ボーイングの受難2013年01月11日 22:21

ボーイングの受難
ボーイングの受難


B787型機のトラブルが続いている。

本日、国内で2件の事故があった。

(ANA、B787型機で操縦室の窓ガラスにひび)
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2013/01/91276.php

(ANAのB787型機が今度はオイル漏れ、宮崎空港で確認)
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2013/01/91301.php

ボストンでの7日(月曜日)の出火事故(爆発事故?)、翌日(火曜日)には同じボストンで燃料漏れ、9日(水曜日)には山口県宇部空港でブレーキ故障、さすがに木曜日には出なかったが、今日、2件出て帳尻を合わせた(わけじゃなかろう!?)。

こう毎日のようにトラブルがあると、どれが何だったのか混乱してくる。まだ50機くらいしか運用されていないはずだ。ローンチカスタマーになったANAが多いのだろうが、それでも17機だという。

日本時間の午後11時半から、FAAの記者会見があるらしい。

(米運輸規制当局、ボーイング787型機の問題で11日に記者会見)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE90A01720130111

(連邦航空局)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E9%82%A6%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%B1%80

この次期に、早々に記者会見を行うというのは、文字通りの「火消し」会見である(と、浮沈子は断言する!←あてにはなりませんが)。FAAというのは、国土交通省航空局みたいなお役所で、当の787にお墨付きを与えた当事者である。

一蓮托生だなあ。

ボーイングとグルになって、信用回復(と株価回復)をアピールしようというのだろうが、次々と起こる事故に、対応し切れるのか。

(ボーイング株、大幅下落 「787」トラブルで)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130109/fnc13010908230002-n1.htm

バッテリー、燃料バルブ、ブレーキ、エンジンオイルなど、航空機の安全に関わる問題である。安全宣言を出されたって、誰が信用するだろうか。

記者会見まで起きている気はない。フォローするかどうかも断言できない。

それより、明日は何のトラブルが起きるのだろう?。

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