🐼変異種:デルタプラスは偏平足の夢を見るか:いつかは起こるワクチン逃避変異の恐怖 ― 2021年06月24日 17:28
変異種:デルタプラスは偏平足の夢を見るか:いつかは起こるワクチン逃避変異の恐怖
(デルタ株より強いデルタ・プラス、日本・米国・中国など9カ国で発見)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e12849b92312c96d3b4e6ea9ec7e1aae431d707
話題としては、いささか陳腐になってきた感のあるデルタ変異種。
インド産と言われて、カチンときたのかは知らないが、発見されたのが欧州というデルタプラスの話題が沸騰している。
「デルタ(B.1.617)変異株から一段階さらに変異を経た「デルタ・プラス(AY.1)」の感染事例が自国の各地で報告されている」
「デルタ・プラスは3月欧州で初めて発見され、起源調査が進行中だった。インドのエコノミック・タイムズによると、ある保健当局者は「新しい変異株がインドに新型コロナの3次大流行をもたらす恐れもある」と懸念を示した。」
感染力増大、症状悪化、何よりワクチンを回避する能力の獲得が懸念されている。
この能力は、ワクチン回避だけではなくモノクローナル抗体治療(トランプさんが受けたやつ)の効果を減殺し、再感染を招く懸念もある。
「問題は、この変異株が人体の中和抗体を無力化させたり、回避させたりしてワクチンを無力化する可能性が懸念されるという点だ。」
「専門家はデルタプラスが従来のデルタ株の特性にベータ株(南アフリカ共和国型・B.1.351)とガンマ株(ブラジル型・P.1)に現れた「K417N」突然変異形質が追加されたものと説明する。」
全部入りみたいな感じだなあ・・・。
まあいい。
BBCは、必ずしもそうなるとは限らないという報道も流している。
(デルタプラス:科学者は、Covid-19バリアントのリスクを伝えるには早すぎると言います)
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-57564560
「懸念の異形を裏付けるデータはまだありません」
「それが本当に懸念の変種であるかどうかを検討するためには、生物学的および臨床的情報が必要です。」
「この状態と変異に病気の数百人の患者を研究し、彼らが先祖の変異よりも大きな病気のリスクが高いかどうかを調べる必要がある」
「これが元のデルタよりも危険であると信じる理由はあまりありません」
慎重だな・・・。
浮沈子のように、ヤバそうとなったらベトナム産だろうが何だろうが、何でも飛びつくようではダメなわけだ。
しかし、この変異種を注意深く観察することの重要性を否定する意見はない。
「デルタプラスは、パンデミックの初期に以前に感染した人々、またはワクチン免疫が弱いか不完全な人々の間で感染し、広がるのにわずかな利点があるかもしれません」
「現時点では、デルタプラスが公衆衛生上の懸念やパニックを引き起こしていることを示す指標はありません。まだ心配事は見られません。注意深く追跡し、すべての公衆衛生対策を強化しています」
「デルタの変種の場合のように、後で扁平足に見えるよりも、今はむしろ過剰反応したい」
偏平足(flat-footed)には、「油断して」「不意を衝かれて」などの意味があるようだ。
インド政府は、デルタ=インドの構図から、早く脱却したいのではないか(未確認)。
デルタプラスは、欧州産だからな。
昨年流行した優勢種も欧州産だったから、今後はややっこしい話になるだろう。
しかし、デルタプラスがインドで爆発的な感染を引き起こせば、出自はどうあれインド産のレッテルを張られるのは目に見えている(そうなのかあ?)。
インドにとっては、悪夢の再来になるしな。
気の利いた生物は雌雄の別を有し、交尾を経て次世代の生命を産む。
それは、遺伝子の揺らぎを獲得し、決定的な滅亡を避けるための一つの有効な手段だ。
新型コロナウイルスの変異もまた、生き残りを賭けた必要不可欠な手段だ(まあ、そのくらいしかないし)。
必然だな・・・。
変異は、起こるべくして起こり、ウイルスにとって有効な変異は広まるべくして広まる。
現在、巷に出回っているワクチンは、武漢産変異種をベースとして、設計されている(欧州産が考慮されているかどうかは未確認:結果的に英国産アルファには有効だったようです)。
ワクチンが広範に接種され、選択圧が掛かれば、まずはワクチン未接種者に感染がシフトする(イスラエルとか、そのパターンだしな)。
新たな変異種が登場するのに十分な時間がなければ、感染は縮小し、やがて消滅する(流行の終息)。
しかし、ワクチンを回避するのに十分な変異が起こる時間を与えてしまえば、ウイルスは生き残る術を見出すのだ。
本日現在、浮沈子のところにワクチン接種券は届いていない(早く来ないかなあ・・・)。
世間では、職域接種に過剰な申請が殺到し、接種券がない若い世代が高齢者を追い越して接種を進めている。
ワクチンの供給が追い付かなくなり、急遽、アストラゼネカ製ワクチンの公的使用に踏み込む(現在調整中)。
変異種をこれ以上産み出さないためにも、早急なワクチン接種の展開が必要となる。
ファイザーでも、モデルナでも、アストラゼネカでも、J&J(現在審査中)でも、変異種を抑えるワクチンがいいワクチンだ。
早く広範に接種できれば、まあ、とりあえずは何でもいい(そんなテキトーなことでいいのかあ?)。
変異対ワクチン接種のスピード競争になっている。
デルタプラスが、ワクチン回避能力を獲得していなかったとしても、デルタプラスプラスは獲得するかもしれない。
変異種に対抗するワクチン開発の状況は不明だ。
モデルナは、変異種対策の追加接種用ワクチンを開発すると言ってたが、どうなったんだろうな。
まあ、どうでもいいんですが。
現状では、ワクチン接種者より、非接種者の方が多いわけだから、感染力を増大させる方が生き残りには有利だからな。
今後、ワクチン接種者が増えれば、ウイルスは新たな能力を獲得する方向に変化するに違いない。
変異種が、ワクチン回避能力を獲得するというのは悪夢だ。
夢を見るのは偏平足くらいにしといてもらいたいもんだな・・・。
(デルタ株より強いデルタ・プラス、日本・米国・中国など9カ国で発見)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e12849b92312c96d3b4e6ea9ec7e1aae431d707
話題としては、いささか陳腐になってきた感のあるデルタ変異種。
インド産と言われて、カチンときたのかは知らないが、発見されたのが欧州というデルタプラスの話題が沸騰している。
「デルタ(B.1.617)変異株から一段階さらに変異を経た「デルタ・プラス(AY.1)」の感染事例が自国の各地で報告されている」
「デルタ・プラスは3月欧州で初めて発見され、起源調査が進行中だった。インドのエコノミック・タイムズによると、ある保健当局者は「新しい変異株がインドに新型コロナの3次大流行をもたらす恐れもある」と懸念を示した。」
感染力増大、症状悪化、何よりワクチンを回避する能力の獲得が懸念されている。
この能力は、ワクチン回避だけではなくモノクローナル抗体治療(トランプさんが受けたやつ)の効果を減殺し、再感染を招く懸念もある。
「問題は、この変異株が人体の中和抗体を無力化させたり、回避させたりしてワクチンを無力化する可能性が懸念されるという点だ。」
「専門家はデルタプラスが従来のデルタ株の特性にベータ株(南アフリカ共和国型・B.1.351)とガンマ株(ブラジル型・P.1)に現れた「K417N」突然変異形質が追加されたものと説明する。」
全部入りみたいな感じだなあ・・・。
まあいい。
BBCは、必ずしもそうなるとは限らないという報道も流している。
(デルタプラス:科学者は、Covid-19バリアントのリスクを伝えるには早すぎると言います)
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-57564560
「懸念の異形を裏付けるデータはまだありません」
「それが本当に懸念の変種であるかどうかを検討するためには、生物学的および臨床的情報が必要です。」
「この状態と変異に病気の数百人の患者を研究し、彼らが先祖の変異よりも大きな病気のリスクが高いかどうかを調べる必要がある」
「これが元のデルタよりも危険であると信じる理由はあまりありません」
慎重だな・・・。
浮沈子のように、ヤバそうとなったらベトナム産だろうが何だろうが、何でも飛びつくようではダメなわけだ。
しかし、この変異種を注意深く観察することの重要性を否定する意見はない。
「デルタプラスは、パンデミックの初期に以前に感染した人々、またはワクチン免疫が弱いか不完全な人々の間で感染し、広がるのにわずかな利点があるかもしれません」
「現時点では、デルタプラスが公衆衛生上の懸念やパニックを引き起こしていることを示す指標はありません。まだ心配事は見られません。注意深く追跡し、すべての公衆衛生対策を強化しています」
「デルタの変種の場合のように、後で扁平足に見えるよりも、今はむしろ過剰反応したい」
偏平足(flat-footed)には、「油断して」「不意を衝かれて」などの意味があるようだ。
インド政府は、デルタ=インドの構図から、早く脱却したいのではないか(未確認)。
デルタプラスは、欧州産だからな。
昨年流行した優勢種も欧州産だったから、今後はややっこしい話になるだろう。
しかし、デルタプラスがインドで爆発的な感染を引き起こせば、出自はどうあれインド産のレッテルを張られるのは目に見えている(そうなのかあ?)。
インドにとっては、悪夢の再来になるしな。
気の利いた生物は雌雄の別を有し、交尾を経て次世代の生命を産む。
それは、遺伝子の揺らぎを獲得し、決定的な滅亡を避けるための一つの有効な手段だ。
新型コロナウイルスの変異もまた、生き残りを賭けた必要不可欠な手段だ(まあ、そのくらいしかないし)。
必然だな・・・。
変異は、起こるべくして起こり、ウイルスにとって有効な変異は広まるべくして広まる。
現在、巷に出回っているワクチンは、武漢産変異種をベースとして、設計されている(欧州産が考慮されているかどうかは未確認:結果的に英国産アルファには有効だったようです)。
ワクチンが広範に接種され、選択圧が掛かれば、まずはワクチン未接種者に感染がシフトする(イスラエルとか、そのパターンだしな)。
新たな変異種が登場するのに十分な時間がなければ、感染は縮小し、やがて消滅する(流行の終息)。
しかし、ワクチンを回避するのに十分な変異が起こる時間を与えてしまえば、ウイルスは生き残る術を見出すのだ。
本日現在、浮沈子のところにワクチン接種券は届いていない(早く来ないかなあ・・・)。
世間では、職域接種に過剰な申請が殺到し、接種券がない若い世代が高齢者を追い越して接種を進めている。
ワクチンの供給が追い付かなくなり、急遽、アストラゼネカ製ワクチンの公的使用に踏み込む(現在調整中)。
変異種をこれ以上産み出さないためにも、早急なワクチン接種の展開が必要となる。
ファイザーでも、モデルナでも、アストラゼネカでも、J&J(現在審査中)でも、変異種を抑えるワクチンがいいワクチンだ。
早く広範に接種できれば、まあ、とりあえずは何でもいい(そんなテキトーなことでいいのかあ?)。
変異対ワクチン接種のスピード競争になっている。
デルタプラスが、ワクチン回避能力を獲得していなかったとしても、デルタプラスプラスは獲得するかもしれない。
変異種に対抗するワクチン開発の状況は不明だ。
モデルナは、変異種対策の追加接種用ワクチンを開発すると言ってたが、どうなったんだろうな。
まあ、どうでもいいんですが。
現状では、ワクチン接種者より、非接種者の方が多いわけだから、感染力を増大させる方が生き残りには有利だからな。
今後、ワクチン接種者が増えれば、ウイルスは新たな能力を獲得する方向に変化するに違いない。
変異種が、ワクチン回避能力を獲得するというのは悪夢だ。
夢を見るのは偏平足くらいにしといてもらいたいもんだな・・・。
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