富の概念2013年01月11日 20:34

富の概念
富の概念


「自分の時間をより有効な探査的な投資に解放すれば、それは自分の富を増やすことになる」

(バックミンスター・フラー:バックミンスター・フラーの富の概念)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC#.E3.83.90.E3.83.83.E3.82.AF.E3.83.9F.E3.83.B3.E3.82.B9.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.83.BB.E3.83.95.E3.83.A9.E3.83.BC.E3.81.AE.E5.AF.8C.E3.81.AE.E6.A6.82.E5.BF.B5

まるで、ダイヤモンドの弾に額を射抜かれたように(なんかのセリフだったような)、この言葉は浮沈子の心を捉えた。

貨幣が象徴する兌換価値、何物かに換えて便益を享受することが出来る資産ではなく、「お金で買えないものがある。買えるものはマスターカードで」(There is something money can't buy; for everything else, there's MasterCard)という、プライスレスな「経験」「時間」こそが、人間の富なのだ。

(Japanese Mastercard commercial - Motorcycle)
https://www.youtube.com/watch?v=0mfi01zA5so

まあ、覚えてるのは、このモーターサイクル編だけだが、いくつかのバージョンがあったようだ。

暮れから正月の7日間は十分とはいえないが、プライスレスな時間を過ごした。

その蓄えも、だんだんと目減りしていく。

何かに挑戦することは、確かにリスクを伴うが、何もせずに人生を閉じるリスクの方が、遥かに大きい。

画像は、アポロ宇宙船(8号だそうだ)から撮影された地球の写真である。真っ黒な宇宙空間にぽっかりと浮かぶ青い星地球。

人類が地球上にへばりついていたのでは、この映像を見ることは出来なかった。地球を離れることによって、初めて地球の真の姿を知り得るという、哲学的な話である。

「宇宙船地球号」という言葉を広めたのも、フラーである。今からちょうど半世紀前になる1963年に、「宇宙船地球号操縦マニュアル(Operating manual for Spaceship Earth)」という本を書いた。

(宇宙船地球号操縦マニュアル:書評か?)
http://1000ya.isis.ne.jp/0354.html

実は、読んだことはない。原文はここで読むことが出来る。

(Operating Manual for Spaceship Earth)
http://www.bfi.org/about-bucky/resources/books/operating-manual-spaceship-earth

この地球を、有限の資源を持つ乗り物に例えたところがユニークだった。彼の頭の中は、とっくの昔に地球を飛び出していたのだろう。

さすがに、そこまで「探査的」にはなれないが、明日からは、プールダイビングで少しだけ富を増やそう。

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