眼底検査2012年02月10日 00:40

眼底検査
眼底検査


1年に1度は受けなさい、と言われているのに、何年も受けていない。急激な視力の低下もなく、飛蚊症にもなっていないので、自覚症状はないのだが、このところヘモグロビンA1cが高い。

今週は、病院づいているので、良い機会だと思い、ほぼ4年ぶりの眼科受診。

眼底検査だけでいいのに、視力検査や矯正視力検査(メガネでの視力検査)、眼圧その他一式を行い、眼底検査も眼底カメラ、細隙灯顕微鏡検査、さらにハンディタイプのルーペでのぞき込まれ、これでもかというほど徹底的に調べられる。

看護師さんやお医者さんが「出血の跡かしら・・・」とか言うのを聞いて、ドキドキする。大丈夫なのか?。

結果は、「歳の割には綺麗な血管」と褒められるが、血糖値が高いので体重を落とすようにと指導を受ける。

通常は1年ごとの検査で良いのだが、半年後に受診するようにと申し渡されて、無事検査を終えることができた。

やれやれ、散瞳薬のせいでやたらに眩しく、気分も晴れやかだった。あの独り言は何だったのだろうか?。お会計は2790円。安心料だと思えば、安いものだ。

糖尿病は、長く付き合う病気なので、日頃の心がけが大切である。バランスの取れた食事、腹八分、適度な運動の継続、十分な良い睡眠、身体の清潔保持、定期的な採血検査による病態の管理が欠かせない。生活習慣病の典型だなあ。

この他にも、睡眠時無呼吸症候群、労作性狭心症、高血圧、副鼻腔炎、最近は高脂血症など、成人病のデパート状態である。

昨日は、この間付けた前歯がインプラントから取れて、もうちょっとで8万4千円を飲み込むところだったし・・・。

毎日がスリルとサスペンスに富んでいるのだが、病気のせいでというのはいただけない。健康第一、無病息災でいきたいものだ。

物騒な話2012年02月10日 21:58

物騒な話


フェイスブックの「友達」からはずされたことが原因で、殺人事件が起っている。

(フェイスブックから「友達」外しで父親がカップル銃で殺害)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/10/kiji/K20120210002608920.html

相変わらず、ハデな話だ。

コメントの余地もない。

しかし、注目すべきは、ネットの世界と現実の世界が一体となって区別がつかなくなっているということだ。それだけではなく、ネットの世界での不満のはけ口が現実の世界になっている。

本末転倒というか、何というか。

人との繋がりが、希薄な時代に、逆にネットで繋がりたがる。人は所詮孤独なのだが、その現実に耐えられない。で、ネットで繋がる。

まあ、健全な発想ですな。

昔から手紙による仮想的なコミュニケーションは、高貴な文化として尊ばれた。口角泡を飛ばす面対のコミュニケーションよりも、上品でリッチなのだ。相手が見えないからこそ見えてくるものがある。ホンネとか、下心とか、手抜きとか(しょっちゅうですが)。

それを楽しむのが粋なのだ。その仮想の世界は、現実と繋がっているようで実はそうではない。あくまでも空想の世界であり、虚構であり、嘘も騙しもペテンも張ったりもある。それを承知で楽しむ。

その無言のルールを土足で踏みにじるとどうなるか。

現実との境界が破れ、鉄砲玉が飛んでくるのだ。

おお、こわっ!。

明日、7インチアンドロイドを現実のお店に取りに行く。ネットで見つけて、実際に足を運び、店の雰囲気や客あしらい、客層や人気を見て、敢えて割高な買い物をする。

リアルな世界の贅沢さ、顔を合わせてコミュニケーションする豊かさ、物理的な空間を共有する心地よさ、人間同士の腹割った話し合いから生まれる安心感・・・。

そういったものにはコストがかかる。

世界で最も安っぽいアンドロイドタブレットを買うにも、リアルな感覚にこだわる(単に不安なだけじゃん、赤札天国なら9千円だったのに)。

(パラディンの安売り)
http://akafudatengoku.com/products/detail.php?product_id=2547

まあ、いい。

店が気に入れば、またそこで買いたくなる。昔、そうやって通ったパソコンショップがあったなあ。他店に比べてずいぶん安かった。ウインドウズ3.1の日本語版が出る前だった。

そして、サリン事件が起こり、その店の前で宗教団体の幹部が刺殺された。

あれは仮想ではない、現実だったのだが、妙な隔絶感があった。1995年、17年も前になるのか。その遠くなってしまった日々に思いを馳せる。そのころと変わっていないのは、秋葉原の賑わいであり、相変わらずのパソコン人気であり、オタクの文化だ。

変わってしまったのは、いくつかの店がなくなり、新しい店ができ、建物が建ち、刺殺事件が起き、萌え文化が起こり、AKB48が流行り、そこへ通う自分が歳を取ったことだ。

今日は、なぜか物騒な話を書いた。