ガジェッツ2015年06月01日 15:44

ガジェッツ
ガジェッツ


(ThinkPad 10 タッチケース(日本語:4X30E68286/英語:4X30E68274):該当するアイテムを選択してください)
http://shopap.lenovo.com/jp/landingpage/accessories/think10acc/?menu-id=thinkpad_10%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B

「ThinkPad 10 タッチケースは、キーボードとカバーが一体化したケースです。キーボード部分にはタッチパッドを搭載し、デジタイザーのペンを格納するホルダーがついています。カバーにはカメラ用の穴もあり、閉じるとタブレットがスリープモードになる設計です。
タブレットを立てて操作できるので、ちょっとした入力にソフトウェアキーボードよりも便利で素早く入力できます。」

一応、それなりの入力はできるものの、物理キーを有するウルトラブックキーボード(仕様は、上記のリンクから確認できます)の敵ではない。

もう、さっきから心身症一歩手前で、発狂寸前で入力している。

もちろん、慣れの問題もあるのだろうが、慣れるまで使い続ける気がしない。

それと、意外に重い。

ウルトラブックキーボードも重い(タッチケースより重い)が、持って行った先で入力することを考えたら、迷わず物理キーを取るな。

ただし、タッチケースはエンターキーの形状が縦長なので、薬指で押す浮沈子のパターンには合っている(ウルトラブックキーボードでは、小指打ちになってしまう)。

何といっても、打鍵した時に、明確なタッチがないので、入力されたかどうかが分からない。

いい加減なタッチタイピングだからということもあるが、このブログを打ち終わるまではとても我慢できないので、タッチケースでの入力はここまでにする。

ちなみに、秋葉で日本語版の中古を約9000円でゲットした。

(ここで、ガジェットをチェンジ!)

うって(打って)変わって、快適な入力環境を提供してくれるアイテムも、昨日同時にゲットした。

(ポケットに入る3つ折りBluetoothキーボードが上海問屋から登場)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20150530_704550.html

英語版ブルートゥースの折り畳み式キーボードだが、作りも良く、サクサクと打てるのが嬉しい。

エンターキーは小指打ちになるし、キーピッチも少し小さくて、タッチタイピングギリギリという感じだが、物理キーの恩恵は感じられる。

キーボードによっては、打鍵してから入力までのタイムラグが気になるものもあるが、これは気にならないな(ダイレクトです)。

慣れれば、快適に打てるようになるだろうし(これは、慣れてみようかという気になる!)。

英語キーでの入力に抵抗がなければ、絶対に買いだ(税込4000円:もちろん新品)。

これは、カバーが付いていて、スタンド代わりになる(画像参照:角度は調節できます)。

カバーなしの持ち歩きがカッコイイが、スタンドが別途必要になるのと、折りたたんだキーボードが傷だらけになる。

それさえ気にならなければ、少々重く嵩張るカバーなしで運用するのが正解だろう。

レノボはこの夏、新しいシンクパッド10を発売するようだ。

(レノボ、Windows 10 搭載の新 ThinkPad 10今夏発売。Cherry Trail 採用、549ドルから)
http://japanese.engadget.com/2015/05/28/windows-10-thinkpad-10-cherry-trail-549/

「なお、レノボは「ワールドワイドでの発売」としていますが、そのなかに日本が含まれているかは明らかにしていません。」

んなこといわずに、是非とも発売してもらいたいもんだ(もう1台(1枚?)買うかも)。

浮沈子は、結構気に入っていて、これを持ち運ぶことに対する抵抗も、少しずつなくなってきている。

画面が大きい方が、目にも優しい。

ああ、この上海問屋のキーボードはいいなあ。

今回の買物は、1勝1敗というところか。

危険への対応2015年06月01日 21:45

危険への対応


(トレーニング担当インストラクター)
http://www.rebreather-nolimit.com/#!instructor-jp/c1810

いつも参考にさせていただき、かつてはブログへのコメントも頂いた近藤様。

このページに、グサッとくることが書いてある。

「過去に発生したリブリーザー事故の主な起因は、経験不足のインストラクターから貧弱なトレーニングを受けたことによるヒューマンエラーがほとんどです。」

いや、まあ、確かにそうなんだろうが、初めから経験たっぷりのインストラクターなんて、いるわきゃないわけで、そこんところをどうするかというのは、非常に問題なわけだ。

「経験豊富なインストラクターから正しいトレーニングを受けたダイバーが使うリブリーザーは、実際に開放式スクーバシステムよりも安全です。」

「逆に貧弱なトレーニングを受けたダイバーが使うリブリーザーは極めて危険であることを絶対に忘れないでください。」

ごもっともである。

だが、浮沈子は、これからインストラクターになろうとしているんだが、どうすりゃいいんじゃ・・・。

ここでも触れられているアッドヘリウムの記事は、以前にもこのブログで取り上げた。

(リブリーザー選び)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/17/6869223

この記事の中でも、CCRの原理的な特性について浮沈子なりの表現をしている。

「この器材は、オープンサーキットなどと比較してはいけないのだ。
宇宙服や、潜水艦と比較すべき器材である。」

このころは、ポセイドンはやってなかった。

水中という環境に身を置くことが危険なのであって、その意味ではどんなダイビングも危険だ(浮沈子の持論)。

息堪え潜水も同じ。

それを何とかしようとして、スノーケルやオープンサーキットスクーバや、リブリーザースクーバが登場している。

それぞれに、程度の差はあれ、訓練が必要で、勘所を押さえた指導を受けたか否かで、同じ器材でもリスクが著しく違うだろうことは想像できる。

特に、リブリーザーの場合、貧弱な訓練を受けたダイバーが陥る危険は、即刻死を意味することもあって、トレーニングへの依存が未だに大きい器材だ。

仕組みは複雑怪奇だし、潜水生理との関連は、未だに理解に苦しむ・・・。

原理原則を理解しても、それを実践でどう生かすかということは、また別の問題だ。

「あなたはたまにしかリブリーザーを使わないパートタイムのインストラクターからトレーニングを受けたいと思いますか?」

いえ、全然・・・。

しかし、経験豊かなインストラクターも、初めはそうではなかったわけだし。

うーん、難しいな。

我が国でリブリーザーだけ教えて飯が食えるのは、近藤さんくらいしかいないのではないか。

所詮人間が作って、人間が使う器材だ。

誰が教えても、それなりに使うことが出来るようになるんだろうが、それなりでは困るのがリブリーザーなのである。

それでも、教わりたい人がいれば、誰かが教えていかなければならないし、様々な理由で「地元のエキスパート(専門家)」に付かなければならない場合もあるだろう。

(リブリーザー神話)
http://www.rebreather-nolimit.com/#!rebreather-myths-jp/cbsm

「地元で専門家と呼ばれる人は、圧倒的な熱意をもって情報を提供してくれるでしょう。しかし、彼らの視点は極端に狭く、地元のダイビングショップよりも情報が不足しています。繰り返しになりますが、一般的にある特定の製品へのバイアスに注意するべきです。」

そもそも、多くの指導団体では、機種毎にCカードを発行しているので、インストラクターもそれぞれの機種毎の資格を取る。

この記事(リブリーザー神話)を読むと、賢い消費者は、①フルタイムの経験豊富なCCRインストラクターと販売店と共に行動し、②商品を十分に知り、理解するために、レンタル用のリブリーザーユニット(トレーニング用の)を常備している店で、目ぼしい機種毎に通常の認定コースを受け、③必要なオプションやそのためのコストを十分確認して、機種選定をするということになる。

まあ、その時点では、数機種のユニットを扱えるようになっているのだから、その中で自分が目指しているダイビングの方向性というか、イメージに最も合った機種を選べばいいわけだ。

場合によっては、実際に数機種のリブリーザーを購入することだってあるかもしれない。

PADIの場合は、レクリエーショナルレベルの、チョロ潜り用(?)タイプRリブリーザーと、バリバリテック用(??)タイプTとを区別している。

もっとも、SCRを除けば、全てのタイプRが、少しの改造でタイプTになるようにはなっている(というか、ポセイドンを除けば、タイプTをデチューンしてタイプRにしてるんだが)。

まあ、PADIの場合は、リブリーザーに対する認識が、他団体とは少し違うような気もする。

特にタイプRは、従来のリブリーザーの概念とは全く異なる。

リスキーな要素への対応は、ブラックボックスに放り込んで、何かあったらベイルアウトというパターンで逃げる。

それを担保するのは、低い器材の故障率とダイバーの能力を信用しない態度だ。

最近は、プレパッキングへの拘りはなくなってきたようだが、そもそもダイバーが二酸化炭素除去剤をパッキングするなど、とんでもない!、という考え方だ(それに伴う事故が発生しているからでもある)。

マウスピースを咥えたまま、CCとOCが切り替えられるようにしたり、酸素のマニュアル給気を物理的に出来ないようにしたり、HUD(ヘッドアップディスプレイ)やADV(オートディリュエントバルブ)を標準にしたり・・・。

器材側で、徹底的にリスクを減らした上で、何かあったらベイルアウトで逃げる。

そのために、まずは、まともなダイバーになっておいて頂く・・・。

その範囲内(レクリエーショナルダイバーとしての)でのダイビングを、リブリーザーという器材を使って楽しんでもらう。

器材の特性と、固有の対応は教えるが、リブリーザーならではの技は、敢えて教えない。

何かあったら、ベイルアウト。

浮沈子は、だから、PADIを選んだ。

経験豊富なリブリーザーユーザーではないし、少なくとも初めは経験豊富なインストラクターには(論理的に)なりえないし。

しかもだ、出来得れば、一人前のダイバーだけに、(タイプRの)リブリーザーだけ教えようと考えている(当然、飯は食えませんが)。

リブリーザーへの敷居を下げて、可能な限り危険を回避して、何かあったらオープンサーキットに頼り切って上がってこられる範囲で運用する。

うーん、それでいいんだろうか?。

リブリーザーなら、あんなことやこんなことも出来るし、タイプTならば(タイプRでなければ)、こんな技やあんな技も使えるのに・・・。

それは、次のレベルでやってくれといって、突き放す。

まあ、リブリーザーに限らず、どんなダイビングでも、スキルと経験に応じた範囲で行う原則だし、それがなければ無謀というものだが、オープンサーキットのスキルに比べても、タイプRのスキルは、いささか貧弱じゃね?。

酸素のマニュアル給気は、なしとしても、ディリュエントフラッシュくらいやってもバチは当らないと思うんだが・・・。

インスピ(タイプR)には、ディリュエントのマニュアルインフレーターボタンが付いてるし。

ポセイドン(タイプR)には、ないし。

まあ、どうでもいいんですが。

君子危うきに近寄らず、というのは、確かにその通りなのだが、水中に潜った時点で十分危ういわけだから、出来ることは全部やれた方がいいんじゃないか。

そこの所が、今一つクリアにならないでいる。

そうでなければ、リブリーザーの方が安全だというのは、それこそmyth(神話)になってしまう。

そう考えてきて、近藤さんのいう「逆に貧弱なトレーニングを受けたダイバーが使うリブリーザーは極めて危険であることを絶対に忘れないでください。」という言葉を噛み締めると、愕然とするのだ。

ひょっとすると、PADIの目論見は、裏目に出るのではないか。

確かに、従来のリブリーザーで起こった事故を分析し、回避し、トレーニングすべきことを吟味したんだろうが、それは、従来のリブリーザーの運用に対して危険要素を減らしたというだけに過ぎないのではないか。

胸に手を当てて、自分に正直になった時、オープンサーキットのレクリエーショナルレベルのダイビングに比べて、タイプRのトレーニングしか積んでいないリブリーザーダイビングの方がリスクが低いとはいえないような気がする。

呼吸ガスの問題にしても、32パーセントナイトロックスで十分ボトムのリスクは減らせるし、リブリーザーのトラブルに比べてレギュレーターの故障率はアットーテキに少ないだろう。

そもそも、その故障への対応としてベイルアウト用のオープンサーキットシステムに依存しているのだから、リスクがそれ以下というのは論理的に有り得ない。

まあいい。

この話を突き詰めていくと、タイプRというリブリーザーと、レクリエーショナルレベルのリブリーザーダイビングに?マークが10個くらい付いてしまうだろう。

これから、PADIのインストラクター資格を取って、さらにはポセイドン(インスピにしようかなあ)のインストラクターを目指そうとする時に、親方(指導団体及びメーカー)の批判をしてていいんだろうか?。

そこに一点の曇りも無く、自信を持って指導できなければ、教えるべきではないのではないか。

まだ先の話ではある。

ああ、その遥か以前に、AIの基準エグザムとやらをパスしなければならんなあ・・・。

このレベルの差にも、また、愕然とする今日この頃だ。