世界を変えたいか? ― 2013年01月15日 17:53
世界を変えたいか?
数々の栄光と挫折の神話に彩られた、この会社の歴史には、世界のパーソナルコンピューターの光と影を見て取ることが出来る。
(アップル インコーポレイテッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB_%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89
浮沈子が生まれて初めてインターネットへの接続を行い、ホームページをアップロードし、メールアドレスを取得し、無機質でない温かみを感じたパソコンは、LC520というアップルのデスクトップであった。
(Macintosh LC520)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/bellwood/mac_lc520.htm
当時、弁護士、医者、大学教授など、金に不自由はないが、パソコンのスキルに不自由な連中は、こぞってアップル(マッキントッシュ:リンゴの品種名(旭)だそうだ)を使っていた。
彼らは、次々と新しい機種に買い替えた。マックユーザーの後を辿るのは簡単だ、中古のマックが落ちているから、と言われたほどだ。
アップルの歴史を語るとき、スティーブ・ジョブズの名を挙げないわけにはいかない。なかでも、初代マッキントッシュの登場に果たした役割は大きい。
「海軍に入るより、海賊であれ」、「もし君が大工で美しいタンスを作っていたら、人の見えない部分に合板を貼り合わせてごまかすようなまねはしないはずだ。」などの発言は、彼のカリスマ性や極端な美的センスを伺わせる。
復帰後のアイフォーン、アイパッドについては、記憶に新しい。瀕死のアップルを世界一の企業にしたのは、ジョブズの功績が大きかったといえよう。
そして、彼亡き後、アップルは再び低迷期に入ろうとしている。
(Apple、iPhone 5の需要減速を受けて部品サプライヤへの発注数削減か?)
http://iwire.jp/news/2013/01/15/003/
ティム・クックはじめ、アップルの経営者の誰一人として、実際にその製品を手にとって使い倒し、その経験を元に開発を指揮することはない。明確なビジョンを持ち、それを「そのまま」形にすることを、会社の存続を賭けて強行することはない。株主に一切配当をせず、利益の全てを製品の開発に投入することもない。
ジョブズは、「ものづくり」に特化した存在だった。
(「スティーブ・ジョブズの魂」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/03/02/6355893
彼が残した遺産を食いつないで、アップルがいつまで存続できるかは定かではない。
「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかんでみる気はないのか?」(Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to change the world?)
ジョン・スカリーのヘッドハンティングをした時の名セリフだが、「世界を変えたいと思わないか?」と言われては、男の子(女の子でもいいですが)なら誰でも「Yes」というでしょう?。
そう、ジョブズはアップルの製品で、世界を変えたかったのだ。だから、アップルの存在自体は、そのための手段に過ぎなかった。その製品が消費者の支持を受けて、会社の業績が発展することはあっても、会社の成長は目的ではなかった。
世界を変える製品を作る、そのための道具としての会社である。そこに不可欠なのは、世界を変えたいという強い熱意と、そのための製品に対する明確な、妥協のないビジョン(構想)、それを実現するためには、取締役会を解散させたり、場合によっては、自身が放り出されたりするような熾烈な組織内対立をも厭わない強力な意志である。
次代のジョブズは、まだ登場していない。
登場するかどうかも分からない。
サイドマウントのインスピレーションを模索するなかで、何かを作り出すことによって世界を変えようとしたジョブズの魂を、かすかに、ほんの少しだけ感じたように思う。
読んだことはないが、伝記によればエキセントリックな性格であったといわれている。そうでなければ、ゼロからネクストを作り上げ、今日、アイフォーンやアイパッドなど多くのデバイスの上で稼動させている状況を実現することはできなかっただろう。
世界を、変えたい!。
その悲壮なまでに強烈な意識が、20世紀終盤からのアップル再建の原動力になった。
世界は、変わったのか?。
Yes,but Not enough!
今度は、誰が世界を変えていくのだろうか。
数々の栄光と挫折の神話に彩られた、この会社の歴史には、世界のパーソナルコンピューターの光と影を見て取ることが出来る。
(アップル インコーポレイテッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB_%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89
浮沈子が生まれて初めてインターネットへの接続を行い、ホームページをアップロードし、メールアドレスを取得し、無機質でない温かみを感じたパソコンは、LC520というアップルのデスクトップであった。
(Macintosh LC520)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/bellwood/mac_lc520.htm
当時、弁護士、医者、大学教授など、金に不自由はないが、パソコンのスキルに不自由な連中は、こぞってアップル(マッキントッシュ:リンゴの品種名(旭)だそうだ)を使っていた。
彼らは、次々と新しい機種に買い替えた。マックユーザーの後を辿るのは簡単だ、中古のマックが落ちているから、と言われたほどだ。
アップルの歴史を語るとき、スティーブ・ジョブズの名を挙げないわけにはいかない。なかでも、初代マッキントッシュの登場に果たした役割は大きい。
「海軍に入るより、海賊であれ」、「もし君が大工で美しいタンスを作っていたら、人の見えない部分に合板を貼り合わせてごまかすようなまねはしないはずだ。」などの発言は、彼のカリスマ性や極端な美的センスを伺わせる。
復帰後のアイフォーン、アイパッドについては、記憶に新しい。瀕死のアップルを世界一の企業にしたのは、ジョブズの功績が大きかったといえよう。
そして、彼亡き後、アップルは再び低迷期に入ろうとしている。
(Apple、iPhone 5の需要減速を受けて部品サプライヤへの発注数削減か?)
http://iwire.jp/news/2013/01/15/003/
ティム・クックはじめ、アップルの経営者の誰一人として、実際にその製品を手にとって使い倒し、その経験を元に開発を指揮することはない。明確なビジョンを持ち、それを「そのまま」形にすることを、会社の存続を賭けて強行することはない。株主に一切配当をせず、利益の全てを製品の開発に投入することもない。
ジョブズは、「ものづくり」に特化した存在だった。
(「スティーブ・ジョブズの魂」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/03/02/6355893
彼が残した遺産を食いつないで、アップルがいつまで存続できるかは定かではない。
「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかんでみる気はないのか?」(Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to change the world?)
ジョン・スカリーのヘッドハンティングをした時の名セリフだが、「世界を変えたいと思わないか?」と言われては、男の子(女の子でもいいですが)なら誰でも「Yes」というでしょう?。
そう、ジョブズはアップルの製品で、世界を変えたかったのだ。だから、アップルの存在自体は、そのための手段に過ぎなかった。その製品が消費者の支持を受けて、会社の業績が発展することはあっても、会社の成長は目的ではなかった。
世界を変える製品を作る、そのための道具としての会社である。そこに不可欠なのは、世界を変えたいという強い熱意と、そのための製品に対する明確な、妥協のないビジョン(構想)、それを実現するためには、取締役会を解散させたり、場合によっては、自身が放り出されたりするような熾烈な組織内対立をも厭わない強力な意志である。
次代のジョブズは、まだ登場していない。
登場するかどうかも分からない。
サイドマウントのインスピレーションを模索するなかで、何かを作り出すことによって世界を変えようとしたジョブズの魂を、かすかに、ほんの少しだけ感じたように思う。
読んだことはないが、伝記によればエキセントリックな性格であったといわれている。そうでなければ、ゼロからネクストを作り上げ、今日、アイフォーンやアイパッドなど多くのデバイスの上で稼動させている状況を実現することはできなかっただろう。
世界を、変えたい!。
その悲壮なまでに強烈な意識が、20世紀終盤からのアップル再建の原動力になった。
世界は、変わったのか?。
Yes,but Not enough!
今度は、誰が世界を変えていくのだろうか。

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