🐱真実の瞬間:雨とWi-Fi ― 2024年04月02日 13:20
真実の瞬間:雨とWi-Fi
(「不調なWi-Fiが雨の降っている時だけなぜかつながる」謎をエンジニアが解明)
https://gigazine.net/news/20240402-wifi-only-works-when-its-raining/
「雨が降っている時しかWi-Fiが使えない」
この話は、浮沈子的に非常に興味を持って読んだ。
「雨はむしろ通信の品質を悪化させる原因」
日頃、ワイマックスの接続速度が雨の度に低下している現象を体験しているだけに、記事の表題を見て「んな、ぶわぁくぁぬぁ!」と思って、思わず読んでしまった。
結論は、シンプルかつ意外な話で終わるんだが、エンジニアのプレドラッグ・グルエフスキー氏の態度や、誠実な対応、真の原因に迫る過程が素晴らしい。
「グルエフスキー氏の父親もエンジニアで、自身で設立した会社を通じてオフィスビルのギガビットイーサネットから見通し内マイクロ波リンクを介した都市間接続に至るまであらゆる種類の複雑なネットワークシステムを設計・導入していました。」
親父も、業界人だったわけだが、エンジニアとしてよりは、経営者としての手腕で成功した感じだ(未確認)。
「父親から「雨が降るとWi-Fiがつながる」という呪術的思考な発言を聞いてグルエフスキー氏は驚いた」
「グルエフスキー氏は自分の目が信じられなかったと述べています。」
実際に、現象が繰り返されたことを確認した時、彼はエンジニア魂を発揮する。
「グルエフスキー氏は「呪術的思考なんてクソだ!俺はエンジニアだぞ!」とさらに原因調査を続けることにしました。」
真実の瞬間だな。
浮沈子は、物理の神様と幸運の女神様しか信じていない(そうなのかあ?)。
人間は平気でウソをつくし、自分や他人を騙して生きていく。
善悪の問題じゃなくて、それは生きるための方便だ。
が、機械はウソをつかない。
物事には道理があり、目の前の現象にはどれだけ意外であったとしても合理的な理由がある。
そのことを信じ切れるかどうかが、エンジニアとしての最大の資質だろう。
さらに、決して諦めることなく、その原因を追究し続けることも重要だ。
まあ、実際の現場では、時間の制約や投入できるリソースに限りがあるなど、様々な現実的問題が立ちはだかり、思うに任せないことが多いけどな。
しかし、限りある状況の中で、如何に迅速かつ的確に問題を突き止め、解決に結び付けていくかも重要だ。
この話の結末は、単に隣の家の木が成長したからというオチなんだが、そこまで読んで浮沈子が考えたのが、伸びた木を切るとか、アンテナの位置を変えるとかという解決方法だったんだが、さすがにプロの手段はスマートだな。
「グルエフスキー氏は古い802.11gデバイスを新しい802.11nデバイスに交換しました。呪術ではなく数学と物理学を使用して信号の干渉耐性を高めたことで見事晴れた日でも実家でWi-Fiを使用できるようになったと述べられています。」
うーん、それがベストかどうかは分からないけど、技術的にありとあらゆる考えられる限りのトラブルシューティングを行ったからこそ、見通し線を遮る樹木の影響を特定できたのだと思う。
一点の曇りもなく、デバイスの原因ではないと言い切れたからこその発見だったわけだ。
いい話だな・・・。
(「不調なWi-Fiが雨の降っている時だけなぜかつながる」謎をエンジニアが解明)
https://gigazine.net/news/20240402-wifi-only-works-when-its-raining/
「雨が降っている時しかWi-Fiが使えない」
この話は、浮沈子的に非常に興味を持って読んだ。
「雨はむしろ通信の品質を悪化させる原因」
日頃、ワイマックスの接続速度が雨の度に低下している現象を体験しているだけに、記事の表題を見て「んな、ぶわぁくぁぬぁ!」と思って、思わず読んでしまった。
結論は、シンプルかつ意外な話で終わるんだが、エンジニアのプレドラッグ・グルエフスキー氏の態度や、誠実な対応、真の原因に迫る過程が素晴らしい。
「グルエフスキー氏の父親もエンジニアで、自身で設立した会社を通じてオフィスビルのギガビットイーサネットから見通し内マイクロ波リンクを介した都市間接続に至るまであらゆる種類の複雑なネットワークシステムを設計・導入していました。」
親父も、業界人だったわけだが、エンジニアとしてよりは、経営者としての手腕で成功した感じだ(未確認)。
「父親から「雨が降るとWi-Fiがつながる」という呪術的思考な発言を聞いてグルエフスキー氏は驚いた」
「グルエフスキー氏は自分の目が信じられなかったと述べています。」
実際に、現象が繰り返されたことを確認した時、彼はエンジニア魂を発揮する。
「グルエフスキー氏は「呪術的思考なんてクソだ!俺はエンジニアだぞ!」とさらに原因調査を続けることにしました。」
真実の瞬間だな。
浮沈子は、物理の神様と幸運の女神様しか信じていない(そうなのかあ?)。
人間は平気でウソをつくし、自分や他人を騙して生きていく。
善悪の問題じゃなくて、それは生きるための方便だ。
が、機械はウソをつかない。
物事には道理があり、目の前の現象にはどれだけ意外であったとしても合理的な理由がある。
そのことを信じ切れるかどうかが、エンジニアとしての最大の資質だろう。
さらに、決して諦めることなく、その原因を追究し続けることも重要だ。
まあ、実際の現場では、時間の制約や投入できるリソースに限りがあるなど、様々な現実的問題が立ちはだかり、思うに任せないことが多いけどな。
しかし、限りある状況の中で、如何に迅速かつ的確に問題を突き止め、解決に結び付けていくかも重要だ。
この話の結末は、単に隣の家の木が成長したからというオチなんだが、そこまで読んで浮沈子が考えたのが、伸びた木を切るとか、アンテナの位置を変えるとかという解決方法だったんだが、さすがにプロの手段はスマートだな。
「グルエフスキー氏は古い802.11gデバイスを新しい802.11nデバイスに交換しました。呪術ではなく数学と物理学を使用して信号の干渉耐性を高めたことで見事晴れた日でも実家でWi-Fiを使用できるようになったと述べられています。」
うーん、それがベストかどうかは分からないけど、技術的にありとあらゆる考えられる限りのトラブルシューティングを行ったからこそ、見通し線を遮る樹木の影響を特定できたのだと思う。
一点の曇りもなく、デバイスの原因ではないと言い切れたからこその発見だったわけだ。
いい話だな・・・。
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