ホウ素2015年04月02日 08:53

ホウ素
ホウ素


不勉強な浮沈子は、ホウ素が何であるかをよく知らなかった。

(ホウ素:超硬度材料)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A6%E7%B4%A0#.E8.B6.85.E7.A1.AC.E5.BA.A6.E6.9D.90.E6.96.99

「いくつかのホウ素化合物は非常に高硬度であることで知られている。」

「ホウ素の同位体のうち 10B は非常に大きな中性子吸収断面積を持つ。この特性を生かし、原子炉内において中性子の吸収のため制御棒に使用される。」

「鍵の潤滑剤としても使われる。鍵穴にホウ素の粉末をスプレー注入することによって抜き差しや回転の滑りを良くするという用途がある。」

(建築の友 鍵穴専用 パウダースプレー 鍵穴のクスリ 15ml 1799000)
http://www.amazon.co.jp/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%81%AE%E5%8F%8B-%E9%8D%B5%E7%A9%B4%E5%B0%82%E7%94%A8-%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC-%E9%8D%B5%E7%A9%B4%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%AA-1799000/dp/B001Y4ZTJS

「・成分:ボロン(窒化ホウ素)、エタノール7ml、LPG
・用途:鍵穴、戸車、敷居等の潤滑」

まあ、どうでもいいんですが。

たまたま、ボルボのSUVの試乗記を読んでいたら、ボロンスチールというのが出てきたので調べた。

(斬新な設計とスカンジナビアの匂い)
http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20150401-20102406-carview/2/

「熱間成形スチールやボロンスチールの多用により、そのボディは高剛性と軽量化を両立する。XC90で言えば、車両重量は先代より実に125kgも軽い。」

(超高張力鋼板を多用しすぎで心配になるボルボ新型XC90のスチールフレーム)
http://blog.livedoor.jp/yamamotosinya/archives/52371964.html

「Seven per cent of the safety cage in the original XC90 was made of hot-formed boron steel.」

(高張力鋼板(ハイテン)とは)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060831/120676/

「引張り強さ980MPa以上のものは通常「超高張力鋼板」と呼ばれる。」

「新型「パサート」,熱間プレスの超高張力鋼板を16%使用」

ボルボは、画像の通り、惜しげもなくウルトラハイテンを使っている(真っ赤ですな)。

硬けりゃいいってもんでもないんだろうが、安全がタイヤ履いて走ってるボルボとしては、このくらいは当然なんだろう。

スモールオフセット衝突の動画では、フロントガラスのヒビも軽度である。

この手の動画は、このページでしこたま観ることが出来る。

(IIHS)
https://www.youtube.com/channel/UCQ7rCjQe2LSyl9uT7A9Zr4g

まあ、余り観過ぎるのは、精神衛生上良くないと思われるので、ご注意を(浮沈子は、気分が悪くなりました)。

(米国道路安全保険協会)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E9%81%93%E8%B7%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E4%BF%9D%E9%99%BA%E5%8D%94%E4%BC%9A

「米国保険業界が設立した非営利団体で、自動車アセスメントとして自動車の衝突事故における人、車両、道路環境の3要素すべてを視野に入れた事故防止策、および事故発生前、事故発生時、事故発生後のそれぞれの損傷の軽減に焦点を置いた調査研究を行っている。」

「テスト結果は4段階で表され、Good(優)、Acceptable(良)、Marginal(可)、Poor(不可)である。 また、同型車でも試験年次(車両の年式)によって結果が異なる場合がある事に注意が必要。」

ウルトラハイテンの採用が、どの程度安全性に効果があるかは分からない。

基本的には、軽量化を図るというのが目的になるんだろう。

様々なアイテムを積んで、乗員を保護したり楽しませたりしなければならない車としては、省エネの点でも軽量化は避けて通れない。

アルミよりも性能重量比が高いといわれるが、加工性の問題から従来は限られた部分にしか採用されなかった。

コスト的にも高くなるので、高級車でしか使われないのかもしれないが、今後も採用が増えていくだろう。

ちょっと注目だな・・・。

器材脱着2015年04月02日 21:12

器材脱着


AI(アシスタントインストラクター)講習を再開する。

正確には、スキルチェックを受けるための自主練習である。

ほぼ1か月ぶりにタンクのエアを吸う。

乾燥した空気に喉をやられる。

ああ、CCRで潜りたい・・・。

で、なるべく吸わずに出来るスキルをやることにして、今日は水面での器材脱着をメインに、気分転換に水中での器材脱着、流れでレギュレーターとスノーケルの交換、水面での適正ウエイトのチェック、ファイブポイント潜行、ファイブポイント浮上などを行う。

大井町のプールをプライベートで使えるという、願ってもない環境である。

2時間弱で切り上げる。

水中は、SMS75でも問題なく脱着できるが、水面ではジタバタする。

器材の上に尻を乗せたときに安定しないのだ。

対策は、背中で寝そべってしまうというもの。

だが、クロッチベルトを探すのが大変だ。

どうしても、バックルを締めるまでは、尻で乗っかっていなければならない。

BCへの給気をパンパンにした方が安定するような気もするが、適度に抜いた方がいいような気もする。

ここが工夫のしどころだな。

普通のBCでやればいいんだが、ここは拘りたいところだ。

さて、来週の土曜には、スキルチェックがある。

5点満点を取らないと、合格させてもらえないようだ。

他のスキルは大丈夫なんだろうか?。

まあいい。

AIは、スノーケルのスキルはない。

あれさえなければ、浮沈子だって何とかなりそうな気がする。

鬼門は、やはり水面での器材脱着である。

何度でも、繰り返して練習しておこう。

久々の水中だが、プールといえども気分転換になるな。

夜風の中の走り2015年04月03日 01:11

夜風の中の走り


83タルガに少し乗る。

ガソリンを入れ、エンジンの調子を見てやろうという口実で、第三京浜のショートコース(都筑で折り返し)を走る。

相変わらず、左にとられる癖は抜けない。

それさえ気にしなければ、エンジンの吸気音といい、滑らかな回転フィールといい、とても32年前の車とは思えない。

まあ、サスペンションは、ぴょこぴょこしてるんですが。

ダンパーの替え時なんだろうなあ。

今日は、少し夜風が冷たいような気がして、屋根は閉めたまま。

流して走っていると、どこまでも行ってしまいたくなる。

明日も、AIの自主練習があるので、無理せずに切り上げる。

料金所を出たところで、4000まで回してみる。

うーん、このくらいじゃあ、ちょっと判らんなあ・・・。

しっかりと回る感じはするが、パンチがねえ・・・。

まあいい。

ボディの揺すられ感というか、そのあたりも気になる。

この車についていえば、明らかにエンジンが勝っている。

タルガの宿命だから仕方ないが、補強でどう変わるかが見ものだな。

それと、フロントの軽量化(相殺?)で、またフィーリングが変わるかもしれない。

屋根を取っ払っている時が、一番いいことだけは確かだ(軽量化?)。

軋み音もないし、重心も下がる。

全体のバランスをどう取るか。

気持ち良く走るには、どうしたらいいか。

いろいろ試して楽しめそうだ。

夜風を突いて一走りして、駐車場に帰る。

真っ暗な夜に、真っ黒なタルガ。

買ったばかりのボディカバーを掛ける前に、しばし眺める。

黒いノーズブラが、怪しい・・・。

今まで、こんなもんを付けている空冷ポルシェなんて、1台も見たことはない。

(ポルシェな夜)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/11/04/7037861

「じっくりとハンドリングを味わいたいので、法定速度近辺で流す。
3車線ある中央を走っていると、両側から抜かされる(あれま!)。
ゆっくりと左右に小さくステアしてみると、やはり左に取られるのだが、その割合は、格段に小さくなっている。
かまぼこの影響が殆んどないところでは、ほぼ直進する。
あまり、極端なアライメントをつけると、タイヤの偏磨耗の原因になるし、逆に、右に取られるセッティングになると、追越車線御用達の浮沈子の場合、中央分離帯とキスする破目になりかねない。
このくらいが、ころあいなのかもしれない。
実際、高速で走る限り、意識しなければ忘れてしまう程度だ。
しかし、もう少し、ほんの気持ち、直進安定性が欲しいな。」

1年半ほど前の記事だが、この感じは、今日も同じだ。

正直に、感じたままを書いておいて良かった。

サクラの花びらが、かなり散りだしている。

この週末が、花見の最後のチャンスだろう。

週明けには雨の予報もある。

(夜遊び)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/14/7191858

「楽器の演奏と、クルマの運転は、よく似ている。
正しくチューニングされ、手に馴染んだ楽器を弾く時、紡ぎ出された音たちとの会話を、いつまでも楽しむことが出来る。
スポーツカーの運転というのは、それと似ている。」

記事は03ボクスターのドライブだが、今日の83タルガも似ていた。

(ポルシェバカ2台)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/27/7205291

「今日のようなパターンで、03ボクスターから83タルガの順番で、タイムマシーンのように乗り換えると、ポルシェが何を獲得し、何を失ったかが良く分かる。」

「獲得したものは、秀逸な足周り、生産工程の見直しによる低価格、絶対的なパワー、つまるところ、高い商品性ということになる。」

「失ったものを表現することは、この場合、極めて困難だ。
敢えていえば、味、いや、クセ、個性、アクの強さといった、欠点ではないのだけれど、万人にはお薦めできない、好きな方だけどうぞ、という、まあ、そういったものだ。」

この評価が正しいかどうかは判らないが、浮沈子がそう感じていたことは確かだ。

この2台のポルシェについては、もう少し時間を掛けて乗ってみよう。

FFのBMW2015年04月03日 23:17

FFのBMW


BMWがFR以外のクルマを作るのは初めてではない。

最近だって、ⅰ3とかはRRだし、イセッタとか600だってRRだった。

(BMW・600)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMW%E3%83%BB600

「駆動方式 RR」

ついでに、700もRRである。

ミッドシップも作った。

(BMW・M1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMW%E3%83%BBM1

「駆動方式 MR」

それ以外のエンジンレイアウトは、概ねFRである。

4輪駆動もあるが、FRベースだった。

もちろん、ミニのことを忘れたわけではない。

あれは、れっきとしたBMWのクルマだ。

しかし、きっちりとブランドを分けて、棲み分けした。

218ⅰのようなまねはしない・・・。

(BMW、ブランド初のFF(前輪駆動)モデル「2シリーズ アクティブツアラー」発売)
http://autoc-one.jp/bmw/launch-1918130/

50:50の拘りも、駆け抜ける喜びのカケラもない。

そこにあるのは、すばらしい新世界だ。

スペースユーティリティと、デザインの饗宴。

(【試乗記】『BMW Active Tourer』 BMW史上初のFFモデル、フラットでマイルドな乗り味)
http://jp.autoblog.com/2015/01/13/bmw-active-tourer-bmw-ff/

「車内で自分の写真を撮ってみたが、レフ版効果で肌がうつくしく見えるという効果もあって、ちょっと嬉しくなった。こういう"ちょっとしたこと"の積み重ねが、愛車選びの決定打になるのが女心というもの。」

こいつは、バカかあ?。

(Yuki Imai)
http://jp.autoblog.com/bloggers/yuki-imai/

失礼!、今のは取り消す・・・。

言葉が過ぎた。

浮沈子は、女心のカケラも分からないので、悪しからず。

当然、FFのBMWについても、カケラもわからない!。

116ⅰを乗ったときには、いい出来だと感心したが、218ⅰは、試乗しに行く気にもならない。

(質問ケース2:BMWがFRにこだわる理由)
http://www.style-t.com/093.html

「今は、コストダウンのために流行ったFF車が主流ですが、それでは、なぜBMWはFRにこだわるのでしょう!」

「メルセデスやBMWは、その逆でコストが多少かかろうが理想の車と安全性を考慮した結果FR車を多く作っています。」

「FF車を走る物体として物理的に分析すると、アンバランスな乗り物になります。」

まあ、詳しくは、中身を読んで欲しい。

そこまで拘るBMWも、市場の変化に付いて行くしかなかったのだ。

セダンなんて、誰も買わんよ・・・。

(「アクティブツアラー」BMWブランド初のFFモデルはなぜ生まれた?)
http://woman.mynavi.jp/article/150219-40/

「そこでBMWは、コンパクトなボディであっても広い室内と利便性を確保しやすいFFプラットフォームの採用に踏み切り、初めての“ファミリーカー”を生み出したのだ。同じドイツ勢では、「メルセデス・ベンツ Bクラス」がライバルとなる。」

「そんな「2シリーズ アクティブツアラー」のキャッチフレーズは、「青空。家族。BMW。」。」

うーん、浮沈子は付いていけんな。

今日は、体調が万全というわけではなかったが、大井町のプールで自主練習をやって、プレステージに83タルガで乗り付けて、エアクリーナーのバンドを注文した(切れちゃったので)。

その際に、218ⅰの件を掛田さんから伺った。

一気に体調が崩れた・・・。

BMWが、コンパクトSUV(3気筒だってさ・・・)を出したというから、ふーんと聞き流したら、FFというのでおったまげた。

帰ってきて調べたら、本当だった(別に疑っていたわけではありません)。

この車のことは、実はこの ブログでも随分前に取り上げている。

(BMWの背信)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/09/17/6575717

2012年のパリモーターショーで予告されていた。

1シリーズと目されていたが、2シリーズとして登場したわけだな(2シリーズでも乗用車の方は、FR)。

「実際は、4気筒プラスターボでダウンサイジングして軽量化を進めている。そうすると、このエンジンをFF仕様にして積んでくるのだろうか。」

4気筒どころか、3気筒になったわけだ。

そのうち、2気筒になって、単気筒になって、そんでもって、電気自動車になって内燃機関はおしまいになるわけだ(殆ど、ヤケです!)。

今日は、自主練習に行く前に、500Eのタイヤを交換すべく、J-AUTOに持ち込んだ。

夜になって電話があり、明日、取りに行くことになっている。

お薦めのミシュランか、拘りのピレリか、驚愕のレグノか。

明日のブログで、全ては明かされる。

何か、いいことがないと、身も心も持たないな。

無音の憂鬱2015年04月04日 16:47

無音の憂鬱
無音の憂鬱


今回、500Eに履かせたタイヤは、ブリヂストンのレグノ。

銘柄は、GR-XI。

サイズ等は、225/55R16 95V。

J-AUTOでは、初めに少し高い圧力で空気を入れて、ホイールに馴染んだら規定圧まで下げるんだそうだ。

その間の走行距離は50km。

丁度、第三京浜を保土ヶ谷まで往復する距離なので、午後に
ひとっ走りしてから圧を抜いてもらう。

出たばっかの、ブリヂストンの威信を賭けたプレミアムタイヤを転がす。

舗装がいいところでは、殆ど音が聞こえない。

窓を開けて走っても同じだ。

荒れた舗装では、結構拾うな。

新品なので、一皮剝いてやらないと、本当のところはわからない。

しかし、静かなタイヤというのも悩みの種になるということを発見した。

室内の軋み音やビビリ音が聞こえるのだ。

他の車の音も気になる。

隣の車のタイヤの音がうるさい・・・。

みんなで、レグノ、履いてくれえ!。

まあいい。

室内の音がどこから聞こえてくるのかと見回したら、天井の内張りが垂れているのを見つけた。

あっちゃーっ!。

まあ、直すのはもう少し経ってからでもいいんだが、静かなタイヤに替えたおかげで見つけたわけだ。

肝心のタイヤだが、ハンドルの操作に対する追従性も良く、浮沈子的には満足のいく銘柄である。

この味が、どのくらい持つかが問題だな。