支援国による訓練、北大西洋条約機構(NATO)東側前線に駐留する欧州各国の部隊や航空機、黒海での哨戒活動といった要素が必要」
その頃に、ウクライナ軍による訓練や、欧州軍(有志連合?)による黒海での哨戒活動が出来るかどうかはビミョーだ。
「同盟国、特にフランスと英国がドイツや他国と共に有志連合の形成に取り組んでいることを評価する」「安全保障の確約を現実すべく、政治的資本の投入や軍事資源の貢献において、欧州の全ての同盟国が引き続き主導的な役割を果たしてくれることを期待している」(米国のウィトカーNATO大使)
米国が後ろ向きなことは確かだが、ぶっちゃけ、どこまで関与するつもりなのかは見えない。
(トランプ氏、平和維持への関与確約せず ウクライナ巡り冷や水―英仏首脳と相次ぎ会談)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022800789&g=int
「英仏が停戦成立後のウクライナに欧州主導の平和維持部隊を派遣する考えを表明する中、トランプ氏は平和維持への関与を確約せず、冷や水を浴びせた格好」
「スターマー氏は米国による「バックストップ(安全網)」として、平和維持部隊への後方支援や情報収集などを求めている」
「だが、米政権高官は27日、米軍のウクライナ派遣を否定し、平和維持に向けた資金提供もしない考えを示した。」
2月末時点の話だ(おおっ、ホワイトハウスでの口喧嘩の直前かあ!)。
まあいい。
「・・・米国と英仏の間に横たわる溝は簡単に埋められそうにない。」
元はといえば、ウクライナ紛争自体、バイデンがけしかけた話だからな(そうなのかあ?)。
米国が当初から一切の支援を行わなければ、100万人の将兵(テキトーです)は死なずに済んだ。
罪な話だな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナ当局者が米国にロシアが大規模な前進を計画していると伝える)
https://jen.jiji.com/jc/eng_afp?k=20250605047485a
「ドナルド・トランプ大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領から電話で、ロシア奥地へのウクライナの大胆なドローン攻撃に対し大規模な報復を行うと警告されたと述べたのとちょうど同じ時期に、ウクライナの高官代表団がワシントンを訪問していた。」
初出のAFPの記事の英語版があったので読んだんだが、日本語版に訳出されていないところが気になった。
「広大なドニプロ川は首都キエフを流れ、プーチン大統領が歴史的正統性を疑問視するウクライナを二分する形で黒海に流れ込んでいる。
パリサ氏は、ロシアに関するとされる諜報機関の調査結果は、ロシアが実際に考えていることを示していると述べた。」
「同氏は主張の根拠を明らかにしなかった。」(ロシアが黒海へのアクセスを遮断しようとしているとの主張について)
気になったのは次の記述だな・・・。
「ロシアへの圧力を強化するため、新たな制裁法案の策定を米国議会が進めるよう促した。」
「ロシアが交渉に応じる適切な雰囲気を作り出す必要があるが、見せかけではなく、具体的かつ真の交渉が必要だとイェルマーク氏は述べた。」
「イェルマーク氏は、マルコ・ルビオ国務長官と会談した。」
ゼレンスキーのシナリオライターであるイェルマークが、米国議会を動かして何をしようとしているのかは知らない。
ウクライナの敗北は米国の敗北だと吹き込んでいるのかもしれない(そりゃあ、まあ、そうだろうけど)。
戦略爆撃機の破壊やケルチ大橋の爆破も、プーチンが言うようなイスタンブール直接協議対策ではなく、むしろ、米国議会への働きかけのタイミングだった可能性が高いな(そうなのかあ?)。
マルコルビオとの会談は意味深だ。
本当は何を話したのかは、表には出ないかも知れない。
米国(トランプ政権)は、あらゆるステージでウクライナから手を引きたがっている。
ウクライナだけじゃなく、欧州そのものからの離脱だ。
第二次世界大戦から80年、冷戦終結からも30年以上が経っている。
米国は、そろそろ本来の姿に戻ろうとしているようにも見える。
米国第一主義は、トランプの専売特許じゃない。
欧州から離脱した人々が築いた新天地は、そこに住む人々のためのものだ。
が、先住民のためのものでもない(そうなのかあ?)。
もちろん、アフリカから買ってきた奴隷のためのものでも、最近越境してきた移民のためのものでもない。
その米国の議会に手を突っ込んで、自国有利に事を運ぼうとするウクライナがトランプ政権にどう映るかはビミョーだ。
「ルビオ長官は、早期の戦争終結を誓い就任し、一時的にウクライナへの支援を打ち切ったトランプ大統領がプーチン大統領への忍耐を失いつつあると繰り返し警告してきた。」
うーん、浮沈子的には、ウクライナ政権への忍耐の方が先に消失する気がするんだがな・・・。
(ロシアが大規模な進軍計画 ウクライナ高官、米国側に情報提供)
https://www.afpbb.com/articles/-/3581682
「ロシアは9月末までにドネツク州・ルガンスク州の全域掌握を目標にしている」「興味深いことに、彼らは2026年の計画さえ用意している。来年の計画は、ドニエプル川左岸に位置するウクライナ全域を占領することだ」「オデーサ州とミコライウ州を占領し、ウクライナの黒海へのアクセスを断つことにある」(ウクライナの大統領府副長官を務めるパブロ・パリサ大佐)
ウクライナ支援について、米国に話をしても無駄なんじゃないのかあ?。
(ウクライナ軍事支援会合に米国防長官欠席 欧主導強調ねらいか)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250605/k10014826291000.html
「会合はイギリスとドイツが共催し、およそ50か国が参加しましたが、アメリカのヘグセス国防長官は欠席し、ウィテカーNATO大使が代理で出席」
「この会合はロシアによるウクライナへの軍事侵攻後の2022年4月から始まり、アメリカのバイデン政権のもとではアメリカが主導」
「トランプ政権に交代してからはイギリスなどが主催していて、ヘグセス長官はことし2月と4月の会合には出席したものの、欠席するのは初めて」
「アメリカはヨーロッパに対してウクライナ支援でリーダーシップを発揮し、より多くを行うことを求めている。私たちはいままでもそうであったし、今後もそうする」(イギリスのヒーリー国防相)
「ウクライナへの支援でヨーロッパがさらに役割を果たしていく考え」
欧州はズブズブと泥沼にはまり込んでいく。
米国はいいタイミングで手を引くことが出来るだろう。
戦線はほぼ膠着しているし、ロシアとの外交ルートも確立できた。
欧州が支援だ制裁だと言っている中で、実質的に対ロ貿易の美味しいところを頂くことが出来る(そういうことかあ?)。
まあ、さすがに一気にとはいかないだろう。
徐々に制裁を外し、欧州には強要する(そうなのかあ?)。
ロシアの天然ガスじゃなくて、米国のを買え!。
おまいらが米国の武器を買って、ウクライナに支援するべきだ!。
やれやれ・・・。
来年、ウクライナは国土の半分を失う(ドニエプル川左岸(東岸)喪失だと、ざっくりそんなもんです)。
キエフの首都移転も必要になるだろう。
それだけじゃない。
浮沈子が開戦当初から気になっているオデッサ(ドニエプル川右岸地域です)などの黒海沿岸を押さえられれば、ウクライナは内陸国となり、貿易上、極めて不利になる。
沿ドニエストル共和国(トランス二ストリア)との陸橋もできるわけだしな。
これはヤバい。
浮沈子は、ウクライナがここに逆侵攻すると見ていたんだが、その線も消えることになる。
そうなることが分かっていて、戦略爆撃機とかケルチ大橋とかを攻撃している。
自爆的だ・・・。
米国はもう、ウクライナを支援する気を失っている(そうなのかあ?)。
英国は、支援することはするだろうが、自国の守りを固める方を優先するだろう。
独仏伊も、米国頼みのスタンスは変わらない。
他の欧州諸国は、自国のことで精一杯だ。
ウクライナはどうするのか・・・。
(米国、戦後のウクライナで駐留欧州軍への防空支援を拒否-関係者)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-04/SXC42UT0AFB400
「今後停戦合意が結ばれたとしても、それをロシアが破らないようにするには、いわゆる米国の「バックストップ」が不可欠」(英国のスターマー首相)
「しかし、(中略)トランプ米大統領から求めていたような確約を得られることはないとの結論に至った」(関係者)
この話は以前からあったからな。
「欧州当局者は、ロシアを抑止するには米国の保証だけでなく、支援国の後ろ盾を受けた強力なウクライナ軍が不可欠だと述べる。」
鶏が後か卵が後か。
強力なウクライナ軍がいる限り、停戦はない。
その条件を備えた停戦を考えるだけ無意味だろう。
プーチンが敗北主義に陥り、ウクライナに白旗掲げて停戦を懇願しない限りあり得ないシナリオだな。
「欧州各国の政府は、ロシアを抑止するために何が必要か、評価を見直した」
「ウクライナ軍や支援国による訓練、北大西洋条約機構(NATO)東側前線に駐留する欧州各国の部隊や航空機、黒海での哨戒活動といった要素が必要」
その頃に、ウクライナ軍による訓練や、欧州軍(有志連合?)による黒海での哨戒活動が出来るかどうかはビミョーだ。
「同盟国、特にフランスと英国がドイツや他国と共に有志連合の形成に取り組んでいることを評価する」「安全保障の確約を現実すべく、政治的資本の投入や軍事資源の貢献において、欧州の全ての同盟国が引き続き主導的な役割を果たしてくれることを期待している」(米国のウィトカーNATO大使)
米国が後ろ向きなことは確かだが、ぶっちゃけ、どこまで関与するつもりなのかは見えない。
(トランプ氏、平和維持への関与確約せず ウクライナ巡り冷や水―英仏首脳と相次ぎ会談)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022800789&g=int
「英仏が停戦成立後のウクライナに欧州主導の平和維持部隊を派遣する考えを表明する中、トランプ氏は平和維持への関与を確約せず、冷や水を浴びせた格好」
「スターマー氏は米国による「バックストップ(安全網)」として、平和維持部隊への後方支援や情報収集などを求めている」
「だが、米政権高官は27日、米軍のウクライナ派遣を否定し、平和維持に向けた資金提供もしない考えを示した。」
2月末時点の話だ(おおっ、ホワイトハウスでの口喧嘩の直前かあ!)。
まあいい。
「・・・米国と英仏の間に横たわる溝は簡単に埋められそうにない。」
元はといえば、ウクライナ紛争自体、バイデンがけしかけた話だからな(そうなのかあ?)。
米国が当初から一切の支援を行わなければ、100万人の将兵(テキトーです)は死なずに済んだ。
罪な話だな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナ当局者が米国にロシアが大規模な前進を計画していると伝える)
https://jen.jiji.com/jc/eng_afp?k=20250605047485a
「ドナルド・トランプ大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領から電話で、ロシア奥地へのウクライナの大胆なドローン攻撃に対し大規模な報復を行うと警告されたと述べたのとちょうど同じ時期に、ウクライナの高官代表団がワシントンを訪問していた。」
初出のAFPの記事の英語版があったので読んだんだが、日本語版に訳出されていないところが気になった。
「広大なドニプロ川は首都キエフを流れ、プーチン大統領が歴史的正統性を疑問視するウクライナを二分する形で黒海に流れ込んでいる。
パリサ氏は、ロシアに関するとされる諜報機関の調査結果は、ロシアが実際に考えていることを示していると述べた。」
「同氏は主張の根拠を明らかにしなかった。」(ロシアが黒海へのアクセスを遮断しようとしているとの主張について)
気になったのは次の記述だな・・・。
「ロシアへの圧力を強化するため、新たな制裁法案の策定を米国議会が進めるよう促した。」
「ロシアが交渉に応じる適切な雰囲気を作り出す必要があるが、見せかけではなく、具体的かつ真の交渉が必要だとイェルマーク氏は述べた。」
「イェルマーク氏は、マルコ・ルビオ国務長官と会談した。」
ゼレンスキーのシナリオライターであるイェルマークが、米国議会を動かして何をしようとしているのかは知らない。
ウクライナの敗北は米国の敗北だと吹き込んでいるのかもしれない(そりゃあ、まあ、そうだろうけど)。
戦略爆撃機の破壊やケルチ大橋の爆破も、プーチンが言うようなイスタンブール直接協議対策ではなく、むしろ、米国議会への働きかけのタイミングだった可能性が高いな(そうなのかあ?)。
マルコルビオとの会談は意味深だ。
本当は何を話したのかは、表には出ないかも知れない。
米国(トランプ政権)は、あらゆるステージでウクライナから手を引きたがっている。
ウクライナだけじゃなく、欧州そのものからの離脱だ。
第二次世界大戦から80年、冷戦終結からも30年以上が経っている。
米国は、そろそろ本来の姿に戻ろうとしているようにも見える。
米国第一主義は、トランプの専売特許じゃない。
欧州から離脱した人々が築いた新天地は、そこに住む人々のためのものだ。
が、先住民のためのものでもない(そうなのかあ?)。
もちろん、アフリカから買ってきた奴隷のためのものでも、最近越境してきた移民のためのものでもない。
その米国の議会に手を突っ込んで、自国有利に事を運ぼうとするウクライナがトランプ政権にどう映るかはビミョーだ。
「ルビオ長官は、早期の戦争終結を誓い就任し、一時的にウクライナへの支援を打ち切ったトランプ大統領がプーチン大統領への忍耐を失いつつあると繰り返し警告してきた。」
うーん、浮沈子的には、ウクライナ政権への忍耐の方が先に消失する気がするんだがな・・・。
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