有人小惑星探査 ― 2014年06月19日 21:47
有人小惑星探査
浮沈子の記憶が確かならば、小惑星というのは火星と木星との間にあるはずだ。
火星に行くのが2030年代だというのに、2025年に小惑星の有人探査を行うという記事があった。
(NASA:次世代宇宙船「オリオン」…12月に試験飛行)
http://mainichi.jp/select/news/20140619k0000e030165000c.html
「25年ごろには小惑星への有人探査を構想している。」
ホントかよ!?。
でもって、いろいろ調べると、どうやら地球近傍の小惑星の探査らしい。
(小惑星:探査の歴史)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F#.E6.8E.A2.E6.9F.BB.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2
「2010年4月にオバマ大統領の発表した新宇宙政策によれば、月以降の有人探査の対象として地球近傍小惑星が有力な候補と見られている。」
(米国の宇宙政策の概要)
http://www8.cao.go.jp/space/comittee/tyousa-dai2/siryou1.pdf
「3.1 NASAの予算(1):
FY2014 NASA予算要求のハイライト:
u2025年までの小惑星への有人飛行を視野に、小惑星の捕獲ミッションのための技術開発を進めるため、1.05億ドルを計上。」
捕獲かよ!。
はやぶさのように小惑星行って、ゴミ取ってくるのとはスケールが違うな。
小惑星を、丸ごといただいて来るらしい。
(小惑星捕獲・有人探査ミッション、NASAが新資料公開)
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/08/23asteroid/index-j.shtml
「無人機で小惑星を月周辺まで誘導し、宇宙飛行士がそこに赴いて直接探査するというものだ。」
(Asteroid Redirect Mission Concept Animation:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=jXvsi7DRyPI
なんだ、有人で行くのは、月周回軌道までじゃん!。
まあいい。
その方が安全だし。
いっそのこと、地球周回軌道まで持ってくるというのはないんだろうか?。
隕石になって地上に落下するリスクがあるというのと、小惑星探査といいながら、地球周回軌道じゃあカッコがつかないというのはある。
しかし、写真撮ったり、サンプルを回収したりするなら無人でも十分だし、月周回軌道まで有人で行く意味がよくわからない。
無人探査で十分じゃね?。
もう少し詳しい記事もある。
(NASA、小惑星捕獲計画を発表)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130412002
「初期太陽系に関する理解を大幅に深める」
「オバマ大統領が2030年代の実現を目指す火星への有人飛行をアメリカの宇宙探査の長期目標とするなら、ミッション実現の準備段階として達成可能な計画を設定する必要がある。」
「NASAが開発中の宇宙船「オリオン」や次世代大型ロケットシステムSLS(Space Launch System)の使い道もできる。」
「小惑星衝突の問題が最近ますます緊急性を帯びてきているという事情もある。」
しかし、何といってもこの計画の真の理由は、これだろう。
「小惑星に存在すると考えられている希少で価値のある金属を採鉱する計画を複数の企業が提案しており、近くに採鉱可能な場所ができれば、開発に急速にはずみがつく可能性がある。」
やはり、地球周回軌道に持ってくるのが正しい。
火星なんて、途方もないことに金を使うなら、小惑星を切り刻んで、有効に活用する方が、余程人類のためになる。
(小惑星で採鉱ビジネス? 米ベンチャー)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130124001
「700~800個の地球近傍小惑星は、到達や着陸が月よりも簡単だ」
そうであるなら、わざわざ遠い月まで持って行くことはないのだ。
オリオンやSLSの使い道は、どっか他を当たってもらうとして、地球周回軌道に持ってきて弄るのが正しい。
(宇宙資源競争)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/15/6777514
米国のベンチャーだけが利益を独占するというのはいかがなものか。
月周回軌道や、月のL2に捕獲惑星を置くというのは、意外とこの辺りに真の理由があるのかもしれない。
つまり、そう簡単には取りにいけないところに置いて、自国の権益を守ろうというわけだな。
宇宙も世知辛くなったもんだ。
浮沈子の記憶が確かならば、小惑星というのは火星と木星との間にあるはずだ。
火星に行くのが2030年代だというのに、2025年に小惑星の有人探査を行うという記事があった。
(NASA:次世代宇宙船「オリオン」…12月に試験飛行)
http://mainichi.jp/select/news/20140619k0000e030165000c.html
「25年ごろには小惑星への有人探査を構想している。」
ホントかよ!?。
でもって、いろいろ調べると、どうやら地球近傍の小惑星の探査らしい。
(小惑星:探査の歴史)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F#.E6.8E.A2.E6.9F.BB.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2
「2010年4月にオバマ大統領の発表した新宇宙政策によれば、月以降の有人探査の対象として地球近傍小惑星が有力な候補と見られている。」
(米国の宇宙政策の概要)
http://www8.cao.go.jp/space/comittee/tyousa-dai2/siryou1.pdf
「3.1 NASAの予算(1):
FY2014 NASA予算要求のハイライト:
u2025年までの小惑星への有人飛行を視野に、小惑星の捕獲ミッションのための技術開発を進めるため、1.05億ドルを計上。」
捕獲かよ!。
はやぶさのように小惑星行って、ゴミ取ってくるのとはスケールが違うな。
小惑星を、丸ごといただいて来るらしい。
(小惑星捕獲・有人探査ミッション、NASAが新資料公開)
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/08/23asteroid/index-j.shtml
「無人機で小惑星を月周辺まで誘導し、宇宙飛行士がそこに赴いて直接探査するというものだ。」
(Asteroid Redirect Mission Concept Animation:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=jXvsi7DRyPI
なんだ、有人で行くのは、月周回軌道までじゃん!。
まあいい。
その方が安全だし。
いっそのこと、地球周回軌道まで持ってくるというのはないんだろうか?。
隕石になって地上に落下するリスクがあるというのと、小惑星探査といいながら、地球周回軌道じゃあカッコがつかないというのはある。
しかし、写真撮ったり、サンプルを回収したりするなら無人でも十分だし、月周回軌道まで有人で行く意味がよくわからない。
無人探査で十分じゃね?。
もう少し詳しい記事もある。
(NASA、小惑星捕獲計画を発表)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130412002
「初期太陽系に関する理解を大幅に深める」
「オバマ大統領が2030年代の実現を目指す火星への有人飛行をアメリカの宇宙探査の長期目標とするなら、ミッション実現の準備段階として達成可能な計画を設定する必要がある。」
「NASAが開発中の宇宙船「オリオン」や次世代大型ロケットシステムSLS(Space Launch System)の使い道もできる。」
「小惑星衝突の問題が最近ますます緊急性を帯びてきているという事情もある。」
しかし、何といってもこの計画の真の理由は、これだろう。
「小惑星に存在すると考えられている希少で価値のある金属を採鉱する計画を複数の企業が提案しており、近くに採鉱可能な場所ができれば、開発に急速にはずみがつく可能性がある。」
やはり、地球周回軌道に持ってくるのが正しい。
火星なんて、途方もないことに金を使うなら、小惑星を切り刻んで、有効に活用する方が、余程人類のためになる。
(小惑星で採鉱ビジネス? 米ベンチャー)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130124001
「700~800個の地球近傍小惑星は、到達や着陸が月よりも簡単だ」
そうであるなら、わざわざ遠い月まで持って行くことはないのだ。
オリオンやSLSの使い道は、どっか他を当たってもらうとして、地球周回軌道に持ってきて弄るのが正しい。
(宇宙資源競争)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/15/6777514
米国のベンチャーだけが利益を独占するというのはいかがなものか。
月周回軌道や、月のL2に捕獲惑星を置くというのは、意外とこの辺りに真の理由があるのかもしれない。
つまり、そう簡単には取りにいけないところに置いて、自国の権益を守ろうというわけだな。
宇宙も世知辛くなったもんだ。
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