1000%?2013年01月20日 10:54

1000%?
1000%?


初めは誤植かと思った。

まあ、気持ちは分かるんですが、1000%の安全なんて、ナンセンスな表現を使うところは、さすが米国ですなあ!。

(B787「1000%の安全確認必要」 運航再開へ米長官)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130119/amr13011909540002-n1.htm

既に、技術的な問題から政治的な問題になってしまっているようだ。

こうなると、問題の解決は一つしかなくなる。

リチウムイオン電池の撤去である。

重量とスペースを犠牲にしても、ニッケル水素とかに置き換えるより仕方ない。

リチウムイオン電池を積んだまま、何を言っても問題の解決とは看做されないだろう。

浮沈子が気にしているその他のトラブル、特に制御系のトラブルについてはうやむやになるのではないか。

そちらの方が気になって仕方ない。

(リチウムイオン電池の安全性めぐる計画承認されるまで787型機の納入停止=米ボーイング)
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPJT831410320130118?rpc=188

ついに、機体の納入が停止された。長期に渡れば生産計画に影響が出かねない事態である。

1000%の確証を与えた上で、再び何らかのトラブルが発生した場合は、問題はさらに深刻になる。

泥濘は、まだまだ続きそうだ。

人類の地平2013年01月20日 18:13

人類の地平
人類の地平


月よりも遠い宇宙へと人類を運ぶ舟が、徐々に姿を見せ始めた。

(NASA、オリオン宇宙船探検ミッションの全体概要を紹介)
http://response.jp/article/2013/01/17/189041.html

(NASA Signs Agreement for a European-Provided Orion Service Module:元記事)
http://www.nasa.gov/exploration/systems/mpcv/orion_feature_011613.html

金がないので、ESAに出してもらうことにしたらしい。

アポロ計画にも匹敵する宇宙計画に、米国と欧州が一体となって取り組むわけだ。

麗しい話だ(我が国は蚊帳の外)。

枯れた技術で成果を挙げる。発展性はないが、果実は得られよう。

つまらん話である。火星くらいまでなら、イカロスのような宇宙ヨットで行けるだろう。是非、チャレンジして欲しい。

(IKAROS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/IKAROS

アニメーションも、何の面白みもない。パラシュートが3段階というところがミソであるくらいだ。突入速度が速いわけだな。

若い方達は、スマホとかモバゲーに夢中で、宇宙開発とかリアルな世界に関心が薄いようだ。

人類の地平を広げ、生命の拡張に繋がる宇宙への興味を、是非とも失わないで貰いたいものだ。

組み立て式2013年01月20日 22:18

組み立て式
組み立て式


最終的なデザインができた。

SMCCR(サイドマウントCCR)のトラベルフレームである(画像参照)。

絵心がないのと、ウインドウズ7にオマケで付いている「ペイント」で描いたので、解説を要する。

基本骨格は、以前のまま、酸素の中圧ホースを通すところは、多少手直しが必要だが、三面の側面は取り外しがきくようにした。

これには訳がある。側面の穴あけの位置が決まっていない。溶接してしまうと修正が効かないので、チョウネジとナットとワッシャーで組み立て可能な仕様にした。

実際の運搬の際にも、ほぼペッタンコになる。

酸素タンクのバルブ側の固定方法は、未定である。ナイロンロープをタンクの首に巻いて、バルブに引っ掛けるようにして、フックで止めればよい。

使っているうちに、美味いアイデアを思いついたら、改造する。

側面の板には、リブと底板をネジ止めするためのステーを溶接する必要がある。必要なら補強をする。これは、職人の判断にまかせよう。

18本のネジを締めるという、気の遠くなるような組み立てだが、初めての製作なので、強度的に不安のないようにしたい。

フタがないところもミソである。ゴムバンドか何かで止める程度でいい。すっぽ抜けるような方向には、力はかからないはずである。

明日、イントラに図面を渡す予定である。期待と不安の入り混じる発注となる。