台風接近 ― 2013年10月15日 00:35
台風接近
低気圧に弱い浮沈子は、台風の接近などがもろに堪える。
精神的にも、肉体的にも、低気圧が苦手なのだ。
もっとも、低気圧が得意、大好き!、という方にはお目にかかったことがないが。
(日本広域 - 日本付近 - 25号拡大 - 26号拡大)
http://bousai.tenki.jp/bousai/typhoon/detail-1326.html
上記のページが、いつまで閲覧できるかは不明だが、予想円は、東京地方を直撃するコースを描いている。
「2013年10月14日 16時46分発表
大型で非常に強い台風第26号は、15日にかけて日本の南を北上し、16日には東日本太平洋側にかなり接近するおそれがあります。15日から16日にかけて、西日本から北日本では広い範囲で暴風や高波、大雨に厳重に警戒してください。」とある。
画像には、16日午前9時の予想天気図を掲げた。
「実況
実況日時 14日21時現在
中心気圧 935hPa
大きさ 大型
中心位置 北緯 24度10分 東経 134度20分
強さ 非常に強い
存在地域 南大東島の東南東約360km
中心付近の最大風速 45m/s
方向・速さ 北北西に25km/h
最大瞬間風速 60m/s
15m/s以上の強風域 北東に700km 南西に600km
25m/s以上の暴風域 全域で190km」
東京地方に最接近しているときでも、955hPaという勢力を保っている。
明日、明後日の降水確率は、当然、100パーセント。
(台風)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8
「北西太平洋や南シナ海(赤道以北、東経180度以西100度以東)に存在する熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が約17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを指す。」
「WMOによる国際分類の定義では、日本の台風とは異なり、最大風速(1分間平均)が64ノット以上のものをタイフーン(typhoon)と呼ぶ。」
あれま、国際的には、倍の風速でないと、単なる熱帯低気圧ということになるわけだな。
「同様の気象現象は世界各地にあり、それぞれの地方により呼び名が違う。国際分類では、大西洋北部・太平洋北東部・太平洋北中部では、ハリケーン(Hurricane)と呼び、インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部では、サイクロン(Cyclone)と呼ぶ。」
「台風が、国際分類上、熱帯低気圧をハリケーンやサイクロンと呼ぶ区域に進んだ場合には、台風ではなくそれぞれの区域の名称で呼ばれることになる。」
「東経180度より東(西経)に進んだ場合、最大風速(1分間平均)が64ノット以上のものはハリケーンと呼ばれ、34ノット以上64ノット未満のものをトロピカルストーム (Tropical Storm) と呼ばれる。また、マレー半島以西に進んだ場合、サイクロンと呼ばれる。」
「アジア名
2000年からは、台風の国際的な呼称としてアジア名が使用されている。アジア名は、米国とアジア各国で構成された台風委員会によって定められたもので、国外では広く使用されている。」
今度の台風26号のアジア名は、ウィパー(WIPHA)だそうだ。
「アジア名は全部で140個あり、140番目の「サオラー」まで使用されると最初の「ダムレイ」に戻るループ。」とある。
ウィパーは、タイの命名で、女性の名前だそうだ(40番目)。
日本の命名は、てんびん、やぎ、うさぎ、かじき、かんむり、くじら、こっぷ、こんぱす、とかげ、わし、であり、全て星座からの命名である(手抜きかあ?)。
まあいい。
うさぎとか、コップ、コンパスなんて台風が来たって、大したことはないような気がする。
ゴジラ、バケツ、棍棒なんていう名前にしたら、警戒するほうの緊張も高まるというものだろう。
さて、この26号が上陸した場合、記録的に遅い時期に上陸した台風となる。
「上陸日時が(一年の中で)遅い台風
1 平成2年台風第28号 1990年11月30日
2 昭和42年台風第34号 1967年10月28日
3 平成16年台風第23号 2004年10月20日
4 昭和30年台風第26号 1955年10月20日
5 昭和54年台風第20号 1979年10月19日
6 平成10年台風第10号 1998年10月17日
7 昭和62年台風第19号 1987年10月17日
8 昭和26年台風第15号 1951年10月14日
9 昭和36年台風第24号 1961年10月10日
10 平成16年台風第22号 2004年10月9日」
今世紀に入ってからは、2番目に遅い上陸となる。
今のところ、進路予報を見る限り、上陸せずに房総半島を掠めていく可能性も高い。
(台風の予想進路の見方)
http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_3
「台風のコース
冬や春先に日本付近に接近してくる台風はほとんどありません。しかし夏になると台風が発生する緯度が高くなり、右図のように太平洋高気圧のまわりをまわって日本に向かって北上する台風が多くなります。」
「台風が日本本土に上陸するのは多くが7月から9月です。7月や8月は太平洋高気圧の勢力が強く、また、台風を流す上空の風がまだ弱いために不安定な経路をとることが多いのですが、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。このため日本に大きな災害をもたらす台風の多くは9月にやって来るのです。」
今回、25号は、西に進むコースを辿ったが、同時期に発生した26号は、9月の頃と同じように、放物線を描いて日本を狙い撃ちにするコースに乗っている。
気象衛星の画像を見ると、いい感じの雲が取り巻いているようだ。
「台風の目の周囲付近は中心に向かって周囲から吹き込んだ風が強い上昇気流をつくっており積乱雲が壁のように取り囲んでいる(内側降雨帯)。そして、その外周には外側降雨帯が取り囲んでいる。また、台風本体から数百キロ程度離れた場所に先駆降雨帯が形成されることがあり、さらに、この位置に前線が停滞していると前線の活動が活発になり大雨となる。」
既に、先駆降雨帯は、本州南岸に達し、東京アメッシュの降水レーダーにも掛り始めている。
明日(もう、今日だが)の朝は、雨になっているかもしれない。
低気圧に弱い浮沈子は、台風の接近などがもろに堪える。
精神的にも、肉体的にも、低気圧が苦手なのだ。
もっとも、低気圧が得意、大好き!、という方にはお目にかかったことがないが。
(日本広域 - 日本付近 - 25号拡大 - 26号拡大)
http://bousai.tenki.jp/bousai/typhoon/detail-1326.html
上記のページが、いつまで閲覧できるかは不明だが、予想円は、東京地方を直撃するコースを描いている。
「2013年10月14日 16時46分発表
大型で非常に強い台風第26号は、15日にかけて日本の南を北上し、16日には東日本太平洋側にかなり接近するおそれがあります。15日から16日にかけて、西日本から北日本では広い範囲で暴風や高波、大雨に厳重に警戒してください。」とある。
画像には、16日午前9時の予想天気図を掲げた。
「実況
実況日時 14日21時現在
中心気圧 935hPa
大きさ 大型
中心位置 北緯 24度10分 東経 134度20分
強さ 非常に強い
存在地域 南大東島の東南東約360km
中心付近の最大風速 45m/s
方向・速さ 北北西に25km/h
最大瞬間風速 60m/s
15m/s以上の強風域 北東に700km 南西に600km
25m/s以上の暴風域 全域で190km」
東京地方に最接近しているときでも、955hPaという勢力を保っている。
明日、明後日の降水確率は、当然、100パーセント。
(台風)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8
「北西太平洋や南シナ海(赤道以北、東経180度以西100度以東)に存在する熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が約17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを指す。」
「WMOによる国際分類の定義では、日本の台風とは異なり、最大風速(1分間平均)が64ノット以上のものをタイフーン(typhoon)と呼ぶ。」
あれま、国際的には、倍の風速でないと、単なる熱帯低気圧ということになるわけだな。
「同様の気象現象は世界各地にあり、それぞれの地方により呼び名が違う。国際分類では、大西洋北部・太平洋北東部・太平洋北中部では、ハリケーン(Hurricane)と呼び、インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部では、サイクロン(Cyclone)と呼ぶ。」
「台風が、国際分類上、熱帯低気圧をハリケーンやサイクロンと呼ぶ区域に進んだ場合には、台風ではなくそれぞれの区域の名称で呼ばれることになる。」
「東経180度より東(西経)に進んだ場合、最大風速(1分間平均)が64ノット以上のものはハリケーンと呼ばれ、34ノット以上64ノット未満のものをトロピカルストーム (Tropical Storm) と呼ばれる。また、マレー半島以西に進んだ場合、サイクロンと呼ばれる。」
「アジア名
2000年からは、台風の国際的な呼称としてアジア名が使用されている。アジア名は、米国とアジア各国で構成された台風委員会によって定められたもので、国外では広く使用されている。」
今度の台風26号のアジア名は、ウィパー(WIPHA)だそうだ。
「アジア名は全部で140個あり、140番目の「サオラー」まで使用されると最初の「ダムレイ」に戻るループ。」とある。
ウィパーは、タイの命名で、女性の名前だそうだ(40番目)。
日本の命名は、てんびん、やぎ、うさぎ、かじき、かんむり、くじら、こっぷ、こんぱす、とかげ、わし、であり、全て星座からの命名である(手抜きかあ?)。
まあいい。
うさぎとか、コップ、コンパスなんて台風が来たって、大したことはないような気がする。
ゴジラ、バケツ、棍棒なんていう名前にしたら、警戒するほうの緊張も高まるというものだろう。
さて、この26号が上陸した場合、記録的に遅い時期に上陸した台風となる。
「上陸日時が(一年の中で)遅い台風
1 平成2年台風第28号 1990年11月30日
2 昭和42年台風第34号 1967年10月28日
3 平成16年台風第23号 2004年10月20日
4 昭和30年台風第26号 1955年10月20日
5 昭和54年台風第20号 1979年10月19日
6 平成10年台風第10号 1998年10月17日
7 昭和62年台風第19号 1987年10月17日
8 昭和26年台風第15号 1951年10月14日
9 昭和36年台風第24号 1961年10月10日
10 平成16年台風第22号 2004年10月9日」
今世紀に入ってからは、2番目に遅い上陸となる。
今のところ、進路予報を見る限り、上陸せずに房総半島を掠めていく可能性も高い。
(台風の予想進路の見方)
http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_3
「台風のコース
冬や春先に日本付近に接近してくる台風はほとんどありません。しかし夏になると台風が発生する緯度が高くなり、右図のように太平洋高気圧のまわりをまわって日本に向かって北上する台風が多くなります。」
「台風が日本本土に上陸するのは多くが7月から9月です。7月や8月は太平洋高気圧の勢力が強く、また、台風を流す上空の風がまだ弱いために不安定な経路をとることが多いのですが、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。このため日本に大きな災害をもたらす台風の多くは9月にやって来るのです。」
今回、25号は、西に進むコースを辿ったが、同時期に発生した26号は、9月の頃と同じように、放物線を描いて日本を狙い撃ちにするコースに乗っている。
気象衛星の画像を見ると、いい感じの雲が取り巻いているようだ。
「台風の目の周囲付近は中心に向かって周囲から吹き込んだ風が強い上昇気流をつくっており積乱雲が壁のように取り囲んでいる(内側降雨帯)。そして、その外周には外側降雨帯が取り囲んでいる。また、台風本体から数百キロ程度離れた場所に先駆降雨帯が形成されることがあり、さらに、この位置に前線が停滞していると前線の活動が活発になり大雨となる。」
既に、先駆降雨帯は、本州南岸に達し、東京アメッシュの降水レーダーにも掛り始めている。
明日(もう、今日だが)の朝は、雨になっているかもしれない。
台風襲来 ― 2013年10月15日 20:55
台風襲来
ウィパー(台風26号)がやってくる。
(16日朝、関東直撃=大型台風26号、厳重警戒—太平洋側中心に暴風大雨・気象庁)
http://jp.wsj.com/article/JJ10472646295019494039616595629311055506351.html
この時期の台風としては、勢力を保ったまま、海上を北上してきた。
「気象庁によると、最接近または上陸時の26号の勢力は、2004年10月の台風22号以来の強さという。」とある。
(平成16年台風第22号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%9016%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC22%E5%8F%B7
「2004年10月4日15時にフィリピンの東で発生した台風第22号は、最盛期に920hPa、50m/s(100ノット)まで急速に発達した。そして、その最盛期に南大東島の南東を通過。さらにスピードを上げて北上を続ける。そして、強い勢力のまま10月9日16時頃、静岡県伊豆市付近に上陸した。その後も45km/h以上のスピードで関東地方を縦断。日本の東で温帯低気圧に変わった。」
「記録
・最大瞬間風速 静岡県南伊豆町石廊崎で67.6m/s、大島で51.5m/s
・上陸直後、10月9日午後5時のNHKニュースの平均視聴率37.7%(関東地区)」
NHKの視聴率が、記録になるというのも、なんだな。
「平均視聴率は52.6%、最高視聴率は1983年(昭和58年)11月12日放送(第186回「戦争編・東京の加代」)の62.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これは2013年10月現在、ビデオリサーチの統計史上、テレビドラマの最高視聴率記録である。」
って、これは、NHKのテレビドラマ、「おしん」の話。
台風には、負けません!。
まあ、どうでもいいんですが。
「東京都港区・渋谷区など…雨水が集中した地下鉄南北線の麻布十番駅構内やJR渋谷駅前などが冠水。麻布十番駅では、南北線の線路までも冠水したことで不通となる。また、このほかにも都内各地で冠水が発生。」
今回も、冠水箇所が出る恐れがある。
東京都の下水施設は、1時間降雨量の設計が、確か50mm位だったと記憶している。
(集中豪雨に対して都市は本当に安全か?)
http://www.sonpo.or.jp/archive/publish/bousai/jiho/pdf/no_226/yj22608.pdf
「この時間雨量100 mm という数字は、これまで東京都が下水道整備を行う上で目標としてきた時間雨量 50 mm のほぼ 2 倍に相当するものであった。」とあるので、間違いなかろう。
ほぼ2倍に相当とあるが、ちょっきり2倍じゃね?。
まあいい。
渋谷とか、麻布十番というのは、すり鉢のそこにあるような場所である。
周りで降った雨が、一気に押し寄せるわけだ。
水は、高きから低きに流れる。
他に行き場がないので、地上に溢れるしかない。
この年、2004年(平成16年)というのは、台風の上陸が多かった年である。
(2004年の台風集中上陸)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2004%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E9%9B%86%E4%B8%AD%E4%B8%8A%E9%99%B8
「2004年の日本への台風集中上陸は、2004年6月から11月まで約半年間に亘って続いた。各地で多くの犠牲者や被災者が出たほか、農産物を中心に経済への打撃も深刻なものとなった。」
「特に日本では、過去に例を見ない程に上陸が相次いだ。2004年の台風の発生数は29個。そのうち、日本への上陸数は10個で、上陸率は3分の1を超え、平年値2.6個の4倍となった。当時の上陸数の最多は1990年と1993年の6個であり、これを大幅に更新したことから社会的にも大きな関心を集めた。」
「さらに、台風23号は平成になって最多の死者数を記録するなど、勢力を保ったまま上陸する台風も多かった。」
(平成16年台風第23号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%9016%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC23%E5%8F%B7
「台風本体による強風・高波、および台風北側にあった前線活動の活発化による大雨などが原因で発生した災害により、全国で98人の死者・行方不明者が出た。これは平成の台風被害では最多」
「また、この台風は中心より西側から北側にかけて強い風が吹き込み、北陸地方、山陰地方、九州北部にわたって最大瞬間風速上位の多くを占めている点でも特徴的である(中心より西側や北側は、俗に可航半円などと呼ばれ、進行方向の東側から南側に比べ風速は弱いのが一般的である)。」
この年、新潟県中越地震も発生し、財団法人日本漢字能力検定協会が発表する「今年の漢字」に「災」が選ばれた。
さいですか・・・。
などと、とぼけたことを言っている場合ではない!。
今、接近しつつある26号の進路の北側には、浮沈子が寄宿する木造2階建ての築ン十年の由緒正しいアパートメントが建っているのだ。
直撃を免れたからといっても、可航半円にあるといっても、安心は出来ないのだ。
(台風による災害)
http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_4
「吹き返しの風に注意
台風が通過した後にそれまでと大きく異なる風向から吹く強い風のことです。右のイラスト(略)のように、台風の眼の通過前に南よりの強い風が吹いていたところでは、台風の眼の接近とともに猛烈な南風となり、台風の眼が過ぎ去ったあとに今度は反対の北よりの風が強く吹き返すことがあります。」
意外とバカに出来ない。
場所によっては、吹き返しのほうが強い場合も多い。
そういえば、福一も、台風接近に晒されることになる。
シルトフェンスとか、大丈夫なんだろうか。当然、港の防波堤なんか、軽々と越える台風のうねりを伴った大波が打ち寄せるに違いない。
内憂外患だな。
泣きっ面に蜂。
馬の耳に念仏(違うだろ?)。
明日の正午頃に、福一に最接近する。
勢力が衰えたとはいえ、まだ、温帯低気圧になっていない状態で、至近距離を掠めるわけだな。
脆弱な急ごしらえのタンクや、すぐに溢れてしまうトレンチ。
地下水の流入に悩むところに持ってきて、土砂降りの雨が降る・・・。
(汚染水タンク堰内の水、排出基準示す 東電、台風接近で)
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY201310150375.html?ref=com_top6_2nd
「15日午後に開かれた規制委の汚染水対策の作業部会で明らかにした。基準値は、セシウム134が1リットルあたり20ベクレル、セシウム137が同30ベクレル、ストロンチウム90が同10ベクレル。これらを含む水を毎日2リットル飲んだ場合、1年間の被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを下回ることから基準とした。堰内にたまった水は一時貯蔵タンクに移して放射性物質を計測し、基準値を下回ることを確認してから排水する。」
「だが規制委側は「トリチウム(三重水素)などの値は考慮しないのか」と指摘。排出する水に3種類以外の放射性物質が含まれていた場合、年間1ミリシーベルトを超える可能性があるとして、再検討を求めた。」
「9月15日には台風18号の影響で堰から水があふれた。10月2日には堰内の水を回収中に堰外に汚染水が漏れる問題も起き、一部は海に流出した。」
まあ、何もしないで、溢れるに任せるのが一番手間がなくていい。
朝まで議論して、時間切れで何もしないというのが、放射性汚染水の垂れ流しによる、最終処理水の減少にも繋がるし。
環境基本法の施行はまだだから、直罰もなく、やりたい放題である。
外は、雨脚が強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、昼過ぎから降り出した雨が続いている。
当然、低気圧なので、浮沈子は気が滅入り、欝状態である。
体調も良くない。
不穏で、落ち着かない。
夕べは1020ミリバール(ヘクトパスカル)以上あった東京の気圧は、午後8時で1007ミリバールに下がっている。
雨は、強く、時に弱く、しかし、止むことなく降り続いている。
ウィパー(台風26号)がやってくる。
(16日朝、関東直撃=大型台風26号、厳重警戒—太平洋側中心に暴風大雨・気象庁)
http://jp.wsj.com/article/JJ10472646295019494039616595629311055506351.html
この時期の台風としては、勢力を保ったまま、海上を北上してきた。
「気象庁によると、最接近または上陸時の26号の勢力は、2004年10月の台風22号以来の強さという。」とある。
(平成16年台風第22号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%9016%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC22%E5%8F%B7
「2004年10月4日15時にフィリピンの東で発生した台風第22号は、最盛期に920hPa、50m/s(100ノット)まで急速に発達した。そして、その最盛期に南大東島の南東を通過。さらにスピードを上げて北上を続ける。そして、強い勢力のまま10月9日16時頃、静岡県伊豆市付近に上陸した。その後も45km/h以上のスピードで関東地方を縦断。日本の東で温帯低気圧に変わった。」
「記録
・最大瞬間風速 静岡県南伊豆町石廊崎で67.6m/s、大島で51.5m/s
・上陸直後、10月9日午後5時のNHKニュースの平均視聴率37.7%(関東地区)」
NHKの視聴率が、記録になるというのも、なんだな。
「平均視聴率は52.6%、最高視聴率は1983年(昭和58年)11月12日放送(第186回「戦争編・東京の加代」)の62.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これは2013年10月現在、ビデオリサーチの統計史上、テレビドラマの最高視聴率記録である。」
って、これは、NHKのテレビドラマ、「おしん」の話。
台風には、負けません!。
まあ、どうでもいいんですが。
「東京都港区・渋谷区など…雨水が集中した地下鉄南北線の麻布十番駅構内やJR渋谷駅前などが冠水。麻布十番駅では、南北線の線路までも冠水したことで不通となる。また、このほかにも都内各地で冠水が発生。」
今回も、冠水箇所が出る恐れがある。
東京都の下水施設は、1時間降雨量の設計が、確か50mm位だったと記憶している。
(集中豪雨に対して都市は本当に安全か?)
http://www.sonpo.or.jp/archive/publish/bousai/jiho/pdf/no_226/yj22608.pdf
「この時間雨量100 mm という数字は、これまで東京都が下水道整備を行う上で目標としてきた時間雨量 50 mm のほぼ 2 倍に相当するものであった。」とあるので、間違いなかろう。
ほぼ2倍に相当とあるが、ちょっきり2倍じゃね?。
まあいい。
渋谷とか、麻布十番というのは、すり鉢のそこにあるような場所である。
周りで降った雨が、一気に押し寄せるわけだ。
水は、高きから低きに流れる。
他に行き場がないので、地上に溢れるしかない。
この年、2004年(平成16年)というのは、台風の上陸が多かった年である。
(2004年の台風集中上陸)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2004%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E9%9B%86%E4%B8%AD%E4%B8%8A%E9%99%B8
「2004年の日本への台風集中上陸は、2004年6月から11月まで約半年間に亘って続いた。各地で多くの犠牲者や被災者が出たほか、農産物を中心に経済への打撃も深刻なものとなった。」
「特に日本では、過去に例を見ない程に上陸が相次いだ。2004年の台風の発生数は29個。そのうち、日本への上陸数は10個で、上陸率は3分の1を超え、平年値2.6個の4倍となった。当時の上陸数の最多は1990年と1993年の6個であり、これを大幅に更新したことから社会的にも大きな関心を集めた。」
「さらに、台風23号は平成になって最多の死者数を記録するなど、勢力を保ったまま上陸する台風も多かった。」
(平成16年台風第23号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%9016%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC23%E5%8F%B7
「台風本体による強風・高波、および台風北側にあった前線活動の活発化による大雨などが原因で発生した災害により、全国で98人の死者・行方不明者が出た。これは平成の台風被害では最多」
「また、この台風は中心より西側から北側にかけて強い風が吹き込み、北陸地方、山陰地方、九州北部にわたって最大瞬間風速上位の多くを占めている点でも特徴的である(中心より西側や北側は、俗に可航半円などと呼ばれ、進行方向の東側から南側に比べ風速は弱いのが一般的である)。」
この年、新潟県中越地震も発生し、財団法人日本漢字能力検定協会が発表する「今年の漢字」に「災」が選ばれた。
さいですか・・・。
などと、とぼけたことを言っている場合ではない!。
今、接近しつつある26号の進路の北側には、浮沈子が寄宿する木造2階建ての築ン十年の由緒正しいアパートメントが建っているのだ。
直撃を免れたからといっても、可航半円にあるといっても、安心は出来ないのだ。
(台風による災害)
http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_4
「吹き返しの風に注意
台風が通過した後にそれまでと大きく異なる風向から吹く強い風のことです。右のイラスト(略)のように、台風の眼の通過前に南よりの強い風が吹いていたところでは、台風の眼の接近とともに猛烈な南風となり、台風の眼が過ぎ去ったあとに今度は反対の北よりの風が強く吹き返すことがあります。」
意外とバカに出来ない。
場所によっては、吹き返しのほうが強い場合も多い。
そういえば、福一も、台風接近に晒されることになる。
シルトフェンスとか、大丈夫なんだろうか。当然、港の防波堤なんか、軽々と越える台風のうねりを伴った大波が打ち寄せるに違いない。
内憂外患だな。
泣きっ面に蜂。
馬の耳に念仏(違うだろ?)。
明日の正午頃に、福一に最接近する。
勢力が衰えたとはいえ、まだ、温帯低気圧になっていない状態で、至近距離を掠めるわけだな。
脆弱な急ごしらえのタンクや、すぐに溢れてしまうトレンチ。
地下水の流入に悩むところに持ってきて、土砂降りの雨が降る・・・。
(汚染水タンク堰内の水、排出基準示す 東電、台風接近で)
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY201310150375.html?ref=com_top6_2nd
「15日午後に開かれた規制委の汚染水対策の作業部会で明らかにした。基準値は、セシウム134が1リットルあたり20ベクレル、セシウム137が同30ベクレル、ストロンチウム90が同10ベクレル。これらを含む水を毎日2リットル飲んだ場合、1年間の被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを下回ることから基準とした。堰内にたまった水は一時貯蔵タンクに移して放射性物質を計測し、基準値を下回ることを確認してから排水する。」
「だが規制委側は「トリチウム(三重水素)などの値は考慮しないのか」と指摘。排出する水に3種類以外の放射性物質が含まれていた場合、年間1ミリシーベルトを超える可能性があるとして、再検討を求めた。」
「9月15日には台風18号の影響で堰から水があふれた。10月2日には堰内の水を回収中に堰外に汚染水が漏れる問題も起き、一部は海に流出した。」
まあ、何もしないで、溢れるに任せるのが一番手間がなくていい。
朝まで議論して、時間切れで何もしないというのが、放射性汚染水の垂れ流しによる、最終処理水の減少にも繋がるし。
環境基本法の施行はまだだから、直罰もなく、やりたい放題である。
外は、雨脚が強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、昼過ぎから降り出した雨が続いている。
当然、低気圧なので、浮沈子は気が滅入り、欝状態である。
体調も良くない。
不穏で、落ち着かない。
夕べは1020ミリバール(ヘクトパスカル)以上あった東京の気圧は、午後8時で1007ミリバールに下がっている。
雨は、強く、時に弱く、しかし、止むことなく降り続いている。
パトレイバー ― 2013年10月15日 22:42
パトレイバー
(機動警察パトレイバー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC
「劇場版第1作(『機動警察パトレイバー the Movie』1989年(平成元年)7月15日公開)」
(機動警察パトレイバー the Movie)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_the_Movie
「映画公開当時の1980年代後半は、まだパソコンの普及度が低い時代だったが、その頃から早くも「コンピュータウイルス」に着目し、映画の重要な要素として取り上げた点が高く評価されている。この種の題材を取り上げた先例としては米映画『ウォー・ゲーム』などがあるが、特定の高性能なOSが市場を独占し、社会システム全体を支配することへの警鐘や、「トロイの木馬」型ウイルスや当時のコンピュータでは未熟であったGUI的なI/Fなどの先見性も見られる。」
「そしてすべての謎が解明された時、大規模な暴走の引き金となる強風=台風の接近と、その台風により大音量の低周波音を発する東京湾上の浮遊建造物「方舟」を解体するため、第2小隊は「方舟」に向けて緊急出動する。」
まあ、とりあえずのネタ出しである。
そう、今、この瞬間も接近しつつある台風26号は、風速40m。
その風速40mの強風を受けた浮体構造の方舟、その鳴動をトリガーとして、東京一帯の空洞構造物が共鳴し、関東一円のレイバーのオペレーティングシステムに仕込まれたウイルスが起動、暴走するレイバーにより、原発炉心部やジオフロント作業区の崩壊が起こる可能性が発覚する。
8千台のレイバーを解体するか、方舟をぶち壊すか。
ハラハラ、ドキドキの、絶体絶命状況の中、クールな隊長と個性溢れるキャラクターたちが、出たとこ勝負で大活躍するという、荒唐無稽、波乱万丈、支離滅裂な近未来アニメであった。
壮大な構想と、緻密に編まれた筋書きに、リアルとナンセンスを組み合わせたストーリー、シリアスなシーンと、軽妙なギャグは、浮沈子を虜にした。
その、東京湾には、方舟ならぬ海ほたるが建ち、風速40mの台風を待ち受けている。
レイバー隊などという、ガンダムの出来損ないのような特車部隊はなく、21世紀になった今も、普通の自動車が走っている。
東京に高層ビルは林立したが、昔の風景は、今も残っている。
未来は、常に過去との対峙を求められ、融合し、反発しながら、徐々に置き換わっていくが、時として、未来自身が過去を内包していたりする。
80年代という、未来を未来として憧れることができた時期に、それでも、様々な矛盾が露呈し、純真な憧れだけではそれを構築できないと思い知らされつつあった時代に、パトレイバーは作られた。
(1980年代)
http://ja.wikipedia.org/wiki/1980%E5%B9%B4%E4%BB%A3
浮沈子にとっては、心がちくちくと痛む、生々しい時代だ。
それは、83タルガを生んだ時代でもある。
まあ、どうでもいいんですが。
外は、益々雨が激しさを増し、時折の風が音を立て始めた。
嵐がやってくるのだ。
海風でも、嵐とはこれ如何に・・・(吹くからに 秋の草木(くさき)の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ)。
パトレイバーよ、永遠たれ!。
(機動警察パトレイバー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC
「劇場版第1作(『機動警察パトレイバー the Movie』1989年(平成元年)7月15日公開)」
(機動警察パトレイバー the Movie)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_the_Movie
「映画公開当時の1980年代後半は、まだパソコンの普及度が低い時代だったが、その頃から早くも「コンピュータウイルス」に着目し、映画の重要な要素として取り上げた点が高く評価されている。この種の題材を取り上げた先例としては米映画『ウォー・ゲーム』などがあるが、特定の高性能なOSが市場を独占し、社会システム全体を支配することへの警鐘や、「トロイの木馬」型ウイルスや当時のコンピュータでは未熟であったGUI的なI/Fなどの先見性も見られる。」
「そしてすべての謎が解明された時、大規模な暴走の引き金となる強風=台風の接近と、その台風により大音量の低周波音を発する東京湾上の浮遊建造物「方舟」を解体するため、第2小隊は「方舟」に向けて緊急出動する。」
まあ、とりあえずのネタ出しである。
そう、今、この瞬間も接近しつつある台風26号は、風速40m。
その風速40mの強風を受けた浮体構造の方舟、その鳴動をトリガーとして、東京一帯の空洞構造物が共鳴し、関東一円のレイバーのオペレーティングシステムに仕込まれたウイルスが起動、暴走するレイバーにより、原発炉心部やジオフロント作業区の崩壊が起こる可能性が発覚する。
8千台のレイバーを解体するか、方舟をぶち壊すか。
ハラハラ、ドキドキの、絶体絶命状況の中、クールな隊長と個性溢れるキャラクターたちが、出たとこ勝負で大活躍するという、荒唐無稽、波乱万丈、支離滅裂な近未来アニメであった。
壮大な構想と、緻密に編まれた筋書きに、リアルとナンセンスを組み合わせたストーリー、シリアスなシーンと、軽妙なギャグは、浮沈子を虜にした。
その、東京湾には、方舟ならぬ海ほたるが建ち、風速40mの台風を待ち受けている。
レイバー隊などという、ガンダムの出来損ないのような特車部隊はなく、21世紀になった今も、普通の自動車が走っている。
東京に高層ビルは林立したが、昔の風景は、今も残っている。
未来は、常に過去との対峙を求められ、融合し、反発しながら、徐々に置き換わっていくが、時として、未来自身が過去を内包していたりする。
80年代という、未来を未来として憧れることができた時期に、それでも、様々な矛盾が露呈し、純真な憧れだけではそれを構築できないと思い知らされつつあった時代に、パトレイバーは作られた。
(1980年代)
http://ja.wikipedia.org/wiki/1980%E5%B9%B4%E4%BB%A3
浮沈子にとっては、心がちくちくと痛む、生々しい時代だ。
それは、83タルガを生んだ時代でもある。
まあ、どうでもいいんですが。
外は、益々雨が激しさを増し、時折の風が音を立て始めた。
嵐がやってくるのだ。
海風でも、嵐とはこれ如何に・・・(吹くからに 秋の草木(くさき)の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ)。
パトレイバーよ、永遠たれ!。
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