😼欧州大戦争:「大規模」空襲:東京大空襲と比べて2025年06月08日 16:29

欧州大戦争:「大規模」空襲:東京大空襲と比べて
欧州大戦争:「大規模」空襲:東京大空襲と比べて


(東京大空襲)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2

「1945年3月10日にアメリカ陸軍航空軍によって実施された、東京都区部に対するM69焼夷弾などの焼夷弾を用いた大規模な無差別爆撃」

「この空襲と前後の攻撃も合わせた爆撃被災者は約310万人、確認された死者の遺体数は約10万5400人(後述解説する被害では8万3793名が死亡したなど諸説ある)、負傷者は15万人以上、損害家屋は約85万戸以上にも上るとされる。」

浮沈子の意識の中では、大規模空襲というとこれとの比較にならざるを得ない(東京都大田区に棲息しているからな)。

「東京都は1944年(昭和19年)11月24日から1945年(昭和20年)8月15日まで合計106回もの空襲を受けたが、特に1945年(昭和20年)3月10日、4月13日、4月15日、5月24日未明、5月25日から26日の5回は大規模だった。」

「「東京大空襲」は一連の「東京空襲」の中でも、死者数が10万人以上の1945年(昭和20年)3月10日の夜間空襲(下町空襲。「ミーティングハウス二号」。Meetinghouse 2)を指す。この3月10日の空襲だけで、罹災者は100万人を超え、死者は9万5千人を超えたといわれる。」

ウクライナでは、連日のようにロシアの空襲が行われ、多数の死傷者が出ているといわれるが、その規模は小さい。

とてもとても、「大規模」空襲とは言えない。

(ウクライナ第2の都市ハルキウに攻撃、3人死亡 「最大規模の攻撃」と市長)
https://www.cnn.co.jp/world/35233975.html

「ロシアは前日、今回の戦争で最大規模となる攻撃を行っていた。」

「「少なくとも40回の爆発」があり、少なくとも3人が死亡、十数人が負傷」(テレホフ市長)

「ハルキウは全面戦争が始まって以来、最も強力な攻撃にさらされている」「敵はミサイルやドローン、誘導航空爆弾を同時に使用している。平穏なハルキウに対する完全なテロだ」(同上)

そう、戦争というよりは市民の恐怖をあおることを目的としたテロリズムだ。

もちろん、ロシアは攻撃の「正当性」を主張するかもしれない。

いわく、攻撃の対象は軍事目標だった。

いわく、この攻撃はウクライナのテロに対する報復だ。

やれやれ・・・。

戦場は東部南部戦線や、スムイ州の州境、ハルキウ州の州境などで展開されている。

戦時情報統制を敷くウクライナは、ロシアの空爆による軍事被害を公にすることはないから、実際、どれだけのダメージを食らっているかは分からない。

おそらく、相当の被害を被っているに違いないが、それは前線の交戦能力を著しく棄損するほどではない。

それは、ロシアも同じだ。

戦略爆撃機の損害は甚大だが、そいつが放つ巡航ミサイルが前線を脅かす度合いは小さいだろう(未確認)。

このドローン攻撃は、ひょっとするとロシアが分かっていてやらせたのではないかとさえ思える(そうなのかあ?)。

真珠湾攻撃にたとえる記事もあるけど、あれもまた、米国が事前に情報を得ていて、ハワイに通告せずにやらせたというのは周知の事実だ。

停戦交渉で合意したはずの遺体の交換、捕虜の交換も揉めているようだ。

(ロシアとウクライナ 遺体返還めぐり非難応酬 交換時期は不透明)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250608/k10014828931000.html

「ロシアとウクライナは、6月2日にトルコのイスタンブールで行われた直接協議で、遺体の返還や新たな捕虜の交換を行うことで合意」

「ウクライナ側は突然、遺体の返還と戦争捕虜の交換を無期限に延期した」(メジンスキー)

「ウクライナ側が交換の場所に来なかったと主張」

「遺体の返還を行う日付については合意にいたっていなかったと反論」「捕虜の交換についてもロシア側が提出した対象者のリストに不備があり、対応を求めていた」(ウクライナ側)

うーん、ロシア側のパフォーマンスの臭いがプンプンするけど、真相は分からない。

今回の遺体交換は規模も大きく(6000体ずつ)、捕虜交換も前回と同規模(1000人ずつ)と言われている。

すんなりいくとは思えないけど、んなところでチマチマ小競り合いしても仕方ない気がするんだがな。

一部(トレツクの北側)でウクライナ軍の反撃も見られるけど、スムイ北部や東部の複数地点では、相変わらずロシアの侵攻が続いている。

ロシア経済は成長が鈍化し、来年には崩壊するとさえささやかれている(という話は、この3年間、ずーーーっと続いているけどな:蓄積されていたストックの戦費が年内に底を尽くらしい)。

が、プーチン政権は未来永劫戦い続ける決意を固めている(もちろん、政権は次々と交代していくけど)。

米国は、アホな軍事支援を止めて、欧州に武器を買わせることにしたらしい(未確認)。

ウクライナ紛争は欧州マターだ。

彼らが責任をもって対応すべきだという米国のスタンスには、一理も二理もある。

プーチンが、トランプとの電話会談で戦略爆撃機破壊に対する報復を強く主張したという話が、浮沈子には実に怪しいと感じられる。

これは、米国に報復を吞ませ、停戦を一時見送らせるための戦略的な話だったのではないか。

真珠湾攻撃で奇襲を食らった歴史を持つ米国なら、報復攻撃を容認するだろうという読みがあるわけだ。

まあ、ガザみたいに、200人の人質に対して、ガザ市民200万人を人質にしてやりたい放題のネタニヤフ政権に対する程、寛容かどうかは知らない。

が、米国は明らかに停戦調停から離脱した。

交渉は当事者同士に任せ、調停役からも降りるつもりだろう。

新たな制裁は行わず、軍事支援は先細りになる。

欧州がそれを補い切れるかどうかは、欧州自身の問題だ。

米国に当事者意識は、最早ない。

OPECプラスの記事が目に留まった。

(OPECプラス、7月の増産決定の背景にサウジとロシアの攻防)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/S7RG5ODXUFPTNIVFPCH7WN4A4Q-2025-06-02/

「ロシアとオマーン、アルジェリアは増産分を消費できるほど需要が強くない可能性があるとし、増産の一時停止を主張したため、増産幅を日量41万1000バレルにとどめることで妥協」(7月分)

「OPECプラスは市場を下支えするため、過去5年間に世界需要の約4.5%に相当する日量450バレル弱の減産を維持」

サウジはここで増産して、シェア拡大を図りたいところだが、ロシアが反対しているわけだ。

ウクライナ戦費を稼ぐ石油市場では、価格の低迷が続いている。

ここで大幅な増産が行われれば、低価格状況が長期化しかねず、ロシア経済にとっても嬉しくないからな。

それでも、需要が伸びてくれば在庫積み増しだけではなく、実需が引っ張ることになる。

米中の貿易摩擦の行方や、トランプ関税の状況なども見ながら、腹の探り合いが続くわけだ。

ウクライナ紛争は大きな流れの中にある。

ドンパチ的には欧州大戦争にまっしぐらに繋がっているが、様々な要因が絡み合って複雑な経緯を辿る可能性もある。

ロシアは腹を固めている。

それだけは間違いない。

ウクライナでの戦闘や経済制裁で国内がどれほど毀損しようとも、この戦いを放棄することはない。

出来ないのだ。

(ロシア、ウクライナ侵攻は「国家存亡を懸けた」戦いと強調 「子どものけんか」発言受け)
https://www.afpbb.com/articles/-/3582050

「われわれにとってこれは国家存亡に関わる問題であり、国益、安全保障、国民の未来、子どもたちの未来、国家の未来に関わる問題だ」(クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官)

どれ程の国益を毀損しようと、国家存亡に勝る国益はない。

ロシアの認識がそうである以上、それを覆すにはロシアそのものを覆す以外にはない。

米国は、その不毛の戦いから身を引く決心をしている。

欧州が続けたければ続ければいい。

その結果は自らが負い、その後始末は自らの子供たちが背負うことになる。

その未来を賭けて、今日もドンパチが続いている・・・。

🛫空の旅といえば:フロッピーディスクとタッチアンドゴー2025年06月08日 18:35

空の旅といえば:フロッピーディスクとタッチアンドゴー


(フロッピーディスクが現役、50年前のレーダー…米国の航空管制、老朽化でトラブル続発)
https://www.sankei.com/article/20250608-S4WFR7ZOQJLFNIJ5NOZZFFTIBM/

「一部では今でもフロッピーディスクが使われている」

いや、別にそれが悪いわけじゃないけどな。

「米メディアは4月のトラブルについて、1980年代から使われている古い通信用銅線の損傷が原因だったと報道。」

適切な間隔と内容の点検、システム寿命を考慮した更新計画と確実な遂行、自動化の導入と教育研修体制の確立など、社会インフラの維持には不断の努力が必要とされる。

40年以上前、ダレス国際空港(ワシントンDC)に行ったとき、シカゴ上空でまるで戦闘機のように蛇行しながら、雲の間から上昇してくる航空機を躱しつつ通過したことを昨日のことのように思い出す(全日空でしたが:機材は忘れました)。

状況は変わってないんだろうな(昨年、ダラス(テキサス)経由でメキシコ行った時には、それ程の混雑は感じなかったけどな)。

まあいい。

フロッピーディスクが悪いわけじゃないし、光ファイバーじゃないからダメなわけでもない。

ちゃんとメンテされ、評価され、管理されていることが重要だ。

インフラシステムは、一度構築されれば半世紀くらいは普通に使用される。

その間の技術の進歩はすさまじいから、必ずと言っていいほど陳腐化する。

そのレガシーシステムを適合させ続ける仕掛け(組織や人材を含む)が必要なわけだ。

分部改修やインターフェースの更新で凌げる場合もあるだろうし、スクラップ&ビルドした方が効率がいい場合もある。

タイミングの問題だな。

「一部のレーダーについては「50年前のものが使われている」として、改修の必要性を強調」

ちゃんと機能していれば、何の問題もないだろう。

「トランプ政権は新たな航空管制センターの設置や最新レーダーの導入など、2028年を目標に航空管制システムの改善を目指す数十億ドル超の計画を発表。」

「完成すれば30年は問題なく使えるだろう」(トランプ氏)

そりゃ、自慢にはならない。

利用者の側からすれば、公共セクターが効率とのバランスを取って、適時適切に改修なり更新を続けてくれることが重要だ。

事故が起こる前にな(ここ、重要です)。

それは、常にコストの無駄の批判にさらされ続ける。

やれ、過剰な投資だとか、業界との癒着だとか、レガシーシステムを維持する意味はないとかなんとか・・・。

説明責任を果たしつつ、断固として維持し続けるのが正しい。

華やかなことなど何もない。

最新のシステムでもなければ、最高のシステムでもない。

枯れた技術、評価の定まった確実な構成、導入以前から陳腐化が見込まれるダサい仕掛けばっかし・・・。

インフラシステムは、そういう宿命にある。

それは、リスクを一定以上取れないからだ。

冗長性も、他と比べて過剰に備えなければならないからな。

コスト効率も悪い。

しかし、その一見無駄と思える余剰の性能が、インフラストラクチャーとしての機能を支えている。

ちょっと話は違うかもしれないけど、先日、チュークにダイビングツアーに行った際、グアム→チューク間での飛行でインシデントがあった。

チュークに着陸しようとした際、ハードランディングとなり、タッチアンドゴーで再離陸、やり直しとなった。

2度目は無事に着陸出来たんだが、逆噴射のド派手だったこと!(ゴゴー!!)。

浮沈子的には想定の範囲内だったけど、事案としては初体験だった。

アプローチの段階でやり直すことはあっても、接地してから再離陸という経験はなかった(一瞬、エアブレーキが開いて泊まろうとしたからな:ヤッバ!)。

場周飛行している間、さっきのハードランディングで着陸脚が逝っちまったんじゃないかと、それが心配だった。

そう、余剰の性能というのは、こういう時に効いてくる。

着陸した後の機体(B737-800)がどうなっていたのかは知らない(後ろのドアからタラップで降りた)。

パッと見では、ふつーに見えた(傾いていたとかいうことはない)。

無事着陸出来た時には、機内から拍手が起こっていたからな(ほとんどがチュークの人みたいでした)。

常連の乗客にとっても、日常的なことではないに違いない。

やれやれ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

(チューク国際空港)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF

「Chuuk International Airport (IATA: TKK, ICAO: PTKK)は、ミクロネシア連邦チューク州(チューク諸島)の主島ウェノ島(Weno、旧称:モエン島、Moen)にある空港」(浮沈子的には春島で記憶)

「方向:ILS:長さ×幅 (m):表面
04/22:NO:1,831×46:舗装」

みじけっ・・・。

「事件・事故
2018年9月28日、ポンペイ国際空港発ポートモレスビー・ジャクソン国際空港行きのニューギニア航空73便(ボーイング737-8BK)が経由地であるチューク国際空港への着陸時に空港から135mのラグーンに着水した。乗員乗客47名のうち1名が亡くなった。地元住民とアメリカ海軍の兵士によって乗員乗客は救助された。」

ちなみに、ウィキによればこの空港には計器着陸装置(instrument landing system、ILS)は備えられていない。

滑走路の端(侵入端)には、緊急車両2台が止まっていた。

B737の利用可能な滑走路の距離は1,800m以上となっている。

ギリだな・・・。

😼緑と銃:おむつと缶ビールなのかあ?2025年06月08日 19:37

緑と銃:おむつと缶ビールなのかあ?


(地域の緑の量と警察による射殺の間には驚くほど強い関連性があることが判明)
https://gigazine.net/news/20250608-link-neighborhood-greenness-police-shootings/

「銃犯罪の多発に悩むアメリカでは、犯罪者による銃撃だけでなく、警察官による銃撃も深刻な社会問題となっています。」

「緑が豊かな地域では警察による致命的な暴力の発生率も低いことが新しい研究により判明」

記事を読むと、なるほどと感心する。

浮沈子が真っ先に連想したのはこれだ。

(バスケット解析)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E8%A7%A3%E6%9E%90

「良く引合いに出される例は、「おむつとビール」と呼ばれる例である。」

「1992年、スーパーマーケットチェーンOsco Drugsにおける、一定期間中の取り引きと購入された商品(23店舗・全120万件以上のバスケットデータ)をNCRが詳細に解析した結果、"おむつ"と"ビール"がしばしば一緒に購入されるということが判明した。これは1992年12月にウォールストリートジャーナルで「Supercomputer Manage Holiday Stock」として取り上げられ、データマイニングの威力を一躍世間に知らしめた。」

まあ、緑の多さと警官による銃撃(の負の相関)というのは、心理的な問題としてもありそうな感じではあるけどな。

「具体的には、緑地指数が1単位上昇するごとに、警察による銃撃事件が15%減少していたとのこと。重要なのは、この負の関連は犯罪率や人口密度、社会経済指標を調整した後でも維持されたこと」(初出のギガジンの記事:以下同じ)

「私たちの知る限り、警察による致死的な銃撃事件と緑の多さとの間に有意な関連性を報告した研究はこれが初めてです。多くの交絡因子をコントロールした後も、この関連性は依然として強固であり、これは景観の量と質が、より安全な地域や地区を実現する上で重要であることを示唆しています。多くの市民がこのような関連性を偶然だと考えることが多いため、交絡因子をコントロールすることは非常に重要です。また、今回の研究では、この関連性は人種、収入、人口密度、ジニ係数、性別、年齢、失業率、その他多くの要因とは無関係であることがわかりました」(香港大学のビン・ジャン准教授)

「論文の著者らは、この研究には制限がいくつかあることを認めています。まず、今回の研究で判明した緑地と警察官による発砲事件の関係は相関関係であり、「緑地の多さが警察による銃撃事件を直接的に減少させる」といった因果関係が証明されたわけではありません。また、研究チームはさまざまな変数を調整して分析を行いましたが、まだ解明されていない要因が研究結果に影響を与えている可能性もあります。さらに、分析に使われたデータはオープンソースの記録から収集されたもので、これらの記録は不完全だったり、管轄区域によって報告の内容が一貫していなかったりするおそれがあります。」

「もっと緑地を増やし、荒れ地を減らしましょう。緑地は社会的な交流やレクリエーション活動を促進し、住民や行政、その他の関係者の間の社会的結束と信頼をさらに深めることにもつながります」(ジャン氏)

都会のど真ん中に生活していると、緑地の効果を実感しにくい。

浮沈子の生活圏には、余り緑地はないからな。

小さな空地も、すぐにビルが建ってしまう。

容積率とかの関係で、公開空地が設けられ、申し訳程度の植栽が施される程度だ。

「緑地」じゃない!。

幸い、浮沈子が棲息する東京都大田区で、警官による銃殺事件が多発しているという話は聞かない(まあ、当然ですな)。

やれやれ・・・。

米国は病んでいる。

浮沈子から見れば、ほとんど狂気だ(大統領からして・・・)。

トランプといえば、こんな記事も上がっている。

(ロサンゼルスで移民の抗議活動、トランプ政権が州兵派遣発表)
https://jp.reuters.com/world/security/J7PNLKJRIFLIJAO33APODJJMEU-2025-06-08/

「ロサンゼルスのパラマウント地区ではデモ隊と当局が対峙。一部の参加者はメキシコ国旗を掲げた。ロサンゼルス市内の別の抗議活動では「ICEはロサンゼルスから出て行け!」とのスローガンが唱えられた。」(ICE:移民・税関捜査局)

「抗議活動はICEが入管法違反の疑いで少なくとも44人を逮捕したことをきっかけに6日夜に始まった。」

「抗議活動が2日連続で行われたことを受けて、トランプ政権が州兵2000人を派遣すると発表」

「ヘグセス国防長官は「暴力行為が続けば」現役の海兵隊員も動員するとし、海兵隊が警戒態勢に入っていることを明らかにした。」

こりゃあ、警官による銃撃どころの騒ぎじゃなさそうだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ氏、不法移民摘発への抗議デモに州兵派遣へ 覆面禁止も)
https://mainichi.jp/articles/20250608/k00/00m/030/149000c

「2日間に及ぶ暴力、衝突、混乱の後、州兵はよくやった。扇動者や厄介者らによる急進左翼の抗議は容認されない」(トランプ大統領)

「実際に州兵を抗議デモの鎮圧に投入した可能性を示唆」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

「州兵は通常は州知事の指揮下にあるが、大統領には非常時に州兵を直接動かす権限がある。トランプ氏は今回の抗議デモを「連邦政府への反逆」と位置付けて州兵派遣を正当化した」

「トランプ氏は1期目の2020年に中西部ミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件を巡って抗議デモが発生した際、州兵や軍を投入する考えを示し、政権の内外から批判を浴びた。」

今回はどうやら使っちまったようだ。

これが中国なら、天安門事件になるところだろう(そうなのかあ?)。

やっぱ、緑が足りないのかな・・・。

😼欧州大戦争:重箱の隅:ついに隣の州へ2025年06月08日 20:51

欧州大戦争:重箱の隅:ついに隣の州へ
欧州大戦争:重箱の隅:ついに隣の州へ


(東部州に新たに進軍か=ウクライナ侵攻でロシア)
https://sp.m.jiji.com/article/show/3535973

「ロシア国防省は8日、戦車部隊がウクライナ東部ドニプロペトロウスク州に攻め込んでいると主張」

「戦車部隊がドニプロペトロウスク州に隣接するドネツク州の西側の州境に到達し、「ドニプロペトロウスク州への攻撃拡大を続けている」と明らかにした。」(ロシア国防省)

ドニプロは、これまでロシア軍が侵攻したことはないそうだ。

「ロシアはウクライナ東・南部4州などの併合を主張しているが、この中にドニプロペトロウスク州は含まれていない。新たな州への侵攻は、ウクライナにとって打撃となる。」

もちろん、ハルキウ州の一部やスムイ州には侵攻しているけど、国境の緩衝地帯を作るという名目だから、それ程の衝撃はない(ハルキウ侵攻の際はヤバかったし、スムイ州は先にウクライナがクルスクに逆侵攻したからな:これは、まじでサプライズだ)。

ドニプロペトロウスク州は、ポクロフシクをスルーして侵攻するのではないかと浮沈子は睨んでいたけど(ロシア軍も、あと1kmとか言ってたしな)、問題は、「攻撃拡大を続けている」というところだ。

ウクライナ側も、ドニエプル川左岸(東岸)を占領しようとするだろうと予想してたけど、それは来年の計画なはずだったからな。

(欧州大戦争:ウクライナ戦線:2026年の展望)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/06/05/9780374

「来年の計画は、ドニエプル川左岸に位置するウクライナ全域を占領することだ」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

この侵攻が、例の戦略爆撃機の破壊工作の影響かどうかは知らない。

時事が指摘するように、「新たな州への侵攻は、ウクライナにとって打撃となる。」(再掲)

まあいい。

戦略的にはともかく、政治的なダメージは大きいだろう。

ゼレンスキー政権は、国内的にも国際的にも何らかの対応を求められるだろう。

やられっぱなしのイメージだけは何とかしなければならない。

戦場で勝てないところを、クリンキ(ドニエプル川左岸)への攻撃やロシア国内への奇襲攻撃(クルスク含む)で何とか誤魔化してきたわけだが、どてっぱらに穴を開けられるとマズいだろう。

対策があるとすれば、予備兵力を大量投入して実力で阻止を図るか、兵站拠点にありったけのドローンをぶち込んで進撃を止めるしかない。

戦車部隊というのも気になる。

こういうのは、竜の歯とかで止めて、ドローンの餌食にするというのが常套手段だったわけだが、その防御が破られたという可能性がある。

ドニプロ方面に、どれ程の防御壁が築かれているかは知らない。

これまでのウクライナの対応を考えると、あまり楽観的にはなれそうもないけどな。

(ロシア軍 ウクライナ東部4州越え侵攻か ドニプロペトロウシク州を攻撃と国防省発表)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000431033.html

「ウクライナ側はコメントしていません。」

「ドニプロペトロウシク州への侵攻をめぐっては、5月21日にもロシアの軍事ブロガーが新たな攻撃を開始したと伝えましたが、ウクライナ側は住民のパニックをあおるための偽の情報だと否定」

今回は、コメントしていないところが注目だ。

偽情報ではないだろう(ロシア軍の公式発表だからな:いや、こっちの方が怪しいかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

(ロシア、東部の州で新たに侵攻か ドニプロペトロウスク州)
https://nordot.app/1304210031985820009

「ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の西端を越え、東部ドニプロペトロウスク州の領内に入り攻勢を続けていると発表」(ロシア国防省)

「ハルキウ市では7日、ロシアによる空爆」

「州知事は「軍事的な意味はない。テロだ」とロシアを糾弾」

ドニプロへの侵入はテロじゃない!。

軍事的にも立派な(!)意味がある。

共同通信も、なかなか味な記事を書くな(そういうことかあ?)。

とにかく、ウクライナはどんな犠牲を払ってでも、この進軍を止める必要がある。

ここは、ゼレンスキーの出身地でもあるからな(そういう意味かあ?)。

戦略的にも政治目的的にも、もちろん、戦術的にも(東部戦線への重要な兵站拠点になってるだろうしな)絶対に進軍を許してはならない。

詳しいことは分からないけど、それだけは確かだ・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア ウクライナのドニプロペトロウシク州への攻撃を発表)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250608/k10014829371000.html

「ウクライナでは、6日にもロシアによる首都キーウなどへの攻撃で多数の死傷者が出ていて、これについては、ウクライナが今月1日にロシア各地の軍用飛行場に対して行った攻撃などへの報復だとみられています。」

問題は次だな・・・。

「一方、ロイター通信はアメリカ政府の当局者の話として、ロシアの報復攻撃はまだ本格的に始まっていないとの見方を報じました。」

なんだってえ?。

「当局者は、報復攻撃が数日中に行われる可能性があり、ミサイルや無人機を組み合わせた激しいものになるという考えを示した」

やれやれ・・・。

浮沈子は、あれだけの損害(ウクライナ側の主張によれば、約1兆円!)を被ったロシアが、テロ攻撃程度の反撃で済ませるとは思っていなかったけど、本番はこれからだったわけだ。

こんな反撃を食らうなら、やるんじゃなかったとウクライナが思う程の攻撃をかけてくるに違いない(そうなのかあ?)。

しかし、ウクライナは耐え抜くだろう。

それは、ウクライナにとっては想定のうちだからな。

核攻撃さえ食らわなければ、国家として生き延びる可能性は残る。

そして、ドニプロへの攻撃を断固阻止しなければならない。

破壊された家屋、設備は修復したり立て直すことが可能だ。

無残にも奪われた命は、もちろん生き返ることはないけれど、国家レベルではやがて回復する可能性もある。

しかし、失われた国土は二度と戻らない。

それは、現政権も分かっている。

いずれ降伏するのなら、早ければ早いほど得策だが、ウクライナには何か妙案があるんだろう(未確認)。

全ヨーロッパを巻き込んで、対ロシア大戦線を敷くとかな(それって、妙案なのかあ?)。

ロシアを国家として破綻させ、地上から消し去るまでこの戦いは終わらない。

人類がその選択をするかどうかが問題だ。

プーチンは、そんなことになったらありったけの核兵器をぶっ放して全人類を消し去って見せると豪語したけど、ウクライナ紛争で1発も核兵器を使えないでいて、そんなことが出来るわけはない(そうなのかあ?)。

とにかく、ウクライナは耐え抜いて、ドニプロへの進行を食い止める必要がある。

核兵器さえ食らわなければ、一発逆転の目は残っているからな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(東部州を地上攻撃か ウクライナ侵攻でロシア)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025060800237&g=int

「ウクライナの軍事専門家は越境に懐疑的な見解を示している。」

「ロシア軍関係者も独立系メディアの取材に、同州で占領地は得られていないと証言している。」

単なる情報戦にしてはインパクトが強い(だからこそ、情報戦になるんでしょうけど)。

トレツク占領と同じく、予告しておく程度の意図なのかもしれない(そうなのかあ?)。

しかし、火のない所に煙は立たない(州境は、確かに交戦区域だけどな)。

何もないということはない。

ひょっとしたら、ウクライナ側の予備兵力を見極めるための陽動という可能性はある。

南部戦線を拡大するためには、ここいらに引き付けておかなければならないからな。

浮沈子の妄想の中では、相変わらずオデッサ攻略が渦巻いている。

どころか、トランス二ストリア(沿ドニエストル共和国)まで地続きだ。

しかし、すぐにバレちまうような話で陽動を掛けても仕方ないからな。

もう少し、情報が出て来るまで様子見というところかな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア ウクライナ東部の州への攻撃を発表 ウクライナは否定)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250609/k10014829511000.html

「戦争の現実を交渉の場で認めようとしない者は、戦場で新たな現実を突きつけられることになる」(ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長)

「戦争研究所による7日時点の分析では、ロシア軍がドニプロペトロウシク州の近くで攻勢をかけています。」

「ウクライナ軍の参謀本部の報道官は、8日、地元メディアに対し、「発表は偽情報だ」として州内への侵入を否定」

ほほう、一応否定したわけだ。

「ウクライナ軍の部隊はドニプロペトロウシク州への侵入を目指すロシア軍との戦闘を続けている」

数km侵入して、小さな集落の2つくらいを安定支配地域に収め、数週間維持し続けなければウクライナは占領されたと認めないからな。

その行政区域で少しでも戦闘が行われていれば、支配地域とは認めない。

数か月たって、誰もがその町の名前を忘れたころになって占領されたことを認める(いみねー・・・)。

まあ、戦時の敗戦の評価なんていつどこでも同じようなもんだろう。

攻めてる方も、これから攻める予定のとこまで占領したと発表するからな。

クリンキなんて、まだ交戦している最中に、敵を排除したと報告している。

ロシアだって、似たようなもんだ。

が、州境付近で戦闘が行われ、ロシア軍の目標としてドニプロペトロウシク州内への侵攻が設定されているということは明らかになった。

もう、ポクロフシクじゃない(そうなのかあ?)。

メディアは、併合4州以外への侵攻を重視している。

先日ロシアが明らかにした停戦条件にもないからな。

「ロシアは、ウクライナ東部と南部の4つの州について一方的に併合を宣言していますがドニプロペトロウシク州は含まれていません。」

(ロシアが新たに東部州侵攻主張 ウクライナ否定 ゼレンスキー氏「一部の前線非常に困難」)
https://www.sankei.com/article/20250609-55ANND53NZPTRM7KQEQ7C6XMUM/

「ウクライナ軍関係者は、ドネツク州のロシア軍はドニプロペトロウスク州の州境まで約650メートルに迫り、さらに進軍していると説明」

こっまけーっ!。

「一部の前線の状況は非常に困難だ」(ゼレンスキー大統領)

「ロシアが到達を主張する州境は、ロシア軍が掌握を目指すドネツク州の要衝ポクロウシクに近い。」

やっぱ、ポクロフシクに近い方だろうな。

州境を抜かれたからといって、直ちに戦線が崩壊するわけじゃないだろうけど、嬉しくない状況に変わりはないし、ロシアの本格的な報復を前にして士気に与える影響は計り知れない。

「米国が仲介する停戦交渉が進まない中、ロシアは占領地拡大を急ぎ、ウクライナは守勢に立たされている。」

米国は、この状況を見て見ぬふりは出来まい。

自ら提案した停戦条件を反故にするような動きで、看過できないだろう。

確かに、戦術的にはポクロフシクの西側から攻め上がろうとしたロシア軍は、北上を封じられているからな。

越境して大きく北上するために西進する、という理由が立たないわけではない。

(ウクライナ、ロシア軍が東部州に侵入との主張否定-停戦なお不透明)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-08/SXJWICDWRGG000

「ロシア国防省は8日、第90戦車部隊がドネツク州西部の境界を越え、隣接するドニプロペトロウシク州に入ったと発表」

「ウクライナの南部防衛軍は「前線の持ち場を維持しており」、状況は「緊迫」しているがドネツク州内に収まっていると説明」

「焦点は、ロシア軍がウクライナ有数の人口集中・工業地域へと進軍を図っているかどうかだ。」

「ドニプロはキーウ、ハルキウ、オデーサに次ぐウクライナ第4の都市で、戦前の人口は約100万人。ドニプロペトロウシク州は戦前、ドネツク州に次ぐ人口を誇り、面積ではオデーサ州に次ぐ広さを持つ。同州は鉄鋼、石炭、機械産業の中心地であり、軍の重要な物流拠点でもある。」

140km先のドニプロを目指すのかどうかが焦点だというが、昨年2月にアウディーイウカが陥落した際、50km先のポクロフシクは遥か彼方に思えたからな。

ロシア軍は、そこを素通りして(そうなのかあ?)西進を続けている。

(ロシア、ウクライナ東部ドニプロペトロウスク州に進軍=国防省)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/C7SGNEZZ7RPVVJ2XHGQDNDDSN4-2025-06-08/

「ロシア国家安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領はドニプロペトロウスク州での攻撃は、ウクライナが和平交渉でロシアの領土拡大という現実を受け入れなければ、ロシア軍がさらに前進することを示していると述べた。」

ウクライナに打つ手はないのか。

前線が持ちこたえている間に何とかしないとな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア、ウクライナ東部の新たな州に進軍と発表)
https://www.afpbb.com/articles/-/3582186

「ウクライナの政治・軍事の最高指導者たちは、この進軍の主張に対して即座に反応しなかった。」

「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領らからの反応はない」

「ロシアはドニプロペトロウシク州に進軍する意図を放棄していないが、われわれの戦士は前線を勇敢かつ専門的に守っている」(ウクライナ南部軍司令部)

AFPは、政権の反応が遅い点を重視している。

「一部の前線の状況は非常に困難だ」(ゼレンスキー大統領:上記<さらにさらに追加>再掲)

既に間接的なコメントは出しているけど、敢えてコメントしないことで事態を矮小化しようとしているのかもしれない。

つーか、政治的には極めてセンシティブな問題だからな。

ウクライナは現在、ロシアが提示した停戦条件の覚書を精査し、対応を策定中だ(たぶん)。

それに対する影響も考えなければならない。

メドベージェフの発言を見れば、ロシアの意図は明白だが、彼は政権中枢から離れている。

クレムリンの意図を読み違えれば、和平交渉におけるポジショニングを誤る可能性もあるからな。

ここは慎重に構えたいところだ。

もちろん、軍事的対応が最優先だろうが、それはゼレンスキーの仕事じゃない。

現在は、軍隊同士の発表レベルに留めている。

正解だろう。

しかし、状況は明らかに悪い。

国内対策としても、何らかの発信をすべき事態だ。

が、それもまた、ロシアの揺さぶりに乗ることに繋がる。

ビミョーな事態に陥っていることは確かだ。

前線が崩壊したわけではないようだから、一時的な後退(といっても、おそらく元に戻ることはないでしょうが)として、冷静にとらえてやり過ごすのが無難だが、世間はそうは見ないからな。

「ウクライナ軍は数か月にわたり戦場で後退しており、この進軍は象徴的かつ戦略的な打撃となるだろう。」

際限なく押し込まれていくのではないかという不安を払しょくする程度の発信は、とりあえずしておくのが無難だ。

いや、ひょっとするとひょっとして、事態はもっと深刻で、最悪の状態になっちまってるのかもしれない。

コメントの出しようがないのかも・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

ドニプロペトロフスク州への侵攻が事実だった場合、ウクライナの停戦(和平)における交渉条件はやや複雑になるかもしれない。

現状の前線位置を基準に考えるという、まあ順当なもんだからな。

ロシアのように、勝手に併合した地域から軍隊を撤退させるという都合のいい条件ではない。

戦場の現実を踏まえているのはどっちだということになる。

ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州は、ロシアの未支配地域が相当ある。

その一方で、ハルキウ州、スムイ州にも緩衝地帯を名目とした支配地域があり、状況を複雑にしている。

両地域について、ロシアは双方合意の上で維持したい意向のようだが、ドニプロペトロフスク州の場合は併合地域でもなければ緩衝地帯でもない。

この地域の侵攻を認めた場合、ウクライナはその前線を基準として交渉に臨むことになる。

軍事的には流動性がある話だし、安定支配させないための予備戦力の投入の効果を見てからでも遅くはないだろう。

ロシアの停戦案への対応だけでなく、海外からの支援キャンペーンへの影響も甚大だ。

戦略爆撃機の破壊も、当初の30%台からせいぜい10%という評価に変わりつつあるようだ。

(ロシア戦略爆撃機、ウクライナの攻撃で10%が損傷=ドイツ軍)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/V2TSDF3TFVMYVDRYQJYVMTQ674-2025-06-09/

「ドイツ軍のクリスティアン・フロイディング少将がユーチューブで7日配信するポッドキャストの内容をロイターが入手」

「戦略爆撃機「ツポレフ95」「ツポレフ22」のほか、早期警戒機「A-50」など12機以上が損傷」

「フロイディング氏は、ウクライナへの攻撃が直ちに減少するとは予想しておらず、ロシアは戦略爆撃機の90%を依然として保有しており、爆弾投下や弾道ミサイル・巡航ミサイルの発射が可能」

ロシアの本格的な報復が始まれば、国内からだけでなく海外からも批判の声が上る可能性がある(えーと、ウクライナに対して:こんなことになるならやらなきゃ良かったって!:そうなのかあ?)。

そこに、併合隣接州への侵攻が加わる。

米国はロシアの報復を容認(黙認?)した。

身から出た錆だろう?。

やれやれ・・・。

ウクライナは、これまでも多くの犠牲を出して見せることで、海外からの支援を引き出してきた(長距離砲、戦車、戦闘機エトセエトセ・・・)。

ロシアが特殊作戦に対して必ずしも安泰でないことは、何度も示されてきたからな(ケルチ大橋は3度目の攻撃だそうです)。

ポーランド大統領選挙など、ウクライナ支援については米国のみならず欧州も揺らいでいる。

裏目に出なきゃいいけどな・・・。

<もっと追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナには戦争の主導権を握る能力がある=ドイツ軍少将)
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/4002279-ukurainaniha-zhan-zhengno-zhu-dao-quanwo-woru-neng-ligaarudoitsu-jun-shao-jiang.html

「ドイツ軍の評価では、「蜘蛛の巣」作戦の際に「およそ1ダースの航空機」が損傷したとし、これはロシアの長距離爆撃機全体の約10%だと指摘」

フロイティング氏の発言は、上記でも引用しているが、ウクロインフォルムの記事はより詳細だ。

全体として、肯定的な評価となっているが、欧州の支援が十分行われるかどうかの見通しはない。

浮沈子は極めて怪しいと見ている。

「第一に、ロシアは真の平和に関心がなく、交渉しているふりをしているということだ。第二に、ウクライナはパートナーの支援を受けて主導権を握り、交渉を開始できるだけの強い立場を獲得することができるということ。第三に、ウクライナはパートナーを頼ることができるということだ。」

欧州はそうやって、半分米国に頼りながらウクライナ支援を続けてきた。

この会議(ラムシュタイン会合:今回(6月4日)の開催地はブリュッセル)に米国国防長官が欠席したことには触れていない(ウィトカーNATO大使が代理出席)。

(ウクライナ軍事支援会合に米国防長官欠席 欧主導強調ねらいか)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250605/k10014826291000.html

「トランプ政権に交代してからはイギリスなどが主催していて、ヘグセス長官はことし2月と4月の会合には出席したものの、欠席するのは初めて」

まあ、どうでもいいんですが。

フロイティング氏は、今後のウクライナに対する軍事支援に先日のドローン攻撃が効果的だったという見方を示している。

そりゃあ、現時点ではそうかもしれない。

大いに盛り上がったことだろう。

つまりだな、政治的キャンペーンの添え物ということなわけだ(直接的軍事効果もあったと書いてあるけどな)。

「スーミ方面で攻撃の準備をしていたロシアのミサイル砲台の破壊や、被占領下クリミアでの弾薬庫の破壊、ロシア国内の半導体製造工場の破壊、ケルチ橋への攻撃」

ピンポイントの作戦の成功を大いに持ち上げなければならないほど、戦況は厳しい。

ウクロインフォルムは、ウクライナ政府の意向を酌んで報道しなければならないから、その点は考慮するとしてもいささか行き過ぎの感がある。

特殊作戦能力で戦争の主導権を握ることが出来るという見解は、浮沈子的には俄かに納得できない。

眉唾だな・・・。