😼欧州大戦争:ベラルーシ:核兵器が絡むヤバいカード ― 2025年06月21日 06:13
欧州大戦争:ベラルーシ:核兵器が絡むヤバいカード
(米のウクライナ特使、ベラルーシ大統領と会談計画 和平協議後押しか)
https://jp.reuters.com/world/us/GKZKWA4AHVMGTMPI6TAKVXLYZA-2025-06-18/
「米国のケロッグ・ウクライナ担当特使が数日内にもベラルーシを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談する計画」
おっと、キースケロッグはまだ在任だったわけだな。
ルカシェンコはプーチンと大の仲良しだし、米国はロシアが西側に核を使えば、ベラルーシに報復の核兵器を落とすと言ってるからな。
(ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身)
https://nordot.app/892362494356570112
「実は米国はバイデン大統領と同じ民主党のオバマ政権の末期、ロシアの核使用を想定した机上作戦演習を行い、具体的な報復の対象を選んでいた。」
「2016年、米国の国家安全保障に関する最高意思決定機関の一つで、大統領への諮問機関である国家安全保障会議(NSC)が開かれた。」
「会合の参加者は、国防総省、情報機関を含む政府各省庁の次官級代表。」
「シナリオは、通常戦力で勝るNATOがロシア軍の侵攻を食い止め、優位に戦いを進める中、ロシアは、限定された規模の核攻撃を行って、敵に戦闘停止を強要する「エスカレーション抑止」概念に基づいて、NATO軍、ないしはドイツの軍事基地に対して「低出力」の戦術核兵器を使用」
まあ、ウクライナではクソの役にも立たなくなったNATOの戦車(レオパルト2とかあ?)をいくら繰り出してみても、ランセットの餌食になるだけだし、現在ではありえない想定だが、2016年では仕方ないだろう(そうなのかあ?)。
問題は、「ロシアが核を使ったらどーする!?」だからな・・・。
「さまざまな意見が出されたが、議論をリードしたのは当時のバイデン副大統領の国家安全保障問題担当補佐官を務めたコリン・カール氏=現国防次官(政策担当)=だった。カール氏はロシアによる核の使用は1945年の広島、長崎以降、初めての歴史的出来事であり、ロシアを孤立させ、政治的、経済的打撃を与えるため国際社会を結束させる絶好の機会だと言明。」
「核で報復することは「大局観に欠いた」行動であり、核使用の閾値を下げるだけでなく、強力な制裁措置よりも効果は乏しいと主張」
戦略的対応としては間違いないところだ。
「「最初の対応」は核による報復ではなく、通常戦力によるものとすることで落ち着いた。」
やれやれ・・・。
と、話はここで終わりじゃない。
「1カ月後に、今度は参加者のレベルを上げた閣僚級のNSC会合が開かれ、同様のテーマが議論された。」
「前回同様、核による報復をしない方が賢明との意見もあったが、もし敵国が核攻撃すれば米国は直ちに核で報復するとの同盟国の信頼が崩れれば、米国を中心とする世界的な安全保障体制は崩壊してしまうとのアシュトン・カーター国防長官の主張が優勢となった。」
「次に議論の対象となったのが、米国は具体的にどこに報復するかについてだった。最初に挙がった候補は、ロシア西部の飛び地で、バルト海に面する軍港を持つカリーニングラードだったが、飛び地とはいえ、ロシア領土に核ミサイルを落とすことは、全面的な核戦争に発展する恐れがあるとして却下。」
「バルト3国に侵攻したロシア軍に対する攻撃も検討されたが、同盟国の市民への被害を考慮し不適当」
おっと、戦術核の撃ち合いはないということか。
「結局、最終的に選ばれたのはロシアに隣接する同盟国ベラルーシだった。この机上演習では、同国はバルト3国侵攻には何の関係もなかったが、ロシアの同盟国と言うだけで、核攻撃の対象となることが決まった。」
何てこった!。
「同様の机上演習は、共和党のトランプ政権時にも、ロシアが欧州の米軍施設に戦術核攻撃を行ったとの想定で国防総省が行い、核兵器を運用する戦略軍は、核による限定的報復を行うことを決定。」
「攻撃手段として、当時配備が決まった低出力仕様の潜水艦発射弾道ミサイル、トライデントを使うことも決まった。」
「議論を通じて見えてくるのは、米国がロシアの「エスカレーション抑止」概念に強い懸念を示し、対策を検討していたこと、一部とは言え「核の傘」の前提条件に反して核兵器による報復を行わない選択肢があったこと、そして大国間の核の応酬を避けるために、報復の対象として一方の同盟国が、核攻撃の目標となり得ることだった。」
ベラルーシをお気の毒様と気遣ってる場合じゃない!。
明日は我が身だからな(我が国は、どっかの核保有国の同盟国です)。
まあ、どうでもいいんですが。
話を戻そう。
「米国のケロッグ・ウクライナ担当特使が数日内にもベラルーシを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談する計画」(再掲)
浮沈子的には、既にロシアの核兵器を配備しているベラルーシを何らかの形で取り込んだにしても、停戦交渉の役には立ちそうもない気がするんだがな。
「ケロッグ氏は今回の訪問がロシアのウクライナ侵攻終結に向けた和平協議を活性化させる一歩になる可能性があると周囲に話している」
ホントかあ?。
これ自体が、情報戦(=嘘八百の拡散)のような気がするんだがな。
この夏、ベラルーシはロシアとの軍事演習を行う。
(ゼレンスキー氏、ロシアは今夏に「ベラルーシで何かを準備」)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/C4YNIEYJCZOVLHYMBX6V2ID2LQ-2025-04-29/
「ロシアとベラルーシは9月に合同軍事演習を実施すると表明している。」
ウクライナは、4年前(2021年)にも行われた合同軍事演習の兵力がそのままベラルーシに留まり、それが翌年の本格侵攻に繋がったことから事態を注視している。
「第2次トランプ政権はベラルーシとの協力関係構築に向けた取り組みを再開した。ある米当局者によると、トランプ政権はベラルーシをロシアの影響下からわずかでも米国の勢力圏に引き入れる方法を内部で議論」
まあいい。
交渉のチャンネルは多いほどいい。
ルカシェンコは、ゼレンスキーから殺人者呼ばわりされている。
(ゼレンシキー宇大統領、全面戦争当初にベラルーシのルカシェンコ氏が彼に謝ったことを明かす)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3945418-zerenshiki-yu-da-tong-ling-quan-mian-zhan-zheng-dang-chuniberarushinorukashenko-shiga-bini-xiettakotowo-mingkasu.html
「私は彼に、お前も等しく殺人者だと言った。すると、彼は私に『ロシア人とは戦ってはいけないと理解せよ』と言っていた」
記事の内容は多少ワケワカだが、ウクライナがベラルーシの立場を理解しているとは到底思えない。
キースケロッグは、余りにウクライナ寄りの態度が祟って、ロシア担当特使を外されている(現在はウクライナ担当特使だけ:ロシア側から申し入れがあったようです)。
その彼が、米国が核を落とすとしている、ウクライナに殺人者呼ばわりされる大統領に会いに行くという報道なわけだ。
何かある・・・。
いや、逆に何もないのかも・・・。
「こうした訪問の計画には慎重な交渉が必要で、直前に中止または変更される可能性もある。」(ロイター)
先日は、ロシア外務省のザハロワ報道官が、米ロの外交正常化チームの作業が止まったと言ってたからな。
単なるブラフなのか(様々なレベルでの揺さぶり?)。
膠着状態の停戦交渉に、何か資するものがあるとは到底思えない。
ロイターも、何かクサいと思って記事にしたんだろう(未確認)。
中東情勢に世界の目が釘付けになる中、米国は水面下で動いている。
この夏の演習がベラルーシ国内で留まるのかどうか。
それに対して、何かインセンティブを与える提案でもするんだろうか?(ウクライナの領土を少し分けてやるとかあ?)。
ロシアとの作業部会が延期された背景には、それを通じて情報がロシア側に事前に漏れることを恐れたからではないのか・・・。
妄想は果てしなく広がり、以前から気になっていることまで思い出されてくる。
領土と言えば、ゼレンスキーは領土問題の交渉権限を、直接協議に当たっているウメロフ(国防相)には与えず、大統領専決事項にしている。
(ゼレンスキー氏「領土問題はプーチン氏との首脳会談で解決」 捕虜交換の第2弾実施)
https://www.sankei.com/article/20250611-M66WC3V4IJM5XMASFILV6LCJEM/
「ウクライナのゼレンスキー大統領は、領土問題に限っては「代表団にロシア側と協議する権限を与えていない」と明らかにし、自身とプーチン露大統領による首脳会談で解決する考え」
何か、切り札を持っているように見せているだけなのかもしれない。
トランプは、以前からウクライナにはカードがないと言ってたけどな。
無ければ作るしかない。
戦略爆撃機をぶっ壊すのもその一環だったわけだ。
ベラルーシ相手にドンパチやらかして、手に入れた領土を対ロシア交渉のカードにするとか。
クルスクみたいにな。
ルカシェンコがそれに対して核兵器をぶっ放さないとは言えないだろう(一応、ロシアが管理することになってるようですが)。
プーチンは、ベラルーシ(とウクライナの関係)に対して核兵器の配備という楔を打ち込んでいる。
それが、ロシアの弱点になりかねないという懸念があるんだろう。
そこに、米国が何らかの関与を試みたとしても、何か生産的な話(停戦にとって)が生じる感じはしないんだがな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
G7を前に、ウクライナはスムイ州のアンドリーウカを奪還したと発表していた。
(ウクライナ、ロシアからスムイ州の集落アンドリーウカを奪還 ゼレンスキー大統領が声明)
https://www.sankei.com/article/20250615-UZHJYVS5EBJ7HHH7GSAUCXCHGE/
「ウクライナのゼレンスキー大統領は14日夜の声明で、北東部スムイ州の集落アンドリーウカを奪還したと明らかにした。」
本日現在まで、IWSの戦況地図では同集落はロシア軍の占領下にある。
ずーっと気になって、毎日見てたんだがな。
集落南部の接触線で、ウクライナ軍の攻勢が認められるも、「奪還」には至っていない(画像参照)。
やっぱ、G7向けの情報戦(=景気づけの偽情報:奪還「予定」とかあ?)だったのではないか。
停戦交渉が膠着化し、ロシアが攻勢を強める中、領土を巡るこの手の情報戦が横行する時期なのかもしれない。
一方、ロシアの方の情報戦は戦場におけるチマチマした話とは桁違いの大ぶろしきだ・・・。
(プーチン氏「ウクライナ全土がロシアのもの」、スムイ州占領も示唆)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JVH6YY63ZFJ3HM26YTLDIOM5OE-2025-06-20/
「ロシアのプーチン大統領は20日、ロシア人とウクライナ人は一つの民族であり、「その意味で、ウクライナ全体がわれわれのものだ」と主張」
「1991年にウクライナがソ連からの独立を宣言した際、それは「中立国」としてであったとの認識」
んな、後出しじゃんけんみたいな話は、世の中では通じないだろう。
言いがかりだ。
「ロシアがウクライナの主権を疑ったことは一度もない」(プーチン)
ロシアが認める「主権」という概念は、西側のそれとは異なるようだ。
「ロシア軍はロシア領土を守るためスムイ州に緩衝地帯を設置しており、州都スムイを制圧する可能性も排除しないとの考えを表明。「ロシア兵が足を踏み入れた場所は、われわれのものだ」と領土拡張を巡る持論を展開した。」
バルト3国は気が気じゃないだろうな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーーー
(米ケロッグ特使がベラルーシ訪問 ウクライナ和平協議か)
https://nordot.app/1309138256118595667?c=768367547562557440
「ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は21日、同国を訪問した米国のケロッグ・ウクライナ担当特使と首都ミンスクで会談した。」
「国際情勢や2国間関係がテーマ」
ホントかあ?。
「ロシアとウクライナの和平交渉についても協議する可能性」
ケロッグ氏には恐縮だが、ロシア担当特使を干された氏が、その同盟国であるベラルーシを訪問して和平交渉を語るという、一見ワケワカな状況が生じていること自体が問題だ。
米国は、何を考えているのか。
(「蜘蛛の巣」作戦はウクライナに降伏するつもりがないことを示した=ケロッグ米特使)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/4000548-zhi-zhuno-chao-zuo-zhanhaukurainani-jiang-fusurutsumoriganaikotowo-shishitakeroggu-mi-te-shi.html
「核の三本柱を攻撃するというのは…、第一に、それは非常に勇敢な攻撃だ。しかし、それは、リスクレベルが高まることを意味する。なぜなら、相手が何をするかわからないからだ。私は、私たちは正にそれを避けようとしているのだと思っている」
「ケロッグ氏は、作戦はウクライナに降伏するつもりがないことを示したと発言した。」
ひょっとすると、キースケロッグはベラルーシに警告しに行ったのかもしれない。
4年前と同じことになれば、ウクライナはベラルーシに戦端を開く気でいると・・・。
そうなれば、場合によってはロシアの核ドクトリンが発動し、世界は混沌に陥る。
ロシアの盟友に楔を打つ。
が、ウクライナにそんな余裕があるのか。
また、その警告を米国のウクライナ特使が担ったとすれば、紛争への明らかな介入ではないのか。
この訪問の真実が明かされることがあるかどうかは分からない。
米国は、情報戦を駆使して状況に揺さぶりを掛けようとしている。
それだけは確かだ。
ロシアも、ウクライナも、ベラルーシも、白旗を掲げて平和を求める気はサラサラないだろう。
新たなドンパチが始まれば、新たな犠牲者が生まれる。
それだけじゃない。
戦術核ミサイルのタガが外れるリスクが高まる。
「・・・私は、私たちは正にそれを避けようとしているのだと思っている」(再掲)
そうであってもらいたいもんだな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(米特使 ロシア同盟国のベラルーシ訪問 反政権派など14人釈放)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250622/k10014841121000.html
「この訪問にあわせて反政権派のチハノフスカヤ氏の夫など14人が釈放されました。」
「ベラルーシ大統領府は釈放された14人のうち2人は日本人だとしていますが、ベラルーシにある日本大使館は、NHKの取材に対し、「現時点ではコメントできない」としています。」
米国は、相当な見返りをベラルーシに与えたと見られる。
何らかの制裁解除なのか(未確認)。
うーん、この動きはやっぱ怪しい・・・。
(米のウクライナ特使、ベラルーシ大統領と会談計画 和平協議後押しか)
https://jp.reuters.com/world/us/GKZKWA4AHVMGTMPI6TAKVXLYZA-2025-06-18/
「米国のケロッグ・ウクライナ担当特使が数日内にもベラルーシを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談する計画」
おっと、キースケロッグはまだ在任だったわけだな。
ルカシェンコはプーチンと大の仲良しだし、米国はロシアが西側に核を使えば、ベラルーシに報復の核兵器を落とすと言ってるからな。
(ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身)
https://nordot.app/892362494356570112
「実は米国はバイデン大統領と同じ民主党のオバマ政権の末期、ロシアの核使用を想定した机上作戦演習を行い、具体的な報復の対象を選んでいた。」
「2016年、米国の国家安全保障に関する最高意思決定機関の一つで、大統領への諮問機関である国家安全保障会議(NSC)が開かれた。」
「会合の参加者は、国防総省、情報機関を含む政府各省庁の次官級代表。」
「シナリオは、通常戦力で勝るNATOがロシア軍の侵攻を食い止め、優位に戦いを進める中、ロシアは、限定された規模の核攻撃を行って、敵に戦闘停止を強要する「エスカレーション抑止」概念に基づいて、NATO軍、ないしはドイツの軍事基地に対して「低出力」の戦術核兵器を使用」
まあ、ウクライナではクソの役にも立たなくなったNATOの戦車(レオパルト2とかあ?)をいくら繰り出してみても、ランセットの餌食になるだけだし、現在ではありえない想定だが、2016年では仕方ないだろう(そうなのかあ?)。
問題は、「ロシアが核を使ったらどーする!?」だからな・・・。
「さまざまな意見が出されたが、議論をリードしたのは当時のバイデン副大統領の国家安全保障問題担当補佐官を務めたコリン・カール氏=現国防次官(政策担当)=だった。カール氏はロシアによる核の使用は1945年の広島、長崎以降、初めての歴史的出来事であり、ロシアを孤立させ、政治的、経済的打撃を与えるため国際社会を結束させる絶好の機会だと言明。」
「核で報復することは「大局観に欠いた」行動であり、核使用の閾値を下げるだけでなく、強力な制裁措置よりも効果は乏しいと主張」
戦略的対応としては間違いないところだ。
「「最初の対応」は核による報復ではなく、通常戦力によるものとすることで落ち着いた。」
やれやれ・・・。
と、話はここで終わりじゃない。
「1カ月後に、今度は参加者のレベルを上げた閣僚級のNSC会合が開かれ、同様のテーマが議論された。」
「前回同様、核による報復をしない方が賢明との意見もあったが、もし敵国が核攻撃すれば米国は直ちに核で報復するとの同盟国の信頼が崩れれば、米国を中心とする世界的な安全保障体制は崩壊してしまうとのアシュトン・カーター国防長官の主張が優勢となった。」
「次に議論の対象となったのが、米国は具体的にどこに報復するかについてだった。最初に挙がった候補は、ロシア西部の飛び地で、バルト海に面する軍港を持つカリーニングラードだったが、飛び地とはいえ、ロシア領土に核ミサイルを落とすことは、全面的な核戦争に発展する恐れがあるとして却下。」
「バルト3国に侵攻したロシア軍に対する攻撃も検討されたが、同盟国の市民への被害を考慮し不適当」
おっと、戦術核の撃ち合いはないということか。
「結局、最終的に選ばれたのはロシアに隣接する同盟国ベラルーシだった。この机上演習では、同国はバルト3国侵攻には何の関係もなかったが、ロシアの同盟国と言うだけで、核攻撃の対象となることが決まった。」
何てこった!。
「同様の机上演習は、共和党のトランプ政権時にも、ロシアが欧州の米軍施設に戦術核攻撃を行ったとの想定で国防総省が行い、核兵器を運用する戦略軍は、核による限定的報復を行うことを決定。」
「攻撃手段として、当時配備が決まった低出力仕様の潜水艦発射弾道ミサイル、トライデントを使うことも決まった。」
「議論を通じて見えてくるのは、米国がロシアの「エスカレーション抑止」概念に強い懸念を示し、対策を検討していたこと、一部とは言え「核の傘」の前提条件に反して核兵器による報復を行わない選択肢があったこと、そして大国間の核の応酬を避けるために、報復の対象として一方の同盟国が、核攻撃の目標となり得ることだった。」
ベラルーシをお気の毒様と気遣ってる場合じゃない!。
明日は我が身だからな(我が国は、どっかの核保有国の同盟国です)。
まあ、どうでもいいんですが。
話を戻そう。
「米国のケロッグ・ウクライナ担当特使が数日内にもベラルーシを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談する計画」(再掲)
浮沈子的には、既にロシアの核兵器を配備しているベラルーシを何らかの形で取り込んだにしても、停戦交渉の役には立ちそうもない気がするんだがな。
「ケロッグ氏は今回の訪問がロシアのウクライナ侵攻終結に向けた和平協議を活性化させる一歩になる可能性があると周囲に話している」
ホントかあ?。
これ自体が、情報戦(=嘘八百の拡散)のような気がするんだがな。
この夏、ベラルーシはロシアとの軍事演習を行う。
(ゼレンスキー氏、ロシアは今夏に「ベラルーシで何かを準備」)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/C4YNIEYJCZOVLHYMBX6V2ID2LQ-2025-04-29/
「ロシアとベラルーシは9月に合同軍事演習を実施すると表明している。」
ウクライナは、4年前(2021年)にも行われた合同軍事演習の兵力がそのままベラルーシに留まり、それが翌年の本格侵攻に繋がったことから事態を注視している。
「第2次トランプ政権はベラルーシとの協力関係構築に向けた取り組みを再開した。ある米当局者によると、トランプ政権はベラルーシをロシアの影響下からわずかでも米国の勢力圏に引き入れる方法を内部で議論」
まあいい。
交渉のチャンネルは多いほどいい。
ルカシェンコは、ゼレンスキーから殺人者呼ばわりされている。
(ゼレンシキー宇大統領、全面戦争当初にベラルーシのルカシェンコ氏が彼に謝ったことを明かす)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3945418-zerenshiki-yu-da-tong-ling-quan-mian-zhan-zheng-dang-chuniberarushinorukashenko-shiga-bini-xiettakotowo-mingkasu.html
「私は彼に、お前も等しく殺人者だと言った。すると、彼は私に『ロシア人とは戦ってはいけないと理解せよ』と言っていた」
記事の内容は多少ワケワカだが、ウクライナがベラルーシの立場を理解しているとは到底思えない。
キースケロッグは、余りにウクライナ寄りの態度が祟って、ロシア担当特使を外されている(現在はウクライナ担当特使だけ:ロシア側から申し入れがあったようです)。
その彼が、米国が核を落とすとしている、ウクライナに殺人者呼ばわりされる大統領に会いに行くという報道なわけだ。
何かある・・・。
いや、逆に何もないのかも・・・。
「こうした訪問の計画には慎重な交渉が必要で、直前に中止または変更される可能性もある。」(ロイター)
先日は、ロシア外務省のザハロワ報道官が、米ロの外交正常化チームの作業が止まったと言ってたからな。
単なるブラフなのか(様々なレベルでの揺さぶり?)。
膠着状態の停戦交渉に、何か資するものがあるとは到底思えない。
ロイターも、何かクサいと思って記事にしたんだろう(未確認)。
中東情勢に世界の目が釘付けになる中、米国は水面下で動いている。
この夏の演習がベラルーシ国内で留まるのかどうか。
それに対して、何かインセンティブを与える提案でもするんだろうか?(ウクライナの領土を少し分けてやるとかあ?)。
ロシアとの作業部会が延期された背景には、それを通じて情報がロシア側に事前に漏れることを恐れたからではないのか・・・。
妄想は果てしなく広がり、以前から気になっていることまで思い出されてくる。
領土と言えば、ゼレンスキーは領土問題の交渉権限を、直接協議に当たっているウメロフ(国防相)には与えず、大統領専決事項にしている。
(ゼレンスキー氏「領土問題はプーチン氏との首脳会談で解決」 捕虜交換の第2弾実施)
https://www.sankei.com/article/20250611-M66WC3V4IJM5XMASFILV6LCJEM/
「ウクライナのゼレンスキー大統領は、領土問題に限っては「代表団にロシア側と協議する権限を与えていない」と明らかにし、自身とプーチン露大統領による首脳会談で解決する考え」
何か、切り札を持っているように見せているだけなのかもしれない。
トランプは、以前からウクライナにはカードがないと言ってたけどな。
無ければ作るしかない。
戦略爆撃機をぶっ壊すのもその一環だったわけだ。
ベラルーシ相手にドンパチやらかして、手に入れた領土を対ロシア交渉のカードにするとか。
クルスクみたいにな。
ルカシェンコがそれに対して核兵器をぶっ放さないとは言えないだろう(一応、ロシアが管理することになってるようですが)。
プーチンは、ベラルーシ(とウクライナの関係)に対して核兵器の配備という楔を打ち込んでいる。
それが、ロシアの弱点になりかねないという懸念があるんだろう。
そこに、米国が何らかの関与を試みたとしても、何か生産的な話(停戦にとって)が生じる感じはしないんだがな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
G7を前に、ウクライナはスムイ州のアンドリーウカを奪還したと発表していた。
(ウクライナ、ロシアからスムイ州の集落アンドリーウカを奪還 ゼレンスキー大統領が声明)
https://www.sankei.com/article/20250615-UZHJYVS5EBJ7HHH7GSAUCXCHGE/
「ウクライナのゼレンスキー大統領は14日夜の声明で、北東部スムイ州の集落アンドリーウカを奪還したと明らかにした。」
本日現在まで、IWSの戦況地図では同集落はロシア軍の占領下にある。
ずーっと気になって、毎日見てたんだがな。
集落南部の接触線で、ウクライナ軍の攻勢が認められるも、「奪還」には至っていない(画像参照)。
やっぱ、G7向けの情報戦(=景気づけの偽情報:奪還「予定」とかあ?)だったのではないか。
停戦交渉が膠着化し、ロシアが攻勢を強める中、領土を巡るこの手の情報戦が横行する時期なのかもしれない。
一方、ロシアの方の情報戦は戦場におけるチマチマした話とは桁違いの大ぶろしきだ・・・。
(プーチン氏「ウクライナ全土がロシアのもの」、スムイ州占領も示唆)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JVH6YY63ZFJ3HM26YTLDIOM5OE-2025-06-20/
「ロシアのプーチン大統領は20日、ロシア人とウクライナ人は一つの民族であり、「その意味で、ウクライナ全体がわれわれのものだ」と主張」
「1991年にウクライナがソ連からの独立を宣言した際、それは「中立国」としてであったとの認識」
んな、後出しじゃんけんみたいな話は、世の中では通じないだろう。
言いがかりだ。
「ロシアがウクライナの主権を疑ったことは一度もない」(プーチン)
ロシアが認める「主権」という概念は、西側のそれとは異なるようだ。
「ロシア軍はロシア領土を守るためスムイ州に緩衝地帯を設置しており、州都スムイを制圧する可能性も排除しないとの考えを表明。「ロシア兵が足を踏み入れた場所は、われわれのものだ」と領土拡張を巡る持論を展開した。」
バルト3国は気が気じゃないだろうな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーーー
(米ケロッグ特使がベラルーシ訪問 ウクライナ和平協議か)
https://nordot.app/1309138256118595667?c=768367547562557440
「ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は21日、同国を訪問した米国のケロッグ・ウクライナ担当特使と首都ミンスクで会談した。」
「国際情勢や2国間関係がテーマ」
ホントかあ?。
「ロシアとウクライナの和平交渉についても協議する可能性」
ケロッグ氏には恐縮だが、ロシア担当特使を干された氏が、その同盟国であるベラルーシを訪問して和平交渉を語るという、一見ワケワカな状況が生じていること自体が問題だ。
米国は、何を考えているのか。
(「蜘蛛の巣」作戦はウクライナに降伏するつもりがないことを示した=ケロッグ米特使)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/4000548-zhi-zhuno-chao-zuo-zhanhaukurainani-jiang-fusurutsumoriganaikotowo-shishitakeroggu-mi-te-shi.html
「核の三本柱を攻撃するというのは…、第一に、それは非常に勇敢な攻撃だ。しかし、それは、リスクレベルが高まることを意味する。なぜなら、相手が何をするかわからないからだ。私は、私たちは正にそれを避けようとしているのだと思っている」
「ケロッグ氏は、作戦はウクライナに降伏するつもりがないことを示したと発言した。」
ひょっとすると、キースケロッグはベラルーシに警告しに行ったのかもしれない。
4年前と同じことになれば、ウクライナはベラルーシに戦端を開く気でいると・・・。
そうなれば、場合によってはロシアの核ドクトリンが発動し、世界は混沌に陥る。
ロシアの盟友に楔を打つ。
が、ウクライナにそんな余裕があるのか。
また、その警告を米国のウクライナ特使が担ったとすれば、紛争への明らかな介入ではないのか。
この訪問の真実が明かされることがあるかどうかは分からない。
米国は、情報戦を駆使して状況に揺さぶりを掛けようとしている。
それだけは確かだ。
ロシアも、ウクライナも、ベラルーシも、白旗を掲げて平和を求める気はサラサラないだろう。
新たなドンパチが始まれば、新たな犠牲者が生まれる。
それだけじゃない。
戦術核ミサイルのタガが外れるリスクが高まる。
「・・・私は、私たちは正にそれを避けようとしているのだと思っている」(再掲)
そうであってもらいたいもんだな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(米特使 ロシア同盟国のベラルーシ訪問 反政権派など14人釈放)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250622/k10014841121000.html
「この訪問にあわせて反政権派のチハノフスカヤ氏の夫など14人が釈放されました。」
「ベラルーシ大統領府は釈放された14人のうち2人は日本人だとしていますが、ベラルーシにある日本大使館は、NHKの取材に対し、「現時点ではコメントできない」としています。」
米国は、相当な見返りをベラルーシに与えたと見られる。
何らかの制裁解除なのか(未確認)。
うーん、この動きはやっぱ怪しい・・・。
😼欧州大戦争:数倍の兵器:作られた兵器は使われる ― 2025年06月21日 12:34
欧州大戦争:数倍の兵器:作られた兵器は使われる
(プーチン大統領 “友好国と兵器の共同開発など協力進めたい”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250621/k10014840541000.html
「われわれの防衛産業は順調に成長している。この分野の企業は生産量を数倍に増やし、新しい種類の兵器や装備品の開発を進めている」「友好国との軍事技術面での協力の拡大を推進する。それには、共同開発や人材育成のほか生産施設を完成した状態で引き渡すことなども含まれる」(ロシアのプーチン大統領)
生産を国外に拡張し、リスクの分散を図ろうとしている。
もちろん、生産量を拡大し来るべき欧州大戦争に備えるためだ(未確認)。
作られた兵器はやがて使われる。
数倍の生産力で作られ続ける兵器は、標的を求めて飢えている。
で、プーチンはロシアの脅威は、西側が自国の失敗を擦り付ける言い訳や、税金を吸い上げるためにでっち上げた幻だとしている。
ロシアの脅威などは存在しない・・・。
「われわれにはスムイを制圧するという目標はないが、原則として、その可能性を排除していない」(同上)
プーチンの発言が理解し難いのは、言語的な問題なのかもしれない。
国家主権とか、独立とか、侵略とか、脅威とか、全て西側とは異なる意味で使われている気がする。
ゼレンスキーは、ロシアが理解できる言語は「力」だけだと言っているが、おそらくそれも怪しいだろう(そうなのかあ?)。
(プーチン大統領「ウクライナはロシアのもの」と侵略を正当化 「進軍地域はロシア領」とも)
https://www.sankei.com/article/20250621-OESEVKR4BRP6JH6BKCBXFPDUV4/
「軍事侵攻を招いた責任は、ウクライナをロシアから切り離して取り込もうとした欧米諸国にある」「ロシアはウクライナに降伏を求めていない。地上の現実を認めるよう主張している」「ロシア兵が足を踏み入れた場所はロシアの土地だという古くからのルールがある」「世界は欧米中心の経済から脱却すべきだ」(ロシアのプーチン大統領)
言語だけではなく、認識能力や論理的思考自体の仕組みが異なる。
行動を説明することが出来ず、したがって、行き当たりばったりに行動しているように見える。
アメーバーや粘菌みたいな感じだなあ・・・。
無秩序に行動するが、生存や拡大の本能は大いに有している。
帝政ロシアからソ連への変化、その崩壊とロシアの再興、全世界に大迷惑を掛け続ける存在は、米国と重なるところがある。
もっとも、米国は4年に1度、ロジカルな整合性をぶっ壊す自爆的国家だけどな。
まあいい。
確認しておこう。
ロシアは、兵器の生産を数倍に増強し、海外にも生産拠点を広げようとしている。
ウクライナ紛争で必要な武器の調達に、そんなことが必要なんだろうか?。
軍隊も5割増しの増員を明確に表明しているし、それが脅威を与えないという神経が疑われる。
実際に、侵攻するかどうかは分からない。
それは、NATOも同じだ。
そもそも、ソ連が崩壊し、ワルシャワ条約機構が解体された時に、NATOは消滅しても良かった。
或いは、時期を見て、ロシアをその中に組み込んでも良かったかもしれない。
その頃は、まだ、中国の軍事的脅威が明らかになっていなかったからな。
欧州は、二重三重の意味で失敗している。
今、ロシアの脅威を言い立てて軍備増強を図ろうとすることが、新たな失敗を重ねることになるのか、今度こそ正解を引き当てることになるのか。
言語や力によるコミュニケーションが取れない相手と、どうやって渡り合うのか。
宇宙人とコンタクトする方が簡単かもしれないな・・・。
(プーチン大統領 “友好国と兵器の共同開発など協力進めたい”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250621/k10014840541000.html
「われわれの防衛産業は順調に成長している。この分野の企業は生産量を数倍に増やし、新しい種類の兵器や装備品の開発を進めている」「友好国との軍事技術面での協力の拡大を推進する。それには、共同開発や人材育成のほか生産施設を完成した状態で引き渡すことなども含まれる」(ロシアのプーチン大統領)
生産を国外に拡張し、リスクの分散を図ろうとしている。
もちろん、生産量を拡大し来るべき欧州大戦争に備えるためだ(未確認)。
作られた兵器はやがて使われる。
数倍の生産力で作られ続ける兵器は、標的を求めて飢えている。
で、プーチンはロシアの脅威は、西側が自国の失敗を擦り付ける言い訳や、税金を吸い上げるためにでっち上げた幻だとしている。
ロシアの脅威などは存在しない・・・。
「われわれにはスムイを制圧するという目標はないが、原則として、その可能性を排除していない」(同上)
プーチンの発言が理解し難いのは、言語的な問題なのかもしれない。
国家主権とか、独立とか、侵略とか、脅威とか、全て西側とは異なる意味で使われている気がする。
ゼレンスキーは、ロシアが理解できる言語は「力」だけだと言っているが、おそらくそれも怪しいだろう(そうなのかあ?)。
(プーチン大統領「ウクライナはロシアのもの」と侵略を正当化 「進軍地域はロシア領」とも)
https://www.sankei.com/article/20250621-OESEVKR4BRP6JH6BKCBXFPDUV4/
「軍事侵攻を招いた責任は、ウクライナをロシアから切り離して取り込もうとした欧米諸国にある」「ロシアはウクライナに降伏を求めていない。地上の現実を認めるよう主張している」「ロシア兵が足を踏み入れた場所はロシアの土地だという古くからのルールがある」「世界は欧米中心の経済から脱却すべきだ」(ロシアのプーチン大統領)
言語だけではなく、認識能力や論理的思考自体の仕組みが異なる。
行動を説明することが出来ず、したがって、行き当たりばったりに行動しているように見える。
アメーバーや粘菌みたいな感じだなあ・・・。
無秩序に行動するが、生存や拡大の本能は大いに有している。
帝政ロシアからソ連への変化、その崩壊とロシアの再興、全世界に大迷惑を掛け続ける存在は、米国と重なるところがある。
もっとも、米国は4年に1度、ロジカルな整合性をぶっ壊す自爆的国家だけどな。
まあいい。
確認しておこう。
ロシアは、兵器の生産を数倍に増強し、海外にも生産拠点を広げようとしている。
ウクライナ紛争で必要な武器の調達に、そんなことが必要なんだろうか?。
軍隊も5割増しの増員を明確に表明しているし、それが脅威を与えないという神経が疑われる。
実際に、侵攻するかどうかは分からない。
それは、NATOも同じだ。
そもそも、ソ連が崩壊し、ワルシャワ条約機構が解体された時に、NATOは消滅しても良かった。
或いは、時期を見て、ロシアをその中に組み込んでも良かったかもしれない。
その頃は、まだ、中国の軍事的脅威が明らかになっていなかったからな。
欧州は、二重三重の意味で失敗している。
今、ロシアの脅威を言い立てて軍備増強を図ろうとすることが、新たな失敗を重ねることになるのか、今度こそ正解を引き当てることになるのか。
言語や力によるコミュニケーションが取れない相手と、どうやって渡り合うのか。
宇宙人とコンタクトする方が簡単かもしれないな・・・。
😼欧州大戦争:米国の選択:新たな制裁と軍事支援継続 ― 2025年06月21日 20:28
欧州大戦争:米国の選択:新たな制裁と軍事支援継続
(カート・ヴォルカー元米国ウクライナ担当特別代表)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/4006320-katovuoruka-yuan-mi-guoukuraina-te-bie-dai-biao.html
「2017年から2019年にかけて米国務省のウクライナ担当特別代表を務めた米国外交官カート・ヴォルカー氏が、ウクラインフォルムとのインタビューの際に語った。」
「米国からの兵器供与は、おそらく今後も続く」(ただし、有償)
「トランプ大統領がこの戦争への関心を本当に失い、ウクライナへの兵器供与を停止する可能性がありますか?」(ウクルインフォルム)
「私はそうは思いません。」
「多くの人々がトランプ大統領にプーチンへの圧力を強めるよう助言していますが、彼はそれを行うことを望んでいません。なぜなら、そうすればプーチンを取引に傾けさせることがより困難になると考えているからです。」
「上院には84人の上院議員がいます。これは多く、ロシアの石油、天然ガス、金融部門に対する制裁強化の法案を支持する用意がある者たちです。そして彼は、その法案を拒否権で覆すことはできません。」
「私が何に対処しなければならないかを見てみろ。私はあなたに全ての機会を与えたのだから、それらを利用してこの戦争を止めろ。さもなければ、これらの制裁を課さざるを得なくなるぞ」
浮沈子の記憶が確かなら、その件は先日の電話会談の際にトランプからプーチンに直接通告済みのはずだ。
そう、500パーセントの関税というやつだな。
中国を想定したものと言われているが、現実の話としてあり得ないだろう。
「有償でなら兵器は手に入るということですか?
はい。」
スキームとしてはそれでいいかも知れないが、問題は売る兵器があるかどうかだ。
「単なる象徴的な3日間の一時停止ではなく、より真剣なものに彼が同意せざるを得なくなるとすれば、それはどのような条件下ででしょうか?」
「プーチンの資金がなくならなければなりません。」
「もし彼の外貨準備が約100億ドルまで減少し、さらに減り続けるならば、彼はロシアの支払い能力を危険にさらすことは望まないでしょう。資金がなければ、彼は国を運営できなくなります。」
ちなみに、2023年時点での世銀統計によれば、597.22(10億USドル)≒6千億USドルに達する(ボルカー氏が示した額の約60倍)。
ロシアの経済はとっくに破綻して(確か、2022年末までだったよな)、国家は分裂、周りの国々に分割統治されているはずだったと記憶している。
記事は、他にも様々な見解が示されているが、ボルカー氏は政権中枢を離れて随分になる。
気楽に取材に答えているけど、その根拠は怪しい。
全てはトランプが決定するとしているけど、米国にそれ程の選択肢があるわけじゃない。
元ウクライナ特使だからな。
ウクライナメディアに対して、耳に心地よい意見を吐いているだけかもしれない(そうなのかあ?)。
浮沈子は、ほぼ真逆の感じを持っている。
米国はロシアに対する追加制裁を一切行わず、少なくともウクライナが必要とするだけの武器を売ることはない(あらゆる状況は、その方向を指し示している)。
むしろ、バイデン政権が課した制裁を一刻も早く解除し、これまで投じた投資を出来る限り回収しようとするだろう。
イランとの比較も出ているけど、ロシアとイラン、米国上院とイスラエルを一緒にはできないだろう。
意味はない。
むしろ、相互背反な関係にある。
米国に2正面作戦を遂行する能力はない。
イラン(イスラエル)への関与を強めれば、ウクライナはとん挫する。
プーチンの思うがままだ(そうなのかあ?)。
イランとの核合意を塩漬けにして、状況をイスラエルに委ねれば、中東情勢の安定は遠のく。
こっちも、米国の選択の余地は少ない。
ウクライナに注力しようとしても、双方血の気が多くてドンパチは収まりそうもない。
トランプ政権は、ウクライナ紛争から徐々にフェードアウトし、政権家のダメージを最小にしたうえで政策課題から外そうとしている。
ボルカー氏の見解は、いささか現実離れしていると感じる。
ただ、浮沈子的に明確になったのは、プーチンとの和平についての見解だ。
「プーチンとの間での真の平和は不可能だと私は信じています。無理です。」
「彼には、あの絶対主義的で誤った歴史的・政治的ナラティブがありますし、ウクライナとそのナショナルアイデンティティを消滅させ、あたかもウクライナが常にロシアの一部であったかのように見せたいという願望もあります。ですから、彼はそのこと以外のどんなことにも同意することはないでしょう。」
2023年初夏、ウクライナの反転攻勢がとん挫した時、ロシアは戦争遂行体制を長期戦対応に切り替えている。
西側の経済制裁が今後も続くことを前提とした選択だ。
それが成功するかどうかは分からないが、そう計画し、そう実行している。
その点においては、ボルカー氏の見立ては正しいと感じる。
経済的に行き詰まらない限り、ロシアの進軍を止める手立てはない。
ドローンも、戦車も、戦闘機も、長距離ミサイルも、特殊作戦も、あらゆる軍事的手段は無意味だ。
その戦費は中国が無尽蔵に供給し、ロシアを支え続けている。
それを止めようとすれば、天に唾することになる。
影響は米国自身に降りかかってくる。
米国は、今、自問しているのだ。
ウクライナ停戦に、それだけの価値があるのか。
「戦争の終結は、トランプ大統領にとって主要な優先課題の一つです。彼は何度もそう述べています。」
浮沈子の耳には、違う言葉が響いているんだがな。
「これは我々の戦争ではない。」
(ウクライナ戦争終結が不可能なら、米国は「前へ進む」べき ルビオ国務長官)
https://www.cnn.co.jp/usa/35232016.html
「もしそれが不可能で、立場があまりにかけ離れていて実現の見通しが立たないのであれば、大統領が『終わりだ』と言う段階におそらく来ていると思う」「これは我々の戦争ではない。始めたのは米国ではない。米国は過去3年間ウクライナを支援してきたし、終結を望んでいるが、これは我々の戦争ではない」「トランプ大統領は87日間にわたり、政権の最高レベルで戦争終結へ向けた努力を重ねてきた。今や実現可能かどうかを判断すべき時点に来ている。我々が双方と接触しているのはそのためだ」(ルビオ氏)
この歴史的発言から既に2か月以上経過している(停戦交渉は、当事者間の直接協議に委ねられている:ロシアは、米国の同席を拒否したそうです)。
もちろん、トランプが自身の口で『終わりだ』と言っていないことは事実だろうが、停戦に向けた作業が具体的に米国側で行われている話はない(ケロッグのベラルーシ訪問の話だけかあ?:実現するかどうか未確認)。
「トランプ政権が上院議員に対し、リンジー・グラム議員らが準備した当該制裁パッケージを緩和するように求めているという報道がありましたが、それはどう受け止めるべきでしょうか?」(ウクルインフォルム)
「おそらくトランプ政権は国家安全保障上の猶予を求めているのでしょう。つまり、大統領がこれらの制裁を導入しないことが米国の国益に適うと判断した場合、彼は制裁を解除できるというものです。」(ボルカー氏)
G7ではウクライナ問題の討議(追加制裁を含む)や追加支援の要請を行おうとしたゼレンスキーとの首脳会談をすっぽかし、ヘグセスはウクライナへの軍事支援予算縮小をほのめかし、上記のようにマルコルビオは外交上の対応に匙を投げている。
どこをどう押せば、「ロシアに対して「イラン・シナリオ」を適用する可能性」が出て来るというのか。
ドローン迎撃用近接信管2万発を、中東米軍向けにウクライナから引っぺがしたのが唯一の「イラン・シナリオ」かもしれないな・・・。
(カート・ヴォルカー元米国ウクライナ担当特別代表)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/4006320-katovuoruka-yuan-mi-guoukuraina-te-bie-dai-biao.html
「2017年から2019年にかけて米国務省のウクライナ担当特別代表を務めた米国外交官カート・ヴォルカー氏が、ウクラインフォルムとのインタビューの際に語った。」
「米国からの兵器供与は、おそらく今後も続く」(ただし、有償)
「トランプ大統領がこの戦争への関心を本当に失い、ウクライナへの兵器供与を停止する可能性がありますか?」(ウクルインフォルム)
「私はそうは思いません。」
「多くの人々がトランプ大統領にプーチンへの圧力を強めるよう助言していますが、彼はそれを行うことを望んでいません。なぜなら、そうすればプーチンを取引に傾けさせることがより困難になると考えているからです。」
「上院には84人の上院議員がいます。これは多く、ロシアの石油、天然ガス、金融部門に対する制裁強化の法案を支持する用意がある者たちです。そして彼は、その法案を拒否権で覆すことはできません。」
「私が何に対処しなければならないかを見てみろ。私はあなたに全ての機会を与えたのだから、それらを利用してこの戦争を止めろ。さもなければ、これらの制裁を課さざるを得なくなるぞ」
浮沈子の記憶が確かなら、その件は先日の電話会談の際にトランプからプーチンに直接通告済みのはずだ。
そう、500パーセントの関税というやつだな。
中国を想定したものと言われているが、現実の話としてあり得ないだろう。
「有償でなら兵器は手に入るということですか?
はい。」
スキームとしてはそれでいいかも知れないが、問題は売る兵器があるかどうかだ。
「単なる象徴的な3日間の一時停止ではなく、より真剣なものに彼が同意せざるを得なくなるとすれば、それはどのような条件下ででしょうか?」
「プーチンの資金がなくならなければなりません。」
「もし彼の外貨準備が約100億ドルまで減少し、さらに減り続けるならば、彼はロシアの支払い能力を危険にさらすことは望まないでしょう。資金がなければ、彼は国を運営できなくなります。」
ちなみに、2023年時点での世銀統計によれば、597.22(10億USドル)≒6千億USドルに達する(ボルカー氏が示した額の約60倍)。
ロシアの経済はとっくに破綻して(確か、2022年末までだったよな)、国家は分裂、周りの国々に分割統治されているはずだったと記憶している。
記事は、他にも様々な見解が示されているが、ボルカー氏は政権中枢を離れて随分になる。
気楽に取材に答えているけど、その根拠は怪しい。
全てはトランプが決定するとしているけど、米国にそれ程の選択肢があるわけじゃない。
元ウクライナ特使だからな。
ウクライナメディアに対して、耳に心地よい意見を吐いているだけかもしれない(そうなのかあ?)。
浮沈子は、ほぼ真逆の感じを持っている。
米国はロシアに対する追加制裁を一切行わず、少なくともウクライナが必要とするだけの武器を売ることはない(あらゆる状況は、その方向を指し示している)。
むしろ、バイデン政権が課した制裁を一刻も早く解除し、これまで投じた投資を出来る限り回収しようとするだろう。
イランとの比較も出ているけど、ロシアとイラン、米国上院とイスラエルを一緒にはできないだろう。
意味はない。
むしろ、相互背反な関係にある。
米国に2正面作戦を遂行する能力はない。
イラン(イスラエル)への関与を強めれば、ウクライナはとん挫する。
プーチンの思うがままだ(そうなのかあ?)。
イランとの核合意を塩漬けにして、状況をイスラエルに委ねれば、中東情勢の安定は遠のく。
こっちも、米国の選択の余地は少ない。
ウクライナに注力しようとしても、双方血の気が多くてドンパチは収まりそうもない。
トランプ政権は、ウクライナ紛争から徐々にフェードアウトし、政権家のダメージを最小にしたうえで政策課題から外そうとしている。
ボルカー氏の見解は、いささか現実離れしていると感じる。
ただ、浮沈子的に明確になったのは、プーチンとの和平についての見解だ。
「プーチンとの間での真の平和は不可能だと私は信じています。無理です。」
「彼には、あの絶対主義的で誤った歴史的・政治的ナラティブがありますし、ウクライナとそのナショナルアイデンティティを消滅させ、あたかもウクライナが常にロシアの一部であったかのように見せたいという願望もあります。ですから、彼はそのこと以外のどんなことにも同意することはないでしょう。」
2023年初夏、ウクライナの反転攻勢がとん挫した時、ロシアは戦争遂行体制を長期戦対応に切り替えている。
西側の経済制裁が今後も続くことを前提とした選択だ。
それが成功するかどうかは分からないが、そう計画し、そう実行している。
その点においては、ボルカー氏の見立ては正しいと感じる。
経済的に行き詰まらない限り、ロシアの進軍を止める手立てはない。
ドローンも、戦車も、戦闘機も、長距離ミサイルも、特殊作戦も、あらゆる軍事的手段は無意味だ。
その戦費は中国が無尽蔵に供給し、ロシアを支え続けている。
それを止めようとすれば、天に唾することになる。
影響は米国自身に降りかかってくる。
米国は、今、自問しているのだ。
ウクライナ停戦に、それだけの価値があるのか。
「戦争の終結は、トランプ大統領にとって主要な優先課題の一つです。彼は何度もそう述べています。」
浮沈子の耳には、違う言葉が響いているんだがな。
「これは我々の戦争ではない。」
(ウクライナ戦争終結が不可能なら、米国は「前へ進む」べき ルビオ国務長官)
https://www.cnn.co.jp/usa/35232016.html
「もしそれが不可能で、立場があまりにかけ離れていて実現の見通しが立たないのであれば、大統領が『終わりだ』と言う段階におそらく来ていると思う」「これは我々の戦争ではない。始めたのは米国ではない。米国は過去3年間ウクライナを支援してきたし、終結を望んでいるが、これは我々の戦争ではない」「トランプ大統領は87日間にわたり、政権の最高レベルで戦争終結へ向けた努力を重ねてきた。今や実現可能かどうかを判断すべき時点に来ている。我々が双方と接触しているのはそのためだ」(ルビオ氏)
この歴史的発言から既に2か月以上経過している(停戦交渉は、当事者間の直接協議に委ねられている:ロシアは、米国の同席を拒否したそうです)。
もちろん、トランプが自身の口で『終わりだ』と言っていないことは事実だろうが、停戦に向けた作業が具体的に米国側で行われている話はない(ケロッグのベラルーシ訪問の話だけかあ?:実現するかどうか未確認)。
「トランプ政権が上院議員に対し、リンジー・グラム議員らが準備した当該制裁パッケージを緩和するように求めているという報道がありましたが、それはどう受け止めるべきでしょうか?」(ウクルインフォルム)
「おそらくトランプ政権は国家安全保障上の猶予を求めているのでしょう。つまり、大統領がこれらの制裁を導入しないことが米国の国益に適うと判断した場合、彼は制裁を解除できるというものです。」(ボルカー氏)
G7ではウクライナ問題の討議(追加制裁を含む)や追加支援の要請を行おうとしたゼレンスキーとの首脳会談をすっぽかし、ヘグセスはウクライナへの軍事支援予算縮小をほのめかし、上記のようにマルコルビオは外交上の対応に匙を投げている。
どこをどう押せば、「ロシアに対して「イラン・シナリオ」を適用する可能性」が出て来るというのか。
ドローン迎撃用近接信管2万発を、中東米軍向けにウクライナから引っぺがしたのが唯一の「イラン・シナリオ」かもしれないな・・・。
😼今日は何の日:AIブログの日:夏至 ― 2025年06月21日 22:54
今日は何の日:AIブログの日:夏至
「夏至について、南半球における扱いも含めて400文字程度のブログ記事を書いてください。」(今日もジェミニにお願いしました。)
「もちろん、南半球の夏至についても触れたブログ記事を作成します。」
「## 夏至:北半球と南半球で異なる顔を持つ日
本日6月21日は夏至。日本では一年で最も昼が長く、夜が短い日として知られています。太陽が最も高く昇り、その恩恵を存分に感じられる一日ですね。この時期、日本では梅雨のさなかではありますが、確実に夏へと向かっているのを感じさせます。
しかし、地球の裏側、南半球に目を向けると、夏至はまったく異なる意味を持ちます。例えばオーストラリアやブラジルなどでは、この日は一年で最も昼が短く、夜が長い「冬至」にあたります。北半球が太陽の恵みを享受する一方で、南半球ではこれから厳しい冬が本格化する時期なのです。
このように、夏至という同じ天文現象でも、地球上の位置によってその意味合いは大きく変わります。私たちが夏至の陽光を浴びる時、地球の反対側では冬の訪れを感じている人々がいる。地球の多様性と、天体の運行が織りなす自然の摂理を感じられる日でもありますね。」
400文字程度という制約から、通り一遍の記事になった。
(夏至)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E8%87%B3
「風習
北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子供が多いという。」
ホントかあ?。
「ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承がある。ポーランドではスラブ民族の祝日、「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えがある。イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、ドルイド教に由来し、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われている。シェイクスピアの夏の夜の夢もこういった恋に狂乱する人々をテーマにしている。」
浮沈子は、フランスのルマンに、この時期に出かけたことがある。
短い欧州の夏の始まりと、自動車レースに集う人々の集まりを肌感覚で体験した。
ポルシェの復帰戦だったけど、アウディに優勝された記憶がある。
詳しく調べていないんだが、この時期の開催というのはやはり夏至の時期ということもあるんだろう。
(ル・マン24時間レース)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9
「スケジュール:
毎年6月に、1年の内で最も昼の長い夏至の頃に開催される。」
若干時期はズレるが、ツールドフランスはこのあと、7月に行われている。
まあ、どうでもいいんですが。
(夏至(6月21日頃 二十四節気))
https://zatsuneta.com/archives/106210.html
「英語では「summer solstice」」
「日本の関西地方などでは、夏バテ防止や稲の根が八方に広く張ることを願ってタコを食べる風習がある。また、日照時間の短いスウェーデンやフィンランドなどの北ヨーロッパでは、太陽の恩恵に感謝してこの日を中心に「夏至祭」が開催される。」
夏至とは関係ないんだが、毎度AIにお願いしてばかりいると、老人性痴ほう症になりやすくなるという記事が出ていた(そういうことかあ?)。
(AIチャットボットを使っている人間は脳活動が大幅に低下することが判明)
https://gigazine.net/news/20250620-ai-impact-brain-activity/
「思考能力を問うテストを人間に解かせて脳波を測定する実験で、テスト中にChatGPTを使ったグループは他のグループより脳活動が低くなることがわかりました。」
「アメリカに住む18歳から39歳までの54人の被験者を3つのグループに分け、読解・思考・ライティングの能力を問う「SATエッセイ」というテストをそれぞれの被験者に解かせました。」
「3つのグループのうち、1つにはChatGPT、もう1つにはGoogle検索を使うよう指示し、残りの1つには何も使用しないよう求めました。」
「3つのグループのうちChatGPT使用者グループが最も低い脳の活性化を示し、神経的、言語的、行動的なレベルで一貫して劣ったパフォーマンスを示したとのこと」
「ChatGPTを使用してエッセイを書いたグループは、独創性のない、極めて類似したエッセイを提出」
「エッセイを評価した2人の英語教師は、それらを「魂のないもの」と表現」
「ツールに頼らなかったグループは、創造的なアイデアを生み出し、記憶領域へ負荷をかけており、言葉の処理に関連する脳領域で最も高い神経接続を示していました。」
まあ、エッセイの出来自体がどうだったかは記述がないけどな。
まあいい。
浮沈子的に注目したのは、もう一つの「グーグル検索を使ったグループ」の評価だ。
「Google検索を使用したグループも同様に高い満足度と活発な脳活動を示しました。これは、AIを適切に使用すれば、学習力を低下させるのではなく向上させる可能性があることを示しています。」
グーグル検索とAIの適切な使用との関係は不明だが、浮沈子の与太ブログの継続的作成が、脳活動に貢献する可能性もあるということなわけだ(そうなのかあ?)。
「数カ月にわたる研究期間中、ChatGPT使用者グループはエッセイを書くごとに怠惰になり、研究終了時にはコピーアンドペーストに頼る傾向が強まりました。3つ目のエッセイを書く頃には、多くの被験者がChatGPTに指示を与えるだけで、ほぼすべての作業をChatGPTに任せていたと報告されています。」
「エッセイを書いて。この文章を推敲して、編集して。それで終わり。という感じでした」(マサチューセッツ工科大学(MIT)のナタリア・コスミーナ氏)
ちょっと、ドキッとするな・・・。
このブログを含めて、最近、コピペが増えている気がする(最近だけかあ?)。
元記事を読んだ感想や、気になった個所を示すために、必要最小限に留めようと思ってるんだが、ボリュームを増やすために不必要なところまでコピペしている気もする(著作権的にも問題だな・・・)。
AIの機能を確認するためや、その使用に慣れるためなどと言いながら、結局、ブログの品質向上の名を借りたAI依存の状況に向かって坂を転がり落ちている自分を感じる。
「読解・思考・ライティング」は、文章作成の基本だ。
AIによるブログ作成への依存に陥らないよう、脳活動の維持増進に努めよう・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
今日は、新機軸として、ジェミニの要約機能を試してみた。
上記のブログ記事をテキストファイルにして読み込ませる。
「このテキストファイルの内容を要約してください。」
で、出てきたのがこれだ!。
「提供されたテキストは、夏至に関するブログ記事と、AIチャットボットの使用が脳活動に与える影響についての記事、主にChatGPTの使用に関する考察をまとめたものです。
**夏至について**:
* [cite_start]6月21日の夏至は、日本では昼が最も長く夜が短い日である一方、南半球では冬至にあたり、昼が最も短く夜が長い日であると説明されています[cite: 1]。
* [cite_start]夏至の風習として、北半球では性欲を刺激する日とされ、スウェーデンでは夏至祭から9ヶ月後に生まれる子供が多いという話や、ギリシャ北部やポーランドでの恋愛に関する言い伝え、イギリスのストーンヘンジでの夏至祭が紹介されています[cite: 1]。
* [cite_start]ル・マン24時間レースが毎年6月の夏至の頃に開催されること、ツールドフランスが7月に行われることにも触れられています[cite: 1]。
* [cite_start]英語では夏至を「summer solstice」と呼び、日本の関西地方では夏バテ防止のためにタコを食べる風習があること、北ヨーロッパでは夏至祭が開催されることが述べられています[cite: 1]。
**AIチャットボットと脳活動について**:
* [cite_start]AIチャットボット(ChatGPT)の使用が人間の脳活動を大幅に低下させることが判明したという記事が引用されています[cite: 1]。
* [cite_start]アメリカで行われたSATエッセイのテストで、ChatGPTを使ったグループは、Google検索を使ったグループや何も使わないグループと比較して、最も低い脳活動を示し、独創性のない類似したエッセイを提出したと報告されています[cite: 1]。
* [cite_start]エッセイを評価した教師は、ChatGPTで書かれたエッセイを「魂のないもの」と表現したと記載されています[cite: 1]。
* [cite_start]Google検索を使用したグループは、高い満足度と活発な脳活動を示し、AIを適切に使用すれば学習能力が向上する可能性が示唆されています[cite: 1]。
* [cite_start]ChatGPT使用者グループは、研究期間中にエッセイを書くごとに怠惰になり、コピーアンドペーストに頼る傾向が強まったと述べられています[cite: 1]。
* [cite_start]筆者は、AIによるブログ作成への依存に陥らないよう、脳活動の維持増進に努めることの重要性を強調しています[cite: 1]。」
うーん、まんまや・・・。
元記事が2900文字程度で、要約が1100文字程度だから、まあ一応コンパクトにはなっている。
夏至について、冒頭でAIに依頼してブログ記事を作成していることと、後半でAIによる文章作成の弊害を取り上げた記事との関係がうまく説明されていない(浮沈子の問題かもな)。
その並立的入れ子構造こそが、今日のブログの真骨頂なんだが、そこんとこはAIには理解し辛いのかもしれない。
また、冒頭のジェミニ作成のブログ記事が、「AIによるもの」との認識にも欠けている。
浮沈子が、それに頼りっぱなしにならないように、グーグル検索で探してきたネタを入れたり、自分自身の個人的経験を挿入したりして苦労していることが、後半の記事との関連で、もう少しクローズアップされても良かった気もする。
要約機能だからな。
分析じゃない。
今日はここまで。
北半球に棲息する浮沈子。
今夜は、1年間で最も夜が短い。
ちゃんと睡眠取らないと、明日の脳活動に支障が出るかもしれない(それでなくても・・・)。
(たった一晩の睡眠不足が脳の食事に対する認識を変えて食べ過ぎにつながる)
https://gigazine.net/news/20250618-sleep-loss-change-brain-sees-food/
「ほんの一晩なら寝不足でも大丈夫だろうと思いがちですが、実はたった一晩の睡眠不足が脳の食事に対する認識を変え、食べ過ぎや肥満につながる可能性があるとのこと。」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
さっさと寝ちまおっ・・・。
「夏至について、南半球における扱いも含めて400文字程度のブログ記事を書いてください。」(今日もジェミニにお願いしました。)
「もちろん、南半球の夏至についても触れたブログ記事を作成します。」
「## 夏至:北半球と南半球で異なる顔を持つ日
本日6月21日は夏至。日本では一年で最も昼が長く、夜が短い日として知られています。太陽が最も高く昇り、その恩恵を存分に感じられる一日ですね。この時期、日本では梅雨のさなかではありますが、確実に夏へと向かっているのを感じさせます。
しかし、地球の裏側、南半球に目を向けると、夏至はまったく異なる意味を持ちます。例えばオーストラリアやブラジルなどでは、この日は一年で最も昼が短く、夜が長い「冬至」にあたります。北半球が太陽の恵みを享受する一方で、南半球ではこれから厳しい冬が本格化する時期なのです。
このように、夏至という同じ天文現象でも、地球上の位置によってその意味合いは大きく変わります。私たちが夏至の陽光を浴びる時、地球の反対側では冬の訪れを感じている人々がいる。地球の多様性と、天体の運行が織りなす自然の摂理を感じられる日でもありますね。」
400文字程度という制約から、通り一遍の記事になった。
(夏至)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E8%87%B3
「風習
北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子供が多いという。」
ホントかあ?。
「ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承がある。ポーランドではスラブ民族の祝日、「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えがある。イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、ドルイド教に由来し、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われている。シェイクスピアの夏の夜の夢もこういった恋に狂乱する人々をテーマにしている。」
浮沈子は、フランスのルマンに、この時期に出かけたことがある。
短い欧州の夏の始まりと、自動車レースに集う人々の集まりを肌感覚で体験した。
ポルシェの復帰戦だったけど、アウディに優勝された記憶がある。
詳しく調べていないんだが、この時期の開催というのはやはり夏至の時期ということもあるんだろう。
(ル・マン24時間レース)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9
「スケジュール:
毎年6月に、1年の内で最も昼の長い夏至の頃に開催される。」
若干時期はズレるが、ツールドフランスはこのあと、7月に行われている。
まあ、どうでもいいんですが。
(夏至(6月21日頃 二十四節気))
https://zatsuneta.com/archives/106210.html
「英語では「summer solstice」」
「日本の関西地方などでは、夏バテ防止や稲の根が八方に広く張ることを願ってタコを食べる風習がある。また、日照時間の短いスウェーデンやフィンランドなどの北ヨーロッパでは、太陽の恩恵に感謝してこの日を中心に「夏至祭」が開催される。」
夏至とは関係ないんだが、毎度AIにお願いしてばかりいると、老人性痴ほう症になりやすくなるという記事が出ていた(そういうことかあ?)。
(AIチャットボットを使っている人間は脳活動が大幅に低下することが判明)
https://gigazine.net/news/20250620-ai-impact-brain-activity/
「思考能力を問うテストを人間に解かせて脳波を測定する実験で、テスト中にChatGPTを使ったグループは他のグループより脳活動が低くなることがわかりました。」
「アメリカに住む18歳から39歳までの54人の被験者を3つのグループに分け、読解・思考・ライティングの能力を問う「SATエッセイ」というテストをそれぞれの被験者に解かせました。」
「3つのグループのうち、1つにはChatGPT、もう1つにはGoogle検索を使うよう指示し、残りの1つには何も使用しないよう求めました。」
「3つのグループのうちChatGPT使用者グループが最も低い脳の活性化を示し、神経的、言語的、行動的なレベルで一貫して劣ったパフォーマンスを示したとのこと」
「ChatGPTを使用してエッセイを書いたグループは、独創性のない、極めて類似したエッセイを提出」
「エッセイを評価した2人の英語教師は、それらを「魂のないもの」と表現」
「ツールに頼らなかったグループは、創造的なアイデアを生み出し、記憶領域へ負荷をかけており、言葉の処理に関連する脳領域で最も高い神経接続を示していました。」
まあ、エッセイの出来自体がどうだったかは記述がないけどな。
まあいい。
浮沈子的に注目したのは、もう一つの「グーグル検索を使ったグループ」の評価だ。
「Google検索を使用したグループも同様に高い満足度と活発な脳活動を示しました。これは、AIを適切に使用すれば、学習力を低下させるのではなく向上させる可能性があることを示しています。」
グーグル検索とAIの適切な使用との関係は不明だが、浮沈子の与太ブログの継続的作成が、脳活動に貢献する可能性もあるということなわけだ(そうなのかあ?)。
「数カ月にわたる研究期間中、ChatGPT使用者グループはエッセイを書くごとに怠惰になり、研究終了時にはコピーアンドペーストに頼る傾向が強まりました。3つ目のエッセイを書く頃には、多くの被験者がChatGPTに指示を与えるだけで、ほぼすべての作業をChatGPTに任せていたと報告されています。」
「エッセイを書いて。この文章を推敲して、編集して。それで終わり。という感じでした」(マサチューセッツ工科大学(MIT)のナタリア・コスミーナ氏)
ちょっと、ドキッとするな・・・。
このブログを含めて、最近、コピペが増えている気がする(最近だけかあ?)。
元記事を読んだ感想や、気になった個所を示すために、必要最小限に留めようと思ってるんだが、ボリュームを増やすために不必要なところまでコピペしている気もする(著作権的にも問題だな・・・)。
AIの機能を確認するためや、その使用に慣れるためなどと言いながら、結局、ブログの品質向上の名を借りたAI依存の状況に向かって坂を転がり落ちている自分を感じる。
「読解・思考・ライティング」は、文章作成の基本だ。
AIによるブログ作成への依存に陥らないよう、脳活動の維持増進に努めよう・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
今日は、新機軸として、ジェミニの要約機能を試してみた。
上記のブログ記事をテキストファイルにして読み込ませる。
「このテキストファイルの内容を要約してください。」
で、出てきたのがこれだ!。
「提供されたテキストは、夏至に関するブログ記事と、AIチャットボットの使用が脳活動に与える影響についての記事、主にChatGPTの使用に関する考察をまとめたものです。
**夏至について**:
* [cite_start]6月21日の夏至は、日本では昼が最も長く夜が短い日である一方、南半球では冬至にあたり、昼が最も短く夜が長い日であると説明されています[cite: 1]。
* [cite_start]夏至の風習として、北半球では性欲を刺激する日とされ、スウェーデンでは夏至祭から9ヶ月後に生まれる子供が多いという話や、ギリシャ北部やポーランドでの恋愛に関する言い伝え、イギリスのストーンヘンジでの夏至祭が紹介されています[cite: 1]。
* [cite_start]ル・マン24時間レースが毎年6月の夏至の頃に開催されること、ツールドフランスが7月に行われることにも触れられています[cite: 1]。
* [cite_start]英語では夏至を「summer solstice」と呼び、日本の関西地方では夏バテ防止のためにタコを食べる風習があること、北ヨーロッパでは夏至祭が開催されることが述べられています[cite: 1]。
**AIチャットボットと脳活動について**:
* [cite_start]AIチャットボット(ChatGPT)の使用が人間の脳活動を大幅に低下させることが判明したという記事が引用されています[cite: 1]。
* [cite_start]アメリカで行われたSATエッセイのテストで、ChatGPTを使ったグループは、Google検索を使ったグループや何も使わないグループと比較して、最も低い脳活動を示し、独創性のない類似したエッセイを提出したと報告されています[cite: 1]。
* [cite_start]エッセイを評価した教師は、ChatGPTで書かれたエッセイを「魂のないもの」と表現したと記載されています[cite: 1]。
* [cite_start]Google検索を使用したグループは、高い満足度と活発な脳活動を示し、AIを適切に使用すれば学習能力が向上する可能性が示唆されています[cite: 1]。
* [cite_start]ChatGPT使用者グループは、研究期間中にエッセイを書くごとに怠惰になり、コピーアンドペーストに頼る傾向が強まったと述べられています[cite: 1]。
* [cite_start]筆者は、AIによるブログ作成への依存に陥らないよう、脳活動の維持増進に努めることの重要性を強調しています[cite: 1]。」
うーん、まんまや・・・。
元記事が2900文字程度で、要約が1100文字程度だから、まあ一応コンパクトにはなっている。
夏至について、冒頭でAIに依頼してブログ記事を作成していることと、後半でAIによる文章作成の弊害を取り上げた記事との関係がうまく説明されていない(浮沈子の問題かもな)。
その並立的入れ子構造こそが、今日のブログの真骨頂なんだが、そこんとこはAIには理解し辛いのかもしれない。
また、冒頭のジェミニ作成のブログ記事が、「AIによるもの」との認識にも欠けている。
浮沈子が、それに頼りっぱなしにならないように、グーグル検索で探してきたネタを入れたり、自分自身の個人的経験を挿入したりして苦労していることが、後半の記事との関連で、もう少しクローズアップされても良かった気もする。
要約機能だからな。
分析じゃない。
今日はここまで。
北半球に棲息する浮沈子。
今夜は、1年間で最も夜が短い。
ちゃんと睡眠取らないと、明日の脳活動に支障が出るかもしれない(それでなくても・・・)。
(たった一晩の睡眠不足が脳の食事に対する認識を変えて食べ過ぎにつながる)
https://gigazine.net/news/20250618-sleep-loss-change-brain-sees-food/
「ほんの一晩なら寝不足でも大丈夫だろうと思いがちですが、実はたった一晩の睡眠不足が脳の食事に対する認識を変え、食べ過ぎや肥満につながる可能性があるとのこと。」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
さっさと寝ちまおっ・・・。
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