😼欧州大戦争:ポクロフシク方面2024年07月04日 09:04

欧州大戦争:ポクロフシク方面


(侵攻852日目、ロシア軍がシヴェルシク方面とドネツク西郊外方面で前進:2024.06.25)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-852nd-day-of-the-invasion-russian-forces-advance-towards-siversk-and-the-western-outskirts-of-donetsk/

「RBC-Ukraineは今後の見通し=ロシア軍の夏季攻勢について以下のように予測している。」

「ウクライナ軍関係者は今夏4つの戦線(ポクロウシク方面、ハルキウ方面、チャシブ・ヤール方向)に戦力を集中させてくるだろうと予想している」

・ポクロウシク方面
・ハルキウ方面
・チャシブ・ヤール方向

4つって、あと1つはどこ?(トレツク方面かクラホヴェ方向)

「特に戦力が集中しているのはポクロウシク方面で、この夏の攻勢で敵はさらなる成功を収めたいと望んでいる。」

「この方面の敵戦力は7万に達し(これとは別に)他地域に転用しない予備戦力も相当量ある。」

「オチェレティネからT-0504に向って前進してポクロウシクに到達することが目標」

進軍のルートは、必ずしも一つではない。

ブログ管理人が作成している地形図(広域地図)を見ると、少なくとも4つのルートが考えられる(テキトーです)。

➀ノヴォオレクサンドリウカからT-0504を経るルート
➁プロレスから線路沿いを経るルート
➂カルリフカからE50を経るルート
➃クラホヴェから南側を大きく回り込むルート

が、どのルートを取るにしても、そこにはウクライナ軍が勝敗を賭けて築き上げた要塞が幾重にもわたって設けられている(はずなんだがな・・・)。

(ウクライナ降伏不可避:撤退:2月12日の記事)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2024/02/17/9660071

画像には、ネット上の動画に出てきた要塞の配置図を引用している。

ドネツク州のウクライナ側の州都であるクラマトルスクやドンバス地区の兵站の拠点の一つであるポクロフシク周辺は、特に要塞の配置が重点的に行われている。

ポクロフシクは、アウディーイウカから進軍した場合、4重の要塞を突破しなければたどり着くことはできない。

ロシア軍は、カルリフカに取りつこうとしている段階で、ここは最初の要塞(防御線)に当たる。

高台のふもとであり、高所からの攻撃を受ける不利な進軍を余儀なくされる。

➂のルートなわけだが、あんま効果的とは言えないな。

➁は高台に沿って、地形的なネガを被らずに進軍できるけど、そういうところはウクライナ軍も防御を固くしているに違いないから、困難を極めるだろう。

➀のT-0504経由で攻め込むルートは、それ自体が兵站ルートの遮断となることから、ブログ管理人が重要視しているルートだ。

浮沈子的にも、このルートは間接的ながら効果的と見ていて、仮に他のルートを主要ルートとすることがあったとしても、同時並行的に進軍を試みると見ている。

大穴的ルートとしては、➃のクラホヴェ経由というのがあるけど、ポクロフシクを囲む要塞は南側にも配置されていることから、地理的距離も考え合わせると可能性は低い。

しかし、地形的不利は少なく、防衛線全体に対する圧力を高める効果は期待できる。

要するに、4方向全体で攻めることになる。

このほかの戦闘地域としては、市街戦が繰り広げられているクラスノホリフカ方向や、カリノヴェ方向からの正面突破なども考えられる。

陣地戦におけるロシア軍の人的物的犠牲をいとわない攻撃が、ウクライナ軍の防御線をぶち破ることが出来るかどうかが焦点だ。

その一つの参考になるのが、ハルキウ北部の侵入点における攻防だろう。

ウクライナ軍には大した防御線もなかったのに、十分な兵力を投入して見事に進軍を止めている。

要塞は単に物理的な構造物に過ぎない。

ロシア軍は、同じように堅牢な構造物が立ち並ぶ市街地を、空爆や砲撃で廃墟と化して占領してきた(それって、占領なのかあ?)。

幾重にも張り巡らされているとはいえ、要塞も同じだろう。

ウクライナ軍も防空能力を強化しているとはいえ、空爆を完全に封じ込めることはできない。

また、供給される弾薬や補充される兵力の点においても優勢とは言えない状況が続いている。

この夏の間に、ポクロフシクが占領されるかどうかは分からない。

アウディーイウカが陥落して、第一防衛線にたどり着くまで5か月かかっている。

春先の泥濘期があったとはいえ、歩兵中心の前進では、それ程の影響はないだろうから、進軍の速度は明らかに落ちている。

高台への攻撃であること、要塞が築かれていること、ポクロフシクが兵站の要衝であることなどを考慮すれば、より攻め込むことが困難と予想される。

年内にたどり着くことが出来るかどうかも不明だ。

逆に、ウクライナ軍としては、なるべく長期間引き延ばして防御を続けるのに有利な戦いを行うことが可能だ。

軍事的状況とは別のところで、大きな動きがあるかもしれない。

民主的な手続きを重視する西側の統治体制から、米国大統領選挙(11月5日投票)の帰趨に注目が集まる。

ロシア軍としては、アウディーイウカのように、ロシア大統領選挙までに陥落させなければならないという期限はない。

棚からぼた餅が落ちてくるのを、口を開けて待っているだけでいい(そうなのかあ?)。

戦場の状況だけでは、この戦争の帰趨は見えてこない。

しかし、その戦場で勝てないウクライナは、大きな岐路に立たされている。

負けない(=勝てない)戦いを、いつまで続けられるのか。

或いは、負けない状況を持続できるのか。

戦線の一部では、ロシア軍の後退も見られる(ハルキウ方面やクレミンナ方面)。

外部調達の兵器はともかく、ウクライナ軍の致命的問題である兵力の不足は根本的に解決されているわけではない。

先日、大幅な進軍を許したとされるニューヨーク方向(トレツクの南)での進軍は、オケレタイン(オケレティネ)侵攻の規模を上回るとされる。

(侵攻861日目、ロシア軍が3km以上前進してニューヨーク市内に侵入)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-861st-day-of-the-invasion-russian-forces-advance-more-than-3km-into-new-york-city/

「ロシア軍はウクライナ軍の防衛ラインを突破してニューヨーク方向に3km以上も前進した」「線路沿いにニューヨーク市内を北上してユリウカ集落の大半を支配している」「この戦術的成功はオチェレティネ方向への突破を上回る規模と言える。」

やれやれ・・・。

限られた戦力を選択的に投入せざるを得ない中で、戦略上の優先順位が低い地域でロシア軍の侵攻を食い止められないのは想定の範囲内だが、嬉しい話ではない。

ウクライナには領土というリソースがあるけれど、それは貴重で限りがある資源だ。

そして、おそらく、一度失えば長期にわたって回復不可能となるだろう。

ウクライナは、戦力の回復を図り、再度、反転攻勢に出ると言われているが、その具体的なシナリオは見えない。

誰がどう見ても、時間を味方につけているのはロシアだろう。

この状況を打開するのは、F-16を含む米国等が供与する兵器で無制限にロシアを攻撃することを許容すること、西側の軍隊をウクライナに送り込むことなどだが、どれも現実的ではない。

いや、西側がロシアと本格的にドンパチ始めるということなら、極めて現実的かもしれない。

しかし、米国でも欧州でも、政治の嵐が吹き荒れている現在、そのような意思を明確にすることは困難だろう。

ロシアは、その隙を突いているとも言える。

ウクライナ戦線が手詰まりに陥る中、ロシアは今日も着々と欧州大戦争の準備を進めている(そうなのかあ?)。

ポクロフシクもクラマトルスクも、チャシブヤールもハルキウも、コップの中の嵐だ。

😼欧州大戦争:西と東2024年07月05日 06:34

欧州大戦争:西と東
欧州大戦争:西と東


(ウクライナ軍、ドネツク州要衝の一部地区から撤退 ロシア軍侵入)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/L47PX5JPOFNVHEKHIAWZTDRFEU-2024-07-04/

「ロシア国防省によると、同国軍はチャソフヤールの東側を流れる運河の西に位置する地区を掌握した。」

ええっ、それって運河の「東」の間違いじゃないのかあ?。

「敵が侵入しており、運河地区を保持することは現実的ではなくなった。軍人が生命と健康を脅かされており、守備陣地が破壊されたためだ」(ウクライナ軍報道官)

運河地区(カナル地区)は、シヴェルスキー・ドネツ・ドンバス運河の東側の市街だ。

(ウクライナ軍がチャシブ・ヤール東地区からの撤退を発表、カナル地区を失う)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-announce-withdrawal-from-eastern-chasib-yar-lose-kanal-area/

「DEEP STATEとRYBARは3日「ロシア軍がカナル地区を占領した」と報告していたが、ホルティツィア作戦軍も「カナル地区を失った」と公式に認め、ウクライナメディアも一斉に「チャシブ・ヤールのカナル地区からウクライナ軍が撤退した」と報じている。」

添付されている地図を見ても、運河の西側にロシア軍の進出は認められていない。

浮沈子は、当然、ロイターの誤報(つーか、いずれそうなるという予報?)だとおもったんだが、ISW(戦争研究所)の地図には、運河西側の南部(航空万能論の地図では「ノヴィ地区」)が交戦範囲として描かれている(画像参照)。

うーん、まあ、それはそれとして、やっぱロイターの誤報だろうな(未確認)。

チャシブヤールの運河から西にロシア軍が進出し、掌握したというのはどう考えても気が早い。

まあ、どうでもいいんですが。

欧州大戦争から見たら、針の先でつついたほどの話だしな。

が、戦争の神様は細部に宿る。

「ウクライナ軍は相対的に安全な地域に撤退したが、そこでも敵が積極的な戦闘行為を続けている」(ウ軍報道官:ロイター)

「ロシア軍がチャソフヤールを完全に掌握した場合、クラマトルスクやスラビャンスクに向けて西進するための中継点となり得る。」

重要なのは、それら主要都市の占領ではない。

そこから西には、ろくな防御線がないのだ(そうなのかあ?)。

そりゃあ、ヤバくなってくれば急遽作ることはあるかもしれないけどな。

アウディーイウカをはじめ、今年になってから2014年以来破られてこなかった要塞が次々と突破されている。

そして、その背後に建設されているとされる防衛線の能力は未定だ。

アウディーイウカの西では、ロシア軍がその防衛線に到達している。

そこで防ぎきることが出来るかどうかが問題だ。

ポクロフシクの場合は、兵站の拠点ということもあり、4重の要塞に囲まれている。

ドネツク州のウクライナ側の州都であるクラマトルスクも4重だ。

ロシア軍は、犠牲を顧みずに、これらの都市を攻撃するだろう。

チャシブヤールは、それら主要都市群へ進撃する際の拠点となる。

守るウクライナに攻めるロシアの構図だが、そう単純でもない。

一部では、ウクライナ軍が押し返しているからな(クレミンナ方面)。

しかし、それらはほんの一部に過ぎない(ロシア側も、戦略的優先度が低い反抗は織り込み済みかも知れない)。

全体の傾向として、ロシアが押していることは間違いない。

西側の軍事援助が強化されても、それを使ってロシア軍とドンパチやっているのはウクライナ軍だ。

NATO軍派兵話も現れたり消えたりしているけど、当分の間はウクライナが自前でドンパチせざるを得ず、新しい軍隊とローテーションで入れ替わる度に、km単位の大幅な侵攻を許している(にわか作りの軍隊で、戦力が落ちちゃうから仕方ないけど)。

ドンバス地域の戦況は、こんな感じで続いていくんだろうな。

いつになったらウクライナ軍の反撃が始まるのかは知らない。

もしトラになれば、ウクライナは窮地に陥る(その可能性は高まってきている)。

欧州が独自に支援を拡大しようとしても、こちらも極右の台頭で足並みが揃うかどうかは不透明だ。

ロシアは中国との関係を深め、欧州をまるっと手に入れようと大戦争の準備を進めている(今のところ、浮沈子の妄想ですが)。

ウクライナ紛争の強度は、その戦争準備に影響を及ぼさない程度に制御されている(たぶん)。

極端にロシアが押し込まれない限り、現在の状況が継続する公算は高い。

もしトラのたなぼたを待っているに違いない(そうなのかあ?)。

労せずして、ウクライナが手に入るわけだからな。

無理して戦果を上げる必要もない。

やれやれ・・・。

チャシブヤールの運河の西側がどうなるか。

早ければ、今月中にも何かが変わるかもしれない・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(侵攻862日目、ロシア軍がハルキウ、ホルリウカ、アウディーイウカ方面で前進)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-862nd-day-of-the-invasion-russian-troops-advance-towards-kharkiv-horlivka-and-audiivka/

「ロシア国境沿いのハルキウ州ソトニツキー・コザチョクでは部隊のローテーション後に状況が悪化し、ロシア軍との交戦が続いている」「この敵は侵攻目的の部隊ではなく破壊工作の集団だ」(DEEP STATE:6月末)

「ロシア軍がソトニツキー・コザチョクに進軍した」(DEEP STATE:7月4日)

「DEEP STATEは戦況マップの中でソトニツキー・コザチョクをロシア軍支配地域に指定したが、同集落について「占領」とは述べておらず、これが何を意味しているのかは今のところ不明」

ハルキウの北西方向の国境付近では、以前にも小規模なロシア軍(チェチェンの特殊部隊?)による侵入が行われている(その後撤退したようです)。

今回の侵入が拡大するのか、それとも単なる破壊工作に留まるのかは分からない。

針の先でつついたような話が、やがて大規模な侵入につながる恐れもある。

ハルキウ州で新たな侵入が本格的に行われれば、薄く引き伸ばされているといわれるウクライナ軍が、さらなる困難に見舞われることは明らかだ。

ハルキウ北部や北東部の侵入に効果的に対応できたようなわけにはいかないかも知れない。

また、そうしようとすれば、東部戦線や南部戦線で兵員不足に見舞われる恐れもある。

ロシアの攻撃は、全方位的になってきている。

都市部(州都レベルの大都市)への空爆、ウクライナ空軍施設への空爆、発電所などのインフラ施設への空爆、前線への空爆、戦略的攻撃軸の強化、その他地域での前進などなど・・・。

ハルキウ北部の新たな侵入点が、それらに加えてウクライナに負荷をかけることになる。

ウクライナの暑い夏が続く・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ゼレンスキー大統領はシュミハリ首相にうんざり? 首相解任の可能性)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/us-announces-new-ukraine-aid-package-president-zelensky-may-fire-pm/

「ウクライナ軍と比較的してロシア軍の兵力は本当に多いが、現在の東部と北部では1人のウクライナ人に対して6人のロシア人が死亡している」「以前の比率は1対4だったが、ポクロウシクやハルキウの状況が加わって1対6になった」(ゼレンスキー大統領)

これに対して、ブログ管理人は重要な指摘を行っている。

「両陣営が主張する自軍及び敵軍の人的損失数は信憑性が担保されていないため無意味」

「架空の数字を比較して「敵の人的損害の方が多い」と主張しても意味がなく、重要のは敵の補充能力を上回る損害を与えているかどうか、戦場で成功(領土の奪還及び占領)を収めているかどうか」

実にその通りだと感じる。

「人的損害の比較で勝っているのに「戦争に負けました」では何の慰めにもならない。」

まあ、そこまで言わなくてもいいとは思うけどな(まだ、負けたと決まったわけじゃないし)。

浮沈子的には、この記事の別の記述も気になった。

「敵はカナル地区を完全に制圧した」「ロシア軍は莫大な損失を被りながら建物を完全に破壊して成功を収めた」「敵の成功と損失は不釣り合いに見えるもののチャシブ・ヤールの喪失は現実のものになろうとしている」「チャシブ・ヤールの喪失を長期的な視点で見るとドネツク地域の作戦地図を大幅に書き換える」(国防省情報総局に属する戦闘大隊(Реванш)の指揮官:テレグラムへの投稿)

投稿の内容はどうということはないんだが、問題は次だな・・・。

「これをDEEP STATEが取り上げていたが、指揮官の投稿は現在消されてしまった。」

別記事(7月4日付)で、ディープステートは辛らつな表現をしている。

「ウクライナ軍は6月9日『敵はチャシブ・ヤール市内に存在しない』と、6月27日『全ての敵を市外に追い払った』と述べたが、ロシア軍はカナル地区を占領した。残念ながら過ちは人員と土地で償わなければならず、このまま全て上手くいっているふりを続ければ事態は大惨事になりかねない。見習う価値のある部隊や旅団もあれば誰かの出世の生贄になるような部隊もある。主な戦術のミスは無意味な陣地の奪還、不利な位置での防衛、包囲された状況での防衛だ」

現場指揮官の投稿を削除することはできるが、占領の事実を削除することはできない(ああ、削除したい気持ちは分かるんだがな)。

戦争だから、情報を統制し、味方の士気を落とさないようにすることは重要だ。

しかし、現代の情報社会でそれがどれだけ通用するかは疑問だ。

内政の失敗を外交で糊塗しようとする愚を重ねているウクライナは、NATO首脳会議への働きかけに注力しているようだが、んなもんで誤魔化せるかどうか・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア議員、キューバにミサイル配備の可能性示唆 軍拡に対応)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/H2CXFYX6TBN4JCEFCILFCXA2YQ-2024-07-04/

「現在、ロシアの陸、空、海軍の最新兵器を考慮すれば、キューバ危機はどこでも起こり得る」

この記事を、キューバへのミサイル配置と読んではいけないだろう。

「プーチン大統領は先週、核兵器の搭載が可能な短・中距離の地上配備型ミサイルの製造を再開すると表明。米国が欧州とアジアにこうしたミサイルを持ち込んでいることへの対応とした。」

つまりだな、我が国の北方領土にだって、ロシアが核ミサイルを配備する可能性はあり、その目標はサイパンやグアムなわけだ(グアムはともかく、サイパンもかあ?)。

やれやれ・・・。

もちろん、キューバやベネズエラは配備の対象となる。

我が国は米国の同盟国だから、当然、目標の一つにもなるだろう。

こんなヤバい話が、ニュースになって世界中を飛び交う事態は想定の範囲外だ。

単なる脅しとか、どーせできっこないとか、そういう捉え方もあるだろう。

ロシアは、欧州大戦争で手いっぱいで、米国相手にドンパチやる気はないとかな。

そういう思考的怠慢が、今日のウクライナ情勢を生じさせたことを忘れてはならない。

もしトラで停戦になったとしても、4年後には米国が政権交代してウクライナ側から停戦を破って、再度領土奪還の反転攻勢をかけることになる。

もちろん、ロシア全土を射程内に収める核弾頭付き弾道ミサイルを供与する(そうなのかあ?)。

モスクワ攻撃も容認し、ロシア帝国を壊滅させるまでウクライナに戦わせるに違いない!。

ウクライナはただでは済まないだろうが、元からそんなことに関心はない(そんなあ!)。

ワシントンも攻撃されて、それどころじゃないしな。

中距離弾道ミサイルの前方展開はヤバい!(到達までの時間が短すぎる)。

だからこそ、冷戦終了の象徴として製造を禁じたわけだ。

この話は、パンドラの箱なんてもんじゃない。

お互いの喉元に刃物の切っ先を突きつけあう、必殺の状況だ。

頼むから、誰か大騒ぎしてくれ・・・。

😼変異種:JN.1系統100%2024年07月05日 08:19

変異種:JN.1系統100%
変異種:JN.1系統100%


(ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和6年7月4日12時時点))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu_20240704_01.pdf

ほぼ毎週確認している東京都のゲノム解析。

今週発表のハイライトは、JN.1系統が100パーセントになったことか。

毎日6千人を超える新規感染者(都内)を出している中での席巻である点が注目だな。

米国でも、JN.1の亜種であるKP.3の流行が報告されているようで、今年の夏の流行株は決定的になった。

速報時点で、東京都では8割を超えている(サンプル数が少ないので、傾向的にはいかがなものか)。

しかし、JN.1系統以外が消えたというのは注目だ(他の亜種を凌駕する感染力!)。

全国の陽性率も40パーセントに届き、今月中旬の夏休みの開始にむけて、本格的な加速状態に移っている。

こっちの方も、暑い夏になりそうだな・・・。

😼猛暑日:まだ梅雨時だぜ!?2024年07月07日 08:28

猛暑日:まだ梅雨時だぜ!?
猛暑日:まだ梅雨時だぜ!?


(7日の関東は危険な暑さ 内陸は40℃前後か 関東近郊の避暑地は?)
https://tenki.jp/forecaster/takumi_sato/2024/07/06/29460.html

「7日(日)の関東地方は、各地で強い日差しが照り付けます。気温は午前中から30℃を超える所が多く、最高気温は軒並み35℃以上となる見込みです。」

(水曜日にかけて災害級の猛暑に警戒 今週後半は梅雨空が戻り西日本では大雨か?)
https://tenki.jp/forecaster/y_maki/2024/07/07/29454.html

「10日(水)にかけては災害級の猛暑が続き、特に明日8日(月)は、気温が40℃くらいまで上がる所もあるでしょう。熱中症には厳重な警戒が必要です。」

やれやれ・・・。

暑さで与太ブログを書く気にもなれない。

昨日、Nバンに乗ったんだが、エアコンが効かなくて参った。

やれやれ・・・。

自宅のエアコンは不調のままだし、窓を開けて換気しても熱帯夜だからな(昨日は雨上がりで若干気温が下がったけど、湿度はずーっと100%のまま!)。

今日の東京地方の最高気温は35度の猛暑日が予想されている。

一昨日に続いて、3日目だ(既に、7月4日と5日に観測)。

おかげで、フィットネスはサボらずに済んでいる。

浮沈子にとっては避暑地だからな。

一昨日は、昼飯を外に出て食う気になれなくて、カロリーメイトを買って、中で食べた。

ずーと、避暑地!。

今日も、避暑地に出かける。

筋トレとかは、てきとーに誤魔化して、やってるふりをする(そんなあ!)。

体重は一向に減る気配がない(67kg近辺で停滞)。

マックス71kg台まで増えちまったリバウンドは、そう簡単には解消できない。

70kgを切るまでは、割とスムーズに行ったんだが、そこから先は難行苦行だ。

が、ショートメニュー(筋トレを標準の半分+50kcal)を3セットと水泳1200m(600mを2回に分けて、間に筋トレ)を続ければ、ふつーに食っていても体重を減らせることは分かっている。

ショートメニュー1セットと水泳600mでは減らない(食事を控えめにすれば、体重の増加は防げる)。

2セットと水泳600mが楽ちんでいいんだが、ふつーに食うと体重は増える(!)。

水泳の寄与率は大きいな。

ちんたら泳いでいても、カロリーの消費は高い。

2セットと1200mの組み合わせがちょうどいいのかもしれない。

腰痛をかばいながらの筋トレ3セットは、さすがに辛いものがある。

水泳は、150m毎に休み休み泳げば、それ程つらくはない。

減量のコツは分かっている。

ゆるーい運動をだらだらと続けることだ。

概ね、そういうのはつまらないし、達成感もない。

が、それこそが効果的だ。

最近発見したんだが、達成感があると、ご褒美で爆食しちまうからな(そうなのかあ?)。

達成感ない方が、食事のコントロールはしやすい。

しかし・・・。

つまらん運動して、食事で解消できないと、別の問題が起こる。

そう、ストレスたまる一方だ。

やれやれ・・・。

重要なのは、チートメニューを入れながら、メリハリつけて取り組むことだろう。

当面の目標は、65kgの壁。

身長169cmの浮沈子の標準体重は62.8kgなんだが、その手前に厳然と立ちはだかるのが65kgの壁だ。

次にあるのが63kgの壁。

まだ攻略したことはないけど、60kgの壁というのもある。

まあいい。

先のことを考えると、ストレスがたまるからな。

涼しい室内で、避暑に来た感覚で、ゆるゆると体を動かす。

軽く汗をかく程度で十分だ(往復の自転車で、さんざっぱら汗かくしな)。

今日は七夕。

フランス下院では決選投票が行われ、東京都では都知事選挙だそうだ(期日前投票済み)。

マクロンはしくじったな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(7日 猛烈な暑さが続く 東海や関東は40℃に迫る所も 前線に近い東北は大雨に警戒)
https://tenki.jp/forecaster/a_aoyama/2024/07/07/29463.html

「今日7日も、梅雨の晴れ間となる九州から関東では猛烈な暑さ。東海や関東は40℃近くまで気温が上がる所もあり、危険な暑さに。」

「最高気温は35℃以上の猛暑日になる所が多く、静岡や熊谷、前橋で38℃、名古屋で37℃など、体温を超えるような暑さに。」

「5日は、猛暑日地点が今年最多の162地点でしたが、今日7日はさらに増え、全国のアメダスで200地点を超える予想」

「沖縄や九州から関東の26都県で、熱中症警戒アラートが発表」

べらぼーめ・・・。

梅雨はどこへいっちまったのかな・・・。

😼減量ネタ:体重測定の頻度2024年07月08日 07:56

減量ネタ:体重測定の頻度
減量ネタ:体重測定の頻度


(体重測定は週1回やればOK、毎日の計量はむしろ体重増加につながるおそれも)
https://gigazine.net/news/20240704-how-often-should-you-weigh-yourself/

「体重の変化に意識を持つことで、効果的な減量と体重管理に役立つことから、体重測定を推奨しています。」(減量と健康のためのプログラム「Interval Weight Loss」の創始者であり、シドニー大学で肥満治療に関する研究を行っているニック・フラー博士)

「数カ月にわたって定期的に体重測定をした人は、体重測定をしなかった人より、BMIが1ポイントから3ポイント低かったという結果が先行研究で示されている」

ほぼ、毎日体重計に乗っている浮沈子は、さぞかし効果的にBMIが減っているに違いない・・・。

「毎日にしても追加の減量効果は見られませんでした」(フラー博士)

そんなあ!?。

「毎週でよい」

体重変動には様々な要因がある。

・炭水化物を食べた翌日は、一時的に体内の水分が増える→増加
・食事摂取量が少ない朝より、いろいろ飲み食いした後の夜→増加
・通常の排便で、100gほどの変動→現象
・ジムで汗をかく→現象

そっか、前の日に炭水化物を控えめにして、朝、排便後にフィットネスで汗をかけばいいんだな(そういうことかあ?)。

・中年になる→増加(平均して年に0.5kgから1kg:説得力あるなあ!)

これは不可逆的だしな・・・。

「流行のダイエットを取り入れたとしても、それが持続可能なものとは限らず、むしろ、体重増加につながるおそれがある」

「週1回、できるだけ同じ環境、同じタイミングで計量すること」

確かに、毎日の変動に一喜一憂することはストレスになり、それが原因で爆食するというのは浮沈子的に納得するものがある(それって、今日の爆食の予防線!?)。

じゃあ、1週間分ため込んで計量すればいいかと言われれば、それもストレスになりそうだ(逆に、ストレスを感じないで食っちまいそうな予感も!)。

要するに、体重の短期の変動に一喜一憂せず、減量に必要なメニューを継続してこなしていくことが重要なわけだ。

バランスの取れた控えめな食事、定期的な低強度の運動、ストレスの少ない生活、十分な睡眠と良好なコミュニケーション。

精神的な安定は、浮沈子の経験的に極めて重要な要素だ。

記事の主張は、その意味では妥当な気がする。

細かく計ることは、それでストレスを感じてしまうことがあるから避けるべきということだろう。

短期の変動があることを理解して、ぶれることなく生活習慣の改善を続けることが出来るのなら、計量の間隔自体は問題ではない気がする(体重計に乗るという行為にも、若干のカロリーの消費が認められるからな:そういうことかあ?)。

タイム 体重 変更
7月 8日(月)
05:57 67.8 kg 0.8 kg ↑
7月 7日(日)
21:01 67.0 kg 0.9 kg ↓
05:50 67.9 kg 1.0 kg ↑
7月 6日(土)
20:51 66.9 kg 0.7 kg ↓
05:28 67.6 kg 0.5 kg ↑
7月 5日(金)
18:08 67.1 kg 1.0 kg ↓
06:04 68.1 kg 1.0 kg ↑
7月 4日(木)
19:31 67.1 kg 1.6 kg ↓
05:54 68.7 kg 1.0 kg ↑
7月 3日(水)
17:59 67.7 kg 1.5 kg ↓
07:41 69.2 kg 1.6 kg ↑
7月 2日(火)
14:42 67.6 kg 1.7 kg ↓
06:19 69.3 kg 0.4 kg ↑

月末の血液検査に向けて、遅ればせながら減量に取り組み始めた。

6日間連続でフィットネスに通い、低強度の運動をゆるゆると続けている成果は、確実に出ている(希望的観測)。

浮沈子の場合、短期の目標を設定しておいた方が減量に取り組みやすい傾向があるようだ。

夏に向かって、せっせと体重計に上り下りして減量に励むことにしよう(そういうことかあ?)。

ちなみに、身長169cmの浮沈子の場合、BMI22の標準体重は62.8kg。

最低でも、あと5kg減らさないと夏が迎えられないことになる。

まあ、急激な体重減少は年寄りには危険だから、せめて65kgの壁の下に潜り込むことを目標にして、ゆる~い運動を継続していこう。

今週は、右目2回目の目玉焼き(糖尿病網膜症に対する光凝固術)があるからな。

少なくとも、水曜日はフィットネスをサボることになる(散瞳薬しこたま入れるので、自転車こげない)。

大事を取って、翌日も安静にしていようと思っているからな(サボる口実があれば、何でも大歓迎!)。

さて、来週の体重がどういうことになっているかが不安だな・・・。