🐱SLS:アルテミス1:VAB撤収決定! ― 2022年09月27日 07:24
SLS:アルテミス1:VAB撤収決定!
(NASA は今夜、アルテミス I ロケットと宇宙船を VAB に戻します)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/26/nasa-to-roll-artemis-i-rocket-and-spacecraft-back-to-vab-tonight/
「NASA は、9 月 26 日月曜日に Artemis I Space Launch System ロケットと Orion 宇宙船を車両組立棟に戻します。」
ようやく決断したか・・・。
「夜間に収集された追加データでは、ケネディ宇宙センター エリアの予想される条件の改善が見られなかったためです。」
画像の予報円から、ケープカナベラルが外れることはなかった(コースが少し東寄りに変わった様だ)。
やれやれ・・・。
(NASA新型ロケット、組み立て棟に引き返し 打ち上げ来月後半以降)
https://www.asahi.com/articles/ASQ9W0FS9Q9VUHBI03T.html
「「SLS」と有人宇宙船「オリオン」について、発射場から組み立て棟に戻すと発表」
朝日は、NASAの発表直後に特派員記事を上げている。
「ワシントン=合田禄2022年9月27日 1時50分」
米国では、多くの人々が固唾を飲んで見守っていたに違いない。
「発射場と組み立て棟は6キロ以上離れており、ロケットをゆっくり移動させるため、片道10時間前後の時間がかかる。その後、整備に入るため、次の打ち上げまでは時間がかかる見込み。」
「次の打ち上げは早くても10月後半以降になりそうだ。」
SLSネタは、暫くお預けになりそうだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ハリケーン イアンは、NASA にアルテミス月ロケットを格納庫に戻すよう促します)
https://spaceflightnow.com/2022/09/26/hurricane-ian-prompts-nasa-to-move-artemis-moon-rocket-back-to-its-hangar/
「月曜日の早朝、予報官は今週後半にブレバード郡で集中豪雨、雷、強風を予測し、その期待は打ち砕かれました。」
「この決定は、高さ 330 フィートのロケット、NASA のためにこれまでに製造された中で最も強力であり、NASA のアルテミス月計画の要である、一連の挫折の最新のものでした。」
スティーブンクラークは、なかなか手厳しいな・・・。
(次の)「ローンチ期間 27 は 10 月 17 日から 31 日までです。」
「しかし、VAB にロールバックし、ロケットの自己破壊システムでバッテリーを整備し、それを発射台に戻し、推進剤、電力、データ ライン、その他のシステムを再接続するのに必要な時間を考えると、(中略)11 月 12 日から 27 日までの打ち上げ期間 ( No.)28 をターゲットにする必要があります。」
うーん、やはり10月中の打ち上げは無理か・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(NASA はハリケーン イアンからアルテミス I ミッションを保護するよう呼びかけます)
https://arstechnica.com/science/2022/09/nasa-makes-the-call-to-protect-its-artemis-i-mission-from-hurricane-ian/
「ロケットが VAB に戻った今、NASA はサービスを実施する必要があります。これには、ロケットの飛行停止システムのバッテリーを交換する繊細な作業が含まれる可能性があります。」
「NASA は公式にそうは言っていませんが、ロールバックにより 10 月の打ち上げの試みはほぼ不可能になり、アルテミス I ミッションの次の打ち上げの機会は 11 月 12 日までに来ない可能性があります。」
浮沈子的には、ごり押しして10月下旬の打ち上げ期間(No.27)に無理やり上げようとする方に1票だがな。
世間に大っぴらに出来ない、やんごとなき事情があって、もう、そんなに打ち上げを引き伸ばすことが出来ないのではないか。
今回、これだけ粘りに粘ってVABへの撤収を遅らせたのだって、相当なプレッシャーが掛かっていたからに違いない。
11月4日には、米国の中間選挙があるからな。
政治の季節だ。
浮沈子の妄想の中では、ホワイトハウス辺りから、早く上げろという無言のプレッシャーがあったとしても不思議ではないような気がしている。
チャレンジャーの時にも、そんな噂があったからな。
8月の最初の打ち上げの際には、副大統領まで招いていたわけだから、あながち的外れとは言えないだろう。
NASAは、お役所だからな。
議会に予算を認めてもらってナンボの組織だ。
もちろん、物理的、技術的な限界を超えることはできないけど、その限界というのは明確じゃないからな。
リスクは常にあり、そのどこを選択するかというのは人間側の都合だ。
自爆システムのバッテリーの交換にどれ程の時間がかかるかは分からないけど、作業を簡略化して、最速で発射台に戻す動機に不足はない。
ひょっとしたら、3番エンジンの温度センサーやコアステージの水素タンクのダンプバルブの交換だってパスするかもしれない。
水素漏れは克服されたと豪語しているからな。
コネクターのシールもそのままだろう(下手に交換すると、また不良品をつかまされる恐れもあるしな)。
次回の打ち上げがいつになるかも、注目の的だな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(NASA月探査計画「アルテミス1」ロケットを組立棟へ戻す作業開始、ハリケーン接近のおそれ)
https://sorae.info/space/20220927-nasa-sls-artemis1.html
「米国東部夏時間2022年9月26日23時21分(日本時間9月27日12時21分)、「アルテミス1」ミッションで打ち上げられる新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」初号機をケネディ宇宙センターの39B射点から同センターのロケット組立棟(VAB)まで戻す「ロールバック」と呼ばれる作業を開始しました。」
「イアンの接近・上陸とその対応にともない、アルテミス1の打ち上げは現地時間10月中旬以降にずれ込む可能性があります。」
この記事を読みながら、ボーっと考えてたんだが、NASAは10月2日の打ち上げを諦めたとは一言も言ってないのに気付いた。
ロケットを保護するためにVABに戻すけど、嵐が過ぎれば建物から引き出して発射台に向かわせるのではないか。
かなり大胆な予想だけど、其の時期までは自爆システムのバッテリーのお墨付きは貰っているだろう。
VABでは何もしない。
だって、そのまま雨ざらしにして10月2日にうち上げるつもりだったんだから、それで何の不都合もないだろう。
うーん、ひょっとしたら、有り得ない話じゃないのではないか。
例によって、浮沈子の妄想は果てしなく羽ばたく・・・。
<また追加>ーーーーーーーーーー
(NASAの月ロケットと宇宙船が車両組立棟に到着)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/27/nasas-moon-rocket-and-spacecraft-arrive-at-vehicle-assembly-building-2/
「EDT の午前 9 時 15 分頃、アルテミス Iミッション用の NASA の宇宙発射システム (SLS) ロケットとオリオン宇宙船は、39 日に始まった発射台 39B から 4 マイルの旅の後、NASA のケネディ宇宙センターの車両組立棟内に固定されました。」
もう着いたのか・・・。
「嵐が過ぎ去った後、チームは検査を実施して中心部での影響を判断し、コア ステージの飛行停止システムのバッテリーを交換し、必要に応じて飛行を停止できることを確認するためにシステムを再テストするなど、次の打ち上げ試行の計画を立てます。」
やっぱ、バッテリーは替えるよな。
しかし、その他のアイテムはどうなるか分からないぞお・・・。
(NASA は今夜、アルテミス I ロケットと宇宙船を VAB に戻します)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/26/nasa-to-roll-artemis-i-rocket-and-spacecraft-back-to-vab-tonight/
「NASA は、9 月 26 日月曜日に Artemis I Space Launch System ロケットと Orion 宇宙船を車両組立棟に戻します。」
ようやく決断したか・・・。
「夜間に収集された追加データでは、ケネディ宇宙センター エリアの予想される条件の改善が見られなかったためです。」
画像の予報円から、ケープカナベラルが外れることはなかった(コースが少し東寄りに変わった様だ)。
やれやれ・・・。
(NASA新型ロケット、組み立て棟に引き返し 打ち上げ来月後半以降)
https://www.asahi.com/articles/ASQ9W0FS9Q9VUHBI03T.html
「「SLS」と有人宇宙船「オリオン」について、発射場から組み立て棟に戻すと発表」
朝日は、NASAの発表直後に特派員記事を上げている。
「ワシントン=合田禄2022年9月27日 1時50分」
米国では、多くの人々が固唾を飲んで見守っていたに違いない。
「発射場と組み立て棟は6キロ以上離れており、ロケットをゆっくり移動させるため、片道10時間前後の時間がかかる。その後、整備に入るため、次の打ち上げまでは時間がかかる見込み。」
「次の打ち上げは早くても10月後半以降になりそうだ。」
SLSネタは、暫くお預けになりそうだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ハリケーン イアンは、NASA にアルテミス月ロケットを格納庫に戻すよう促します)
https://spaceflightnow.com/2022/09/26/hurricane-ian-prompts-nasa-to-move-artemis-moon-rocket-back-to-its-hangar/
「月曜日の早朝、予報官は今週後半にブレバード郡で集中豪雨、雷、強風を予測し、その期待は打ち砕かれました。」
「この決定は、高さ 330 フィートのロケット、NASA のためにこれまでに製造された中で最も強力であり、NASA のアルテミス月計画の要である、一連の挫折の最新のものでした。」
スティーブンクラークは、なかなか手厳しいな・・・。
(次の)「ローンチ期間 27 は 10 月 17 日から 31 日までです。」
「しかし、VAB にロールバックし、ロケットの自己破壊システムでバッテリーを整備し、それを発射台に戻し、推進剤、電力、データ ライン、その他のシステムを再接続するのに必要な時間を考えると、(中略)11 月 12 日から 27 日までの打ち上げ期間 ( No.)28 をターゲットにする必要があります。」
うーん、やはり10月中の打ち上げは無理か・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(NASA はハリケーン イアンからアルテミス I ミッションを保護するよう呼びかけます)
https://arstechnica.com/science/2022/09/nasa-makes-the-call-to-protect-its-artemis-i-mission-from-hurricane-ian/
「ロケットが VAB に戻った今、NASA はサービスを実施する必要があります。これには、ロケットの飛行停止システムのバッテリーを交換する繊細な作業が含まれる可能性があります。」
「NASA は公式にそうは言っていませんが、ロールバックにより 10 月の打ち上げの試みはほぼ不可能になり、アルテミス I ミッションの次の打ち上げの機会は 11 月 12 日までに来ない可能性があります。」
浮沈子的には、ごり押しして10月下旬の打ち上げ期間(No.27)に無理やり上げようとする方に1票だがな。
世間に大っぴらに出来ない、やんごとなき事情があって、もう、そんなに打ち上げを引き伸ばすことが出来ないのではないか。
今回、これだけ粘りに粘ってVABへの撤収を遅らせたのだって、相当なプレッシャーが掛かっていたからに違いない。
11月4日には、米国の中間選挙があるからな。
政治の季節だ。
浮沈子の妄想の中では、ホワイトハウス辺りから、早く上げろという無言のプレッシャーがあったとしても不思議ではないような気がしている。
チャレンジャーの時にも、そんな噂があったからな。
8月の最初の打ち上げの際には、副大統領まで招いていたわけだから、あながち的外れとは言えないだろう。
NASAは、お役所だからな。
議会に予算を認めてもらってナンボの組織だ。
もちろん、物理的、技術的な限界を超えることはできないけど、その限界というのは明確じゃないからな。
リスクは常にあり、そのどこを選択するかというのは人間側の都合だ。
自爆システムのバッテリーの交換にどれ程の時間がかかるかは分からないけど、作業を簡略化して、最速で発射台に戻す動機に不足はない。
ひょっとしたら、3番エンジンの温度センサーやコアステージの水素タンクのダンプバルブの交換だってパスするかもしれない。
水素漏れは克服されたと豪語しているからな。
コネクターのシールもそのままだろう(下手に交換すると、また不良品をつかまされる恐れもあるしな)。
次回の打ち上げがいつになるかも、注目の的だな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(NASA月探査計画「アルテミス1」ロケットを組立棟へ戻す作業開始、ハリケーン接近のおそれ)
https://sorae.info/space/20220927-nasa-sls-artemis1.html
「米国東部夏時間2022年9月26日23時21分(日本時間9月27日12時21分)、「アルテミス1」ミッションで打ち上げられる新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」初号機をケネディ宇宙センターの39B射点から同センターのロケット組立棟(VAB)まで戻す「ロールバック」と呼ばれる作業を開始しました。」
「イアンの接近・上陸とその対応にともない、アルテミス1の打ち上げは現地時間10月中旬以降にずれ込む可能性があります。」
この記事を読みながら、ボーっと考えてたんだが、NASAは10月2日の打ち上げを諦めたとは一言も言ってないのに気付いた。
ロケットを保護するためにVABに戻すけど、嵐が過ぎれば建物から引き出して発射台に向かわせるのではないか。
かなり大胆な予想だけど、其の時期までは自爆システムのバッテリーのお墨付きは貰っているだろう。
VABでは何もしない。
だって、そのまま雨ざらしにして10月2日にうち上げるつもりだったんだから、それで何の不都合もないだろう。
うーん、ひょっとしたら、有り得ない話じゃないのではないか。
例によって、浮沈子の妄想は果てしなく羽ばたく・・・。
<また追加>ーーーーーーーーーー
(NASAの月ロケットと宇宙船が車両組立棟に到着)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/09/27/nasas-moon-rocket-and-spacecraft-arrive-at-vehicle-assembly-building-2/
「EDT の午前 9 時 15 分頃、アルテミス Iミッション用の NASA の宇宙発射システム (SLS) ロケットとオリオン宇宙船は、39 日に始まった発射台 39B から 4 マイルの旅の後、NASA のケネディ宇宙センターの車両組立棟内に固定されました。」
もう着いたのか・・・。
「嵐が過ぎ去った後、チームは検査を実施して中心部での影響を判断し、コア ステージの飛行停止システムのバッテリーを交換し、必要に応じて飛行を停止できることを確認するためにシステムを再テストするなど、次の打ち上げ試行の計画を立てます。」
やっぱ、バッテリーは替えるよな。
しかし、その他のアイテムはどうなるか分からないぞお・・・。
最近のコメント