堕落した人生 ― 2013年10月30日 16:43
堕落した人生
「生前に堕落した人生を送ったまま死んだ者の魂が死後の世界への立ち入りを拒否され、悪魔からもらった石炭を火種にし、萎びて転がっていたカブをくりぬき、それを入れたランタンを片手に持って彷徨っている姿だとされている」のだとされる。
「堕落した人生」を送る浮沈子のことかと、一瞬、ドキッとする。
(ジャックランタン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3
英国版ジェイソンみたいなやつだ。
ジェイソン、知らない?。
(ジェイソン・ボーヒーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%BA
「アイスホッケーのマスクを殺害すると同時に奪い取り、以降このマスクを常に被ったままになる。」とある。
ああ、なるほど。
これは、ハロウィンのメタファなのだと気付く。
もともと、ハロウィンは、ケルト人の収穫祭から始まっている。
(ハロウィン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
「ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたが、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。」
英国版、盆と大晦日が同時に来たような、ってか?。
「これに因み、31日の夜、カボチャ(本来はカブ。スコットランドではカブの一種の「スウィード(swede)」を用いる。)をくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と唱える。」
もともとは、カボチャではなく、カブだったのか・・・。
「家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちは貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよい。」
ガキを甘やかすと、ろくなことはないと、浮沈子は忠告しておく。
まあいい。
「「ハロウィン」の語源は、カトリック教会で11月1日に祝われる「諸聖人の日」(古くは「万聖節」とも)の前晩にあたることから、諸聖人の日の英語での旧称"All Hallows"のeve(前夜)、"Hallows eve"が訛って、"Halloween"と呼ばれるようになったとされている。」
「諸聖人の日は、7世紀頃までは5月13日に祝われていたが、ケルト人が自然崇拝からケルト系キリスト教を経てカトリックへと改宗する過程でケルトの収穫祭に合わせてカトリック教会が諸聖人の日を11月1日に設定したとされている」
つまりは、ケルトがキリスト教を受け入れるに当って、「万聖節」を、自分達のしきたりに都合がいいように変えてしまったということだ。
キリスト教の影響を受けたわけじゃあない。
逆に、キリスト教が影響を受けたわけだな。
「カトリック教会では諸聖人の祝日は祭日としているが、10月31日のハロウィンは祭日ではなく典礼暦(教会暦)にも入っておらず、教会の宗教行事・公式行事として行われることはない。」
「カトリック教会を含めキリスト教の多くの教派・教会では、信徒が民間行事として楽しむことを容認しているが、プロテスタントでは多様な見解があり、いくつかの福音派は否定的である。」
お堅いことだ。
「現代では主にアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、そしてオーストラリアの一部に広まっている。これらの国ではハロウィンが盛大に祝われるが、アイルランド以外はプロテスタント信者が多いせいもあって、その翌日にあたる諸聖人の日には、通常これといった行事は催されない。」
「宗教改革以降、プロテスタント諸国ではカトリック教会の祝日である諸聖人の日が徐々に廃れたため、ハロウィンのみが残された格好になっている。」
「なお、アメリカの一部キリスト教系学校では、ハロウィンがキリスト教由来の行事ではないことから、「ハロウィンを行わないように」という通達が出されることがある」
これが、本当の、「おカブを奪われた」ということなのだろう!(なんちゃって!)。
「アイルランドでは10月最後の月曜が祝日となっており、ハロウィンを祝う習慣が最も純粋な形で残っている。この祝日に続く週は、学期の半ばであるがすべての学校が休みになり、一般に「ハロウィン休み」と呼ばれる。」
「カトリック信者の多いラテン系諸国(イタリア・スペイン・ポルトガルおよび中南米諸国)では、ハロウィンはあまり普及していない。これらの国においては、諸聖人の日が重要視されており、祝日に制定している国もある。」
「東方教会(正教会・東方諸教会)の広まる地域(東欧・中東など)においてもハロウィンはあまり普及していない。ロンドンにあるロシア正教会の司祭はハロウィンを「死のカルト」であると批判している。またロシアにおいてはロシア教育省が宗教行事の一環であることを理由に、公立学校に対してハロウィンの関連行事を行わないよう通達を出している。」
お国によって、様々だな。
基本的には、キリスト教の正規の宗教行事でないという点では、概ね一致しているようだが、一部には、その影響を無視できずに、禁止したりする動きもあるというところか。
ちなみに、11月2日は、死者の日(万霊節)なんだそうである。
(死者の日)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E8%80%85%E3%81%AE%E6%97%A5
「死者の日(ししゃのひ)または万霊節(ばんれいせつ、All Soul’s Day)は、キリスト教で全ての死者の魂のために祈りを捧げる日である。ローマ・カトリック教会では正式には「The Commemoration of All the Faithful Departed」(信仰を持って逝った人全ての記念日)と呼ぶ。」
「カトリック教会では、諸聖人の日(諸聖人の祭日・万聖節)の翌日の11月2日である。死者の日が主日と重なった場合も、死者の日のミサが捧げられる。カトリック教会では、ミサの聖書朗読配分が定められているのだが、死者の日に関しては固定されておらず、死者のためのミサのものから自由に選べる。」
「大陸ヨーロッパの国々ではプロテスタントが主流の国であっても死者の日は廃止されなかった。マルティン・ルターは聖書に根拠のないすべてのキリスト教伝統を廃止しようとしたが、それでもザクセン地方から死者の日の習慣を廃止するには至らなかった。死者の日は単なる教会暦の祝い日という枠を超えて、人々の文化の中に根付いていたのである。フランスでは死者の日になると墓に飾りをほどこし、ドイツでは墓に花を飾るなど地方によって独自の習慣がある。」
北半球の農作業が一段落し、暇を持て余した人々が、浮かれ騒ぐのは、洋の東西を問わず、普遍的なものなのだろう。
浮沈子の近所の商店街も、夏祭りからの一連の行事で、夜な夜なうるさくて敵わない。
とんがり帽子にマントを羽織ったガキドモが、通りを練り歩いている。
教育上、問題があるのではないか?。
橋本市長に、意見を聞いてみたくなる。
大阪でもやってるんだろうな。
(大阪・京橋商店街が「ハロウィンストリート」に-仮装した子ども300人集まる)
http://kyobashi.keizai.biz/headline/1238/
「小学6年生以下を対象とし、「トリック・オア・トリート」と言えば商店街内の参加店舗からお菓子が配られる仕組みの同イベント。昨年の参加者から「今年もやってほしい。子どもが楽しみにしている」という声が多く寄せられたことから、昨年に続き2回目の開催となった。定員は昨年より100人増しの300人にしたが、事前申し込み開始後すぐに定員に達してしまったという。」
国におねだりすれば、補助金がもらえて、もらえなければ嫌がらせをするような、ケシカランオトナを育てるような行事はいかがなものか。
まあ、どうでもいいんですが。
「日本では、2000年頃まではハロウィンは英語の教科書の中もしくはテレビで知られる行事であった。しかしながら、アメリカで行われる娯楽行事の多くがそうであるように、日本でも2013年現在ハロウィンが行われるようになってきた。」とある。
毛唐(差別用語らしい)の行事を、元の意味を消し去った形で、商業的に取り入れて商売のタネにするという我が国独自の文化(?)は、21世紀になっても健全だ。
ジェイソンもビックリだな。
この後には、クリスマス(キリスト教)、除夜の鐘(仏教)、初詣(神道)、正月(儒教)と続いている・・・。
(ケルト人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BA%BA
「ケルトの社会は鋭利な鉄製武器を身に付け、馬に引かれた戦車に乗った戦士階級に支配され、欧州各地に分立した。彼らは南欧の文明社会としきりに交易を行い、その武力によって傭兵として雇われることもあり、ギリシャ・ローマの文献に記録が残されている。紀元前400年頃にはマケドニアの金貨に影響されて、各地でケルト金貨を製造するようになった。また、ケルト人の一部はバルカン半島へ進出し、マケドニア、テッサリアなどを征服。ギリシャ人は彼らをガラティア人と呼んだ。紀元前3世紀に入ると、さらにダーダネルス海峡を経由して小アジアへ侵入し、現在のアンカラ付近を中心に小アジア各地を席巻した。」
ヨーロッパ文明の中で、ユニークな位置を占めるケルト人だが、英国のケルトについては、様々な思惑が絡んでいるようだな。
浮沈子が知るのは、エンヤくらいのものである。
(エンヤ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%A4
「エンヤとはケルト音楽を下敷きに独自の音楽を展開する女性ミュージシャンのことであり、彼女のプロデューサーであるニッキー・ライアン、その妻であるローマ・ライアンとの共同プロジェクト名でもある」
浮沈子が好きなナンバーは、オンリー・タイム(only time)、フォーレン・エンバ(fallen embers)など。
たまに、ゲール語というマイナーな言語で、歌詞を書く。
ケルト人は、ゲルマン人にやっつけられたりして、やがて、歴史の表舞台から消えていく。
今では、ひっそりと、ヨーロッパの西部地域でその痕跡を見ることができるに過ぎない。
消えていく民族と文化・・・。
ハロウィンは、変質こそしたが、貴重なケルト文化の名残である。
そう考えると、ガキの所業も大目に見ようという気にもなる。
しかし、お菓子なんぞは、絶対やらないぞ!。
ジェイソンになったって、俺様が食ってやる!。
「生前に堕落した人生を送ったまま死んだ者の魂が死後の世界への立ち入りを拒否され、悪魔からもらった石炭を火種にし、萎びて転がっていたカブをくりぬき、それを入れたランタンを片手に持って彷徨っている姿だとされている」のだとされる。
「堕落した人生」を送る浮沈子のことかと、一瞬、ドキッとする。
(ジャックランタン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3
英国版ジェイソンみたいなやつだ。
ジェイソン、知らない?。
(ジェイソン・ボーヒーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%BA
「アイスホッケーのマスクを殺害すると同時に奪い取り、以降このマスクを常に被ったままになる。」とある。
ああ、なるほど。
これは、ハロウィンのメタファなのだと気付く。
もともと、ハロウィンは、ケルト人の収穫祭から始まっている。
(ハロウィン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
「ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたが、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。」
英国版、盆と大晦日が同時に来たような、ってか?。
「これに因み、31日の夜、カボチャ(本来はカブ。スコットランドではカブの一種の「スウィード(swede)」を用いる。)をくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と唱える。」
もともとは、カボチャではなく、カブだったのか・・・。
「家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちは貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよい。」
ガキを甘やかすと、ろくなことはないと、浮沈子は忠告しておく。
まあいい。
「「ハロウィン」の語源は、カトリック教会で11月1日に祝われる「諸聖人の日」(古くは「万聖節」とも)の前晩にあたることから、諸聖人の日の英語での旧称"All Hallows"のeve(前夜)、"Hallows eve"が訛って、"Halloween"と呼ばれるようになったとされている。」
「諸聖人の日は、7世紀頃までは5月13日に祝われていたが、ケルト人が自然崇拝からケルト系キリスト教を経てカトリックへと改宗する過程でケルトの収穫祭に合わせてカトリック教会が諸聖人の日を11月1日に設定したとされている」
つまりは、ケルトがキリスト教を受け入れるに当って、「万聖節」を、自分達のしきたりに都合がいいように変えてしまったということだ。
キリスト教の影響を受けたわけじゃあない。
逆に、キリスト教が影響を受けたわけだな。
「カトリック教会では諸聖人の祝日は祭日としているが、10月31日のハロウィンは祭日ではなく典礼暦(教会暦)にも入っておらず、教会の宗教行事・公式行事として行われることはない。」
「カトリック教会を含めキリスト教の多くの教派・教会では、信徒が民間行事として楽しむことを容認しているが、プロテスタントでは多様な見解があり、いくつかの福音派は否定的である。」
お堅いことだ。
「現代では主にアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、そしてオーストラリアの一部に広まっている。これらの国ではハロウィンが盛大に祝われるが、アイルランド以外はプロテスタント信者が多いせいもあって、その翌日にあたる諸聖人の日には、通常これといった行事は催されない。」
「宗教改革以降、プロテスタント諸国ではカトリック教会の祝日である諸聖人の日が徐々に廃れたため、ハロウィンのみが残された格好になっている。」
「なお、アメリカの一部キリスト教系学校では、ハロウィンがキリスト教由来の行事ではないことから、「ハロウィンを行わないように」という通達が出されることがある」
これが、本当の、「おカブを奪われた」ということなのだろう!(なんちゃって!)。
「アイルランドでは10月最後の月曜が祝日となっており、ハロウィンを祝う習慣が最も純粋な形で残っている。この祝日に続く週は、学期の半ばであるがすべての学校が休みになり、一般に「ハロウィン休み」と呼ばれる。」
「カトリック信者の多いラテン系諸国(イタリア・スペイン・ポルトガルおよび中南米諸国)では、ハロウィンはあまり普及していない。これらの国においては、諸聖人の日が重要視されており、祝日に制定している国もある。」
「東方教会(正教会・東方諸教会)の広まる地域(東欧・中東など)においてもハロウィンはあまり普及していない。ロンドンにあるロシア正教会の司祭はハロウィンを「死のカルト」であると批判している。またロシアにおいてはロシア教育省が宗教行事の一環であることを理由に、公立学校に対してハロウィンの関連行事を行わないよう通達を出している。」
お国によって、様々だな。
基本的には、キリスト教の正規の宗教行事でないという点では、概ね一致しているようだが、一部には、その影響を無視できずに、禁止したりする動きもあるというところか。
ちなみに、11月2日は、死者の日(万霊節)なんだそうである。
(死者の日)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E8%80%85%E3%81%AE%E6%97%A5
「死者の日(ししゃのひ)または万霊節(ばんれいせつ、All Soul’s Day)は、キリスト教で全ての死者の魂のために祈りを捧げる日である。ローマ・カトリック教会では正式には「The Commemoration of All the Faithful Departed」(信仰を持って逝った人全ての記念日)と呼ぶ。」
「カトリック教会では、諸聖人の日(諸聖人の祭日・万聖節)の翌日の11月2日である。死者の日が主日と重なった場合も、死者の日のミサが捧げられる。カトリック教会では、ミサの聖書朗読配分が定められているのだが、死者の日に関しては固定されておらず、死者のためのミサのものから自由に選べる。」
「大陸ヨーロッパの国々ではプロテスタントが主流の国であっても死者の日は廃止されなかった。マルティン・ルターは聖書に根拠のないすべてのキリスト教伝統を廃止しようとしたが、それでもザクセン地方から死者の日の習慣を廃止するには至らなかった。死者の日は単なる教会暦の祝い日という枠を超えて、人々の文化の中に根付いていたのである。フランスでは死者の日になると墓に飾りをほどこし、ドイツでは墓に花を飾るなど地方によって独自の習慣がある。」
北半球の農作業が一段落し、暇を持て余した人々が、浮かれ騒ぐのは、洋の東西を問わず、普遍的なものなのだろう。
浮沈子の近所の商店街も、夏祭りからの一連の行事で、夜な夜なうるさくて敵わない。
とんがり帽子にマントを羽織ったガキドモが、通りを練り歩いている。
教育上、問題があるのではないか?。
橋本市長に、意見を聞いてみたくなる。
大阪でもやってるんだろうな。
(大阪・京橋商店街が「ハロウィンストリート」に-仮装した子ども300人集まる)
http://kyobashi.keizai.biz/headline/1238/
「小学6年生以下を対象とし、「トリック・オア・トリート」と言えば商店街内の参加店舗からお菓子が配られる仕組みの同イベント。昨年の参加者から「今年もやってほしい。子どもが楽しみにしている」という声が多く寄せられたことから、昨年に続き2回目の開催となった。定員は昨年より100人増しの300人にしたが、事前申し込み開始後すぐに定員に達してしまったという。」
国におねだりすれば、補助金がもらえて、もらえなければ嫌がらせをするような、ケシカランオトナを育てるような行事はいかがなものか。
まあ、どうでもいいんですが。
「日本では、2000年頃まではハロウィンは英語の教科書の中もしくはテレビで知られる行事であった。しかしながら、アメリカで行われる娯楽行事の多くがそうであるように、日本でも2013年現在ハロウィンが行われるようになってきた。」とある。
毛唐(差別用語らしい)の行事を、元の意味を消し去った形で、商業的に取り入れて商売のタネにするという我が国独自の文化(?)は、21世紀になっても健全だ。
ジェイソンもビックリだな。
この後には、クリスマス(キリスト教)、除夜の鐘(仏教)、初詣(神道)、正月(儒教)と続いている・・・。
(ケルト人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BA%BA
「ケルトの社会は鋭利な鉄製武器を身に付け、馬に引かれた戦車に乗った戦士階級に支配され、欧州各地に分立した。彼らは南欧の文明社会としきりに交易を行い、その武力によって傭兵として雇われることもあり、ギリシャ・ローマの文献に記録が残されている。紀元前400年頃にはマケドニアの金貨に影響されて、各地でケルト金貨を製造するようになった。また、ケルト人の一部はバルカン半島へ進出し、マケドニア、テッサリアなどを征服。ギリシャ人は彼らをガラティア人と呼んだ。紀元前3世紀に入ると、さらにダーダネルス海峡を経由して小アジアへ侵入し、現在のアンカラ付近を中心に小アジア各地を席巻した。」
ヨーロッパ文明の中で、ユニークな位置を占めるケルト人だが、英国のケルトについては、様々な思惑が絡んでいるようだな。
浮沈子が知るのは、エンヤくらいのものである。
(エンヤ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%A4
「エンヤとはケルト音楽を下敷きに独自の音楽を展開する女性ミュージシャンのことであり、彼女のプロデューサーであるニッキー・ライアン、その妻であるローマ・ライアンとの共同プロジェクト名でもある」
浮沈子が好きなナンバーは、オンリー・タイム(only time)、フォーレン・エンバ(fallen embers)など。
たまに、ゲール語というマイナーな言語で、歌詞を書く。
ケルト人は、ゲルマン人にやっつけられたりして、やがて、歴史の表舞台から消えていく。
今では、ひっそりと、ヨーロッパの西部地域でその痕跡を見ることができるに過ぎない。
消えていく民族と文化・・・。
ハロウィンは、変質こそしたが、貴重なケルト文化の名残である。
そう考えると、ガキの所業も大目に見ようという気にもなる。
しかし、お菓子なんぞは、絶対やらないぞ!。
ジェイソンになったって、俺様が食ってやる!。
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