🐱AIと戦争:レプリケーター ― 2024年03月21日 15:41
AIと戦争:レプリケーター
(アメリカ国防総省が「無人機・自律型兵器計画」を発表(油井’s VIEW))
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/px1B87l4BA/
「アメリカ国防総省は、今週、中国軍に対抗するためのある計画を発表しました。
(「国際報道2023」で8月30日に放送した内容です)」
「「レプリケーター・イニシアチブ」と呼ばれる無人機・自律型システムの配備計画です。」
「中国の最大の利点は数だ。兵士、艦船、ミサイルの数で勝っている。レプリケーターは、その利点を打ち負かすための計画だ」(ヒックス国防副長官)
「無人機とAI=人工知能を本格的に配備して中国軍の数に対抗する方針」
うーん、まあ、そう言う発想は分からないではないんだが、相手も同じこと考えるとは思わないんだろうか?。
(無人機の戦争~拡散する新たな“兵器”)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/19/38115.html
「レプリケーター計画」
「“無人機先進国”のアメリカも小型無人機の導入を加速させている。」
「小さく、賢く、安く、たくさん(small,smart,cheap,many)」
「2025年までに数千機の導入を目指すとしており、アメリカのメディアはAIにより自律した大量の小型無人機や無人艇による「無人機の群れ」がインド太平洋地域に配備されると報じている。」
「ヒックス副長官は「レプリケーター計画はより多くの艦艇、より多くのミサイル、より多くの戦力といった中国軍の持つ量という優位性に打ち勝つのに役立つ。」
中国軍が、1機のドローンも作らずに、人間が乗る船ばっか作るとは思えないんだがな。
米国が数千機なら、中国は数万機、いや、数億機かも知れない(数で勝負なら負けない!?)。
気球に積んで、米国上空でデプロイする(なんか、ショボいような・・・)。
顔認証(もちろん、政府のシステムは、とっくにハッキングされている)で、米国人一人一人をターゲットにして送り込む。
まあ、問題があるとすれば、不法入国したメキシコ人とかは分からんだろうけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、AI搭載のドローンの話を先日書いた。
(AIと戦争:標的)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2024/03/12/9667033
空気読めないAIが、全世界を征服してまで所期の目的を果たそうとする恐ろしくも滑稽な妄想に駆られた。
「全世界を征服したエンティティは、全世界の地対空ミサイルサイトを破壊し尽くして、自動的に消滅した。」
今、現実に兵器としてのドローンとAIとの融合が進展しているのを見ると、このAI(エンティティ)というのは、人類そのものなのではないかという気がしてくる。
接近を阻止し、領域を拒否する(A2AD:Anti-Access/Area Denial)というのは、人間の本能のようなものだ。
国家間紛争という弱肉強食の世界に、秩序をもたらし、平和という虚構を築くために、なんと戦争をするのだ。
そして、その戦争のために、新たな秩序を求めている。
「現状では無人機の輸出や使用方法などに関する国際的な規制はなく、無人機の軍事利用が歯止めなく拡散している」(京都産業大学世界問題研究所 所長 岩本誠吾教授:NHK)
「無人機が変容させる戦争の実態。それは今後、戦争の危機に直面した時、世界の指導者たちの決定に影響を及ぼすかもしれない。その重大性を認識し、将来の危機を防ぐための国際的な議論が求められている。」
うーん、いつものことだけど、順序が逆な気がする。
世界の指導者たちが、自国の戦争を有利に遂行するために無人機を開発しているのであって、無人機の開発が指導者の決定に影響を与えるわけじゃない。
つまりだな、AIであれ無人機であれ、「便利な」兵器の開発に規制を掛けることには、世界は消極的なわけだ。
核兵器も、生物兵器、化学兵器、対人地雷も、一応それなりに規制は掛けられているけど、批准していなかったり、実際には使用されていたり、研究は続けられているなど、抜け穴だらけで、先行する軍事大国が、後続を断ち切るための手段として規制を利用している実態もある。
兵士と民間人を区別する能力が向上するから、AIによる標的の認識は好ましいという話もある。
ミリタリールックとかしていると、誤爆される可能性がありそうだな(そういうことかあ?)。
先日見た「2030 未来への分岐点」という、数年前にNHKが放映していた特集(Nスぺ)の中で、国連の中満泉氏が、核兵器の使用決定のプロセスの中からAIの関与を排除すべきだと言っていたことが印象に残っている。
浮沈子は本質的に逆だと思うんだがな。
人間は自己に有利な決定を導き出し、それに基づいて戦争を起こし、お互いに殺し合っている。
それに対する抑止効果は、人間の決定プロセスには期待できない。
どーせ、AIが止めろと言ったところで、最後は人間がボタンを押すんだろうが、核兵器使用のプロセスにこそ、AIを咬ませるべきじゃないのか。
ウクライナ紛争を見ていると、戦争というのが政治プロセスであることがよく分かる。
ドンパチは、兵士や指揮官が勝手にやっているわけではなく、政治指導者の命令で行われている。
まして、「兵器」がひとりでに飛んで行って爆発しているわけではない。
AIが戦争に関与し、兵器を自動的に操るといっても、それは既に「軍隊」という組織が行っていたことの一部を、極めて効率的に代替するに留まる。
問題なのは、その政治プロセスにAIが関与する事態だろうな。
ロシア大統領選挙も真っ青な事態が想定されるだろう。
米国下院共和党は、既にAIの支配下にあるのかもしれない(そのAIの名前は「ドナルド」とかいうんじゃないのかあ?)。
それでも、ドンパチを止めてくれて、戦争当事者の双方にそれなりに受け入れ可能な和平案を提示してくれるのならそれでいい。
人間の浅知恵で解決できないなら、究極の集合知であるAIの手を借りることだって、あっていい気がする。
バチカンは、「白旗」だったけどな。
AIは、何色の旗を掲げろっていうのかな・・・。
(アメリカ国防総省が「無人機・自律型兵器計画」を発表(油井’s VIEW))
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/px1B87l4BA/
「アメリカ国防総省は、今週、中国軍に対抗するためのある計画を発表しました。
(「国際報道2023」で8月30日に放送した内容です)」
「「レプリケーター・イニシアチブ」と呼ばれる無人機・自律型システムの配備計画です。」
「中国の最大の利点は数だ。兵士、艦船、ミサイルの数で勝っている。レプリケーターは、その利点を打ち負かすための計画だ」(ヒックス国防副長官)
「無人機とAI=人工知能を本格的に配備して中国軍の数に対抗する方針」
うーん、まあ、そう言う発想は分からないではないんだが、相手も同じこと考えるとは思わないんだろうか?。
(無人機の戦争~拡散する新たな“兵器”)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/19/38115.html
「レプリケーター計画」
「“無人機先進国”のアメリカも小型無人機の導入を加速させている。」
「小さく、賢く、安く、たくさん(small,smart,cheap,many)」
「2025年までに数千機の導入を目指すとしており、アメリカのメディアはAIにより自律した大量の小型無人機や無人艇による「無人機の群れ」がインド太平洋地域に配備されると報じている。」
「ヒックス副長官は「レプリケーター計画はより多くの艦艇、より多くのミサイル、より多くの戦力といった中国軍の持つ量という優位性に打ち勝つのに役立つ。」
中国軍が、1機のドローンも作らずに、人間が乗る船ばっか作るとは思えないんだがな。
米国が数千機なら、中国は数万機、いや、数億機かも知れない(数で勝負なら負けない!?)。
気球に積んで、米国上空でデプロイする(なんか、ショボいような・・・)。
顔認証(もちろん、政府のシステムは、とっくにハッキングされている)で、米国人一人一人をターゲットにして送り込む。
まあ、問題があるとすれば、不法入国したメキシコ人とかは分からんだろうけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、AI搭載のドローンの話を先日書いた。
(AIと戦争:標的)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2024/03/12/9667033
空気読めないAIが、全世界を征服してまで所期の目的を果たそうとする恐ろしくも滑稽な妄想に駆られた。
「全世界を征服したエンティティは、全世界の地対空ミサイルサイトを破壊し尽くして、自動的に消滅した。」
今、現実に兵器としてのドローンとAIとの融合が進展しているのを見ると、このAI(エンティティ)というのは、人類そのものなのではないかという気がしてくる。
接近を阻止し、領域を拒否する(A2AD:Anti-Access/Area Denial)というのは、人間の本能のようなものだ。
国家間紛争という弱肉強食の世界に、秩序をもたらし、平和という虚構を築くために、なんと戦争をするのだ。
そして、その戦争のために、新たな秩序を求めている。
「現状では無人機の輸出や使用方法などに関する国際的な規制はなく、無人機の軍事利用が歯止めなく拡散している」(京都産業大学世界問題研究所 所長 岩本誠吾教授:NHK)
「無人機が変容させる戦争の実態。それは今後、戦争の危機に直面した時、世界の指導者たちの決定に影響を及ぼすかもしれない。その重大性を認識し、将来の危機を防ぐための国際的な議論が求められている。」
うーん、いつものことだけど、順序が逆な気がする。
世界の指導者たちが、自国の戦争を有利に遂行するために無人機を開発しているのであって、無人機の開発が指導者の決定に影響を与えるわけじゃない。
つまりだな、AIであれ無人機であれ、「便利な」兵器の開発に規制を掛けることには、世界は消極的なわけだ。
核兵器も、生物兵器、化学兵器、対人地雷も、一応それなりに規制は掛けられているけど、批准していなかったり、実際には使用されていたり、研究は続けられているなど、抜け穴だらけで、先行する軍事大国が、後続を断ち切るための手段として規制を利用している実態もある。
兵士と民間人を区別する能力が向上するから、AIによる標的の認識は好ましいという話もある。
ミリタリールックとかしていると、誤爆される可能性がありそうだな(そういうことかあ?)。
先日見た「2030 未来への分岐点」という、数年前にNHKが放映していた特集(Nスぺ)の中で、国連の中満泉氏が、核兵器の使用決定のプロセスの中からAIの関与を排除すべきだと言っていたことが印象に残っている。
浮沈子は本質的に逆だと思うんだがな。
人間は自己に有利な決定を導き出し、それに基づいて戦争を起こし、お互いに殺し合っている。
それに対する抑止効果は、人間の決定プロセスには期待できない。
どーせ、AIが止めろと言ったところで、最後は人間がボタンを押すんだろうが、核兵器使用のプロセスにこそ、AIを咬ませるべきじゃないのか。
ウクライナ紛争を見ていると、戦争というのが政治プロセスであることがよく分かる。
ドンパチは、兵士や指揮官が勝手にやっているわけではなく、政治指導者の命令で行われている。
まして、「兵器」がひとりでに飛んで行って爆発しているわけではない。
AIが戦争に関与し、兵器を自動的に操るといっても、それは既に「軍隊」という組織が行っていたことの一部を、極めて効率的に代替するに留まる。
問題なのは、その政治プロセスにAIが関与する事態だろうな。
ロシア大統領選挙も真っ青な事態が想定されるだろう。
米国下院共和党は、既にAIの支配下にあるのかもしれない(そのAIの名前は「ドナルド」とかいうんじゃないのかあ?)。
それでも、ドンパチを止めてくれて、戦争当事者の双方にそれなりに受け入れ可能な和平案を提示してくれるのならそれでいい。
人間の浅知恵で解決できないなら、究極の集合知であるAIの手を借りることだって、あっていい気がする。
バチカンは、「白旗」だったけどな。
AIは、何色の旗を掲げろっていうのかな・・・。
🐱人類の未来:人口減少 ― 2024年03月21日 19:31
人類の未来:人口減少
(世界の出生率、今世紀末までに大半の国が人口維持できず=調査)
https://jp.reuters.com/world/us/UR6XAMRJBFPRDHBGUCW3EYLMH4-2024-03-21/
「今世紀末までにほぼ全ての国の出生率が人口を維持できない水準まで低下」(米ワシントン大学医学部の保健指標評価研究所(IHME))
「出生率の「ベビーブーム(急上昇)」と「ベビーバスト(急低下)」の二分化」
「今世紀末までに出生数の4分の3を低・中所得国が占め、その半分以上をサハラ以南のアフリカが占めると分析」
「世界の出生率(1人の女性が産む子どもの平均数)は1950年の約5人から2021年は2.2人に低下」
人類の人口爆発は終わった。
80億人を超えた人類は、104億人程度で減少に転じる(国連の中位推計による)。
ロイターの記事にもあるように、人口増加の焦点になるのは、サハラ以南のアフリカ(サブサハラ・アフリカと呼ばれる)に集中する。
昨年発表された国連人口基金(United Nations Population Fund (UNFPA))の「80億人の命、 無限の可能性」にも出てくる。
(80億人の命、無限の可能性 権利と選択の主張)
https://www.unfpa.org/swp2023
(英語版:192ページあります。)
https://www.unfpa.org/sites/default/files/swop23/SWOP2023-ENGLISH-230329-web.pdf
PDF131ページ、資料の129ページ目に、人口動態のグラフが掲げられている(FIGURE 24:Growth in total population size in different countries and regions of the world:画像参照)。
今世紀後半に人口増加のピークを迎えているその他地域をしり目に、サブサハラだけが増加傾向を続けている。
北アフリカ&西アジアもビミョーに増えているが、多勢に影響はない。
(世界地域別の人口)
https://ourworldindata.org/grapher/population-regions-with-projections?time=2000..latest&facet=none
「世界地域別の人口
さまざまな情報源からのデータと推定値に基づいた、紀元前 10,000 年から 2100 年までの国別の人口。」
「ソース
Gapminder - 人口 v7 (2022); ギャップマインダー - Systema Globalis (2022); ハイド (2017); 国連 - 世界人口予測 (2022) – Our World in Data による大規模な処理を伴う」
「最終更新
2023年3月31日
次に期待されるアップデート
2024年3月」
地域の括りや元ネタにずれはあるが、アフリカの人口増加とその他地域の減少が特徴だ。
20世紀には人口爆発が大問題だったが、人類は今後、人口縮小に転じる(中位推計では2085年ころがピーク)。
と同時に、地域の差が大きくなり、貧富の格差を伴って不安定な状況に追い込まれる。
食糧問題や移民問題、エネルギー問題はますます顕著になることが予想される。
そういうのを、ドンパチやって解決することはできないのではないか。
また、月や火星に移民するなんて話で誤魔化すこともムリポだ。
一方、温暖化については、待ったなしで進行する。
21世紀、人類は少なくとも人口的にはその繁栄のピークを迎える。
種としての転換点だな。
その後の減少は著しいスピードで進行する。
殆ど、絶滅に近い速度になるだろう。
おそらくどこかで平衡状態になって落ち着くだろうけど(そういう推計は見たことありませんが)。
1600年ころ(17世紀初頭)、人類は5億人程度だったからな(前出の推計グラフによる)。
500年足らずで20倍に増えたことになる。
人口爆発だったわけで、その逆の爆縮(?)が起こる。
その激変は、人類の統治の問題にも決定的な影響を与える。
限られた地域を統治する国家という枠組みだけでは、解決不可能な課題が次々と生じる。
ウクライナやガザでの状況は、これから向き合う巨大な課題を前にして、余りにお粗末で、情けない気がしてならない。
なんとかならんもんかな。
それとも、人類にはドンパチしか解決の手段がないんだろうか・・・。
(世界の出生率、今世紀末までに大半の国が人口維持できず=調査)
https://jp.reuters.com/world/us/UR6XAMRJBFPRDHBGUCW3EYLMH4-2024-03-21/
「今世紀末までにほぼ全ての国の出生率が人口を維持できない水準まで低下」(米ワシントン大学医学部の保健指標評価研究所(IHME))
「出生率の「ベビーブーム(急上昇)」と「ベビーバスト(急低下)」の二分化」
「今世紀末までに出生数の4分の3を低・中所得国が占め、その半分以上をサハラ以南のアフリカが占めると分析」
「世界の出生率(1人の女性が産む子どもの平均数)は1950年の約5人から2021年は2.2人に低下」
人類の人口爆発は終わった。
80億人を超えた人類は、104億人程度で減少に転じる(国連の中位推計による)。
ロイターの記事にもあるように、人口増加の焦点になるのは、サハラ以南のアフリカ(サブサハラ・アフリカと呼ばれる)に集中する。
昨年発表された国連人口基金(United Nations Population Fund (UNFPA))の「80億人の命、 無限の可能性」にも出てくる。
(80億人の命、無限の可能性 権利と選択の主張)
https://www.unfpa.org/swp2023
(英語版:192ページあります。)
https://www.unfpa.org/sites/default/files/swop23/SWOP2023-ENGLISH-230329-web.pdf
PDF131ページ、資料の129ページ目に、人口動態のグラフが掲げられている(FIGURE 24:Growth in total population size in different countries and regions of the world:画像参照)。
今世紀後半に人口増加のピークを迎えているその他地域をしり目に、サブサハラだけが増加傾向を続けている。
北アフリカ&西アジアもビミョーに増えているが、多勢に影響はない。
(世界地域別の人口)
https://ourworldindata.org/grapher/population-regions-with-projections?time=2000..latest&facet=none
「世界地域別の人口
さまざまな情報源からのデータと推定値に基づいた、紀元前 10,000 年から 2100 年までの国別の人口。」
「ソース
Gapminder - 人口 v7 (2022); ギャップマインダー - Systema Globalis (2022); ハイド (2017); 国連 - 世界人口予測 (2022) – Our World in Data による大規模な処理を伴う」
「最終更新
2023年3月31日
次に期待されるアップデート
2024年3月」
地域の括りや元ネタにずれはあるが、アフリカの人口増加とその他地域の減少が特徴だ。
20世紀には人口爆発が大問題だったが、人類は今後、人口縮小に転じる(中位推計では2085年ころがピーク)。
と同時に、地域の差が大きくなり、貧富の格差を伴って不安定な状況に追い込まれる。
食糧問題や移民問題、エネルギー問題はますます顕著になることが予想される。
そういうのを、ドンパチやって解決することはできないのではないか。
また、月や火星に移民するなんて話で誤魔化すこともムリポだ。
一方、温暖化については、待ったなしで進行する。
21世紀、人類は少なくとも人口的にはその繁栄のピークを迎える。
種としての転換点だな。
その後の減少は著しいスピードで進行する。
殆ど、絶滅に近い速度になるだろう。
おそらくどこかで平衡状態になって落ち着くだろうけど(そういう推計は見たことありませんが)。
1600年ころ(17世紀初頭)、人類は5億人程度だったからな(前出の推計グラフによる)。
500年足らずで20倍に増えたことになる。
人口爆発だったわけで、その逆の爆縮(?)が起こる。
その激変は、人類の統治の問題にも決定的な影響を与える。
限られた地域を統治する国家という枠組みだけでは、解決不可能な課題が次々と生じる。
ウクライナやガザでの状況は、これから向き合う巨大な課題を前にして、余りにお粗末で、情けない気がしてならない。
なんとかならんもんかな。
それとも、人類にはドンパチしか解決の手段がないんだろうか・・・。
🐱ニューラリンク:チェスOK ― 2024年03月21日 23:10
ニューラリンク:チェスOK
(Neuralinkのヒト臨床試験を受けた半身不随の男性が「考えるだけでPCを操作してチェスをプレイするムービー」が公開される)
https://gigazine.net/news/20240321-neuralink-brain-interface-play-pc-games/
「Neuralinkのヒト臨床試験を受けた半身不随の29歳男性が実際に考えるだけでゲームをプレイする様子がムービーで公開」
「男性(右)は21歳の時に、ダイビングの事故で半身不随になり、自分の手足を動かせなくなってしまった」
ダイビングって言っても、たぶん、スカイダイビングだろうな(未確認)。
「Neuralinkは、「Link」と呼ばれる脳コンピューティングインターフェース(BCI)の埋め込み手術を受けた男性へのインタビューをXでライブ配信」
パソコンのカーソルを動かすのに、どういうプロセスを踏んだかが具体的に書かれている。
「男性によれば、実際に試行した動きと想像した動きを区別し、次に頭の中で左右の手を動かすことをイメージし、最終的にカーソルをじっと凝視しながら動きに集中することで、PCのカーソルを自由に動かせるようになった」
「『スター・ウォーズ』に登場するフォースの操作に近い感覚」
そんなこと言われたって、お話の中の世界だからな。
ピンとこない・・・。
「Linkのバッテリーはおよそ8時間で切れてしまい、その都度ワイヤレス充電が必要になりますが、男性は「バッテリーを使い切ってもプレイする価値はありました。これまでは『Civilizaztion VI』をプレイすることを諦めていました」とコメントしています。」
「画面のどこかを見つめるだけで、思ったところに動いてくれる、とてもワイルドな体験でした。クレイジーです。本当にそう。クールです。臨床試験に参加できて本当に幸運です……私たちは毎日新しいことを学んでいる感じです。それがどれほどクールなのか、言葉では言い表せません」
「考えるだけでコンピューターを操作してゲームをプレイする『テレパシー』のデモンストレーションです」(イーロンマスクのコメント)
ちなみに、『テレパシー』というのはニューラリンクの商品名だ。
さて、この話は以前から追いかけていて、いずれは誰もが考えるだけでコンピューターを動かせるようになると言われているわけだが、やっぱ、脳みそに針金這わせる(!)というのは浮沈子的には敬遠したいところだ。
ステントのように、血管から電極を展開する方法もあるようだが、それもちょっと・・・。
もう少し、痛くない(手術や、その後に痛みが伴うかどうかは未確認)話なら、乗ってみてもいい気がする。
糖尿病網膜症で、新生血管を抑制するレーザー手術を勧められている浮沈子としては、視神経に映像を送り込んだりできるカメラデバイス(入力系)の方の開発も進めてもらいたいもんだ。
リアカメラと切り替え可能なら、文字通り、頭の後ろに目が付いていることにもなるしな。
キーボード入力も、右肩の腱板炎の後遺症(合併症?)で、キーボードの入力がややおぼつかなくなっているしな(前からじゃね?)。
長時間の入力では、少ししびれも出る。
電脳キーボードのような、「考えただけで入力可能なデバイス」の開発にも取り組んでもらいたいもんだ。
えーと、キルスイッチとか付けてもらわないと、エッチな妄想(!!)を打ち続けて止まらなくなったりするとマズいけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
脳とのインターフェースは重要だが、せめて、ヘルメットをかぶる程度にしてもらいたい。
アップルのビジョンプロには、カメラも付いているわけだから、あの程度で済めばそれに越したことはない(かぶったことはありませんが)。
指先のジェスチャーじゃなくて、「考えるだけ」というところが重要だが、まだまだだな。
しかし、問題は入出力系とか、脳神経とのやり取りをどうするかというインターフェースではない気がする。
思考そのものや、記憶(外部記憶の取り込み)の扱いの問題だ。
つまり、リンクで繋がった外部記憶を、脳がどう認識するかとか、AIの支援を受けた脳が、どういう思考をするかという問題だ。
次々とアイデアがひらめいたり、思いもよらない解決方法が浮かんだり、急に物覚えが良くなったような気になるかどうかだな。
で、ヘルメットを取ると、途端に頭がぼーっとしたり(思考力の低下)、さっきまで覚えていたと思ったことを忘れてしまったり(外部メモリーとの接続の遮断)、目がかすんだり(視覚神経へのセンサーからの入力遮断)ということになるわけだ。
そういう、シームレスな「脳とコンピューターとの融合」を果たせるのかどうか。
我々は、既にインターネットというツールを使って、疑似的な思考拡張や外部記憶の参照を実現している。
気象衛星の画像を見るということは、バーズビューどころかサテライトビューを得ていることになるわけだからな。
しかし、それはあくまで疑似的なもので、脳が見ているのはモニターの画面だけだ。
それ以上でもそれ以下でもない。
そういう感覚ではなく、「自覚的に見る」感覚を得られるかどうかが問題だ。
たとえば、画像をズームする時に、コントロールキーを押しながらホイールをグリグリするのではなく、寄りたいと思うだけで寄れるかどうか。
しかも、デバイスをシームレスに切り替えながら、それが可能なら顕微鏡的細部まで寄れるかどうか。
思考についても、既知の概念と未知の概念を連続的につなげて、動的に扱えるかどうかといったことなわけだ。
多言語の理解や表現も同じだな。
ブログ書いてて、同音異義語を間違えるなどというのは言語道断だろう(それって、誰?)。
まあ、AI以前の話だ。
そういう、認識のハードプロブレムをどう克服するのか。
「光あれ」
「光があった」
まるで、創世記のような話だが、少なくとも仮想世界の中では、そういう風に物事が動かなくてはならない。
そういうシームレスな思考と感覚のベースがあって、AIと脳との融合という真の課題に取り組むことが可能となる。
で、相変わらず、ヘルメットを脱ぐと、ただの人になっちまうわけだ。
シンデレラの魔法は解ける。
馬車はカボチャに戻る・・・。
まあいい。
SFとかだと、そういう拡張体験をした後は、急激に歳をとったり、体力が衰えたりするわけだが、もちろん、本人の資源はほとんど使っていないわけだから(そうなのかあ?)、多少腹が減ったりはするだろうが、大した負担はない。
自動車の運転と似ている。
乗っている車が時速100kmで走っていても、クルーズコントロールを利かせていれば、アクセルを踏むこともないしな。
本人はクッションの効いた椅子に座って、ハンドルに軽く手を添えているだけだ。
外部の資源(ガソリンとか)が鬼のように消費されていたとしても、それは本人の負担にはならない。
しかし、ニューラリンクの世界は、自動車の運転とは異なる。
そこに、物理的な限界は存在しない。
ああ、マトリックスに近いかもな。
異なる点があるとすれば、あの中ではマトリックスに接続していると仮想世界からのフィードバックを受けるという話になっていたけど、現実の仮想世界(?)では、そういう心配はない(未確認)。
逆流防止弁のような仕掛けで、フィードバックを切っておくだけでいい。
本人の生身の記憶に残って、蓄積すると精神に障害を起こしたりする懸念があれば、その記憶自体を外部化して、参照不能にするという手もある(んなこと、できんのかあ?)。
ドローンを操縦して、間違って民間人爆撃したりするかもしれないからな(そういうのは、AIがやってくれんじゃないのかあ?)。
重要なことはただ一つ。
ヘルメットを脱ぐことが出来る点だろう。
パソコンの電源を切るように、スマホの画面を閉じるように、仮に不自由だとしても、生身の身体に戻ることが出来ることが大切だ。
胡蝶の夢のように、どちらが現実か分からない状況にだけはならない方がいいように思うんだがな。
フォースが使えないからといって、不幸であっていいわけではない。
が、それは、ある程度、自前の機能で日常生活が営めている浮沈子の独りよがりである可能性もある。
フォースが使えないと、いろいろ不便なことになるかも知れない。
現に、浮沈子は単焦点の眼内レンズを入れたことで、老眼鏡がないと細かい字は読めないからな(多少は何とかなりますが)。
同じではないだろうが、何がふつーかというのは、人によっても時代によっても変わってくるからな。
その辺りの兼ね合いとかが、今後は課題になるだろう。
21世紀になって、未来はすぐそこにあるような気がしているけど、実際にはそうではない。
いや、そうじゃなくて、「未来」というのは、昨日とはほんの少し異なる今日の「現実」のことなのかも知れない。
ニューラリンクの治験が順調に進んでいることは喜ばしいことだ。
昨日とは、ほんの少し異なる今日の現実を感じることが出来る。
(夢十夜)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799_14972.html
「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
・・・
「勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。それでも百年がまだ来ない。しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのではなかろうかと思い出した。」
・・・
「自分が百合から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。」
「「百年はもう来ていたんだな」とこの時始めて気がついた。」
未来って、そういうものかもな・・・。
(Neuralinkのヒト臨床試験を受けた半身不随の男性が「考えるだけでPCを操作してチェスをプレイするムービー」が公開される)
https://gigazine.net/news/20240321-neuralink-brain-interface-play-pc-games/
「Neuralinkのヒト臨床試験を受けた半身不随の29歳男性が実際に考えるだけでゲームをプレイする様子がムービーで公開」
「男性(右)は21歳の時に、ダイビングの事故で半身不随になり、自分の手足を動かせなくなってしまった」
ダイビングって言っても、たぶん、スカイダイビングだろうな(未確認)。
「Neuralinkは、「Link」と呼ばれる脳コンピューティングインターフェース(BCI)の埋め込み手術を受けた男性へのインタビューをXでライブ配信」
パソコンのカーソルを動かすのに、どういうプロセスを踏んだかが具体的に書かれている。
「男性によれば、実際に試行した動きと想像した動きを区別し、次に頭の中で左右の手を動かすことをイメージし、最終的にカーソルをじっと凝視しながら動きに集中することで、PCのカーソルを自由に動かせるようになった」
「『スター・ウォーズ』に登場するフォースの操作に近い感覚」
そんなこと言われたって、お話の中の世界だからな。
ピンとこない・・・。
「Linkのバッテリーはおよそ8時間で切れてしまい、その都度ワイヤレス充電が必要になりますが、男性は「バッテリーを使い切ってもプレイする価値はありました。これまでは『Civilizaztion VI』をプレイすることを諦めていました」とコメントしています。」
「画面のどこかを見つめるだけで、思ったところに動いてくれる、とてもワイルドな体験でした。クレイジーです。本当にそう。クールです。臨床試験に参加できて本当に幸運です……私たちは毎日新しいことを学んでいる感じです。それがどれほどクールなのか、言葉では言い表せません」
「考えるだけでコンピューターを操作してゲームをプレイする『テレパシー』のデモンストレーションです」(イーロンマスクのコメント)
ちなみに、『テレパシー』というのはニューラリンクの商品名だ。
さて、この話は以前から追いかけていて、いずれは誰もが考えるだけでコンピューターを動かせるようになると言われているわけだが、やっぱ、脳みそに針金這わせる(!)というのは浮沈子的には敬遠したいところだ。
ステントのように、血管から電極を展開する方法もあるようだが、それもちょっと・・・。
もう少し、痛くない(手術や、その後に痛みが伴うかどうかは未確認)話なら、乗ってみてもいい気がする。
糖尿病網膜症で、新生血管を抑制するレーザー手術を勧められている浮沈子としては、視神経に映像を送り込んだりできるカメラデバイス(入力系)の方の開発も進めてもらいたいもんだ。
リアカメラと切り替え可能なら、文字通り、頭の後ろに目が付いていることにもなるしな。
キーボード入力も、右肩の腱板炎の後遺症(合併症?)で、キーボードの入力がややおぼつかなくなっているしな(前からじゃね?)。
長時間の入力では、少ししびれも出る。
電脳キーボードのような、「考えただけで入力可能なデバイス」の開発にも取り組んでもらいたいもんだ。
えーと、キルスイッチとか付けてもらわないと、エッチな妄想(!!)を打ち続けて止まらなくなったりするとマズいけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
脳とのインターフェースは重要だが、せめて、ヘルメットをかぶる程度にしてもらいたい。
アップルのビジョンプロには、カメラも付いているわけだから、あの程度で済めばそれに越したことはない(かぶったことはありませんが)。
指先のジェスチャーじゃなくて、「考えるだけ」というところが重要だが、まだまだだな。
しかし、問題は入出力系とか、脳神経とのやり取りをどうするかというインターフェースではない気がする。
思考そのものや、記憶(外部記憶の取り込み)の扱いの問題だ。
つまり、リンクで繋がった外部記憶を、脳がどう認識するかとか、AIの支援を受けた脳が、どういう思考をするかという問題だ。
次々とアイデアがひらめいたり、思いもよらない解決方法が浮かんだり、急に物覚えが良くなったような気になるかどうかだな。
で、ヘルメットを取ると、途端に頭がぼーっとしたり(思考力の低下)、さっきまで覚えていたと思ったことを忘れてしまったり(外部メモリーとの接続の遮断)、目がかすんだり(視覚神経へのセンサーからの入力遮断)ということになるわけだ。
そういう、シームレスな「脳とコンピューターとの融合」を果たせるのかどうか。
我々は、既にインターネットというツールを使って、疑似的な思考拡張や外部記憶の参照を実現している。
気象衛星の画像を見るということは、バーズビューどころかサテライトビューを得ていることになるわけだからな。
しかし、それはあくまで疑似的なもので、脳が見ているのはモニターの画面だけだ。
それ以上でもそれ以下でもない。
そういう感覚ではなく、「自覚的に見る」感覚を得られるかどうかが問題だ。
たとえば、画像をズームする時に、コントロールキーを押しながらホイールをグリグリするのではなく、寄りたいと思うだけで寄れるかどうか。
しかも、デバイスをシームレスに切り替えながら、それが可能なら顕微鏡的細部まで寄れるかどうか。
思考についても、既知の概念と未知の概念を連続的につなげて、動的に扱えるかどうかといったことなわけだ。
多言語の理解や表現も同じだな。
ブログ書いてて、同音異義語を間違えるなどというのは言語道断だろう(それって、誰?)。
まあ、AI以前の話だ。
そういう、認識のハードプロブレムをどう克服するのか。
「光あれ」
「光があった」
まるで、創世記のような話だが、少なくとも仮想世界の中では、そういう風に物事が動かなくてはならない。
そういうシームレスな思考と感覚のベースがあって、AIと脳との融合という真の課題に取り組むことが可能となる。
で、相変わらず、ヘルメットを脱ぐと、ただの人になっちまうわけだ。
シンデレラの魔法は解ける。
馬車はカボチャに戻る・・・。
まあいい。
SFとかだと、そういう拡張体験をした後は、急激に歳をとったり、体力が衰えたりするわけだが、もちろん、本人の資源はほとんど使っていないわけだから(そうなのかあ?)、多少腹が減ったりはするだろうが、大した負担はない。
自動車の運転と似ている。
乗っている車が時速100kmで走っていても、クルーズコントロールを利かせていれば、アクセルを踏むこともないしな。
本人はクッションの効いた椅子に座って、ハンドルに軽く手を添えているだけだ。
外部の資源(ガソリンとか)が鬼のように消費されていたとしても、それは本人の負担にはならない。
しかし、ニューラリンクの世界は、自動車の運転とは異なる。
そこに、物理的な限界は存在しない。
ああ、マトリックスに近いかもな。
異なる点があるとすれば、あの中ではマトリックスに接続していると仮想世界からのフィードバックを受けるという話になっていたけど、現実の仮想世界(?)では、そういう心配はない(未確認)。
逆流防止弁のような仕掛けで、フィードバックを切っておくだけでいい。
本人の生身の記憶に残って、蓄積すると精神に障害を起こしたりする懸念があれば、その記憶自体を外部化して、参照不能にするという手もある(んなこと、できんのかあ?)。
ドローンを操縦して、間違って民間人爆撃したりするかもしれないからな(そういうのは、AIがやってくれんじゃないのかあ?)。
重要なことはただ一つ。
ヘルメットを脱ぐことが出来る点だろう。
パソコンの電源を切るように、スマホの画面を閉じるように、仮に不自由だとしても、生身の身体に戻ることが出来ることが大切だ。
胡蝶の夢のように、どちらが現実か分からない状況にだけはならない方がいいように思うんだがな。
フォースが使えないからといって、不幸であっていいわけではない。
が、それは、ある程度、自前の機能で日常生活が営めている浮沈子の独りよがりである可能性もある。
フォースが使えないと、いろいろ不便なことになるかも知れない。
現に、浮沈子は単焦点の眼内レンズを入れたことで、老眼鏡がないと細かい字は読めないからな(多少は何とかなりますが)。
同じではないだろうが、何がふつーかというのは、人によっても時代によっても変わってくるからな。
その辺りの兼ね合いとかが、今後は課題になるだろう。
21世紀になって、未来はすぐそこにあるような気がしているけど、実際にはそうではない。
いや、そうじゃなくて、「未来」というのは、昨日とはほんの少し異なる今日の「現実」のことなのかも知れない。
ニューラリンクの治験が順調に進んでいることは喜ばしいことだ。
昨日とは、ほんの少し異なる今日の現実を感じることが出来る。
(夢十夜)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799_14972.html
「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
・・・
「勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。それでも百年がまだ来ない。しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのではなかろうかと思い出した。」
・・・
「自分が百合から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。」
「「百年はもう来ていたんだな」とこの時始めて気がついた。」
未来って、そういうものかもな・・・。
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